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公衆衛生専門学校入学式
歯科衛生士を目指す学生が学ぶ長野県公衆衛生専門学校の入学式が7日行われました。
今年度は、上伊那地域をはじめ県内各地から17人が入学しました。
式で中村好昭校長は、「講義や実習に真剣に向かい合い、確かな知識と技術を習得してほしい」と式辞を述べました。
入学生を代表して、下諏訪町出身の味澤育恵さんは、「困難なことがあると思うが、目指す歯科衛生士になれるよう励まし合い、努力していきたい」と誓いの言葉を述べました。
入学生はこれから、3年間の過程で講習や実習に励みます。 -
保科正之大河ドラマ化署名活動
伊那市観光協会は7日、高遠城址公園で、江戸時代の高遠藩主・保科正之のNHK大河ドラマ化の実現に向けた署名活動を始めました。
署名活動は、公園内の2カ所で行われ、観光客に協力を求めました。
伊那市観光協会は毎年、高遠城址公園のさくら祭り会場で、署名活動を行っています。
去年は、祭り期間中におよそ1万2千人の署名がありました。
現在、43万人の署名が集まっていて、観光協会では50万人を目指して取り組んでいきたいとしています。
署名活動は22日まで行う予定で、今年は東日本大震災の募金の協力も呼び掛けるということです。 -
イワナの成魚放流
天竜川漁業協同組合は7日、伊那市高遠町と長谷の三峰川水系でイワナの成魚を放流しました。
この日は、天竜川漁業協同組合の役員が、体長20センチほどのイワナの成魚を三峰川水系の河川に放しました。
放流は毎年この時期に行われています。
今回は辰野町から駒ヶ根市までの天竜川水系と三峰川水系で、合計500キロのイワナを放すということです。
天竜川漁業協同組合では、「雨が降って水量が増えれば釣果が上がってくると思う」と話していました。 -
伊那市西箕輪から廃棄物が見つかる
伊那市西箕輪上戸(あがっと)地籍で住宅建築の造成工事中に、伊那市が昭和45年ごろ埋め立てた廃棄物が見つかりました。白鳥孝市長は、早急に処理を進めたいとの考えを7日示しました。
7日は、廃棄物が見つかったことに関する記者会見が伊那市役所で開かれました。
伊那市によると、先月、地主が、住宅を建設するための工事中、土の中から廃棄物が出てきたため、建築業者を通じ、市に連絡がありました。
建築業者から、市が廃棄したものではないかとの調査依頼があり、業務に関った職員に事情を確認したところ、昭和45年頃、現場は伊那市の不燃物の埋立地であった事が分かりました。
しかし、40年以上前の事業で、当時の文書を確認することはできなかったということです。
伊那市では、造成中の地籍の廃棄物を除去し、埋め戻しました。
市では、廃棄物は、およそ1000平方メートルの範囲、800トンほどが埋まっていると推定しています。
伊那市では、今後、現地での聞き取り調査や電磁波による調査などを行い、埋まっている廃棄物の量と、範囲を特定。地主などと協議し、処理方法を検討し、早急に対処していきたいとしています。 -
伊那市から見舞金は2200万円
伊那市は、東日本大震災と長野県北部地震の被災地に寄付する見舞金の額を2200万円とする考えを、7日開かれた伊那市議会全員協議会に示しました。
7日は、伊那市役所で、伊那市議会全員協議会が開かれ、見舞い金の額を2200万円とする考えが示されました。
アメリカ在住の、伊那市ふるさと大使・大根田勝美さんから、伊那市を通して被災地に寄付したいと寄せられた800万円が含まれています。
市民一人あたりの負担に換算すると、およそ200円となります。
この見舞金の予算は、専決処分されます。 -
郵便局が桜フレーム切手を市に寄贈
伊那市内13の郵便局でつくる上伊那東部会は、高遠城址公園の桜を10枚セットにしたフレーム切手を1日伊那市に寄贈しました。
市内3つの局長が、代表して1日市役所を訪れ、80円の10枚セット、50円の10枚セット2種類を寄贈しました。
フレームは、1日から市内13局で販売が始まっています。
80円のフレームは、1200円、50円は、900円です。
フレームを受け取った白鳥孝市長は、「2月・3月の市からの郵便物に利用したら効果がある。庁舎内の目立つところに飾りたい」と喜んでいました。
この切手は、高遠城址公園でも販売される予定です。 -
伊那北高校 入学式
伊那北高校の入学式が6日に行われ、283人が新たな生活をスタートさせました。
新入生は、吹奏楽部の演奏に合わせて会場へ入場しました。
