-
伊那谷の所蔵品~旧上伊那図書館の書庫~
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の文化施設で展示されている所蔵品を紹介するコーナー、伊那谷の所蔵品。
8日は、伊那市創造館です。
「旧上伊那図書館の書庫」 -
ひまわり迷路完成
伊那市西箕輪の西箕輪南部保育園の東側にある畑に、今年も大きなひまわりの迷路が完成し、園児たちが駆け回りました。
8日は、西箕輪南部保育園の園児およそ30人が訪れ、高さ2メートルほどに育ったひまわりの間を走り回りながら、ゴールを目指して迷路を楽しんでいました。
このひまわり迷路は、地元の子どもたちに農業の楽しさや自然とのふれあいを体験してもらおうと、JA上伊那青壮年部西箕輪支部が毎年取り組んでいるもので、今年で11年目です。
13アールの遊休荒廃地に、およそ1万本のひまわりが咲いています。
園児と支部のメンバーが今年6月に種をまき、花が咲きそろうと一部を刈り取って迷路が作られました。
JA上伊那青壮年部西箕輪支部の唐澤和幸支部長です。
このひまわり迷路は、お盆過ぎまで楽しむことができ、自由に入れるということです。 -
ジオパークをPR 伊那市内でイベント
伊那市内で、謎解きイベントや企画展など、南アルプスエコ・ジオパークをPRするイベントが行われています。
謎解きイベント「構造君・ジオ博士と行く!謎解き調査団!!」は、謎を解き、景品をもらうことができるイベントで、高遠町と長谷の2つからコースを選ぶことができます。
長谷をまわるコースでは、南アルプスエコ・ジオパークにまつわる4つの問題が出題されています。
南アルプスむら長谷にあるビジターセンターを出発し、外にある看板で1問目を解きます。
そのあと、車などで移動して中央構造線が見える溝口露頭、神田橋、熱田神社で問題を解きます。
謎解きは、伊那市地域おこし協力隊が企画しました。
11月9日まで実施していて、ビジターセンターや高遠町観光案内所で謎解きシートをもらい誰でも参加することができます。
-
笠原区社協の花壇が見ごろ
伊那市美篶の笠原区社会福祉協議会のふれあい花だんが現在見頃となっています。
ふれあい花だんには、マリーゴールドやブルーサルビア、ジニアが植えられていて現在見頃となっています。
花は、笠原区社協の20人で管理をしているということです。
社協では「きれいに咲いているのでぜひ見に来てください」と話していました。
-
いなまち探究 KOAの2人が講演
伊那市の産業と若者が息づく拠点施設アルラで「いなまち探究」が7月18日に開かれ、箕輪町に本社があるKOA株式会社のエンジニア2人が、文部科学大臣表彰を受賞した研究について講演しました。
この日は、今年4月に文部科学大臣表彰を受賞した、KOA株式会社の平沢浩一さんと有賀義紀さんが話をしました。
平沢さんらは、車に搭載する電子基板の抵抗器の放熱設計の見直しを行いました。
その中で、当時常識とされていた「抵抗器の周囲の空気の温度」ではなく「基板の温度」を基準とした設計を提案し、国際規格が改定されました。
平沢さんは「国際規格改訂までには20年の歳月が必要だった。今後は研究成果を活かしKOAの抵抗器を業界NO.1にしていきたい」と話していました。
有賀さんは、国際規格改定に向け、同業他社と協力したことなどを紹介し「普段は競合しているが、チーム日本としての提案を世界に発信することができた」と話していました。
講演会には製造業や教育関係者など約20人が参加しました。
アルラでは、月に1度「いなまち探究」を開いていて、今回は社会人向けに伊那谷の優れた技術や文化を学ぶ場として講演会が開かれました。
-
夏の保存食の作り方教わる ワークショップ
農家民泊を行っている人から、夏の保存食の作り方を教わるワークショップが7日に伊那市富県新山の農家民泊「ふだん着」で開かれました。
ワークショップには、民泊に興味のある人や最近民泊を始めた人など、市内の4人が参加しました。
今回は、きゅうりを使った夏の保存食2品を作りました。
参加者は、農家民泊「ふだん着」の北原綾子さんに作り方を教わっていました。
このワークショップは、伊那市地域おこし協力隊で農家民泊プランナーとして活動する佐藤純子さんが、民泊に興味を持ってもらおうと企画したものです。
