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伊那市ふるさと講座「あったかご近所ネットについて」
伊那市公民館運営協議会が主催する「ふるさと講座」が6日、伊那公民館で開かれ、日影区で取り組んでいる「あったかご近所ネット」について講演が行われました。 ふるさと講座は、年に2回市内の公民館が持ち回りで開いています。 会場には、一般市民と市民大学の学生およそ130人が訪れました。 この日は、日影区のあったかご近所ネットの取り組みについて、日影地域社会福祉協議会の木田勝利さんが講演しました。 木田さんは、あったかご近所ネットが始まったきっかけや、取り組み内容について話しました。 あったかご近所ネットは、生活の小さな気遣いや手助けからお互い様の気持ちで隣近所が支え合う体制づくりを目的に、平成24年度から日影区で始まりました。 希望調査アンケートから、今年度手助けを希望している人は16人、それを支援したい希望者は72人で、生け垣の整備や屋外清掃、ごみ出しなどが行われたということです。 木田さんは、「もっと多くの区民に関心を持ってもらい隣近所で挨拶やちょっとした手助けが広がっていくようにこれからも事業を進めていきたい」と話しました。
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「九条の会」呼びかけで戦後70年 映画上映へ
憲法9条を守り戦争のない平和な社会をつくろうと活動している伊那市内の「九条の会」は、来月実行委員会を立ち上げ、戦後70年を記念して満蒙開拓をテーマにした映画の上映会を7月に開きます。 15日、伊那市狐島の生協総合ケアセンターいなで、映画上映を行う実行委員会の準備会が開かれ、九条の会の呼びかけで集まった、伊那市や箕輪町、駒ヶ根市の住民18人が参加しました。 上映を予定している映画は、「望郷の鐘 満蒙開拓団の落日」です。 下伊那郡阿智村出身の主人公、山本慈昭は、敗戦間近に満州へ渡りシベリアに抑留されました。 帰国後は中国残留孤児の救済に生涯を捧げたという事です。 参加者からは、「小さな子供もたくさん犠牲になったので、小中学生や子育て中の母親にも見てもらいたい」などの意見がでていました。 準備会では来月1回目の実行委員会を開き、7月中の上映会開催を予定しています。
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最優秀賞に長谷小羽場君の作品
社団法人 伊那法人会の税に関する絵はがきコンクールの審査会が13日に開かれ、最優秀賞に伊那市長谷小学校6年の羽場圭汰君の作品が選ばれました。 羽場君の作品は、ニンジンに8%の消費税を表す値札が書かれていて、わかりやすさが評価されました。 コンクールは、伊那法人会女性部が税の大切さや役割について関心を持ってもらおうと毎年行っています。 今年は、上伊那の8つの使用学校から290点が寄せられました。 審査は、伊那法人会の藤沢秀敬会長や女性部の大槻一子部長など11人が行いました。 最優秀賞に選ばれた羽場君の作品は、4月に九州の福岡で開かれる全国法人会の女性フォーラムに出展されます。
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伊那市保育発表会・パネルディスカッション
伊那市内の保育活動を知ってもらい子育てや保育についての理解を深めてもらうための発表会が16日、伊那市のいなっせで開かれました。 発表会は、市内の保育士でつくる「伊那市保育プロジェクト委員会」が開いたものです。 会場には、地区の区長や民生児童委員などおよそ250人が訪れました。 今年度保育園で力を入れて取り組んできた活動について、西春近北保育園の田中訓子さんが発表しました。 田中さんは、木育や自然に触れる体験を積極的に行っていると発表し、「遊びの中に学びを取り入れた保育を行うことで子ども達が生きる力のある子どもに育つよう地域や保護者と連携していきたい」と話しました。 また、今回初めてパネルディスカッションも行われ、伊那市子ども子育て審議会長の丸山毅一さんら5人が「子育てしやすい伊那市」をテーマに意見を述べました。 伊那小学校教諭で幼保小連携推進委員の田中智之さんは、「楽しいという子どもの思いを受け止めてあげる。親も一緒になって伊那の自然で育つことの幸せを感じることが大切だ」と話しました。 県こども・家庭課長の佐藤尚子さんは「大人が少しでも余裕を持って接してあげること。今成長している子ども達が大人になって伊那市を自慢できるような取り組みが必要だ」と話しました。
