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雑穀レシピパンフレット完成
い~な雑穀ネットワークは、栄養価の高い雑穀を普及させようと、簡単なレシピを掲載したパンフレットを作成しました。 今回作成されたのは、A4サイズを三つ折にしたパンフレットです。 平成23年に発足したい~な雑穀ネットワークが、気軽に雑穀料理に挑戦してもらいたいと初めて作りました。 サトイモのたかきび和えや、モチキビを使った袋煮など、6つのレシピが掲載されています。 レシピは平成23年12月に行われた雑穀レシピコンクールの上位作品の中から選ばれました。 簡単に調理できることのほか、雑穀の種類や調理法など、バランスを考え、選んだということです。 レシピパンフレットは7千部作成され、伊那商工会議所や市内の直売所などで配布されています。
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伊那市分譲中の工業団地 値下げ
伊那市は、分譲中の工業団地の販売促進のため、全ての区画で価格を値下げするなどの取り組みを実施しています。 伊那インターチェンジ近くにある大萱産業適地の区画が、もっとも値下げ幅が大きく、3区画を平均すると50%ほどの値下げとなりました。 もっとも値下げ幅が大きかった1万1700平方メートルのC区画では、3億2千万円から1億5千万円に下がりました。 伊那市土地開発公社が去年10月に解散したことに伴い、その当時、第三者が鑑定した適正価格で、伊那市が公社から土地を買い取りました。 今回の、分譲価格の見直しは、市が買い取った際の価格とするものです。 区画は、5つの工業団地などに10区画あり、全ての区画が値下げとなりました。平均すると30%の値下げとなっています。 伊那市ではこれらの土地の販売を促進するため、値下げのほかにも4月から新たな取り組みを始めています。 ●工業用地を購入した企業に、用地取得費の30%を補助金として交付すること、●土地の購入を検討している企業に、伊那市の分譲地の情報を提供した個人や団体に、契約が成立した場合、契約金額の1%を支払う報酬制度です。 伊那市ではこれらの取り組みにより、分譲中の用地の売却を加速させたいとしています。
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伊那市内の飲食店でノロウイルス集団食中毒
伊那市坂下の飲食店、はなの舞伊那店でノロウイルスによる集団食中毒が発生し、伊那保健所は10日から13日まで4日間の営業停止を命じました。 県の発表によりますと、4日にはなの舞伊那店を利用した12グループ95人のうち、伊那市、駒ヶ根市、箕輪町などに住む4グループ24人からノロウイルスが検出されたということです。 患者は全員回復に向かっているということです。 長野県内では、昨年度20件の食中毒が発生していて、541人が感染しました。 伊那保健所では、ノロウイルスの感染力は非常に強く、手洗いや調理をする際は加熱を十分にするなどの注意を呼びかけています。
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中尾歌舞伎春季定期公演中止に
中尾歌舞伎保存会は、4月29日に予定していた春季定期公演を中止にすることを10日決定しました。 中尾歌舞伎の稽古と発表の場所となっている伊那市長谷の中尾座です。 4月29日の春季定期公演もここで行われる予定でした。 保存会では、指導者の西村清典さんの死去により、春季定期公演の実施について検討を重ね、実施する方向で進めていました。 しかし、会の大きな柱で指導者だった西村さん急逝の影響は大きく、本番までに仕上げられないとの判断からやむなく中止を決断しました。 保存会では、11月の秋季定期公演で、西村さんが亡くなるまで指導に携わり春の公演で予定していた演目「一谷嫩軍記 熊谷陣屋の段」を披露する予定です。
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高遠城址公園 いよいよ本番
県内外に桜の名所として知られている伊那市高遠町の高遠城址公園への花見客の入り込みが本番を迎えています。 11日は、平日にもかかわらず、団体客や家族連れなどが花見に訪れていました。 桜雲橋がある公園中心部の二の丸付近は、まだ咲き始めです。 それでも咲いている花を見つけると顔を近づけたり、写真を撮ったりしていました。 公園南側です。 全体が赤みを帯びています。 伊那市観光協会によりますと、南側は、5分咲きだということです。 公園内には、樹齢130年を越える老木も含め、1,500本のタカトオコヒガンザクラがあります。 天下第一の桜と称され、県の天然記念物に指定されているほか、平成2年には、日本さくらの会のさくら名所百選に選ばれています。 満開は、来週の15日火曜日前後になりそうです。 その高遠城址公園で、500円で説明が受けられるワンコインガイドが好評です。 のべ40人のボランティアガイドが22日まで公園に待機しています。 今日も、そろいのジャンパーを着たガイドが花見客を案内していました。 去年は、さくら祭り期間中に75組が利用しました。 今年は100組以上を目指しているということです。