今後は、農家民泊に興味のある人が宿泊体験をするイベントなども企画していきたいということです。
-
伊那市 メガソーラー稼働の記事に反論
伊那市は、2日の信濃毎日新聞朝刊が「前原のメガソーラー稼働認める」と報道した記事について、反論する会見を7日に開きました。
この日は白鳥孝市長らが会見を開きました。
前原の太陽光発電施設は、地元の同意を得ていないことなどを理由に伊那市が建設を2023年4月に不許可としました。
業者側は不許可取り消しを求めて提訴しています。
信毎は2日の朝刊で、伊那市が今年1月に業者側と合意書を結び、稼働を始めていると報道しました。
伊那市はこの報道に対し「一部」稼働について認めたものの、伊那市太陽光発電設備の設置等に関する条例に基づいたものであるとしています。
また、伊那市議会や該当する地区の了承を得たものであり、記事にあるような条例を違反し該当する区を無視するようなものではないと反論しています。
メガソーラー建設について市では、今年秋ごろに地元区の同意の判断が出され、同意を得られなかった場合は改めて不許可にするとしています。
-
七夕行事 さんよりこより
伊那市美篶川手地区と富県桜井地区に伝わる七夕行事「さんよりこより」が7日に行われました。
美篶川手地区の天伯社には、七夕飾りを手にした子どもたちが集まり厄払いが行われました。
大人2人が笠をかぶって鬼に扮すると、子どもたちは鬼の周りを「さんよりこより」と唱えながら回ります。
子どもたちは鬼の周りを三周すると、七夕飾りの竹で鬼をたたきました。
「さんよりこより」は三峰川の洪水を鎮めるために毎年8月7日に行われる行事です。
室町時代中期の1427年に今の高遠にあった天伯様が洪水によって富県桜井に流れ着き、その後再び洪水によって美篶川手に流れ着きました。
このことからそれぞれに天伯様が祀られ、行事は1472年から続いているとされています。
ご神体を乗せた神輿を3回くぐると健康になり、妊婦は安産するといわれています。
その後、大人がご神体の神輿を担ぎ、富県桜井の天伯様へ向かいました。
例年は神輿を担いで三峰川を渡りますが、護岸工事により堤防を登れないため、リュックサックにご神体を入れてロープで渡しました。
この後、富県桜井の天伯社でも子どもたちによる厄払いが行われました。 -
広島原爆から80年 平和祈念式典
1945年、昭和20年8月6日に広島に原爆が投下されてから、6日で80年となりました。
伊那市内では核兵器廃絶を訴える平和祈念式典が行われました。
伊那市山寺の丸山公園では、原爆投下時刻の午前8時15分にサイレンが鳴らされると、平和の塔の前で参列者およそ70人が黙祷を捧げました。
平和祈念式典は「非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会」が毎年行っています。
6日は会の建石繁明運営委員長も出席しましたが、代表委員で常円寺の角田泰隆住職が代理で挨拶をしました。
伊那市民の会は1987年に発足しました。
3年後の1990年には、丸山公園に平和の塔を建てました。
式典の中で、伊那小学校1年生の中﨑環さんが広島の原爆の悲惨さを描いた絵本「ひろしまのピカ」を読んでの感想を発表しました。
最後に参列者は平和の塔に花を手向け、手を合わせて世界平和を祈っていました。
-
伊那北高校同窓会 倉田さんに激励金
伊那北高校出身で慶應義塾大学3年の倉田紗優加さんは、21日から韓国で開かれるアジア投てき選手権大会の女子やり投げで初の日本代表に選ばれました。
伊那北高校同窓会は、6日に激励金を贈りました。
贈呈式は伊那北高校の同窓会館で行われ、同窓会の岩崎靖事務局長から倉田さんに激励金6万7千円が手渡されました。
激励金は先月行われた伊那北高校のイベントで倉田さんが海外遠征の応援を求めて自ら取り組みや目標などをプレゼンし募ったということです。
倉田さんが出場するアジア投てき選手権大会は世界ランキングが50位以内であることが条件です。
きょう現在の世界ランキングは50位です。
日本代表として倉田さんを含めた4人が出場します。
やり投げは高校1年生から始め、自己ベストは今年5月の関東インカレで記録した60メートル57センチです。
アジア投てき選手権大会は21日から韓国で開かれ、倉田さんは22日に出場します。
-
ニシザワの弁当 健康な食事として認証