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高遠城址公園 桜の開花予想4月11日
民間の気象予報会社ウエザーニューズは今年の桜の開花傾向を発表し、高遠城址公園の開花は4月11日と予想しています。 それによりますと、高遠城址公園の開花は、過去5年の平均より3日遅い4月11日となっています。 5部咲きは4月14日、満開は4月16日と予想しています。 ウエザーニューズでは、3月以降気温が平年より高くなる日が予想される事もあり、桜の開花は例年並みかやや早くなるとみています。
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東春近に古墳公園整備へ
伊那市東春近の住民有志は住民の憩いの場や自然観察などに利用してもらおうと2月から東春近中央保育園の東側に古墳公園を整備します。 東春近中央保育園の東側の一段上の丘には今から1500年前の古墳があります。 ここは古い木々がたくさんあったことから老松場の丘と呼ばれています。 古い小道や古墳などを復元し住民の憩いの場にしようと地元有志が整備委員会を発足させました。 17日は、委員会のメンバーが視察に訪れ今後の作業の内容などを確認していました。 委員会によりますと老松場の丘には7つの古墳があるということです。 現在は、木に隠れて古墳の場所が確認できないということで、今後は周辺の樹木を伐採し芝を張り保護するということです。 また、現在の自然を生かしながら小さい枝を切り開き、ウッドチップを敷いて小道を作る計画です。 国の交付金などを活用し3年計画で整備する計画です。 委員会では、保育園児の遊び場や小学生の自然観察など地域の憩いの場となる公園づくりを進めていきたいとしています。 古墳公園の整備作業は2月の下旬から始まります。
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高遠中学校 さくらの里に車イス寄贈
伊那市の高遠中学校の生徒は、特別養護老人ホームさくらの里に車イス2台と歩行器1台を寄贈しました。 12日、生徒会役員が、さくらの里の西村安司施設長に目録を手渡しました。 高遠中学校では、毎年、アルミ缶回収で集めたお金で車イスを購入しさくらの里へ贈る取り組みをしていて、今年で6年目です。 6月、9月、11月に地域に回収ボックスを設置して住民にアルミ缶を入れてもらい、登校時に回収しました。 今年度は約660キロ、7万9,760円分が集まったということです。 西村施設長は「気持がとてもありがたい。車いすや歩行器を使って歩いたりすれば、利用者の皆さんも気分が変わると思う」と話していました。 生徒会では、全員が参加できる地域福祉の活動としてアルミ缶回収に取り組んでいます。 3年生で前の生徒会長の矢澤亘くんは「後輩たちにしっかり引き継いて活動を続けていきたい」と話していました。
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チームづくりやコーチング学ぶ
スポーツ指導者を対象にしたスキルアップ講座が16日、伊那市の伊那市役所で開かれました。 講座は伊那市総合型地域スポーツクラブなどが開いたもので会場にはおよそ150人が集まりました。 講座では新潟医療福祉大学健康科学部の西原康行教授が「生き生きとした選手やチームを作るコーチング」をテーマに話しをしました。 西原教授は「指導者はレギュラー選手だけでなく、全ての子どもに具体的、肯定的に言葉がけをすることが必要。成果や評価を伝えるとともに、子ども自らに考えさせ解決させることでチーム力の向上につながる。」と話していました。 集まった人たちはスポーツ指導に役立てようと熱心に耳をかたむけていました。
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待ちわびた愛好家 渓流釣り解禁
天竜川水系で16日から渓流釣りが解禁となり、この日を待ちわびた愛好家が釣りを楽しんでいました。 渓流釣りはイワナ、ヤマメ、アマゴなど「ます類」を対象とした釣りで毎年10月1日から自然繁殖保護のため禁漁となります。 5か月ほどの禁漁期間が過ぎた16日、伊那市の小沢川では早朝から釣り人が糸を垂らしていました。 伊那地域の気温は午前7時にマイナス5.9度まで下がり寒い朝となりましたが川に入った人たちは魚との駆け引きを楽しんでいました。 天竜川漁業協同組合では解禁に向け伊那市高遠町の藤沢川、山室川、長谷の黒川、箕輪町の沢川などにアマゴの成魚およそ500キロを放流していて、その他の川についても3月中旬以降放流を予定しています。 一般魚遊漁料は年間6,600円1日券は1,100円。 現場での販売は2,100円となっています。
