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20代男性 特殊詐欺被害
飯田市の20代男性が伊那市内のコンビニエンスストアで購入した電子マネー125万円分を騙し取られる特殊詐欺被害がありました。
伊那警察署の発表によりますと、被害にあったのは飯田市在住の20代男性です。
今年6月、男性の携帯電話に「コンテンツ利用料が未払いだ」というメールが届き記載されている番号に電話をかけたところ「今日払わないと訴える。電子マネーで払ってほしい」とインターネット関連業者を装う男から言われました。
男性は伊那市内のコンビニで電子マネー30万円分を購入しギフト券番号を男に伝えました。
その後も「他にも未払いがある」などと言われた男性はさらに電子マネーを購入し、合計125万円分を騙し取られました。
伊那警察署では、身に覚えのない料金を請求されても相手と連絡をしない、すぐに支払わない、家族や警察に相談するなど被害防止を呼び掛けています。
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セミのぬけがらを探せ!
セミの抜け殻を調べる事で地球温暖化が身近な自然にどのように影響しているかを考える講座が、伊那市の鳩吹公園で10日に開かれました。
市内を中心に9家族24人が参加し、公園内でセミの抜け殻を集めました。
講座は県環境保全研究所が県内6会場で毎年開いています。
この日は全員で30分ほど探して366個が集まったという事です。
このうち比較的涼しい気候を好むヒグラシが230個で一番多く見つかったという事です。
10日の伊那地域の最高気温は4日ぶりに猛暑日となる35.3度でした。長野地方気象台では今後1週間35度前後の暑い日が続くと予想しています。
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戦後の墨塗り掛図 初公開
太平洋戦争中、日本が統治していた国や施設などが描かれている部分を黒く消した墨塗り掛図が伊那市創造館で初公開されています。
墨塗り掛図は戦時中に製作、販売された掛図を戦後も学校教育で使うため不都合な部分に墨を塗ったものです。
日本が統治していた南洋諸島の図には日本の役所が書かれていたということです。
北京と天津の図で消されている部分には天津の日本人居留地が書かれていたといわれています。
中国大陸の図では支那という文字が消され中国に書き換えられています。
また日本と台湾、朝鮮が同じ色で塗られ日本領土として書かれていたことから日本と台湾が塗りつぶされているということです。
墨塗りの教材では児童生徒が自分の教科書に墨を塗り使った墨塗り教科書が知られていて多く残されています。
伊那市創造館の濵慎一さんは墨塗り掛図は学校に一つしかなく数が少ないことから貴重だと話しています。
これら墨塗り掛図は伊那市高遠町の旧河南小学校で使われていたもので、高遠町歴史博物館に保存されていました。
今回創造館で開かれている企画展明治150年記念学校のはじまり・はじめて博覧会で初公開されたもので来年1月31日まで観覧無料で展示されています。
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市議 4テーマで意見交換
伊那市議会は、「市民への情報発信」や「議員定数・議員報酬」など4つのテーマについて話し合う検討会を3日市役所で開きました。
3日は市議会議員全員が出席し、情報発信や市民の声を聴く手段、議員定数、地区推薦の4つのテーマに分かれ意見を出し合いました。
このうち情報発信のテーブルでは、「広報誌やテレビ、ネットなど様々なものを活用しているがあまり知られていない。
世代に応じた情報発信の在り方を研究する必要がある」と言った意見が出されていました。
また、議員定数のテーブルでは、「18人ぐらいがベストだ」「報酬の根拠が不透明」「現役世代の議員数を増やす事が必要だ」などといった意見が出されていました。
この検討会は、議員のなり手不足解消や地方政治の活性化を図ろうと開かれたもので、今回で2回目です。
今月下旬には市民と議会の意見交換会も予定されています。
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15日に盆踊り 実行委が協賛金募る