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桜シリーズ① 伊那公園
放送エリア内の桜をお伝えする桜シリーズ。 1日目は、伊那市中央の伊那公園の桜です。 伊那公園には、12種類、450本の桜が植えられています。 10日は、多くの人が公園に訪れ花見を楽しんでいました。 現在、コヒガンザクラが8分咲き、ソメイヨシノは咲き始めです。 伊那公園桜愛護会によりますと来週いっぱい桜を楽しめるということです。 13日には、桜愛護会によるさくら祭も企画されています。
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「伊那防衛協会」 設立総会
地域住民と自衛隊の相互理解と親睦を目的とした民間組織「伊那防衛協会」の設立総会が、10日、伊那市内で開かれました。 この日は、伊那防衛協会の会員など50人が出席し、設立総会が開かれました。 伊那防衛協会は、地域住民と自衛隊の架け橋となり、民間の立場から活動に協力する組織で、伊那商工会議所が呼びかけ、設立に向けた準備を進めてきした。 この日は、役員の選任が行われ、会長にサン工業株式会社社長の川上健夫さんが就任しました。 川上会長は「東日本大震災など災害現場での活動や国の安全保障など自衛隊の役割は大きい。民間の立場から活動への理解の輪を広げていきたい」と就任の挨拶をしました。 伊那防衛協会では、今年度、自衛隊音楽隊によるコンサートの開催、災害派遣部隊への協力、会員の増強などを行っていくということです。 なお、伊那防衛協会は、長野県防衛協会の下部組織で、県内では7か所目の設立となっています。
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「南アルプス戸台口」 名称について市長に建議書提出
南アルプス北部の登山口の名称を検討してきた伊那市の長谷地域自治区地域協議会は、名称を「南アルプス戸台口」とし、バス停の名称の変更などを求める建議書を、10日、白鳥孝市長に提出しました。 この日は、西村美里会長と中山和文副会長が伊那市役所を訪れ、白鳥市長に建議書を手渡しました。 名称を検討してきた長谷地域協議会では、長谷の三峰川橋付近から仙流荘周辺エリアの名称を「南アルプス戸台口」としました。 市長への要望は▽混乱を防ぐため、三峰川橋のバス停の名称を「戸台口」から「三峰川橋」などに変更するか廃止する事▽林道バス営業所の停留所名を「南アルプス戸台口」とする事▽伊那市が発行するパンフレットや看板に明記する事などです。 白鳥市長は、「昔からの名称を活かし全国に発信できる良い名前だと思う」と話していました。 協議会では、今回の建議内容について来月上旬までに文書で回答して欲しいと白鳥市長に求めています。
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野溝浩明さん剣道で全国大会
月29日に大阪府で開かれる全日本都道府県対抗剣道優勝大会に、伊那市の野溝 浩明さんが出場します。 9日は、野溝さんが、剣道着をまとって、伊那市役所を訪れ、白鳥 孝市長に、出場のあいさつをしました。 野溝さんは、伊那市御園在住の32歳。伊那市体育協会剣道部に所属しています。 2月に開催された県予選大会で優勝し、5年ぶり2度目の全国大会出場を決めました。 都道府県対抗大会は、7人の団体戦となっていて、野溝さんは五将をつとめます。 野溝さんは、183センチの身長と、上段の構えからの攻撃を強みにしていて、気持ちで攻めていきたいとしています。 白鳥市長は「伊那市からの出場をほこりに思う。頂点を目指す姿勢で悔いのない試合をしてほしい」と激励していました。 長野県代表は、初戦、岐阜県代表と対戦する事になっています。
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地域発 元気づくり支援金 選定始まる
市町村や公共的団体の自主的な取り組みを県が支援する「地域発 元気づくり支援金」の上伊那分の採択事業を決める第1回選定委員会が、10日に開かれました。 今年度は、57件、1億600万円の要望がありました。 この日は、今年度の採択分を決める1回目の委員会が伊那合同庁舎で開かれました。 今年度の上伊那への配分額は、昨年度とほぼ同じ7,627万円となっています。 市町村や各種団体からの要望は57件、1億600万円で、昨年度と比べ、件数は5件減少、金額は3,200万円増加しています。 事業区分別では、産業振興・雇用拡大が22件で5,900万円、環境保全・景観形成が11件で1,900万円、教育・文化の振興が9件で1,100万円などとなっています。 次回の選定委員会は17日に開かれ、今月末をめどに採択事業が内示されることになっています。
