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高遠町 的場文化祭 住民の力作並ぶ
伊那市高遠町的場区の住民が制作した作品を展示する文化祭が、24日、25日の2日間行われました。
会場となった的場生活改善センターの入り口では本物そっくりな人形が出迎えてくれます。
会場には、クラフトバッグや絵画など25人から出品された作品60点ほどが並びます。
特にクラフトバックは、的場区の住民10人程が参加する教室で作品作りが盛んにおこなわれているということです。
的場区では2年に1度、この文化祭を行っていて、今回で3回目です。
例年は、発表会も行いますが、今年は新型コロナの感染対策として展示のみとしました。
的場区は、36戸、100人程が住む地域です。
文化祭を主催した的場地域社会福祉協議会の矢澤利一さんは「熱心に取り組んだ力作ばかり。住民同士、互いに見せ合い、交流を深めたい」と話していました。
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山荘ミルクで犬のしつけ教室
犬を飼い始めて間もない初心者を対象にした、しつけ教室が、伊那市横山の山荘ミルクで24日、開かれました。
この日は、上伊那地域を中心に40匹の犬と40人の飼い主が参加しました。
講師を務めたのは、箕輪町長岡のドッグスクールタカギの、髙木のり子さんです。
髙木さんによりますと、ほかの犬と喧嘩をしないように社会性を学ばせたり、飼い主を噛まないようにきちんとしつけをすることが大切だということです。
きちんとしつけるには4か月ほどかかるということです。
この日は、エサを前に、飼い主から離れて「待て」の練習をしました。
辛抱強く待っている犬もいれば、我慢できずにエサを食べてしまう犬もいました。
髙木さんは「犬が吠えたり、噛んだりしないようにするためにも、しつけが重要なことを知ってほしい」と話していました。
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コロナ対策をして泡フェス
りんごの発泡酒シードルとクラフトビールを味わうイベント泡フェスが3日伊那市のセントラルパークで開かれました。
泡フェスは新型コロナ対策として予約制で行われました。
泡フェスは伊那谷のシードルや地ビールを楽しんでもらおうと飲食店や醸造所などでつくるアスタルシードルクラブが開いたものです。
会場には伊那谷の飲食店や醸造所のブースが並び訪れた人たちがそれぞれの味を楽しんでいました。
今回は新型コロナウイルスの影響もありましたが、予約制にして密集を避けるなど感染予防対策をしての開催となりました。
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地域の史跡に説明看板設置
伊那市西箕輪の大萱区は区内の史跡について理解を深めてもらおうと、このほど説明看板を設置しました。
説明看板は区内の史跡3か所に設置しました。
伊那市協働のまちづくり交付金を活用したもので事業費は23万3千円です。
説明文は小林和道区長を中心に役員が郷土史研究家の書物を調べるなどして記載したということです。
史跡の阿弥陀堂は平安時代からの浄土信仰に伴い極楽往生を遂げるための修行を目的に作られたとされています。
現在の建物は1939年昭和14年に建てられたもので、堂内には2体の阿弥陀如来像が祀られているということです。
血下げ場と馬頭観音は農業に馬が利用されていたころ馬が活動的になりすぎるのを防ぐため血を抜いた場所とされています。
この場所には馬を祀る馬頭観音も数多く残されています。
獄門畑は江戸時代の1740年頃近隣の村と土地を巡って起きた争いがもとで当時の大萱村の村民が打ち首となり、その首がさらされた場所とされています。
大萱区では地域に残る史跡を地域住民が保存管理していくことで郷土愛を育んでいきたいとしています。
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インドシルクの染織作品展
インドシルクを使った染織品の作品展「インドシルク~手しごとと伊那谷の未来~」が、伊那市の創造館で、開かれています。
会場には、インドシルクを使った染織品およそ40点が並んでいます。
作品は、東京を中心に活動している染織工芸研究家の岩立広子さんが、1970年から50年以上にわたり、年2回インドに通って集めたものです。
こちらは、サリーと呼ばれる民族衣装で、1枚の長方形の布を体に巻き付けて着るものです。
作品は、19世紀から20世紀につくられたもので、主にイスラム教徒やヒンドゥー教徒が結婚などの祝い事で身に着けたということです。
インドシルク~手しごとと伊那谷の未来~」は11月23日(月)まで、伊那市の創造館2階企画展示室で開かれていて、入場料は500円、高校生以下は無料です。
