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いなっせ墨絵愛好会 水墨画展
水墨画の教室、いなっせ墨絵愛好会の展示が伊那市の旧井澤家住宅で開かれています。 会場にはいなっせ墨絵愛好会の講師を務める木下幸安さんと生徒の作品合わせて32点が並んでいます。 作品は50号の大作を中心に風景などを墨の濃淡で表現しています。 木下さんの作品「秋保飛漠」は宮城県秋保にある滝を描いたものです。 水が流れ落ちる勢いが表現されていて平成26年の日本墨絵展で県知事賞を受賞しています。 いなっせ墨絵愛好会の展示は24日まで伊那市の旧井澤家住宅で開かれていて入館料は一般200円、高校生以下は無料となっています。
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さんコン祭り 10月8日、9日開催
男女の結婚のマッチングをするいなし出会いサポートセンターは、伊那の秋を満喫しながら出会いを求めるイベントを、10月8日、9日の2日間行います。 みはらしファームで果物狩りをする「狩りコン」、伊那の夜の街で食事を共にする「街コン」、南アルプス登山の拠点北沢峠でネイチャーゲームを行う「山コン」の3つのイベントを企画していて、「さんコン祭り」として行う予定です。 いなし出会いサポートセンターでは、去年南アルプスを会場に同様のイベントを行いましたが、より多くの人に集まってもらおうと市街地など3か所でイベントを企画しました。 開催日は、10月8日、9日の2日間で、20代から40代までの未婚の男女15人ずつを募集します。 2日間の参加は難しいという人のために、どちらか1日だけ選べるプランも設けました。 さんコン祭りは、2日間宿泊付きプランが1万5,000円、日帰りプランが3,000円からとなっています。 詳しくは いなし出会いサポートセンター 71-4071
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27の会 獲れたての鮒の甘露煮を味わう
伊那市御園の住民有志でつくる27の会は、21日、収獲した鮒の甘露煮を味わいました。 21日は、会員11人が集まり、早朝に獲った鮒22キロほどを、泥を抜いて煮つけにしました。 27の会は、平均年齢70代前半の御園の住民有志14人でつくる会で、酒の肴にするための鮒を近くの田んぼで育てています。 今年5月に100匹の鮒を田んぼに放し、今朝収獲しました。 餌の量を増やしたことにより、目標としていた18キロを4キロ上回る22キロとれました。 小学生の頃は、天竜川で魚を獲っては煮て食べていたということで、27の会は昔を思い出しながら親睦を深めようと6年前に発足しました。 メンバーらは、出来立ての甘露煮を早速味わっていました。 甘露煮は、メンバー同士分けて持ち帰る他、地域の催しなどで一般の人にも提供するということです。
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台風9号の被害報告なし
22日の上伊那地域は台風9号の影響が心配されましたが進路をそれ各自治体に被害の報告はありませんでした。 22日、午前7時42分に伊那市、箕輪町、南箕輪村に大雨洪水警報が出されました。 伊那市西箕輪羽広の果樹農家笠松悟さんは収穫作業を急いでいましたが台風の影響がなく安堵していました。 午後5時現在、JA上伊那のほか伊那市、箕輪町、南箕輪村の各自治体に被害の報告はないということです。 また警報は午後4時に解除されています。 交通機関は松本と新宿を結ぶ特急「あずさ」と「スーパーあずさ」上下線合わせて22本が運休となりましたがJR飯田線や高速バスは平常通り運行しました。 長野地方気象台では22日、正午から23日の正午までの24時間の降水量は南部の多いところで80ミリと予想していて土砂災害や河川の増水に注意するよう呼びかけています。
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北原祐一さん バラの写真展
