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伊那市 太陽光等発電設備設置ガイドライン改正
伊那市は、太陽光発電などの再生可能エネルギー発電設備の設置について、設置を避けるべき区域などを追加した改正ガイドラインを1日から、施行しました。
改正ガイドラインで追加された内容は、再生可能エネルギー発電設備について、急傾斜地崩壊危険区域などを、設置を避けるべき区域とするものです。
また、設置計画での配慮として、文化財、史跡等歴史的な景観を保護するため適切な対策を講じることなどが追加されています。
このほかに、住民等への説明に関して、設置者は住民等の求めに応じて、災害防止、良好な景観及び生活環境の保全に関する必要な事項について協定を締結することとしています。
また、1メガワット以上の太陽光発電設備については、市に対しても協定を締結することを定めています。
市は、平成27年度にガイドラインを制定していて、改正は平成28年度と平成30年度に続き今回で3回目となっています。 -
伊那図書館で防災展
9月の防災月間にあわせ、避難所での新型コロナウイルス対策などを紹介する防災展が、伊那市の伊那図書館で開かれています。
会場には、コロナ禍における指定避難所の取り組みを紹介したパネルや、避難用のテントなどが並んでいます。
避難場所と避難所の違いを説明したものや、避難先で記入する健康チェックシートなどのパネルが並んでいます。
伊那図書館に訪れた、親子連れなどに防災への関心を持ってもらおうと、伊那市が開いたものです。
市では、「パネルを見て実際の避難の流れを知ってもらい、災害時の対応などに備えてもらいたい」と話していました。
防災展は、11月1日(日)まで、伊那図書館で開かれています。
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万引き防止活動で表彰
万引き防止活動に尽力したとして伊那市のユニー株式会社アピタ伊那店が長野県万引防止対策協議会連合会会長表彰を受賞しました。
18日伊那警察署で伝達式が行われ土屋秀夫署長からアピタ伊那店の口田敏文店長に表彰状が渡されました。
アピタ伊那店は小売業などでつくる伊那地区万引防止対策協議会の会員として平成2年から30年間にわたり活動してきたことが
評価されたものです。
伊那警察署管内の万引きの発生件数は7月末現在20件で前の年の同じ時期より5件減少しているということです。
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南信初の介護事業所 来年3月開所
高齢者がデイサービスや訪問介護などのサービスを同じ事業所で受けることができる南信で初めての看護小規模多機能型居宅介護事業所が来年3月に箕輪町と伊那市に開所します。
1日は箕輪町木下の建設地で起工式が行われ事業所を運営する
上伊那医療生活協同組合の組合員などおよそ20人が出席しました。
看護小規模多機能型居宅介護事業所はデイサービス、訪問介護、訪問看護、宿泊のサービスを同じ事業所の同じスタッフが行うものです。
これによりスタッフ同士が利用者の情報を共有し、きめ細かなサービスができるもので南信では初だということです。
箕輪町の事業所は鉄骨2階建てで面積は557平方メートル事業費およそ2億3千万円で29人が利用できます。
伊那市の事業所は若宮団地内に建設されます。
木造平屋で面積は385平方メートル、事業費は1億3千万円で18人が利用できます。
どちらの事業所も要介護3の場合利用料は月額およそ2万5千円で来年3月の開所を予定しています -
絵島の法要 今年は友好提携50周年の節目
江戸時代、絵島生島事件で江戸城から高遠に追放され生涯を終えた大奥の女中絵島を偲ぶ法要が、1日に、伊那市高遠町の蓮華寺で行われました。
今年で280回目となる絵島の法要には伊那市観光協会会長の白鳥孝伊那市長などおよそ10人が参加し、絵島の墓に花を手向けていました。
江戸時代中期、幕府内の政権争いにより起きた「絵島生島事件」で、大奥御年寄の絵島が高遠に、歌舞伎役者の生島が東京都の三宅島へ流されました。
