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冬山相談所 開設
年末に南アルプス登山をする人達に、山の情報などを提供する冬山相談所が28日開設しました。
冬山相談所は、南アルプスの冬の登山口となる伊那市長谷の戸台川の河原に毎年開設されます。
南アルプス北部地区遭難対策協議会のメンバーが、多くの登山者が出発する午前6時から11時の間、常駐します。
冬山登山は危険が伴うことから、登山者の身元や緊急連絡先、登山ルートなどを記入する登山者カードを預かり、山の積雪情報などを提供します。
28日は協議会のメンバーが見守る中、午前中3組8人が南アルプスに向かったという事です。
冬山相談所は、31日までの4日間、午前6時から午前11時まで設置されています -
伊那広域シルバー人材センター 13万円寄付
伊那広域シルバー人材センター伊那地区のメンバーは、27日、伊那市に13万円を寄付しました。
伊那広域シルバー人材センターでは、毎年、支えあい募金を、各市町村に寄付しています。
この日は、伊那地区のメンバーが、13万97円を伊那市に寄付しました。
代表の牧田元起さんは「高齢者福祉に役立ててほしい」と話していました。 -
避難所運営訓練
伊那市は、大規模災害を想定した避難所運営訓練を27日、伊那市役所で行いました。
訓練には、災害時に避難所の初動対応と運営にあたる職員らおよそ40人が参加しました。
訓練では、HUGと呼ばれるゲームを行いました。
このゲームは、避難者の年齢や性別、国籍などが書かれたカードを、避難所に見立てた図に配置しながら状況判断していくというものです。
カードには避難者の情報の他にも「たばこが吸える場所はどこですか」「着替えができる場所はありますか」など質問が記されたものもありました。
職員らは、人や物の位置など状況を考えながらカードを置いていきました。
伊那市では、「災害時に的確な対応が取れるよう訓練を積み重ねていきたい」と話しています。 -
伊那公民館の高齢者教室 3万3252円を伊那市に寄付
伊那公民館の高齢者教室のメンバーは27日、3万3252円を伊那市に寄付しました。
27日は、高齢者教室のメンバーら6人が伊那市役所を訪れ、松田素好会長が白鳥孝市長に寄付金およそ3万円を手渡しました。
高齢者教室は、12月に開かれた忘年会で、参加した会員およそ60人から募金を集め、寄付したものです。
教室は、現在会員141人です。
松田会長は「ささやかだが福祉に役立ててもらえればうれしい」と話していました。 -
南箕輪村と伊那ケーブルテレビジョン 災害情報などの放送に関する協定を締結
南箕輪村と伊那ケーブルテレビジョンなどは27日、災害情報などの放送に関する協定を結びました。
27日は、南箕輪村の唐木一直村長と、伊那ケーブルテレビジョン株式会社の向山公人社長、伊那市有線放送の野笹吉男組合長の3人が調印式に出席し、協定書を取り交わしました。
今回の協定は、村内で災害発生時やその恐れがある場合、村が要請し伊那ケーブルテレビなどが災害情報について放送するもので、被害の軽減と住民の安全確保を目的としています。
その他、村が導入中のデジタル防災行政無線システムで通信した緊急情報が、伊那ケーブルテレビジョンの自主放送に自動的に割り込み、放送されるようになります。
向山社長は、「災害情報や避難情報をいち早く伝えることが、住民の命を守ることにつながると思う」と話しました。 -
伊那西スケート場で安全祈願
伊那市の伊那西スケート場で27日、シーズン中の安全を願う祈願祭が行われました。
この日は、伊那市教育委員会などの関係者が、シーズンの無事を祈り神事を行いました。
氷の状態は、週末の冷え込みもあり、全面結氷していますが、厚さはおよそ2センチとまだ滑る事はできません。
氷の厚さが、10センチくらいになると滑走可能となり、市ではさらなる冷え込みに期待しています。
久保村清一教育長は、「冬場の体力作りや仲間との交流の場として、シーズンを通して、怪我なく安全で、楽しい場にしたい」とあいさつしました。
昨年度は、31日間の営業で1635人が利用しました。
