-
RUN伴(とも)IN上伊那
認知症についての理解を呼びかけながら全国をリレーでつなぐ「RUN伴」が、23日、上伊那を縦断しました。
オレンジ色のTシャツに風船。
RUN伴のイメージカラーです。伊那市駅前を出発し、伊那北駅までを、たすきでつなぎました。
上伊那のスタートを切るランナーは、伊那市の唐澤 幸一さん87歳です。
妻を8年前に亡くし、1人で生活していましたが、3年前から南箕輪村のサービス付き高齢者住宅・みなみみのわふれあいの里で暮らしています。
唐澤さんは、スタッフなどと一緒に商店主にチラシを渡すなどして認知症への理解を呼び掛けていました。
RUN伴は認知症になっても安心して暮らせる社会を目指して北海道から沖縄までを横断し、全国をタスキでつなぐ活動です。
上伊那が参加するのは今年で3年目です。
唐澤さんは、伊那市駅からセントラルパークまでを歩き、伊那市山寺のグループホーム愛の家の利用者、木村澄子さん(82歳)にたすきを渡しました。
そのあと一行は、伊那北駅まで歩き、電車に乗って岡谷のメンバーにたすきをつないだということです。
-
燈籠祭 結婚の写真撮影
燈籠祭に合わせ伊那市高遠町の中心商店街にはほおずき提灯が飾られています。
21日は、提灯が灯る街並みの中で結婚の記念撮影が行われました。
南箕輪村の馬場悠介さんと真希さんです。
11月の挙式を前に撮影を行っていました。
新郎の悠介さんは伊那市出身で、風情のある街並みで思い出を残したいと撮影が行われました。
主催した高遠さくらホテルでは、新郎新婦の思い出作りと高遠町のPRにつなげようと観光名所で挙式や撮影を行う「ぬくもりウエディング・プロデュース」を行っていて、今回はその一環です。
燈籠祭は22日宵祭り、23日に本祭りが行われます。
総合福祉センターやますそ前には伊那市商工会商業部高遠支部による竹の行灯が今年初めて設置されました。
23日は子どもみこしや、高遠囃子の練り歩き、山車の巡行などが行われます。
-
伊那中生 勘太郎テーマにフェス開催
伊那市の伊那中学校3年3組が「勘太郎」をテーマに伊那町の活性化を目指すイベント「伊那フェス」が今日行われました。
伊那フェスでは、シマダヤ、いなっせ北側広場、セントラルパークの3か所で、昭和18年の映画「伊那の勘太郎」の主人公に関する様々なイベントが行われました。
伊那市のシマダヤは展示ブースとなり、昔と今の商店街の写真の展示などが行われました。
生徒が考えたキャラクター「勘太郎くん」も展示されました。
傘には高遠の桜、口にはコシヒカリ、マントには南アルプスが描かれています。
いなっせ北側広場ではフリーマーケットの他、オリジナルグッズの販売が行われました。
勘太郎くんがプリントされたTシャツや、生徒が撮影した写真のカレンダーです。
セントラルパークでは、ダンスや歌、寸劇などが披露されました。
伊那中3年3組は、総合学習の一環で中心商店街の活性化に取り組んでいます。
今回は活動の集大成として、交流人口700人を目指してイベントを企画しました。
イベントでは、日舞の指導者で伊那市に住む池上龍子さんが、勘太郎月夜歌の踊り方を指導し、伊那中職員によるバンドの演奏にあわせ、踊りました。
なお祭りではシンポジウムも開かれ、中学生が伊那市に対し「勘太郎を伊那市のキャラクターとして起用すること」や「勘太郎に関する子供向けのイベントを行うこと」などを提案したということです。
-
いなテレスマホ格安で販売
伊那ケーブルテレビの格安スマートフォンサービス「いなテレスマホ」を2日間限定で大幅値下げし販売するイベントが、23まで伊那市のアピタ伊那店で開かれています。
イベントでは、スマートフォンやタブレットの特定端末を、台数限定で大幅値下げし販売しています。
このほか、イベント期間中に申し込みした人を対象に、くじ引きで最大5千円分の商品券をプレゼントしています。
いなテレスマホは伊那ケーブルテレビが2016年からサービスの提供を始めた格安スマートフォンで、音声通話コースの最も安いもので月額1,480円となっています。
イベントは23日までで時間は午前10時から午後5時、会場はアピタ伊那店の1階休憩スペースです。
-
手良でヒガンバナ見ごろ
伊那市手良の竹内洋子さんが育てているヒガンバナとキバナコスモスが見ごろとなっています。
手良八ツ手にある竹内さん宅前の道沿いに、ヒガンバナと黄色い花をつけるキバナコスモスが植えられていて、現在見ごろとなっています。