今年は、普通科に242人、理数科に41人が入学しました。
松山敏彦校長は、「社会や人の役にたつ事を喜びとする志を持ってほしい。真実を見極める確かな学力と知性を磨いてください」と式辞を述べました。
新入生を代表して白井貴浩君が宣誓しました。
新入生は、明日課題テストを受け、8日から通常授業が始まる事になっています。 -
写真展「雪中の桜」5月9日まで
伊那市美篶の写真愛好家宮下正明さんの写真展「雪中の桜」が1日から、高遠町のさくらの湯大広間で開かれています。
会場には、去年高遠城址公園で撮影した桜や、高遠町勝間の薬師堂の枝垂れ桜などの作品18点が並んでいます。
作品のほとんどは、去年4月17日に降った雪で、満開の桜が雪化粧した際に撮影されました。
宮下さんは「季節はずれの雪で貴重な写真。多くの人にみてもらい、地元の桜の良さを再発見してもらいたい」と話していました。
写真展「雪中の桜」は5月9日月曜日まで、伊那市高遠町のさくらの湯大広間で開かれています。 -
辰野町で不審電話
4日の午後4時頃、辰野町の一般家庭に東日本大震災に乗じて貴金属を騙しとろうとする不審電話があり伊那警察署では、注意を呼び掛けています。
伊那署によりますと4日の午後4時頃辰野町の一般家庭に「被災地支援の関係で貴金属を寄付してくださるかたを募集している。これは警察からも認定を受けている活動です」などという内容の電話があったということです。
全国でも震災に乗じて金品をだましとる事案が発生していることから伊那署では、注意を呼び掛けています。 -
クロスカフェオープン
伊那市の伊那中央病院内のレストランが5日、リニューアルオープンしました。
中央病院1階にリニューアルオープンしたのはクロスカフェ伊那店です。
契約期間の満了に伴いリニューアルされ、公募により県内の病院でレストランなどを展開している株式会社創備が選ばれました。
5日は、オープニングセレモニーが行われテープカットなどをして祝いました。
伊那中央行政組合の白鳥孝組合長は「患者がくつろげて明るい笑顔をもらって元気に帰れるレストランになればうれしい」と挨拶しました。
これまで日曜日と平日の午後は利用出来ませんでしたが、レストランは年末年始の3日間を除いて年中無休となりました。
営業時間は、午前7時30分から午後7時までとなっています。
レストラン利用者の8割が女性ということで女性を意識した健康的なメニューを取り揃え病院レストランのイメージを一新したということです。 -
就労支援対策会議 設置
伊那市は、東日本大震災による市内への避難者の雇用を確保するための就労支援対策会議を5日、設置しました。
これは、今後受け入れ者が増えることや避難の長期化が予想されることから避難者の雇用を確保しようと設置されたものです。
設置した就労支援対策会議は、市の呼びかけにより長野県経営者協会上伊那支部や伊那商工会議所、JA、緊急求職者サポートセンターなど9つの機関で構成されています。
5日は、参加機関からの現状報告や今後の展開について意見を交わしました。
白鳥孝伊那市長は「景気が低迷する中で就労の場を確保するのは難しいが一人でも多くの人に働ける場を提供したい」と話しました。
伊那市では、市営住宅や民間住宅などを提供し、昨日現在、5戸20人を受け入れています。
5日の会議では、避難してきた人に就職の意思があるかなどを把握することや、働くための通勤手段を考えることが必要といった意見が出されました。
今後は国や県の動きをみながら、避難者の雇用が可能な事業所の掘り起こしや、農業・林業における就労の可能性の検討などについて関係機関と連携をとりながら進めていく予定です。 -
入学式シーズン 高遠小学校で入学式
入学式シーズンを迎え、上伊那の小学校で5日、入学式が行われました。
ICT放送エリア内では、高遠小学校と高遠北小学校の2校で入学式が行われました。
このうち、高遠小学校では男子21人、女子13人の合わせて34人が、保護者に手を引かれながら校門をくぐりました。
入学式では新1年生が、緊張した面持ちで体育館に入場しました。
式で高遠小学校の小池眞利子校長は「出合った人には挨拶をし、交通事故のないよう安全に気をつけて明日からも登校してください」と呼びかけました。
児童を代表して池上瑛世君は「高遠小学校は仲良しな学校。分からないこと、困ったことがあったら何でも聞いて下さい」と新入生を歓迎しました。
この後新1年生は、教室に戻り担任の挨拶や、明日からの学校生活についての話を聞きました。
