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年度末 退職辞令交付
年度末を迎え各市町村などでは31日付けで退職する職員に辞令が交付されました。 このうち伊那市では27人に人事通知書と感謝状などが一人一人に手渡されました。 退職者の内訳は、定年退職が13人、早期退職者が14人で20年以上勤めた職員は26人となっています。 白鳥市長は「市民のために人生の大半を捧げたことに感謝します。立場は違ってもこれまでの経験を地域で発揮してください。」とねぎらいの言葉を送りました。 退職者を代表して水道部の唐木好美部長が「6年後にはオリンピック、13年後にはリニアが開通し伊那谷が大きく変革を遂げようとしています。私たちも微力ながらお手伝いさせていただければありがたい。」とあいさつしました。 なお箕輪町では5人、南箕輪村では4人が退職となっています。
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増税前に駆け込み需要
4月の消費税増税を前に伊那のスーパーなどでは駆け込み需要の買い物客が訪れる一方、店側も値札の張り替えなど準備に追われています。 伊那市日影のベルシャイン伊那店では増税を前に値札を張り替える準備に追われていました。 4月1日の開店がスムーズに行えるよう従業員が今の値札の後ろに増税後の値札を入れる作業を行っていました。 値札はこれまでの税込価格から本体価格の表示となります。 ベルシャイン伊那店では今月中旬からかけこみ需要の傾向が現れていて、特に高額で買い置きのできる化粧品の売れ行きが伸びているということです。 ベルシャイン伊那店では増税当日の4月1日は午前10時の開店時間を午前10時30分に遅らせ、価格表示の変更作業などを行うことにしています。
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いな歌謡祭 40人が熱唱
上伊那のカラオケ愛好家が自慢ののどを披露する「いな歌謡祭」が伊那市のいなっせで30日開かれました。 30日は上伊那などのカラオケ愛好家およそ40人が参加し歌謡曲など60曲を披露しました。 参加者たちは、スポットライトを浴びて熱唱し、日頃の練習の成果を発揮していました。 いな歌謡祭は、伊那市などでカラオケ教室を開いている歌謡アカデミーが毎年開いていて、今年で10年の節目を迎えました。 歌謡アカデミーの今井ひろし代表は、「歌う事で上達したいという目標や仲間もでき、高齢者の方も元気になる。 20回の目標に向け、1年1年頑張っていきたい」と話していました。 ある参加者は、「ひろい会場で緊張したが、曲が流れると自然と声が出た。歌い終えた時はとても気持ちが良かったです。」と話していました。
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中央区公民館のロトウザクラ咲く
伊那市の中央区公民館にあるロトウザクラが咲き始めました。 公民館によりますと、28日から咲き始め、29日一気に開花が進んだということです。 このロトウザクラは中央区の100周年記念事業の一環として平成16年に植樹されたものです。 伊那桜公園愛護会の横森孝心会長によりますと、例年より10日ほど遅い開花だということです。 桜は30日、満開となる見込みで、見ごろは4月4日頃までだということです。
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無事故願い 白いタヌキ展示
去年12月に高遠町の国道152号で事故にあい倒れていた白いタヌキを剥製にした、富士見町在住の樋口誠さんが27日、高遠町総合支所を訪れました。 事故がなくなることを願って4月下旬まで白いタヌキの剥製を展示しています。 樋口さんが去年12月に仕事で駒ヶ根市に向かう途中、国道152号でひかれているタヌキを見つけ、それが希少なアルビノ白タヌキだったということです。 アルビノ白タヌキは数万分の1の割合で生まれ、「全ての幸運を呼ぶ」とも言われて縁起物として珍重されているということです。 樋口さんはこれまでに原村で3匹のタヌキの事故に遭遇していて、そのなかの白いタヌキを剥製にしたところ幸運が訪れたと話していました。 高遠町総合支所によりますと、高遠町での動物事故の連絡は年間30件ほどあるということです。 剥製は、平成23年に原村でひかれていた白いタヌキと併せて2体が今月末まで高遠町総合支所に展示されます。 4月からは、お花見客にも見てもらえる高遠町歴史博物館などに展示することになっています。
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伊那市手良で井上井月を偲ぶ句会
