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西春近桜の里で整備作業
去年、細ヶ谷グラウンドに桜の苗を植樹した伊那市西春近地区の住民が11日、その桜の木の周辺で整備作業をした。
西春近の区や各種団体でつくる西春近自治協議会では、細ヶ谷グラウンドを桜の里にしようと去年の秋に45本の桜の苗を植えた。
この日は桜の木の生育具合を見るとともに、周辺を整備するため、およそ90人が集まった。
土手草は桜の木よりも背丈が大きくなり、最初は木が隠れて見えない状態となっていたが、作業が進むにつれ、徐々に桜の木が見えるようになった。
桜の木45本には、木を植えた区などの名前が書かれている。
ある参加者は、「この春も少し花が咲いた。やっぱり自分たちが植えた木はかわいい」と話していた。 -
弥生祭 一般公開
伊那弥生ヶ丘高校の文化祭、弥生祭が11日から一般公開され、多くの人達でにぎわった。
今年は弥生祭50回を記念して、「50回だよ!全員集50(ゴー)!」をスローガンに開催された。
校内にはアメリカオバマ大統領の張りぼてや、各部活の出店が並び、文化祭を盛り上げていた。
2年F組では、修学旅行で訪れる沖縄を体験してもらおうと、現地の民族衣装「琉装(りゅうそう)」を着て写真を撮るサービスを行った。
また生徒会では50回を記念し、第1回からの歴代のパンフレットなどを展示していた。 -
上牧区2分の1成人式
10歳の節目を祝う2分の1成人式が11日、伊那市の上牧区で行われ、子ども達が将来の夢を発表した。
この日は今年10歳になる地区の4年生25人が、上牧研修センターに集まった。
2分の1成人式は、10歳という節目の歳に思い出を残してもらおうと上牧区子ども育成会が去年から行っている。
式では子ども達が将来の夢について書いた作文を1人ずつ発表した。
子ども達は「英語を勉強してパイロットになりたい」「文房具が好きなので文房具の発明家になりたい。」など、将来の夢を発表していた。
育成会の北原龍樹会長は「成人式の時に地区でこんな行事があったということを思い出してもらいたい。」と話していた。
手紙はタイムカプセルに入れて埋め、成人式の時に集まって掘り起こすことにしている。 -
伊那市美篶笠原で土づき唄
伊那市美篶の笠原地区で10日、地固めのときに歌われた唄「土づき唄」が披露された。
披露したのは、笠原地区の住民5人で、伊那市の公民館長などの研修会で歌われた。
土づき唄は、家の基礎や水田の地固めをするときに、それに使われた石を数人で持ち上げながら歌ったもので、実際には重さ40キロほどの石を使っていた。
音頭をとる人が、日常生活を風刺した歌詞を歌い、石を持ち上げる人が「ドンヨ」と合いの手をいれる。
歌詞は、食べ物や結婚の祝いなど様々で、その時々に即興でつけられていたという。
歌を披露した住民は、「今は歌える人は数えるほど。地区の風物なので、残していけたらいい」と話していた。 -
池坊伊那支部青年部がミニ花展
池坊伊那支部の青年部によるミニ花展が11日から、伊那市の伊那図書館で始まった。
作品展は池坊青年部の伊那市、南箕輪村のメンバーが開いているもので、季節の花を使った個人作品やグループ作品などおよそ30点が展示されている。
今回の作品展では、「池坊もったいないプロジェクト」と題して、使い終わった割りばしなどを使った作品づくりに取り組んでいる。
使い終わった空きビンを使用した作品や、空き缶を並べ、そこに花を生けた作品などのほか、子供が使わなくなったおもちゃを使ったユニークな作品も展示されている。 -
富県保育園建設工事安全祈願祭
伊那市富県で11日、新しい富県保育園の安全祈願祭が開かれた。
この日は地元関係者や工事関係者などが集まり、工事の無事を願った。
富県保育園はもともと、北と南に分かれていたが、平成19年に統合し、現在は旧富県南保育園で保育を行っている。