担任の伊藤ひろみ教諭は「友達の名前を早く覚えて仲良く元気に過ごしましょう」と話すと、1人ひとりの名前を呼び、握手をしていきました。
上伊那の小学校の入学式は、6日がピークとなっています。 -
日本一の桜の里づくり計画策定
伊那市は、市の花である桜の管理や保護育成の目標となる「日本一の桜の里づくり」計画を策定しました。
市では、合併した平成18年から、旧高遠町の進めてきた桜からのまちづくりを継承し、「日本一の桜の里づくり」計画の検討を進めてきました。
市内には、1万2千本を超える桜の木が確認されていますが、管理の行きとどかない桜も多く点在しているという事です。
計画では、「桜を愛し、育み、親しむ桜の里」を将来像に掲げ、今後10年間の取り組みをまとめています。
具体的には、●桜の植栽や管理、看板やベンチ整備などの経費を支援、●地域の桜を管理する、地域桜守の育成、●高遠城址公園を核とし、春日公園や伊那公園への誘客を促す取り組みを進める等です
伊那市では、「地域を巻き込み、いつまでも多くの人に親しまれるような、桜の里を目指したい」と話していました。 -
西箕輪保育園 新園舎で保育園生活スタート
保育園の統廃合により新しくできた伊那市の西箕輪保育園が4日に開園し、園児173人が保育園生活をスタートさせました。
この日は開園式が行われ、関係者や園児、保護者が西箕輪保育園の開園を祝いました。
白鳥孝市長は「高い天井の下で育つ子どもは心身ともに大きくなると言われている。新しい保育園で、西箕輪、伊那市、日本にとって大切な人材に育っていってほしい」と挨拶しました。
また、開園式の後には入園式が行われ、年少児と未満児およそ90人が、保護者に手を引かれて入場しました。
園児数は、0歳児から5歳児まで合わせて173人となり、伊那市で3番目に人数の多い保育園となりました。
下平緑園長は「新しい保育園で楽しい遊びやおいしい給食が待っています。元気よく保育園に来て下さい」と園児に呼びかけていました。
式が終わると、園児や保護者がそれぞれの教室や園庭などを見学していました。
ある保護者は「新しい園舎で施設も環境も良い。健康に大きく育ってもらいたい」と話していました。
西箕輪保育園は5日から通常の保育が始まり、新入園児は15日頃まで半日保育となっています。 -
JA上伊那 新宿区に飲料水などの支援物資送る
JA上伊那は、伊那市と友好提携を結んでいる新宿区に4日、飲料水などの支援物資を送りました。
4日は、市の職員が見守る中物資の引き渡し式と出発式が行われました。
新宿区に送られるのは、飲料水1,500リットルと1リットル入りのリンゴジュース600本、アルストロメリア500本です。
新宿区の保育園などでは、現在も乳児用のミルクなどに市販のミネラルウォーターを使っています。
JA上伊那の御子柴茂樹常務理事は「子ども達の飲み水として安全なものを提供してあげたいと思う。また、花を見て少しでも心が和めばうれしい」と話しました。
物資を運ぶ職員は「安全第一で確実に届けます」と挨拶し、出発しました。 -
西町区区有林のアカマツに薬剤を注入
伊那市の西町区民などは、春日神社周辺の区有林にあるアカマツを、松喰い虫の被害から守る為の作業を4日、行いました。
4日は、西町区から依頼をうけた上伊那森林組合の職員が、松喰い虫被害から守る為の薬剤をアカマツに注入していました。
春日神社周辺の御射山西町区有林およそ8,000平方メートルの敷地には、100本ほどのアカマツがあります。
3月上旬に区が調査したところ、6本がすでに被害を受けていて、57本の木で薬剤の注入が必要ということが分かりました。
4日はそのうち23本にドリルで穴をあけ、薬剤を注入していました。
西町区では、「薬の効果がどの程度有効なのかチェックしながら、長年守ってきた区有林を今後も大切にしていきたい」と話していました。
なお、すでに被害が認められた6本については、伐採されることになっています。 -
高遠城址公園観光案内所 オープン
高遠城址公園のさくら祭り期間中、観光客に案内や説明を行う観光案内所が5日、オープンしました。
高遠城址公園での観光案内所の設置は、今年で3年目となります。
案内を行う伊那市観光ボランティアガイドは、市民がおもてなしの心で観光客を案内しようというものです。
現在49人が登録していて、期間中4人から6人で園内の案内や、写真撮影を行います。
5日は早速、松本から訪れた観光客に対し、園内の説明や、近隣の観光スポットなどを説明していました。
