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伊那市の小学校で有毒植物「スイセン」食べ集団食中毒
6日、伊那市内の小学校で有毒植物「スイセン」を食べたことによる集団食中毒が発生しました。 スイセンの球根をノビルと間違えて食べたもので、症状のあった児童と教諭11人は全員快方に向かっているということです。 県の発表によりますと、スイセンを食べたのは伊那市内の小学校1クラスの児童11人と担任の教諭1人の12人で、うち11人が食中毒になりました。 6日、休み時間にノビルと思われる植物を採取し、昼食時に加熱して食べたところ、午後1時頃から嘔吐や吐き気などの症状が出たということです。 ノビルと有毒植物のスイセンの球根を間違えて食べたもので、葉が落ちた状態で持ち込まれたため、見分けがつかなかったということです。 スイセンの葉にはにおいがありませんが、ノビルには特有のにおいがあります。 伊那市教育委員会は、昨夜食中毒のあったクラスの保護者に対し謝罪と経過説明を行い、市内すべての小中学校に注意喚起のメールを送りました。 県では、よくわからない植物は絶対に「採らない、食べない」こと、食べられる山菜の特徴を完全に覚えること、身近な植物をむやみに食べないことなど、有毒植物の食中毒に注意するよう呼びかけています。
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西駒山草会の山野草展示会
伊那市内の山野草愛好家で作る西駒山草会の展示会が7日と8日の2日間南箕輪村の南原コミュニティセンターで開かれています。 会場にはヤマシャクヤクやアツモリソウなど会員13人が育てたおよそ300点の山野草が展示されています。 斑入りと呼ばれる突然変異で葉に白や黄色のまだら模様が出ている作品が多く並んでいます。 こちらは6年かけて育てたヤマシャクヤクです。 葉の全体にバランスよく斑が入っていて、最高級とされています。 市場に出ると30万円を超える価値があるということです。 西駒山草会の山野草展示会はあすまで南箕輪村の南原コミュニティセンターで開かれています。
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元最高裁判事那須弘平さん講演会
伊那市出身で元最高裁判所判事の弁護士那須弘平さんの講演会が3日に伊那市の伊那文化会館で開かれ、日本国憲法の歴史的価値について話をしました。 那須さんは日本国憲法の前文の国民主権、恒久平和、国際協調などについて話しました。 また、講演会では「私と憲法」をテーマに、各世代の代表者が発表しました。 このうち伊那弥生ヶ丘高校3年の有賀正和さんは、「今までは政治に興味がなかったが、これからは18才から選挙権が与えられる。他人に流されず自分の意見をしっかり持っていきたい。」と話しました。 講演会は、上伊那の有志でつくる「憲法記念日の集い」実行委員会が企画したもので、憲法制定70周年を迎える今年は1,000人を超える人が話を聞きました。 この講演の模様は6月18日から121チャンネルで放送します。
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さくらの湯 端午の節句にちなみ菖蒲湯
端午の節句にちなみ伊那市高遠町のさくらの湯では、7日と8日の2日間菖蒲湯の提供が行われています。 さくらの湯の露天風呂には、男湯、女湯ともに菖蒲の束とヨモギの葉が浮かべられています。 さくらの湯では、季節に合わせたイベントを行っていて、今年度第1弾として菖蒲湯を企画しました。 邪気を払い健康長寿に効くとされる菖蒲の束と、美肌効果が期待できるとされるヨモギの葉を湯に浮かべました。 菖蒲湯は8日も行われます。 さくらの湯をはじめとする市内4か所の温泉施設では、伊那市合併10周年企画として5月中は通常大人600円の入館料を500円にしていて、多くの来場を呼び掛けています。
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高遠城跡案内所 開所
伊那市高遠町の有志でつくる観光案内ボランティアふきのとうの会は、観桜期外に城跡を案内する高遠城跡案内所を3日に開所しました。 3日は会員などおよそ20人が参加し高遠城址公園のグランドゲートで開所式を行いました。 式の後には、おとずれた観光客を早速案内していました。 高遠城は国の史跡や日本100名城に選定されていて、近年城跡を目的にした観光客が増加しているということです。 城跡を詳しく知りたいという要望を受け、伊那市からグランドゲート事務所を借りて、初めて案内所を開設しました。 小田中一男会長は、「高遠城は中世から近世までこの場所で続いた珍しい城です。案内を通じて町の活性化にもつなげていきたいです」と話していました。 今後は、8月を除く11月まで、月に2日間、会員2,3人が案内所に滞在し観光客を案内します。