新しい保育園の建設については、地区の真ん中に建ててほしいという要望が地元からあったため、小学校の南隣りに建設することになった。
用地面積は8千平方メートル、総事業費はおよそ2億7千万円。
新しい園舎は木造平屋建で延床面積はおよそ980平方メートル、ペレットボイラーを導入し、未満児室を床暖房にした。
また、保育園としては初めて、太陽光発電パネルも設置する。
小坂樫男市長は「小学生と園児の交流も盛んになると思う。未来を担う子供たちに元気に成長してほしい」と話した。
来年3月までに工事を完了し、4月から開設する予定。 -
大道芸バスが市内を循環
12日に伊那市内で開かれる伊那大道芸フェスタを盛り上げようと11日、芸人達が市内循環バスに乗り込みPR活動をした。
この日は伊那市内を循環するイーナちゃんバス6便に芸人が分かれて乗り込み、パフォーマンスを披露したりチラシを配った。
伊那大道芸フェスタはこれまで当日のみの開催だったが、市民を巻き込んだ祭りにしようと、今年から前日に芸人がバスに乗り込み、PRをすることになった。
このバスに乗り込んだのは、旅回り芸人の、おいかどいちろうさん、大道芸人のあまるさんの二人。
大道芸人のあまるさんが人形や道具を使った芸を披露し、おいかどさんが乗客に話しかけていた。
大道芸バスを企画したゴンベエワールドさんは「テレビとは違う生の良さを多くの人に見てもらいたい。」と話していた。 -
伊那まつり大行燈 設置
伊那まつりで使われる大行燈2基が、10日市役所正面玄関前に設置された。
大行燈は、まつりを盛り上げようと、平成14年7月に制作された。
市民踊りの際に西町の春日公園下交差点とJR伊那北駅交差点に設置される。
それまでの間は、まつりムードを盛り上げようと市役所に設置されている。
10日は、市役所職員らが、1時間ほどかけて組み上げ、2基の大行燈が完成させた。
伊那まつりの市民踊りは、8月1日土曜日に予定されている。 -
中学校でサン工業社長が進路講演
伊那市の東部中学校で、金属の表面処理加工を行っているサン工業の川上健夫社長が進路について講演し、「自分の長所を伸ばすように」と中学生に呼びかけた。
東部中学校のPTAは、毎年この時期に3年生を対象に進路講和を行っている。
高校や大学に進学しても、いずれは社会人になることから、今年は初めて、民間企業の社長を招いた。
川上さんは、「良いライバルを作ること」「嫉妬やひがみは絶対にダメ」「短所は気にせず長所を伸ばすことに力をそそぐこと」などと生徒たちに語りかけた。
民間企業の社長がこうした講話をするのは、あまり例がないという。
東部中学校では、「単なる進学指導にとどまらず、人生を見据えた進路指導に取り組んでいきたい」としている。 -
美篶地区で新ごみ処理施設の学習会
伊那市の美篶地区で8日夜、新しいごみ処理施設について学ぶ学習会が開かれた。
区長などでつくる美篶地区の委員会が開き、約60人が集まった。
美篶地区は、上伊那広域連合が計画する新しいごみ処理場の建設候補地に隣接している。
排ガスのことなどを心配する住民の声があったため、すでに新しいごみ処理場を導入している他地区の関係者から実情を学ぼうと企画した。
東京23区の家庭ごみを処理する葛飾清掃工場から、副工場長の丸嶋忠晴さんを迎えた。
葛飾清掃工場は最新型のごみ処理場を平成18年に導入した。
丸嶋さんは、新しいごみ処理施設では850度以上の高温でごみを燃やし、安定的にごみを処理していることや、ごみを燃やした後に出る焼却灰などは1200度以上の高温で溶かし無害化していることなどを説明した。
参加者からは「有害物質がほとんどゼロに近い数値。これは施設が優れているからなのか」、「現在は有害物質は出ていないが、これから先も大丈夫と言えるか」などといった質問が出された。