法要は、絵島を偲び毎年行われています。
「絵島生島事件」が縁で旧高遠町が昭和45年に三宅村と友好町村盟約を結び、現在も交流が行われていて、今年で50周年の節目となります。
三宅村との友好提携50周年を祝い予定されていたイベントは、新型コロナの影響で延期となっていて、市では来年度実施したいとしています。 -
小坂さんと中村さん 2人作品展
ステンレス工芸作品を手掛ける伊那市の小坂洋一さんと、焦がし絵作品を手掛ける箕輪町の中村雄三さんの作品展が、南箕輪村のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で1日から始まりました。
会場には、小坂さんの作品16点と中村さんの作品18点が展示されています。
小坂さんは、50年間ステンレス加工の仕事で培った技術を活かし、2007年から作品づくりをしています。
薄いステンレスを1,300度~1,400度の熱で溶接し、幼いころの思い出や時事問題を作品として表現しています。
こちらは、疫病退散で話題となっている妖怪「アマビエ」です。
隣には、小さめのマスクをした男性が、新型コロナの終息を願い手を合わせています。
中村さんの作品は、熱した金属で木の板に焼き目をつけていく「焦がし絵」という技法で、温度調節をしながら線の太さや濃さを変えているということです。
共に長野工芸美術会の会員で、2人での展示は3回目です。
作品展は30日水曜日まで、南箕輪村南原のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。 -
コロナ対策取り入れた救命講習会
伊那市西箕輪の上戸集落センターで、救急車が到着するまでの応急手当に、新型コロナウイルス対策を取り入れた救命講習会が、2日、開かれました。
講習会は、上戸区と境区の応急手当普及員を対象に合同で開かれました。
指導したのは、境区で、上伊那広域消防本部応急手当普及員の中村あかねさんです。
新型コロナ対策を取り入れた応急手当は、傷病者を発見したとき、タオルやハンカチなどで口元を覆うことと、大人に対して人工呼吸を行わないことです。
参加者は、実際の状況を想定しながら訓練していました。
中村さんは「今までのやり方に加えて感染症対策を行ってほしい。普及員は、清潔なハンカチを車に置いたり、持ち歩いたりしてください」と話していました。
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サスティナブル環境部会 初会合
新産業技術を活用し環境課題解決に取り組む伊那市のサスティナブル環境部会の初会合が31日伊那市役所で開かれました。
会長には信州大学人文学部准教授の茅野恒秀さんが選ばれました。
サスティナブル環境部会は、伊那市新産業技術推進協議会の部会の一つとして新たに設置されました。
31日は事務局から取り組みについて説明がありました。
サスティナブルは持続可能という意味で、新産業技術の活用と産学官の連携で循環型社会の形成と市民の環境意識の向上を図ります。
部会では、新産業技術を活用し、二酸化炭素の排出量抑制やプラゴミ・食品ロスの削減に対する市民の意識向上などを目指します。
次回の会議ではこれらの取り組みについて委員から意見を聞くということです。
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二七の会がフナ収穫
伊那市御園の住民有志でつくる二七の会は休耕田で育てたフナを
30日収穫しました。
収穫作業では会員が40アールの休耕田に張った水を抜き流れてきたフナを集めていました。
5月にフナの親を放し卵からかえった稚魚を育ててきたもので今年は40キロほどが獲れたということです。
去年は水路から入った鯉にフナが食べられ収量が減ったことから
今年はネットを張り鯉の侵入を防いだということです。
二七の会は現在17人で会員同志楽しみながら活動を続けていて今年で発足10年目となります。
収穫したフナは煮付けにして会員で味わうほか地区の集まりで
振舞うということです。
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コロナ対策紹介 伊那市防災展
