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リトグラフ作家久我通世さん クナ族描く作品展
東京都在住のリトグラフ作家久我通世さんの絵本の再販を記念した作品展が伊那市内で開かれています。
会場となった音楽スタジオArtistic Studio LaLaLa INAには、久我さんが制作した作品42点が展示されています。
展示されているのは、中米パナマのサンブラス諸島に暮らす「クナ族」の生活について描いた絵本「みんなまつりモラモラ」の原画などです。
今回、この絵本を再販したことを記念して作品展が開かれました。
久我さんは風景カメラマンの夫と世界90か国以上を旅し、版画の一種・リトグラフの作品を制作してきました。
会場には、制作のきっかけになったというクナ族の女性の民族衣装「モラ」も展示されています。
久我さんの作品展「MOLAから教わる世界展」は27日まで伊那市西春近の音楽スタジオArtistic Studio LaLaLa INAで開かれています。
絵本「みんなまつりモラモラ」は1冊1,000円で、会場で販売しています。
※月・火休み -
商工フェア4年ぶり通常開催
上伊那の自営業者が出店する第9回商工フェアが伊那市のいなっせ北側広場で20日開かれ、多くの家族連れで賑わいました。
商工フェアには、上伊那の飲食店や建築業、農家などが出店しおよそ40のブースが設けられました。
商工フェアは、自営業者の仕事を知ってもらい地域の活性化につなげようと上伊那民主商工会が開いたものです。
コロナ禍を経て4年振りに通常開催となりました。
昼時には、多くの家族連れが訪れ、商品を買い求めていました。
ステージでは、合唱や太鼓などの発表が行われました。
また、会場には体験コーナーも設けられました。
左官の仕事を体験コーナーでは、子どもたちがコツを教わりながら職人技に挑戦していました。
上伊那民主商工会では、「フェアを通じて子どもたちの知識や経験を増やし、職業への関心を高めていく機会になれば嬉しいです」と話していました。 -
最高気温35.1度 猛暑日
20日の伊那地域の最高気温は午後2時37分に35.1度まで上がり、猛暑日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、熱中症の症状で搬送された人はいないということです。
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旧井澤家住宅でフラダンス
伊那市の旧井澤家住宅で、ウクレレの演奏やフラダンスを楽しむ催しが20日に開かれました。
古民家で休日の楽しいひと時を過ごしてもらおうと旧井澤家住宅を管理している伊那部宿を考える会が企画したものです。
20日は、伊那市を拠点に活動するグループ「パウレレ」のメンバーがウクレレやフラダンスを披露しました。
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現代版組踊 息吹 伊那で公演
現代版組踊「息吹~南山義民喜四郎伝」の公演が19日と20日の2日間の日程で伊那市の伊那文化会館で行われています。
組踊は沖縄発祥の歌舞劇でこの公演は組踊を現代風にアレンジしたものです。
「息吹~南山義民喜四郎伝」はチーム息吹が活動する福島県南会津で300年前に起きた農民一揆を題材にした物語です。
チーム息吹は福島県を中心に全国各地から集まった保育園児から高校生まで53人が活動しています。
長野県での公演は今回が初めてです。
20日も2公演が予定されていてチケットに余裕があるということです。
チケットは当日券が大人3,500円、高校生以下1,500円で販売されます。
20日の開場は午前11時30分と午後4時30分です。 -
新型コロナ補正予算案提出
伊那市は新型コロナ対策第38弾としてエネルギー・物価高騰下における子どもや高齢者の生活支援などを盛り込んだ3億8千万円を追加する補正予算案を25日に開会する9月定例会に提出します。
18日開かれた定例記者会見で白鳥孝市長が概要を話しました。
市独自の事業のうち、物価高騰の影響を受ける子育て世帯に対して対象児童1人あたり1万円を給付する臨時特別給付金におよそ1億円。
この冬の暖房費の支援として市民税非課税の75歳以上に現金1万円を給付する支援給付金におよそ8100万円。
児童扶養手当の支給を受けるひとり親家庭の子どもの高校進学に1人あたり5万円を支援する事業に3500万円などとなっています。