10年ほど前から育てていて少しずつ増やしてきたという事です。
ヒガンバナとキバナコスモスが両方楽しめるのは、9月末までだという事です。
-
県議選 向山氏立候補の意向
現職5期目で伊那市西町の県議会議員向山公人さんは来年春の県議選伊那市区に立候補する意向を固めました。
20日に開かれた後援会総会で後援会から出馬要請を受け向山さんは「皆さん方の意向に沿ってもうひと踏ん張りしなければいけないのかなという気持ちでいるのも事実です。最終的に妻と話をして自分の最終決断をしたいと思っています。」と答えました。
後援会総会で向山さんは「9年先にリニア中央新幹線が開通するときは県の南北格差を一気に解消できるチャンスだ」としたうえで「それを地域の活性化、発展につなげていきたい。」と話していました。
向山さんは現在76歳。
平成11年に初当選し党派は自民党県議団です。
平成28年3月から1年間県議会議長を務めました。
定数2の伊那市区県議選は前回無投票でした。
伊那市区で1期目の酒井茂さんは来年春の県議選について
「今は出る出ないを言える状況ではない」としています。
また日本共産党上伊那地区委員会は「候補擁立には至っていない」としています。
-
上伊那花卉品評会
アルストロメリアやトルコギキョウなど県内有数の産地となっている上伊那の花を集めて審査する品評会が21日伊那市役所で開かれました。
市役所1階ロビーには30人が出品した8品目125点の花が並びました。
最高賞となる県知事賞には、飯島町の森谷芳弘さんのバラが選ばれました。
発色、バランス、全体の姿などが評価されたということです。
今年は夏場の猛暑で花の生育に影響が出たため、去年に比べ40点程少なくなりました。
品評会に出品された花は、審査後予約販売され、訪れた人がお気に入りを見つけては予約していました。
-
高遠焼展示販売会22日から
伊那市西町の旧井澤家住宅で高遠焼の展示販売会が22日から開かれます。
展示販売会では高遠焼を伝承する浦野真吾さんの県展や現代工芸美術展への出品作品のほか茶碗、湯飲みなど日常で使う陶器300点が並べられます。
高遠焼は江戸時代、月蔵山から高遠城内に水を引くために作られた土管が始まりとされています。
会場には浦野さんの祖父、唐木米之助さんの作品も展示されています。
展示販売会は旧井澤家住宅を管理運営している伊那部宿を考える会が地域の歴史や文化を知ってもらおうと開くもので7回目となります。
入館料は大人200円高校生以下は無料で期間は22日から24日までとなっています。
また24日午後1時から野点の茶会も予定されています。
-
秋の交通安全運動始まる
夕方から夜間にかけての歩行者や自転車の交通事故防止などを重点目標に掲げた秋の交通安全運動が21日から始まりました。
伊那市役所で行われた開始式には交通安全協会や警察の関係者などおよそ80人が参加しました。
出発式で伊那警察署の駒村公孝署長は「9月に入り伊那市では2件の死亡事故が発生している。これ以上事故が起きないよう、ドライバーに安全運転を呼び掛けていきたい」と話していました。
伊那警察署管内ではきのう現在で194件の人身事故が発生していて、負傷者は221人、亡くなったのは3人です。
出発式を終えると安協の会員ら30人は、伊那市のベルシャイン伊那店で街頭啓発を行いました。
11日に市内で自転車の女性がトラックと衝突する死亡事故が起きた事から、自転車の安全運転を呼び掛けるクリアファイルを配りました。
秋の交通安全運動は30日までで通学路や生活道路の安全確保と歩行者の保護を呼びかけます。
-
新山小5年生 稲刈り
伊那市の新山小学校の5年生は、20日に学校近くの田んぼで稲刈りを体験しました。
5年生の児童7人と保護者が、学校近くの3アールの田んぼで稲刈りを行いました。
5月に苗植えをした白毛餅です。
新山小学校では毎年5年生が総合的な学習の時間に米作りを体験しています。
児童らは、ひと株ずつ握って土から2~3センチのところに鎌を入れて刈っていました。
収穫した稲は、1週間から10日ほど乾かし、10月21日に行われる新山まつりで販売するという事です。
-
県議会議員向山氏進退表明へ
伊那市西町の県議会議員、向山公人さんは来年春の県議選を控えその進退を20日の夜表明する見通しです。
向山さんは定数2の伊那市区選出で現在5期目です。
平成11年に初当選し党派は自民党県議団です。
平成28年3月から1年間県議会議長を務めました。
