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弥生ダンス部 全国大会へ
伊那市の伊那弥生ケ丘高校のダンス部は、来月東京都で開かれる全国大会に出場します。
全国大会に出場するのは、伊那弥生ケ丘高校ダンス部の2年生18人です。
ダンス部は、先月開かれた
「全国高校ダンスドリル冬季大会」の甲信越大会で、ヒップホップ女子部門11人以上20人未満のミディアム編成で1位となり、全国大会出場を決めました。
弥生ダンス部が全国大会に出場するのは、2019年から5年連続です。
ダンス部では、週に1回外部のコーチによるレッスンを受けていて、それ以外は部長や副部長が指揮をとり、振り付けの確認や、細かい調整などを行なっています。
ダンス部は、これまで全国大会では、4位が最高順位となっています。
全国高校ダンスドリル冬季大会は、来年1月14日と15日に、東京都の武蔵野の森総合スポーツプラザで開かれます。 -
荒井区 しめ縄作りを楽しむ会
伊那市荒井区の「しめ縄づくりを楽しむ会」が、10日いなっせで開かれました。
10日は、荒井区民およそ30人が参加し、正月用のしめ飾りを作りました。
講師を務めたのは、北原文明さん79歳です。
北原さんは「ゆるまないように力をいれて綯ってください。上手に作るには慣れるのが一番です」と話していました。
しめ縄づくりを楽しむ会は、伝統文化を伝えていこうと荒井区公民館が毎年開いています。
荒井区公民館の有賀茂夫館長は、「今年は新型コロナの影響で行事がほとんど中止になってしまった。来年こそ区民で集まる機会が増やせるような年になってほしい」と話していました。
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小学生が起業家から学ぶ
伊那市の富県小学校の児童が、地域で起業している人などから仕事について学ぶ、キャリア教育学習会が7日に開かれました。
講師は地域の起業家など4人が務めました。
このうち伊那市御園でパーソナルカラー診断などをしているStudio caraの唐澤美智さんは、カラーカードを使った診断体験を行いました。
児童達は自分の好きな色と、相手に合う色を選んでいました。
ある児童は「場面に合わせて、色を工夫し選ぶだけで気分が変わることが分かった」と話していました。
唐澤さんは「皆さんの大好きを大事にして仕事に繋げていってください」と話していました。
この学習会は富県小学校のPTAが毎年開いているもので、5・6年生のおよそ40人が参加しました。
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サイクルスタンド組立てキット販売 伊那市で始まる
自転車を活用した街おこしの取り組みの一環で、スタンドがない自転車を停めることができるサイクルスタンドの組立てキットの販売が、伊那市で始まりました。
こちらが組立て式のサイクルスタンドです。
高さ1m、横2mで、ロードバイク4台を停めることができます。
伊那市産のアカマツを使用していて、組立ての際は金具に木材を差し込みネジで固定するだけです。
価格は、防腐剤が塗ってあるものが1万2,000円、無塗装のものが8,000円となっています。
組み立てキットを考えたのは、伊那市地域おこし協力隊で自転車の活用推進に取り組む石井基裕さんです。
ロードバイクには、スタンドがついていないものが多いため、駐輪の際は立てかけるか横に寝かさなければなりません。
伊那市では、ロードバイクで市内を訪れた人が気軽に商業施設に立ち寄れるようサイクルスタンドの設置を進めていて、普及をさらに図ろうと石井さんが組立てキットを考案し、山寺の会社が製造・販売を始めました。
石井さんは、利用者が使いやすいような高さや木材の幅を考えて製造を依頼したということです。
市内の公共施設では現在、いなっせに3基、伊那市駅北側の駐輪場に2基、産業と若者が息づく拠点施設alllaに1基設置されています。
伊那市は、サイクルスタンドの設置に対して補助金を交付していて、今後は国道361号沿いなど主要道路沿線のコンビニエンンスストアなどに設置を働き掛けていきたいとしています。
(補助率10分の10 限度額1万円)
問い合わせ
補助金に関すること 78-4111 伊那市観光課
組立てキットの購入に関すること 合同会社 ラーチアンドパイン080-8493-1357
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伊那スキーリゾートで安全祈願祭
17日に今シーズンのオープンを予定している伊那市西春近の伊那スキーリゾートで、12日安全祈願祭が行われました。
伊那スキーリゾートの現在のゲレンデの状況です。
まだ雪はほとんどありません。
スノーマシーンによる雪づくりは、氷点下2度以下で行うことができますが、今シーズンは12日までに2日間で8時間ほどしか稼働できず、例年より1週間ほど遅れているということです。
