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藤澤さん財務大臣表彰 荒木さん国税局長表彰
国税の申告と納税に功績があったとして一般社団法人伊那法人会会長の藤澤秀敬さんが財務大臣表彰を副会長の荒木康雄さんが国税局長表彰を受彰しました。
6日伊那市内で納税表彰の伝達があり伊那税務署の小林彰署長から藤澤さんと荒木さんに賞状が渡されました。
納税表彰は国税の申告と納税に功績のあった団体や個人を表彰するもので伊那税務署管内ではほかに4人が税務署長表彰を受彰しています。
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社会人としての心構え学ぶ
新入社員が社会人としての心構えを学ぶセミナーが27日伊那市の伊那商工会館で開かれました。
セミナーではあいさつの練習が行われ参加者が基本姿勢を学んでいました。
講師は社会保険労務士の田畑和輝さんが務めました。
田畑さんは「気持ちの良いあいさつは職場で良好な人間関係をつくります。明るく声を出し、姿勢にも気を
つけてください。」と話していました。
セミナーは伊那商工会議所人材育成委員会が開いたもので上伊那の企業8社から32人が参加しました。
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8日に西箕輪オーガニックマルシェ
有機栽培の農家や地元の飲食店が露天販売をするイベント、西箕輪オーガニックマルシェが11月8日に伊那市のみのやさくら亭駐車場で行われます。
西箕輪オーガニックマルシェは伊那市西箕輪大萱のそば店、みのやさくら亭の店長、中澤誠史さんの呼びかけで行われるものです。
毎月第2日曜日に行っていて今回が3回目となります。
8日はテイクアウトや露天販売の店合わせて7店舗が出店する予定で無農薬野菜や新そばが並びます。
西箕輪オーガニックマルシェは11月8日午前10半から伊那市西箕輪大萱の、みのやさくら亭駐車場で行われます。
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西町区みんなの作品展
伊那市西町の地区住民らが絵画や工芸などの作品を持ち寄った展示会が、西町公民館で開かれています。
第15回西町区みんなの作品展には、公民館の利用者や地区住民など31人と、竜南保育園の園児たちがつくった作品65点が並んでいます。
みんなの作品展は、出品者がそれぞれ得意な分野から、作品を持ち寄って開いているもので、今年で15年目です。
作品展を開いた西町区の関係者は「今年も区民の力作が並んでいる。訪れた人に楽しんでもらいたい」と話していました。
展示は8日(日)までです。
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第25回記念書晋展
上伊那地域の書道指導者らでつくる書晋会の作品展「第25回記念 書晋展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、会員12人の作品およそ80点が並んでいます。
上伊那の書道教室の指導者らが毎年この時期に作品展を開いていています。
テーマは自由で、会員の得意とするジャンルの作品を展示しているということです。
書晋会では「異なる流派の個性ある力作が並んでいる。訪れた人に楽しんでもらいたい」と話していました。
展示は、8日(日)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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手洗いマイスターが竜北保の園児に手洗い指導
インフルエンザなどの感染症が流行する時期を前に、手洗いマイスターによる手洗い指導が5日、伊那市の竜北保育園で行われました。
5日は、南箕輪村にある飲食店・まことおあがり亭の店長で手洗いマイスターの池上 正孝さんが講師を務めました。
園児たちは、ブラックライトに反応するジェルを手に塗り付けた後、石鹸を使って、手を洗いました。
園児たちは丁寧に洗っていましたが、ブラックライトを当てると手の甲や指の間などに残った汚れが青く光っていました。
手洗いの重要性を知ってもらいたいと、保育園と縁のある池上さんが指導することになりました。
竜北保育園では、それぞれの園児が洗い残した部分をチェックしていました。
竜北保育園では、新型コロナウイルスや、これからインフルエンザなどの感染症が流行する時期になるため、手洗いの徹底で感染予防につなげたいとしています。