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修学旅行キャンセル料 公費で負担
伊那市は新型コロナ対策の第6弾として、28日に開かれる市議会臨時議会に、2,856万円の補正予算案を提出します。
個人事業主への傷病手当の支給、小中学校の修学旅行のキャンセル代の公費負担などが盛り込まれています。
伊那市が、10月28日に開かれる臨時市議会に提出するのは、新型コロナ対策を盛り込んだ2856万円の補正予算案です。
内訳は、新型コロナに感染した個人事業主に、日額あたり5,000円を支給する傷病手当支給事業に500万円。
子育て世帯に児童1人あたり1万円を支給する臨時特別給付金の増額に1,193万円。
中止・延期となった小中学校の修学旅行キャンセル料を全額公費で賄う事業に684万円などとなっています。
この補正予算案などが提出される伊那市議会臨時会は、今月28日に開かれます。
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脱プラへ 「麦ストロー」完成
伊那市の委託を受け、市社会福祉協議会が制作を進めてきた、大麦やライ麦を使ったストローが完成し、22日、お披露目されました。
脱プラスチックの推進、農業と福祉の連携事業として今後の展開が期待されます。
麦ストローは、ロング3本、ショート2本、合わせて5本入りを198円で販売します。
伊那市では脱プラスチック推進を目指して、代替商品の「麦ストロー」の製品化を検討してきました。
委託を受けた伊那市社会福祉協議会が、製造を行いました。
麦は、伊那市の農家や信州大学農学部から提供を受けました。
障害者の多機能型事業所の通所者が、刈り取りから節の切り落とし、長さをそろえるための切断作業などを行い、製品化しました。
22日は、伊那市役所で定例記者会見が開かれ、白鳥孝市長がその使い心地を確かめていました。
今年度は1000本のストローを作製しました。
現在は、ストローに加工できない麦が多く、選別や加工に手間と時間がかかるということで、どのように効率化していくかなど課題は残ります。
伊那市によると自治体と事業者が協力して、麦ストローを製品化するのは全国的にも非常にめずらしいケースだということです。
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上伊那中学生ほたる大会
中学3年生の軟式野球の大会上伊那ほたる大会が、伊那市の伊那北高校グラウンドなどで18日、開かれました。
大会は、高校に行っても野球を続けるきっかけにしてもらおうと上伊那から甲子園!の会が開いたものです。
大会には、連合チームを含む上伊那の13校10チームが出場し伊那市の伊那北高校、東原キッツグラウンド、宮田村の宮田球場の3会場で試合が行われました。
大会は、2日間の日程が組まれていましたが、1日目が雨で中止となったため順位はつけずにリーグ戦のみを行いました。
東原キッツグラウンドでは、春富中、駒ヶ根東中、辰野中、箕輪中の4校の試合が行われました。
この大会は、中学校で他の部活動を選んだ野球経験者も参加している他、保護者が監督を務めるなど、交流を主な目的としています。
試合では、選手たちが楽しみながらプレーをしていました。
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牧島君男子三千メートルで優勝
17日に横浜市で行われた陸上のジュニアオリンピックカップ全国中学生大会の男子3千メートルで伊那市の東部中学校3年の牧島涼也 君が優勝しました。
22日は、牧島君と顧問の木下純市教諭が市役所を訪れ白鳥孝市長に優勝を報告しました。
牧島君は、16日と17日に横浜市で開かれた陸上ジュニアオリンピックカップ全国中学生大会の男子3千メートルに出場しました。
17日の決勝では、8分44秒95を記録し優勝を果たしました。
牧島君は、大会に向け部活以外にも上伊那の駅伝チームの選手たちと練習を重ねてきたということです。
白鳥市長は「故障に気をつけ食事の管理をしっかりして上を目指して欲しい」と話していました。
牧島君は「これからも全国でも戦っていける選手になりたい」と抱負を話していました。
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鼓笛隊が演奏披露
伊那緑ヶ丘幼稚園と緑ヶ丘敬愛幼稚園の園児でつくる鼓笛隊が
18日伊那小学校校庭で演奏を披露しました。
18日は運動会のなかで伊那緑ケ丘幼稚園と緑ヶ丘敬愛幼稚園の4歳から5歳の鼓笛隊83人が演奏を披露しました。
両幼稚園では特色ある取り組みとして鼓笛隊の演奏を園が始まって以来40年以上続けています。
しかし今年度は新型コロナウイルスの影響で毎年演奏している伊那まつりが中止となったことから発表の機会がありませんでした。
