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伊那市社協 夏のフードドライブキャンペーン実施中
夏休みを前に伊那市社会福祉協議会は、自宅に眠っている食材の提供を呼び掛ける「夏のフードドライブキャンペーン」を行っています。
食品は、福祉まちづくりセンター1階で受け付けています。
米やレトルト食品、カップ麺、缶詰、調味料などで、賞味期限が2か月以上あり未開封のものなどです。
市社協では、子育て世代や生活困窮者の支援として、学校が長期休みになる春・夏・冬の年3回フードドライブキャンペーンを行っています。
集まった食品は、子ども食堂などでも利用されます。
夏のフードドライブキャンペーンは、31日月曜日まで行われています。
集まった食材の量は、今年の春は1か月で385個・総重量575キロ、冬は2か月で2,514個・2,367キロでした。
また、地域の飲食店が協力し子ども食堂の一環として行われているカレー大作戦では、一昨年8月に初めて行った際は901食でしたが、前回の6月は1,729食と増加し、活動への関心が高まっています。 -
東部中1年生が市民プールで水泳授業
伊那市の東部中学校はプールが老朽化で使用できないことから、学校近くの市民プールを借りて10日から水泳の授業を始めました。
生徒は市民プールまで10分ほどかけて歩いて移動しました。
授業は流れを止めた1周およそ125メートルの流水プールを使って行われました。
東部中の1年生は水泳が必修科目となっていて、10日は1年生2クラスと支援学級が授業を行いました。
1988年に完成した東部中のプールは老朽化で漏水し、直すことができないということです。
東部中1年生は全部で6クラスあり、各クラス4時間ずつ市民プールを借りて授業を行う計画です。 -
煎茶道方円流長野支部の茶会
新型コロナの影響で4年ぶりとなる煎茶道方円流長野支部の茶会が、9日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
伊那文化会館の小ホールには、煎茶席と玉露席が設けられています。
煎茶席では、長野支部の伊那と飯田の会員80人ほどがお点前を披露しました。
煎茶は80度から85度に温度を下げて入れられます。
陶器の茶碗に金属の茶たくで茶が出されます。
陶器の模様や出される菓子も一緒に楽しむということです。
煎茶席は、松竹梅に菊と蘭の縁起の良い花を飾った5つの席が設けられました。
煎茶は、中国の文人たちがたしなみ、筆や硯などの道具を鑑賞しながら楽しんだということで、会場には、それらの文房具も並んでいます。
煎茶道方円流は、伊那市の唐沢 温園さんが京都で学び、伊那で初めて煎茶会を開いてから54年になります。
伊那市を拠点に県内全域に活動を広げ、各地で茶会を開いているということです。
会場では唐沢さんの妹で箏曲演奏家・伊那市芸術文化大使の川村 利美さんが箏の演奏を披露し、茶会に花を添えていました。
会場には、240人ほどが訪れました。
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信州球児の夏 開幕
甲子園出場をかけた、夏の全国高校野球長野大会が8日に開幕しました。
前回優勝校の佐久長聖高校を先頭に、85校72チームの選手たちが入場行進をしました。
上伊那のチームの試合日程です。
辰野高校です。
11日の正午からセキスイハイム松本スタジアムで松本深志高校と対戦します。
上伊那農業高校です。
10日の午前9時からしんきん諏訪湖スタジアムで飯山高校と対戦します。
高遠高校です。
12日の午前9時30分からしんきん諏訪湖スタジアムで長野俊英高校と対戦します。
伊那北高校です。
9日の午後2時からしんきん諏訪湖スタジアムで地球環境高校と対戦します。
伊那弥生ケ丘高校です。
9日の午後2時から県営上田野球場で上田西高校と対戦します。
赤穂高校です。
11日の午前9時30分からしんきん諏訪湖スタジアムで蓼科・軽井沢・野沢南・小海連合と対戦します。
駒ヶ根工業高校です。
11日午前9時30分から県営上田野球場で岩村田高校と対戦します。
茅野・岡谷東・箕輪進修連合です。
9日の午後2時から長野オリンピックスタジアムで長野日大と対戦します。
今年の開会式は4年ぶりに選手全員が参加し、開会式が行われました。
伊那ケーブルテレビでは高校野球期間中、県内4球場の試合すべてを放送します。
チャンネル番号は、121chがしんきん諏訪湖スタジアム、122chが県営上田野球場、J501が長野オリンピックスタジアム、J507がセキスイハイム松本スタジアムです。
あすは上伊那勢の3試合が予定されています。