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梅垣さん宅の菊 見ごろ
伊那市美篶笠原の梅垣佐知子さん宅では菊の花が見ごろを迎えています。
90歳になる梅垣さんは、25年ほど前から菊を育てています。
12種類70鉢の菊が庭に並べられています。
梅垣さんによりますと花は11月中旬まで楽しめるということです。
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第2弾プレミアム商品券販売
伊那市内の大型店や飲食店で使えるプレミアム率50%、1万円で1万5千円分の買い物ができる商品券の販売が5日から、市役所などで始まりました。
販売初日の5日は、開始の午前9時前から多くの人が市役所に列をつくっていました。
伊那市は新型コロナの影響で落ち込んだ消費を喚起しようと、過去最大規模となる10億500万円分、6万7,000セットを発行しました。
9月23日から10月14日まで申込受付をしたところ、2万498人から15万1113セットの申し込みがありました。
応募多数のため抽選を行い、当選者は9千76人で倍率は2.26倍でした。
当選者には、先月購入引換券が発送されました。
商品券15枚のうち大型店を含む全店共通券10枚、地域の中小店専用券が5枚となっていて、市内およそ1000店で利用できます。
また、伊那商工会館でも販売が行われ、引き換え券をもった人たちが買い求めていました。
商品券の販売は、市役所が18日まで、市内各支所や伊那商工会議所、伊那市商工会は13日までです。
新型コロナ対策の第2弾プレミアム商品券の利用期間は、来年の2月28日までとなっています。
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今季初めての氷点下
伊那地域の5日の朝の最低気温は、今シーズン初めて氷点下となり11月下旬並みの寒さとなりました。
5日の朝の伊那地域の最低気温は氷点下0.9度まで下がり今季一番の寒さとなりました。
朝7時過ぎ、伊那市東春近の畑には霜が降りていました。
通学する小学生たちは冬支度で登校していました。
長野地方気象台によりますと6日以降は平年並みの気温に戻ると予想しています。
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伊那市の電器店で子熊捕獲
3日午前10時30分ごろ、伊那市荒井の商店街にある電器店で子熊が捕獲されました。
子熊は3日、市内の山に放されました。
この日伊那市荒井の電器店「ミツワ無線電機商会」の店内で捕獲された体長およそ40センチの子熊です。
この店の店主によりますと、3日の午前10時20分ごろ、自動ドアから店内に入り込んだということです。
子熊が入り込んできたときには、店内には客が3人いて、いずれもけがはないということです。
客がJR伊那市駅近くの交番へ駆け込んで状況を相談し、猟友会のメンバーなどが捕獲したということです。
市によりますと、4日は午前6時15分頃西箕輪大萱で、午前9時40分ごろ、東春近木裏原で熊の目撃情報があったということです。
伊那市と南箕輪村では、熊との思わぬ遭遇に注意するとともに、目撃のあった場所に近づかないなどの対策を呼び掛けています。 -
ICT教育 中学と高校結び書道指導
伊那市の小中学校で行われているICT教育の成果を市内外に発信する公開授業「ICTカンファレンス 2020 in INA TAKATO」が高遠町で4日に行われました。
このうち高遠中学校では、高遠高校とテレビ会議システムを使い、書道の授業を行いました。
生徒たちは9つのグループに別れ、一文字書き終えると高校生から「止めやはらい、字のバランス」などのアドバイスを受けていました。
伊那市ではICT教育の推進に力を入れていて、教員のスキルアップにつなげたり、伊那市の取り組みを広く知ってもらおうと2018年から公開授業を行っています。
今年度の公開授業は新型コロナの影響でオンラインでの開催となり、県内の学校を中心におよそ160校が受信したという事です。
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伊那市表彰式典 11人と4人を表彰
文化の日の3日、伊那市表彰式典が行われ、地方自治や教育に功績のあった11人と4団体が表彰されました。
式典では、受賞した個人と団体が白鳥孝市長から表彰状を受け取りました。