佐久市在住の写真家北原祐一さんのバラの写真展が、伊那市野かんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、北原さんが自宅の庭で育てたバラの写真およそ30点が展示されています。 北原さんは、2010年の第60回写真県展組写真の部で特選1席を受賞し、現在も同じタッチで作品を制作しています。 「バラの画家」と呼ばれフランスの宮廷などで活躍した画家ピエール・ジョセフ・ルドゥーテの作風に着想を得たということです。 北原さんのバラの写真展は23日(火)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場では、オリジナルのポットやポストカードなども販売しています。
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西春近諏訪形の御柱祭 氏子総出で縄ない作業
七年に一度行われる、伊那市西春近諏訪形の御柱祭で、柱を引くための縄ない作業が、21日、氏子総出で行われました。 午前8時、諏訪神社の氏子約150人が集まり作業を始めました。 柱を引く縄は、40メートルのものを2本作ります。 去年地元で刈り取った稲を乾燥させたワラを束ね、ないやすいよう水に浸した後、木槌で打ちます。 柱につける縄の頭から見て左回りになるようによりをかけた3本の束を、ロープに巻き付けていきます。 縄ないを指導するのは80歳の酒井作衛さんです。 前回、平成22年の御柱祭で社殿の四隅に建てられた4本の柱を倒す「柱おさめ」も行われました。 建方班のメンバーが柱に切り込みを入れ、クレーンで吊りながら少しずつ柱が下ろされていきました。 諏訪形の御柱祭は、室町時代に始まったとされています。 7年に一度行われていて、今年は5月に見立ての儀が、6月に斧入れ式が行われ、今回の縄ないは、初めて氏子総出で行う作業となります。 午後11時30分、3時間ほどかけて、4本の柱が下ろされ、2本の縄も完成しました。 引きづって痛めたり汚したりしないよう、全員で縄を持ち上げ、社殿の左右に納めました。 縄は9月4日の山出しの日まで社殿に供えられ、10月1日に柱につけて里曳きを行います。
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伊那市と箕輪町でお盆成人式
お盆の帰省にあわせ、伊那市と箕輪町で成人式が行われ人生の節目を祝いました。 伊那市では高遠、長谷地区を除く伊那地区8会場で14日と15日に行われました。 このうち伊那公民館では15日、美篶・手良地区を除く東部中学校区の成人197人を対象に式が行われ134人が出席しました。 式では、白鳥孝市長からのビデオメッセージが披露され、「伊那谷に住んでいて日本を変えていく、そんな取り組みを私たちと一緒に、ぜひやっていただきたい」と呼び掛けていました。 小中学校時代の担任からは「自分の行動に責任を持ち、信頼される大人になってください」などとエールが送られました。 新成人を代表して石倉夏樹さんは「素晴らしい自然や、文化がある伊那市の出身であることを誇りに持ち、これからの長い人生を突き進みたい」と挨拶しました。 式の後、友人や恩師たちと久しぶりの再会を喜んでいました。 伊那地区では今年男性312人、女性328人の合わせて640人が成人を迎えました。
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市民と議会が子育てなどで議論
市民と議会との意見交換会が18日、伊那市高遠町総合福祉センターで開かれ子育てに関する要望などが市民から出されました。 意見交換会は議会改革を進める伊那市議会がその取り組みの一環として開いているもので今回が2回目です。 議員21人と住民およそ50人が子育て、防災、農林業の3つのテーマに別れて意見を交わしました。 このうち子育てをテーマにしたグループからは保育園の統廃合などに関する意見が出されていました。 ほかに伊那市が雑誌のアンケートで子育て世代が暮らしやすい田舎の1位となったものの実感がわかないとの声があがっていました。 議会では通園通学の足の確保や移住者の住居に関する課題など市民から出された要望を政策提言として反映させていくとしています。
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伊那で箱根駅伝目指し合宿
