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伊那市の市有施設5施設 スポンサー募集
伊那市は、市内5つの市有施設のネーミングライツスポンサーを、1日から募集します。 募集するのは、市営野球場・伊那スタジアム、陸上競技場、伊那市民体育館、センターテニスコート、富士塚スポーツ公園の5施設です。 ネーミングライツは、市が所有する施設に愛称をつけることができる権利です。 希望額は、市営野球場・伊那スタジアムと陸上競技場が年額100万円、伊那市民体育館、センターテニスコート、富士塚スポーツ公園が年額50万円となっています。 応募期間は、あすから8月31日木曜日までの1か月間です。 愛称の使用開始は、10月からを予定しています。 なお、市内では、荒井の「ニシザワいなっせホール」と東春近の「東原キッツグラウンド」の2か所でスポンサー契約を結んでいます。
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原爆に耐えた「アオギリ」の子を前に被爆者に黙祷捧げる
伊那市山寺の高尾神社に植えられた、広島の原爆投下に耐えたアオギリの木の苗木の前で1日、伊那中央ロータリークラブのメンバーが黙祷を捧げました。 この日は、クラブのメンバーおよそ20人が高尾神社に集まり、平和への願いを込めて黙祷を捧げました。 アオギリの木は、昭和20年の広島への原爆投下の時に、爆心地から1.3キロ離れた場所に生えていました。 樹皮の半分が焼けてえぐられたものの、現在も枯れることなく成長し続けています 平成25年に広島県でロータリークラブの全国大会が開かれた際に、各地域に苗が分けられました。 唐澤敏治(としじ)会長は「8月は原爆投下があった月だということを改めて思いおこし、戦争のない平和な社会になるよう願いましょう」とメンバーに呼びかけていました。
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国宝「薬師寺」東塔の校名入り瓦が里帰り
昭和25年頃、奈良県の国宝「薬師寺」の改修工事のために、当時長野県内の小・中・高校、301校が募金をしました。 その際に作られ、薬師寺東塔に使われていた校名入りの瓦が、このほど伊那市内の小中学校に里帰りしました。 伊那市東春近の春富中学校には3枚の瓦が里帰りしました。 春富中統合前の富県中学校、西春近中学校、東春近中学校と書かれた横には「昭和26年修補」の文字が刻まれています。 昭和25年、奈良県の国宝保存連盟は薬師寺や東大寺など15の古社寺を保存修復するために「国宝保存学徒募金」を呼びかけました。 当時、修学旅行生の見学態度や事前学習の深さに高い評価があった長野県の教育会には全国に先駆けて募金の依頼がありました。 その呼びかけに応え、県内301校からおよそ70万円、現在の金額に換算しておよそ2千万円の募金が届けられたということです。 上伊那教育会の矢澤淳会長は「当時、上伊那地域の多くの学校から寄進があった。当時の子ども達がどんな想いで家族に相談して寄進したのか。また東塔自体のことを知る上でも非常に貴重な資料だと思います」と話していました。 平成21年に薬師寺東塔の改修工事が10年計画で始まった際に、長野県の学校名が書かれた瓦、345枚が発見されました。 通常、国宝を解体する際にはすべてのものが粉砕処分されますが、信濃教育会が里帰りの働きかけを行い、この度各学校に届けられました。 伊那市には、合わせて8枚の瓦が里帰りしました。 今年春に修学旅行を済ませた中学生は瓦を目にして「想像以上に綺麗な状態で驚いた。遠い存在のように感じていた薬師寺をとても近くに感じることができるようになって、なんだか嬉しい感じです」と話していました。 春富中では、8月の始業式でこの瓦について、生徒に説明する予定です。 なお、今回里帰りした瓦の他にも、伊那市内の学校名が書かれた瓦6枚が見つかっていて、状態が良いことから、修復工事後、薬師寺東塔の瓦として再利用されるということです。
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高遠町長藤国道152号 土砂流出で交通規制