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サクラコマが縁 仙醸で整備作業受注
伊那市の障害者社会就労センター輪っこはうす・コスモスの家の利用者は、サクラコマが縁となり伊那市高遠町の酒造メーカー仙醸の環境整備作業を9日行いました。 サクラコマの組み立てを輪っこはうす・コスモスの家で行っています。 小嶋早苗施設長と仙醸の黒河内貴社長が今年2月にサクラコマに関するシンポジウムで知り合ったのが、今回の作業の受注のきっかけだという事です。 黒河内社長は、障害者就労支援センターの活動をシンポジウムで知り社会貢献の一環として今回整備作業を発注したという事です。 輪っこはうす・コスモスの家では、利用者の工賃アップと共に地域の企業との交流を広げ雇用につなげるきっかけにしたいとしています。 小嶋施設長は「企業での作業をとおして障がい者への理解を深めてもらうとともに、利用者の仕事へのやりがいにつなげていきたい」と話していました。 仙醸では、今後、春と秋の整備作業の他に、酒粕の出荷作業についても発注していく事にしています。
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オリジナル切手 「高遠 桜浪漫」
伊那市の高遠郵便局などは、花見シーズンにあわせオリジナル切手「高遠 桜浪漫」の販売を9日から始めました。 販売初日となった9日は高遠郵便局の高橋晴彦局長らが高遠町総合支所を訪れ伊藤俊規高遠町地域自治区長にオリジナル切手2セットを手渡しました。 切手は7年前から花見の時期に合わせ作られ、今年はこれまでの桜まつりのポスターに採用された写真などがデザインされています。 市内の郵便局のみで販売され、52円切手10枚一組のものが930円で3千部。82円切手10枚一組のものが、1230円で2500部限定販売となっています。 伊藤自治区長は、「使うのがもったいない出来栄え。お土産としても喜ばれる一品です」と喜んでいました。
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今年もやります 「西駒んボッカ」
西駒山荘の建設工事に伴い、資材を背負って運び上げるイベント、「第2回 西駒(にしこま)んボッカ」が、9月7日(日)に今年も行われます。 西駒んボッカは、2.5キロのレンガを背負って、鳩吹公園から標高2,690メートルの西駒山荘まで11.6キロのタイムを競うイベントです。 主催するのは、登山愛好者や西駒山荘の関係者などでつくる西駒こまくさ会です。 100年前に地元住民が資材を歩荷(ぼっか)し山小屋を建設した精神を受け継いでいこうと去年から実施しています。 コースは、鳩吹公園をスタートし、桂小場までの5.1キロと、登山口から西駒山荘までの登山道6.5キロ、合わせて11.6キロを走ります。 1回目の去年は、男性のトップが1時間53分で女性のトップが2時間33分でした。 鳩吹公園は標高940メートル、西駒山荘は2,690メートルで標高差は1,750メートルです。 西駒んボッカは9月7日雨天決行、6日には前夜祭も予定されています。 参加費は一般4千円、学生3千円で募集定員は、200人となっています。
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米ゴルフアカデミー参加報告
関東ゴルフ連盟による、アメリカ、フロリダ州で先月開かれたIMGゴルフアカデミーに高遠小学校6年の髙橋采未(あやみ)さんが長野県から唯一参加しました。 9日は髙橋さんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長と久保村清一教育長に報告しました。 アメリカで開かれるIMGゴルフアカデミーは、ジュニア選手の育成を目的としています。 関東周辺の1都10県がエリアの関東ゴルフ連盟の会員およそ5千人の中から、アマチュアランキングや身体能力などで選考し、8人が選ばれました。 髙橋さんはゴルフの実績は少ないものの、長野県ジュニアゴルフ連盟からの推薦で身体能力が評価され8人の仲間入りをしました。 アカデミーは先月23日から31日までアメリカ・フロリダ州で開かれ、髙橋さんもレッスンに参加しました。 髙橋さんは「スウィングなど直してもらった。密度の濃い練習ができました」と話していました。 白鳥市長は、「高遠町からプロゴルファーが誕生する日も近い。できれば地元の学校で頑張ってほしい」と激励していました。