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松本山雅FCサポーターがJ1開幕前に交流会
来月のサッカーJ1開幕戦を前に、松本山雅FCのサポーター同士の団結を図ろうと、15日、箕輪町で交流会が開かれました。 山雅後援会南信州支部が開いた交流会には、伊那市や箕輪町、辰野町のサポーター40人が参加しました。 交流会は、来月7日に愛知県で開かれる名古屋グランパスとの開幕戦を前に、サポーターの決起大会として開かれました。 交流会には、株式会社松本山雅の神田文之社長と元選手でホームタウン担当の片山真人さんも訪れました。
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確定申告きょうから始まる
16日から平成26年分の確定申告が始まりました。 去年から復興特別所得税を所得税と併せて申告することになっています。 伊那税務署の申告会場となっている、伊那市のいなっせには、朝から多くの人が訪れ申告を済ませていました。 確定申告は農家や自営業者、年収が2千万円を超えるサラリーマンなどが対象となっています。 去年から、基本所得税額の2.1%を復興特別所得税として申告することになっています。 復興特別所得税は、東日本大震災の被災者救援にあてられるもので、平成49年までの25年間適用されます。 伊那税務署では、「会場では担当者や税理士がわかり易く説明しているので、期限までに手続きをお願いしたい」と呼びかけています。 所得税、贈与税の確定申告は3月16日(月)まで伊那市のいなっせで受付が行われています。
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寸劇通して人権について考える
伊那人権擁護委員協議会は、幼いうちから人権意識を持ってもらおうと16日、南箕輪村の南原保育園で寸劇を通して啓発活動を行いました。 この日は、伊那人権擁護委員協議会の委員25人が南原保育園を訪れ、いじめに関する寸劇を披露しました。 寸劇は、いじめ問題をテーマにしたもので、タヌキを主人公にしています。 誕生会に呼ばれたタヌキが、シッポが小さいことでいじめられるという内容で、いじめで悩むタヌキに人権キャラクターのマモル君とアユミちゃんがアドバイスし励まします。 最後はシャボン玉の歌を歌い仲直りしました。 協議会の中村榮三会長は、「保育園などで友達をいじめないで、みんな仲良く助け合ってほしい」と話していました。
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中病に車いす2台寄贈
女性の奉仕活動団体、国際ソロプチミスト伊那は4日、伊那市の伊那中央病院に車いす2台を寄贈しました。 この日は、女性の奉仕活動団体、国際ソロプチミスト伊那の清水貞子代表が伊那市の伊那中央病院を訪れ、川合博院長に車いす2台を寄贈しました。 国際ソロプチミスト伊那は、奉仕活動や協力などを行うことにより、豊かな生活の実現を目指し活動していて、今年で20年です。 寄贈された車いすは、年末のバザーなどの収益金で購入したもので、自走式と介助式の2台です。 川合院長は、「病院には車いすが不可欠。大事に使わせてもらう」と感謝していました。 清水さんは、「これからも支援活動を続けていきたい」と話していました。
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今年の第43回伊那まつり テーマは「煌(きらめき)」
今年8月1日2日の第43回伊那まつりは「煌(きらめき)」をテーマに実施されます。 12日、第43回伊那まつりの1回目の実行委員会が開かれ、先月の事務局会議で決定した実施方針案が報告されました。 テーマは「煌」で、市民みんなが踊り、楽しみ、煌めく祭りにし、50回に向けて伝統と文化を継承しながら、新しい時代の魅力ある伊那まつりを目指すとしています。 テーマは24日に開かれる伊那まつり委員会で報告され、正式決定します。 第43回伊那まつりは、8月1日(土)に市民おどり、2日(日)に花火大会が行われます。
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伊那フィルハーモニー交響楽団 小中学校の校歌伴奏をCDに