地方自治功労が2人、消防功労が1人、教育文化功労が1人、産業功労が1人と1団体、社会福祉功労が2人、保健衛生功労が3人、交通安全功労が1人、善行功労が3団体です。
受賞者を代表し、23年間にわたり伊那市文化財審議委員会の委員を務めた伊藤一夫さんが謝辞を述べました。
伊藤さんは、「まだまだ体は元気なので、これからも伊那市の発展のために協力していきたい」と話していました。
白鳥市長は、「豊富な経験と卓越したご見識に基づき、今後もご助言を賜りたい」と感謝していました。 -
森JOY オンラインで開催
森に親しむイベント森JOYが1日伊那市内で行われました。
今年は新型コロナ感染防止でオンラインで開催されました。
伊那市ますみヶ丘のフォレストコーポレーション社屋にスタジオを構え、YouTubeでの配信と、伊那ケーブルテレビで生中継が行われました。
森JOYは伊那市が進める50年の森林ビジョンをサポートする伊那市ミドリナ委員会が、森に親しむイベントとして開いているもので、今年は新型コロナ感染防止のためオンラインで行われました。
森JOYでは東京都のレストラン日比谷松本楼や伊那市内各地の森をネット回線でつなぎ紹介しました。
また、森に関わる仕事や教育などの対談も行われました。
また、1日はオンラインの他に、ますみヶ丘平地林の市民の森にたき火が用意されました。
事前予約をした人限定で、訪れた人たちは思い思いに過ごしていました。
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東春近の阿部さん宅でツワブキ見ごろ
伊那市東春近田原の阿部正則さん宅でツワブキの花が見ごろとなっています。
阿部さん宅の庭には、20年ほど前に静岡県伊豆市で採ってきて植えたというツワブキが黄色い花を咲かせています。
例年数輪の花が咲くということですが、これだけ多いのは初めてだということです。
阿部さんは、「暗いニュースが多い中で、きれいな花が沢山咲きうれしいです」と話していました。
花は、11月いっぱい楽しめそうだということです。 -
熊の出没を受けて小中学校で登下校 警戒
伊那市街地での熊の目撃情報や人が襲われたことを受け、小中学校では2日に集団で登下校することなど注意を呼び掛けました。
10月31日西箕輪の79歳の女性が熊に襲われ大けがを負ったことを受け、現場に近い西箕輪小学校では、メール配信で複数人での登校や各家庭での送迎を呼び掛けました。
西箕輪小では、昨年度全校児童に熊よけの鈴を配っていて、子ども達はカバンにつけて歩いていました。
2日は、外での活動を制限した他、下校時は1人にならないよう学年別に集団で歩いて家に帰ったということです。
目撃情報があった地区の市内の小中学校と、隣接する南箕輪村の小中学校では、警戒を呼びかけるメールを各家庭に送ったということです。
市によりますと、2日午後2時頃荒井の荒井橋交差点付近で、午後4時頃上荒井バス停付近で熊の目撃情報があったということです。
午後4時現在熊が捕まったという情報は入っていないということです。 -
春富中が歌唱「大樹のように」完成
伊那市の春富中学校合唱部の3年生が、長野県老人クラブ連合会の新しいテーマソング「大樹のように」を歌って収録したCDが完成しました。
こちらが会の新曲「大樹のように」です。
CDは1枚1,200円で300枚つくられました。
10月30日は、長野県老人クラブ連合会の松下隆志事務局長と、伊那市高齢者クラブ連合会の樋代義男会長が学校を訪れ、有賀泰司校長に感謝状を、合唱部の米山美音部長と坪木文佳副部長にCDを手渡しました。
来年4月に県老人クラブ連合会が、県シニアクラブ連合会に名称を変えることに合わせ、イメージアップを図ろうと、新曲をつくったということです。
1961年から歌い継がれた「老人クラブの歌」に代わって、新たに「大樹のように」が完成しました。
伊那市の広報番組で春富中合唱部の歌声が放送されたのを聞いた連合会が、収録の協力を呼び掛けました。
合唱部の3年生10人が8月から練習を重ね、9月に歌を収録したということです。
新曲「大樹のように」は、今後は式典や県の大会、各地区の総会などで歌われることになっています。
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上農吹奏楽部定演
南箕輪村の上伊那農業高校吹奏楽部の定期演奏会が、伊那市のニシザワいなっせホールで1日行われました。
定期演奏会は、1年間の発表の場として毎年行われています。
会場には、保護者らが訪れ演奏を楽しんでいました。
