-
プレミアム商品券完売
伊那市で5月30日から販売された総額3億3千万円のプレミアム商品券が、発売2日で完売した。
同商品券は、伊那商工会議所、伊那市商工会、JA上伊那が発行したもので、1万円で千円のプレミアムがつくというもの。
伊那商工会議所では「予想以上に早い完売となった。これを契機に消費者には買い物をしてもらい、各店も誘客につなげてもらいたい」と話している。
今回販売したプレミアム商品券は、加盟店538店舗で使うことができる。
有効期限は10月31日まで。 -
御園区で雨の中運動会
伊那市御園区の運動会が31日、同地区の白山グラウンドであり、地区住民約700人が、競い合った。
この日はあいにくの雨となったため、雨でも危険のない競技を実施。
参加者は傘をさしたりレインコートを着て、競技を楽しんでいた。
マレットゴルフの玉が中心に近いほど得点がはいるゲームでは、チームのメンバーからプレーヤーに声援がおくられた。
主催した伊那公民館御園分館の唐澤幹夫分館長は、「一風変わった思い出に残る運動会になった。区民の団結につなげたい」と話していた。 -
伊那まつりのTシャツデザイン決まる
今年の伊那まつりの公式Tシャツのデザインを決める審査会が1日、市役所で開かれ、伊那市の会社員伊藤寿美代さんの作品が、公式Tシャツに選ばれた=写真。
公式Tシャツはこれまで、黒をベースとしたものが大半だったが、伊藤さんの作品は紫を基調にピンク色で桜や龍などを描いている。
伊藤さんの作品は、色使いなどが女性にも親しんでもらえるとして今年の公式Tシャツに選ばれた。
まつり用のパンフレットの表紙には、太鼓が力強く描かれた南箕輪村の印刷会社「プリンティアナカヤマ」のデザインが選ばれた。
また、うちわには伊那市の印刷会社「しんこう社」の作品が「大人から子供まで親しんでもらえる」と評価され、選ばれている。
公式Tシャツは今月から注文の受付を始め、一般に販売される予定。 -
伊那市ごみ減量化委設置竏窒イみ減量化の模索始まる
ごみの減量化などを図るための施策について協議する伊那市ごみ減量化・資源化推進委員会が1日、設置され、第1回会合が開かれた。
委員会は各種団体の代表や公募で選ばれた委員15人で構成。委員長には、伊那市連合衛生自治会会長の橋爪正さんが選ばれた。
委員会では、実行性のあるごみの減量化や資源化を図るための施策を協議し、市長に提言する。
委員の任期は2年で、月1回のペースで会議を開く。
市によると、昨年度伊那中央清掃センターで処理された可燃ごみの量は、約2万6千トン。そのうち伊那市が占める量は、半分の1万3千トンだという。
また昨年度、清掃センター全体のごみ処理経費は約5億円となっている。
委員会では「伊那市内でのごみの減量化が上伊那全体の減量化と、経費削減につながる」として、11月を目途に、短期的な施策を市長に提言する。 -
南信柔道連盟上伊那中高合同練習
南信柔道連盟上伊那支部は、技術向上につなげようと、地域の教室の枠を超えた中高生合同の練習を本年度から始めた。
29日は、上伊那の中学生と高校生22人が、伊那市東春近の柔道教室創武館で初めての合同練習をした。
上伊那支部には現在、辰野町から飯島町まで7つの教室がある。
年々柔道を習う子どもの数が減少し、教室でも同じメンバーとしか練習できないため、今年から月2回のペースで合同練習を設けることにした。
この日は、寝技と立ち技の稽古が行われた。
中学生は、自分よりも身長の高い高校生を相手に、繰り返し技をかける練習をしていた。
上伊那には柔道部のある学校が少ないため、高校生になると練習の場がなくなり柔道から離れてしまう生徒もいるという。
上伊那支部長の原洋明さんは、「年齢も違ういろいろな人と練習することで技術が向上する。練習の場を設けることで柔道を続ける子ども達を増やしていきたい」と話していた。 -