今年で発足30周年を迎える伊那フィルハーモニー交響楽団は、市内小中学校の校歌の伴奏をCDにするための録音を、15日に行いました。 伊那市のいなっせで伊那フィルハーモニー交響楽団のメンバーが校歌を演奏し、CDにするための録音を行いました。 学校で音楽を教えている教員も立ち合い、テンポや音の強弱などを確認していました。 これは、今年5月で発足30周年を迎える伊那フィルが、地域への感謝の気持を伝えようと企画したものです。 この日は小学校4校、中学校3校の校歌を1日かけて録音しました。 伊那フィルは、「地元にアマチュア・オーケストラを作って、ベートーベンの第九を合唱団と一緒に演奏したい」と、音楽愛好家5人が中心となり1985年、昭和60年に発足しました。 現在は10代から70代までの55人が所属していて、年1回の定期演奏会のほか、一般公募の合唱団と「手づくりの演奏会」での協演も行っています。 校歌の録音は、8月と来年2月にも行い、 市内全ての小中学校21校にCDを贈る予定です。
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旧井澤家住宅で雛飾り展示
桃の節句にちなんだ雛人形の展示が、伊那市西町の旧井澤家住宅で行われています。 会場には、雛人形や吊るし雛など223点が展示されています。 旧井澤家住宅を管理する伊那部宿を考える会が毎年開いていて、今年で10回目です。 雛飾りは、1世紀以上前のものから最近のものまで様々で、時代ごとつくりの違いを見ることができます。 中でもこの押し絵雛は、旧井澤家住宅の土蔵から見つかったもので、江戸時代後期のものとされています。 雛飾りの展示は、来月3日火曜日まで、旧井澤家住宅で行われています。 1日には、雅楽の演奏会が開かれる他、2日と3日には甘酒が振舞われます。
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環境・新エネルギー研究会
ソーラー発電などの新エネルギー開発に関わるトラブルへの対応策について考える環境・新エネルギー研究会が14日伊那市のいなっせで開かれました。 研究会には上伊那の住民や太陽発電の事業者、市町村議会議員およそ20人が参加しました。 太陽光発電などのアセスメント事業に携わっている大町市のNPO地域づくり工房代表理事の傘(かさ)木(ぎ)宏夫(ひろお)さんが講演しました。 傘木さんは、「太陽光発全施設の設置は工事中の騒音や景観への影響・反射光などが問題となっている。トラブル回避のためには、どういう影響があるのかを公開し、地域住民と事業者がコミュニケーションを取ることが重要」と話していました。 研究会は、新エネルギー開発に関わるトラブルを未然に防ぐための地域政策を研究しようというもので、初めて開かれました。 今後は、「上伊那環境・新エネルギー政策研究会」を立ち上げ会員を募り、継続的に研究をしていくということです。
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中村不折と正岡子規の関係を学ぶ講演会
伊那にゆかりのある洋画家の中村不折と俳人正岡子規についての講演会が、14日、伊那文化会館で開かれました。 講演会は、中村不折の生誕150年記念プレイベントとして開かれたもので、会場にはおよそ200人が訪れました。 神奈川大学名誉教授で近世・近代俳論史を専門とする復本一郎さんが「不折と子規」と題し話しをしました。 復本さんによると、不折は幕末の慶応二年1870年に東京で生まれた不折は、両親の故郷伊那市高遠町に帰り、十八歳の頃小学校の美術教師に。明治20年21歳で不折は上京し、その後1つ年下の子規と出会ったということです。 復本さんは、「子規が俳句を作るときに大切にしていた考え方写生論に不折が大きな影響を与えた」などと2人の関係について話しました。 伊那文化会館では、21日土曜日から不折にちなんだ小学生の書道展を企画していて、伊那市が生んだ芸術家として関心をもってもらいたい」話していました。
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伊那市上下水道運営審議会 計画改定を検討
委員改選後初回となる伊那市上下水道事業運営審議会が13日、伊那市役所で開かれ、上下水道の経営健全化計画の改定案について市側から説明がありました。 初回の今日は、委員14人に委嘱状が手渡されました。 会長には、城倉昭治さんが副会長には平澤きよ美さんがそれぞれ選ばれています。 会議では、上下水道事業それぞれの経営健全化計画の改定案について説明がありました。 このうち、平成24年度に策定した水道事業経営健全化計画について市は、水需要の減少と経営状況の悪化などから計画見直しの必要性を説明しました。 伊那市の水道事業は、節水意識の向上などにより給水収益が当初予測を上回るペースで減少しています。 さらに、昭和30年代から40年代に建設した施設の多くが今後一斉に更新時期を迎えます。 そのため、事業運営を持続し施設の更新を行っていくためには、概ね4%程度の値上げが必要になるということです。 審議会では今後、料金改定を含めた経営健全化計画の見直しについて、年に2回のペースで会議を開き検討を進めます。