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市街地でクマ目撃相次ぐ
31日の未明から昼過ぎにかけ伊那市中央や御園でクマを目撃したとの情報が伊那市や警察などに寄せられ、隣接する南箕輪村の水路ではクマとみられる足跡が見つかっています。
南箕輪村神子柴の伊那電装株式会社近くの水路です。
20センチほどのクマとみられる足跡を従業員の男性が見つけたという事です。
連絡を受けた南箕輪村の職員と猟友会の会員がかけつけ、どの方向に向かったか確認していました。
伊那警察署の発表によりますと31日の午前1時30分頃、伊那市中央の伊那公民館近くで体長1メートルのクマ1頭が目撃されたという事です。
また午前4時頃に伊那市御園の新水神橋近くで、午後2時45分に伊那市西箕輪の西箕輪郵便局東側の大清水川沿いで目撃情報が寄せられました。
伊那市や南箕輪村では、クマの目撃情報があった場所への不要な外出は控えるよう注意を呼び掛けています。 -
シカナンソバ きょうから販売
伊那市のそばと鹿肉がコラボした商品「シカナンソバ」が完成し、31日からオンラインで数量限定で販売が始まりました。
こちらがシカナンソバです。
そばは入野谷在来種を粗びきにして風味を楽しめるようにしたという事です。
鹿のもも肉をそば麴味噌で味付けしローストしました。
スープは鹿の骨や鰹節、昆布などで出汁をとり、醤油やみりん、焼きみそで仕上げました。
付け合わせは山芋のすりおろしや伝統野菜の羽広菜かぶ、天然のキノコなどで食材はすべて地元産です。
シカナンソバを開発したのは伊那市高遠町のそば店「壱刻」の山根健司さんと、伊那市長谷でジビエ料理を提供する「ざんざ亭」の長谷部晃さんです。
2人は2018年に森に親しむイベント「森JOY」にあわせ、鹿南蛮そばを作り、今回は、究極の一杯をつくろうと春から試行錯誤を重ねてきたという事です。
シカナンソバは配送のみの販売で、専用サイトから予約できます。
価格は2人前1セット1万円(税・送料別)で20セット限定です。
11月販売分の受付は31日から11月13日までです。
伊那ケーブルテレビではあす、午後1時から122チャンネルで「森JOY」を中継し山根さんと長谷部さんも出演する予定です。
■■■シカナンソバ販売サイト https://sicanan.base.shop■■■ -
東春近文化祭 力作並ぶ
伊那市の東春近公民館で、地元で活動する団体やグループの作品が並ぶ、東春近文化祭が開かれています。
会場には、公民館の利用者のほか、園児や小中学生などの作品およそ900点が並んでいます。
例年は生け花の体験や人形劇の発表があるということですが、今年は新型コロナウイルスの影響で規模を縮小し、展示のみとなりました。
公民館の関係者は「今年も多くの作品が集まった。訪れた人に楽しんでもらいたい」と話していました。
文化祭は、11月1日まで開かれています。 -
環状南線の一部区間が開通
伊那市が整備を進めている環状南線の一部の区間が30日開通しました。
午前6時、平成大橋の交差点ではバリケードが撤去され通行が始まりました。
開通したのは国道153号から県道南箕輪沢渡線までの約300メートルで車道の幅は標準部分が3メートルとなっています。
また両側に幅3.5メートルの歩道が整備されています。
また環状南線には新しく小黒踏切が作られました。
踏切の舗装部分は騒音や振動が少ないゴム製となっています。
また踏切近くのアスファルトは右折と左折を分かりやすくするため青と赤に色分けして塗装されています。
新しい踏切が作られたことにともないこれまでの小黒北踏切と中村踏切、下島第三踏切が廃止され通行できなくなっています。
環状南線は2016年から工事が始まり国道153号から小黒川大橋の北側までを結ぶもので延長はおよそ1.3キロ、完成は来年3月を目指しています。
伊那市では市内の東西を結ぶ幹線道路が増えることで救急車などの緊急車両がスムーズに通ることができるほか、小黒川スマートインターチェンジからのアクセス向上が期待できるとしています。 -
西春近北小学校 音楽発表会
伊那市の西春近北小学校で29日、音楽発表会が開かれ、全校児童170人が合唱や合奏を披露しました。
発表会は、4年生の和太鼓の演奏で始まりました。
各学年が先月から発表会に向けて練習を重ねてきたということです。
今年は新型コロナウイルスの影響で全校での合唱や合奏は行わず、規模を縮小しての実施となりました。
4年ひのき組は二部合唱「マイバラード」を披露しました。
続いて2年さくら組はオペレッタ「スイミー」を発表しました。
