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ミヤマシジミ復活目指しコマツナギ植付
4年前まで天竜川と三峰川の合流点付近で生息が確認されていた絶滅危惧種の蝶ミヤマシジミを復活させようと、天竜川上流河川事務所などは餌となるのコマツナギを21日現場に植え付けました。
この日は天竜川上流河川事務所や河川の除草作業を行っている守屋建設、ミヤマシジミ研究会の15人程がコマツナギの苗130本を三峰川の堤防に植えました。
コマツナギはミヤマシジミの幼虫の餌となりますが、河川整備や植生の変化などが原因で減っています。
ミヤマシジミは2.5~3センチほどの小さな蝶で環境省の絶滅危惧種に指定されています。
現在は長野県南部や静岡県、山梨県など限られた場所でしか生息していないということです。
4年前まで天竜川と三峰川の合流点にミヤマシジミが生息していたということですが、コマツナギの群落が減少したことにより姿が見られなくなっていました。
ミヤマシジミを復活させようとこの取り組みが始まりミヤマシジミ研究会会員や伊那西小学校児童が苗を育ててきました。
コマツナギは落葉小低木で最大の樹高は70~80センチほど、2年ほどでその高さに成長するということです。
来年の9月ごろにはミヤマシジミの成虫を移殖して卵を産みつけさせ、うまくいけば再来年の春に孵化するということです。 -
東ティモール大使 伊那市を表敬訪問
東南アジアの国、東ティモール民主共和国の駐日大使が20日伊那市の白鳥孝市長を表敬訪問しました。
20日は、東ティモールのイリディオ・シメネス・ダ・コスタ大使ら4人が市役所を訪れました。
東ティモールと伊那市は、元東ティモール全権大使の北原巖男さんが伊那市出身だったことが縁となり交流をしています。
東京オリンピックでは、ホストタウンとなり選手団を受け入れました。
今回は、オリンピックでのお礼や、伊那市が行っている遠隔医療、ダム施設の見学などの為、訪問したという事です。
白鳥市長は伊那市が行っている遠隔医療について「世界で困っている国に広げていきたい。
伊那の技術を東ティモールでも活用してほしい」と話していました。
イリディオ大使は「東ティモールは乳幼児の死亡率が高い。病院に行くことをあきらめている人もいるので、活用したい技術だ」と話していました。
伊那市では、来月18日から21日に東ティモールのオリンピック選手など6人を招き市民とのスポーツ交流会を開く予定です。 -
音訳ボランティア養成講座
音訳について学ぶ音訳ボランティア養成講座が20日に伊那市の伊那図書館で開かれました。
この講座は、新聞記事をCDに録音して届ける活動をしている音訳ボランティア「鈴音の会」が会員の技術向上と新規会員募集のために毎年開いています。
今回の講座には、会員11人のほかボランティアに興味のある7人が参加しました。
講師は、飯田市立図書館の音訳ボランティアグループに所属している熊谷祥子さんが務めました。
熊谷さんは「字を読むのではなく、言葉を声に変えて読むことが大事です。音訳は聞き手が情報を得るために利用するものなので、内容が正しく伝わるように読んでください。」と話していました。現在は伊那市と駒ヶ根市の合わせて5人がCDを利用しているということです。
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役目を終えた御柱を倒す
7年毎に1度、伊那市富県南福地で行われる御柱祭。
前回2017年に建てた御柱を倒す柱休めが18日、行われました。
18日は、南福地の諏訪神社に祭典委員や氏子およそ30人が集まりました。
前回建てた4本の柱を重機で慎重に倒しました。
倒した柱は、チェーンソーで1mほどに切り丸太にしました。
4本の柱は、1時間ほどで無事に倒されました。
伊那市富県南福地の御柱祭は24日にクライマックスを迎えます。
24日は一と二の柱の里曳と建御柱が行われ、神社参道の石段を引き上げるのが見所となります。
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つかはら 高温などの影響でイナゴ不作に
伊那谷の珍味の一つ、イナゴ。
本来なら採集の時期となりますが、今年は夏の高温や大雨の影響で発生量が減っているということです。
伊那市上新田の「つかはら」では、イナゴの田舎炊きのパックづめ作業が行われていました。
19日は20キロを加工しましたが、イナゴはすべて去年のものです。
仕入れを担当する2代目の塚原保治さんです。
つかはらでは、毎年、新潟県や山形県、秋田県などからイナゴを入荷しています。