伊那市手良の住民有志は井上井月を偲ぶ句会を29日、中坪公民館で開きました。 句会には、9人が参加しました。 井上井月を偲ぶ句会は、今回で15回目で、井月の命日にちなんで毎年3月に開いています。 これまでは優れた句を表彰していましたが、優劣をつけるのではなく研究に重点を置いて行こうと、今年から表彰をとりやめました。 句会にはあらかじめ今回の参加者が22句を提出していて、今日は俳人の春日愚良子さんが添削していきました 「我が庭で樹氷の見える寒さかな」という句は「我が庭の樹氷の見える春浅し」と添削されました。 その理由について春日さんは、「樹氷という言葉で寒いことはわかる。寒さかなと説明するのではなく、発想を転換させ、ほかの言葉で置き換えた方が良い」と話していました。 井上井月を偲ぶ句会は、井月が手良で句会を開いていたことから住民有志が行っているもので、年一回の句会の他、吟行なども行っています。
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作家デビュー 東さんサイン会
伊那市在住で5日にデビュー作の文庫本「ひぐらし神社、営業中」が発売になった東朔水(あずま・さくみ)さんのサイン会が21日に伊那市のTSUTAYA伊那店で開かれました。 「ひぐらし神社、営業中」は、ユーモラスで心温まる内容の文庫本で5日にポプラ社から発売されました。 東さんは、伊那北高校の卒業生で伊那市高遠町在住です。 サイン会には、多くの人が列をつくり、握手をしたり、一緒に写真を撮ったりしていました。 中には、中学時代の同級生や高校時代の恩師もかけつけ、東さんを激励していました。 本は、一冊620円(税抜)で、TSUTAYA伊那店などで購入できます。
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西村清典さん 葬儀
伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会の指導者で、25日に95歳で亡くなった西村清典さんの葬儀が28日行われました。 伊那市高遠町小原のグレース虹のホール高遠で行われた葬儀には、親族をはじめ、中尾歌舞伎保存会の関係者などが訪れ、西村さんの冥福を祈っていました。 西村さんは、昭和61年に太平洋戦争で途切れていた中尾歌舞伎が復活して以来、30年にわたり演技指導に携わってきました。 保存会メンバーからは、尊敬と親しみを込めて師匠と呼ばれていました。 得意な演目は、台詞などすべて記憶していて、自筆の台本で指導していました。 保存会発足から今年2月まで、60本の全ての公演で役者の指導を行ってきました。 27日は、出棺を終えると西村さんを乗せた霊柩車が中尾歌舞伎の公演と稽古の舞台となっている中尾座に止まりました。 28日の葬儀で、弔辞を述べた保存会会長の西村寿会長。 師匠に別れの言葉を送り、力強く保存会の今後の活躍を誓っていました。 4月29日には、春季定期公演が予定されています。
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JR飯田線 活性化を
リニア中央新幹線とのアクセスや観光資源としての活用も見込まれるJR飯田線の活性化に取り組んでいこうと、JR飯田線活性化期成同盟会が28日発足しました。 28日駒ヶ根市のアイ・パルいなんで開かれた設立総会には、上伊那地域や飯田下伊那地域の市町村や県、経済団体の関係者などが参加しました。 JR飯田線活性化期成同盟会は、リニア中央新幹線のアクセス路線としてや伊那谷を縦断する貴重な観光資源としての活用も見込まれる飯田線の活性化に取り組んでいこうと、沿線自治体や商工会議所が発起人となりました。 設立総会で、会長には、白鳥孝伊那市長が選任されました。 白鳥市長は、「リニアが通るチャンスを活かしたい。2つのアルプスがある伊那谷を走る魅力を存分に活かして地域一丸となって取り組みたい。」とあいさつしました。 期成同盟会では来年度フォーラムやシンポジウムの開催、国やJR東海への要請活動、利便性向上に関する調査・研究、電車通勤の促進などの事業を行います。
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東原スポーツ公園運動場 グラウンド完成
伊那市が整備を進めてきた東春近の東原スポーツ公園運動場のグラウンドが完成し、3月27日、現地で竣工式が行われました。 式では、関係者がテープカットで完成を祝いました。 東原スポーツ公園運動場は、軟式野球やソフトボールができる新たな市民グラウンドとして、伊那市が整備したものです。 西側にはウォーキングができる180mのウッドチップコースもあり、総面積は約1万6千平方mです。 総事業費は3億1,700万円で、国の交付金で2億9千万円、合併特例事業債を2,200万円充てています。 東原スポーツ公園運動場は、株式会社キッツがスポンサーとなった伊那市のネーミングライツ第1号で、4月1日からは、「東原キッツグラウンド」の名称になりました。 利用期間は、冬の期間を除き4月1日から11月30日までとなっています。