ノルディックウォーキング教室
両手に専用のストックを持ち、地面を突きながら歩くノルディックウォーキング教室が30日、伊那市で開かれた。
教室は、市民の健康増進などにつなげていこうと伊那市総合型地域スポーツクラブが開いた。
市内から50人が参加し、元クロスカントリースキー選手の山田琢也さんの指導を受けた。
ノルディックウォーキングは、フィンランドのクロスカントリースキー選手の夏場のトレーニングとして始まったスポーツとされている。
2本のストックを持って歩くことで腰や膝への負担を軽減するとともに、普通に歩くよりもエネルギー消費を20%程度上昇させるという。
参加者たちは山田さんからウォーキングのポイントを聞いた後、伊那市営球場周辺を歩いた。
市総合型地域スポーツクラブでは、今後講座も設けノルディックウォーキングを普及していきたい竏窒ニしている。 -
都会の人たちが田植え体験
都会の人たちに田植えを体験してもらう田植え交流会が30日、伊那市高遠町で開かれた。
交流会は、体験を通して都市と農村の交流を深めようと行っているもので、今年で10年目。
都会からの参加者が田んぼのオーナーとなり、田植えから稲刈りまでを体験する。
オーナーになると60kgの米が保障される。
年々参加者が増えているということで、今年は勝間や山室など3会場で田植えが行われた。
このうち勝間の田んぼでは、東京や埼玉など関東方面から210人が参加して田植えをした。
参加者のうち半分以上が田植え初体験。Tシャツ短パン姿に着替え、慣れない足もとに悪戦苦闘しながら、約40アールの田んぼにコシヒカリの苗を植えていた。
10月には収穫を体験する。 -
伊那市観光協会総会
伊那市観光協会の平成21年度の総会が29日、伊那市役所で開かれ、予定している誘客事業などについて確認した。
伊那市観光協会は合併して3年目。
本年度は、誘客部会、おもてなし部会など3つの部会が中心となり、旧市町村の枠を取り払い「パノラマ伊那市」をキーワードに観光事業に取り組む。
本年度も昨年度同様、ボランティアガイドの養成に力を入れるほか、さくらまつり、高遠城下まつりなど各種誘客イベントの開催や保科正之に関する事業などにも取り組み、木曽などとの広域連携事業も視野に入れる。
会長の小坂樫男伊那市長は、「木曽とも連携して広域観光ルートにしていきたい」とあいさつした。
また保科正之大河ドラマ化については、「生誕400年にあたる2011年は無理でもその後のドラマ化には手ごたえを感じている」と述べた。 -
新宿と市有林整備協定
伊那市の森林を、友好提携を結んでいる新宿区が整備する市有林整備実施に関する協定の調印式が30日、伊那市ますみケ丘の平地林で行われた。
調印式には伊那市と新宿区の関係者や小学生ら約200人が出席した。
新宿区は、自動車の排気ガスなど区内だけの努力で発生する二酸化炭素の排出量を抑えることが難しい状況にある。
このことから、増加した二酸化炭素を友好提携を結んでいる伊那市の森林を整備することで、その吸収量を増やし環境を守る取り組みをする。
計画は伊那市長谷の森林150ヘクタールを5年かけて間伐するもので、新宿区によると、年間約120トンの二酸化炭素が削減できるという。
この日はほかに、ますみケ丘の平地林内に設けられた「新宿の森」で、看板の序幕も行われた。
「新宿の森」は、伊那市が新宿区に無償で貸し出すもので、自然とのふれあいや環境学習などに役立てる。
伊那市では、森林整備や環境学習を通して互いの交流を深めていきたい竏窒ニしている。 -
いーな伊那プレミアム商品券発売
伊那市内538の店舗で使える「いーな伊那プレミアム商品券」の販売が30日、始まった。
商品券は市内9カ所で販売され、このうち、いなっせ屋外広場に設けられた特設会場では、販売開始の午前10時におよそ100人が列を作った。