稲刈りが終わると本格的な入荷が始まるということですが、今年は高温や大雨の影響でまだだということです。
不作の一方、昆虫食への注目もあり、注文は年々増加しています。
気候の変化は、伊那谷の郷土食にも影響を及ぼしています。
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サン工業 伊那市に300万円寄付
伊那市西箕輪の金属表面処理加工業サン工業株式会社は、伊那市に300万円を19日寄付しました。
19日は、サン工業株式会社の川上健夫社長が市役所を訪れ、白鳥孝市長に目録を手渡しました。
サン工業は、地域貢献の一環として2013から毎年伊那市に寄付を行っています。
寄付の総額はおよそ2,500万円で、小中学校の電子黒板や保育園の食器の購入などに充てられています。
白鳥市長は「子どもたちが本物に触れたり興味を広げられる教育に取り組んでいきたい」と話していました。
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地価公示 南箕輪の住宅地横ばい
長野県は、7月1日現在の地価公示価格を19日公表しました。
上伊那では、南箕輪村の住宅地が横ばいで、他はすべて下落となっています。
地価は、各基準地の1平方メートル当たりの標準価格を判定したものです。
住宅地は県内275地点で調査が行われ、70地点で上昇、36地点で横ばい、166地点で下落となりました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の平均変動率は、伊那市は1.2%の下落、箕輪町は1.8%の下落、南箕輪村は横ばいでした。
伊那市は25年、箕輪町は24年連続の下落、南箕輪村は5年連続の横ばいとなっています。
商業地は、県内111地点で調査が行われ、21地点で上昇、26地点で横ばい、63地点で下落となりました。
平均変動率は、伊那市が1.6%の下落、箕輪町が2.3%の下落、南箕輪村は1.8%の下落となっています。
伊那市は21年、箕輪町は26年、南箕輪村は25年連続の下落となっています。
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春近郷ふれ愛館で連鶴教室
一枚の和紙から複数の鶴を折る連鶴の教室が、伊那市東春近の春近郷ふれ愛館で17日開かれました。
連鶴は、一枚の紙に切り込みを入れ、複数の鶴を折ります。
江戸時代に三重県桑名市の僧侶が考案したとされていて、桑名市の無形民俗文化財に指定されています。
教室は、宮田村在住の中城忍夫さんが指導を行っていて、この日は6人が参加しました。
中城さんは、南信の4か所で教室を開いています。
中城さんは「折り目を正確につけることや、机の上に置くのではなく、手で持って折ることが綺麗に作るポイントです」とアドバイスしていました。
連鶴教室は、春近郷ふれ愛館で毎月第3日曜日に開かれています。
制作した作品は、11月4日と5日に行われる東春近地区の文化祭で展示されます。
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東部中 吹奏楽部定期演奏会
伊那市の東部中学校吹奏楽部の定期演奏会が伊那文化会館で17日、開かれました。
定期演奏会は、練習の成果の発表の場として年に1度開かれていて今回が19回目です。
吹奏楽部は、1年生から3年生まで合わせて51人で活動しています。
17日は、コンクールの課題曲やポップスなど13曲を演奏しました。
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西町区敬老会 4年ぶりに開催
18日は敬老の日です。
伊那市の西町区では75歳以上の高齢者を招いての敬老会を西町公民館で17日、開きました。
敬老会には、西町区に住む75歳以上の高齢者719人のうち54人が参加しました。
新型コロナの5類移行に伴い、4年ぶりに通常開催しました。
17日は、地元の竜南保育園の年長園児が歌を披露しました。
また、伊那小学校の児童が書いた手紙が出席者に贈られました。
17日は、演歌歌手や地元のサークルなどによるステージ発表も行われ、参加者は食事をしながら楽しんでいました。
小西武夫西町区長は「区の発展に尽力していただいた事へ感謝し、これからも元気に活躍していただきたい」と話していました。
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信州ブレイブウォリアーズが伊那で6年ぶりの試合