伊那市西箕輪与地出身の伊藤国光監督率いる専修大学陸上競技部は箱根駅伝出場を目指して伊那市内で夏の合宿を行っています。 伊藤監督は現在61歳。 上伊那農業高校陸上部で活躍し卒業後はカネボウ陸上競技部の選手となり引退後は監督も務めました。 19日は午前中、伊那市から箕輪町にかけて起伏のあるおよそ5キロのコースを選手たちが走っていました。 伊藤監督は専修大学の監督に就任して今年で5年目で平成26年以来3年ぶりの箱根駅伝出場を目指しています。 伊那市で合宿を行うのは初めてで今月5日から練習をはじめ27日までのおよそ1か月を予定しています。 伊那市で初めて練習する選手たちは「走る環境が整っている」と話し手応えを感じているようでした。 箱根駅伝の予選会は10月15日に東京で開催されます。 毎年40校ほどがエントリーし上位10校が箱根駅伝に出場することができ専修大学は上位入賞を目指しています。
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伊那市西箕輪大萱で百八灯
16日は、各地で送り盆の行事が行われました。 このうち、伊那市大萱区では、恒例の百八灯(ひゃくはってい)が大萱公園グラウンドで行われました。 区民約300人が訪れ、振りまんどや花火をした後に点火されました。 古老の話によりますと、百八灯は、江戸時代から伝わっていて、昔は、棒の先端に玉をつけて土手にさして行い、「提」の字が使われていたということです。 針金にぼろ布を巻いて玉をつくり、金網で覆います。 点火の合図とともに中学生が108個に一斉に火をつけると、グラウンドは幻想的な雰囲気に包まれていました。 108は、人間の煩悩になぞらえているということです。 鎌倉誠治区長は、「遠くに住んでいる人は、この行事を楽しみに来年も帰省してほしい」と呼びかけていました。
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松本山雅FCポップアップストアで選手のサイン会
21日までの期間限定でサッカーJ2松本山雅の応援グッズを販売している伊那市のベルシャイン伊那店で、選手のサイン会が18日に行われました。 サイン会場にはおよそ200人のファンが並び、選手の登場を待ちました。 今年からチームに移籍したアメリカ出身のゴールキーパー、シュミット・ダニエル選手が会場に現れるとファンからは声援が上り、早速サインをしていました。 松本山雅のオフィシャルスポンサーになっている㈱ニシザワは、期間限定でポップアップストアを先月22日からベルシャイン伊那店に設置しています。 ポップアップストアの設置は南信地区では初めてで、設置後多くの人で賑わい完売したグッズもあったということです。 ダニエル選手は1人1人にサインと握手で応じていました。 20日には、南箕輪村で行われる大芝高原まつりでグッズ販売コーナーが設けられるほか、9月18日には第1回松本山雅FCサッカークリニックin上伊那が開かれる予定です。
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ローメン夏まつりにぎわう
伊那名物ローメンをPRしようと、伊那市のセントラルパークでローメン夏まつりが15日に開かれ多くの人で賑わいました。 イベントはお盆中に帰省している人や県外から伊那市を訪れた人たちに伊那の味を楽しんでもらおうと伊那ローメンズクラブが毎年開いているものです。 焼きそば風ローメンが一杯500円で提供され、訪れた人たちは酢やごま油などをかけて味わっていました。 ローメンの他に、焼き鳥やフランクフルト、かき氷など、夏の定番メニューも並びました。 ステージでは、スイカ割りや伊那市のアイドルグループ、パラレルドリームのライブなども行われ会場は多くの人で賑わいました。
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西箕輪保育園の園児がとうもろこし狩りに挑戦
伊那市の西箕輪保育園の園児が18日、保育園近くの畑でとうもろこし狩りに挑戦しました。 この日は、西箕輪保育園の園児130人が、農業公園みはらしファームの有志でつくるグループの畑でとうもろこし狩りに挑戦しました。 収穫したのはゴールドラッシュと言われる品種で、甘みが強く人気のものです。 関係者は「収穫を体験することで少しでも農業に興味を持つきっかけになれば嬉しい」と話していました。
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伊那北小学校で2学期始業式