今年度の開場期間は、2月13日までの予定で、時間は午前7時から10時までです。
利用料は1人1回200円となっています。 -
創造館逸品展記念講演会
伊那市の創造館で23日、明治時代の国民国家形成についての講演会が開かれました。
講演会は、創造館の逸品展「白旗縲恣垬I戦争の終結と歴史の転換縲怐vに合わせて開かれたもので、およそ80人が訪れました。
講師は、上伊那郷土研究会会長の伊藤一夫さんです。
「国民国家形成への足どりと日清・日露戦争」と題して、明治時代の日本について話しました。
伊藤さんは、江戸時代まではなかった国民という概念が明治のころにでき、その概念の形成に唱歌が大きな力になったことを話しました。
伊那市高遠町出身で東京芸術大学初代学長の伊澤修二が唱歌と遊戯の教育の基礎を築き、国民形成に貢献したと話していました。 -
高遠町長藤分団第1部にポンプ車導入
伊那市高遠町長藤分団第1部に新しいポンプ車が導入されました。
24日には入魂式が行われ、消防団員など関係者およそ30人が集まりました。
長藤分団第一部がこれまで使用していたポンプ車は、25年たち老朽化していました。
今回導入された車両は、吸水につかう真空ポンプが1つ増え、吸水時間を短縮することができます。
最大放水量も、これまでの車両の毎分2000リットルから、2600リットルとなりました。
装備品などを含め、購入金額はおよそ1,500万円です。
長藤分団の伊藤秀樹分団長は「長藤、高遠、藤沢の各地区の、中心となるポンプ車として、十分能力を発揮できるよう訓練を重ねていきたい」と話しました。 -
(株)ヤマウラ 長谷アルプスフォトギャラリーの入場料全額を寄付
伊那市長谷在住の山岳写真家津野祐次さんのフォトギャラリーを運営する(株)ヤマウラは24日、今年1年間の入場料7万円を伊那市に寄付しました。
24日は、ヤマウラの増澤信夫伊那支店長と津野さんが伊那市長谷総合支所を訪れ、中山晶計支所長に7万円を手渡しました。
ヤマウラは、伊那市長谷非持で運営する「長谷アルプスフォトギャラリー」の入場料全額を、8年前から毎年寄付しています。
ギャラリーには、津野さんが撮影した山や四季折々の自然など様々な作品が展示されています。
入場料は100円で、今年は700人が訪れました。
中山支所長は「津野さんの作品のお陰で、山や写真に関心のある人が増えた。ギャラリーは長谷にとっての宝物」と感謝しました。 -
年に1度の窯焼きに向け準備
伊那市高遠町伝統の「高遠焼き」の窯、白山登り窯での窯焼きの準備が進んでいます。
今週はじめから窯焼きの準備が進められ、窯元の浦野真吾さんが焼き物を窯に詰めています。
高遠焼きは江戸時代からの伝統があり、一時途絶えていましたが昭和50年に復活。平成7年に現在の場所に登り窯が作られました。
白山登り窯は、千点以上の焼き物を同時に焼くことができます。
年に1度、焼き物の数が揃った時期にだけ使われる独自の窯です。
焼き物を窯に詰め終わると、入口の部分に隙間のないようレンガを積み重ねます。
上部には窯に薪を投げ込むために取り外すことのできるふたを取り付けます。
薪が奥まで届くように何度も高さを調整します。
電気窯で焼いたものと違い、火のムラが醸し出す独特の風合いが出るのが特徴です。
浦野さんは「この時期が来ると気持ちが高まる。どんな焼きものができるか楽しみ」と話していました。
火を入れて本格的に焼きはじめるのは30日頃からになるということで、4日間焼き続け、その後2週間ほど乾燥させてから窯出しを行います。 -
冬休み子ども書き初め教室
冬休みに入った小学生を対象にした「子ども書初め教室」が、25日、伊那市のいなっせで開かれました。
この日はおよそ30人の子どもが集まり、伊那市内に住む書道家6人から指導を受けました。
教室は、広いスペースでのびのびと書初めをしてもらおうと毎年開かれています。
子ども達は「元気良く書くように」「スペースに気をつけて」など指導を受けながら、集中して書いていました。
ある子どもは「先生の見本がうまかったのでいつもより上手に書けた気がする」と話していました。