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上伊那広域消防本部・伊那消防署 新庁舎見学会
伊那市荒井に完成した上伊那広域消防本部と伊那消防署を併設する新しい庁舎の一般を対象とした見学会が14日開かれました。 見学会では、新庁舎の消防指令センターや食堂、出動準備室などが公開され、上伊那を中心におよそ1700人が見学に訪れました。 見学会は、上伊那の新たな防災拠点となる新庁舎を地域住民に知ってもらおうと、伊那消防組合と伊南行政組合が開きました。 訪れた人たちは、写真を撮ったり、署員から施設の説明を受けていました。 はしご車や救急車など、消防車両の展示も行われ、親子連れでにぎわっていました。 見学会は15日も行われます。 伊那消防署は3月16日、上伊那広域消防本部は4月1日運用開始となっています。
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伊那西スケート場利用者減
伊那市横山の天然リンク伊那西スケート場の今シーズンの営業が終了しました。 天候不順などの影響で昨シーズンに比べ348人利用者が減っています。 伊那市教育委員会の発表によりますと、営業日数は、去年12月24日から今年2月8日までの19日間でした。 今シーズンの利用者は908人で、昨シーズンの1,256人に比べ348人減少しました。 例年1200人程度の利用が続いていたということですが、今シーズンは、降雪による影響で、利用者数の出足が悪かったためということです。
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鳥インフルエンザ発生した場合の対応考える研修会
鳥インフルエンザが発生した場合の対応をJA職員や養鶏農家に知ってもらうための研修会が13日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。 研修会には、JA上伊那の職員や養鶏農家などおよそ30人が参加しました。 研修会は、鳥インフルエンザが上伊那管内で発生した場合の対応について知ってもらおうと開かれました。 講師は、伊那家畜保健衛生所の小澤尚さんが務めました。 現在、JA上伊那管内で5千羽以上の鳥を飼っている農家は4軒で、県内で3番目に多いということです。 鳥インフルエンザは、この冬宮崎県や岡山県など5つの農家で発生していて殺処分が行われました。 鳥インフルエンザに感染していると判断された農場は、24時間以内に鳥を殺処分し、72時間以内に埋めなければいけないとされています。 小澤さんは「殺処分や埋める作業、消毒作業には多くの人員が必要。JAでもシミュレーションを行うなど、万が一の時に早急な対応ができるようにお願いしたい」と話しました。 JA上伊那では今後、万が一の場合家畜保健衛生所や市町村などと連携し、対応したいということです。
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第8回伊那西高校芸術フェスティバル
伊那市の伊那西高校の生徒の作品展「第8回伊那西高等学校芸術フェスティバル」が、かんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、美術、書道、家庭科、写真、折り紙・工芸の各クラブの作品と、授業の選択学習で美術や書道などを学んでいる生徒の作品およそ200点が並んでいます。 展示会は生徒たちの1年間の発表の場として毎年開かれていて今年で8回目です。 作品には、制作者のコメントが添えられていて、作品に対する思いを綴っています。 今年は初めてチャリティーコーナーが設けられ、募金は東日本大震災で被災した岩手県大槌町の子ども達が集う「子ども夢ハウス」に贈るということです。 生徒は「作品を楽しみながら日ごろの活動や部活動の活躍なども知ってもらいたい」と話していました。 第8回伊那西高等学校芸術フェスティバルは、17日(火)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 14日・15日の2日間は、午前10時から茶華道クラブによるお茶の振る舞いもあります。