伊那市の住民有志は今月15日に中心市街地の通り町交差点で
盆おどりを計画していて企業からの協賛金を募っています。
盆おどりを計画しているのは伊那節保存会や歌舞劇団田楽座などでつくる、いなまち盆踊り実行委員会です。
2日伊那市のきたっせで記者会見を開き概要について説明しました。
今回は2回目の開催で去年は生憎の雨となりましたが幅広い世代の
人たちが集まりました。
今年は今月15日午後6時45分に通り町交差点で行われます。
その日はナイトマーケットが行われることから道路は歩行者天国となります。
実行委員会では継続的に運営していくために企業から協賛金を募ることにしています。
一口5000円で協賛企業の社名の入った提灯を盆踊りで飾ることにしています。
また盆踊りに合わせて、商店街の店主らが小林旭と浅丘ルリ子主演の日活映画「大森林に向かって立つ」を上映します。
1961年のいなまち盆踊りでロケが行われ映画では当時のいなまちの様子を見ることができるということです。
上映日は今月14日午後7時30分15日午後1時、午後4時の
3回で場所は伊那市荒井のシマダヤ1階です。
料金は大人1,000円、中高大学生800円で売上はいなまち盆踊りの運営にあてられるということです。
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パラグライディング アジアへ
伊那市西春近在住の呉本圭樹さんは、18日からインドネシアで開催されるパラグライディングのアジア大会に日本代表として出場します。
8日は呉本さんが市役所を訪れ、白鳥孝市長に出場の報告をしました。
呉本さんは西箕輪出身の39歳で、現在は西春近に住んでいます。
中学生の時にパラグライディングを始め、現在はプロのパラグライダーとして国内外の大会に出場し、去年の日本選抜ランキングは1位です。
様々な大会に出場する傍ら、現在は伊那市横山でパラグライディングスクールの開校を目指して活動しています。
呉本さんが出場する第18回アジア競技大会パラグライディング競技は、18日からインドネシアで開かれます。 -
信州総文祭伊那では伝統芸能
高校生の芸術文化の祭典、全国高校総合文化祭・2018信州総文祭が7日開幕し県内各地の会場で、全国の文化部の高校生が熱いパフォーマンスを披露しています。
伊那市の伊那文化会館では、8日から郷土芸能部門が始まりました。
郷土芸能の部には、57校およそ1400人が参加し太鼓や民謡を披露します。
県内からは、辰野高校と阿南高校が出場し、辰野高校の桜陵太鼓部がトップバッターで演奏をしました。
演奏した曲は、桜花爛漫です。
学校の桜が咲き乱れる様子を表現したオリジナル曲です。
部員たちは、「打って楽しく、魅せて楽しませる」を目標に練習に励んできたということです。
郷土芸能の部には、上伊那と下伊那の高校生およそ600人がスタッフとしてかかわっています。
郷土芸能部門では郷土芸能関係者6人が審査員にあたり10日に上位4校が表彰されることになっています。
郷土芸能の部は、10日まで伊那市の伊那文化会館で行われています。
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大萱で戦没者慰霊祭
伊那市西箕輪の大萱高齢者クラブは、日清、日露戦争から第二次世界大戦までに出征して命を落とした人たちの霊を慰める戦没者慰霊祭を、8日に行いました。
大萱公民館に高齢者クラブのメンバー12人が集まり慰霊祭を行いました。
大萱高齢者クラブでは毎年8月の始めに慰霊祭を行っています。
大萱では、日清、日露、第二次世界大戦で33人が命を落としました。
参列者は読経のあと焼香し手を合わせていました。
クラブでは「平和である事に感謝し、尊い命を落とした先輩方にはいつまでもこの地域を見守ってもらいたい」と話して -
ワイン・シードル特区
伊那市は8日付けで、ワイン・シードル特区の認定を内閣府から受けました。
伊那市が受けた構造改革特別区域の名称は「信州伊那ワイン・シードル特区」で、特区の範囲は市内全域です。
認定を受ける事により、ワイン・シードルに限り製造免許取得に必要な年間の最低製造量が6キロから2キロに引き下げられます。