運動会も新型コロナウイルスの感染対策として入場を制限しての開催となりましたが、園児にとっては初めての発表の場となりました。
集まった保護者は我が子の姿を記念に残そうとビデオカメラやスマートフォンを使って撮影していました。
鼓笛隊は今年の1月から練習してきたアニメ、宇宙戦艦ヤマトのテーマを演奏していました。
宮原健園長は「園児たちは集中して演奏することができフォーメーションも見事だった。親御さんに見てもらうことができうれしかったのではないか」と話していました。
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新山小の6年生が松茸収穫体験
伊那市の新山小学校の6年生は21日、地元の松茸名人の藤原儀兵衛さんの山で松茸の収穫を体験しました。
この日は、6年生4人が藤原さんの山で松茸を収穫しました。
山を所有する藤原さんは、毎年地元の新山小の6年生を招いていますが、去年は不作で収穫体験は2年ぶりとなりました。
今年も不作だということですが、子どもたちに秋の味覚と収穫の楽しさを知ってもらおうと、松茸を残しておいたということです。
児童らは、松茸が生えている場所に案内してもらうと、一人一人収穫を体験していました。
藤原さんによりますと、去年に続き今年も不作で、収穫量は例年の2割ほどに落ち込んでいるということです。
この日は約2キロの松茸を収穫しました。
収穫した松茸は、11月5日に給食の時間で松茸ご飯にして味わうことになっています。 -
みはらしの湯でゆめわーく作品展
伊那市社会福祉協議会の多機能型事業所ゆめわーくの利用者が制作した織物や絵画の作品展が、伊那市のみはらしの湯で開かれています。
会場には、利用者が制作した織物や絵画など約30点が展示されています。
ゆめわーくでは、企業からの受託作業の他、自主製品の制作などを行っています。
作品展は、日ごろの活動を知ってもらおうと、4年前から開かれています。
作品の中には、利用者の願い事を書いたものもあります。
ゆめわーくでは、「一人一人が作品作りに取り組んできた。訪れた人に見て楽しんでほしい」と話していました。
作品展は、29日(木)まで、みはらしの湯で開かれています。
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伊那ゆいまーる移転で起工式
伊那市山寺の障害福祉サービス事業所伊那ゆいまーるは、中央に移転します。
20日は新しい事務所の起工式が行われ、関係者15人が出席し工事の安全を祈願しました。
伊那ゆいまーるは、社会福祉法人長野県社会福祉事業団が運営しています。
山寺の福祉まちづくりセンターの一角を借りて運営していますが、今回、サービスの充実を図ろうと中央に拠点を新築します。
ゆいまーるでは障害者の生活介護と就労支援を行っていて、新築により、定員は35人から40人に増員する予定だということです。
場所は伊那市中央の旧上伊那農業高校グラウンド跡地です。
建物は木造平屋建てで、延べ床面積は865平方メートル、事業費はおよそ3億円です。
なお、施設にはグループホームを運営するほっと上伊那の事務所も入る予定で、来年3月の完成を目指します。
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段ボール供給に関する協定
伊那市は、災害時に段ボール製簡易ベットなどを迅速に調達できるよう、段ボールの製造や販売を行っている企業と、物資の供給に関する協定を20日、締結しました。
伊那市が協定を締結したのは、段ボールの製造・販売を行っている松本市のレンゴー株式会社松本工場と伊那市のアリマックス株式会社です。
20日は市役所で調印式が行われ、白鳥孝市長が、レンゴー株式会社松本工場の河辺敏郎工場長、アリマックス株式会社の伊澤芳夫社長と協定書を取り交わしました。
協定により、伊那市は災害時に、避難所で活用する段ボールのベッドやパーテーションなどを要請します。
段ボール製のベッド等は耐久性が高く組み立ても簡単だということです。
伊那市は20日現在、75団体と災害時の応援協定を結んでいます。
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ますみケ丘で昆虫観察会
珍しいチョウなど様々な昆虫が生息する伊那市のますみヶ丘平地林で昆虫の観察会が9月19日に開かれました。
ますみヶ丘平地林の鳩吹公園周辺では、環境省の絶滅危惧種に指定されているミヤマシジミが生息しています。
信州大学名誉教授の中村寛志さんが会長をつとめるミヤマシジミ研究会が、幼虫のえさとなるコマツナギを植樹して保護する活動をしています。
中村さんは「昔は田畑の土手に農耕馬を繋ぐ為の『コマツナギ』が植えられていたが、機械化によりコマツナギは切られ、それに伴いミヤマシジミも減少しました。」と説明していました。