20日夜伊那市のJA上伊那本所で開かれる後援会総会で進退を表明するということです。
伊那ケーブルテレビでは向山さんの進退について21日のニュースでお伝えします。
-
伊那ロータリー杯 上伊那中学校野球大会
上伊那地域の中学校の野球部が出場する、第17回伊那ロータリー杯 上伊那中学校野球大会が17日から始まりました。
大会には、上伊那の12の中学校の野球部が出場し、トーナメントで競います。
この大会は、10月に行われる新人上伊那大会の予備選として伊那ロータリークラブが開いているもので、上位4チームは新人戦のシード権を獲得できます。
大会の結果、伊那市の東部中、春富中、南箕輪村の南箕輪中、駒ヶ根市の赤穂中の4校がシード権を獲得しました。
24日にはベスト4の4チームによる決勝と準決勝、3位決定戦が行われます。
-
いなたびスクール開講
都市部から伊那市長谷へ観光客を呼び込むツアーを住民自らが企画するための講座「いなたびスクール」が、19日に開講しました。
伊那市創造館で1回目の講座が開かれ、市内に住む4人が参加しました。
講師は、東京都に本社を置く旅行会社Ridiloverの田渕良典さんが務めます。
講座は、県がRidiloverに委託し初めて開いたものです。
伊那市が移住定住策に力を入れている事から長谷地区がツアーの開催地になりました。
住民自らがツアーを企画する事で地域資源を掘り起こし、都市住民との交流を図ろうという狙いです。
昨夜は、ツアーの企画書を作成するための心構えなどを学びました。
田渕さんは「ツアー参加者に変化が起こるような企画をたてる事が大切です。参加者の変化が地域の変化に繋がるので、どうゆう伊那市をつくっていきたいか、まずは自分自身で考えてもらいたい」と話していました。
いなたびスクールは次回28日に開かれ、受講生それぞれが考えたツアー企画の中間報告を行います。
最終的に4人の企画からツアーとして首都圏の住民向けに実施するものが一つ選ばれ、12月に行われる事になっています。
-
旧鳩吹クリーンセンターで剪定枝 受け入れ
伊那市の旧鳩吹クリーンセンターで、庭木の手入れの際に出る剪定枝の受け入れが試験的に20日から始まりました。
剪定枝の受け入れを行うのは、伊那市横山の旧鳩吹クリーンセンターです。
燃やせるごみとして処理している剪定枝を、破砕してチップ化することで再利用しようと、受け入れを始めました。
受け入れ期間は、11月15日までで、祝祭日を除く月曜と木曜です。
対象となるのは、伊那市内の家庭から出た剪定枝で、葉や実を取り除いたものです。とげがあるもの、竹、笹などは受け入れません。
剪定枝の持ち込みと破砕したチップの譲渡は無料となっています。
試験期間中に需要がどの程度あるかどうかを見て、需要が多ければ来年度本格運用していきたい考えです。
伊那市では、「剪定枝の再利用することにより、ごみの減量化につなげたい」としています。
-
防犯ポスター 県推薦作品決定
小中学生が描いた、特殊詐欺や万引きなどの防犯を呼びかけるポスターの審査会が15日、伊那警察署で開かれ、県の審査会に推薦される作品が決まりました。
伊那署管内では、小学校15校、中学校5校から412点の応募があり、伊那署の署員や高校の美術教諭が審査にあたりました。
審査の結果、小学4年の部は西箕輪小の小林瑛永(えいと)君。
小学5年の部は美篶小の中山晴未(はるみ)さんと伊那東小の松本凛希(りき)君。 -
富県で観光客が栗拾い
伊那市富県の観光農園くり栗坊主園では、栗拾いが最盛期となり、秋の味覚を求めて連日多くの観光客が訪れています。
19日は、愛知県から大型バスが到着し、観光客が栗拾いを楽しんでいました。
くり栗坊主園は、地域の活性化と荒廃地の解消のため、平成9年から地元有志でつくる高烏谷栗栽培組合が管理しています。
園には、2.5ヘクタールの敷地におよそ1000本の栗の木が植えられています。
今年は、夏の気温が高かったため例年より1週間ほど早い開園だということです。
観光客は、いがの中から栗を取り出し、かごいっぱいに集めていました。
栗拾いは、入園料800円で1キロまで持ち帰ることができ、それ以上は1キロ700円で販売しています。
くり栗坊主園の栗拾いは、今月いっぱい楽しめるということです。
-
22日に伊那フェス開催
伊那市の伊那中学校3年3組の生徒は、22日に、中心市街地で映画上映や物販などの様々な企画で700人の集客を目指す伊那フェスを開催します。