伊那市では、小規模な事業者でも参入しやすくなる事で伊那産のワイン・シードルに多様性が生まれ、ブランド化につながる効果を期待しています。
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ニホンジカ効率的に捕獲へ
伊那市の南信森林管理署は、ニホンジカの効率的な捕獲をするため、上伊那猟友会と宮下建設㈱の3者で「ついで見回り・通報」の基本合意書に8日、調印しました。
「ついで見回り・通報」は、南信森林管理署の請負事業所の宮下建設が、ニホンジカがワナにかかっているのを見つけたら、上伊那猟友会に通報するというものです。
猟友会の負担を少なくし、効率的にシカを捕獲する狙いです。
宮下建設は、伊那市長谷の浦国有林内の船形沢地すべり工事を行っていて、作業場所へ向かう通勤時や休憩時間にワナの見回りを行います。
通報を受けた上伊那猟友会は、ニホンジカを捕獲し処理します。
今後は、作業場所へ向かう道路周辺にワナを設置する計画です。
期間は工事が終了する来年1月29日までとなっていて、南信森林管理署では、この取り組みを拡大していきたいとしています。
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アオギリ2世の前で黙祷
伊那市山寺の高尾公園に植えられた、広島の原爆投下に耐えたアオギリの2世の前で7日、伊那中央ロータリークラブのメンバーが黙祷を捧げました。
この日は、クラブのメンバーおよそ15人が黙祷を捧げました。
アオギリの木は、昭和20年の広島への原爆投下の時に、樹皮の半分が焼けてえぐられたものの、現在も枯れることなく成長し続けています。
高尾公園にあるのは原爆に耐えたそのアオギリの2世にあたる木で、平和を願って全国各地に苗分けされたものです。
唐澤稔会長は「今年は国内で大きな災害があった。平和を願うとともに、被災者のみなさんの冥福を祈りましょう」とメンバーに呼びかけていました。 -
夏休みの小学生 ゼリー作りに挑戦
夏休みの小学生を対象にした、伊那食品工業株式会社の夏休み体験企画が7日に行われました。
地元の子どもたちに体験を通じて様々なことを学んでもらおうと伊那食品が毎年行っているもので、上伊那地域の小学3年生から6年生まで23人が参加しました。
この日は子どもたちが寒天を使って「金魚鉢ゼリー」づくりに挑戦しました。
用意された金魚の形のゼリーを、 溶かした色付きの寒天に沈めて、金魚鉢ゼリーを完成させていました。
伊那食品工業では「体験を通じて、県の名産品でもある寒天を身近に感じてもらいたい」と話していました。 -
2018信州総文祭 開幕
高校の文化系クラブの全国大会、全国高校総合文化祭「2018信州総文祭」の総合開会式が7日、松本市のまつもと市民芸術館で行われ、県内各地で11日まで行われる文化の祭典が開幕しました。
松本市のまつもと市民芸術館では総合開会式が行われました。
開会式では、実行委員長で伊那北高校3年の桐山尚子(なおこ)さんが「私たちにしかできないハーモニーをつくりましょう。この瞬間の想いを伝えましょう。あふれる情熱を作品に、舞台に込めましょう。そして、日々の活動の成果を発揮し、お互いに讃え合い、最高の総文祭にしましょう」と、全国から集まった高校生に呼びかけました。
開会式では大会のイメージソングが披露されたほか、部門ごとのステージ発表も行われました。
「信州総文祭」は7日から11日までの5日間、県内各地で28部門が行われます。 -
七夕の奇祭 さんよりこより
三峰川をはさんだ伊那市美篶と富県桜井の天伯社で月遅れの七夕の奇祭「さんよりこより」が7日行われました。
さんよりこよりでは美篶の下川手、上川手の境にある川手天伯社に七夕飾りを手にした子どもたちが集まりました。
真ん中に川の氾濫を起こす鬼にみたてた大人の周りを「さんよりこより」と唱えながら3周練り歩きます。
合図で子どもたちは七夕飾りで鬼をめった打ちにしていました。
この行事は三峰川の氾濫を治め無病息災を祈る行事です。
その昔高遠の藤沢片倉にあった天伯様が大洪水で流されて桜井に
流れ着いた後、再び流されて対岸の川手に付いたといわれています。
このことから双方に天伯社が祀られました。
7日はご神体が神輿におさめられ川手から桜井の天伯社に運ばれました。
三峰川を天の川にみたて神輿が渡る様子は七夕の織姫と彦星の