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内の萱の駒嶽神社里宮で開山式
伊那市荒井の内の萱にある駒嶽神社の里宮で3日に西駒ヶ岳の開山式が行われ、西駒登山の安全を祈願しました。 開山式には内の萱と天狗の住民などが参加し、玉ぐしを奉納し、安全を祈願しました。 駒嶽神社は西駒ヶ岳に伊那側から登る桂小場ルートの入り口にあります。 今でも登山愛好者がこのルートを利用しているということで、毎年安全祈願が行われています。 この行事は蚕玉祭もかねていて、直会が開かれた神楽殿には繭玉が飾られました。 神楽殿は明治18年に建てられたもので、かつては子供たちが神楽を奉納していたということです。
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ジオラマ作家 山本さんトークイベント
伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれているジオラマ展「昭和幻風景」に合わせ、ジオラマ作家の山本高樹さんのトークイベントが3日に開かれました。 会場には、昭和の風景をモチーフにした作品約30点が展示されていて、3日は山本さんが制作過程や作品への思いを語りました。 山本さんは、「建物の質感にこだわり、統一感を出すことで、作品に説得力をもたせています」と説明していました。 東京都のジオラマ作家山本さんは2001年から昭和をテーマにした作品の制作をはじめ、NHKの連続テレビ小説でも使用されました。 山本高樹 昭和幻風景ジオラマ展は22日(日)まで信州高遠美術館で開かれています。
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高遠石工を紹介する映像作品完成
高遠石工の石仏を紹介するDVDとブルーレイディスクが完成し、6日に伊那市役所で報告が行われました。 今日は映像を製作した高遠石工研究センターの代表者二人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に完成の報告を行いました。 映像は22分で高遠町を中心に上伊那にある高遠石工の作品およそ70体を四季の風景とともにナレーション付きで紹介しています。 平成27年度の文化庁による文化遺産を活かした地域活性化事業の一環として280万円をかけて制作されました。 DVDとブルーレイディスクはそれぞれ150枚ずつ作られ、今後伊那市を通して上伊那の図書館や小中学校に配布されます。
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洞泉寺で大般若会
お釈迦様が説いた「大般若経」600巻を転読する大般若会が、30日、伊那市美篶の洞泉寺で行われました。 大般若経は、お釈迦様が説いたお経で、仏教の基本思想が書かれています。 本堂では、13人の僧侶が経典を上から下へ落とす転読という方法で経典を読み上げました。 経典を読むときに起きる般若の風にあたると、一年間の無病息災や家内安全などの御利益があるとされています。 横山凌雲住職は、「祈りの力を通じて熊本地震の被災地の復興を願っています」と話していました。
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保科正之を学ぶ学習会
旧高遠藩主保科正之について学ぶ学習会が4月30日に伊那市の伊那図書館で開かれました。 学習会は伊那市と福島県会津若松市との親善交流企画の一環として開かれました。 保科正之は江戸時代に旧高遠藩主や会津藩主を務め両市にゆかりのある人物です。 講師は、高遠郷土研究会の北原紀孝会長が務め、その生い立ちや、将軍の補佐役としての功績などについて話しました。 北原さんは「今の時代でも参考になるような政策をいろいろ行った人物なのにあまり評価されていないのが残念です。市民にもっと知ってもらえるようこれからも活動していきたい。」と話していました。
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武田勢と戦った8人の武将を祀る記念碑完成