第38弾となる新型コロナウイルス感染症対策予算案は、25日に開会する伊那市議会9月定例会に提出されます。 -
どんぴちゃ祭り20日に開催
伊那市の春富中学校の生徒が復活させた東春近と西春近が陣地を取り合う祭り「どんぴちゃ祭り」が20日に行われます。
18日は、3年生でつくる実行委員会のメンバーがまつり当日のパンフレットづくりなどの作業をしていました。
どんぴちゃ祭りは、地元の商工会が中心となり人と自転車の専用の橋「殿島橋」で1990年から16回にわたり行われていた祭りです。
2006年の豪雨で橋が被災し祭りも途絶えていました。
2019年の当時の生徒が地域を盛り上げようと夏フェスと題し学校のイベントとして復活させました。
2021年からどんぴちゃ祭りの名前に戻し3年生が中心となりイベントを企画しています。
会場は、安全面を考え春富中学校で開かれます。
どんぴちゃ祭り恒例の東西対抗の綱引き合戦が計画されています。
3年生の生徒や地域の人が東西に分かれて3回綱を引きます。
生徒による焼きそばやフライドポテトなどの屋台が並ぶほか、合唱部や吹奏楽部による発表も予定されています。
また、通学路の危険か所について調査してきた生徒たちは、歩行者自身の身を守るため校章やキャラクターが入ったアクリルキーホルダーを作り販売します。
裏側には夜光反射材のシールが貼られています。
フィナーレでは、3年生が並び手持ち花火でナイアガラの滝に挑戦します。
どんぴちゃ祭りは、20日の午後2時から春富中学校で行われます。
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「伊那市に美術館をつくる会」が市教委に寄付
伊那市の会社経営者や画家などで作る「伊那市に美術館をつくる会」は、市教育委員会に現金50万円を18日に寄付しました。
この日は美術館をつくる会の向山公人会長と小林智子事務局長が市役所を訪れ、笠原千俊教育長に現金50万円を手渡しました。
美術館をつくる会はおよそ30年前から活動しています。
信州高遠美術館がある旧高遠町との合併以降は、主に画家が個展を開く時の支援活動を行ってきました。
今回は、市内の小中学生に自らの思いなどを作文や絵画で表現する想像力を身に付けてもらいたいと寄付しました。
笠原教育長は「伊那市の将来を担っていく子どもたちのために活用させていただきたい」と話していました。
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伊那市手良で早くも稲刈り
伊那市手良中坪の田んぼで18日に早くも稲刈りが行われました。
稲刈りを行ったのは株式会社中坪ノーサンです。
この日は15アールの田んぼで、コシヒカリよりも早く収穫でき、味が劣らないと言われる「五百川」を収穫しました。
中坪ノーサンは伊那市手良のおよそ32ヘクタールの田んぼで米を栽培しています。
今年は暑い日が続きましたが、日中の水管理を行ったことから大きな病気にもかからなかったということです。
中坪ノーサンの登内美穂社長は「コロナも落ち着き、米の消費も増えると思う。地元の米をおいしく食べてもらいたい」と話していました。
中坪ノーサンでは、10月中旬まで稲刈りを行う予定です。
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1万本のひまわり迷路を園児が楽しむ
10日の伊那地域の最高気温は35.7度と暑い一日となりました。
伊那市の西箕輪南部保育園の近くの畑にはおよそ1万本のひまわりの迷路が完成し、園児たちは迷路を走り回って楽しみました。
10日の伊那地域の最高気温は午後2時57分に35.7度を記録し猛暑日となりました。
西箕輪南部保育園の園児30人は午前中、2メートルほどに伸びたひまわり迷路の中をゴールをめざして走り回っていました。
ひまわりは13アールの遊休農地を活用して、若手農業者でつくるJA上伊那青壮年部西箕輪支部のメンバーと園児が今年6月に一緒に種をまいたということです。
ひまわりの一部を刈り取って8月8日に迷路が完成しました。
園児は迷いながらもゴールまでたどり着いていました。
青壮年部は地域の子どもたちに農業を身近に感じてもらいたいと毎年ひまわり迷路を作っていて今年で9年目になります。
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三義地区マスつかみ大会