指定避難所でのコロナ対策の取り組みなどを紹介した伊那市防災展が高遠町の総合福祉センターやますそで開かれています。
避難所に避難してきたとの想定で、会場を訪れた人たちは検温を行い健康チェックリストに記入します。
防災展ではコロナの感染者や症状のある人が避難するテントやパーテーションが紹介されています。
テントの中には段ボールのベッドも置いてあります。
伊那市では避難所の運営をコロナの感染者、症状のある人、高齢者や障がい者など支援が必要な人、一般の人の4つの居住区分にわけて行う事にしています。
避難所とは別に、親戚や知人宅など他に避難できる場所について考えるよう促すパネルも展示されています。
伊那市防災展は、新型コロナ感染拡大予防のため総合防災訓練が中止となった事を受け、地域防災力の維持向上を目的に開かれています。
あす30日と来週末の9月5日と6日に伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで開かれます。
時間は午前9時から午後5時までです。
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広島風お好み焼きを無料提供
伊那市荒井錦町新地の居酒屋 芽里は新型コロナウイルスの影響で活気を失っている地域を元気づけようと25日から28日までの3日間限定でお好み焼きの無料提供を行いました。
芽里はお好み焼きと一緒に焼きそばを焼く、広島風お好み焼きが人気の居酒屋です。
オーナーの渡辺伊代さんは伊那市で30年にわたり飲食店を切り盛りしてきました。
平成21年に新規開店し飲み放題食べ放題の店としてファンを増やしてきました。
今年春先に店をリニューアルしましたが新型コロナウイルスの影響で休業を余儀なくされました。
今月8日にテイクアウトでようやく営業再開にこぎつけたことから店のある錦町の人達や常連客に喜んでもらおうとお好み焼きの
無料提供を行いました。
無料提供最終日の28日も近くの人や常連客が訪れていました。
店の近くに住む高齢者宅には渡辺さん自らお好み焼きを届けます。
期間中ボランティアで店の手伝いをした常連客です。
広島風お好み焼きは通常750円で3日間で約100皿を提供
したということです。
芽里では9月から、水曜日から土曜日はコロナ対策をして店を開けることにしていて渡辺さんは「たくさんの人に支えられて続けることができた。これからもがんばります。」と話していました。
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安倍首相辞任で市長コメント
28日、安倍首相が辞任を表明したことを受け白鳥孝伊那市長が
コメントを出しました。
白鳥市長は「アベノミクスの推進など経済再生に取り組まれ
大きな成果を上げられてこられたが辞任は非常に残念に思う。
新型コロナウイルス対策等、大変な毎日であったかと思うが長期にわたり政権を担ってこられたことに敬意を表します。
一日も早いご体調の回復を願います。」とコメントしています。
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産学官連携拠点施設整備へ
伊那市議会全員協議会では産学官連携拠点施設整備に関する説明がありました。
伊那市は森林や農産物などの地域資源を活用するための産学官連携拠点施設を西箕輪の市営大萱団地跡地に建設する計画です。
施設は農業、林業、環境などをキーワードに信州大学農学部の研究成果を活用し雇用創出につなげることなどを目的としています。
市では9月議会閉会後に検討組織や外部委員を決定し今年度中に
施設の詳細をまとめることにしています。
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不妊・不育症治療費を補助
伊那市議会全員協議会では不妊・不育症治療費助成事業に関する説明がありました。
これまで治療費の助成は10万円を上限としていましたが、20万円に増額することにしていて事業費は200万円を見込んでいます。
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環状南線一部供用開始へ