5年やまなし組の合奏は「ルパン三世のテーマ」です。
1年けやき組は斉唱「うちゅうへのたび」を披露しました。
3年まつ組はリコーダーで「世界に一つだけのまつ組リコーダー奏」を演奏しました。
最後は6年くぬぎ組です。
二部合唱「HEIWAの鐘」を歌いました。
西春近北小学校では「児童一人一人が活躍し、保護者や地域の人に演奏を披露することができた」と話していました。
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ローメンズクラブがシールラリー
伊那ローメンズクラブは、加盟店で飲食をしてシールを集めると食事券として利用できるシールラリーのキャンペーンを、来月1日から開きます。
29日は、ローメンズクラブが伊那商工会館で、キャンペーンの記者会見を開きました。
キャンペーンの名前はGo To Eat 17(いな)キャンペーンです。
17のローメンズクラブ加盟店で、飲食をすると、千円毎にシールがもらえます。
20枚貯めると、千円分の食事券として使えるほか、ダブルチャンスとして豪華賞品が当たる可能性があります。
シールラリーは、11月1日から始まり、来年2月28日まで行われます。
おなじ店舗のシールが複数枚でも有効です。
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伊那市 リニア工事残土受け入れ
伊那市は、リニア中央新幹線のトンネル工事で出た残土およそ28万立方メートルを受け入れ、西箕輪の伊那インター工業団地の造成に活用します。
28日は市役所で伊那市議会臨時会が開かれ、リニア工事の残土を使い造成する土地の取得に関する議案が全会一致で可決されました。
残土の受け入れについては長野県の仲介で、伊那市とJR東海が協議を進め今月協定書を取り交わしたという事です。
受け入れる残土はおよそ28万立法メートルで、来年8月からおよそ3年にわたり運び込まれる計画です。
伊那市によりますと、残土を活用し造成するのは西箕輪の伊那インター工業団地の今回取得する2万9千平方メートルなどで、状況を見ながら拡張していく計画です。
今回の受け入れに関して、JR東海は負担金として5億2千万円を伊那市へ支払う事になっています。
白鳥孝市長は「今回の工事のほか、伊駒アルプスロードの建設などでも検討していきたい」と話していました。
長野県によりますと、現在リニア工事の残土を受け入れるのは飯田市と大鹿村で伊那市は上伊那で初めてだという事です。
また、28日の議会ではこのほかに、新型コロナ対策として小中学校の修学旅行のキャンセル費用の公費負担や子育て世帯の臨時給付金の支給などを含む9億2千万円の補正予算案も可決されました。
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富県小 70年前の修学旅行写真を発見
伊那市の富県小学校で、今から70年前の昭和26年度の卒業生が、愛知県名古屋市の東山動物園などを訪れた修学旅行の写真が見つかりました。
28日は、昭和26年度の卒業生ら18人が学校を訪れ、プロジェクターに映された当時の写真を眺めていました。
富県小の塚田博之校長が、6月に学校の資料を整理していたところ、今から70年前の、昭和26年度の修学旅行の写真フィルムを見つけたということです。
今年は新型コロナウイルスの影響で年に1度の同級会が開催できなかったということですが、塚田校長から話を聞いた昭和26年度の同級生が、富県小に集まって写真を見ようと声を掛け合い、学校を訪れました。
当時の修学旅行は、電車の旅で、中央線を名古屋方面へ下り、東山動物園や、静岡県浜松市の弁天島を見学し、浜名湖で宿泊したということです。
今年で82歳になる同級生は、写真を眺めながら当時の様子を懐かしく振り返っていました。
富県小の塚田校長は、「70年前の貴重な思い出が見つかった。懐かしんでもらえてありがたい」と話していました。 -
「羽広荘西山亭」にリニューアル
新型コロナの影響で4月から休業していた伊那市西箕輪の羽広荘は、料亭「羽広荘西山亭」として来月1日にリニューアルオープンします。
本格的な再開を前に、今日からランチの営業が始まりました。
西山亭では、羽広荘の客室を活用し、個室で食事を楽しむことができます。
窓からは南アルプスや紅葉の景色が楽しめます。
ランチコースの1つ、牛陶板焼き御膳です。
国産牛や地元産の野菜にこだわっているということです。
伊那市観光㈱が運営する羽広荘は、新型コロナの影響で4月10日から営業を休止していました。