伊那市高遠町三義の山室川と半対川の合流点で7月23日にマスつかみ大会が開かれました。
川をせき止めてつくった会場には、150匹ほどのマスが放流され、子どもたちは川に入り、マスを追いかけていました。
この大会は三義地区青少年育成部と高遠町公民館三義分館が自然の中で魚を捕まえる楽しさを体験してもらおうと合同で開いているものです。
子どもたちは手探りでマスを探し、つかんでいました。
この日は、三義地区の親子90人が参加しました。
捕まえたマスは家に持ち帰り各家庭で味わったということです。
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信州ブレイブウォリアーズ 試合に向けて市役所を訪問
長野市がホームタウンのプロバスケットボールチーム・信州ブレイブウォリアーズ運営会社の片貝雅彦取締役らは伊那市でのプレシーズンゲームに向けて市役所を訪れました。
この日は運営会社の片貝取締役と信州ブレイブウォリアーズの三ツ井利也選手、マスコットのブレアーが笠原千俊教育長を表敬訪問しました。
試合は9月16日土曜日にエレコムロジテックアリーナで新潟アルビレックスBBと対戦します。
また、試合は伊那ケーブルテレビで中継します。
笠原教育長は「いいシーズンを送ってもらいたい」とはなしました。
信州ブレイブウォリアーズが伊那市で試合をするのは6年ぶりです。
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美篶笠原「吉祥寺」 蓮が見ごろに
伊那市美篶笠原の吉祥寺では蓮の花が見ごろを迎えています。
吉祥寺には2つ池があり一つはピンク色、もう一つは白の蓮が咲くという事です。
蓮は、朝に花が開きますが、気温が高くなると閉じてしまうという事です。
9日の伊那地域の最高気温は29.5度と30度を下回りました。
最高気温が30度を下回るのは先月15日以来です
蓮は今月いっぱい楽しめるという事です。
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JA上伊那が伊那市社協に米500キロを寄付
JA上伊那は子ども食堂などで活用してもらおうと、米500キロを7月31日に伊那市社会福祉協議会に寄付しました。
JA上伊那の西村篝組合長が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長にプライベートブランド伊那華の米を渡しました。
伊那市は食料支援を必要としている世帯を応援する子どもの未来応援事業を行っています。
事業の委託を受けた、市社会福祉協議会は子ども食堂などで子どもたちに食事の無償提供をしています。
JA上伊那では米の寄付は今年で3回目だということです。
西村組合長は「子どもたちに地元で作った米を食べてほしい」と話していました。
白鳥市長は「子どもたちにおいしい食事を提供できる。有効に使わせていただきます」と感謝していました。
寄付された500キロの米は、子ども食堂やカレー大作戦などで活用されるということです。
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バスケ強豪校の練習を体験
上伊那の小学生・中学生・高校生が、伊那市で合宿をしている静岡県のバスケットボール強豪校、藤枝明誠高校と合同トレーニングを6日に伊那市のロジテックアリーナで行いました。
この日は、伊那市のバドミントンクラブに所属する小中学生と赤穂高校のバスケットボール部のおよそ40人が参加しました。
参加した人たちは、藤枝明誠高校バスケ部が普段行っているトレーニングを体験していました。
藤枝明誠高校男子バスケットボール部は、今年行われたインターハイでベスト8に入る強豪校で、7日から伊那市で合宿をしています。
合宿は元伊那市地域おこし協力隊で伊那谷合宿コーディネーターの五嶋博之さんが藤枝明誠の監督と親交があったことから行われたもので、全国レベルの練習を体験してもらおうと企画されました。
藤枝明誠高校は11日までロジテックアリーナで練習を行っています。
練習の様子は無料で見学ができるということです。
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崇嶺会が伊那市に寄付
上伊那地域の書道愛好家でつくる崇嶺会は、作品の売り上げを社会福祉に役立ててもらおうと伊那市に4日寄付しました。