男子バスケットボールBリーグの10月のシーズン開幕を前に、信州ブレイブウォリアーズと新潟アルビレックスBBのプレシーズンマッチが16日に伊那市のエレコム・ロジテックアリーナで行われました。
ブレイブウォリアーズが伊那市で試合を行うのは6年ぶりです。
試合は85対80でブレイブウォリアーズが勝ちました。
Bリーグは10月5日に開幕します。
ブレイブウォリアーズの開幕戦は10月7日に長野市のホワイトリングで茨城ロボッツと対戦します。
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西春近南小学校で運動会
秋の運動会シーズンが始まり、伊那市内の小学校で運動会が16日に開かれました。
西春近南小学校でも運動会が開かれ、全校135人の児童が紅組と白組に分かれて競い合いました。
3年生のかけっこでは、ゴールを目指して走っていました。
5・6年生の全員が参加したリレーでは、児童や保護者の声援を受けながらバトンを渡していました。
1・2年生はダンス「かぜ吹け!伊那の谷」を披露しました。
西春近南小学校では「暑い日が続き練習も大変だったが、児童が頑張る姿を沢山の人に見てもらえて嬉しい」と話していました。
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A・コープ美すず店 改装オープン
伊那市美篶のA・コープ美すず店が15日改装オープンしました。
午前9時のオープン前から多くの客が訪れ、予定より5分早めて開店しました。
売り場の充実を図ろうと2日から改装工事を行いました。
クリーニングコーナーをなくし、品揃えの充実を図った他、店内のレイアウトを変更して明るく見やすい売り場づくりを心がけたということです。
直売コーナーは、店舗の顔となる売り場として地元の農家が出荷した農産物が並びます。
記念イベントとして16日、17日は手打ちそばの実演販売が行われ17日は、県のPRキャラクター「アルクマ」が来店することになっています。 -
漸進展 今回が最後
伊那市在住の画家による第20回記念「漸進展」が15日から、伊那市のいなっせで始まりました。
今回でこの展示会は最後となります。
会場には、会員4人が描いた油彩画や水彩画など15点が並んでいて、元会員の作品も展示されています。 漸進展は、いなっせのオープン記念として始まりました。
国画会準会員で2021年に亡くなった伊那市の小林修一郎さんが、中央の展覧会に出品している人たちに声をかけて展示会が始まったということです。
漸進は、ゆっくり、少しづつ、進んでいくという意味が込められています。
8人程いた会員は、高齢化などにより現在4人となりました。
小林さんの意思を次いで20回までは開催することを決めていたということで、今回の展示会を最後に解散することを決めました。
15日は、多くの人が会場を訪れていました。
今回で最後となる第20回記念「漸進展」は18日(月)までいなっせ展示ギャラリーで開かれています。
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西春近北小 クマの生態を学ぶ
クマの生態や出会った時の対処法を学ぶ授業が伊那市の西春近北小学校で15日、行われました。
西春近北小学校では、去年学校区でクマの目撃情報が多く寄せられたことから、クマについて学ぶ授業を行っています。
午前中は、高学年の児童84人が体育館に集まりクマの生態などについて学習しました。
講師を務めたのはNPO法人信州ツキノワグマ研究会会員で信州大学山岳科学研究拠点、助教の瀧井暁子さんです。
15日は、西春近地区で捕獲された熊の毛皮や頭の骨が用意され、児童たちが歯の形や爪などを興味深そうに見ていました。
また、回収した糞からクマが何を食べているかを虫眼鏡で観察しました。
瀧井さんは「クマはめったに人を襲わない動物です。もし出会ったらゆっくり後ずさりしてください」と話していました。
また、クマに遭遇した時、「物を投げたり大声で叫ぶことはしない。鈴などで音を出しながら歩くことが大切です」と児童たちに呼び掛けていました。
西春近北小学校区で8月に1件クマの目撃情報があったということです。
西春近北小学校では、去年からランドセルに鈴をつけるよう指示をしていて、ほとんどの児童が着けているということです。 -
県書道展 17日まで
第76回長野県書道展が、伊那市の伊那文化会館で15日から始まりました。
会場には上伊那を中心とした一般と小中高生の作品、およそ800点が展示されています。