3年3組の教室では19日、フェスに向けての準備が進められていました。
フェスでは、伊那市に語り継がれてきた「勘太郎」を復活させようと映画の上映や寸劇などを計画しました。
19日は、寸劇の練習や調べてきたことのまとめを行っていました。
3年3組の生徒たちは、総合学習の時間を利用し、2年生の時から地域活性化に取り組んでいます。
これまで、市街地にイルミネーションを飾ったり、空き店舗を活用した写真展の企画などを行ってきました。
活動の集大成となる今年は、勘太郎をメインに学習を進めてきました。
生徒たちは、かつての伊那町は今では見ることができないほど活気があったことを知り「賑わいを取り戻せないか」という思いでイベントを企画したということです。
当日は、生徒たちがデザインした勘太郎Tシャツや2年生の生徒が伊那の隠れた美景を撮影したポストカードの販売なども企画しています。
19日の中心市街地の店舗では、フェスに合わせて、40年前の商店主の写真あてクイズなどが行われています。
店主らは、中学生の活動に期待を寄せています。
伊那フェスは、22日の午前10時からいなっせ北側広場、シマダヤ、セントラルパークの3会場で開かれることになっています。
-
LGBT差別解消求め意見書提出
伊那市議会9月定例会最終日の18日、性的少数者への差別解消などを国へ求める意見書提出についての議員提出議案が全会一致で可決されました。
議員提出議案はLGBTを含む性的少数者が差別を受けず安心して暮らせるような社会環境の整備を国に求めるものです。
LGBTはレズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーの頭文字をとった総称です。
今議会には、性的少数者の人権保護や認知教育の充実を求める請願が当事者から提出されていて、本会議で全会一致で採択されました。
意見書はそれを受けて市議会が国に提出するものです。
傍聴していた当事者は「嬉しさでいっぱいだが、ここがスタートライン。伊那市がこれからどう変わっていくか見守っていきたい」と話していました。
この当事者によりますと、県内の市町村議会で国への意見書提出は初めてだということです。
このほか、保育園や小学校へのエアコン設置にかかる費用を盛り込んだ補正予算案など20議案が原案通り可決されました。
-
敬老の日 各地で敬老会
敬老の日の17日、各地で敬老会が開かれました。
箕輪町の伊那プリンスホテルでは、松島区の長寿者慰安会が開かれ、地区内の70歳以上のお年寄り210人ほどが参加しました。
松島地区社会福祉協議会では、毎年地域のお年寄りに楽しんでもらおうと長寿者慰安会を開いています。
会では、松島保育園の園児が踊りを披露しました。
参加したお年寄りも曲に合わせて手拍子をしていました。
16日には、伊那市上牧の敬老会が開かれ、70歳以上のお年寄り43人が招かれました。
伊那市富県の春日くに子さんが、音楽と運動、レクリエーションを組み合わせた「音楽レクリエーション」を行いました。
「日本列島歌の旅」と題して、参加者が衣装を身に着け様々な地域にゆかりのある曲を歌いました。
地区や公民館の役員は女装して登場しました。
主催した上牧公民館では、「これまで地区を担ってくださった皆さんにはこれからも元気で地区を見守ってほしい」と話していました。
-
マツタケ今年は「平年並みに期待」
上伊那地域ではマツタケが収穫できる季節となりました。
伊那市富県新山のマツタケ名人藤原儀兵衛さんによりますと去年は不作だったことから、今年は「平年並みに期待したい」と話しています。
伊那市富県新山のマツタケ名人藤原儀兵衛さんです。
藤原さんは、自分のマツタケ山を整備し贈答用などにしています。
藤原さんが「しろ」と呼んでいるマツタケが生える場所です。
今月初めには大きいサイズのきのこが多く出たということですが、その後は小さいものが多いということです。
藤原さんは、「8月のお盆明けに平年より気温の低い日があり、それが収量の伸び悩みの原因となっている。今後は生育がよいとされる気温15度前後で推移してほしい」と話していました。
伊那市高遠町でマツタケ料理を提供している竹松旅館です。
17日は千葉県から宿泊客が訪れ、マツタケの寿司や刺身、すき焼きなどが提供されました。
竹松旅館では、7日頃から入荷が始まりました。
この1週間ほどで地元の高遠や長谷から入荷しました。
竹松旅館では、22日頃からマツタケ風呂のサービスも始めるということです。
-