個室にトイレや風呂がないなど時代のニーズに合わなくなっていたため、休業を機に営業形態の見直しを行い、リニューアルを行うことにしました。
「西山亭」は、伊那市の西側の山のふもとを「にしやま」と呼ぶことから名付けました。
入口に検温器を設置している他、食事を完全個室にするなどの新型コロナ対策をとっています。
羽広荘西山亭は3日前までの完全予約制となっていて、コース料金の他に席料1人200円がかかります。
来月1日から15日まではコース料理が10%引き、席料が無料となります。
なお宿泊は団体のみ続けるということです。
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唐澤良二さんが防犯栄誉銀章
伊那市坂下の唐澤良二さんは、長年にわたり防犯活動に尽力したとして警察庁長官と全国防犯協会連合会長から贈られる防犯栄誉銀章を受章しました。
27日は、唐澤さんが伊那警察署を訪れ、土屋秀夫署長に防犯栄誉銀章の受章を報告しました。
唐澤さんは、現在71歳です。
伊那エンジェルス隊の隊員として平成19年から活動を行っていて、平成29年から隊長を務めています。
また、平成12年から少年警察ボランティアとしても活動しています。
2か月に1度年金支給日に合わせ特殊詐欺防止の啓発活動を行っている他、夏祭りや年末年始などに、大型店やイベント会場で非行防止の声かけを行っているということです。
長年にわたる防犯活動が評価され、警察庁長官と全国防犯協会連合会長の連名で贈られる防犯栄誉銀章を受章しました。
表彰式は6日に佐久市で行われました。
今年長野県内で防犯栄誉銀章を受章したのは2人となっています。
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伊那市と市内郵便局が協定
地域課題の解決や相互の発展を図ることを目的に、伊那市は日本郵便株式会社の市内20の郵便局と包括連携協定を22日、締結しました。
22日は、市役所で調印式が行われ、白鳥孝市長と市内の郵便局を代表して高遠郵便局の高橋晴彦局長が協定書を取り交わしました。
伊那市と市内の郵便局は、これまで災害時の協力や道路損傷か所の情提供などの協定を結んでいます。
今回は、住民サービスの向上や地域経済の活性化を図ることを目的に包括連携協定を結びました。
新たに連携するのは、安心安全な暮らしの実現、未来を担う子どもに関することなど4項目です。
今回の協定締結により子どもの見守り活動や災害時の危険個所の事前通報、認知症高齢者の見守り活動の協力などを行うとしています。
白鳥市長は「包括協定を結ぶことで連携事業をさらに進めていきたい」と話していました。
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伊那中央RC コナラ400本植樹
伊那中央ロータリークラブは、多様な生物が生息する豊かな森林をつくろうと伊那市のますみヶ丘平地林でコナラの苗木400本を植樹しました。
25日はロータリークラブの会員や伊那西高校の生徒、信州大学の学生などおよそ50人が参加し植樹を行いました。
参加者は、深さ20センチ程の穴をほり、コナラの苗木を植えていきました。
伊那中央ロータリークラブでは奉仕活動の一環で、今回次の世代に豊かな自然をつないで行こうと植樹を行いました。
用意された400本のコナラの苗木は、およそ1時間ほどで植えられました。
伊那中央ロータリークラブでは来年度も植樹を行う計画です。
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交通安全「孫から作戦」伊那市西部交通安全協会
伊那市西部交通安全協会は、交通安全啓発活動「孫から作戦」と銘打って、竜南保育園の年長園児にお守り型の夜光反射材キーホルダーを26日に贈りました。
キーホルダーは、それぞれ持ち帰り、祖父母に渡します。
26日は、西部交通安全協会の湯沢文雄会長が竜南保育園を訪れ、年長園児に1人2つずつキーホルダーをプレゼントしました。
キーホルダーは、お守りの形をしていて、暗いところでも目立つ夜光反射材となっています。
園児らは、色を塗ったり祖父母の似顔絵を描いたりしていました。
この取り組みは、西部安協エリアのますみヶ丘が今年度長野県の高齢者交通安全モデル指定地区となっていることから企画されたものです。
伊那警察署によりますと、管内では今年1月から10月25日までに134件の人身事故が発生していて、そのうちの半分の67件は65歳以上の高齢者が絡む事故となっています。