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リニア見据え将来ビジョン策定
伊那商工会議所は、リニア時代に向けた地域集客力の創造を柱とした将来ビジョンを策定し、13日発表しました。 川上健夫会頭と、将来ビジョン特別委員会の委員長で八十二銀行伊那支店長の酒井光一さんらが伊那商工会館で発表しました。 平成26年度から28年度までの第26期、3年間のビジョンを示したもので、リニア時代に向けた地域集客力の創造を核としています。 重点的に取り組むのは、地域力の向上や地域資源を活用した観光振興・魅力づくりなどをあげています。 具体的には、街中音楽祭の実施や林業資源を活用した新エネルギーに関わる観光産業の創出、入笠山や鹿嶺高原を中心に魅力ある観光コースの調査研究です。 去年2月に将来ビジョン特別委員会を発足させ、様々な業種の代表から意見を聞くなどして検討を進めてきました。 川上健夫会頭は、「リニア中央新幹線が12年後に東京~名古屋間が開業することで、大きな時代の転換を迎え、新たな人の流れが生まれる」と話し、この将来ビジョンに沿った商工会議所運営を目指したいとしています。 この将来ビジョンは、3月の総会で正式に決定され、27年度から具現化されていく予定です。
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完全地産「プチトマトコマ」完成
伊那市内の製造業などで作るご当地お土産プロジェクトでは、宮田村でばねなどを製造しているメーカー・タカノが企画したコマ「完全地産プチトマトコマ」を14日に発売します。 こちらが完全地産商品第5弾として新たに開発されたコマ「プチトマトコマ」です。 アルミ製で軽く、だれが回しても3分ほど長く回り続けるのが特徴です。 タカノ㈱が事業の一つとして栽培しているプチトマトがモデルになっています。 14日は、発売の記者会見が伊那商工会館で開かれ、ご当地お土産プロジェクトのメンバーと、タカノの社員が、商品について説明しました。 タカノでは、3年前から伊那市社会福祉協議会の福祉施設の通所者にトマトの収穫を委託しています。 そうしたことが縁となり、去年12月から、トマトの形をしたコマの開発に取り組んできました。 重心の位置や回転数などを決める企画はタカノが主に行い、ご当地お土産プロジェクトのメンバーが製造しています。 組み立ては、メンバーの一員である伊那市社会福祉協議会で行っています。 ご当地お土産プロジェクトでは、トマトの形を取り入れることで、伊那谷のものづくりと農産物をPRする土産にしたいとしています。 プチトマトコマは、14日から販売を開始する予定で、伊那市役所や伊那商工会館、市内のお土産販売店のほか、お土産プロジェクトのホームページでも購入することができます。
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防災の拠点施設 竣工
4月1日から運用を開始する「上伊那広域消防本部」「伊那消防署」を併設する新庁舎が完成し、12日、竣工式が行われました。 12日は、伊那消防組合と伊南行政組合、伊那市や、南箕輪村の関係者がテープカットをして竣工を祝いました。 富士塚グラウンド北側に完成したのは、事務所棟・当直棟、車庫棟、訓練棟、防災倉庫などで、主な建物は鉄骨コンクリート造りの一部2階建てです。 一昨年の11月から、およそ1年間かけて建設が進められてきました。 敷地面積は、8千平方メートル、延べ床面積は3300平方メートルで、建設費は10億円です。 2階には、上伊那広域8市町村からの通報を受けると、即時地図表示され、迅速な対応や出動の指令を出す消防指令センターがあります。 指令は庁舎内にある端末で確認できます。 また、1階と2階、合わせて19室の仮眠室が設けられています。 1階には、上伊那広域消防本部の事務室と伊那消防署の事務室が併設されているほか、シャワールームや、書庫、出動準備室などがあります。 伊那消防組合長の白鳥孝伊那市長は、「地域住民の安心・安全の拠点となる消防署が完成した。さらに皆さんに信頼されるよう精進したい」 伊南行政組合長の杉本幸治駒ヶ根市長は「従来の市町村の枠を超えて、防災の核となり、親しまれ頼りになるよう期待する」とあいさつしました。 竣工式には、地元の竜西保育園の園児が訪れ、歌を歌いました。 散歩の時間に何度も訪れ完成を待ちわびていたということで元気な声で竣工を祝いました。 伊那消防署・上伊那広域消防本部の本運用は4月1日からを予定していて、今月14日、15日には一般を対象にした庁舎の見学会を開くということです。