12日は、ゲレンデでスキー場関係者を対象にお祓いが行われた他、室内では地元関係者などおよそ40人が出席し、今季の安全を祈願しました。
昨シーズンは、土曜日のナイター営業を1時間延長した他、キャッシュレス決済の充実を図るなどの対応で、新型コロナの影響で落ち込んだ前のシーズンと比べて3,000人多い4万人が訪れました。
今季は、コロナ前と同じ4万5,000人を見込んでいます。
伊那スキーリゾートのオープンは、17日土曜日を予定しています。 -
県内で新たに上伊那63人を含む976人新型コロナ感染確認
長野県内で12日、新たに上伊那地域の63人を含む976人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また県は新たに新型コロナ患者10人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は63人、上田保健所管内で233人、飯田保健所管内で123人、松本保健所管内で95人、佐久と長野保健所管内でそれぞれ83人、北信保健所管内で69人、大町保健所管内で42人、諏訪保健所管内で33人、木曽保健所管内で3人、長野市66人、松本市83人のあわせて976人です。
また県は、65歳以上で基礎疾患のある7人と、基礎疾患のない3人の新たに10人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは33万8,505で入院は740人、死亡は547人です。
11日午後8時現在の確保病床使用率は68.4%となっています。 -
アトラクションやクラフト体験 高遠フェスティバル
アトラクションやクラフト体験ができるイベント「高遠フェスティバル」が11日に伊那市高遠町の国立信州高遠青少年自然の家で開かれました。
フェスティバルには、上伊那や諏訪市など県内からおよそ200人の園児や小学生の親子が参加しました。
このイベントは子どもたちに自然体験や生活体験をしてもらいたいと、国立信州高遠青少年自然の家が開きました。
施設全体に11の体験プログラムが設けられ、子どもたちが好きなものを選んで体験していました。
わんぱく広場では、ターザンロープに乗って楽しむ姿が見られました。
親子で松ぼっくりを使ったクリスマス飾りづくりや木の枝を使った枝でっぽうづくりをしていました。
高遠フェスティバルは雪遊びを中心に開かれていましたが、2021年は新型コロナの影響で中止となりました。
今回は、雪遊びではなく、アトラクションやクラフトづくりをして楽しんでもらおうと企画したということです。
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おもてなし牛乳のパッケージをリニューアル
上伊那地域酪農協議会が企画・開発した「酪農家のおもてなし牛乳」のパッケージがこのほどリニューアルされました。
新パッケージには、伊那市の伊那食品工業が販売する「牛乳寒天の素」の広告が掲載されています。
今回リニューアルしたのは、1リットル入りパックです。
上伊那地域酪農協議会と伊那食品工業が協力することで、牛乳は飲むだけではなく、加工し食べることもできることをPRし消費拡大を目指します。 -
作家たちが見た四季 池上秀畝と郷土作家
伊那市高遠町で生まれ花鳥画や山水画を得意とした日本画家・池上秀畝の生誕150年記念プレ展示「作家達が見た四季-池上秀畝と郷土作家」が10日から、伊那市高遠町の信州高遠美術館ではじまりました。
展示は2024年に池上秀畝の生誕150年を迎えるのを前に、気運を高めていこうと企画されました。
会場には秀畝のほかに、江崎孝平や中村不折など伊那にゆかりのある作家の作品、24点が展示されています。
池上秀畝は明治7年高遠町に生まれ、昭和19年に70歳で亡くなった日本画家です。
祖父と父も画家で、秀畝は幼少期から絵に親しんでいたということです。
今回の展示では、信州高遠美術館が所蔵する「牡丹孔雀図」や扇型の紙に描かれた「傳神洞」などの花鳥画や山水画が展示されています。
池上秀畝生誕150年記念プレ展示「作家達が見た四季-池上秀畝と郷土作家」は、来年2月26日まで、信州高遠美術館で開かれています。(入館料 一般500円 高校生以下無料)
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県議選市区 酒井氏が立候補の意向
任期満了にともない来年4月9日に行われる県議選伊那市区に現職で東春近の酒井茂さんが立候補する意向を固めました。
酒井さんは伊那市出身の70歳。現職2期目で自民党です。
県議会では議会運営委員会委員長などを務めています。
京都大学農学部卒業後、伊那市職員となり副市長を経て2015年の県議選で初当選しました。
酒井さんは今月中に正式に立候補を表明するということです。
定数2の県議選伊那市区は現職の向山公人さんが引退を表明しています。