列の先頭に陣取った伊那市荒井の酒井一雄さんは、折りたたみいす持参で朝6時58分に到着したという。
プレミアム商品券は、千円券11枚つづりで、1万1千円分を1万円で購入できる。
1人20万円まで購入することができ加盟店538店舗で利用できる。
いなっせ特別会場での販売は30、31日のみで、6月1日以降は伊那商工会館など市内8カ所で販売する。
この商品券の有効期限は10月31日まで。売り切れ次第販売を終了する。 -
東春近小学校4年生 摘果を体験
伊那市の東春近小学校4年生2クラスの児童が28日、余分な実を摘み取るリンゴの摘果を体験した。
これは総合学習の一環で行なわれていて、4年生が毎年取り組んでいる。
リンゴ農家の伊藤一路さんが協力を申し出て、16年前から畑を貸し出している。
春には花を摘む作業を体験し、今回が2回目。
本来は、花のうちに余分なものを摘み取ったほうがよいとされるが、子供達の作業のために伊藤さんが手の届く高さの実は残しておいたという。
子供達は、残す実を傷つけないよう慎重に作業していた。
次回は11月に収穫を予定している。 -
保科正之の漫画が完成
伊那市観光協会は、徳川家光の弟、保科正之について多くの市民に知ってもらおうと漫画を作成した。
作成されたのは保科正之の生涯を16ページにまとめた漫画。
漫画は、伊那市在住の漫画家橋爪まんぷさんが担当した。
秀忠のご落胤として、ひそかに高遠で育てられたが、兄の家光に見出され江戸時代の3大名君と呼ばれるようになったいきさつが詳しく描かれている。
この漫画は1万部作成され、市内の小中学校や高校などに配布される。
伊那市では、まだ正之公について詳しく知らない市民も多いとして、漫画を読んで理解を深めてもらうとともにNHKの大河ドラマ化実現に役立てたいと考えている。 -
伊那市 中吊り広告を作成
伊那市の秘書広報課は、市報をより多くの市民に読んでもらうため、バスなどに掲示する、中吊り広告を作成した。
中刷り広告は、秘書広報課が、若い世代などより多くの市民に市報に興味を持ってもらい読んでもらいたいと初めて作成した。
県内では珍しい取り組みで、大分県や埼玉県の事例を参考にした。
経費節減のため、デザインや印刷の一部などは職員が担当した。
デザインは、列車の雑誌のなかずり広告などを参考にしたという。
広告はB3サイズで、い縲怩ネちゃんバスに掲示されているほか、市内循環バスや店舗でも順次掲載していく。 -
Uターン・Iターンシンポジム 6月20日開催
伊那市にUターン、Iターンして働く人たちの率直な意見を聞き、産業立地や地域活性化につなげようというシンポジウムが、6月20日に開かれる。
28日、伊那市役所で開かれた定例記者会見で小坂樫男伊那市長がシンポジウム開催を発表した。
シンポジウムは、伊那市や伊那商工会議所、信州大学農学部、伊那ケーブルテレビジョンなどで組織する実行委員会が主催するもので、今回初めての試み。
市内の企業に勤める20代縲・0代の若者が、伊那で働くことを選んだ理由や、地域の魅力について語り合う。
またシンポジウムの後には交流会を開き、U・Iターン者のネットワーク作りの場にもしたい考え。
伊那市では、「地域にはたくさんのU・Iターン者がいる。率直な意見を聞くことで、地域の活性化や企業誘致の参考にしたい」と話している。
U・Iターンシンポジウムは6月20日午後3時から伊那市役所多目的ホールで開かれる。
また交流会は、シンポジウム終了後、午後5時からを予定している。 -
西春近南保育園 命の大切さ学ぶ
伊那市の西春近南保育園で28日、園児と保護者が命の大切さを学んだ。
講座は保育参観に合わせて開かれ、年長園児と保護者が上伊那助産師会の助産師から話を聞いた。