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高遠だるま市 多くの人で賑わう
江戸時代から伝わる伝統のだるま市が伊那市高遠町の鉾持神社参道で11日開かれ、だるまを買い求める多くの人で賑わいました。 天候に恵まれた11日、鉾持神社参道は福だるまを求める多くの人で賑わいました。 高遠のだるま市は江戸時代から続いていて、400年以上の歴史があると言われています。 訪れた人達は、値段交渉をして気に入っただるまを買い求めていました。 毎年訪れているという会社経営者は、今年も30号の特大だるまを買い求めます。 値段交渉をし、交渉が成立すると、家内安全や商売繁盛を祈って手締めが行われました。 外国人観光客も訪れていて、だるまを買っていました。 だるま市に合わせて商店街では本町実業団による桜だるまの販売が行われました。 幸、福、合格の3種類のだるまは毎年好評で、予約も含めてお昼過ぎには全て完売したということです。 高遠町総合福祉センターやますそでは、フリーマーケットも開かれました。 だるま市に合わせて商店街を盛り上げようと始められ、今年で20回目です。 この日は県内外から多くの人が訪れ、鉾持神社参道を中心に高遠町の商店街は終日賑わいを見せました。
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ニホンジカ解体処理施設 伊那市で初めて完成
市内で初めて、捕獲したニホンジカなどの野生動物を解体・処理し精肉する施設が、伊那市手良に完成しました。 12日、猟友会や伊那市などの関係者に完成した施設が公開されました。 施設は、伊那猟友会手良支部が整備したもので、事業費360万円のうち240万円を県の地域発元気づくり支援金で賄いました。 施設では、皮をむき内臓を取り出す解体処理をし、精肉して真空パックにしたものを販売します。 猟友会では、急増しているニホンジカによる農林業被害を防ぐため、適正な生息数にするための捕獲を行っています。 手良支部では毎年100頭前後のニホンジカを捕獲し埋設処理していますが、ジビエとして有効利用しようと施設を整備しました。 食肉にするための解体処理を行う施設は、上伊那で4番目、伊那市では初めてとなります。 伊那猟友会手良支部が運営する「伊那ジビエ手良」では、市内の4店舗、新宿の1店舗、名古屋の4店舗へシカ肉を販売する予定です。 販売価格は今後決定し、販路の拡大にも力を入れていくということです。 施設での一般販売は、今月末から行う予定で、手良小学校の給食にも提供することになっています。
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だるま市を前に人形飾り並ぶ
11日のだるま市を前に伊那市高遠町の商店街では、恒例の人形飾りが展示されています。 10日の午前中は、町内の保育園児が見学に訪れていました。 今年は去年と同じ6団体の人形飾りが飾られています。 だるま市は11日、伊那市高遠町の鉾持神社を中心に行われます。
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ローズガーデンでバラの剪定作業
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンでは、今年のシーズンに備えての剪定作業が行われています。 しんわの丘ローズガーデンは伊那市振興公社が管理していて、10日も朝から剪定作業が行われていました。 作業は12月から始まっていて園内にある172種類、およそ2100本のバラを一つ一つ剪定していきます。 新しい芽を活かしながら満遍なく光が入るように、また風通しを良くすることで病気になりにくくするために、この時期の剪定は大切だということです。 しんわの丘は平地に比べ風が強く冬は特に冷え込むということで、公社では寒さを防ぐためビニールで覆ったり、風よけのネットを張るなどの工夫もしています。 しんわの丘ローズガーデンでは毎年6月と9月にバラ祭りが行われています。 広さおよそ9千平方メートルの敷地一帯に咲くバラを見に多くの観光客が訪れています。 今年は、雪が多く作業が若干遅れているということですが、職員たちは日当たりの良い場所から進めています。 伊那市振興公社では、「新しい芽が育ち今年も綺麗な花を咲かせてくれる。楽しみにしていて欲しい」と話していました。 バラの剪定作業は、3月の初旬まで行われます。