また酒井さんのほか新人1人が出馬の意向を示しています。
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上伊那291人含む県内2,436人の新型コロナウイルス感染確認
長野県内で10日新たに、上伊那地域の291人を含む2,436人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は291人、
佐久保健所管内で296人、上田保健所管内で288人、諏訪保健所管内で199人、
飯田保健所管内で191人、長野保健所管内で182人、松本保健所管内で181人、
北信保健所管内で83人、大町保健所管内で67人、木曽保健所管内で26人、
長野市360人、松本市272人のあわせて2,436人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは33万4,957人で入院は723人、死亡は531人です。
きのう午後8時現在の確保病床使用率は65%となっています。
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ミヤマシジミ講演会 宮下さん「歴史的変遷から考える」をテーマに
絶滅危惧種の蝶「ミヤマシジミ」に関する講演会が、3日、南箕輪村の大芝高原森の学び舎で開かれました。
飯田市出身で東京大学大学院教授の宮下直さんが「伊那谷の里山とミヤマシジミ 自然の歴史的変遷から考える」をテーマに講演しました。
宮下さんは、「戦後の燃料革命により木が使われなくなり、ミヤマシジミが好む草原が減ったことが生息数の減少につながった」と話しました。
他に、ミヤマシジミ保全のための取り組みとして、「草刈りの際は地面から10センチほどの高さで刈り取ると、幼虫の食草であるコマツナギが生育しやすい」などと話していました。
講演会は、ミヤマシジミ研究会が毎年開いているもので、この日はオンラインを含めておよそ60人が参加しました。 -
団体客がマツタケを堪能
マツタケ料理を提供する伊那市高遠町の竹松旅館で7日、団体客がマツタケを堪能しました。
7日は、安曇野市から30人が訪れ、マツタケ三昧のコース料理を楽しみました。
マツタケのシーズンは終わりとなっていますが、竹松旅館では通年マツタケ料理を提供できるよう急速冷凍庫を導入しました。
急速冷凍すると鮮度も香りも保たれるということです。
訪れた人たちは、マツタケの寿司にすき焼きなどのコース料理を味わっていました。
竹松旅館によりますと、来年の4月頃まで提供できるということです。
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マイナンバーカード普及を図る
伊那市は、マイナンバーカードの普及を図るため28日までを強化月間とし特別窓口の開設や申請支援などを行っています。
国では現行の健康保険証を2024年の秋に廃止してマイナンバーカードに一本化また、運転免許証との一本化を検討しています。
マイナンバーカードの取得は個人の任意で強制ではありません。
伊那市では普及を図るため市役所一階に申請窓口と交付特別窓口を業務時間外に開設しています。
申請窓口は、土日を除く午後5時30分から午後7時30分まで、申請に必要な顔写真の撮影や手続きの申請サポートを行っています。
交付特別窓口は、平日の午後5時30分から午後7時30分まで、土日の午前9時から午後1時まで開設しています。
交付は予約制となっています。
伊那市の11月末現在の申請率は55.1%、交付率は48%となっています。
ただ、申請後カードを受け取りに来ていない人が、およそ4700人いて午後6時以降、職員が電話をかけて促しています。
また国のマイナンバーカードの普及を条件にした地方自治体に対する交付金の一部についてはマイナンバーカードの申請率が53.9%以上であれば交付されるということです。
当初は、カード交付率を要件にする方針でしたが全国知事会の意見を反映したということです。
尚、11月末現在の箕輪町の申請率は56.19%、交付率は47.6%、南箕輪村は、申請率が53.9%、交付率が47%となっています。 -
伊那60歳ソフトボール表彰式 美篶シニアが優勝
伊那60歳ソフトボール連盟の今シーズンのリーグ戦の表彰式が11月24日に伊那市の手良公民館で行われました。
表彰式では城倉直彦会長から優勝した美篶シニアソフトボールクラブに優勝旗とトロフィーが贈られました。
伊那60歳ソフトボール連盟は7チームが所属していて、美篶シニアは6勝で全勝しました。
2位は高遠旧友クラブ。
3位は伊那勘太郎クラブでした。
城倉会長は「新型コロナの影響で途中リーグ戦が中断したが、最後まで終えることができてよかった」とシーズンを振り返っていました。
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伊那市 貨物運送事業者を支援へ