1年に1度の逢瀬になぞられています。
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たんぽぽカフェで子ども食堂
伊那市内で3か所の介護施設を運営する㈱ウェルケアは、無料で栄養のある食事を提供する子ども食堂を6日、開きました。
子ども食堂は、2年前に美篶中県にオープンした小規模多機能型居宅介護施設「たんぽぽの家」に併設されたカフェで初めて開かれました。
昼食を食べ施設の利用者と交流し楽しい時間を過ごしてもらうもので、美篶小学校の児童14人が参加しました。
6日は、地元産の野菜を使ったカレーやサラダなどが提供されました。
ウェルケアでは、「同じ地域で暮らす大人やお年寄り、子どもの知り合いが増える機会になれば」と話しています。
カフェは、平日は一般向けに500円でランチを提供しています。
今後、ウェルケアでは毎月第1日曜日に子ども食堂を開くことにしています。
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伊那まつり 猛暑に負けず盛況
第61回伊那まつりが、4日と5日の2日間行われ、市内は熱気に包まれました。
伊那まつり初日の4日は、山寺から西町までのおよそ1.5キロが歩行者天国となり、市民おどりが行われました。
98連およそ6,100人が参加し、ダンシングオンザロードをはじめ、勘太郎月夜唄と伊那節をおどりました。
連日続く暑さを考慮し、18回予定されていたダンシングオンザロードを2回減らし、休憩時間にあてました。
この日の最高気温は、36.7度まで上がり暑い1日となりましたが、熱気あふれる踊りで盛り上がりを見せていました。
5日に開かれた花火大会では、92番組4,500発の花火が伊那の夜空に打ちあがりました。
今年は、音楽花火が過去最多の3番組行われました。
フィナーレでは、バンドグループWANIMAの曲に合わせて花火が打ち上げられました。
今年は、初めて市内全戸を対象に100円の協賛金を募り、128万円が集まりました。 -
原爆投下から73年 平和のいのり
広島に原爆が投下されてから73年目の6日、核兵器廃絶を訴える平和のいのりが伊那市山寺の丸山公園で行われました。
原爆が投下された午前8時15分にサイレンが鳴ると、全員で黙とうを捧げました。
市民レベルで平和運動を行おうと、1987年に「非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会」が発足しました。
その3年後に、この場所に原爆の火を灯した平和の塔が建立され、以来毎年式典を実施しています。
黙とうが終わると、集まった人達は花を手向けて手を合わせていました。
市民の会では、「思想・信条に関わりなく核兵器がこの世からなくなるまでこの運動を続けていきたい」と話していました。
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芳澤さん空手で全国大会へ
伊那市の伊那東小学校1年の芳澤香乃子さんは、8月に東京都で開かれる全日本少年少女空手道選手権大会に県代表として出場します。
7月30日は、芳澤さんらが市役所を訪れ、白鳥孝市長に全国大会出場を報告しました。
芳澤さんは、小学4年の兄の慶士郎君の影響を受け、保育園の時から空手を始めました。
週に2回塩尻市で開かれている教室に通っているということです。
5月に開かれた県大会の形競技1年女子の部で優勝し全国大会出場を決めました。
白鳥市長は、「長野県代表として頑張ってください」とエールを送っていました。
全日本少年少女空手道選手権大会は、4日から東京都で開かれ、芳澤さんが出場する形競技には、86人が出場します。
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4日・5日伊那まつり
4日と5日は第61回伊那まつりが行われます。
まつり本番に向け、市内では準備が進んでいます。
2日市役所では職員有志が浴衣姿で伊那節の練習を行っていました。
浴衣連のメンバー25人は4日の市民おどり大休止の時いなっせ前で伊那節を披露します。
江戸時代から伝わる伊那節の魅力を再認識し、多くの人に見てもらおうと行うもので、去年に続き2回目です。