戦国時代に武田勢と戦い伊那市狐島で処刑されたとされる8人の武将を祀った記念碑の除幕式が4月29日に行われました。 除幕式には、狐島区や史跡保存会の会員らが出席しました。 記念碑は、高さ1.2メートル、横2.2メートルの塩尻産安山岩の自然石で、武田勢と戦い処刑されたとされる8人の武将の名が刻まれています。 この場所は、蓮台場(れんだいば)と呼ばれ、戦国時代に上伊那を武田勢から守ろうと戦い処刑された8人の武将の史跡として保存されています。 8人の首は、長谷の黒河内の八人塚に行き、蓮台場には頭のない仏像が残されています。 仏像は11体ありますが、3体はだれのものかわかっていません。 記念碑は、貴重な史跡を後世に伝え残していこうと、狐島史跡保存会が寄付を募り建立したもので、195戸から252万円が寄せられました。 蓮台場の入り口には、標柱も建てられました。 関係者は、「武将の頭は長谷に行ったが魂は蓮台場に残っている」と話し、歴史をひもとく史跡としてさらに整備を進めたい考えです。
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伊那市高遠町で保科正之の生誕405年祭
旧高遠藩主で名君とされる保科正之の生誕405年祭が伊那市高遠町の歴史博物館で4月29日に行われました。 生誕祭は、博物館中庭にある保科正之の石像の前で行われ、神事で正之生誕405年を祝いました。 伊那市のほか保科正之ゆかりの福島県会津若松市や猪苗代町からおよそ60人が参加しました。 生誕祭は、NHK大河ドラマ化実現への機運を盛り上げようと毎年行われています。 保科正之は、徳川家3代将軍家光の異母兄弟で、幼少時代を高遠で過ごしました。 高遠藩主となったのちに会津藩主や四代将軍家綱の補佐役を務め、名君と呼ばれています。 大河ドラマをつくる会会長の白鳥孝伊那市長は、「大河ドラマ化の夢に向かって進んでいきたい。 東北の復興も祈念したい」と話しました。 副会長の室井照平会津若松市長は、「保科公の精神を胸に刻んで、街づくり、地域づくりを進めていきたい」とあいさつしました。
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県立長野図書が伊那市創造館で第1回シンポジウム
県立長野図書館などは、これからの図書館の在り方を考えるシンポジウムを2日に伊那市創造館で開き、「図書館における地域課題の解決」をテーマに意見を交わしました。 全国の図書館関係者や一般など約80人が参加しました。 トークセッションでは、図書館と、人・場所をキーワードに意見を交わしました。 県立長野図書館では、今年度、これからの図書館の在り方を地域の人と一緒に考えようと、「信州発 これからの図書館フォーラム」と題して講座や研修会の開催を計画していて、この日はその1回目のシンポジウムを創造館で開きました。 シンポジウムでは他に参加者が伊那市創造館を見学しました。 県立長野図書館では、今後、市町村や学校図書館とも連携しながら地域住民と共に、図書館の果たす役割について考えていきたいとしています。
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破棄物処分場について考える集い
宮田村に建設が計画されている放射性物質を含む廃棄物の処分場について考える集会が26日、伊那市のいなっせで開かれました。 集会には、伊那市などから15人が参加しました。 これは、駒ヶ根市の住民有志でつくる「駒ヶ根の環境を守る会」が企画したものです。 守る会の柳井真結子さんは、建設予定地が天竜川に隣接していることや、地下水があるとして、「廃棄物処分場としては適さない」と話しました。 参加者からは「伊那地域でも農業や観光の風評被害が出てくると思う」といった意見が出ていました。 処分場建設の認可は知事にあり、会では、1人でも多くの住民の思いを届けることが重要だとしています。
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伊那市内の企業に入社 新入社員激励会
4月から伊那市内の企業に入社した人を対象にした新入社員激励会が26日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。 激励会は伊那商工会議所が開いたもので、伊那市内の23社から129人が参加しました。 伊那商工会議所の川上健夫会頭は「何か1つでもいいからスペシャリストを目指してください。それを磨けば会社が良くなり伊那市も良くなります」と話しました。 新入社員を代表して、アド・コマーシャル㈱の降旗早紀さんが挨拶しました。 降旗さんは「入社して3週間が経ち1人の社会人としての責任を感じるようになった。ここに集まった仲間でありライバルの皆さんと地域に役立てるよう頑張りたい」と話しました。 この後、社会保険労務士法人田畑事務所の田畑和輝さんが「自分が変われば未来は変わる」をテーマに講演しました。