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97歳の守屋保江さん ゲートボールで健康功労賞
伊那市高遠町片倉に住む97歳の守屋保江さんは、ゲートボールを通して健康維持に務め地域の模範であるとして、日本ゲートボール連合の健康功労賞を受賞しました。 27日、守屋さんと伊那市体育協会ゲートボール部の柿木茂部長が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞の報告をしました。 守屋さんは、大正5年生まれの97歳。 35年ほど前にゲートボールを始めました。 現在も現役で、今年1月から3月にかけ行われた高遠町地区のリーグ戦も、11試合1度も欠席することなく参加しました。 日本ゲートボール連合の健康功労賞は長野県内で10人が受賞していて、守屋さんが最高齢での受賞となっています。
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児童養護施設たかずやの里 新施設で生活スタート
伊那市東春近へ移転改築した児童養護施設たかずやの里の引っ越し作業が完了し、27日から子ども達が新しい施設での生活をスタートさせました。 富県の旧施設から、東春近の新しい施設への荷物の運び込みが完了しました。 子ども達は27日からここで生活を始めるため、荷物を片付けたり、布団を敷くなどして新生活の準備をしていました。 これまでは、全員がひとつの施設で生活していましたが、ここでは6人から8人でグループをつくって生活します。 より家庭的な環境で過ごせるようにと、風呂や食事など生活のほとんどをグループで行います。 この日行われた開所式で埋橋良和理事長は「大勢の人に感謝をして過ごしていきましょう」と子ども達に呼びかけました。 現在施設には、2歳から高校生までの33人が入所しています。 施設の移転に伴い、これまで富県小学校に通っていた小学生は、東春近小学校へ通う事になっています。
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伊那市立東部中学校 新校舎が完成
伊那市が進めている小中学校の耐震化の一環で建設が行われていた、東部中学校の新しい校舎が完成し、27日、竣工式が行われました。 市の教育関係者や東部中学校の生徒などが、テープカットで完成を祝いました。 東部中学校の改築工事は、平成22年度から行われていて、工事費は13億5千万円です。 体育館と南校舎などを除く全てを建て替えました。 生徒玄関を含む図書館棟、職員室や1年生と3年生の教室がある管理教室棟、そこから、ガラス張りの渡り廊下でつながった2年生の教室などがある特別教室棟、剣道や柔道の授業に対応できる武道館を建設しました。 教室や廊下は、木の床となっています。 体育館で行われた竣工式で百瀬秀明校長は、「4月からは新入生も迎え、感謝の気持を込めて校舎を磨き、新しい息吹を吹き込んでいきたい」と挨拶しました。 伊那市内の小中学校の耐震化率は現在96.1%です。 西春近北小学校と伊那西小学校の耐震化は来年度中に完了する事になっていて、耐震化率は100%になるということです。
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高遠中が第1回信州おもてなし大賞
長野県が県内の団体などが実践するおもてなしの活動の中から、他の模範となる活動を表彰する第1回信州おもてなし大賞で、伊那市の高遠中学校が、大賞を受賞しました。 27日は、長野市内で表彰式が行われ、高遠中学校の小松 民敏校長と生徒会長の矢澤 亘君が阿部守一県知事から表彰を受けました。 おもてなし大賞は、長野県が県内の企業や団体または個人が実践するおもてなしの中から、模範となる取り組みや優れた功績を表彰するものです。 第1回となった今年、県内から41の応募があり、大賞3団体のうちの1つに、高遠中学校が選ばれました。 高遠中では、高遠さくら祭りの観桜期中に、校庭を無料駐車場として開放し、中学生が案内やトイレ清掃などを行っています。 こうした活動が「おもてなし」の振る舞いが学校教育の中ではぐくまれているとして大賞に選定されました。 受賞にあたり、矢澤君は、「学校に伝わる伝統の活動で、大賞受賞は先輩達たちから続く活動の賜物。観桜期には、是非、高遠中の駐車場を利用して高遠の桜を見に来てください」と話していました。
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伊那市内中学校部活動「学校判断に委ねる」