伊那市のナイスロードから小黒川大橋の北側までを結ぶ環状南線の一部供用が10月30日から始まります。
伊那市議会全員協議会が28日伊那市役所で開かれ概要の説明がありました。
環状南線は平成29年度に工事に着工し今年度末の完成を目指していて総延長は1,300メートルです。
10月30日の午前6時に国道153号から県道南箕輪沢渡線までの約300メートルで供用が始まる予定です。
これにともない西春近の下島第三踏切、西町の小黒北踏切、西町の中村踏切の3つの踏切が閉鎖となります。
閉鎖は29日の午後8時30分からを予定しています。 -
29日に農家応援直売会開催
22日のひょうなどの被害を受けた箕輪町の農家を応援する、農家応援直売会が29日、大出のみのわテラス近くの特設販売所で開かれます。
直売会は、強風やひょうの被害を受けた上古田、下古田、八乙女、大出、沢の農家がりんごやぶどうを出品し、通常より割安価格で販売します。
会場は、沢の果樹農家、髙田知行さんの畑です。
被害にあった農家、髙田さんの果樹園では、りんごとぶどうあわせて1.2ヘクタール育てていましたが、強風やひょうの影響で収穫量は例年の1割に落ちこみました。
箕輪町によりますと、22日のひょうなどによる町内の農家全体の被害額はおよそ850万円で、「つがる」などの収穫の時期を迎えた品種に傷が入った他、ぶどうは中身が潰れたものもあるということです。
29日は、被害を受けた5つの地区のうち、髙田さんのみが出店することになっていて、時間は午前9時から10時半まで、売り切れ次第終了するということです。 -
元市議三澤さん 高齢者叙勲 旭日単光章
伊那市手良の元伊那市議会議員の三澤裕幸さんが高齢者叙勲 旭日単光章を受章しました。
7月29日は伊那市役所で伝達が行われ、白鳥孝市長から三澤さんに賞状と勲章が手渡されました。
三澤さんは88歳で平成7年から平成15年まで3期12年
市議会議員を務めました。
市議会では経済委員会や厚生委員会の委員長を務め、西箕輪の農業公園みはらしファームの整備や伊那市駅前の再開発の推進、伊那中央病院の整備など伊那市の発展に貢献してきました。
三澤さんは「一般質問では質問内容を暗記するよう先輩に言われ緊張した事を覚えている」と話し、「部落解放や同和教育など、人権問題に力を入れ取り組んできた事が一番の思い出です」と振り返っていました。
白鳥孝市長は「体に気を付け、今後も伊那市の発展の為に助言して下さい」と話していました。
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高遠北小学校が小規模特認校に指定
伊那市高遠町の高遠北小学校が市内全域から通うことができる小規模特認校に指定されることが26日に決まりました。
高遠北小学校は、高遠町長藤にあり、全校児童数は51人です。
東京芸術大学初代校長を務めた伊澤修二の功績をたたえる音楽祭に参加するなど特徴のある文化的教育活動を行っています。
小規模特認校とは、こうした特徴ある教育を行っている学校に、通学区の垣根を超え、市内全域から就学することができる小学校を指定するものです。
伊那市内では、2008年度に新山小学校が、2018年度に伊那西小学校が指定されていて、高遠北小学校は3校目になります。
高遠北小学校では、今後の構想として、外部指導者を招いて図画工作の授業を行うなど、芸術文化の教育の強化・充実を図っていくとしています。
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若宮 高齢者向け住宅竣工
伊那市が若宮団地に建設を進めていた20戸分の「高齢者向け公営住宅」の竣工式が現地で26日に行われました。
式には市や地元、建設関係者などおよそ40人が出席しました。
高齢者向け住宅の愛称「センシオーネ」は、仙丈ケ岳から塩見岳の稜線「仙塩尾根」をイメージした外観から名付けられました。
建物は木造平屋建てで延床面積は1,170平方メートル、全部で20戸あり、事業費は4億8千万円となっています。
部屋は2タイプあります。
家賃1万2千2百円の単身向けは14戸で間取りは1LDKです。