講座ではまず、保護者や園児の心臓の音を聞き、その後保護者の妊婦さんに協力してもらい、お腹の中の赤ちゃんの心臓の音を聞いた。
園児たちは、早さの違いにびっくりした様子だった。
助産師の鹿野恵美さんは、「赤ちゃんの心臓は小さいので、みんなよりたくさん動いて頑張っている。こんなに小さいのにすごいね」と話した。
また生まれたばかりの赤ちゃんと同じ大きさ、重さの人形を実際に抱っこした。
下平緑園長は、「体験をとおして小さいなりに命について考えて欲しい。豊かな心を持った子どもになって欲しい」と話していた。 -
伊藤環雪さん傘寿記念展
伊那市日影の中国画家伊藤環雪さんの80歳の傘寿を記念した作品展が26日、伊那市の県伊那文化会館で始まった。
会場には、2年間で描きためた300点のうち、100点を展示している。
旧長谷村で昭和4年に生まれた伊藤さんは、65歳の時、上海師範大学に入学し、中国画を学んだ。
中国画は筆を寝かして描くため日本画と比べて線が太く、力強さやスピード感が特徴。
伊藤さんは、今でも中国へ足を運び、そこで見た風景を作品にしている。
なかでも、黄河を3日間かけて下りながら見た景色を巻物にした作品は訪れた人の関心を集めていた。
伊藤さんは、10年ほど前、肝臓癌が見つかり現在も治療を続けている。体調の悪い日もあるが、毎日筆を持つ事は欠かさないという。
環雪傘寿記念展は6月2日まで。 -
【カメラリポート】
カポエイラブラジルの伝統的な格闘技「カポエイラ」。
カポエイラは相手に触れないことを基本に、音楽に合わせて行われるもので、ダンスと格闘技の中間的なものといわれている。
その教室が、伊那市のベルシャイン伊那店向かいのビルにある。
カポエイラ教室「カポエラ・モビメント」だ。
週3回の教室が開かれていて、4歳の子どもから大人まで60人ほどが通っている。 -
「い~なチャンネル」が全国で4位
伊那市が毎週放送している広報番組い縲怩ネチャンネルが全国広報コンクールで総合4位の3席に入賞した。
伊那市の広報番組、い縲怩ネチャンネルは、1月の県の広報コンクールで最優秀賞を受賞し、全国コンクールに推薦されていた。
全国コンクールの審査会は、14日に東京で行われ、い縲怩ネチャンネルは、総合4位の3席に入賞した。
県によると県内の広報番組が4位になるのは、近年では最高位。
去年8月に放送された番組で、広報担当者が、市内の企業を訪問し、市が力を入れている産業立地をわかりやすく伝えている。
表彰式は、9月に埼玉市で行われることになっている。 -
伊那市 災害時の独自のルート確保を計画
伊那市は、県が指定している災害時に物資などを運ぶ緊急輸送路に加え、市独自のルートを確保する計画を、27日に示した。
これは、今日市役所で開かれた、伊那市防災会議で示された。
県では、緊急輸送路として、中央自動車道や国道などを指定していて、災害時には緊急車両が通行できるよう交通規制をするほか道路が崩壊した場合の復旧作業も優先的に行う。
伊那市は、伊那建設事務所と協議し、県指定の道から、避難所やヘリポートなどに続く道を伊那市独自の路線とする案を示した。
具体的には、物資輸送拠点としてヘリポートとして使用される伊那市役所駐車場と隣接するナイスロード、中央自動車道へ続くアクセス道路から伊那中央病院へ向かう道路などを指定する。
示された案は、来年2月頃防災会議で再度協議し、その後県の承認を受け決定する。
また、この会議では、災害時にインターネットなどの庁舎内の情報通信機能が被害を受けた際、早急に復旧させるための計画案も示された。
伊那市は今年度この事業について総務省のモデル団体に指定されていて、アドバイザーの派遣を受ける。
今年度中に職員による検討チームを立ち上げ、情報システムの現状調査や設備などの災害危険度調査などを行い計画を固める。