きのうは、姿勢や視線、指は伸ばすなど踊りでの基本を確認し練習をしていました。
浴衣連は、4日の午後6時40分頃いなっせ前で踊りを披露します。
3日は祭り会場となる中心商店街で準備が行われていました。
伊那ケーブルテレビでは
4日午後4時15分から8時15分まで市民おどりを中心に祭りの様子を生中継します。
5日は午後7時から9時30分まで花火大会の模様をお伝えします。
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長谷中の地域おこし カレーフェス
中学生にできる地域おこしを掲げる伊那市の長谷中学校の生徒は、地域食材を使って作ったカレーなどを提供するフェスティバルを、29日、学校で開きました。
本来は、鹿嶺高原の魅力をPRするため、カレーフェスと銘打って現地での開催を企画していましたが、台風12号の影響で、校舎で開催することにしました。
3年生は、これまでの学習の中で育ててきた内藤とうがらしや、地元長谷の鹿肉を使った2種類のカレーを作りました。
そこに、地元の2団体が作ったものも加え、4種類の味が楽しめる長谷カレーを、500円のカンパをもらって提供しました。
内藤とうがらしのトッピングも用意され、訪れた人がふりかけていました。
中学生の長谷カレーを食べようと、長い行列ができていました。
長谷カレーは好評で、当初用意していた250人分は終了したことから追加分も作り、372人分を提供したということです。
会場では、ほかに信州大学の留学生のカレーやジビエ料理なども提供されました。
会場には多くの人が訪れ、中学生が企画した地域おこしイベントを楽しんでいました。
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青野恭典さん写真展
東京都出身で2年前に亡くなった山岳写真家、青野恭典さんの写真展「四季の山々」が、3日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まります。
会場には、生前、青野さんが日本各地の山で撮影した写真49点が並んでいます。
青野さんは日本山岳写真協会副会長などを務めた写真家で、2年前に78歳で亡くなりました。
長野県には年間を通じて訪れていて、中央アルプスや上高地によく足を運んでいたということです。
かんてんぱぱホールには常設のフォトギャラリーがあり、季節ごとに写真を入れ替えています。
この写真展は12月3日まで、かんてんぱぱホールで開かれます。 -
東部中科学部生徒が講師 科学教室
伊那市の東部中学校科学部の生徒が講師を務める小学生向けの科学教室が、2日、いなっせで開かれました。
この日は、つかめる水を作る体験が行われました。東部中の科学部の生徒15人が講師を務め、小学生に作り方を紹介していました。小学生は4年生以上が対象で市内から7人が参加しました。
まず、乳酸カルシウムの水溶液を作ります。
そこにアルギン酸ナトリウムをゆっくりと流し込むと水溶液との境界部分が膜になり、手で触れることができるようになるという実験です。
人工いくらは同じ原理で作られているほか、イギリスでは、ペットボトルの代わりとして持ち歩ける水として活用できないか学生が研究を行っているということです。
他に、同じ方法で色を付けた粒をたくさん作り、小瓶に入れる飾り物も制作しました。
講座は伊那市生涯学習センターの自主事業で、東部中の科学部が講師を務めるようになり5年目になります。
9月9日にも予定されていて空気砲づくりを行うことになっています。
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夏休みの子ども様々な体験
夏休み中の子どもたちが、様々な体験活動を通して思い思いの時間を過ごしています。
伊那市長谷の美和湖では、カヌー体験が1日、行われました。
カヌー体験は、夏休み中の子どもたちに、普段経験のできない野外スポーツを楽しんでもらおうと伊那市総合型地域スポーツクラブが企画したもので、上伊那の小中学生21人が参加しました。
パドルの扱い方や乗り方を教わったあと、子どもたちは湖で実際にカヌーを体験しました。
子どもたちは、3、4人ずつのグループで手作りのカヌーに乗って、およそ1キロ先を目指しました。
およそ20分後、長谷中学校北側にある露頭に上陸です。