伊那市教育委員会は、伊那市内の中学校での部活動の朝練について、基本的には学校の判断に委ね、実施する場合は、生徒や保護者に対して十分に説明し理解を得るとする方針を示しました。 27日は、伊那市役所で教育委員会の定例会が開かれ、伊那市内での中学校での運動部の部活動のあり方について協議されました。 部活動のあり方について県は、平日の練習は長くても3時間までとする、基本的には朝の部活動を行わないなどとする活動基準を示しています。 伊那市教育委員会では、基本的には学校の判断に委ねるが、朝の部活動を実施する場合は、生徒の健康や生活リズムに配慮し、生徒や保護者に対して十分に説明し理解を得ることとしています。 伊那市内には、バス通学のため部活動ができる時間が限られる学校もあることなどから、それぞれの判断に委ねることとしました。 また、伊那市教育委員会の方針として、1ヶ月ごとの部活動の計画を立てて保護者に通知していくことなどを盛り込みました。 委員からは、「現場の判断に任せるのが良い」「ぶれなく実施しないと県の基準が形骸化してしまう」などの声があがっていました。
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伊那ケーブルテレビ 番組審議委員会開催
伊那ケーブルテレビの自主放送番組について意見をきく番組審議委員会が、27日、開かれました。 この日は、今年度の番組審議委員会が伊那ケーブルテレビで開かれ、伊那市、箕輪町、南箕輪村から委員7人が参加しました。 委員会では、放送している主な番組についてや、年間の特別番組の計画が説明されたほか、番組の視聴が行われました。 委員は、「ニュースは良く見ており、身近な情報が良く分かる」「もっと視聴者に見てもらえるようなインパクトのある告知をしたほうが良い」などの意見が出されていました。 向山公人社長は、「番組コンクールで入賞するなど、評価を頂いている。加入者サービスも順次グレードアップを図りたい」と話していました。
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第35回伊那北ジョイントコンサート
伊那北高校の音楽部と吹奏楽部による第35回ジョイントコンサートが25日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 このコンサートは、伊那北高校の音楽部と吹奏楽部の部活動の発表の場として毎年合同で開いています。 第2部では、「世界旅行」をテーマに、部活毎に民俗衣装を着て発表しました。 最後は吹奏楽部と弦楽班の演奏に合わせて合唱班が「世界に一つだけの花」を歌いました。 このコンサートの模様は、5月6日からご覧のチャンネルで放送します。
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給食モデル校設置へ
伊那市の白鳥孝市長は、給食をとおして子供達が農業や調理などに関わり、新たな食の在り方を実践するモデル校を来年度設置したい考えを26日示しました。 26日は市役所で開かれた定例記者会見の中で白鳥市長が明らかにしたものです。 伊那市では、小中学校の今後の給食の在り方について、各学校で調理する自校方式や、集約して調理するセンター方式について検討が進められてきました。 伊那市教育委員会では、去年の11月から教育委員や学校長、栄養士が、小中学校の給食の「献立」や「調理」など4つの作業部会に別れ検討を重ねてきました。 作業部会では、各学校の特徴を生かし農業体験や地域との交流のなかで食材を調達する事などをまとめた報告書を今月、市や市議会に提出していました。 報告を受け白鳥市長は、今後の給食施設の在り方について、既存の方式にはとらわれず、成長に応じて農業と関わる給食を提供し、そのうえで、施設をどうするか考えたいとしています。 モデル校については、地域の協力が得られ、学校近くに十分な農地の確保ができる、村部の学校が望ましいとしています。
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駅伝合宿校のごみ拾いに感謝 いちご贈呈
伊那市西箕輪羽広のみはらしいちご園は春の高校伊那駅伝に出場後、羽広荘で合宿している高校生に26日イチゴをプレゼントしました。 みはらしいちご園の井踏岩夫組合長が合宿中の高校生にイチゴを渡しました。 羽広荘には、春の高校伊那駅伝に出場した佐久長聖高校、洛南高校、九州学院高校、大牟田高校の4校が、駅伝当日の23日から27日まで合同合宿を行っています。 生徒たちが毎朝、みはらしファーム内のごみ拾いをしていることに感謝の気持ちを込めてイチゴを贈りました。 イチゴは紅ほっぺという品種でおよそ30パック分用意したということです。生徒を代表して佐久長聖高校駅伝部の澤弘平主将は、「頂いたイチゴをパワーにして、練習に励んでいきたい」と感謝していました。