丸嶋さんは「有害物質がほとんど出ないのは、全国でもトップレベルの処理施設を導入したおかげ。将来のことを言うのは難しいが、厳密な管理のもと運営している。私は大丈夫だと考えている」と話していた。 -
伊那市保健委員がエコキャップ運動
伊那市保健委員連合会は、発展途上国の子供達にワクチンを贈ろうと、ペットボトルのふたを集めるエコキャップ運動を行っている。
保健委員連合会のメンバーが8日、エコキャップの回収、運搬を行っている伊那市の介護センター花岡にエコキャップを届けた。
同連合会では、誰でも簡単にできて、みんなの役にたてることをしようと、今年6月からペットボトルのキャップを集めている。
1カ月間、委員が家庭や地域に呼びかけ、39.5キロ、約1万5800個が集まった。
エコキャップは、800個で1人分のポリオワクチンになるということで、今回集めた分で19人分のワクチンをインドやナイジェリアなどの発展途上国に贈ることができる。
小林恵子会長は、「エコキャップを集めることで、地域の人との交流の輪を広げていきたい」と話していた。
保健委員連合会では、今年10月の健康まつりを目標にさらに多くのキャップを集める計画で、「家庭で集めているキャップがあれば、地域の保健委員に声をかけてほしい」と協力を呼びかけている。 -
南大東島コンサート招待申し入れ
今月30日に2年ぶりに開かれる沖縄県南大東島の子どもたちの太鼓・島歌コンサートに、地元の子どもを招待しようと実行委員会が8日、伊那市の県伊那養護学校などを訪れた。
実行委員のメンバー3人が伊那養護学校と、児童養護施設「たかずやの里」を訪れ、子どもたちをコンサートに無料で招待する考えを伝えた。
小林史麿実行委員長は、「互いに違う環境で育った子どもたちの交流は素晴らしい経験になると思う」と話し、協力を呼びかけた。
実行委員会では、2年前のコンサートの時も養護学校とたかずやの里の子どもたちを無料で招待していて、当時は約30人の子どもがコンサートを楽しんだという。 -
夏期食品一斉取締り
夏の食中毒が発生しやすい時期を迎え、伊那保健福祉事務所などは8日から、スパーマーケットなどで食品の一斉取締りを行っている。
初日は、伊那保健福祉事務所の職員ら4人がアピタ伊那店を訪れ食品を点検した。
一斉取締りは、気温、湿度が高くなり、O157などの食中毒が発生するのを未然に防ごうと毎年この時期に行っている。
職員らは、適切な温度が保たれているか、消費期限、賞味期限などが守られているかなどをチェックしていた。
上伊那では、平成20年1月に駒ヶ根市の飲食店でノロウイルスによる食中毒が発生して以来、食中毒は出ていない。
伊那保健福祉事務所では、商業施設以外に、消費者にも食中毒防止を徹底してほしい竏窒ニして、「『菌をつけない、増やさない、やっつける』の3原則を守ってほしい」と話していた。
食品の一斉取締りは、8月7日まで管内35余りのスーパーマーケットや食品製造会社などで行われる。 -
マツタケで通年観光
伊那市観光がマツタケ育成に取り組み伊那市観光は市の通年観光の一環として、富県新山のマツタケ山を借り、地元の協力を得てマツタケの育成に取り組む。この取り組みについて伊那市観光専務の白鳥孝副市長は。「マツタケづくりを市の観光事業のひとつとして育てていきたい」としている。
白鳥副市長は、「市内にはマツタケの育成に適した山があり、歴史的にみても産地としてPRすることができる」としている。
新山で50年にわたりマツタケを育て、この計画に協力する藤原儀兵衛さんは、マツタケづくりで大事なことは、山に手を入れることと自然環境を守ることだと話す。
藤原さんは、「山づくりは少なくとも5年はかかる。じっくり取り組んでいきたい」と話している。
伊那市観光では昨年、高遠さくらホテルでマツタケを使った定食を提供したところ、利用者からの反応が良かったとして、今年もメニューに加える予定だ。
白鳥副市長は、「観光としてマツタケを売り出すとともに、地域の産業づくりや森林整備にもつなげていきたい」としている。 -