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歩行者天国でファミフェス 賑わう
伊那市の中心市街地を歩行者天国にし、家族連れが楽しめるイベント「伊那まちファミリーフェスタ2023」が、7日に行われました。
小雨が降るあいにくの天気となりましたが、歩行者天国には多くの人が訪れ賑わいました。
紙芝居やストラックアウト、射的などが楽しめるコーナーが設けられたほか、飲食の出店も並びました。
このイベントは、毎年の恒例行事だったぎおん祭歩行者天国の「ちびっこ駅伝大会」が新型コロナで中止となり、その替わりとして去年から行われています。
各種体験ブースやこども縁日など6つのエリアに分かれ、各種団体や商店主らが実施しました。
実行委員会では、「浴衣を着て夏祭りを楽しむ機会が減っている中、こうしたイベントを通して、子どもたちが喜ぶ姿を見て、地域で子どもを育てる未来が想像できる。商店でも、家族連れが喜ぶ店づくりを行うきっかけにしたい」と話していました。
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転倒による労災事故防止へ研修会
伊那労働基準監督署は、転倒による労働災害を防ごうと、伊那市東春近でバルブの製造・販売を行う株式会社キッツ伊那工場で事故予防の研修を7日、行いました。
研修会には、50代の社員6人が参加しました。
転倒予防の研修の受講をキッツが希望しました。
伊那労働基準監督署が管内でこのような研修会を開くのは初めてだということです。
はじめに、身体機能を測定する5つの動作を行いました。
歩行能力やバランスなどを測定します。
このうち目を閉じて片足立ちでバランスをとる測定では、何秒間立っていられるかを計測しました。
参加者は、5つの動きを測定した後、チェック票に結果を記入し自らの身体能力を確認しました。
また7日は、自宅で簡単にできる身体能力を維持するための体操も紹介されました。
伊那労働基準監督署によりますと令和4年の上伊那地域の労働災害のうち転倒災害は29.8%を占め、今年の4月までの速報値では34.7%を占めているということです。
株式会社キッツでは、学んだことを社内全体に周知していきたいとしています。
この研修会は、1日から始まった全国安全週間に合わせて行われました。 -
小平奈緒さん 母校で講演
平昌オリンピックのスピードスケート金メダリストの小平奈緒さんが7日に母校の伊那西高校で講演しました。
講演会では伊那西高校時代の学校生活や思い出を振り返りながら「人とつながる」をテーマに話をしました。
小平さんは「誰かから受ける期待より、自分自身が自分に期待した方が、気持ちが楽になり結果として自信に繋がる。皆さんも自分自身に期待してこれからの学校生活を送ってください」と話していました。
この講演会は、伊那西高校が招いて開かれました。
小平さんが母校の伊那西高校に来るのは2018年以来5年振りです。
講演会には、伊那西高校の生徒や同窓会、PTAなどおよそ400人が参加しました。
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伊那まちBASE 新理事長に太田さん
伊那市のNPO法人、伊那まちBASEの今年度の定期総会が6月25日にいなっせで開かれ、新しい理事長に太田明良さんが就任しました。
25日は会員9人が集まり、定期総会が開かれました。
今年度の事業計画や予算を承認したほか、任期満了に伴う役員の選任が行われ、新たな理事長に前副理事長の太田明良さんが選ばれました。
伊那まちBASEは伊那市の中心市街地に拠点を持ち、子どもの居場所づくりや飲食事業、観光窓口事業など多角的に運営しています。
太田さんは「会員それぞれのこんな場所にしたいという思いを大切にしながら運営をしていきたい」と話していました。
伊那まちBASEは、日本財団の「子ども第三の居場所」事業の助成を受けながら運営をしていますが、今年度でその助成が終わります。
伊那まちBASEでは、様々なイベントを企画して、自主事業収入による運営を目指していきたいとしています。
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高遠高校文化祭 兜陵祭
伊那市高遠町の高遠高校の文化祭「兜陵祭」が6日から3日間の日程で行われています。
今年の兜陵祭のテーマは「飛翔~零からの成飛~」です。
今までにない一番楽しい文化祭にしたいという思いが込められています。
きょうは体育館で校内祭が行われ各クラスが、制作した動画の披露やダンスなどを発表しました。
校舎には、美術クラブなどの作品が並んでいます。
2年生は、探究の時間の授業で学んだ高遠町の歴史などを展示しています。