伊那ケーブルテレビ放送エリア内のトップを切って、18日、伊那市の伊那北小学校で2学期の始業式が行われました。 この日は、22日間の夏休みを終えた子どもたちが、始業式に臨みました。 2年・4年・6年の代表児童が、2学期に頑張りたいことを発表しました。 「2年生の2学期は掛け算が始まるので九九を頑張りたい。」「クロールで息継ぎができるようになりたい」「修学旅行があるので団体行動ができるようになりたい」などと発表していました。 春日 由紀夫校長は、「リオデジャネイロオリンピックで、日本人選手たちが活躍しています。 皆さんもひとりひとり目標を立て、そのために努力してほしい」と話しました。 始業式の後、2年1組のクラスでは、夏休みで楽しかったことを発表しました。 伊那北小学校の2学期は87日間となっています。 なお、伊那市・箕輪町・南箕輪村の小中学校の始業式は、明日と22日月曜日がピークです。
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御柱祭学習で里引き体験
総合的な学習の時間で御柱祭について学習している伊那市の東部中学校の生徒が12日、柱の里引きを体験しました。 御柱祭について学習しているのは東部中の3年3組の生徒33人です。 クラスの保護者が所有する伊那市手良の山のモミの木が使われ東部中学校までのおよそ8キロを引きました。 モミの木は先月切られたもので太いところで直径28センチ、長さが10メートルあります。 3年3組では11月に校内合唱コンクールで御柱をテーマにした曲「御山出し」を歌うことにしていて曲のイメージをつかむため御柱祭について学習しています。 生徒らはこれまでに諏訪大社を訪れ御柱を見学したり、諏訪地域の木遣り保存会から木遣りを習ったりしてきました。 一番の難所となる急な上り坂では全員が声を掛け合いながら力を合わせて柱を引いていました。 柱はおよそ8時間かけて目的地の東部中学校に運ばれました。 3年3組では運んできた柱を校内に建てる建御柱も計画しています。
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小中6選手が全国大会出場 活躍誓う
陸上や水泳で全国大会に出場する伊那市の小中学生が9日北原秀樹教育長を表敬訪問し、大会での活躍を誓いました。 全国大会に出場するのは、走り高跳びで伊那北小学校6年の工藤航介君、100メートルハードルで伊那中学校3年の林千尋さん、砲丸投げで東部中学校3年の登内達也君、100メートルで東部中3年の友田有紀さん、棒高跳びで東部中3年の恒川直澄君、水泳の100m背泳ぎで伊那中3年の木村佳寿帆君です。 それぞれ、「自己ベストを出したい」「支えてくれた両親に感謝しがんばりたい」などと決意を発表していました。 北原教育長は「体調管理には気を付け、高みを目指して頑張って下さい」と子供たちを激励しました。 全国小学生陸上競技交流大会は20日に神奈川県で、全国中学校体育大会の陸上競技は21日から松本市で、水泳競技は17日から新潟県で開催されます。
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11日は山の日 南アに登山者
11日は国民の祝日山の日です。 南アルプス登山の拠点となる北沢峠には多くの人が訪れ、仙丈ヶ岳や甲斐駒ヶ岳を目指していました。 午前9時、北沢峠に到着した南アルプス林道バスは家族や会社の同僚などと登山を楽しむ人たちで一杯でした。 バスを降りると、山頂に向け準備を整えていました。 北沢峠の看板を前に記念撮影しているのは茨城県から家族5人で訪れたグループです。 67歳になる母親の希望で1泊2日の予定で仙丈ヶ岳に登ります。 地図を見ているこちらの男性は、きのうから6泊7日の予定で南アルプスを縦走するという事です。 南アルプス林道バス営業所によりますと7月の一日あたりのバス利用者数は、およそ420人でした。 8月は天候にも恵まれ、きのうまでの9日間で一日平均560人が利用しています。 伊那市では山の日の関連し、21日にますみヶ丘平地林で工作体験や27日・28日に南アルプスで婚活イベントを開催する予定です。
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BISO たかずやの里にテントなど寄贈