伊那市に本社を置く総合小売業、株式会社ニシザワのさばの味噌煮弁当が健康な食事、スマートミールとして認証されました。
6日は市役所で試食会が開かれ、白鳥孝市長や株式会社ニシザワの荒木康雄社長らが味わっていました。
弁当はメインの味噌煮のほか、里芋の煮っころがしやほうれん草のお浸し、ひじき煮が入っています。
ニシザワでは去年11月から伊那市の管理栄養士と協力し、半年かけて弁当の開発を進めてきました。
食塩相当量は基準値3.5g未満のところ2.7gに抑えたということです。
この弁当は一般社団法人健康な食事・食環境コンソーシアムの第9回健康な食事・食環境認証制度で認証を受けました。
スマートミールは、健康づくりに役立つ栄養バランスがとれ、食塩の摂り過ぎにも配慮した食事のことです。
上伊那で認証を受けた事業所はニシザワが初だということです。
さばの味噌煮弁当は上伊那の全11店舗で646円で販売されています。 -
伊那在来そば 復活に向けて播種作業
伊那市の西部地域で栽培されていた、「伊那在来そば」の播種作業が、南箕輪村の信州大学農学部の圃場で5日に行われました。
圃場では信州大学農学部の学生、地元の農家、伊那市の職員などおよそ20人が在来そばの種を撒いていました。
目印に合わせて、均等に種を撒いています。
5日は144㎡の圃場に増殖用の種を撒きました。
伊那市と信州大学農学部は「伊那在来そばREBORNプロジェクト」として、そばを復活させる活動を3年前から行っています。
500粒しかなかったそばの種から増やしはじめ、去年はおよそ5万粒まで増やすことに成功しました。
伊那在来そばについては、まだ詳しい特性が分かっていないため、植える時期や場所を変えて、最も適した栽培方法を研究しています。
撒いた種は75日ほどで収穫できるということです。
プロジェクトでは今年、増殖用におよそ1万1千粒の種を撒きました。10倍から30倍に増えるということで、最大33万粒を収穫できるということです。
他に、9800粒を食味試験用に撒きました。
-
田中優香さん FIDバスケットボール世界大会で3位
伊那市の田中優香さんが6月にカザフスタンで開かれた、知的障がい者によるバスケットボール、FIDバスケットボールの世界大会に日本代表として出場し、チームは3位で銅メダルを獲得しました。
7月17日は、田中さんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に結果を報告しました。
田中さんは飯田短期大学の学生で現在19才です。千曲市のFIDバスケットボールチームに所属しています。
FIDバスケットボールは、知的障がい者のバスケットボールです。
女子3人制に出場した田中さんは、6カ国が参加した予選リーグで、1試合平均10得点をあげる活躍で大会優秀選手にも選ばれました。
決勝トーナメントはケガで出場できなかったもののチームは3位入賞を果たしました。
田中さんは小学1年生からバスケットボールをはじめ、小学3年生の時には、ミニバスで全国優勝を経験しています。
高校時代の伊那西高校バスケットボールクラブでは、県ベスト8に入り、キャプテンも務めました。長野県FIDバスケットボール連盟の関係者から推薦され、高校3年生の時に日本代表に選抜されました。
田中さんは来年タイで開かれる世界大会での優勝を目指すということです。
-
SALAの利用者が伊那ケーブルテレビを見学
伊那市高遠町下山田の障がい者支援事業所SALAの利用者が社会見学の一環で伊那ケーブルテレビジョンを5日に訪れました。
5日は利用者約20人が伊那ケーブルテレビを訪れ、アナウンスや番組編集を体験しました。
NPO法人SALAは、高遠町と北海道で、放課後等デイサービスや訪問介護といった障がい者支援事業を行っています。
夏休み期間には社会見学として地域の公共施設や企業を訪れています。
利用者はカメラの前で挨拶をしたり、編集作業を体験していました。
SALA高遠事業所の赤沼弘美所長は「利用者が様々なことを知り、体験する機会を作っていきたい」と話していました。
SALAではこの夏に4か所の企業や施設を見学するということです。
-
伊那中央RC 被爆アオギリ2世に黙とう
伊那中央ロータリークラブは、伊那市山寺の高尾公園にある被爆したアオギリ2世の前で5日黙とうを捧げました。