また、3年生による一般向けの屋台は4年振りだということです。
一般公開も4年ぶりですが、生徒による招待制となっています。
保護者・小中学生の入場は制限がありません。
高遠高校の兜陵祭の一般公開は8日の午前10時からとなっています。
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新宿の小学生が農家民泊で入村式
伊那市観光協会に登録する農家民泊家庭は伊那市の友好提携都市、東京都新宿区から修学旅行に訪れている小学生の受入れを行っています。
新型コロナの影響で民泊の受入れは4年ぶりとなります。
6日は伊那市の武道館で民泊の入村式が行われました。
新宿区の落合第三小学校6年生51人は2泊3日で伊那市を訪れていて、5日は国立信州高遠青少年自然の家に泊まりました。
6日はグループごとに分かれて民泊受入れ家庭に行き農業体験をして一泊します。
伊那市では新型コロナの影響で民泊の受入れは4年ぶりだということです。
今後は、新宿区の小学校4校の受入れを行う予定です。
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下小沢あかりの会 くさ餅を楽しむ
伊那市小沢の高齢者クラブ下小沢あかりの会は「くさ餅を作って楽しむ会」を小沢地域交流センターで6日に開きました。
交流会には、下小沢あかりの会の会員と地域住民およそ20人が参加しました。
くさ餅には会員が作った餅米や地域で採れたヨモギが使われました。
餅は今朝役員がつき、参加者は丸めてきな粉やあんこをまぶしました。
他に、水餃子のスープや持ちよった漬物などを並べて、会食を楽しみました。
食後はビンゴゲームなどを楽しみました。
下小沢あかりの会の唐澤寿男会長は「会員が集まって話す機会を持ててうれしい」と話していました。
地域住民も参加しての交流会は3年ぶりだということです。 -
VC長野トライデンツ笹川さん講演会
南箕輪村を拠点に活動するバレーボールチームVC長野トライデンツの運営会社社長の笹川星哉さんの特別講演会が6月14日伊那市の伊那文化会館で行われました。
講演会は伊那地区産業安全大会で開かれました。
現在VC長野トライデンツの運営会社社長を務める笹川星哉さんは実業団チームで自ら選手として活動していましたが廃部になり、2008年にVC長野トライデンツを設立しました。
講演会ではVC長野トライデンツ設立からV1昇格までを振り返りました。
チームを作って3年ほどはスポンサーがつかず資金もないため企業の駐車場で練習していたということです。笹川さんはV1で優勝することを目指すとともにチームとして地域活性化にも貢献したいと話していました。
伊那地区産業安全大会は令和元年以来、4年ぶりの開催でした。伊那労働基準協会や製造業、建設業からおよそ300人が参加しました。
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信州の陶芸作家12人展
長野県内の陶芸家による作品展「信州の陶芸作家12人展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、伊那市や駒ヶ根市などの陶芸家12人の作品およそ1,000点が展示販売されています。
この展示会は、県陶芸作家協会が開いていて、今年で44回目となります。
今回のテーマは「花を活ける」で、中には、花をいけて展示されているものもあります。
協会の会長で、伊那市長谷の竹島覚二さんは、昔ながらの陶器の雰囲気を残しつつ、色や模様にこだわった花瓶や茶わんなどをつくっています。
「信州の陶芸作家12人展」は、10日(月)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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伊那北小3年2組 上牧里山自然パークの冒険坂整備
伊那市の伊那北小学校3年2組の児童は、上牧里山自然パーク内にある階段、通称冒険坂の手すりをきょう、整備しました。
上牧里山自然パークの北側にある冒険坂は、2013年に当時の伊那北小学校6年生と地区の住民有志で作る上牧里山づくりのメンバーが整備しました。
整備から10年が経ち竹の手すりが劣化してきたため、伊那北小3年2組の児童が改修作業を行いました。
近くの竹林に生えていた竹の枝を払い、坂まで運んでいきます。
運ばれた竹は、新しい坂の手すりになるように取り付けられました。
児童達は、上牧里山づくりのメンバーと協力しながら作業をしていました。
また、およそ100段ある冒険坂の頂上付近では、里山づくりのメンバーが階段の整備をしていました。
上牧里山づくりでは、今後も伊那北小の児童と里山の整備をしていくということです。 -