伊那市は、物価高騰対策として1事業者の上限を50万円とする貨物運送事業者への支援を行います。
これは、8日に市役所で開かれた市議会12月定例会で市が補正予算案として提出したものです。
給付額は、一般貨物自動車1台につき5万円。貨物軽自動車1台につき2万円です。
1事業者の上限は50万円となっています。
対象は伊那市内に本社・本店を置く一般貨物自動車運送事業者、貨物軽自動車運送事業者です。
バイク、霊柩車は対象外です。
貨物自動車運送事業法に基づく許可または届出があることが要件となります。
予算規模は550万円となっています。
また、8日に行われた一般質問で、南アルプス林道バスの今年度の利用者と有料化した駐車場の収益が報告されました。
駐車場の利用料は、5日以内は1000円などとなっています。
今年度のバスの利用客数は5万735人、今年7月15日から有料化した駐車場の利用台数は1万205台で、収益見込みが1千20万5千円となっています。
南アルプス林道バス営業所によりますと、バス利用者数はコロナ前に戻りつつあるということです。
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MCPC award 2022でモバイルパブリック賞受賞
伊那市が行うモバイルクリニック事業が、モバイルシステムの導入によりIoT・AI分野で成果をあげた事例を表彰する「MCPC award 2022」でモバイルパブリック賞を受賞しました。
11月24日に東京都で表彰式が行われ、伊那市の飯島智企画部長が出席しました。
伊那市は移動診察車を患者の家まで配車するモバイルクリニック事業を昨年度から行っています。
モバイル通信を活用し、医師は病院に居ながら遠隔で使える聴診器やエコー検査器を遠隔で診察することが可能になった点が評価されました。
MCPC awardは大手通信会社や電機メーカーなど161社が加盟する任意団体が表彰するもので、伊那市は2021年のドローン物流サービスに続き、2年連続の受賞となっています。
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師匠の想いを受け継ぎ桜の冬支度
本格的な冬の到来を前に、伊那市高遠町の高遠城址公園では、桜の冬支度が行われています。
公園を管理する桜守の西村一樹さんは、今年特別な想いで作業を行っています。
伊那市振興公社の職員で、桜守の西村一樹さんです。
高遠城址公園の桜を管理し始めて18年目になります。
園内の桜の木を高所作業車に乗り1本ずつ確認しながら、雪の重みで枝が折れないように支柱のロープを結び直したり、枯れ枝を切る作業を行いました。
西村さんの元上司で桜守の師匠でもある稲辺謙次郎さんが11月、病気のため78歳で亡くなりました。
稲辺さんは16年間高遠城址公園の桜守を務め、西村さんは10年間一緒に仕事をしながら、技術を学びました。
稲辺さんが70歳で定年を迎えた後、後継者として公園の管理を受け継ぎました。
稲辺さんが引退した後も二人は親交を深めてきました。
作業は、来年1月中旬まで行われ、およそ1,000本の桜を整備するということです。
西村さんは稲辺さんの意思を引き継ぎ、春に綺麗な花を咲かせるため、この日も桜と向き合っています。
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来年度からドローンによる橋梁点検などを計画
伊那市の白鳥孝市長は、新産業技術を活用した地域の課題解決として、来年度以降ドローンによる橋梁点検や、観光にモビリティサービスを活用したい考えを7日に示しました。
これは、7日開かれた伊那市議会12月定例会の一般質問で、議員の質問に対し、白鳥市長が答えたものです。
伊那市はAI(人工知能)やドローンといった新産業技術を活用した地域の課題解決に取り組んでいます。
来年度以降は、ドローンによる橋梁点検や、ICTを活用したモビリティサービス、移動手段を観光に取り入れたいとしています。
ドローンによる橋梁点検は、これまで人間が目視と機械で行ってきたものをドローンで行い、作業時間の短縮などが期待されます。
白鳥市長は「伊那市が地方から日本を支えるモデル都市となるように努めていきたい」と話していました。
また、きょうは他に伊那市の市道山寺上牧線に架かる水神橋について将来、環状北線の橋梁が完成したら、撤去する考えを示しました。
白鳥市長は「それまでは安全に利用できるように維持管理をしていきたい」と話していました。
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上農生 重機の操作実習
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒がバックホーなどの重機を操作する実習が5日、校内の農場で行われました。
実習には、コミュニティデザイン科 里山コースの2年生15人が参加しました。