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パレードで山火事予防
山火事予防を呼びかけるパレードが今日、伊那市などで行われました。 9日は、県や市町村職員8人が伊那合同庁舎前を出発し、伊那市から辰野町までをまわり火災予防を呼びかけました。 啓発活動は、空気が乾燥し山火事が発生しやすい毎年この時期に行われているものです。 上伊那管内では去年、6件の山火事が発生していて、合わせて2.75ヘクタールを焼きました。 これはおととしと比べ6倍の焼失面積となっています。 今年は2件の火災被害が出ています。 上伊那地方事務所の青木一男所長は「これから農作業などで土手焼きや焚き火をする機会が増えるので、意識を高めてもらえるよう呼び掛けたい」と話していました。 啓発活動は、あすも行われ、駒ヶ根市から中川村までをまわるということです。
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市長選出馬表明の有坂ちひろさん事務所開き
任期満了に伴う伊那市長選に出馬を表明している有坂ちひろさんを支援している市民団体は8日伊那市荒井で事務所開きを行いました。 事務所開きにはおよそ20人が集まりました。 新人で飲食店経営の有坂さんは市政の転換による子育て支援の充実を訴えました。 有坂さんは上伊那民主商工会の会合などに出席し政策を訴えることにしています。 市長選にはほかに現職の白鳥孝さんが出馬を表明しています。 伊那市長選挙は20日告示、27日投開票となっています。
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「伊那節発祥の地」石碑前で伊那節まつり
伊那節を歌い継ぎ後世に伝えようと7日、伊那市の伊那公園で伊那節まつりが行われました。 伊那節まつりは、伊那公園にある「伊那節発祥の地」の石碑の前で行われていて今年で55回目です。 まつりは、伊那商工会議所などが行っているもので、商工会議所や市の関係者など60人ほどが出席し神事をして伊那節の伝承などを祈りました。 まつりでは、開き始めた桜の下で、伊那節保存会が歌と踊りを披露しました。 伊那節は、古くは「おんたけやま」と呼ばれ江戸時代に権兵衛峠を行き来するときに歌われた馬子唄です。 伊那商工会議所の川上健夫会頭は「文化と伝統を後世に伝えていきたい」と話していました。 なお、伊那公園桜愛護会によりますと伊那公園のコヒガンザクラは12日、13日が見ごろだということです。
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高遠城址公園 開花宣言
天下第一の桜として知られる高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラが8日開花しました。 今年は、去年と比べて一週間遅い開花宣言となりました。 8日は高遠城址公園で開花宣言のセレモニーが行われました。 去年から一番早く咲く南口ゲート付近の桜を基準木にしていて5、6輪咲いたら開花宣言を出すことにしています。 市の職員が開花したことを防災無線で伝えるよう電話で連絡していました。 伊那市内の桜を管理する稲辺謙次郎さんです。 ここ数日は、いつ咲くのかやきもきしていたということです。 8日の伊那地域の最高気温は、21度と5月上旬並の暖かさとなり、南口では午後になって一気に花が開きました。 訪れた観光客は、咲いた桜をカメラに納めたり、敷物を広げて花見を楽しんでいました。 伊那市では、高遠城址公園の桜は15日頃から見ごろと予想しています。
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伊藤好幸さん 桜の写真展伊那中央病院で開く
伊那市山寺の写真愛好家、伊藤好幸さんのさくら写真展が、伊那市の伊那中央病院で開かれています。 伊那中央病院1階のエレベーター前には、伊藤さんの作品21点が並んでいます。 伊藤さんは、祖父の影響で物心がついた頃から写真が好きになり、30年程前から本格的に撮影を始めました。 今回の写真展は、花の中でも特別思い入れのある桜をテーマに、ここ5年ほどの間に、全国各地の名所15カ所程に足を運んで撮影したものです。 伊藤好幸さんのさくら写真展は、30日(水)まで伊那中央病院1階のエレベーター前で開かれています。 また、来月1日からは同じ会場で、伊那市美篶の書家、山岸美峰さんと合同の展示を開くことになっています。
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伊那市長選挙 新人有坂さん政策発表