ぐるっとタクシー エリア再編検討へ
AIが自動配車する伊那市の乗り合いタクシー「ぐるっとタクシー」の運行エリアの見直しが検討されることになりました。
5日は、今年度初めての伊那市地域公共交通協議会が開かれ、委員となっている交通事業者や各種団体の代表など20人が出席しました。
利用者へのサービス向上や、ドライバーの負担軽減などを目的に、現在、6つのアリアに分けて運行している「エリアの再編」を検討する、今年度の事業計画案が承認されました。
ぐるっとタクシーは、AIが自動配車する乗り合いタクシーで、現在、市街地を除く市の全域がサービスエリアとなっています。
運行エリアは「西春近」や「竜西・西箕輪地区」「富県・東春近地区」など6つにわけられ、利用者は、自宅のあるエリアと市街地でのみ、乗り降りができるシステムです。
運賃は1回500円です。
見直しは、一般タクシーへの影響が出ないよう事業者と協議を行い、年度内にエリアを再編した実証実験を行う計画です。
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三澤寺 一筆龍絵師のパフォーマンス
伊那市福島の三澤寺で一筆絵師が龍を描くパフォーマンスが4日に行われました。
一筆書きを行ったのは、全国で活動をしている神奈川県在住の一筆龍絵師、龍朋さんです。
一筆で白龍を描きました。
このパフォーマンスは、三澤寺にある木彫りの龍神像が建立されて1年が経ったことや、イベントを通して寺を身近に感じてもらいたいと、武田正幹住職が企画しました。
龍朋さんは、龍の頭となる部分を最初に描き、胴体を一筆で描いていました。
最後に武田住職が龍神という言葉を入れて、作品が完成しました。
龍神祭と名付けられたこのイベントには、檀家や県内外からおよそ50人が訪れていました。
描かれた作品は、三澤寺の本堂に飾るということです。
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きょうの伊那地域 33.9度と今季一番の暑さ
4日の伊那地域の最高気温は、33.9度と今季1番の暑さとなり、3日連続の真夏日となりました。
この日伊那地域は午後2時24分に31.9度と今季1番の暑さとなりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、南箕輪村で90代の女性が熱中症とみられる症状で病院に搬送されたということです。
症状の程度は、中等症だということです。
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下手良河川愛護会 受賞を報告
長年にわたり河川の自然環境の整備などの活動に功績があったとして、伊那市手良の下手良河川愛護会が日本河川協会の河川功労者表彰を受賞し、6月21日に伊那市役所で受賞報告を行いました。
この日は下手良河川愛護会代表の向山易志さんが市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞の報告を行いました。
下手良河川愛護会は1995年に発足し、下手良区の中心を流れる一級河川瀬沢川の自然環境の整備を目的に活動しています。
会員は20人で、瀬沢川の南沢橋から中村橋の間、およそ700メートルの草刈りや清掃、外来植物の駆除活動などを行っています。
今回、長年の活動が評価され6月5日に東京都で行われた、日本河川協会の表彰式で河川功労者表彰を受賞しました。
今年の日本河川協会の河川功労者表彰は県内では1個人と5団体が受賞しています。
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道路標識のボランティア清掃
長野県交通安全環境施設協会のメンバーによる道路標識の清掃ボランティアが4日に行われました。
長野県交通安全環境施設協会は道路標識など交通安全施設の県内施工業者で構成されています。
清掃は県内全域で3日と4日の2日間に分けて行われました。
伊那建設事務所管内では7つの建設業者などが清掃ボランティアに参加しました。
そのうち伊那市に営業所を置く黒河内建設株式会社は国道153号の標識などを伊那市から松川町まで清掃しました。
ほかにカーブミラーの清掃や、標識の妨げになる木の剪定などが行われました。
この活動は1988年から毎年行われていて、今回で36回目です。 -
伊那市観光協会 市独自の石工検定などを計画
伊那市観光協会の総会が市役所で6月20日に開かれ、高遠石工や農家民泊のPRなど、今年度の事業計画が承認されました。
総会には関係者およそ40人が出席し、昨年度の事業報告や、今年度の事業計画などが承認されました。