ビルメンテナンスなどをてがける伊那市東春近の株式会社BISOは、児童養護施設たかずやの里にテントやテーブルなどを寄付しました。 10日は吉澤文男社長らがたかずやの里を訪れ菅雄峰施設長に目録を手渡しました。 今回贈られたのは、屋外のイベントなどで使うテントやパラソル、テーブル、イスなどそれぞれ2セットです。 中には、伊那養護学校で製作された木製のイスも含まれています。 30年以上たかずやの里の支援を行っている吉澤社長は、「今後も手伝える事をしていきたいです」と話していました。 たかずやの里の菅施設長は「子供たちも喜んでいる。さっそく12日に行う流しソーメンで利用したい」と話していました。 BISOは、八十二銀行の地方創生応援私募債を発行して従業員の教育のための資金を調達し、一部の手数料が優遇された20万円相当を今回の寄贈にあてました。
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農業経営者が土づくり学ぶ
農家や農業法人の経営者などでつくる「全国土を考える会」は、畑や田んぼの土について考える研修会を3日、伊那市内で開きました。 研修会には県内外からおよそ50人が参加し、伊那市東春近の畑で土づくりについて学びました。 全国土を考える会には、50から100ヘクタールの農地を持つ農家や農業法人の経営者などが入会しています。 会では安定した収量を維持するための土づくりについて学んでいます。 今回は機械を使い、畑の排水機能を向上させるパイプの設置や40センチほど土をおこす事で土の保湿性を高める方法について学んでいました。 全国土を考える会の染野(そめの)実(みのる)会長は「強い農業を作るためにも、土台となる土づくりに力を入れていきたいです」と話していました。
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夏の食を学び自由研究に
オリジナルカレーを作って食べ物の旬や夏野菜について学び夏休みの自由研究に役立ててもらおうというイベントが、10日、伊那市のかんてんぱぱガーデン健康パビリオンで開かれました。 小学生夏休み自由研究対応企画として初めて開かれたもので、小学生の親子13組30人が参加しました。 食についてのワークショップなどを行っている長野市のアンバーラボ代表の久保田 あすかさんが講師を務めました。 久保田さんは、「汗をかいたら塩気のあるもの、元気を出すときには甘いものなど、味の種類で役割があります」と話しました。 参加者はその役割を考えながら、カレーに旬の野菜をトッピングしてオリジナルカレーを作りました。 ズッキーニにナス、コーンといった野菜の他、アーモンドやガーリックなどをトッピングし、色とりどりのカレーが出来上がっていました。 子どもたちが作ったオリジナルカレーを撮影し、野菜の役割などを書き込めば、夏休みの自由研究として仕上げることができます。 企画した伊那食品工業㈱では、「旬を学び、自分の体にどのような栄養が必要なのか考える機会にしてほしい」と話していました。
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春近発電所で夏休み発電所体験
夏休みの小学生とその家族を対象に、発電所を公開する親子発電所体験が、伊那市東春近の春近発電所で行われています。 伊那市東春近にある県の水力発電施設「春近発電所」が公開され、親子が見学しました。 春近発電所は、高遠ダムから取水し発電しています。 施設の中には「この発電所は何才でしょうか」などのクイズが書かれた張り紙が出され、子どもたちはヒントを手掛かりに回答していました。 この夏休み親子発電所体験は、発電所を運営する長野県企業局が今回初めて開きました。 10日と11日の2日間でそれぞれ午前と午後の部が開かれ、17組40人の親子が参加します。 水力発電の仕組みを見学したあと、工作体験をしました。 ソーラーパネルで走る車と、ペットボトルを使った風車を作りました。 長野県企業局では、「自然エネルギーに関心を持ってもらうきっかけになればうれしい」と話していました。
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上牧の里山で昆虫採集
伊那市上牧の地域住民でつくる「上牧里山づくり」が整備した上牧里山自然パークで10日昆虫採集が行われ、夏休みの親子が網を使って虫をとりました。 昆虫採集は、上牧の住民でつくる「上牧里山づくり」が企画したもので、市内の親子など20人ほどが参加しました。 里山で遊んで地域の自然に親しんでもらいたいと開かれていて今年で4回目です。 上牧里山づくりが整備した自然パークを散策しながら、昆虫を捕まえました。 コースの中にあるお宮の近くでは、アリジゴクが巣を作っていました。 捕まえた昆虫は、小さなケースに入れて持ち帰り、図鑑で名前などを調べます。 アベマキという種類の木からは樹液が染み出していて、カブトムシやカナブンが蜜を吸っていました。 上牧里山づくりでは、「昆虫離れが進んでいるが、野に親しみ、命を感じる機会にしてもらいたい」と話していました。