指導にあたったある講師は「普段、筆で書く機会が少ないので指導のしがいがあるが、みんなのびのびと書けている」と話していました。 -
クリスマスイブに宅配サンタ
クリスマスイブの24日、伊那市のボランティアグループがサンタクロースに扮してプレゼントを配達しました。
サンタクロースに扮したのは、伊那市在住のメンバーでつくるイベント企画チーム「笑龍」のメンバー4人です。
笑龍では、夢のあるクリスマスを過ごしてもらおうと、7年前にこの企画を始めました。
24日夜は、伊那市西箕輪の飲食店で行われていたクリスマスパーティーの会場に料理を届けました。
裏口で料理を受け取ると入口へ向かい、静かに中に入っていきました。
パーティーをしていた人達は、サンタクロースの登場に驚きながらも喜んでいる様子でした。
パーティーに参加していた男性は「何十年ぶりにクリスマスにサンタに会えた。驚きましたがとてもうれしい」と話していました。
サンタクロースに扮した笑龍のメンバーは「子どものように喜んでくれていたので良かった。」と話していました。
笑龍では、今後も地域の人たちが笑顔になるようなイベントを企画していきたいとしています。 -
伊那北駅前に日時計お目見え
伊那市の伊那北駅前に、市のイメージキャラクター、イーナちゃんをデザインした日時計がお目見えしました。
23日は、日時計の除幕式が行われ関係者が、完成を祝いました。
日時計の設置は今年3月に、伊那小学校を卒業した夏組の提案を市が受けて実現したものです。
除幕式には中学生になった夏組のメンバーも参加し、自分たちのアイデアで造られた日時計の完成を喜んでいました。
夏組は総合学習の一環で、地元山寺区でつくる活性化協議会の協力を得ながら伊那北駅前広場の清掃や花壇作りなどに取り組んでいました。
そのなかで伊那北駅には時計がないことから時計の設置を去年、市に提案していました。
日時計は以前あった池をうめて造られたもので、直径2メートルのコンクリートにステンレスの目盛りがつけられています。
中学生になった夏組のメンバーは「ここを小学校時代の思い出の場所として大切にしていきたい。」と話していました。 -
伊那スキーリゾート オープン
伊那市西春近の伊那スキーリゾートが一部滑走可能となり、23日オープンしました。
全面滑走はまだ先になりそうで、関係者は冷え込みによる降雪に期待しています。
コースにはまだ土の見えている部分もありますが、23日はオープンに合わせ、スキーヤーやスノーボーダーが滑走を楽しんでいました。
24日は雪不足などから営業を見合わせましたが、25日は再開し、年内には、全面オープンさせたいとしています。
営業時間は、午前8時半から午後4時までで、雪の状態がよくなれば、ナイター営業も始める予定です。 -
上伊那の小中学校で終業式が始まる
上伊那の小中学校で終業式が始まりました。
校舎の耐震化工事が進められている伊那小学校では、校内放送による終業式が行われました。
伊那小学校では、2学期の始めから体育館と校舎の一部の耐震化工事が進められています。
そのため24日は、校内放送による終業式となりました。
児童代表の挨拶では、2年の御子柴睦さんと5年の高橋光さんが2学期を振り返りました。
御子柴さんは「3学期には、九九をスラスラ言えるようになりたい」
高橋さんは「漢字や算数に意欲的に取り組めた。苦手を少なくしていきたい」とそれぞれ話しました。
武田育夫校長は「みなさん1人1人のまわりには支えてくれている人が必ずいます。今日のような節目の時に“ありがとう”と言えるようにしましょう」と挨拶しました。
上伊那の小中学校の終業式は、28日にピークをむかえます。 -
クリスマスイブ ケーキ店大忙し
24日は、クリスマスイブ。
市内の菓子店では、クリスマスケーキの販売に追われる一日となりました。
このうち、伊那市上牧にある菓匠Shimizuでは、午前10時の開店前から店員がケーキ作りに追われていました。
開店前に全体でミーティング。
一年のうちでもっとも忙しい一日を迎えるにあたり、連絡の徹底、意思統一をはかります。
菓匠Shimizuでは、クリスマスに向けて、期間限定のものも含め、デコレーションケーキ9種類を制作。