美篶で彼岸花咲きはじめる
伊那市美篶の三峰川堤防沿いで、彼岸花が咲きはじめています。
堤防沿いには、およそ1,000本の彼岸花が植えられていて、徐々に花が開き始めています。
彼岸花は、伊那市美篶青島の矢島信之さんが平成26年に植えたものです。
矢島さんによりますと、彼岸入りの20日頃まで楽しめるということです。 -
清水寺で上棟式
伊那市手良の楳有山清水寺の本堂の移転新築の上棟式が16日行われました。
上棟式では餅投げが行われ、檀家や地域住民が集まりました。
清水寺は1639年創健で、1901年に火災で焼失しました。
その後空き家だった民家を改築し本堂としていましたが、老朽化のため今回移転新築することにしました。
客殿を含む本堂は木造平屋建てで、面積はおよそ360平方メートルです。
建設費はおよそ1億5千万円で全国で寺の建築を手掛ける宮城県の本田工務店が工事を請け負います。
上棟式では、綱を引いて棟木を上げる「曳綱の儀」や棟木を打ち付ける「槌打の儀」など、上棟の伝統的な儀式も行われました。
建設委員会の北原國人委員長は「檀家や地域の人たちの信心の中心として、また災害時には避難の場として十分に活用できるような場所になってほしい」と挨拶しました。
寺澤秀孝住職は「地域の人たちが気軽に集まれるような寺にしていきたい」と話していました。
本堂は、来年7月に完成予定で、11月には落慶法要を予定しています。
-
青葉の会 風景写真が並ぶ
伊那市内の写真愛好家でつくる青葉の会の展示会が、伊那図書館で開かれています。
会場には、24点が展示されています。
長野県内の風景写真が中心で、この1年間で撮影したものの中から1人2点を出品しました。
この作品は、伊那市の伊藤好幸さんの作品「フィナーレ」です。
8月下旬に南箕輪村の大泉川と夕焼けを撮影したものです。
青葉の会は、伊那市内の写真教室に通っていたメンバーが22年前に立ち上げたもので、会員は13人います。
毎月2回例会を開き技術を磨いている他、年に3回撮影旅行に出かけています。
青葉の会写真展は23日(日)まで、伊那市の伊那図書館で開かれています。
-
伊那弥生ケ丘高校 音楽会
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の音楽会が伊那文化会館で13日に開かれ、3年F組が最優秀賞に選ばれました。
音楽会はコンクール形式で行われ、1年生から3年生までがクラスごとに練習の成果を発表しました。
審査の結果、最優秀賞には3年F組が選ばれアンコール演奏を行いました。
合唱コンクールの模様は10月20日からご覧のチャンネルで放送します。
-
第10回長野県工芸美術展
県内の工芸作家の作品が並ぶ第10回長野県工芸美術展が14日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場には、木工や陶芸、手芸など102点の作品が展示されています。
この美術展は、長野県出身・在住の作家からプロ・アマチュアを問わず作品を公募して長野県工芸美術会が開いているもので、今年は68人が出品しました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、箕輪町の中村雄三さんの焦がし絵「あの頃の面影と」が信濃毎日新聞社賞、
伊那市の福澤緋沙子さんの織り作品「衝立(祝着)」が長野日報賞、
南箕輪村の磯千恵子さんのキルト作品「百花繚乱」が伊那市教育委員会賞を受賞しています。
この展示会は、19日(水)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
-
17日に東部中吹奏楽部定演
伊那市の東部中学校吹奏楽部の第14回定期演奏会が17日に
伊那文化会館で開かれます。
東部中吹奏楽部は部員79人で活動していて13日は定期演奏会で披露する曲を練習していました。
パフォーマンスに合わせて軽快なリズムを奏でる「シングシングシング」は演奏会のラストを飾る
曲でトロンボーンやトランペットなど各パートのかけあいと、息の合った動きが見どころです。
東部中吹奏楽部の定期演奏会は17日午後1時30分から伊那文化会館大ホールで開かれます。 -
山岳写真南信支部写真展
日本山岳写真協会南信支部の第24回写真展「貌・季節の中で」が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