観察会は、子どもやその親にますみヶ丘平地林の珍しい昆虫や植物を知ってもらおうと伊那市と研究会が開いています。
ミヤマシジミの他にもコオロギやトンボなどがいました。
この日は市内の親子16組50人が参加し、観察会の最後には研究会から昆虫マイスター初級の認定書が渡されました。
参加したある親子は「改めて市内の自然を知る事ができました」と話していました。
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上伊那地区高校演劇合同発表会
上伊那地区高校演劇合同発表会が18日駒ヶ根市の駒ヶ根市文化会館で開かれ、伊那西高校演劇クラブが県大会に進出することが決まりました。
伊那西高校演劇クラブが演じたのはオリジナルの「まだおしまいじゃないわ」です。
オイルショックで、首都圏を中心に停電が続く近未来の日本を舞台に、田舎へと疎開してきた三姉妹の成長を描く物語です。
発表会には上伊那5校の演劇部が出場し、友情や家族との絆をテーマにした劇などを発表しました。
今年は新型コロナ感染拡大防止のため、出演者同士が近距離でセリフを言わないなどの対策が取られた他、無観客での開催となりました。
審査で選ばれた伊那西高校演劇クラブは12月12日と13日に千曲市で開かれる県大会に出場します。
この模様は、ご覧のチャンネルで来年1月に放送する予定です。
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国道361号防災工事現場を赤羽大臣が視察
7月豪雨による土砂崩落で現在迂回が必要となっている木曽町の国道361号の防災工事現場を19日に、国土交通省の赤羽一嘉大臣が視察しました。
19日は、赤羽大臣が木曽側から国道361号の防災工事現場に入り現地視察をしました。
現場は、権兵衛トンネルにつながる木曽町の姥神トンネルと神谷交差点の間です。
7月豪雨によりおよそ100mに渡り土砂崩落が発生し、現場では仮設道路の整備作業が行われています。
現場付近はおよそ2.5キロに渡り通行止めとなっているため、姥神トンネル手前から奈良井宿方面へ抜ける県道へ迂回が必要となっています。
現地視察では、太田寛副知事や県の担当者が復旧工事の状況などを説明していました。
また、白鳥孝伊那市長も現場を訪れ、「観光道路としてだけでなく、通勤に使用している人も多くいる」と話し、この区間のトンネル化を赤羽大臣に要望していました。
仮設道路は、延長200m、幅3メートルの片側交互通行で、供用開始は年内を予定しているということです。 -
三六災害60年実行委員会発足
1961年昭和36年に発生した三六災害から来年で60年となります。
節目の年を前に、関係団体による「三六災害60年実行委員会」が、19日に発足しました。
19日は、初めての実行委員会が伊那市の防災コミュニティセンターで開かれました。
委員は、国や県、市町村など19人で構成します。
委員長には、信州大学名誉教授の北澤秋司さんが選ばれました。
三六災害では、台風の接近と梅雨前線の停滞による雨で、伊那谷の各地で河川の氾濫や土砂災害、地滑りが発生しました。
死者・行方不明者は136人、家屋の全壊・流出・半壊は1,500戸以上に及びます。
三六災害から来年で60年の節目を迎えることから、災害の実態を再認識すると共に水害・土砂災害に備えた地域づくりを目指そうと実行委員会が発足しました。
来年6月に飯田市で600人規模のシンポジウムを開催する他、天竜川流域内の市町村でリレー式パネル展示を行う計画です。
次回の会議は、12月中旬を予定しています。 -
一水会常設展 新作に入れ替わる
今年から伊那市のかんてんぱぱホールで常設展となっていて、南信の一水会出品者の作品が並ぶ、一水会郷土作家展が、今月から新作に入れ替わりました。
会場には、会員13人が描いた風景画や静物画など38点が並んでいます。
南信在住者らでつくる南信一水会は、発足から11年目で、油絵が中心です。
会では「ほのぼのとした信州の風景を楽しんでもらいたい」と話していました。
展示は、かんてんぱぱホール常設展コーナーで来年1月末まで開かれていて、時間は午前9時から午後5時まで、入場は無料です。
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青島集落祭 住民自慢の品や写真並ぶ
伊那市美篶の青島地区で18日集落祭が行われ、青島交流センターには住民自慢の品や写真が展示されました。
会場には、地区住民を撮影した写真や、区民自慢の我が家のお宝などが並びました。
例年は、運動会を開いて交流を深めていますが、今年は新型コロナの影響で規模を縮小して、展示会という形で開催しました。
集落祭実行委員長の翁 昭博さんは、「青島はまとまりのある集落。コロナ禍の中だが、イベントを通して住民の一体感を醸成したい」と話していました。