みはらしの湯ロビー展
唐澤幸一さん(伊那市小沢)が水墨画展示伊那市羽広のみはらしの湯で、伊那市小沢の唐澤幸一さん(78)による水墨画ロビー展が開かれている。
唐澤さんは30年ほど前から水墨画を始めた。
今回出品した作品は、見る人に水墨画を楽しんでもらおうと、描かれた動物に自らの気持ちを添えている。
ほとんど独学で水墨画に取り組んできたということで、「自分なりの個性のある作品を作りたかった」と話している。
水墨画展は7月末まで。 -
自転車盗難防止呼び掛け
伊那警察署は6日、自転車の盗難注意を促す啓発活動を、伊那市の伊那弥生ヶ丘高校で実施した。
伊那署の警察官と弥生ヶ丘高校の警備委員会の生徒が、登校してくる生徒に防犯啓発用のティッシュを配り、注意を呼びかけた。
これは、自転車の盗難が増えていることを受け、伊那警察署が今年初めて実施した。
被害者の6割が高校生のため、伊那署管内にある高校8校で啓発活動を実施し、自主防犯を呼びかける。
伊那署によると、今年に入ってから6月末までに管内で発生した自転車の盗難被害件数は72件で、前年同期より20件増えている。被害を防ぐためにも自転車の防犯登録をすることや、鍵をきちんとかけることなどを呼びかけている。 -
伊那小児童が演劇指導受ける
伊那文化会館で5日、伊那小学校の児童が劇団南信協同の団員から演劇指導を受けた。
指導を受けたのは、総合学習で演劇に取り組んでいる6年秋組の児童16人。
5日は伊那文化会館の付属劇団南信協同の団員が舞台で身体の動かし方などについて指導した。
指導では「人との出会いから、対立、そして別れ」がテーマとして与えられ、児童らはセリフなしで身体の動きだけでそれらを表現した。
このような稽古により、言葉に頼らず、動きで何を言いたいかを理解してもらう力が身についてくるという。
秋組では4年生のときから、演劇に関する勉強を続けていて、5年生のときには発表会も開いた。
来年3月には、これまでの集大成として、伊那文化会館での発表会も計画している。
発表するのは、環境や歴史などをテーマにした児童らによるオリジナルの作品で、見てくれた人を元気にしたいという思いがこめられているという。
秋組の児童らは、発表会までに演技力などさらにレベルを上げていきたいと意気込んでいる。 -
少林寺拳法県大会
少林寺拳法の長野県大会が5日、伊那市勤労者福祉センター体育館で開かれた。
大会は全国大会の予選として開かれたもので、県内の小学生から一般まで約300人が参加した。
少林寺拳法の大会は勝敗を決める試合ではなく互いの技の正確さや、迫力を審査し、優劣を競います。
この日は親子での技のかけあいもあり、参加者が日頃の鍛錬の成果を発揮した。
大会の結果、伊那支部で最優秀は次の通り。
一般男子5段以上の部で伊那の伊藤重充さん、飯島伸一さん。
一般女子マスターズの部で富田弘美さん、小澤さゆりさん。
中学生団体伊那支部。
最優秀になった個人や団体は、10月に青森で開かれる全国大会に出場する。 -
市民おどりのオープンレッスン開催中
伊那まつりまで1ヶ月を切り、毎週土日には、市民おどりのオープンレッスンが行われている。
4日も練習が行われ、ダンシングオンザロードのドラゴン踊りのレッスンには、子どもから大人まで40人ほどが参加した。
練習会は、事前の申込みは必要なくだれでも参加できる。
踊りインストラクターの指導のもと、1時間にわたり、基本的な動作を確認していく。
レッスンは、基本的に、毎週土日の午後6時から、伊那節・勘太郎月夜唄・ダンシングオンザロードの伊那粋踊り、午後7時からダンシングオンザロードのドラゴン踊りの日程で行われている。
今年の伊那まつりは、8月1日に市民踊り、2日花火大会の予定。 -
化粧品会社が高遠の桜に10万円寄付
横浜市に本社を置く化粧品会社「ボゥ・ベル・サンテ化粧品」は、高遠城址公園の桜の整備になどに活用して欲しいと、3日、伊那市に10万円を寄付した。