露頭では、小学校の教諭が地球の成り立ちや大地の仕組みについて子どもたちに説明していました。
伊那市総合型地域スポーツクラブでは、「子どもたちに伊那の豊かな自然を見直す機会にしてもらいたい」と話していました。
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商議所メディアミックスで店紹介
伊那商工会議所は、ケーブルテレビ、新聞、インターネットを活用したメディア・ミックスによる情報発信を始めます。
伊那商工会議所が企画し、伊那ケーブルテレビで8月19日から放送する番組の収録が30日、市内で行われました。
このうち、西町の文正堂スポーツでは、店主の北澤利文さんから専門店ならではの技術やこだわりの商品について話を聞きました。
約20分番組で、番組名は「伊那のホットdeコアな専門店ナビ」です。
1回の放送で伊那商工会議所の加盟店舗4店舗を紹介します。
30日は、収録に合わせて長野日報社が取材に訪れました。
長野日報では、毎週日曜日の特集紙面に店舗の情報が紹介されます。
他に、制作した動画は無料動画サイトYou Tubeで配信されます。
伊那ケーブルテレビの放送は8月19日日曜日から、長野日報の特集紙面も同じく19日日曜日となっています。 -
園児がひまわり迷路楽しむ
西箕輪南部保育園の園児は31日、およそ1万本のひまわりでつくられた迷路を楽しみました。
ひまわりの迷路は、保育園近くのおよそ12アールの遊休荒廃地を活用してつくられました。
この日は、西箕輪南部保育園の年少から年長までおよそ50人が迷路を楽しみました。
子どもたちは、自分の背丈よりも大きいひまわりの間につくられた通路をすり抜けて、ゴールを目指していました。
中には通路ではないところをかき分けて行ってしまう子どももいました。
迷路を体験した園児は「楽しかった」「葉っぱをかき分けて道をさがすところがおもしろかった」と話していました。
子どもたちに、土や植物と触れ合ってもらおうと、JA上伊那青壮年部西箕輪支部が毎年つくっているもので、今年で3年目になります。
5月末におよそ1万本分の種を撒き、7月中旬に通路を整備しました。
泉澤幸雄支部長は「楽しんでもらえて良かった。植物や土に触れて遊ぶきっかけにしてもらえたら嬉しい」と話していました。
ひまわりの迷路は、誰でも自由に体験することができるということです。 -
五輪「金」小平さん 母校凱旋
2月に韓国で開催された冬季オリンピックのスピードスケート500メートルで金メダル、1,000メートルで銀メダルを獲得した小平奈緒さんが31日、母校の伊那西高校を訪れ、メダル獲得を報告しました。
小平さんが姿を現すと、生徒やその保護者およそ400人が拍手で迎えました。
この日は、小平さんと、コーチの結城匡啓(ゆうきまさひろ)さんが伊那市の伊那西高校を訪れました。
小平さんは1986年生まれの32歳。茅野市出身で、高校時代は伊那西高校で過ごしました。
今年2月に開かれた平昌オリンピックのスピードスケート500メートルでは36秒94の大会記録で金メダル、1,000メートルでは銀メダルを獲得しました。
平昌オリンピックについて小平さんは「ようやく地元にメダルを持ってくることができた。これもお世話になった人たちのおかげだと思います」と話していました。
質疑応答では、生徒から小平さんに高校時代のことやつらいときどうやって乗り越えたかなど質問があがっていました。
高校時代の苦しいとき、どんな風に乗り越えたかという質問に対して小平さんは「2年生のときから一人暮らしをして生活や食事がうまくいかず、それと同時にスケートもなかなかうまくいかなかった。そんな時に学校に居場所があって友達がいてくれたから乗り越えることができた」と話していました。
小平さんの話を聞いた生徒は「小学生のときから応援していた小平さんの話を聞くことができ、勇気をもらえた」「高校時代苦しい時に同じように友達に救われたという話を聞いて、私たちと同じなんだな、と感じた」と話していました。
この日はこの他、伊那市から、市民に大きな感動を与えたとして表彰状が贈られました。 -
7月で最多 猛暑日12日
31日の伊那地域の最高気温は午後2時53分に36.2度を記録し猛暑日となりました。