また、10月には、24年振りに県と合同で、自衛隊など65の機関、4千人ほどが参加する大規模な総合防災訓練も予定していて、防災力強化につなげたい考えだ。 -
手良保育園の園児が田植え
伊那市の手良保育園の年長、年中園児48人が26日、保育園近くの田んぼで田植えをした。
子ども達に農業体験をしてもらおうとJA手良青壮年部が企画したもので、今年で2年目。
今回植えたのは黄金もちの苗。
園児達はメンバーから植え方を教わった後、さっそく田んぼに入った。
泥の感触を楽しみながら間隔を開け3、4本づつ苗を植えていった。
中には、足が抜けなくなって転んでしまう園児や泥遊びを楽しむ園児の姿がみられた。
秋には、収穫したもち米で餅つきをして楽しむという。 -
ローメン月間 30日から開催
伊那ローメンズクラブは、今月30日から伊那商工会議所などが発行するプレミアム商品券の発売に合わせ、記念イベントとしてローメン月間を開催する。
これは、伊那ローメンズクラブがローメンをPRしようと企画したもので、期間は5月30日から6月30日までの一カ月間。
プレミアム商品券で支払った人に、100円の割引券をプレゼントする。
現在、伊那ローメンズクラブには33店が加盟していて、このうち市内28店でプレミアム商品券が利用できる。
100円割引券は7月いっぱい市内28の店で利用できる。
また、6月4日のローメンの日には通常のローメンが400円で楽しめ、さらに100円の割引券もプレゼントされる。 -
新宿区の中学生が農業体験
伊那市と友好提携を結ぶ東京都新宿区の中学生が25日、高遠町の水田で田植えを体験した。
これは、普段口にしている米がどのように作られているのかを知ると同時に、農家の苦労を感じてもらおうと中学校が企画した。
1年生約100人が高遠町の水田を訪れ、農事組合法人「らいふ」のメンバーなどから指導を受けながら、田植え作業に励んだ。
田植えを初めて体験する生徒も多く、泥の感触に戸惑いながら、苗を植えていった。
徐々に慣れてくると、手際よく植える生徒の姿も見られた。
この日植えた米は収穫後、中学生らに届けられるという。 -
ガールスカウト26団がパレード
伊那市を中心とするメンバーでつくるガールスカウト長野第26団が24日、伊那市内で、エイズやマラリアなどの撲滅を訴えるパレードをした。
パレードは、全国のガールスカウトが共通のテーマについて考え、行動する「ガールスカウトの日」に合わせて行われた。
パレードに先立ち、子どもたちは、胸に付けるレッドリボンやプラカードを作った。
今年は、2000年に開かれた国連ミレニアムサミットで話し合われた発展途上国の開発目標が共通のテーマとなっている。
ガールスカウトのメンバーは、多くの人たちを苦しませているエイズやマラリアの撲滅などを訴え、伊那公民館から春日公園までの約4キロをパレードし、道行く人に手づくりのリボンなどを手渡していた。 -
木内克彫刻デッサン展
伊那市高遠町の信州高遠美術館で、彫刻家の故木内
克の作品展が開かれている。
木内克は、明治25年に茨城県に生まれ、29歳の時にフランスへ渡り15年間陶芸を学んだ。
今回展示しているのは粘土を焼いて作る「テラコッタ」と呼ばれる素焼きの作品。
木内克は30年間、同じ女性をモデルにして裸婦を題材とした作品を作り続けた。
信州高遠美術館では木内克の作品を300点所蔵しているが、今回はその中でも代表的な作品41点を並べた。
会場にはほかに、作品を作る前に描いたデッサン画も展示している。
木内克彫刻デッサン展は7月27日まで。 -
松島美容室がボランティア
箕輪町松島の松島美容室は25日、伊那養護学校の児童、生徒のヘアカットをボランティアで行った。
松島美容室は伊那市や駒ヶ根市を含め全部で5つの店舗を経営している。
その5店舗のスタッフ40人全員が伊那養護学校を訪れた。
松島美容室では、何か地域の役に立ちたいと4年前から年に一度ボランティアで同校を訪れている。