観光案内所は、午前10時から午後3時までで、期間は20日までを予定しています。 -
さくら祭り期間中の臨時警備派出所 開設
さくら祭りに合わせ伊那警察署は1日、公園内に臨時警備派出所を開設しました。
1日は、開設式が行われ臨時警備派出所の壁に、看板が設置されました。
伊那警察署の関原敬泰署長は「震災の影響もあり色んな思いで見に来る人がいる。安心して過ごしてもらえるよう、事件や事故の防止に務めたい」と挨拶しました。
開設期間は、24日日曜日までを予定しています。 -
「ちいむもみじ」自己記録会
震災で中止になった長野マラソンに参加を予定していた伊那谷のランニング愛好家でつくる「ちいむもみじ」は、2日、自己記録会を開きました。
2日はちいむもみじのメンバーおよそ30人が参加して、伊那市の三峰川沿いのジョギングコースで汗を流しました。
ちいむもみじでは、毎年長野マラソンに参加していますが、今年は東日本大震災の影響で大会が中止になったため、これまでの練習の成果を試す場として記録会を企画しました。
参加した人たちは、自分のペースで三峰川沿いのジョギングコースを走っていました。
練習会場には被災地支援の募金箱も設置され、参加した人たちが募金をしていました。
集めた義援金は伊那市役所を通じて被災地に送るということです。 -
還暦を迎えた住民140人義援金12万3,330円届ける
箕輪町で今年度還暦を迎えた住民140人が、義援金12万3,330円を30日、町に届けました。
30日は、箕輪町還暦祝い実行委員の柴義文さんら3人が、集まった義援金12万3,330円を役場に届けました。
実行委員会では、震災翌日の12日に、今年度町内で還暦を迎えた140人を対象に還暦を祝う会を開き、その際義援金を募りました。
委員らは、「被災地の人が早くもとの生活にもどれるよう、少しでも力になれればうれしい」と話していました。 -
伊那市で国派遣職員に辞令交付
新年度が始まった1日、国との連携強化のため国の職員を受け入れる伊那市で、国土交通省と農林水産省から派遣された職員2人に辞令が交付されました。
辞令を受けたのは、任期付き採用職員の政策審議監に、国土交通省から派遣の宮本高行さんです。
農林部長は、農林水産省から派遣の塚元重光さんです。
白鳥孝市長は、宮本政策審議監に対し「砂防や道路の整備促進が図られるようお願いしたい」、塚元農林部長に対し「土地改良、農業振興に寄与できる取り組みをお願いしたい」と訓示しました。
2人の任期は2年となっています。 -
伊那中央病院の医療救護班 活動報告
医療救護班として東日本大震災の被災地へ派遣されていた伊那中央病院の医師ら5人が31日、活動の報告をしました。
派遣されていたのは、副院長で地域救急医療センターの北澤公男センター長、看護師2人、業務調整士2人の5人です。
県からの要請を受け、3月22日から25日までの、被災地の宮城県石巻市に派遣されました。
5人は、避難所や救護所などで、治療や健康状態のチェックなどを行いました。
北澤さんは、「現場では、小学校の屋上に流された車や家があるなど信じられない状態だった。現地での医療体制は、統率がとれていて大きな混乱などはなかった」などと、話しました。
県では、4月いっぱいまで派遣を予定していて、伊那中央病院からは新たに2チームが派遣されることになっています。 -
伊那市消費生活センター設置
伊那市は、悪徳商法によるトラブルや多重債務についての相談窓口として、伊那市消費生活センターを1日設置しました。
センターは、市役所1階の生活環境課内に設置されました。
相談の受付は、平日午前8時30分から午後5時で、直通の相談専用電話は、96-8165です。
消費生活コンサルタントの資格を取得した職員1人を含む3人で対応にあたります。
開所式で白鳥孝市長は、「何かあった時には、頼りがいのある場所となるよう期待したい」とあいさつしました。
伊那市における消費相談状況は、件数は減少傾向にあるものの内容は、悪質化、巧妙化していて、平成22年度は、120件の相談のうち30件が多重債務についてでした。
市独自のセンターは、県下19市のうち、長野市や松本市についで6か所目となります。 -
伊那市が災害支援本部設置
伊那市は、東日本大震災の災害支援本部を1日設置しました。
支援体制を統括し、適時適切な支援策を検討し決定していくとしています。
伊那市は、震災発生以来、理事者や関係部課長による連絡会議を随時開催し、応急対応を行なってきました。