1階の美術展示ホールには一般と高校生の作品が並んでいます。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、高遠高校3年の羽場愛華さんと伊那弥生ケ丘高校の渋谷咲未さんの作品が特選に選ばれています。
2階の小ホールには小中学生の作品が並んでいます。
関係者は「今回も個性豊かな作品が多く並んでいるのでぜひ見に来てほしい」と話していました。
県書道展は、17日(日)まで伊那文化会館で開かれています。
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伊那市東春近東原地区 圃場区画の整備へ
伊那市は、営農の効率化のため、東春近東原地区の圃場区画の拡大や整理を行います。
15日は市役所で市議会全員協議会が開かれ、概要が示されました。
東原地区の圃場は1区画が狭く、あぜが多くあります。
市は営農の効率化のため農地を集約し、1区画を広くします。
また、あぜ管理の軽減のため道路の地下に用水路と排水路を通します。
現在は農家が経営する面積が55.3ヘクタール、集積率が66.5%ですが、整備後の目標として経営面積を73.3ヘクタール、集積率を90.2%にしていきたいとしています。
工事は2025年度以降を予定しているということです。
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聞き書き甲子園 高校生がすがれ追い取材
全国の高校生が農山漁村の名人から話を聞き、記録・発信する聞き書き甲子園で、受け入れ自治体となっている伊那市に高校生が訪れ、取材活動を行っています。
このうち、9日は、すがれ追い名人で伊那市地蜂愛好会会長の山口 政幸さん宅に、神奈川県の高校3年生 髙橋 葵さんが訪れていました。
髙橋さんは、山口さんからすがれ追いについてレクチャーを受けたり、インタビューしたりしていました。
聞き書き甲子園は、全国の高校生が、農山漁村の名人を訪ね、一対一で知恵や技術、生きざまについて聞き取り、記録し発信する取り組みです。
受け入れ自治体となっている伊那市には、すがれ追いの他、ざざむし漁や郷土料理など7人の名人のもとに全国各地から高校生が訪れています。
髙橋さんはボイスレコーダーを手に、山口会長から話を聞いたり写真を撮ったりしていました。
髙橋さんは、ほかに、蜂の子料理を食べたり、すがれ追いの動画を見たりしたということです。
聞き書き甲子園では、11月までに再度取材を行い、12月に作品を完成させ、来年3月に成果発表会が開かれる予定です。
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林秋実さん作品展
伊那市高遠町の陶芸家林秋実さんによる作品展が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、普段使いの皿や茶わん、カップなどおよそ200点が展示されています。
林さんは三重県出身で、益子焼を学び、2006年に高遠町に移住しました。
作品には薪ストーブから出た灰とわらの灰を混ぜた釉薬が使われています。
それにより、艶のある白い陶器になるということです。
林さんの作品展「培窯 日々の器展」は、18日(月)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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高遠中の芝平なんばん使ったラーメン試食
伊那市高遠町の高遠中学校2・3年生は、学校で育てた高遠在来とうがらし「芝平なんばん」を使ったラーメンを13日に試食しました。
ラーメンは、長野市の長野ケーブルテレビが制作している番組「塚田けんぢのみんなのらーめん」の撮影で作られました。
塚田さんは長野市内外でラーメン店を経営しています。
今回作ったラーメンは「芝平なんばんのうま塩バターラーメン」です。
鶏のひき肉や玉ねぎ、刻んだ芝平なんばんを炒めたものとバターが盛り付けられています。
南箕輪村の麺づくり蒼空の店主、竹村泰治さんが高遠中学校の2・3年生が授業で育てた芝平なんばんを塚田さんに紹介しました。
6月5日に苗を植え、きょうの午前中に収穫しました。
生徒たちは、自分たちが育てた芝平なんばんの入ったラーメンを試食していました。
高遠中学校では今後、芝平なんばんを使った商品を企画していくということです。
なお、13日の様子が収録された「塚田けんぢのみんなのらーめん」は、ご覧のチャンネルで10月11日の午後8時30分から放送します。
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郷土誌「伊那路」9月で800号