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手良小学校で運動会
伊那市の手良小学校で、運動会が18日開かれ、全校児童115人が紅組と白組に分かれて14種目を行いました。
運動会は、5・6年生の有志29人による鼓笛隊の演奏で始まりました。
今年は新型コロナウイルスの影響で密になる組体操や大玉送りは行わず、種目数を減らしての実施となりました。
全校児童が参加した綱引きは、学年ごと2つのグループに分けて行われました。
低学年合同種目の障害物競走ではハードルを飛び越えたり、網をくぐり抜けながらゴールを目指していました。
高学年合同種目の障害物リレーでは、児童らが網をくぐり抜けたり、平均台の上を通りながらトラックを走り、ゴールを目指しました。
最後は、全校児童によるダンスが披露されました。
児童らは様々な色の旗を掲げて、音楽に合わせてダンスを披露しました。
手良小学校では、「一人一人が力いっぱい走ったり、ダンスを披露したり、活躍する姿が見られた」と話していました。
なお、この日の運動会は16対13で白組が勝ちました。
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外国人向けの観光プランづくり研修会
アクティビティを通じて自然や文化などに触れることができる、訪日外国人向けのアドベンチャーツーリズムについての研修会が5日、伊那市の信州INAセミナーハウスで開かれました。
研修会は、国土交通省北陸信越運輸局が開いたもので、主に南信地域の観光業に携わる関係者およそ20人が参加しました。
アドベンチャーツーリズムは、登山やサイクリングなどアクティビティ体験を通して地域の自然や文化を知ってもらうものです。
この日は、東京の旅行会社の担当者が講師として招かれ、外国人向けのアドベンチャーツーリズムのプランづくりやガイドについてのポイントを話しました。
研修会は、19日にも予定されていて、外国人のモデルを相手にモニターツアーの実習を行うということです。
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西山神社に園児が幟旗を奉納
伊那市の西箕輪南部保育園の園児は、保育園近くにある西山神社に手作りの幟旗を9日奉納しました。
この日は、年長、年中園児あわせて29人が、参道の階段の両脇に幟旗を立てました。
西山神社では、毎年10月9日に例祭を行っています。
幟旗の奉納は、五穀豊穣や家内安全を願って本祭りにあわせ行われているものです。
昭和30年ごろは、数千本の幟旗が立てられていたということですが、近年は数が少なくなっているということです。
多くの旗が立てられていた当時の賑わいを復活させようと、7年前から園児による奉納が行われています。
西山神社の関係者は「地元の歴史や文化を身近に感じてもらいたい」と話していました。
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伊藤真一さん 陶展
伊那市西箕輪に窯を持つ陶芸家 伊藤真一さんの作品展が、かんてんぱぱホールで開かれています。
会場では、伊藤さんの作品300点ほどが展示販売されています。
伊藤さんは伊那市西箕輪与地の穴窯で制作をしています。
釉薬を使うものもありますが、基本的には薪を焼いて巻き上がった灰がついてできた模様や色合いを楽しめるようにしているということです。
伊藤真一さんの陶展は、20日(火)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
それでは天気予報です。
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伊那中2年生 先輩から「人生」学ぶ
伊那市の伊那中学校の2年生は、職場体験を前に、仕事や夢・人生について学ぼうと、自分たちの先輩となる卒業生から話を聞きました。
講師は、キャビンアテンダントや、広告代理店勤務、会社経営者、公務員など19歳から40代まで6人の伊那中卒業生が務めました。
2年生114人が、それぞれ希望した講師の話を聞きました。
講師たちは、自分たちの失敗談や中学校時代の迷いも含めて話をしていました。
例年は6月に、地元の起業家から話を聞きますが、今回は、コロナの影響もあってこの時期に、学校の卒業生に話をしてもらう形での開催となりました。
11年前に伊那中学校を卒業し、現在はANAのキャビンアテンダントを務める倉科 千紘さんは、「私たちはプロフェッショナル。不測の事態が起きた場合には対処しなければならない」と話していました。
講演が終わった後には生徒たちが倉科さんを囲み、次々と質問を投げかけていました。