新規事業として、高遠石工をPRする動画の制作のほか、高遠石工研究センターと協力し、市独自の石工検定を実施する計画です。
今年1月に3年ぶりに旅行者の受け入れを行なった農家民泊については、民泊をPRするDVDを作成するほか、宿泊受け入れ農家の確保を重点的に行うということです。
伊那市観光協会では、全国的に観光客の動きがコロナ前に戻りつつあることから、国内外からの誘客を積極的に行いたいとしています。
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創造館特別展 伊那市内の出土品を展示
伊那市内の古墳からの出土品などを展示する夏季特別展「森に眠る古墳群~新たなイナの古墳時代像~」が創造館で開かれています。
会場には市内の古墳から発掘された出土品およそ80点や近年の調査活動についてまとめたパネルが展示されています。
市内にはおよそ80基の古墳があり、上伊那にある古墳の半分以上の数が伊那市にあるということです。
こちらは西町にある狐塚南古墳から出土した金メッキ製の馬飾り「杏葉」です。
青銅の本体に金メッキが塗られていて、現在も金が残っています。
今回の展示では、馬具が当時どのように馬に飾りつけられていたかが分かるように木曽馬の剥製に手づくりの馬具を飾り付けました。
飾り付けた馬に当時の王様が乗っていたと考えられるということです。
また、2019年と2022年に西春近南小学校遺跡で行われた発掘調査をまとめたパネルも展示されています。
市内ではこれまでに古墳時代の住居跡は点在する3軒分が見つかっていますが、今回の調査で新たに3軒まとまって発見されたということです。
夏季特別展「森に眠る古墳群~新たなイナの古墳時代像~」は9月4日まで、創造館1階特別展示室で開かれています。
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伊那市民俗資料館 布ぞうり教室
伊那市民俗資料館が主催する布ぞうり教室が、高遠町の旧馬島家住宅で2日に開かれました。
教室には市内を中心に15人が参加し、高遠町山室の北原房子さんから作り方を教わりました。
ぞうりづくり専用の器具を使い、布団などを裂いた古布と紐を編んで作りました。
北原さんは、「形をこまめに見ながら、きつく編んでいってください」とアドバイスしていました。
伊那市民俗資料館は、布ぞうりの技術を継承し、多くの人に作り方を覚えてもらおうと、およそ10年ぶりにこの教室を開きました。
布ぞうり教室は、来週も開かれるということです。
なお、定員に達したため、参加受け付けは終了しています。
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無免許運転の少年を逮捕
伊那警察署は1日午後0時51分に上伊那郡内の少年を無免許運転の疑いで逮捕しました。
伊那警察署の発表によりますと逮捕されたのは上伊那郡内の無職17歳の少年です。
少年は伊那市東春近の市道を無免許で原動機付きバイクを運転していた疑いです。
少年が運転する原付バイクの交通事故の通報を受け駆け付けた警察官が職務質問したところ、無免許運転が分かり逮捕しました。
調べに対し少年は容疑を認めているということです。
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伊那ロータリークラブ 市社協に寄付
伊那ロータリークラブは、ゴルフコンペで集めた現金3万9,000円あまりを、伊那市社会福祉協議会に6月30日寄付しました。
30日は贈呈式が行われ、伊那ロータリークラブゴルフ部の藤澤秀敬さんから伊那市社協の松澤浩一事務局長に寄付金が手渡されました。
ゴルフ部では、去年7月から今年6月にかけて開いたゴルフコンペで、チャリティホールを設けワンオンチャレンジを行いました。
参加者から500円を募り、ワンオンできた人に商品を贈るもので、商品分の金額を差し引いた3万9,129円を寄付しました。
寄付金は伊那市社協が運営する障害者福祉施設などで活用されます。
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5月の月間有効求人倍率 1.26倍
上伊那の5月の月間有効求人倍率は、前の月を0.04ポイント下回る1.26倍となりました。
5月の月間有効求人数は3,299人、月間有効求職者数は2,626人で、月間有効求人倍率は1.26倍となりました。
全国は1.31倍、県は1.47倍となっています。
雇用情勢については、「改善の動きが緩やかになっている。物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として判断を据え置いています。