会場には会員の作品53点が並んでいます。
展示会では、南アルプスや中央アルプスなどで撮影したものが多く並び、冬から春にかけての雪山から秋の紅葉まで、四季を通して見ることができます。
日本山岳写真協会は全国に支部があり450人が会員となっています。
南信支部は、伊那市長谷の山岳写真家、津野祐次さんが発起人となり1995年に設立しました。
プロ・アマ関係なく、現在は20代から70代までの15人が会員となっています。
南信支部では「季節の移り変わりや山の表情の違いに注目して写真を楽しんでもらいたい」と話していました。
日本山岳写真協会南信支部の第24回写真展「貌・季節の中で」は、17日まで伊那市の伊那文化会館で開かれています。
16日午後2時からは、支部長の津野祐次さんによるライブトークが予定されています。 -
長ぐつ先生 400回記念講演
長野日報に毎週金曜日に掲載されている「長ぐつ先生のフィールドノート」の執筆者で、元信州大学教授の建石繁明さんは、連載400回の記念講演を伊那市の伊那図書館で8日に行いました。
長ぐつ先生と呼ばれる伊那市西町の建石繁明さんは、元信州大学教授で現在83歳です。
毎週金曜日、長野日報に掲載されている長ぐつ先生のフィールドノートは2010年6月から連載が始まり、今年8月24日で400回を数えました。
この日はその記念の講演会が伊那図書館で開かれ、ベッコウハゴロモについて話しました。
ベッコウハゴロモは体長1センチ前後の羽のついた昆虫で、直径千分の5ミリの「口針(こうしん)」を植物に刺して水分や栄養分を吸収しています。
建石さんは電子顕微鏡で撮影した口針の写真を示しながら「植物の中に切り込んでいく歯と、表面の状況を読み取るセンサーのようなものがついていて、狙った通り正確な場所へ口針を突き刺す事ができる」と話していました。
建石さんは「このメカニズムを応用すれば、千分の5ミリのチューブを使って狙った場所に薬を注入するなど、人の病気の治療にも役立つのではないか」と話していました。
講演会は、連載100回ごとに長野日報社が開いているもので、会場には地域住民などが集まり建石さんの話に耳を傾けていました。
-
羽広にMTBのコース整備
伊那市西箕輪羽広の山林で、マウンテンバイク専用のコースの整備が始まっています。
来年春のオープンを予定していて、みはらしファーム一帯のさらなる交流人口の増加に期待がかかります。
コースの整備は、西箕輪羽広の民有林で行われています。
地元の西箕輪地域協議会が伊那市と連携して「西箕輪山麓マウンテンバイクフィールドプロジェクト」をスタートさせました。
マウンテンバイクが走れるコースを整備して周辺施設も含めたさらなる交流人口の増加を目的としています。
協議会のメンバーで伊那市地域おこし協力隊の宮坂啓介さんらが中心となり、8月20日頃から枝を払ったり土を固めるなどの作業を行っています。
現在整備しているのは全長およそ4kmの初級・中級コースで、縦横にうねりがあることで登り坂もスムーズに走ることができるということです。
宮坂さんによりますと、マウンテンバイク専用のコースが出来るのは、上下伊那で初だということです。
事業費はおよそ400万円で、一部に県の元気づくり支援金と市からの補助金が充てられています。
コースは来年春のオープンを予定しています。
来年度以降は、上級者向けのコースや長距離の広域コースの設置、競技大会の実施を検討しているということです。 -
秋の味覚マツタケ店頭に並ぶ
伊那市の産直市場グリーンファームでは秋の味覚マツタケが店頭に並び始め、買い物客の目を引いています。
マツタケは、先月の下旬から入荷し、店頭に並んでいます。
去年は不作でこの時期は、ほとんど入荷がありませんでしたが今年は、主に上伊那でとれたマツタケが1日平均15キロ持ち込まれています。
12日は、マツタケの他に雑キノコも数多く持ち込まれていました。
グリーンファームでは、主に東京や大阪の料亭などへ発送していて、12日も朝から電話による問い合わせが相次いでいました。
キロ単価は、2万円から7万円で、去年より4万円から5万円ほど安いということです。
マツタケコーナーは、人だかりができていましたが、簡単には手が出せないようです。
中には、旬を味わおうと奮発して買い求める女性の姿もありました。
午後3時を過ぎると、とれたての大量のマツタケが持ち込まれていました。
グリーンファームでは「これからのシーズン本番に向けて今後の入荷に期待したい」と話しています。