従来のショートケーキなど含めるとこのクリスマスシーズンに販売するのは、50種類を超え、その数は、数千個に上ります。
午前10時の開店を前に店内は、緊張感に包まれていました。
そして、午前10時、クリスマスケーキを買い求めるひ人たちで、店内は活気にあふれていました。
中には、デコレーションケーキを2個・3個と買い求める人もあり、レジカウンターの前には、長い列が出来ていました。
いつもの年ですと、24日のクリスマスイブが最盛期となりますが、今年は、カレンダーの関係で25日も24日と同じ位の予約が入っているということです。 -
伊那市創造館のマスコットキャラクター
愛称は「つくルン」伊那市創造館のマスコットキャラクターの愛称が「つくルン」に決まりました。
応募総数69点の中から選ばれた愛称は、伊那市山寺に住む伊那北高校3年の中村ともみ友美さんの「つくルン」です。
選考理由は、さまざまなものを新たに作り出す「創造」のイメージを表現していて、明るく親しみやすい名前であるからということです。
このほかに、どきコさん、えがおまるちゃん、こうこちゃん、ドキーナちゃんなどの作品が寄せられました。 -
青野恭典さんの写真展「日本の自然~水がはぐくむ列島~」
写真家青野恭典さんの写真展「日本の自然縲恊・ェはぐくむ列島縲怐vが伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、水をテーマに青野さんが日本全国で撮影した作品48点が並んでいます。
川や湖の他、霧や雪に姿を変えた水が映しだされています。
また今回初めて、和紙に印刷した写真が展示されています。和紙に印刷する事で、日本画のような柔らかな雰囲気があります。
この「日本の自然縲恊・ェはぐくむ列島縲怐vは来年2月20日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
月見松史跡 地権者の同意を得たい考え
史跡指定に必要な地権者の同意書が所在不明となっている伊那市小沢の月見松遺史跡について伊那市は、今後、地権者の同意を改めて得たい考えを22日に示しました。
これは、22日に開かれた伊那市の定例教育委員会で市が説明したものです。
伊那市小沢の月見松遺史跡は、昭和44年に市の史跡に指定されました。史跡は工事を行う際届出が必要となりますが、H20年、県のパトロールで届出のない工事が行われている事が判明。その原因について、史跡の範囲や史跡指定に関する地権者の同意書の所在が不明になっている事がわかったという事です。
その後、調査検討委員会を設け、史跡の範囲については確認をしましたが、指定に必要な地権者の同意が得られていないという事です。
伊那市では、今後、史跡に関わる地権者から同意を得ていきたいとしています。 -
伊那市水道事業協同組合15周年記念祝賀会
伊那市水道事業協同組合の15周年を記念する祝賀会が18日、市内の飲食店で開かれ、これまでに理事長を勤めた3人に感謝状が贈られました。
祝賀会では、15年間の間に理事長を勤めた武田吉則さんと、上島宗和さん、宮下敬さんに、原正一理事長から感謝状が手渡されました。
伊那市水道事業協同組合は、昭和42年に任意の組合として発足。
その後、平成8年に法人組合となり、現在に至っています。
第4代理事長を勤めた上島さんは「ここまでやってこられたのは、組合員の結束があったからこそ。相互扶助の精神でこれからも頑張っていきたい」と挨拶しました。
原理事長は「30年、50年と続いていくよう、組合員が一丸となって健全な事業運営に全力を注いでいきたい」と話していました。 -
災害時のLPガス供給に関する協定締結
伊那市と前原区、ガスの供給事業などを行っている株式会社川岸商会の3者が21日、災害時におけるLPガスの供給に関する協定を締結しました。
この日は、白鳥孝市長と駒ヶ根市に本社をおく川岸商会の馬場浩之社長、前原区の酒井登喜雄区長の3人が調印式に出席し、協定書を取り交わしました。
今回の協定は、災害発生時の炊き出しなどに使うガスを、川岸商会が前原区に対して供給し、その費用を伊那市が負担するというものです。