この座談会は、19日から5日間行われる職場体験学習を前に、働くことや夢をかなえるということ、人生とは何かを考えようと行われました。
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まほらいな市民大学 第21期生修了証書授与式
伊那市が市民の生涯学習の場として開いているまほらいな市民大学の第21期生の修了証書授与式が、24日、ニシザワいなっせホールで開かれました。
21期生は57人で、2年間で芸術・文化・歴史など様々なジャンルの41講座を学びました。
24日は学長の白鳥孝市長から、代表者に修了証書が授与されたほか、皆勤賞・精勤賞の受賞者が表彰されました。
例年は1年間に26講座が開講されますが、今年度は新型コロナの影響で8講座が中止となりました。
3月上旬から活動が中止となり、6月30日に再開されました。
白鳥市長は、「積極的に学び、人とのつながりを大切にし、生涯現役でのご活躍を祈る」と式辞を述べました。
修了生を代表して新宅 修さんは「仲間と学んだ2年間は短く感じた。多岐にわたる知識を習得でき友達も作ることができた。」と話していました。
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高遠町の一部でゆうあいマーケット
伊那市長谷地区で今年8月からスタートした支えあい買い物サービス「ゆうあいマーケット」のサービスエリアが11月から高遠町の一部の地域にも広がる予定です。
14日は、高遠町総合福祉センターやますそで高遠町地域協議会が開かれ、市が概要を説明しました。
ゆうあいマーケットは食料品や日用品をケーブルテレビのリモコンで注文しその日のうちに商品が自宅に届きます。
8月から長谷の非持・溝口・黒河内・中尾の4地区で始まっていて、高遠町で今後予定されているのは長藤・三義・藤沢地区です。
11月からは三義地区でサービスが始まる予定で1か月間、
利用促進を図るためお試しキャンペーンが行われます。
通常1000円かかる使用料は無料で、商品代金の支払いのみとなります。
地域協議会では他に、高遠町総合支所の新しい庁舎の建設に向け協議を行う、建設検討委員会を設置することが承認されました。
地域協議会の委員や区長13人で構成し、委員長は地域協議会会長の伊藤岩雄さんが務めます -
社会人野球チームと中学生が交流
上伊那の社会人でつくる軟式野球チームHADESベースボールクラブは伊那市高遠町の高遠総合グラウンドで11日中学生と野球交流をしました。
11日は、部活を引退した東部中学校の野球部の3年生とシニアに所属する生徒が参加しました。
HADESベースボールクラブは、上伊那の40代以上でつくる軟式野球チームです。
野球の楽しさを子供たちに伝えようとスポーツ少年団や中学生と交流をしています。
11日は、一緒にシートノックを受けたり試合をして交流しました。試合では、両チームとも楽しみながらプレーをしていました。
東部中学校では「地域の人たちに支えられている。生徒たちが今後も野球を続けるきっかけになります」と感謝していました -
舎羅の会 合同展
箕輪町木下の木彫工芸家の中澤達彦さんから指導を受ける県内7つの教室「舎羅の会」の合同作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には木彫りの作品およそ250点が並んでいます。
木下在住の木彫工芸家の中澤さんから指導を受ける県内7つの教室から70人が作品を出品しています。
舎羅の会では、16年前から2年に1回展示会を開いていて、今回で8回目です。
中澤さんは「一人一人が合同展を目標に励んできた。様々な作品を見て楽しんでもらいたい」と話していました。
展示会は20日(火)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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看護の道へ誓いを新たに
伊那市の上伊那医師会附属准看護学院で14日、ナースキャップが与えられる戴帽式が行われ、半年間の基礎的な学習を終えた1年生が看護の道への誓いを新たにしました。
この日は、今年4月に入学した1年生22人が戴帽式を迎えました。
戴帽式は、半年間基礎的な学習を終えた学生たちを准看護学生として認める儀式として、毎年この時期に行われています。
学生らは、ナースキャップをかぶせてもらうと、ナイチンゲールの像に灯された灯を一人一人受け取りました。
全員が受け取ると、看護の精神が謳われた「ナイチンゲール誓詞」を朗読しました。
学生を代表して、箕輪町沢の大槻大地さんは、「この先、どんな看護師を目指しているのかを常に思い、医療現場で活躍する看護師となるべく新たなる一歩を踏み出します」と誓いを新たにしていました。
式を終えた学生は、今後は上伊那の医療機関で看護の実習を行うことになっています。