障害のある子どもは、美容室で長時間座っているのが難しくなかなか外で髪を切る機会がないため、保護者にも好評で年々希望者も増えているという。
松島美容室の関重春社長は、「こうした経験を通して、技術はもちろん、心の面でも人に喜んでもらえるヘアカットを目指したい」と話していた。 -
長谷保育園児がヒマワリの種まき
水源地をヒマワリでいっぱいにしようと、伊那市の長谷保育園の園児たちが25日、三峰川横の畑にヒマワリの種をまいた。
未来を担う子どもたちに水源地の大切さを知ってもらおうと毎年行われていて、この日は園児30人が約5千粒の種をまいた。
ヒマワリは8月上旬ごろ、見ごろを迎えるという。 -
川シンポジウム実行委員会
川に親しみながら環境について考える伊那市のイベント「川シンポジウム」で、今年は新たに、より専門的な知識を身につけるための「ふるさとの川講座」を開く。
ふるさとの川講座は、伊那市内の小中学生や大人を対象に7月から全4回の講座を予定している。
内容は、水辺に生息する昆虫や植物、川遊びのルール、地層の観察など。
テーマをしぼった学習によって知識を深め、水環境を保全する活動につなげてもらうねらい。
実行委員会では、6月から募集を始め、定員は30人程度を予定しているという。 -
伊那市監査委員がチェック体制徹底を要望
伊那市監査委員は伊那市に対し、外郭団体の会計事務についてチェック体制を徹底するよう要望した。
伊那市監査委員がまとめた監査報告書によると、今年1月と2月の外郭団体の会計事務処理258件のうち、延べ147件で出納簿がないなど、規程及び留意事項通り確実な管理がされていなかったという。
監査委員は、万が一不祥事が発生すると伊那市にとって大きなリスクになる竏窒ニして、不祥事防止のためチェック体制の徹底を要望している。
これを受け市は外郭団体に関する規定に基づき再度、徹底を図っていく竏窒ニしている。 -
スーパーエンデューロ・イン天竜
オフロードバイクの2時間耐久レース「スーパーエンデューロ・イン天竜」が24日、天竜川の中洲に設けられた特設会場で行われた。
県内外から約100人のライダーが集まり、約1.5キロのコースでその腕を競った。
大会は、地元のバイク店などでつくる実行委員会が毎年行っているもので、今年で23回目。
昨年までは、技術を競うトライアル競技も行っていたが、年々参加者が減少していることから、今年はエンデューロ競技のみの開催となった。
エンデューロは、坂道やカーブなどのあるコースを、2時間でどれだけ多く回れるかを競う。
坂道をさっそうと登り切り、上位争いをするライダーのかたわらで、急な坂を登りきれず、自力でバイクを押すライダーの姿も見られた。
観戦に訪れた人たちは、目の前を走りぬけるライダーらに声援を送りながら、迫力あるレースを楽しんでいた。
プロレーサーも出場する上級クラス、スポーツバイクの部では2時間で45周、約68キロを走った出場者が優勝した。 -
思沢川に蛍を育てる会が看板設置
伊那市御園区にある思沢川で蛍を育てる活動をしている住民有志が23日、案内看板の設置などをした。
御園区の住民有志でつくる「思沢川に蛍を育てる会」のメンバー約30人が作業に参加し、思沢川入口となる伊那インター線沿線に案内看板を設置した。
会では、思沢川に蛍を復活させようと、10年ほど前から幼虫の養殖などを続けていて、今では6月中旬から下旬にかけ源氏蛍が舞う場所として定着してきている。
今年も、4月末から蛍の幼虫が上陸していて、会では6月15日ころに飛び始めるのではないか竏窒ニしている。
会長の原勝広さんは、「昔の風景を復活させたいとやってきた。伊那市に住んでいても知らない人も多い。ぜひ足を運んでみてほしい」と話していた。
蛍が舞う間は、道沿いに竹の灯ろうを立てるという。