7月31日午後10時25分頃、伊那市高遠町長藤の国道152号で、雨により土砂が流出し、片側交互通行規制となりました。 交通規制は、8月1日午後4時40分に解除されました。 土砂は、伊那市高遠町長藤の国道152号東側の沢から流出し、長藤郵便局南側およそ100メートル区間が片側交互通行規制となりました。 高遠町には、31日午後9時15分に土砂災害警戒情報が出されていました。 伊那警察署によりますと、土砂流出による人的・物的被害はなかったということです。 伊那建設事務所が復旧作業にあたり、1日午後4時40分に作業は完了したということです。
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バスで観光地を結ぶ 伊那谷風土記街道周遊バス運行開始
市町村を越えて、上伊那地域の観光地をバスで結ぶ「伊那谷風土記街道(ふどきかいどう)周遊バス」の運行が、1日から1か月間の日程で始まりました。 この日は、周遊バスの発着所となるJR伊那市駅で出発式が行われ、関係者がテープカットで運行開始を祝いました。 運行を記念して、最初の乗客には観光施設からプレゼントが贈られました。 松本市から訪れた親子は「地域の観光地を巡ることができるバスが走ると聞き乗ってみたいと思った。天気も持ちそうなので楽しみです」と話していました。 伊那谷風土記街道周遊バスは、日帰り客が多い上伊那地域の観光施設を結ぶことで、少しでも長く滞在してもらおうと上伊那地域振興局が初めて企画したものです。 広域農道を軸に、南箕輪村の大芝高原、伊那市のみはらしファームとかんてんぱぱガーデン、駒ヶ根市の駒ヶ根高原の4つの観光拠点をまわります。 振興局では、地元の人たちにも乗ってもらい、地域の魅力を再発見する機会にしてもらいたいと話します。 堀田文雄局長は「観光地を結ぶことで少しでも長く滞在してもらうことができる環境が整えばうれしい。地元の人たち、特に小学生に活用してもらい、改めて地域の魅力を発見してもらいたい」と話していました。 「伊那谷風土記街道周遊バス」は、27日(日)まで毎日、午前は9時30分に伊那市駅発、午後は0時40分に伊那市駅発の2便が運行します。 料金は、1回の利用につき大人200円、小中学生100円、未就学児は無料となっています。
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夏休みの児童対象に各地で勉強や工作のイベント
夏休み中の子どもを対象にしたイベントが各地で行われています。 箕輪町の木下公民館では、夏休みの宿題などを行う木下区寺子屋教室が開かれています。 木下区青少年健全育成会が、夏休み中の子ども達の居場所づくりにしようと4年前から開いています。 教室は24日を含め4日間で、小学1年生から6年生まで延べ100人が参加します。 元教員らが指導にあたり、分からないところを教えていました。 教室はあすも開かれ、課題学習の他、工作や歌をうたう計画です。
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長谷地域 自動運転サービスの実証実験地域に選ばれる
国土交通省が公募していた中山間地域での自動運転サービスの実証実験実施地域に、伊那市が選定されました。 伊那市での実証実験の内容は、長谷地域での自動運転技術を活用したものです。 全国8か所のうちの1つに選ばれたことが、31日に分かりました。 白鳥孝伊那市長は、「自動運転サービスやドローンの活用は、中山間地域の維持のために必要不可欠なものと考えている。実験が伊那市で行われることを大変うれしく感じる」とコメントを出しています。
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伊那地域33.9度 台風の動向に注意
31日の伊那地域の最高気温は、午後2時過ぎに33.9度を記録し暑い1日となりました。 伊那市高遠町の高遠スポーツ公園プールでは、近くの高遠保育園の年中、年長園児およそ50人が、スライダーを楽しんでいました。 長野地方気象台によりますと、向う一週間は湿った空気の影響で曇りや雨の降る日が多くなるということです。 また、小笠原諸島付近では、非常に強い勢力の台風5号がゆっくりと北上しています。 気象台では、週末にかけて影響がでてくると予想していて、今後の動向に注意するよう呼びかけています。