任期満了に伴う伊那市長選挙に出馬を表明している新人で飲食店経営の有坂ちひろさんは、「市民参加で市政の転換を図り安心して暮らせる市政を目指す」とする選挙に向けた政策を発表しました。 有坂さんは「市政の主役は市民。市民参加の市政を貫きます。市民の声を聞くだけではだめで聞いた声をどう活かすかということが今の市政には問われているのではないか。今の市長も市民の声を聞く機会があると思いますが必ずしも活かされていないのではないか」と話し「市民の目線で動かす市政を目指したい」と抱負を述べました。 具体的な政策としては、環境保全と再生エネルギーの活用として環境に負荷をかけるリニアより地域交通の整備を進めるほか生ゴミ減量化で処理場の大規模化を見直すとしています。 他には市の責任で保育を充実し保育園の民間委託はしないとするほか、市職員の女性幹部の登用、商店のリフォーム制度をつくり中小の商工業者を支援するとしています。 伊那市長選挙は20日告示27日投開票となっていて有坂さんの他に現職の白鳥孝さんが出馬を表明しています。
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春の全国交通安全運動 始まる
春の全国交通安全運動が6日から始まりました。 「子どもと高齢者の交通事故防止」を運動の基本に4つの運動の重点が掲げられています。 7日は、伊那市役所前に交通指導所が設けられ、伊那市交通安全協会連合会や、伊那警察署の署員らおよそ80人が道行くドライバーに交通事故防止を呼びかけました。 運動は「子どもと高齢者の交通事故防止」を基本に全ての座席のシートベルト着用やチャイルドシートの徹底や飲酒運転の根絶などを重点に掲げています。 伊那警察署管内では今年に入って死亡事故はおきていません。 伊那警察署の小山満彦署長は「呼びかけをすることで地域の住民一人ひとりが交通事故防止に感心を持ってもらえると嬉しい」と話していました。 春の全国交通安全運動は、15日(火)までとなっています。
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富県小1年生に交通安全傘贈呈
伊那市の富県交通安全協会は7日、富県小学校の1年生全員に黄色い交通安全傘をプレゼントしました。 この日は富県安協の牧田稔会長らが富県小学校を訪れ、1年生21人に傘を贈りました。 富県安協では、子どもの事故防止につなげようと4年前から新1年生に傘を贈っています。 傘は黄色の生地の一部が透明になっていて傘をさしても前が見えるようになっています。 また、傘のふちに夜光反射材が縫い付けられています。 牧田会長は「登下校の際には車に十分注意して欲しい」と子どもたちに呼びかけていました。 富県小では「地域のみなさんに子ども達の安全を見守っていただきありがたい」と感謝していました。
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みはらしファーム ふれあい農園開園式
伊那市西箕輪羽広のみはらしファーム内にある「ふれあい農園」の開園式が6日、行われました。 開園式には、今年度ふれあい農園を借りた人の中から11人が参加しました。 ふれあい農園は、みはらしファームが伊那市から委託管理を受けて、希望者に畑を貸し出し、自由に農作物を育てることができる場として提供されています。 農園は80区画に分かれていて、希望者の必要に応じて分配されます。 育てる農作物は、トマトやナス、とうもろこしが多いということです。 今年度は、23人が39区画を使用するほか、公民館などの施設も使用することになっていて、現在53区画が決まっています。 利用者は「子どもと一緒に農業を楽しみたい」 「去年より美味しい野菜が収穫できるように手間をかけて育てたい」と目標を立てました。 残りの21区画はまだ利用者が決まっていないということで、利用者を募集しています。 1区画の広さは32平米で、1年間の料金は6,500円、来年の3月31日まで利用することができます。
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長野県公衆衛生専門学校 20人が入学
伊那市荒井の長野県公衆衛生専門学校の入学式が7日行われ、20人が歯科衛生士への道の第一歩を踏み出しました。 今年度入学したのは上伊那出身の6人を含む20人です。 入学生代表の宮下苑子さんは「同じ夢を追いかける仲間とスタートラインに立てました。3年後、この学校で良かったと思えるように日々精進していきたい」と挨拶しました。 合木康典校長は「自らこの道を選んだ皆さんの表情は希望に満ちています。初心を忘れずに頑張ってください」と式辞を述べました。 新入生は3年間の教育を受け、歯科衛生士の国家資格合格を目指します。
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肌寒い一日 高遠のさくらもうすぐ