この実習は平成24年度から実施していて、今年度で11回目となります。
今回の実習では初めてICT技術を導入したバックホーを使用しました。
事前にドローンなどで測量したデータをもとに施工するもので、基礎となる目印が必要なくなるなどの省力化を図れます。
生徒たちは、手元のモニターに表示される3次元データを見ながら、重機を動かしていました。
生徒は「最先端の技術に触れることができ、とても新鮮だった。操作は難しかったけれど、重機の大きさや振動を感じることができ、楽しかった。」と話していました。
実習は、長野県建設部と県建設業協会伊那支部が合同で開いたもので、伊那市の守屋建設が重機操作の指導を行いました。
県建設部では、この実習をきっかけに建設産業に興味を持ち、将来の就職先の候補に加えてほしいとしています。
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伊那市出産祝い金 市内全域で統一へ
伊那市の白鳥孝市長は、現在地域ごとに異なる金額で交付している出産祝い金を、市内全域で統一する考えを、6日、示しました。
これは、6日に開かれた伊那市議会12月定例会の一般質問で、議員の質問に対し、白鳥市長が答えたものです。
伊那市では、出産祝い金として、これまで伊那地区は第3子が2万円、第4子以降は5万円を、
それに対して高遠町と長谷地区、新山や伊那西地区が対象の田舎暮らしモデル地域は、第1子が3万円、第2子が5万円、第3子が7万円、第4子以降は10万円と、地域によって交付金が異なっていました。
今後は、市内全域で統一し、第1子が3万円、第2子は5万円、第3子は7万円、第4子以降は10万円とするとし、来年度当初予算案として提出し、議会の承認が得られれば、4月以降に変更したいとしています。
また、この日はほかに、来年度から国の地域少子化対策重点推進交付金を活用して、39歳以下の新婚夫婦に住宅の購入費や家賃を支援する考えを示しました。
この制度は、結婚新生活応援事業として、ともに39歳以下で世帯取得が500万円以下の夫婦に対し、住宅購入費や引っ越し費用、家賃を支援するものです。
補助額は、ともに29歳以下の夫婦は60万円、39歳以下の夫婦は30万円だということです。
白鳥市長は「移住推進、他市町村への転出抑制につなげたい」としています。
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伊那市の変死体発見で捜査本部設置
伊那市西箕輪梨ノ木の住宅で80代の女性の変死体が見つかった事件で伊那警察署は5日捜査本部を設置する方針であることを明らかにしました。
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伊那北高校生徒発案「カツトッツォ」 校内で販売
伊那市の伊那北高校の2年生4人は、総合的な探究の時間の中でソースかつ丼の新たな形として市内の飲食店と共同開発した商品「カツトッツォ」を、5日、校内で販売しました。
伊那北高校2年生と伊那市中央のしらかばが共同開発したメニュー「カツトッツォ」です。
ソースかつ丼を、イタリア発祥の菓子「マリトッツォ」風にアレンジしたものです。
しらかばのヒレかつをパンの代わりに米で挟んだもので、マリトッツォの様なモチモチの食感に仕上げたということです
価格は1つ300円です。 -
小笠原商店で天然の糸寒天づくり
冬の寒暖差を利用した糸寒天作りが、伊那市東春近の小笠原商店で行われています。
5日朝は、午前7時半ごろから凍った糸寒天を天日干しにする作業が行われました。
大正5年創業の小笠原商店では、天然の糸寒天を作っていて、県内では唯一だということです。
稲刈りが終わった田んぼに天日干しするためのレールを敷き、先月下旬から本格的な作業が始まりました。
原料となる海藻のテングサを煮詰め、その煮汁を冷やして固めて棒状にし、機械でところてんのように細く切って広げていきます。
夜凍らせたものを天日干しにし、寒暖差を利用してゆっくりと溶かして水分を抜いていきます。
伊那地域の5日朝の最低気温は2.8度で、最高気温は7.4度でした。
小笠原商店の糸寒天は、東京や関西を中心に全国の老舗和菓子店に卸していて、羊羹に使われているということです。
寒天づくりのピークは、来年3月ごろまでを予定しています。 -
クリスマスツリー点灯
伊那市長谷の南アルプスむら長谷に今年もクリスマスツリーが飾られ3日、点灯式が行われました。
午後5時過ぎ、クリスマスツリーが点灯されます。
高さおよそ10mのモミの木などに4000個のLEDライトが取り付けられました。
冬の長谷に新しい名物をつくろうと伊那市の地域おこし協力隊らが2018年から始めたもので、今年で5年目です。
ツリーには手作りのオーナメントが飾られ、訪れた人たちはひと足早いクリスマスを楽しんでいました。
3日は、地元長谷の音楽愛好家でつくるグループ長谷トリオがクリスマスにちなんだ曲を演奏しました。