ハローワーク伊那では「原材料やエネルギー価格の高騰を注視しながら、現状を維持していきたい」と話していました。
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画家の三浦輝峰氏 伊那市へ絵画を寄付
画家の三浦輝峰さんがふるさとの伊那市に絵画「御岳遠望」を29日贈りました。
この日は伊那市高遠町の信州高遠美術館で贈呈式が行われ三浦さんが白鳥孝伊那市長に絵を贈りました。
絵画「御岳遠望」は三浦さんの風景画では一番大きいF120号サイズの油絵で御岳山に初雪が降る秋の風景を描いた作品です。
三浦輝峰さんは1942年に伊那市に生まれ1998年からは佐久市に移り住み全日本肖像画美術協会理事長などをつとめています。
伊那市が毎年100歳になった人へ贈る長寿祝いとして三浦さんが絵画を描いていて去年までに18作品を寄贈しています。
三浦さんは「私にとって一番大きい風景画で好きな作品を大切なふるさと、伊那においてもらい嬉しく思う」と話しました。
来場者には空気の爽やかさを感じてもらいたいということです。
作品は信州高遠美術館の郷土の作家展で8月6日日曜日まで展示されています。
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JAM甲信がフリーキッズ・ヴィレッジに助成金贈る
全国の機械・金属製造業の労働組合JAMの支部JAM甲信は、伊那市高遠町山室の認定NPO法人フリーキッズ・ヴィレッジに29日に助成金8万円を贈りました。
伊那市高遠町山室のみんなの村で行われた贈呈式では、JAM甲信 上伊那地区協の橋爪寿一議長からフリーキッズ・ヴィレッジの宇津孝子理事長に目録が手渡されました。
フリーキッズ・ヴィレッジは、不登校やひきこもりの子どもたちの自立支援や里山体験イベントの実施などを行っています。
JAM甲信の橋爪議長は「未来ある子どもたちに役立ててほしい」とあいさつしました。
助成金の贈呈はJAM甲信が、NPO法人や公共的活動団体への寄付活動をサポートする、公益財団法人長野県みらい基金を通して行いました。
2023年度はフリーキッズ・ヴィレッジのほかに上伊那地域と飯田地域の3団体に助成金が贈られたということです。 -
深妙寺のあじさいが見頃
あじさい寺として知られている、伊那市西春近の深妙寺では現在、花が見頃を迎えています。
深妙寺には、およそ200種類2,500株のあじさいが植えられています。
今年は6月初めから咲き始めて、2022年と比べ10日ほど早いということです。
あじさいは今の住職の祖母が多くの人に寺に親しんでもらおうと、40年ほど前に植えたのがきっかけで、株分けして増やしてきたということです。
29日は写真を撮る人や絵を描く姿も見られ、多くの人が花を楽しんでいました。
深妙寺では「今年もきれいに花が咲いた。しっとりと咲く花と寺の風情を楽しんでください」と話していました。
あじさいは7月中旬ごろまで楽しめるということです。 -
伊那北高校クロスペンアカデミー 熊谷さん講演
卒業生から話を聞き教養を高める伊那北高校の薫ヶ丘クロスペンアカデミーが24日に、伊那文化会館で開かれ、映像プロダクション会社の代表を務める熊谷友幸さんが養蚕をテーマに話をしました。
現在68歳の熊谷さんは、伊那北高校を卒業後、上京して映像制作の現場で働き、現在は映画監督・カメラマンとして活動しています。
また、一般社団法人高遠石工研究センターの事務局長を務めています。
講演会では、熊谷さんが制作した映画「シルク時空をこえて」を鑑賞しました。
この映画は、絹をテーマに養蚕業に携わる人などを取材したドキュメンタリー作品です。
国内の生産者の他に、出荷先の海外でも関係者に取材をしたということで、熊谷さんは「辺境の地から大都市まで、絹は多種多様な人々に希望を与え、世界の経済と文化をリードしてきた唯一無二の天然繊維です。伊那谷はその絹のふるさとです」と話していました。
講演を聞いたある生徒は、「絹を通じて世界が繋がっていることに驚いた。地元に誇りを持ちたい」と話していました。 -
伊那中央病院 6年連続赤字の見込み
伊那市の伊那中央病院の昨年度の純損益は、1億7,600万円の赤字で、6年連続で赤字になる見込みです。
27日に伊那市役所で開かれた、伊那中央行政組合議会全員協議会で報告されました。
昨年度の伊那中央病院の収入は、148億円、支出は149億7,600万円で、1億7,600万円の赤字となりました。
伊那中央病院の赤字は、6年連続となります。
高額な薬品の使用や、物価高、電気代高騰の影響もありますが、入院収益と外来収益は、新型コロナ流行前の令和元年度の数字に戻りつつあるということです。
伊那中央病院の累積赤字は、37億6,900万円となる見込みです。