家賃1万4千7百円の2名向けは6戸で間取りは2DKです。
暖房用にペレットボイラーが導入されている他、入居者が誰でも利用できる共有スペースが設置されています。
若宮団地の現在の入居者が入る予定で10月1日から住み始めるという事です。
竣工式で白鳥孝市長は「高齢者が孤立する事無く、助け合う新たな集合住宅にしていきたい」と挨拶しました。
伊那市では市営住宅若宮団地が建設から50年以上経過している事から、建替え事業に取り組んでいて、今回の住宅はその第一弾となります。
今年度は、30戸が入る一般向け住宅の着工と既存の建物のリフォームを行う計画です。
また、来年度以降に、若者子育て向け住宅を建設する予定です。 -
池上さん宅でヨルガオ見ごろ
伊那市狐島の池上晃さん宅で、夜に花を咲かせ、日の出とともに散るという「ヨルガオ」が見ごろとなっています。
昨夜6時半ごろ、池上さんの自宅で鉢植えされたヨルガオが花を開いていました。
池上さんによりますと、4年前に松本市の知人から苗を譲り受け、自宅の庭で育ててきたということです。
花は、午後6時ころから徐々に咲き始め、日の出とともに散るということです。
ヨルガオは今週いっぱい楽しめるということです。
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やまとわが「信州経木Shiki」販売
伊那市の木工業、やまとわは、地元産のアカマツを使った日本古来の包装材、経木の新ブランドを立ち上げました。
「信州経木 Shiki」と名付け、8月から販売しています。
こちらがその経木です。
ロングは長さ48センチ、幅15センチで、20枚入りが650円、50枚入りが1250円です。
ショートは長さ24センチ、幅15センチで20枚入りが480円、50枚入りが930円です。
経木は、食材を包んだり、料理の下に敷いたりして使うことができます。
やまとわのオンラインショップで8月から販売しています。
26日は、やまとわの中村博社長らが市役所を訪れ、白鳥孝市長に完成を報告しました。
地元産のアカマツを薄く切った包装材で、0.18ミリだということです。
白鳥市長は「CO2削減や脱プラスチックへの入り口の一つでもある。これからの展開が楽しみです」と期待を寄せていました。
市では、市内飲食店にやまとわの経木のサンプルを配り周知していきたいとしています。 -
詐欺被害防ぎコンビニに感謝状
特殊詐欺被害を未然に防いだとして、伊那市内の2つのコンビニエンスストアに、伊那警察署から感謝状が贈られました。
8月7日は、伊那警察署の山田正幸副署長が、セブンイレブン伊那中央店を訪れ、オーナーの原 誠太郎さんに感謝状を手渡しました。
先月23日の深夜2時に、伊那市在住の70代の女性が1人で来店し、3万5千円分の電子マネーを購入しようとしたところ、不審に感じた男性従業員が女性から話を聞き、警察に通報して詐欺を未然に防いだということです。
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移住・企業の情報を音声で発信
伊那市は、オンラインで開催してきた移住セミナーと企業説明会の様子を、スマートフォンなどで無料で聞くことができるボイスメディアアプリで発信しています。
QRコードを読み込むと、ボイスメディアアプリ「voicy」の伊那市のチャンネル「ローカルとつながる伊那ラジオ」が開きます。
再生ボタンを押すと、これまでに公開された音声を無料で聞くことができます。
伊那市では、新型コロナ感染防止のため、企業説明会や移住セミナーをオンラインで行ってきました。
その様子をアーカイブし、より広く情報発信していこうと音声での配信を始めました。
現在聞くことができるのはオンライン企業説明会と移住者などへのインタビューで、これまでに44本が公開されています。
伊那市のチャンネルは、ボイスメディアアプリ「voicy」をダウンロードし「伊那市」と検索するとみることができます。
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ジオパークガイド養成講座
南アルプスジオパークを案内する「ジオパークガイド」の今年度1回目の養成講座が25日伊那市高遠町で開かれました。