イルミネーションは、来年1月16日まで、午後4時30分から午後11時まで点灯しています。
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伊那市民芸術文化祭 ステージ発表や作品展示
伊那市を中心に上伊那地域の文化や芸術団体が成果を発表する第19回伊那市民芸術文化祭が、いなっせで3日と4日の2日間の日程で始まりました。
舞台発表部門では、日本舞踊やダンスなど4団体が日頃の練習の成果を披露しました。
美術展部門では、伊那市華道会によるいけばなや着物のリメイク作品、ステンドグラスなどの作品が展示されています。
また、市民ギャラリーでは、5つの団体と個人3人が、絵画や書、写真を展示しています。
文化祭は、4日までとなっています。 -
すばる星の会 12月末で終了
26年間上伊那各地で星空観察会などを開いてきた伊那天文ボランティアすばる星の会は、12月末をもって活動を終了することになりました。
1日は、伊那市長谷の長谷小学校の校庭で星空観察会が行われ、児童や保護者などおよそ40人が参加しました。
すばる星の会として、依頼を受けての最後の観察会となりました。
すばる星の会は、平成8年1996年に結成され現在8人の会員がいます。
年間を通じて一般や子どもたちを対象に上伊那各地で開催し、
これまでの26年間に行った観察会は、およそ300回に上ります。
観察会に出られる会員が高齢化や仕事の都合で減り、観察会を引き受けることが出来なくなったことから26年間の活動を終了することにしました。
代表を務める野口輝雄さんが中心となり星空の解説をしてきました。
会は今後、観察会の依頼は受けず、会員同士の情報交換の場として伊那天文同好会すばる星の会として活動する予定です。
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南会津の現代版組踊 来年伊那市で公演
福島県南会津を中心に活動をしている「チーム息吹」は、来年8月に伊那市の伊那文化会館で現代版組踊の公演を行います。
2日は、チーム息吹のメンバーが伊那市役所を訪れ、現代版組踊を披露しました。
現代版組踊は、沖縄の伝統芸能「組踊」をベースに、現代的な音楽・舞踊・台詞の3つの要素で構成された舞台です。
地域の歴史や伝承を地元の小学生から高校生までの若者が演じることが特徴で、チーム息吹は郷土の歴史を知り子ども達を育成する人材育成プロジェクトとして、福島県南会津を中心に活動しています。
白鳥市長は「子どもたちを育てるためには、素晴らしい活動だと思う。来年の8月が楽しみです。」と話していました。
チーム息吹の伊那公演は、来年の8月19日と20日に伊那市の伊那文化会館で行われます。
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今昔きもの手作り展 6日まで
着物や古布などを使った手作りの小物などが並ぶ展示即売会、今昔きものと手作り展が2日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場には着物のほか、バックや洋服など、およそ400点が展示されています。
伊那市西春近の着物リサイクル店「からころ」が県内の作家4人に声をかけて開きました。
展示されている物の多くが、着物や古布をリメイクして作られています。
訪れた人は、小物や洋服を手に取りながら楽しんでいました。
今昔きものと手作り展は、6日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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伊那谷の冬の風物詩 ザザムシ漁が解禁
伊那谷の冬の風物詩のザザムシ漁が1日に解禁になりました。
天竜川では初日から漁を行う人の姿が見られました。
伊那市山寺の天竜川の浅瀬です。
12月1日はザザムシ漁の解禁日です。
1日は伊那市中央の中村昭彦さんと漁仲間の原雄一さんがザザムシ漁をしていました。
虫踏み許可証を身に着け、鍬で石を掘り返し、足を使い石を転がすと四手網と呼ばれる網にザザムシが入ります。
トビゲラやカワゲラ、ヘビトンボなど、水生昆虫の幼虫の総称をザザムシといいます。
中村さんはザザムシ漁歴40年以上の大ベテランです。
一方の原さんは5年ほど前から漁を始めました。
中村さんは新しい漁仲間ができたことを喜び、きょうの漁に原さんを誘いました。
午前9時過ぎ、天竜川の水温はおよそ8度でした。
中村さんによると、水温が4度くらいまで下がると脂がのった美味しいザザムシが獲れるということです。
中村さんは期間中、週2回ほど漁を行う予定で、獲れたザザムシは自宅で佃煮にして食べます。
中村さんは、若い人たちにザザムシ漁を継承してもらうため、天竜川漁業協同組合と協力して四手網の作り方や漁の体験会を企画しているということです。
ザザムシ漁は2023年2月末まで行われます。