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春告げるロトウザクラ開花
このところの暖かい陽気で伊那市中央のメガネ・宝石のナカムラではロトウザクラが咲きはじめています。 ロトウザクラは、4年前に植えられたもので、高さは、およそ6メートルです。現在咲いている花は数輪です。去年と比べると、開花は、1週間ほど遅れているという事で、見頃は今週末頃になりそうだという事です。
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高遠ぶらり食べ歩きチケット
伊那市観光協会は、高遠を訪れる観光客の滞在時間を増やそうとお得なサービスが受けられる「高遠ぶらり食べ歩きチケット」を4月から販売します。 チケットは、1部500円で1枚100円相当の猫のシールが5つついています。 有効期間は、4月1日から11月30日までで、高遠町内の15の飲食店などで使うことができます。 1個120円の高遠饅頭が100円に、高遠そばが100円引きで食べられるなどの特典があります。 チケットは、4月1日から伊那市役所内の伊那市観光協会など3か所で販売されます。 さらに、高遠町の参加店舗などにも協力をよびかけ販売していく計画です。 高遠ぶらり食べ歩きチケットは、1,000枚50万円分を制作する計画です。
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たかずやの里 引越し 涙雨
伊那市東春近に新しい施設が完成した、児童養護施設たかずやの里に、古い施設から思い出の品や入所者の衣類などを運び込む引越し作業が26日行われました。 引越しは、富県地区のボランティアや東春近地区のボランティアなどおよそ100人が参加し、小雨が降る中作業が行われました。 富県にあった古い施設から富県のボランティアが、思い出の写真パネルや入所者の衣類、雑貨などを運び出していました。 荷物は、行き先別に、軽トラックいっぱいに積み込まれ、新しい施設で待つ東春近のボランティアに引き渡されました。 新しい施設は、鉄骨造りの2階建てで、敷地面積は6,000平方メートル、延べ床面積は2,100平方メートルです。 これまでは全員が1つの施設で暮らしていましたが、より家庭的な生活が送ることが出来るようにと6人から8人のグループに分かれて生活します。 荷物は、東春近のボランティアが手際よく各グループの部屋に運び入れていました。 新しい施設はあす開所式を行い、新生活がスタートします。
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市長選現職1派 市議選25派 立候補届出説明会
任期満了に伴い4月20日告示、27日投開票で行われる伊那市長選挙、伊那市議会議員選挙の立候補届出手続き等説明会が25日開かれ、市長選には現職の1派が、市議選には定数21に対し25派が出席しました。 25日は、伊那市役所で伊那市選挙管理委員会などから注意事項や書類の取り扱いなどの説明を受けました 市長選には出馬を表明している無所属で現職の白鳥孝さんの1派のみが出席しました。 定数21の市議選には、現職19派、新人6派の、合わせて25派が出席しました。 党派別では共産4、公明2、無所属19となっています 市長選、市議選は4月14日、15日に立候補届出書類の事前審査が行われ、20日告示、27日投開票となっています。
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小森悠矢君 小学生ソフトテニスダブルスで全国大会
伊那市の東春近小学校3年の小森悠矢君が全国小学生ソフトテニス大会に長野県代表として出場します。 25日は小森君やクラブのコーチなど4人が伊那市役所を訪れ、酒井茂副市長を表敬訪問しました。 小森君は、11月に開かれた長野県予選で三位となり、全国小学生ソフトテニス大会ダブルス男子4年生以下の部に長野県代表として出場します。 伊那市のソフトテニスクラブ伊那キッズに所属していて、飯島町の二年生とペアを組んでいます。 酒井副市長は、「長野県の代表として活躍し、全国の皆さんと友達になってください」と激励しました。 小森君が出場する全国小学生ソフトテニス大会は、29日から千葉県で開かれます。
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子どもの育ちと保育・教育を考える会 発足
上伊那の子育て中の親や教育関係者の有志は、子どもの育ちと保育・教育を考える会を25日発足させました。 25日は伊那市の伊那公民館で結成総会が開かれました。 市内を中心に35人が会員で、総会にはそのうち15人が参加しました。 子どもの育ちと保育・教育を考える会は、国の教育制度について学び、子どもにとって望ましい保育や教育について研究しようと発足しました。 総会では保育と社会制度について、地方自治を研究している池上洋通さんが講演しました。 池上さんは、「乳児保育で最大の問題は育児休暇。しっかりとれる環境が大事で、親の健康や子供の発達に大きくかかわってくる」と話していました。 会では今後、会員同士の交流などを行い、情報を発信していきたいとしています。