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労働者の祭典メーデー 賃上げ訴える
5月1日は労働者の祭典メーデーです。 伊那市内でもデモ行進や集会で労働者の賃上げなどを訴えました。 連合系の第87回上伊那地区メーデーにはおよそ1,200人が集まりデモ行進で、ゆとり、豊かさ、公正な社会の実現を訴えました。 日比野誠実行委員長は「中小企業で働く人や、非正規雇用で働く人の格差是正を進めていきたい。」と話していました。 上伊那地区メーデーでは「働くことを軸とする安心社会を目指す」とするメーデー宣言が採択されました。
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こどもの日を前に端午の節句飾り
伊那市西町の旧井澤家住宅では5月5日の子どもの日を前に端午の節句飾りが行われています。 旧井澤家住宅には一般から寄贈された五月人形や旧高遠藩で使われていたという鎧など40点が並べられています。 端午の節句の飾りは5日までで入館料は大人200円、小中学生は100円となっています。
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いなジュニアソフトボール大会
小中学生のクラブチームなどが出場する2016いなジュニアソフトボール大会が、きのうと今日の2日間の日程で開かれました。 大会には、県内外の小学生と中学生のチーム合わせて29チームが参加しました。 30日は、小学生の部で6チームの変則リーグ戦が行われました。 伊那市の女子小学生のチーム「アルプスい~なちゃんソフトボールクラブ」は、4戦し、全勝しています。
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伊那ローメン春まつり
伊那名物のローメンで地域を元気にしようと、伊那ローメン春まつりが29日市役所駐車場で開かれました。 今回で5回目となる伊那ローメン春まつりは、ローメンの販売や各種イベントが行われました。 ローメンは、焼きそば風とスープ風の2種類で500円で提供されました。 伊那ローメンズクラブが開いたもので、40人が手分けをしてローメンづくりを担当し、2,000食を用意しました。 昼時を中心に家族連れがローメンを買い求め、親子で味わっていました。 地元のアイドルグループパラレルドリームのコンサートや信州プロレスがステージイベントを行い、会場をわかせていました。 伊那ローメンズクラブの唐沢正也会長は、「継続していくことが地域の発展につながる。伊那のソウルフードローメンを自信を持って若者たちにも広げていきたい」と話しています。
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春日公園でわんぱく広場
大型連休初日の29日、伊那市の春日公園で恒例のわんぱく広場が開かれました。 公園内には、ターザンロープやモンキーブリッジといった毎年恒例の人気のコーナーが設けられ、子どもたちは、自然とふれあいながら体を動かしていました。 わんぱく広場は、今回で41回目の恒例イベントです。 ボーイスカウトや伊那青年会議所など8つの団体で組織する伊那市青少年団体連絡協議会が開いています。 子どもたちに遊びを通して伊那市の自然とふれあってもらおうというねらいです。 公園内には趣向をこらした体験コーナーが設置され、子どもたちが楽しいひとときを過ごしていました。 主催者によりますと、この日約700人が公園を訪れたということです。
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最大10連休のGW始まる
最大で10日間のゴールデンウィークが始まっています。 伊那市の小黒川キャンプ場では、県内外からの観光客で賑わっています。 小黒川キャンプ場には、風呂やトイレが完備されているキャビン6棟と電気が使えるオートサイトが10か所ありますが、ゴールデンウィーク中は予約でいっぱいとなっています。 30日も晴天に恵まれ、昼時には近くの釣り堀で釣ったニジマスを焼いて味わっていました。 長野地方気象台によりますと、ゴールデンウィーク中の上伊那地域の天候は、4日は前線の影響で雨が降りやすくなっているということですが、それ以外は晴れて気温も高くなるということです。