4日は崇嶺会の小林古径会長らが市役所を訪れ、村松義隆保健福祉部長に4万4千円を手渡しました。
崇嶺会が4月に開いた書道展で作品を販売した売り上げの全額です。
東日本大震災が発生した2011年から何かに役立ててもらおうと寄付を続けていて、小林会長は「福祉のために活用していただけたら嬉しいです」と話していました。
村松部長は「福祉事業に有効活用させていただきたい」と感謝していました。
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ICTを活用 サマーキャンプ
夏休み中の子どもたちを対象にしたICTを活用するサマーキャンプが8日、伊那市の長谷地域で開かれました。
伊那市内の小学生8人とサポート役として長谷中の生徒4人が参加しジオパーク認定ガイドと一緒に中央構造線を見学しました。
参加者はお題に沿ってタブレット端末で撮影しました。
中央構造線公園では断層の色の違いを観察しました。
また、バスで分杭峠に移動し、美和ダムから杖突峠を通る中央構造線を観察しました。
このICTサマーキャンプは子どもたちに長谷の自然や文化と触れあいタブレット端末を使って学びを広げてもらおうと伊那市地域おこし協力隊の浅利芙美さんが企画しました。
観察した後は学習のまとめやアプリを使って動画を制作しました。
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高遠保育園 園児がマスつかみ
伊那市高遠町の高遠保育園で8日、園児がマスつかみを行いました。
この日は、年長児23人が園庭につくった生け簀に入り、マスつかみをしました。
マスは、体長20センチほどで、地元の釣り堀施設で育てられたものです。
園児たちは、頭と尾ひれを掴むようコツを教わりながら、魚を追いかけていました。
捕まえたあとは、記念写真を撮ってもらっていました。
マスは、昼食の時間に炭火で焼いて食べたということです。
園では「生き物に触れ、食べることで命の大切さを学んでほしい」と話していました。
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伊那弥生ケ丘高校器楽クラブ 全国大会3位
伊那市の伊那弥生ケ高校器楽クラブは、7月29日と30日に大阪府で開かれた全国大会で、3位にあたる全国知事会賞を受賞しました。
8日は、校内で祝賀会が開かれ、下島典子同窓会長に大会で演奏した曲を披露しました。
出場した全国高等学校ギターマンドリン音楽コンクールには、59校が参加し、3位に相当する全国知事会賞を受賞しました。
去年に続き、2年連続の知事会賞受賞となりました。
器楽クラブには、1年生から3年生までの46人が所属しています。
1年生も含む全員で大会に出場しました。
大会では、演奏の力強さと繊細さ、大人数ならではの迫力が評価されたということです。
器楽クラブを指導する、井上雄二さんです。
元教諭で現在69歳の井上さんは、2010年から顧問を務め、定年退職後も、非常勤講師として勤務しながら指導しています。
3年生は、全国大会を最後に引退したため、この日はこのメンバーでの最後の演奏となりました。
下島同窓会長は「素晴らしい結果と、大会のために努力したことを誇りに思ってください」と話しました。
器楽クラブは、今後秋の大会や、来年の定期演奏会に向けて練習を重ねるということです。
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伊那市で90代女性が熱中症
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、伊那市で90代の女性が熱中症とみられる症状で搬送されました。
症状の程度は軽症だということです。
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月遅れの七夕の奇祭「さんよりこより」
三峰川をはさんだ伊那市美篶と富県桜井の天伯社で、月遅れの七夕行事「さんよりこより」が7日に行われました。
美篶の上川手、下川手の境にある川手天伯社には、七夕飾りを手にした子どもたちが集まりました。
子ども達は、川の氾濫を起こす鬼にみたてた大人の周りを「さんよりこより」と唱えながら歩きます。
3周すると、七夕飾りで鬼をたたいていました。
この行事は、三峰川の氾濫を治め無病息災を祈るものです。