25日は認定ガイドの伊藤穂波さんがジオパーク内にある高遠城址公園を実際に案内しました。
講座には高遠高校の2年生で「地域の科学」を選択している16人が参加しました。
ジオガイド養成講座は、4月からの開講を予定していましたが、新型コロナの影響で開催が遅れた他、一般からの参加は中止となりました。
伊藤さんは「この下を9mほど掘ると粘土層があり、その下を水が流れていて、かつては10か所ほどの井戸があった」などと、高遠城にまつわる地形や歴史について説明していました。
受講生は来年2月までに7回の講座を受け、ガイド認定を目指します。
なお、南アルプスジオパークガイドは昨年度までに166人が認定されていて、高遠高校出身者は79人に上っています。
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伸和コントロールズ バラと伊那の四季を写真集に
伊那市高遠町に事業所がある伸和コントロールズ株式会社は、高遠しんわの丘ローズガーデンと伊那の四季を収めた写真集を製作しました。
写真集「ブーケ 季節を束ねて」は、しんわの丘ローズガーデンに咲く約270種類3,000株のバラの他、伊那の四季折々の景色を写したものです。
品種やバラにまつわる歴史、撮影した場所の説明が添えられています。
写真集は、バラ園を運営する伸和コントロールズが、企画・製作しました。
今年6月に開催予定だったばらサミットに向けて製作しましたが、新型コロナの影響でイベントが中止となりました。
園内では、10月上旬にかけて秋のバラが見ごろを迎えますが、遠方からの来場が難しい状況が続いていることから、この本を通じて伊那の魅力を伝えたいと話します。
写真を撮影したのは、長谷を拠点に活動する山岳写真家の津野祐次さんです。
おととしから撮りためたもので、津野さんは「この地域ならではの美しいバラを見て欲しい」と話します。
9月5日からは、バラを中心とした津野さんの写真展が信州高遠美術館で開かれることになっています。
写真集は1冊2,200円で3,000部製作し、園内のバラ茶屋の他、杖突峠の峠の茶屋などで販売しています。 -
白鳥市長 7月豪雨の被災現場などを視察
伊那市の白鳥孝市長は、7月豪雨で被害を受けた伊那市長谷市野瀬の崩落地などを、24日に現地視察しました。
24日は、白鳥市長の他、現場を管理する国や県の担当者らおよそ20人が参加し、豪雨災害の被害箇所や戸草ダムの予定地など5か所を視察しました。
このうち、今年7月の豪雨災害で100メートルに渡り地滑りが起きた市野瀬の現場では、復旧工事の方法などを確認していました。
県の担当者は、「護岸の崩落などを防止するための根固めブロックの設置を検討している。今年度中に施工したい」と話していました。
現地視察は、三峰川上流で防災や治水・治山工事を行っている国や県、市の関係部署でつくる三峰川上流域事業連絡会が毎年行っています。
白鳥市長は、「三峰川流域を治めることが、天竜川流域の安心に繋がる。様々な見地からの意見を聞き、より良い将来像を描いていきたい」と話していました。 -
みはらしファームでMTB教室
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで10日、初心者を対象にしたマウンテンバイク教室が開かれました。
この日は、市内外から10人が参加しました。
教室は、マウンテンバイクに慣れ親しみ、安全に走行できる技術を身に着けてもらおうと、元伊那市地域おこし協力隊の宮坂啓介さんが開いたものです。
講師は、富士見町などでマウンテンバイクのインストラクターを務めている、立田直人さんです。
立田さんは、「ハンドルに力が入らないよう、重心をまっすぐに、前を見て走行してください」と話していました。
参加者は、みはらしファームの駐車場で基本動作を練習していました。
最後に、参加者らは、みはらしファーム近くの森林に設けられた実際のコースを走ってマウンテンバイクを楽しんでいました。
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来月6日に上伊那吹奏楽祭