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春の叙勲 瑞宝単光章 長田恒一さん
春の叙勲、郵政業務功労で瑞宝単光章を受章した、元日本郵政公社職員の長田恒一さんの喜びの声をお伝えします。 「とても嬉しく思っています。妻や家族、上司、本当に感謝しております」 郵政業務功労で瑞宝単光章を受章した伊那市日影の長田恒一さん、65歳。 長田さんは、昭和45年に伊那郵便局に入局し、40年間業務に当たりました。 長田さんは、「まじめに、正確に配達すること」を心がけてきたと言います。 「先輩に”細く長く”と言われましたけれど、根気よくまじめに勤めることが一番だと思っております」 長田さんが長年この仕事を続けてこられたのは、「配達の仕事が好きだったから」だと話します。 「配達に行ったときに、”ごくろうさま”と言っていただいて、人との触れ合いができるということで、とてもいいなと思ってやってきました」 印象に残った配達については、次のように話していました。 「大学入試の合格通知ですね。とても喜んでくれたところがありました。おめでとうございますという感じですね」 平成17年からは郵便課長代理として、岡谷郵便局と伊那郵便局で配達の指示に当たりました。 60歳で定年退職となり、今では、アルバイトとして小包や速達郵便を配達しています。 「健康には自信があるし、今出てやってきた仕事をもう少しできれば。頑張れるだけ頑張りたいと思っております」
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中尾歌舞伎春季定期公演
伊那市長谷の伝統芸能「中尾歌舞伎」の春季定期公演が29日中尾座で行われました。会場は満席で、名場面ではおひねりが飛んでいました。 今回の演目は「人情噺 文七元結」です。 江戸時代の義理と人情を描いたコミカルな芝居です。 ばくち好きの男・長兵衛の娘・お久が、父の借金を返すために自ら吉原に身売りしました。 長兵衛は吉原からの帰り、身なげをしようとしている文七に出あい、そのお金を渡してしまいます。 中尾歌舞伎は江戸時代に旅芸人が神社で演じたのが起源とされています。 しかし、太平洋戦争で一旦は途絶えましたが昭和61年に地域の若者が中心となって復活させました。 芝居の最後は、長兵衛に命を救われた文七が長兵衛の家を訪れ、お久を嫁に貰う事となり、ハッピーエンドで幕を閉じます。 春季定期公演の模様は、伊那ケーブルテレビ(121チャンネル)で5月3日午後2時、5日午後3時から放送します。
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第5回合同写真展
上伊那の高校生や大学生、社会人による「第5回合同写真展」が30日から伊那市の伊那図書館で始まりました。 会場には上伊那農業高校写真班、信州大学ALL写真部、社会人の旭光カメラクラブの作品合わせて42点が展示されています。 テーマは自由で風景や人物などの作品が展示されています。 合同写真展は上伊那地域の写真文化の発展を目的に5年前から毎年開かれています。 ある参加者は「幅広い年代の人に見てもらい、それぞれの活動を知ってほし い。」と話していました。 「第5回合同写真展」は5月8日まで伊那図書館で開かれています。
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二七(ふな)の会総会
伊那市御園の休耕田でフナを育てて食べる「二七(ふな)の会」の総会が27日開かれました。 27日は会員13人が参加し、今年度の事業計画が承認されました。 二七の会は、毎年区内の休耕田でフナを育て、夏に食べています。 24日は休耕田に鳥よけの糸を張り、今年は、5月に100匹ほどのフナを放す計画です。 昭和10年頃から30年頃まで、御園区ではかきぞめや絵などを干し虫から守る「土用干(どようぼ)し」という行事が行われていて、その際に子どもたちが川で捕まえた魚を食べていたということです。 その当時を懐かしみ二七の会は6年前に発足しました。 去年は13キロのフナが取れたということで、今年は18キロを目指すということです。
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地域発元気づくり支援金内定事業発表