その昔高遠の藤沢片倉にあった天伯様が、大洪水で流されて桜井に着いた後、再び流されて対岸の川手に着いたといわれています。
このことから、双方に天伯社が祀られました。
川手の天伯社に安置されていたご神体です。
ご神体を乗せた神輿を3回くぐると、無病息災・安産のご利益があるといわれていて、集まった子どもたちはかがみながらくぐっていました。
この後、神輿を担いで桜井の天伯社まで運びます。
新型コロナの感染拡大防止のため、ここ数年はリュックに入れ背負って運んでいました。
今年は、4年ぶりに神輿を担いで移動しました。
三峰川を渡る予定でしたが、水位が高いため、ロープを使って対岸にご神体を運びました。
さんよりこよりは、三峰川を天の川に見立て、七夕の織姫と彦星の年に一度の逢瀬になぞらえた奇祭として、毎年行われています。
この後ご神体を神輿に移し、無事富県の天伯社までたどり着いたということです。 -
伊那中女子バスケ部 2年連続で全国へ
伊那市の伊那中学校女子バスケットボール部は、1日と2日に開かれた北信越中学校総合競技大会で優勝し、2年連続で全国出場を決めました。
夏休み中の7日は、全国大会に向けて練習をしていました。
県大会1位で北信越大会に出場した伊那中は、1回戦で富山予選3位のチームに、準々決勝では石川2位のチームに勝利しました。
準決勝では、新潟県の清心女子中学校と対戦し、43対35で勝利しました。
北信越から全国大会へは上位2チームが進出でき、去年のこの大会では清心女子中に敗れています。
勝利した勢いで、決勝も長野の柳町中を破り、2年連続での全国大会出場を決めました。
長野県のチームが北信越大会で優勝するのは41年ぶり、2年連続の全国大会出場は史上初だということです。
伊那中の監督となって6年目の井上卓也教諭は、「去年全国の舞台を経験した選手が多く残っている。得意の守りから速攻で点を取る試合をしていきたい」と話していました。
全国大会は、22日から24日まで香川県で開かれます。
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日本ピスコ 伊那市に新工場
岡谷市に本社を置く空気圧機器の開発・製造などを行う株式会社日本ピスコは伊那市と土地売買仮契約を4日に結びました。
この日は市役所で調印式が行われ株式会社日本ピスコの山崎清康会長と白鳥孝市長が土地売買契約書を取り交わしました。
調印式では空気圧で駆動する装置のデモンストレーションが行われました。
株式会社日本ピスコは空気圧機器の開発・製造・販売を行う会社で岡谷市に本社を置きます。
山崎会長は伊那市でものづくりにまい進し地域の発展に貢献したいと話しました。
白鳥市長は世界的な企業に工場進出してもらいうれしく思うと話しました。
今回契約した土地は伊那インター工業団地の一部で用地面積は27,098平方メートル、用地価格は3億3,060万円となっています。
新工場は2025年に完成で27人で稼働し、その内5人を新たに雇用する計画だということです。
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反核・反戦・平和のつどい
長野県教職員組合上伊那支部などが主催する「反核・反戦・平和のつどい」が6日に伊那市の上伊那教育会館で開かれました。
集いでは、太平洋戦争末期に上伊那地方へ疎開した旧陸軍の秘密機関、登戸研究所を調査・研究する「登戸研究所調査研究会」共同代表で駒ヶ根市立博物館専門研究員の小木曽伸一さんの講演が行われました。
小木曽さんは2021年に駒ヶ根市東伊那支所から発見された疎開に関する文書について「陸軍登戸研究所から伊那村国民学校の家賃と土地代が入金された記載があり、敗戦までの間、校舎を使用していたことが分かった」と説明していました。
今回で40回目を迎える集いにはおよそ30人が訪れました。
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広島原爆から78年 平和のつどい
1945年、昭和20年8月6日に広島に原爆が投下されてから、6日で78年となりました。
伊那市内では核兵器廃絶を訴える平和のつどいが開かれました。
伊那市山寺の丸山公園では、原爆投下時刻の午前8時15分にサイレンが鳴らされると、平和の塔の前で参列者およそ50人が黙祷を捧げました。
平和祈念式典は「非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会」が毎年開いています。