市では、災害支援が長期化し、支援範囲も広範囲にわたると見込み、情報収集や連絡調整を緊密にして対応する必要があるとして、新設された危機管理課内に本部を設置しました。
支援本部は、部長級職員を中心に19人で構成しています。
なお、伊那市は、全国瞬時警報システムジェイアラートの運用を今日から始めました。
J-ALERTは、ゲリラ攻撃や弾道ミサイル情報、気象に関する情報などを人口衛星を介して地方公共団体に伝え、同報無線などで住民に瞬時に伝えるシステムです。 -
長野県議会議員選挙 期日前投票始まる
1日に告示された、長野県議会議員選挙の期日前投票が、2日から各市町村役場で始まりました。
期日前投票初日となった2日、伊那市役所には登記台や投票箱が設置され、訪れた人が投票していました。
伊那市選挙管理委員会によりますと、初日の午後4時現在でおよそ200人が投票に訪れたということです。
期日前投票の会場は、伊那市区は、伊那市役所で9日まで、高遠町総合福祉センターと長谷総合支所で6日から9日までとなっていて、いずれも午前8時30分から午後8時まで。
上伊那郡区は、箕輪町役場と南箕輪村役場で9日までで、いずれも午前8時30分から午後8時までとなっています。 -
伊那公園 ぼんぼり点灯で花見ムード
伊那市の伊那公園で1日、公園開きが行われ、夜には公園内のぼんぼりに灯りが灯されました。
この日は、伊那公園桜愛護会のメンバーによってぼんぼりに灯りが灯され、公園内はひとあし早く花見ムードに包まれました。
公園内には、協賛のあった企業や個人などのぼんぼりが300個以上吊るされています。
また、公園開きとなった昨日は、伊那公園唯一の花見小屋「天山」も営業を始め、店主の北沢福明さんがうどんやそばを茹でていました。
ぼんぼりの点灯は、桜が終わる24日頃までを予定していて、花見小屋「天山」もそれまで営業するということです。
現在伊那公園では、早咲きの「ロトウザクラ」が満開となっているほか、四季咲きの桜もつぼみが開き始めています。
コヒガンザクラやソメイヨシノはまだつぼみで、開花は8日頃、見頃は15日頃となっています。 -
県議選告示 選挙戦始まる(伊那市区)
任期満了に伴う長野県議会議員選挙が1日告示されました。
定数2の伊那市区からは、現職2人と新人2人が立候補の届け出をし9日間の選挙戦が始まりました。
それでは県議選伊那市区の立候補者を届け出順に紹介します。 -
さくら祭り 高遠城址公園で1日から
花見シーズンを前に、高遠城址公園で1日から、さくら祭りが始まりました。
1日は、公園内の桜雲橋前でさくら祭りの安全祈願祭が行われました。
毎年オープン初日には、公園開きを行っていましたが、今年は東日本大震災を考慮し、安全祈願祭のみとなりました。
伊那市観光協会の白鳥孝会長は「ライトアップの自粛などいつもとは違う祭りの雰囲気となるが、花をゆったりと見られるという側面もある。記憶に残るさくら祭りにしたい」と挨拶しました。
祈願祭の後、参加者14人で桜雲橋を渡りさくら祭りの始まりを祝いました。
日本気象協会では、高遠城址公園の桜の開花は9日、満開は15日と予想しています。 -
市民会館48年の歴史に幕
老朽化に伴い伊那市の伊那市民会館は3月31日をもって閉館しました。
31日の夜は、市民会館で閉館式が行われました。
閉館式には、市民会館で音楽鑑賞をした人や各種団体などおよそ120人が訪れました。
式の中で白鳥孝伊那市長は「この市民会館に心から感謝しミみなさんと一緒に最後の一日をすごしたい」と挨拶しました。
また利用者を代表して伊那女声コーラスの大沼満子会長は「ここでの思い出がたくさん詰まっています。ありがとうございました」と感謝の気持ちを話しました。
式では、NPO法人クラッシックワールドの演奏が行われ、最後に演奏に合わせて伊那市の歌を全員で歌いました。
昭和38年7月に完成した伊那市民会館。
48年の歴史に幕を下ろしました。
今後は隣にある伊那公民館の改築に合わせて取り壊される予定です。 -
硬筆六人展
上伊那地域などに暮らす硬筆の指導者6人による展覧会が、伊那市の伊那図書館で開かれています。
会場には、26作品が展示されています。
これは、文部科学省後援硬筆書写検定の最高位となる1級を持つ指導者6人が、硬筆の魅力を多くの人に知ってほしいと開きました。
6人は、所属会派は異なりますが、それぞれが美しく、読みやすく、親しみやすい書を目指して活動しています。
作品に使用しているのは万年筆やボールペンなどで、額や紙にもこだわっています。
この硬筆六人展は4月3日まで、伊那市の伊那図書館で開かれています。