寒気の影響で寒さが戻り、伊那地域では5日の夜遅くから6日朝にかけて雪が降りました。 6日の伊那地域の最高気温は8.8度と平年を6.2度下回り肌寒い一日となりました。 天下第一の桜の名所としてしられる高遠城址公園では、桜守が枝に積もった雪を落としていました。 長野地方気象台によりますとあす以降は天気も回復し日中の気温も上がるということです。
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大規模災害に備え狐島防災会 訓練
伊那市狐島の狐島防災会は、地震による大規模災害に備え6日、防災訓練を行いました。 狐島防災会では東日本大震災以降、毎年この時期に訓練を行っています。 訓練は、東海地震により伊那地域で震度6弱の地震が発生したとの想定で行われました。 狐島第一公民館には、災害対策本部が設置され常会長がけが人の数や建物の倒壊など被害状況を報告していました。 通信手段が途絶えたとの想定で地元のアマチュア無線愛好者が無線を使って伊那市と交信をして被害状況を報告していました。 また、壊れた建物の下敷きになった人の救出や、消火訓練も行われました。 また、応急手当やAEDを使っての訓練も行われていました。
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カルミナ・ブラーナ 本番に向け練習大詰め
今年6月にカルミナ・ブラーナを歌い上げる手作りの演奏会が伊那市の伊那文化会館で開かれます。 本番に向け公募で集まった市民合唱団の練習が大詰めとなっています。 6日は、伊那市のいなっせで練習が行われ、当日指揮を務める横山奏さんが東京から訪れました。 横山さんはこの春、東京芸術大の大学院を卒業しました。 おととし高遠町で行われた伊澤修二記念音楽祭でも指揮をしました。 カルミナ・ブラーナはドイツ南部の修道院で19世紀の初めに発見された詩歌集です。 ドイツの作曲家カール・オルフが曲をつけ独唱、合唱用の作品にしました。 合唱団には、上伊那を中心に下伊那や諏訪、遠くは千葉県から150人が参加しています。 練習は発足した去年2月から行われていて、横山さんとの練習は2回目です。 練習の中で横山さんは「とにかく言葉をしっかり出すことが大切。歌詞をイメージして歌って欲しい」と指導していました。 集まった団員たちは楽譜を見ながら会場に歌声を響かせていました。 6月8日の本番は、舞踊団や伊那フィルハーモニー交響楽団などと一緒になって25曲を披露することになっています。
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伊那市スポーツ少年団 発会式
伊那市のスポーツ少年団の発会式が6日、伊那勤労者福祉センター体育館で開かれました。 この日は、スポーツ少年団に登録している小中学生と指導者およそ600人が会場に集まりました。 会では、全員でスポーツ少年団の歌を斉唱し、綱領を唱和しました。 式の後には、伊那市美篶の大西接骨院の大西誠院長が、1年間怪我をしないための身体つくりについて講演しました。 大西さんは「軽い有酸素運動で体温や心拍数を上げ、その後にストレッチや体操など専門的なウォーミングアップをすると効果的です」と話しました。 伊那市スポーツ少年団は、8種目25団体があり、小学1年生から中学3年生のおよそ1,000人が登録しています。
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二十四節季~清明~
5日は二十四節季のひとつ清明です。 清明は、桜など草木の花が咲き始め、すがすがしく明るく美しいころとされています。 伊那市山寺の丸山公園では、スイセンが見ごろとなっています。 公園内には、ソメイヨシノなどの桜が30本ほど植えられていて、常円寺では来週末には 桜とスイセンの共演が楽しめるのではないかと話していました。
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縄文土器を撮影した写真展
県内を中心に各地域を代表する縄文土器を撮影した写真展「縄文の夜神楽 豊の創成」が5日から、伊那市の創造館で始まりました。 会場には、伊那市から出土した土器の他、国宝に指定されている縄文のビーナス、3月国宝に指定された仮面の女神などを移した写真45点が並べられています。 撮影したのは東京都在住の写真家滋澤雅人さんです。 滋澤さんは、県内の博物館など18か所で12年かけて撮影してきました。 1つの作品にかける撮影時間は平均2時間で、中には3時間かかった作品もあるということです。 撮影には、大型のモノクロフィルムを使用していて、光と影の幅が広く土器の模様が鮮明に映し出されています。 写真展は、6月16日月曜日まで、伊那市創造館で開かれています。 19日には、滋澤さんによるギャラリートークが予定されています。