3日は、ボゥベルサンテ化粧品の和田京子代表取締役ら2人が市役所を訪れ、小坂樫男市長に10万円を手渡した。
この会社では、設立当初から、18年にわたり、各地の環境保護活動を支援する寄付を行っている。
今年は、和田代表が4月に高遠を訪れた際、桜に感動したという事で、伊那市に寄付することにしたという。
和田代表は、「本当にすばらしい桜のために役立てて欲しい」と話した。
小坂市長は感謝するとともに、「今度は夜桜を是非見て欲しい」とPRしていた。 -
高遠の四季展中高生の部入賞決定
全国公募の絵画展「第4回信州伊那高遠の四季展」中高生の部の審査会が6日、開かれ、最高賞の金賞には伊那市の高遠中学校2年、北原早希さんの作品が選ばれた。
中高生の部は今回初めて設けられた。
市内の中学校と高校から69点の作品が寄せられた。
金賞に選ばれた北原さんの作品「建福寺の階段」は、高遠町にある寺院の石段を描いた作品。題材の石段を堂々と描き、微妙な色使いで石の表情をさまざまに表現している点が評価された。
また、銀賞には長谷中学校2年の池上陽介くんの作品「柱と彫刻」と、高遠中学校1年の北原正暁くんの「樹林寺」が選ばれた。
応募作品69点は25日から来月9日まで、市役所の市民ホールに展示する。 -
トンボの楽園でハッチョウトンボ観察会
ハッチョウトンボの生息地である伊那市新山で5日、観察会が開かれ、多くの人でにぎわった。
日本最少トンボといわれるハッチョウトンボは体長約2センチ。オスが赤、メスが黄色と黒のしま模様をしている。
観察会は新山地区の住民有志でつくる「新山山野草等保護育成会」が開いた。
トンボの楽園は広さが約1ヘクタールで、遊歩道が整備されている。
36種類のトンボが確認されており、訪れた人たちは珍しいトンボを見つけると、その様子を写真に収めるなどしていた。
ハッチョウトンボは草がある湿地帯を好むということで、育成会では草が伸びすぎないようにしたり、乾いた所には水を入れるなど年間を通して管理している。
トンボの楽園は無料開放されている。ハッチョウトンボの発生のピークは今月いっぱい。 -
各地で消防団のポンプ操法大会
伊那市消防団のポンプ操法、ラッパ吹奏大会が5日、伊那市役所であった。各分団の消防団らが、日頃の訓練の成果を競い合った。
この日は、ポンプ車操法の部に9チーム、小型ポンプの部に25チーム、ラッパ吹奏の部に5チームが出場。それぞれ技術を競い合った。
大会の結果、ポンプ車操法は竜東分団第2部が、小型ポンプは手良分団第1部がそれぞれ優勝した。 -
ふれあい広場の展示
伊那市の福祉まちづくりセンターで毎年開催されている「ふれあい広場」の写真展が、伊那中央病院の1階レストラン前で開かれている。
ふれあい広場への理解を深めてもらい、より多くの人の参加を促す目的で、約150枚の写真を展示している。
ふれあい広場実行委員長の平沢正貴さんは、「イベントを楽しむ多くの参加者の笑顔を見てもらいたい」と話していた。
ふれあい広場写真展は10日まで。 -
子ども科学工作教室
科学への関心を深めてもらおうと、「子ども科学工作教室」が4日、伊那市の伊那テクノバレー地域センターで開かれた。上伊那地区の小学生約40人が集まり、電気を使ったロボットづくりに挑戦した。
同教室は、子どもに科学に興味を持ってもらうおうと年2回、地域産業の支援を行っている伊那テクノバレー地域センターが開いている。
ボランティアとして地元企業の技術者が参加していて、10社から25人が参加した。
今回はセンサーで黒い線を認識して走るロボット「ラインレーサー」の組み立てに挑戦した。
子どもたちは、線の接続や組み立ての方法を教わりながらロボットを完成させ、きちんと動くかを確かめていた。
最後は、一斉に並べて競争。子どもたちはスタートと同時にロボットから手を離し、順位の行方を見守っていた。 -