5日は会員13人が、アオギリの前で黙とうを捧げました。
元となったアオギリの木は、広島の爆心地から1.3キロ離れたところに生えていたものです。
2013年に開かれたロータリー世界平和フォーラムで、その種から発芽したアオギリ2世が全国に苗分けされました。
伊那中央ロータリークラブでも2013年に苗を取りよせ植樹しました。
アオギリは2013年当時の会長が管理していて、伊那中央RCでは今後も守っていきたいと話していました。
-
原爆投下80年 パネル展
5日は広島に原爆が落とされてから80年の節目を迎えます。
伊那市の伊那図書館では、悲惨さを伝えようと、原爆の図が5日から展示されます。
5日からの展示を前に、伊那図書館2階の一般図書室前には、原爆が投下された広島の惨状などを描いた「原爆の図」が設置されています。
「原爆の図」は、広島出身の画家、丸木位里と妻の俊が描いた作品です。
今回は15作品の中の一つ「救出」のレプリカが展示されました。
炎の中から、被爆した人を救出している場面が描かれています。
この展示は、非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会と伊那市が開いたものです。
ほかに、日本原水爆被害者団体協議会が製作したパネルや「伊那路」の戦争特集などが展示されています。
原爆の図は、12日まで伊那図書館に展示されます。
そのほかのパネルや資料は、18日まで展示されています。
9日(土)は、平和のつどいに合わせ、いなっせに展示されます。
-
VC長野の選手 高校生を指導
VC長野トライデンツの選手が高校でバレーボール部に所属する生徒を指導するセミナーが5日に伊那市の伊那弥生ケ丘高校で開かれました。
この日は、上伊那5校のバレーボール部の男子高校生、およそ40人が参加しました。
VC長野は6人の選手が指導しました。
このセミナーは、宮田村に本社があるタカノ株式会社が主催したもので、タカノ所属の安原大選手も参加しました。
高校生は、VC長野が実際に行っている基礎練習から学んでいました。
またポジションごとに分かれ、それぞれの選手からコツなどを教わっていました。
タカノ株式会社では、プロの選手から教わり技術向上につなげるとともに、地元の企業を知ってもらおうと、去年からセミナーを開いています。
タカノ株式会社では「この経験が高校生の将来に繋がればうれしい」と話していました。
-
第68回伊那まつり 熱気に包まれる
第68回伊那まつりが2日に、伊那市の中心市街地で行われました。
今年の祭りは、「笑顔で躍進」をテーマに行われました。
市民おどりには、49連およそ2,100人が参加し、通り町交差点から西町の田村食堂付近までを練り歩きました。
午後5時からの2時間、ダンシング・オン・ザ・ロードを10回、伊那節と勘太郎月夜唄をそれぞれ4回、休憩をとりながら繰り返し踊りました。
開会式では、与地伊那節保存会と伊那北高校ダンス部がパフォーマンスを披露しました。
このうち、伊那北ダンス部は、「現代版与地の伊那節」を初めて披露しました。
歌と編曲は東京芸術大学声楽科卒業の美和さん、振り付けはダンス部が考案したものです。
会場周辺の5か所にはお祭り広場が設けられ、各広場それぞれの色を出した出店や体験ブースが並びました。
市民おどり終了後には、天竜川三峰川合流点でおよそ400発の花火が打ち上げられ、伊那の夜空を彩りました。 -
伊那市議会臨時会 4議案可決
伊那市議会臨時会が4日に市役所で開かれ、美原防災スポーツセンタ―建設建築工事請負契約の締結についてなど4議案が提出され可決されました。
伊那市は、旧伊那中央清掃センター跡地に平時は屋内スポーツ施設、災害時には避難所や物資供給拠点となる建築工事を宮下・西武特定建設工事共同企業体と11億5500万円で一般競争入札による契約を結びました。
施設は鉄骨造の平屋建てで延べ床面積はおよそ2,700平方メートルです。
来年10月末の完成を目指します。
きょう提出された議案は全て可決されました。 -
若手作家展覧会 ふうけいのまにまに
伊那市高遠町の信州高遠美術館で県内の若手アーティスト展「ふうけいのまにまに」が開かれています。
会場には県内で活動する作家4人の油彩や立体彫刻などの作品およそ130点が並んでいます。