伊那市民の会は1987年に発足し、3年後の1990年に、この丸山公園に平和の塔が建立されました。
6日は小林史麿副運営委員長が「核兵器のない世界を目指しこれからも平和運動を続けていく」と建石繁明運営委員長のメッセージを代読しました。
参列者は平和の塔に花を手向け、手を合わせて世界平和を祈っていました。
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伊那地域最高気温35.9度 猛暑日
6日の伊那地域の最高気温は35.9度と猛暑日となりました。
6日の伊那地域の最高気温は午後2時22分に35.9度を記録し猛暑日となりました。
伊那市役所のせせらぎ水路では水遊びをする子どもの姿が見られました。
上伊那広域消防本部によりますと午後3時現在、熱中症とみられる症状で搬送された人はいないということです。
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伊那まつり 市民主体・1日開催で実施
4年ぶりとなる第66回伊那まつりが6日、伊那市の中心市街地で行われました。
今年の祭りは、「新たな一歩」~踏み出そう!それぞれの歩幅で~」をテーマに、初めて市民主体で行われました。
市民おどりには、45連およそ2,200人が参加しました。
参加者は、ダンシングオンザロード、勘太郎月夜唄、伊那節を、お揃いのTシャツや法被などを着て踊りました。
伊那バスターミナルやいなっせ北側など4か所に、出店が並ぶおまつり広場が設けられました。 -
4年ぶりに伊那まつり開催
伊那市の伊那まつりが5日、4年ぶりに開催されます。
会場となる中心商店街では、店主らがまつりを盛り上げようと準備を進めています。
3日は、通り町1丁目、2丁目、3丁目の商店主らでつくる竜の舞保存会のメンバーが山車飾りの製作を行いました。
保存会では、毎年まつりのオープニングイベントで竜の舞を披露しています。
山車は、市民おどりの荒井区連でも活用されます。
3日は、始めにリアカーの上にやぐらを組みました。
その後に、竜を飾り付けます。
竜は、伊那まつりで通り町を盛り上げようと1991年に手作りしたものだということです。
山車は1時間ほどで完成しました。
また4日は、市役所の職員が市民おどりに参加する各連のスタート位置にテープを貼っていました。
市民おどりは、坂下入舟交差点から春日公園下交差点で行われ、45連およそ2200人が参加する予定です。
いなっせ北側広場では伊那商工会議所青年部がリゾート・ビーチをコンセプトにした会場づくりを行っていました。
100円くじや屋台などが並ぶDRAGON横丁を行います。
新型コロナの影響で3年中止となった伊那まつりは今年、市民が運営に主体的に関わる新しい形での開催を目指して行われます。
伊那ケーブルテレビでは、5日の伊那まつりの模様を午後4時15分からご覧のチャンネルで生中継します。 -
電話応対コンクール
電話応対のレベルを高め企業のイメージアップにつなげようと、電話応対コンクールの伊那・駒ヶ根地区大会が伊那市のかんてんぱぱホールで4日、開かれました。
コンクールは毎年、公益財団法人日本電信電話ユーザー協会が開いているもので、今年で64回目です。
コロナの影響でここ数年は、録音による審査を行っていましたが、4年振りに通常開催となりました。
4日は、上伊那の6事業所から14人が参加しました。
競技は、1人3分の持ち時間で、模擬の相手と電話で応対します。
今年は、客へ電話をかける設定で行われました。
参加者が食事の宅配サービスを提供している会社の社員となり、注文を受けた客に電話をして、注文商品の内容などを確認する想定です。
最初と最後の印象や声の大きさ、話すスピードなど100点満点で審査されます。
審査の結果、ルビコン株式会社の六波羅成美さんが優勝しました。
六波羅さんを含む上位3人は来月12日に長野市で開かれる県大会に出場することになっています。 -
伊那地域最高気温35.2度の猛暑日
4日の伊那地域は最高気温35.2度と猛暑日となりました。伊那市の市民プールでは多くの人が楽しんでいました。
4日の伊那地域の最高気温は午後1時52分に35.2度を記録し、8月に入り初めての猛暑日となりました。
伊那市の市民プールでは多くの人たちが楽しんでいました。
長野地方気象台によりますと、気温が30度を超える暑さが来週まで続くと予想しています。