上伊那吹奏楽連盟は、新型コロナの影響でいったん中止とした上伊那吹奏楽祭を、来月6日に伊那市の伊那スキーリゾートで行います。
23日は、上伊那の中学3年の吹奏楽部の合同練習が行われました。
例年は4月に上伊那吹奏楽祭が行われていましたが、今年は新型コロナの影響で中止となりました。
吹奏楽コンクールや地区大会も中止となる中で、中学3年生の生徒たちの発表の場をつくろうと上伊那吹奏楽連盟は、来月6日に上伊那吹奏楽祭を行うことを決めました。
23日は、伊那市の春富中学校に上伊那地区の吹奏楽部の3年生およそ100人が集まり合同練習を行いました。
吹奏楽祭の中で毎年、各中学校から選抜した生徒で結成するリーダーズバンドの演奏を行っています。
今年は、3年生の希望者による合同バンドを結成しました。
練習では、今年の吹奏楽コンクールの課題曲など3曲を合同で行いました。
上伊那吹奏楽連盟では「3年生が思い出に残る演奏会になればうれしいです」と話していました。
上伊那吹奏楽祭は、来月6日伊那市の伊那スキーリゾートで行われます。
中学生の他に、伊那弥生ケ丘高校、伊那西高校も参加する予定で、入場は保護者のみとなっています。
上伊那吹奏楽連盟は、新型コロナの影響でいったん中止とした上伊那吹奏楽祭を、来月6日に伊那市の伊那スキーリゾートで行います。
23日は、上伊那の中学3年の吹奏楽部の合同練習が行われました。
例年は4月に上伊那吹奏楽祭が行われていましたが、今年は新型コロナの影響で中止となりました。
吹奏楽コンクールや地区大会も中止となる中で、中学3年生の生徒たちの発表の場をつくろうと上伊那吹奏楽連盟は、来月6日に上伊那吹奏楽祭を行うことを決めました。
23日は、伊那市の春富中学校に上伊那地区の吹奏楽部の3年生およそ100人が集まり合同練習を行いました。
吹奏楽祭の中で毎年、各中学校から選抜した生徒で結成するリーダーズバンドの演奏を行っています。
今年は、3年生の希望者による合同バンドを結成しました。
練習では、今年の吹奏楽コンクールの課題曲など3曲を合同で行いました。
上伊那吹奏楽連盟では「3年生が思い出に残る演奏会になればうれしいです」と話していました。
上伊那吹奏楽祭は、来月6日伊那市の伊那スキーリゾートで行われます。
中学生の他に、伊那弥生ケ丘高校、伊那西高校も参加する予定で、入場は保護者のみとなっています。
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親子青空教室 トマト収穫体験
伊那市美篶の「親子青空教室」が今年も開校しました。
初日の22日は、トマトの収穫体験を行いました。
トマトの収穫体験は、美篶の渋谷 豊さんの畑で行われました。
ジュース用に栽培しているトマトで、親子が赤く色づいたものを選んで収穫していました。
親子青空教室は、JA上伊那美篶手良支所、JA青壮年部、美篶公民館、青少年育成会、小学校等が協力して美篶地区で毎年開いています。
週5日制になった時に開始され、今年で19年目になります。
例年は5月に開校し、年間8回活動しますが、今年は新型コロナの影響で8月の開校となりました。
子どもたちは、次々とトマトを収穫していました。
青空教室は、今年度あと3回予定していて、川遊びや稲刈り、しめ飾りづくりを行うということです。
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ときわの命水 100万本突破
伊那市富県の有限会社いすゞが販売している水、ときわの命水の
ペットボトルの出荷累計が100万本を突破しました。
井戸の水をくみ上げた、ときわの命水は2005年からいすゞの敷地内で販売が始まりました。
信州大学農学部などは老化の原因とされている活性酸素の消去機能がきわめて高い水と分析しています。
また品質の世界基準モンドセレクションでおいしい水と評価され2013年から3年連続で最高金賞を受賞しました。
2011年からペットボトルでの販売を始め、今年の7月末に出荷累計が100万本を突破しました。
ときわの命水は希望小売価格で500ミリリットルが税別100円、2リットルが200円となっていて県内外のスーパーで販売されています。