長野県が、市町村や公共的団体を支援する「地域発元気づくり支援金」で上伊那地域の44事業が内定し、28日に伊那合同庁舎で開かれた記者会見で発表されました。 今年度の県全体の予算額は8億5000万円で、上伊那の配分額は7,593万円となっています。 内定した事業のうち市町村別では、伊那市は「イーナちゃんで地域活性化!プロジェクト」の1件で54万円となっています。 箕輪町では「自然エネルギーの地域循環推進事業」など4件で470万円となっています。 南箕輪村は「運動あそびin南箕輪」の1件で64万円となっています。 その他に上伊那観光連盟の「上伊那の観光資源発掘事業」に616万円、上伊那林業振興協議会の「上伊那発!ぬくもり伝える木の良さ発信事業」に291万円などとなっています。 28年度は、46団体から53件、8,232万9,000円の要望があり、そのうち38団体の44件、5,978万6,000円が採択されました。 県では、5月2日から2次募集を行う予定です。
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K―kidsダンススタジオ発表会
伊那市西町のダンス教室K―kidsダンススタジオの発表会が24日伊那文化会館で開かれました。 発表会には教室に通う幼児から40代までの150人が出演しました。 年齢やレベルに分かれた16のクラスごと1年間の練習の成果を披露しました。 ケーキッズダンススタジオは13年前に発足し、4年前には伊那市西町に専用のスタジオを構えました。 10年以上教室に通い現在では指導者になっている人もいて、今回初めて振付を担当したダンスを披露しました。 会場には保護者などが訪れ、出演者に声援を送っていました。
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飯田線沿線の高校生 46%「満足」と回答
JR飯田線活性化期成同盟会が高校生を対象に行ったアンケート調査で、46%の生徒が飯田線に「満足している」と回答しました。 28日、JR飯田線活性化期成同盟会の総会が開かれ、前年度の事業として実施したアンケートの結果が報告されました。 飯田線沿線の高校生3,017人から回答があり、飯田線について「満足している」が12%、「まあまあ満足している」が34%、「やや不満を感じる」が45%、「不満である」が9%となっています。 不満、やや不満と答えた生徒のうち、795人が「本数が少ない」、588人が「乗りたい時間に乗れる便がない」、444人が「車両が混雑する」と回答しています。 期成同盟会では、アンケート結果を分析し、飯田線の利便性 向上を検討していくとしています。 総会では役員改選が、行われ、駒ヶ根市の杉本幸治市長が新しい会長に選任されました。 杉本市長は「今までの取り組みを更に進め地域一丸となって取り組みたい」と話していました。
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伊那中央病院で火災の防災訓練
伊那市の伊那中央病院で今日、新入職員などを対象にした防災訓練が行われました。 防災訓練には、新入職員や移動職員約50人が参加しました。 初めに消火器を使った訓練が行われ、参加者は4人ずつ消火剤の代わりに水道水が入った消火器で火に見立てた的に水をかけていきました。 消火器を使った訓練が終わると屋内消火栓を使った訓練が行われました。 消火栓からホースを伸ばし、一人ずつ水の出し方を確認しながら放水作業を行いました。 伊那中央病院では、毎年春と秋に防災訓練を行っています。 訓練を指導した伊那消防署の塩原正美さんは、「一番有効な初期消火の方法を知ってもらい、日頃から防災意識を高めてほしい」と話していました。
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中尾歌舞伎 29日の定演に向け稽古
中尾歌舞伎保存会の春季定期公演が29日に行われます。 本番を間近にひかえ会員らは稽古に熱が入っています。 26日は伊那市長谷の中尾座で稽古が行われました。 今回の演目は「人情噺 文七元結(にんじょうばなし ぶんしちもっとい)」です。 ばくち好きの男、長兵衛とその娘で父の借金を返すために身売りするお久など江戸時代の町民の気質と人情が表現されています。 中尾歌舞伎は江戸時代にはじまり地域の人たちにより、伝えられていましたが、太平洋戦争で一旦途絶えてしまいました。 しかし地元の若者が昭和61年に復活させ平成18年に伊那市無形民俗文化財に指定されています。 中尾歌舞伎の春季定期公演は今月29日金曜日、午後1時30分から伊那市長谷の中尾座で行われます。 伊那ケーブルテレビでは公演の模様を122チャンネルで生中継します。