川岸商会では、前原区にLPガスを使用するコインランドリーを設置しています。
そのガスを、災害時は地域住民に使ってもらおうと、今回の協定締結を伊那市と前原区に呼びかけました。
調印式に先立ち、川岸商会では、コインランドリーに災害対応用のガス栓を新たに設置しました。
白鳥孝市長は、「今回の協定により、災害時の前原区のガスの供給体制ができた。これからもこうした関係が広がっていくことを願っている」と話しました。
伊那市が災害時のガスの供給に関する協定の締結するのは今回が初めてです。
川岸商会では、来年1月、同じコインランドリーを設置している箕輪町とも、こうした協定を結ぶ予定です。 -
上伊那農業若人のつどい
若手農業者のスキルアップなどを目的とする「上伊那農業若人のつどい」が21日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
この日は、上伊那の農業者などおよそ70人が集まり、若手農業者の意見発表を聞きました。
これは、若手農業者に自身の農業経営や農業に対する思いをまとめ、意見発表してもらうことを通して、それぞれの資質向上につなげてもらおうと開かれているものです。
この日は、若手農業者の4人が意見発表したほか、農業に関する活動をしている小学生や高校生が自分たちの活動を紹介しました。
そのうち、家族経営で米やブルーベリー、リンゴなどを栽培している南箕輪村の白鳥友季子さんは、農協の出荷だけに頼らない経営をしていることや農家民宿にも取り組み始めたことなどを紹介し、「自分の作ったものが認められると、自分が認められたように嬉しい。農業は自己表現そのもの」と話しました。
また、総合学習の取り組みで牛を育ててきた伊那小学校3年正組の子どもたちは、牛との生活の中で、命の大切さを学んだことを発表し、自分たちで作った歌を披露していました。 -
木部則子さんが社会教育功労者表彰報告
長年ガールスカウトの活動に携わり、文部科学省の社会教育功労者表彰を受賞した伊那市の木部則子さんが21日、白鳥孝市長のもとへ報告に訪れました。
この日は、木部則子さんと木部さんが団委員長を務めるガールスカウト第26団の役員が市役所を訪れ、白鳥市長に受賞を報告しました。
木部さんは現在74歳。30年ほど前から、ガールスカウトの活動に携わっていて、長野県支部の指導者委員長や支部長を務めました。
現在も、伊那市、南箕輪村の子どもたちが所属するガールスカウト第26団の団委員長として、子どもたちの活動を支えています。
こうした長年の活動が認められ、今回、文部科学省の社会教育功労者表彰を受賞しました。 -
野菜を使ったケーキ作り
クリスマスを前に、野菜を使ったクリスマスケーキ作り教室が19日、伊那市のいなっせで開かれました。
これは、体を動かすだけでなく食生活について考えるきっかけづくりにしようと伊那市総合型地域スポーツクラブが開いたものです。
19日は、高校生や親子など28人が参加しました。
指導にあたったのは伊那市で旬の野菜をつかった料理教室などを開いている樋代春陽さんです。
18日は、小松菜を混ぜたケーキとトマトを混ぜたケーキの2種類を作りました。
樋代さんによると、野菜が入ることでカルシウムやカロチンが多くとれるということです。
生地が焼き上がると、生クリームを塗りその上にクリスマスのデコーレーションをして完成です。
参加者、全員で完成したケーキを味わいました。
ある母親は「野菜が入ることで生地が鮮やかで美味しい」と話していました。 -
伊那市観光実施計画
伊那市観光計画の見直しについて協議、検討する伊那市観光実施計画見直し検討委員会が21日、設置されました。
伊那市では2007年6月に観光の基本的な方向性を定めた伊那市観光基本計画を策定し、この計画に沿って具体的な施策を示した観光実施計画を作成しました。
経済状況の厳しい中、多くの市民と意見を交換しながら既存の観光実施計画の見直しを図ろうと検討委員会を設置しました。
委員は、観光団体や商工団体、大学生など33人で構成され、6回にわたって2011年から2013年までの観光実施計画について検討します。
21日は、市側から実施計画やスケジュールなどの案が示されました。