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中尾歌舞伎保存会師匠 西村清典さん死去
伊那市長谷中尾に伝わる中尾歌舞伎保存会の指導者、西村清典さんが25日の朝、病気のため病院で亡くなりました。 95歳でした。 昭和の始め16歳で初舞台にたった西村さん。 昭和61年の中尾歌舞伎復活以来27年間指導にあたってきました。 若手の育成や中尾歌舞伎の継承などに尽力しました。 去年、6月には中尾歌舞伎の継承や地域活性化に功績があったとして知事表彰を受賞しました。 保存会会長の西村寿さんは「ずっと教えていただいた。感謝の気持ちでいっぱいです。師匠の意志を継いでいきたい」と話していました。 西村清典さんの葬儀は、28日の正午からグレース虹のホール高遠でとり行われます。
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伊那市緊急速報メール導入
伊那市は来年度、災害時の避難勧告など緊急情報を市内限定で携帯電話に発信する緊急速報メールを導入します。 これは25日開かれた、伊那市防災会議の事業計画で報告されました。 災害時の情報伝達体制の強化を図るためNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクが提供するサービスを導入します。 事前登録の必要がなく伊那市にいる人の携帯電話やスマートフォンに自動に入ります。 メールで配信するのは、避難準備情報や避難勧告、避難指示などで、携帯利用者の負担はありません。 伊那市では、登録制の安心安全メールを提供していますが、登録していない人や訪れる観光客などにも緊急情報を流せる手段の一つとして活用したいとしています。 伊那市では今後試験を行い、3社と協定を結び来年度早い時期に運用を始めたいとしています。
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手話言語法制定を目指す講演会
手話を言語と認め、使いやすい環境整備を整える手話言語法の制定を目指す講演会が15日伊那市の福祉まちづくりセンターで開かれました。 講演会では、全日本ろうあ連盟理事の藤森秀一さんが、「手話言語法」について話しました。 全日本ろうあ連盟は手話を言語と認知し、ろう者が手話を使用することを認めさせる手話言語法の制定をめざし活動しています。 藤森さんは、「手話言語法が制定されれば、さらに多くのテレビ番組に手話通訳がつくなど、一般からの理解や支援が広がっていくと思う。地方から活動を盛り上げ、国を動かしていきたい」と話しました。 講 演会は、上伊那手話通訳団と上伊那聴覚障害者協会が開いたもので、会員や市町村の福祉担当者などおよそ20人が参加しました。
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伊那剣心館 跳躍素振り大会
伊那市を拠点とする剣道クラブ「伊那剣心館」は23日、日頃の稽古の成果を披露する跳躍素振り大会を武道館で行われました。 大会は、一年の練習の成果を披露する場として行われていて、何回素振りを続けられるかを競います。 この日は、小学1年生から中学生までの14人が参加しました。 太鼓の合図にあわせて全員が一斉に竹刀を振りおろしました。 剣心館師範の山崎圭祐さんによると「跳躍素振りを続ける事は体力や精神力が必要で、日頃の稽古の差が出やすい」と言うことです。 初めのうちは全員、力強く竹刀を振っていましたが1,000回を超えると、疲れが出たのか一人またひとりと、脱落していきました。 およそ1時間を過ぎると大会は終了となり記録は、4,000回で打ち切られ4人が残りました。
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井月の句にちなんだ料理試食
JA上伊那などでつくる「上伊那!食べたい」提案隊は、地域活性化に繋げようと、漂泊の俳人井上井月にちなんだ料理を考案し、24日、試食会を開きました。 試食会には、「上伊那!食べたい」提案隊を組織する、JA上伊那や上伊那地方事務所などの関係者、およそ30人が集まりました。 井月が詠んだ句に出てくる農産物や伝統食にちなんだ料理を提案することで、地域の貴重な食として記録に残し、地元農産物の価値の再認識と地域振興に役立てようというものです。 料理は、春、夏、秋、冬と季節ごとに分けて、全部で14品作りました。 提案隊はこの日のアンケートを基に料理の改良を進め、4月中にはレシピを公開する考えです。