北沢峠で長衛祭
竹沢長衛の遺徳を偲ぶ南アルプスの開拓者として知られる「竹沢長衛」を偲ぶ長衛祭が4日、伊那市長谷と山梨県境の北沢峠で行われた。
1958(昭和33)年に69歳で亡くなった竹沢長衛は、伊那市長谷出身で南アルプスの開拓者として知られている。
長衛祭は登山道の整備や山小屋の建設などに尽力した故人の功績をたたえようと行われ、今年で51回目となる。
この日は標高2032メートルの北沢峠に飾られている長衛のレリーフの前に登山者ら約140人が集まった。
集まった人たちは一人ひとり長衛のレリーフに花をたむけ、故人の遺徳を偲んだ。
また、北沢峠の長衛荘で南アルプスや竹沢長衛に関する意見発表があった。
意見発表では、竹沢長衛の知人で第1回から長衛祭に参加している唐木勉さんが話をした。
唐木さんは、「竹沢長衛は、不思議な魅力を持った人。山を愛していたとともに山を愛する人を愛した人だった」と話していた。
集まった人たちは長衛にまつわる唐木さんの話に耳を傾け、その人柄と功績について理解を深めていた。 -
ブルーベリー狩りオープン
みはらしファーム伊那市西箕輪のみはらしファームで4日から、ブルーベリー狩りが始まった。オープンの朝9時に愛知県からの観光客が公園を訪れ、早速ブルーベリーを味わっていた。
みはらしファームのブルーベリー狩りは今年で8年目。4.1ヘクタールの農園には4千本、20種類のブルーベリーが植えられている。
今年は5月の始めに農園の一部で霜の影響があったが、木の成長に合わせて収穫量も増えるため、去年より多く実がついたという。
ブルーベリー狩りは8月16日まで。料金は中学生以上千円、3歳以上500円で1時間食べ放題。 -
市民プールオープン
伊那市民プールの今シーズンの営業が4日から始まった。
オープン初日はプールが無料開放され、早速子ども達が水の感触を楽しんでいた。
伊那市民プールは、昨年2万1355人の利用があった。
統計が残っている昭和50年からは、昭和59年に5万4470人の最高利用者数を記録したが、ここ数年は2万人台となっている。
伊那市民プールの今シーズンの営業は、8月30日までの58日間を予定している。
入場料は一般600円、小中学生300円、未就学児無料。 -
入野谷で地元野菜を使った新メニュー「ブルスケッタ」登場
地元の食材をPRしようと、伊那市長谷の宿泊施設「入野谷」は、地元野菜をふんだんに使った新しいランチメニュー「ブルスケッタ」を提供し始めた。
ブルスケッタはスライスしたフランスパンにさまざまな料理を乗せて味わうイタリア料理。
入野谷では以前から、玄米と野菜を中心としたマクロビオティックのメニューを提供しており、新メニューもそれを基本としている。
素材は地元で採れた季節の野菜が中心で、現在は「ナスのまめ味噌炒め」や「トマトとアマランサスのマリネ」などを味わうことができる。
中には、長谷で採れた木イチゴなど、ここでしか味わえないものもある。
小嶋昇料理長は「ここには分杭峠に来る県内外の観光客がくる。新メニューで地元の食材をPRできれば」と話していた。
ブルスケッタはランチメニューとして提供している。
時間は午前11時半縲恁゚後1時半、価格は1000円。 -
伊那中の卒業生でつくる「峰かえでの会」がいなっせで作品展
伊那中学校の昭和32年卒業生でつくる「峰かえでの会」による作品展が6日まで、伊那市のいなっせで開かれている。41人から集まった約100点の作品が、訪れた人の目を楽しませている。
同会は、同窓会を発展させる形で発足したもの。会員は現在、67歳、68歳になっている。
伊那中学校の校章が峰カエデであることから、「峰かえでの会」と命名。8クラス、458人に参加を呼びかけたところ、全国にいる同期生41人から100点の作品が集まった。
初日のこの日は、遠方からも大勢の同窓生が駆けつけ、仲間の作品を囲みながら、自慢話や苦労話に花を咲かせた。