上伊那地域の歴史や文化などを扱う月刊誌「伊那路」が9月で800号を迎えました。
上伊那の民俗・歴史・自然などをまとめる月刊誌伊那路は1957年に創刊して9月で800号となりました。
11日は伊那路編集所で発送作業が行われていました。
月刊誌伊那路は郷土の理解と開発に貢献しようと1957年に発刊されました。
800号は月刊誌伊那路の歴史をまとめた特集号になっています。
現在は13人が編集作業を行っていて全国のおよそ550人が定期購読をしています。
伊那路は定期購読が年間6,000円で郵送のほか、伊那市の上条書店やニシザワいなっせ店などで一冊600円で販売されています。
また上伊那の全図書館にも置いてあるということです。 -
敬老の日を前に長寿者訪問
18日の敬老の日を前に、今年度100歳を迎える高齢者宅を伊那市の白鳥孝市長が訪問し、長寿を祝いました。
12日は、美篶末広の春日澄子さん宅を白鳥市長が訪れ、肖像画などを手渡しました。
春日さんは1924年大正13年生まれの現在99歳です。
東京都出身で、第六高等女学校、昭和保母養成所を卒業しました。
戦時中の昭和19年には親せきを頼り家族で美篶に疎開しました。
昭和27年に美篶中央保育所が開園し、保育士として勤務しました。
晩ごはんを食べて風呂に入り、その後の時間をゆっくりと過ごすのが毎日の楽しみだということです。
昭和44年、現在の上皇さまが皇太子の時、ご夫婦で美篶中央保育所を訪問され、園長だった春日さんが案内役を務めました。
趣味は仏画で、伊那仏画研究会に所属しています。
来月開かれる会の展示会に作品を出品するということです。
12日は、息子2人と孫もかけつけ、春日さんの長寿を祝っていました。
伊那市で今年度100歳となるのは36人で、男性の最高齢が105歳、女性は107歳です。
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上伊那総合技術新校 学校像イメージ案承認
上伊那総合技術新校の再編実施計画懇話会が11日伊那市のいなっせで開かれ、農業・商業・工業の3学科を設置する学校像のイメージ案が承認されました。
上伊那総合技術新校は、辰野高校商業科、箕輪進修高校工業科、上伊那農業高校、駒ヶ根工業高校の4校を再編統合するものです。
11日の懇話会では、農業・商業・工業の3つの学科を設置する学校像のイメージ案が承認されました。
イメージ案では、学科を横断したホームルームを行うことやプレゼン室・多目的室を設置するとしています。
また、行政や企業、大学・小中学校と連携し生徒を地域で育てるコミュニティを創設するとしています。
今後は、校地を上伊那農業か駒ヶ根工業のどちらにするかの選定や、開校年度、募集学級数について意見交換を進めるということです。
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野村陽子さん細密画教室 生徒作品展
「色えんぴつで描く野村陽子の植物細密画教室生徒作品発表会」が12日から伊那市のかんてんぱぱホールで始りました。
会場には教室に通う生徒26人の作品およそ50点が展示されています。
教室は去年8月に始まり1年経つのに合わせて今回初めて開かれました。
絵を描くことを楽しんでもらおうと手軽に始められる色えんぴつを使って描いています。
野村さんの教室には長崎県や愛知県など県外から通う人もいるということです。
生徒の一人の宮坂松甫さんは5年ほど前に野村さんの作品に出合いました。
かんてんぱぱの野村陽子植物細密画館では野村さんの作品が常設で飾られています。
「色えんぴつで描く野村陽子の植物細密画教室生徒作品発表会」はかんてんぱぱホールで18日月曜日まで開かれています。
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伊那まちの昔と今を見比べる 伊那市創造館企画展
伊那まちの昔と今を比べてその遷り変りを知ることができる企画展が、伊那市の創造館で開かれています。
会場には、かつて通り町の象徴となっていた王冠ネオンアーチの模型や商店街を写した写真などが展示されています。
企画展は、1966年の伊那まちを舞台にした自主制作映画が来年公開されることに合わせて、昔と今の商店街の遷り変りを見てもらおうと開かれているものです。
こちらは、昭和34年1959年に建設された王冠ネオンアーチをCGで再現したものです。
1995年に撤去されるまで、36年間にわたり伊那まちの象徴となっていました。
他に、荒井から山寺までの街並みの模型が展示されています。