白鳥市長は、「この地域が持っている豊かな資源を上手に使って伸ばしていただきたい」と協力を求めました。
今後は、おもてなし、誘客・PR、観光資源開発の3つの分科会で意見を交わし、全体でまとめたものを、来年3月に白鳥市長に報告することになっています。 -
雑穀ビール商品化へ試飲検討会
伊那市長谷で栽培した雑穀を使った雑穀ビールの試飲検討会が16日、長谷の気の里ヘルスセンターで行われました。
雑穀ビールは、NPO法人南アルプス食と暮らしの研究舎が雑穀の販路拡大のため発案し、宮田村の南信州ビール(株)と共同開発しています。
この日は、試験的に醸造された雑穀ビール3種類を関係者17人が試飲しました。
雑穀ビールは、伊那市長谷で栽培した雑穀シコクビエとホップ信州早生を原料の一部に使った発泡酒です。
参加者は、シコクビエと麦芽の配合比率が異なる3種類のビールについて、色、香り、苦味などを評価し、シートに書き込んでいました。
今後、評価の結果などを参考に再度試験醸造し、来年度中には本格販売をしたいとしています。 -
あぐりスクール最終回でもちつき
子どもたちが農業体験をするJA上伊那のあぐりスクールは最終回の18日、皆でもちつきをしました。
あぐりスクールの子どもたちと保護者らおよそ170人が参加し、伊那市のJA上伊那本所でもちつきが行われました。
もち米は、地元産の白毛餅で27キロ使いました。
8つの班に分かれ、子どもたちが順番にもちをつきました。
あぐりスクールは、子ども達に農業を体験してもらいながら食物や農業の重要さを感じてもらおうと開かれていて今年で5年目です。
今年は小学2年生から6年生まで92人が参加しました。
4月に開講してから野菜や米、リンゴ栽培の体験など9回の教室があり、今日が最終回でした。
参加者は、つきたてのもちや、あぐりスクールで栽培したジャガイモなどの野菜を使った料理を皆で味わっていました。 -
「保科正之人生道中記」出版へ
202回に渡り、新聞長野日報に掲載された「保科正之人生道中記」を本にしようと、出版委員会総会が20日伊那市役所で開かれ、今後の日程や販売目標などを確認しました。
総会には、委員や作者の大槻武治さんらおよそ50人が集まりました。
「保科正之人生道中記」は保科正之の人生を描いた作品で、去年の9月から今年の6月まで、202回にわたり長野日報に掲載されました。
本は、「名君保科正之公の大河ドラマをつくる」運動と連動して出版されるもので、作品を多くの人に読んでもらい、保科正之について知ってもらおうというものです。
9月から4回にわたり出版準備会を設け、計画を進めてきました。
委員会では、目標出版部数をおよそ700冊としています。
本は、3月初旬に上伊那地域の書店で、1冊1600円で販売される予定です。 -
「二人展 花と暮らすゆとりの時間に包まれて」
フラワーアレンジメントの展示会「二人展 花と暮らすゆとりの時間に包まれて」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、松ぼっくりや月桂樹など季節のものを使った作品、およそ100点が展示されています。
展示会は、伊那市美篶と西春近でそれぞれフラワーアレンジメント教室を開いている保科容子さんと飯塚智子さんが合同で開いたものです。
クリスマス用のリースやツリーの他、正月用にアレンジされた作品も並んでいます。
「二人展 花と暮らすゆとりの時間に包まれて」は、23日木曜日まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
伊那市理容組合がさくらの家に寄付
伊那市理容組合は20日、伊那市長谷の障害者社会就労センターさくらの家に、歳末募金として4万3千500円を寄付しました。
20日は、伊那市理容組合の小林佑介さんと白沢新一さんが、さくらの家を訪れ、伊那市社会福祉協議会の小池孝行会長に、寄付金を手渡しました。
伊那市理容組合では、毎年、加盟するおよそ60店の協力をつのり、市内の福祉施設に寄付をしています。
小池会長は、「利用者の為に大切に使わせていただきます」と話していました。