津田翔一さんの作品「往路」「復路」は生まれ育った地元長野市の「道」をイメージしているということです。
松本市在住の蛭田香菜子さんは彫刻の世界でミクロの質感を表現しています。通常の彫刻では排除される産毛などが作品では強調されています。
星野郁馬さんは高遠町在住で題名のない油彩画や、拾ってきた流木に顔を掘った彫刻を展示しています。予定調和ではなく素材から立ち現れるものを表現しているということです。
茅野市出身で仙台市在住の細萱航平さんは高遠石と桜をモチーフにしていて、「石葩散る」は薄く削った高遠石で制作しています。美術館のガラスに花びらが散る様子を表現しています。
信州高遠美術館では2015年から地元で活動する若手作家の応援事業として若手アーティスト展を開いていて、今回で8回目です。
若手アーティスト展ふうけいのまにまには10月5日まで、信州高遠美術館で開かれています。
入館料は一般500円、高校生以下・18歳未満は無料です。
10月4日、5日は作家・細萱航平さんによるワークショップが予定されています。 -
モンテリイナで4蔵の酒 夏の試飲会
伊那市の伊那食品工業株式会社は、県内の酒蔵4社の酒が楽しめる試飲会を、7月26日にかんてんぱぱガーデン内の施設「monterina」で開きました。
夏の試飲会には、すっきりとした味わいが特徴の「夜明け前」を醸造する辰野町の「小野酒造店」。
良質な水を意味する「井乃頭」を醸造する伊那市の春日酒造。
食事に合う酒造りを目指す、木曽町の七笑酒造。
伝統の酒槽搾りの酒にこだわる今錦を醸造する中川村の米澤酒造が出店しました。
米澤酒造は伊那食品工業のグループ会社です。
訪れた人は、各蔵の酒を飲み比べ、気に入ったものを買い求めていました。
米澤酒造の試飲会はこれまでも開いてきましたが、4蔵集まるのは今回が初めてです。
伊那食品工業では、全国有数の酒蔵数を誇る長野の酒を楽しんでもらいたいとしています。
-
2日 第68回伊那まつり開催
第68回伊那まつりが、2日に伊那市の坂下入舟交差点から春日公園下交差点までを会場に開催されます。
1日は本番を前に、会場周辺では準備が進められていました。
いなっせ北側広場では、伊那商工会議所青年部のメンバーが会場設営をしていました。
今年の市民おどりには49連およそ2,100人が参加する予定です。
伊那ケーブルテレビでは、まつりの様子をあすの午後3時45分から121チャンネルで生中継します。
また、伊那谷FM86.7MHzでも祭りの様子を放送します。
-
第20回 伊那市社会福祉協議会
伊那市社会福祉大会が18日、伊那文化会館で開かれ、長年にわたり社会福祉に貢献した個人や団体に表彰状が贈られました。
社会福祉大会では市内の20人と2団体に表彰状が、寄付を行った2団体に感謝状が、伊那市社会福祉協議会の林俊宏会長から贈られました。
受賞者を代表して挨拶した、伊那市肢体不自由児者父母の会代表の中野隆さんは「今回の表彰を重く受け止め、根気の続く限り活動を続けていきたい」と話しました。
大会は、地域福祉推進への理解を深める機会にしようと、伊那市社会福祉協議会が毎年開いていて、今年で20回目です。
林会長は「今後も、触れ合い、支えあい、助け合う、お互い様の地域づくりの実現に取り組んでいきたい」と話していました。
第20回伊那市社会福祉大会のもようは、9月に121chで放送を予定しています。
-
陸軍伊那飛行場 特別展
伊那市上の原の旧陸軍伊那飛行場に関する特別展「陸軍伊那飛行場とその時代2」が伊那市創造館で開かれています。
会場には戦闘機の部品や、新たに見つかった飛行場所長が所有していた写真が展示されています。
陸軍伊那飛行場は太平洋戦争中に上の原に整備され、1944年から1945年にかけて使われました。
赤とんぼは陸軍飛行学校で広く使われた練習機で、伊那飛行場でも使われていました。
プロペラは高遠町の伊那市民俗資料館の蔵で今年発見されました。
特別展「陸軍伊那飛行場とその時代2」は12月26日まで伊那市創造館で開かれています。 -
暑さ続く 伊那地域4日連続猛暑日
31日の伊那地域は最高気温35.5度と、4日連続の猛暑日となりました。
県内には、4日連続で熱中症警戒アラートが発表されました。