会場では他に、上伊那地域にあるJR飯田線のそれぞれの駅を写した写真が展示されています。
伊那市創造館の企画展伊那まち1966は、12月25日月曜日まで開かれています。
入場料は無料です。 -
楠洲流竜西吟詠会 50周年記念大会
楠洲流竜西吟詠会の50周年記念大会が、27日に伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
50周年記念大会では、支部ごとに演目を披露しました。
会員は、漢詩や短歌、俳句などを独特の節回しで吟じていました。
竜西吟詠会は、多い時で100人以上の会員がいましたが、現在は高校生から90代までの38人となっています。
1974年に発足し、今年50周年となりました。
月に3回から4回公民館などに集まり練習をしています。
他に、剣舞の披露もありました。
大槻志洲会長は「50周年の節目を迎えることができ、うれしく思う。今後も楽しく仲間と支え合って健康長寿に繋げていけるよう元気に取り組んでいきたい」と話していました。 -
ふれあい広場が4年ぶりの通常開催
伊那市社会福祉協議会の福祉の祭り「ふれあい広場が」が10日に伊那市の福祉まちづくりセンターで4年ぶりに通常開催されました。
10日は市内の福祉施設やボランティアなどおよそ40団体が参加しました。
このうち伊那手話サークルのブースでは訪れた人が手話を教えてもらっていました。
輪っこはうす・コスモスの家のブースでは自主製品の販売が行われました。
センター内に設けられた展示スペースでは各福祉施設の作品が飾られました。
今年は4年ぶりに通常開催となりました。
会場に設置されたステージでは11団体がダンスや歌の発表を行いました。
ふれあい広場は、地域住民に福祉団体の活動を知ってもらい、共に生きる福祉のまちづくりを目指そうと伊那市社協が開いているものです。
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伊那市西町にパン店「ベーカリースリール」が15日オープン
伊那市西町に、パン店「ベーカリースリール」が、15日にオープンします。
ベーカリースリールは、西町の伊那バス本社南側にある「お持ち帰り専門店OMODAYA」の隣りにオープンします。
看板商品のフランスパンは、県内産の小麦を使用し、2日間低温熟成させたもので、香りが良く素材の味が楽しめるということです。
価格は、1つ290円です。
こちらの食パンは、耳の部分はパリっと、中はモッチリとした食感が楽しめるということです。
価格は、ハーフサイズが250円、1本が500円です。
10日は、新規開店に伴う報道発表会が開かれました。
店主の向山俊勝さんは、手良出身の51歳です。
20年以上パン製造会社に勤務していた向山さんは、30代のころから自分の店を持つことが夢だったということです。
伊那商工会議所やアルプス中央信用金庫から創業計画に関する支援を受け、今回オープンすることになりました。
11日と12日はプレオープンを予定していて、本オープンは15日金曜日となっています。
常時30種類ほどを販売するということで、今後はOMODAYAとのコラボ商品も計画しています。 -
千両千両井月さんまつり
漂泊の俳人、井上井月の功績を顕彰する「千両千両井月さんまつり」が9日に伊那市のニシザワいなっせホールで行われました。
今回は「新しい井月像と俳句の世界」というテーマで、研究者や俳人の9人が各々の井月像を発表しました。
井上井月は幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した俳人です。
駒ヶ根市出身の俳人伊藤伊那男さんは、井月の俳句を紹介しながら発表をしました。
伊藤さんは「井月は40歳頃に伊那谷に来るまで、暑き日やひれを包みてあぶる鯛など、その時代の高価な食材の句を多く詠んでいる。
乞食などといわれる前は、井月はいい暮らしをしていたのではないか。このような俳句から新たな井月像が分かってくればおもしろい」と話していました。
このイベントは、井上井月顕彰会が井月を通して地元の歴史や文化を知ってもらおうと開いたもので、今年で11回目となります。
イベントには全国からおよそ50人が参加しました。
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南福地御柱祭 山出し
7年毎に1度伊那市富県南福地で行われる御柱祭で、柱を山から里へ下ろす山出しが9日に行われました。
この日はおよそ50人の氏子が集まり、それぞれ担当の柱を山から里へと引き出しました。
今回の山出しは、氏子の高齢化などの理由から、トラクターで柱を引っ張りました。