7月1か月間で猛暑日となったのは31日を含め12日でした。長野地方気象台によりますと、伊那地域の今月の猛暑日の日数は、1993年の統計開始以降7月としては最多となる12日でした。
上伊那広域消防本部によりますと、今日午後4時半現在、熱中症とみられる症状で2人が搬送されました。
伊那市の70代男性と南箕輪村の30代男性で、いずれも室内で具合が悪くなったということですが、軽症だということです。
6月1日からきのうまでに熱中症の症状で搬送されたのは85人で、去年の4倍以上になっているということです。
このうち23日に搬送された中川村の70代の女性は、搬送された駒ヶ根市内の病院で死亡が確認されたということです。
長野地方気象台では、今後1週間は30度を超える暑い日が続くと予想しています。
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農作業にアシストスーツ 試着
最先端技術を活用し、省力化や品質の向上を図るスマート農業を推進する伊那市は、アシストスーツのデモンストレーションを、30日に行いました。
30日は、伊那市長谷の道の駅南アルプスむら長谷でデモンストレーションが行われ、農家やJA上伊那の職員などおよそ50人が集まりました。
参加者は、米を使ってアシストスーツの着用前と着用後の違いを確かめていました。
装着型ロボット「HAL(r)腰タイプ作業支援用」は、茨城県のベンチャー企業サイバーダイン株式会社が開発したもので、農作業での腰への負担軽減を目的としています。
介護現場で開発されたものを農作業でも活用できるよう防水仕様にしたものです。
物流現場ではすでに取り入れている企業もあるということで、価格はレンタルのみで月額14万8千円(1台 12か月レンタルの場合)です。
スーツの効果を引き出すための専用パットを使い、確かめていました。
伊那市では、農地の管理システムや圃場センサーを活用した実証実験を今年度中に行う計画で、8月7日、8日に勉強会を開くとしています。
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自動運転車両導入に6割賛成
国土交通省は,今年2月に伊那市長谷の道の駅南アルプスむら長谷を拠点とした自動運転サービスの実証実験のアンケート結果を公表しました。
自動運転を用いた公共交通を地域に導入することについて6割以上が賛成と回答しています。
30日、伊那市長谷の気の里ヘルスセンター栃の木で国土交通省や伊那市、地元交通機関などでつくる地域実験協議会の中で報告されたものです。
乗車モニターと近隣住民213人に対して自動運転車両の乗り心地や導入の賛否などについてアンケートを行い184人の回答がありました。
アンケートの結果、自動運転を用いた公共交通を地域に導入することについて6割以上が賛成と回答し地域への導入の期待が大きいとしています。
自動運転への期待として高齢者の移動支援、過疎地における公共交通機関の代替を挙げています。
一方懸念することとして交通事故の発生、サイバー攻撃、自動運転車両の暴走が挙げられています。
自動運転の実証実験は今年2月に、国土交通省が伊那市長谷の道の駅「南アルプス村長谷」を拠点に、行いました。
ハンドル操作や速度調整を自動で制御する実証実験には213人が乗車しました。
実証実験は、高齢化が進む中山間地域の物や人の流れを支援しようと国土交通省が全国13か所で行っていて中部地方では伊那市のみとなっています。
国土交通省では、昨年度実証実験を実施した13か所のうち5・6か所で長期の実証実験を行う計画です。
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中尾歌舞伎後援会設立
伊那市長谷に伝わる農村歌舞伎・中尾歌舞伎が継続的に活動できるよう応援するための後援会が、29日、発足しました。
後援会の設立総会には、前伊那市教育委員長の松田泰俊さんや、伊那商工会議所の川上健夫会頭などの発起人のほか、歌舞伎保存会、地元関係者などおよそ20人が出席して開かれました。
会の名称は、「信州伊那中尾歌舞伎後援会」に、会長は松田泰俊さん、副会長は、元長谷地域自治区長の中山晶計さんに決まりました。
後援会は、賛助会員を募るなどの資金的なバックアップや、保存会の活動の負担を軽減するための組織として活動していくということです。