伊那市民プールでは、涼を求めて多くの人が訪れていました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の多くの小学校では、暑さの影響で夏休み中のプール開放を行っていないということで、子どもの姿が多く見られました。
31日の伊那地域は、午後2時56分に35.5度と、4日連続の猛暑日となりました。
市民プールでは、1時間ごとに15分の休憩時間を設けています。
屋根のある場所やパラソルの下での休憩を呼びかけ、熱中症対策を取っています。
-
グリーンカーテンで夏を涼しく
伊那市山寺の内山寿さんは夏を涼しく過ごそうと朝顔でグリーンカーテンを作りました。
グリーンカーテンは高さ約3メートル、幅3.5メートルです。
6月にネットを張り、今は一面、アサガオの葉で覆われています。
内山さんは「グリーンカーテンは見ためが涼しげなので毎年作っています」と話していました。
-
伊那新校 校名案募集
長野県教育委員会は、伊那市の伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する伊那新校の校名案を8月1日から募集します。
応募は、専用フォームなどで受け付けます。
学校の所在地がわかりやすく、親しみがあり生徒が誇りを持て、伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校のこれまでの歴史や伝統などがイメージされている、などの観点から候補を選びます。
だれでも応募することができ、校名案、理由、職業、氏名などを記入します。
募集期間は、8月1日から9月7日までです。
伊那新校は2028年4月に開校予定です。
-
高校生対象 看護体験
上伊那の高校生を対象にした看護体験が31日に伊那中央病院で行われました。
看護体験には、上伊那を中心に高校2年生と3年生の30人が参加しました。
生徒たちは5つのグループに分かれ、聴診器で呼吸音を聞く体験や、血圧測定、車いすの操作体験などを行いました。
この体験は、今後の進路の参考にしてもらおうと伊那中央病院が毎年行っているものです。
伊那中央病院では「仕事を体験してもらい、ひとりでも多く看護師を目指してもらえたら嬉しい」と話していました。
-
伊那LC演劇部 入野谷そばと戦争テーマに演劇
伊那ライオンズクラブ演劇部は高遠町や長谷地区の在来種のそば、入野谷そばと戦争をテーマにしたオリジナルの演劇を伊那市高遠町の高遠閣で披露しました。
演劇は伊那ライオンズクラブ演劇部が行ったもので演題は「入野谷郵便」です。
演劇は、夏休みの子どもを対象にした進徳館夏の学校の最終日に合わせ行われ、一般も含め80人が鑑賞しました。
物語は太平洋戦争末期、入野谷そばを栽培していた家族に国から収量が多い他のそばを栽培するよう命令が下されます。
そんな中、一家の大黒柱である千春に赤紙が届きました。
千春は家族に入野谷そばを栽培し続けてほしいと言い残し戦地へと渡りました。
家族は密かにそばの栽培を続けます。
千春から家族に軍事郵便が届きます。
劇中で読まれた手紙は、長谷から戦地へ行った人の手紙を参考にしたものです。
この劇は、ライオンズクラブの会員が脚本を書きました。
演劇部が夏の学校で披露するのは去年に引き続き2度目となりました。 -
松商学園のエース 加藤さんが甲子園での活躍誓う
今年の全国高校野球選手権長野大会で優勝した松商学園高校野球部3年・エースで、南箕輪村田畑出身の加藤高慎さんが29日役場を訪れ、甲子園出場の挨拶をしました。
29日は加藤さんと両親が役場を訪れ、田中俊彦副村長に甲子園出場を報告しました。
26日に行われた松商学園対佐久長聖の決勝戦、加藤さんは初回から登板します。
加藤さんは、佐久長聖打線を4安打1失点に抑え完投しました。
ノーシードから勝ち上がった松商学園は4年ぶり38回目の甲子園出場を決めました。
加藤さんは、南箕輪村田畑出身。
父の勧めで野球を始め、小学3年で南小ドラゴンズに入団し、中学時代は伊北リトルシニアに所属。
南箕輪中学校卒業後、本格的に野球に打ち込みたいと松商学園に進学しました。
田中副村長は「南箕輪村としても誇らしい。チームの総合力で一戦一戦をものにしていってほしい」と激励していました。
全国高校野球選手権は8月3日に抽選会、5日から兵庫県の甲子園球場で試合が始まります。
松商学園は大会に向け31日に出発するということです。