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ミヤマシジミの観察会
伊那市のますみヶ丘平地林で環境省の絶滅危惧種に指定されているミヤマシジミの観察会が7月24日に開かれました。 ますみヶ丘平地林の鳩吹公園周辺では、ミヤマシジミが生息しています。 信州大学名誉教授の中村寛志さんが会長をつとめるミヤマシジミ研究会が、幼虫のえさとなるコマツナギを植樹して保護する活動をしています。 この日は、市内の親子、20組50人が虫取り網を手に観察会に参加しました。 観察会は、子どもやその親にミヤマシジミの希少性などを理解してもらおうと伊那市と研究会が開きました。 鳩吹公園近くの保護区では、コマツナギの周辺にミヤマシジミが多数みられます。 子どもたちは、網で捕まえ、観察したり写真を撮り終えると逃がしていました。 ミヤマシジミは、環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されているほか13の県で指定されています。 長野県版では、準絶滅危惧種に指定されていて、研究会では、「信州から全国へ保護を提唱していきたい」としています。
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佐藤さん 3年目の桃の収穫
東日本大震災で福島県から伊那市に自主避難した果樹農家、佐藤浩信さんの畑で、今年で3年目となる桃の収穫が行われています。 9日は、佐藤さんの三男、孝樹さんが収穫作業をしていました。 収穫したのは、福島県生まれの「あかつき」と呼ばれる品種で、肉厚で果汁が多く甘みが強いということです。 佐藤さんは伊那市に避難した直後に桃の苗木を植えました。 今年で6年目となった桃の木は3メートルにまで成長しました。 例年はお盆頃から収穫を始めますが、今年は気温の高い日が続き実の成熟が早く、3日から収穫を始めているということです。 1本の木に100個以上が実るため、3日に1回は収穫作業をしているということです。 今年初めて、農薬や肥料を半分の量で育てる特別栽培に取り組みました。 収穫したものは、傷の有無や堅さでランク分けをして箱に並べます。 収穫作業は、お盆明けまで続く見込みで、JAの直売所などに出荷されます。
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中学生サミット 活発な提案
伊那市内6つの中学校の生徒会役員が集まる中学生サミットが市役所議場で9日開かれました。 中学生たちからは、日々の暮らしや観光などについて活発な提案が出されました。 サミットは毎年行われていて議場では3年ぶり2回目です。 市内の中学校の生徒会役員3役が参加し、議会形式で白鳥孝市長に質問しました。 テーマは「10年後、自分たちが暮らしたいと思えるようなまちにするために」です。 中学生たちからは、イーナちゃんバスの路線拡大や増便など公共交通に関する提案が多くありました。 9日は、他に中学生サミットを発展させた「若者議会」の設立や市への要望や質問を自由に出せる意見箱の設置などの提案がありました。 傍聴席には、中学生や市議会議員らが訪れ話に耳を傾けていました。 中学生サミットは、それぞれの生徒会同士が情報交換や交流を通じ、視野を広げ連帯感を高めようと伊那市教育員会が開いていて今年で6年目となります。
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七夕の奇祭 さんよりこより
伊那市の三峰川をはさんで北の美篶川手天伯社と南の富県桜井天伯社で、毎年8月7日の七夕に行われる奇祭「さんよりこより」が7日に行われました。 さんよりこよりを2日後に控えた5日、美篶川手天伯社には、上川手と下川手の住民が集まり、高さ15メートル以上ののぼりを建てます。 のぼりは、川手天伯社の東側に上川手が、西側に下川手がそれぞれ2本ずつ建てますが、両地区が助け合いながら作業は進められます。 昔から伝わる建て方で建てるため、すんなりとはいきませんが、1時間ほどで4本ののぼりが建ちました。 7日は、正午からの神事のあと、ご神体を乗せた神輿の下を地域の子どもたちが3回くぐり、無病息災を祈願します。 その後、神社脇の公園でさんよりこよりが行われました。 三峰川に洪水を引き起こす鬼役の大人2人が笠をかぶって太鼓をたたくのを中心に、七夕飾りを手にした川手の子どもたちが輪になって囲みます。 子どもたちは、「さんよりこより」と唱えながら3周した後、鬼をめった打ちにし、これを3回繰り返し鬼を退治します。 300年続くといわれているこの行事は、その昔、高遠の藤沢にあった天伯様が大洪水で流されて桜井に流れ着いた後、ふたたび流されて対岸の川手に流れ着いたとされ双方に天伯社が祀られたと言い伝えられています。 三峰川を天の川に見立て神輿が渡るさまは、七夕の織姫と彦星の年に一度の逢瀬になぞらえられています。
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地元就職を応援 準備合宿
上伊那の経済団体や行政が学生の地元就職を支援する「就活準備合宿」が、8日から3日間の日程で始まりました。 合宿には、上伊那出身で地元を離れている学生37人が参加しました。 初日の8日は、自己紹介の練習をしました。 合宿は、これから就職を考える学生と企業とを結びつけようと、企業や行政などでつくる上伊那地域若者人材確保連携協議会が初めて開いたものです。 地元でキャリア教育を推進している田畑和輝さんと米澤晋也さんが講師をつとめました。 自分のことを相手に伝える練習では、男女ペアになり、名前や参加した動機、自分の名前の意味など10の項目を質問します。 その後、聞き取った情報を基に、相手のことを他の人に紹介していました。 協議会によりますと、県外に進学した人のうち、上伊那で就職するのは2割から3割に留まっているということです。 若者の都会での就職が増えるとで、企業側は人材確保ができなくなることを共通の危機感として抱えているといいます。 合宿は、10日まで行われ、9日は、上伊那のおよそ30の企業の人事担当者を相手に模擬面接や情報交換を行うということです。
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伊那まつり 賑わいの2日間
第44回伊那まつりが、6日と7日の2日間行われました。 初日の6日は、市民おどりが春日公園下交差点からJR伊那北駅前交差点までの1.5キロで行われました。 市民おどりには、104連およそ6,600人が参加し、躍動感あふれる踊りを繰り広げました。 今年は、伊那市、高遠町、長谷村の合併10周年を記念し、「つなぐ」をテーマに行われました。
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伊那市桜守の会 市内の桜調査へ
地域桜守でつくる伊那市桜守の会は、今年度市内の桜の樹勢調査を行います。 8日は、長年にわたり高遠城址公園の桜守を務めた稲辺謙次郎さんを講師に迎え、調査方法についての講習会が開かれました。 伊那市では、平成19年から2年間かけて市内全域の桜の分布や景勝地の調査を行い、1,764か所、1万1,378本を確認しました。 今回は、調査から8年が経ち、樹勢の変化や木の増減などがでてきているため、市からの依頼を受けた会が実施するものです。 桜守の会の会員39人が、市内を4地区に分けて行い、樹勢の勢いを3段階で評価し病害虫の有無や作業の必要性を調査表に書き入れていきます。 講習会では、稲辺さんが調査の仕方をアドバイスしていました。 調査期間は、来年度までを予定していて、その後は対応が必要な桜について協議していく計画です。
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6日、7日は伊那まつり
6日7日は、第44回伊那まつりが行われます。 市街地では、5日、まつりの準備が進められていました。 いなっせ北側広場では、伊那商工会議所青年部のメンバーがテントの設営などを行っていました。 いなっせ北側では、5日の午後2時から高遠中と高遠高校の生徒による合唱の他、長谷中の生徒による太鼓演奏が行われます。 市民おどりは、あすの午後5時30分から春日公園下交差点からJR伊那北駅前交差点までの1.5キロ区間で行われます。 7日は、花火大会が開かれ、84番組およそ4,500発が打ち上げられます。 伊那ケーブルテレビでは、市民おどりは午後4時15分から、花火大会は午後7時からご覧のチャンネルで生放送します。