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ますみヶ丘で蜂追い大会
伊那市地蜂愛好会恒例の蜂追い大会が、ますみヶ丘平地林で開かれました。 30日は伊那市地蜂愛好会のメンバーなど15人が参加し地蜂の巣をとるための蜂追いをしました。 クロスズメバチを餌のイカでおびき寄せ目印をつけて放ちその後を追いかけます。 それを繰り返して地面の中に作られた巣の場所を探し出します。 伊那市地蜂愛好会は伊那谷伝統の蜂追いの技術を高め継承していこうと年に1回蜂追い大会を開いていて今年は一般からの参加者もありました。 開始からおよそ30分、一つ目の巣を見つけました。 巣を確認した後は、掘り出し作業が行われます。 煙幕で蜂を気絶させてから慎重に土をかきわけていくと巣が姿を現しました。 およそ400グラムの巣を採ることができました。 30日は全部で6個の巣をみつけたということです。 巣は自宅に持ち帰り秋のコンテストに向けて育てるということです。
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ひまわり迷路 園児大喜び
伊那市西箕輪南部保育園近くの畑におよそ1万本のひまわりで作った迷路が完成し、園児が畑の中を駆け回っていました。 31日は、南部保育園の園児47人が畑を訪れました。 この迷路は、若手農家でつくるJA上伊那青壮年部西箕輪支部のメンバーが、子ども達に楽しんでもらおうと遊休農地を活用し、去年から行っています。 今年は、子ども達にひまわりも楽しんでもらおうと去年より50センチ程背丈が低い品種にしたということです。 子ども達は、夏の日差しの中元気に畑を走り回っていました。 去年は、多くの写真家や家族連れなどが訪れたということで、西箕輪支部では、「誰でも自由に来て遊んでもらいたい」と話しています。
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平岩さん宅のヤマユリが見ごろ
伊那市高遠町上山田引持の平岩兼雄さん宅のヤマユリが見ごろとなっています。 上山田引持の平岩さん宅の敷地にはヤマユリが群生しています。 数株だったヤマユリが自然に増えていき現在のようになったということです。 花は8月の上旬頃まで楽しめるということです。
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富県南福地御柱祭 斧入れ式
7年に1度、諏訪大社御柱祭の翌年に行われる伊那市富県南福地の御柱祭で、4本の柱を伐採する斧入れ式が30日に行われました。 この日は、一の柱となる木がある菖蒲山に祭壇が設けられ、祭典委員会のメンバーらが祭りの安全を祈願しました。 南福地の諏訪神社は、諏訪大社に敬意を払うためなどの理由で、諏訪大社の御柱祭の1年後に行われています。 一の柱となるヒノキの木は、太さが1メートル35センチです。 伐採する長さは、7年ごとに3センチ伸ばし今年は6メートル18センチです。 木を倒す前には、木遣りが奉納されました。 チェーンソーで少しずつ根本を切っていきました。 この日は、伊那市が制作するプロモーション映像「イーナ・ムービーズ」の撮影も行われました。 富県南福地の御柱祭は、9月に山出しと建御柱が行われる予定です。
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南ア林道 外来植物を抜き取り
伊那市長谷の南アルプス林道で林道沿いに生えている外来植物の抜き取り作業が28日行われました。 作業には15人が参加し、林道沿いの外来植物を抜き取りました。 これは、南アルプス食害対策協議会を構成する伊那市や南信森林管理署、信州大学農学部などが行っていて今年で4年目です。 今回は、標高1,680メートルの歌宿から大平山荘付近まで登りながらヒメジョオンやビロードモウズイカなどを除去しました。 信州大学の渡邉修(わたなべおさむ)准教授は、改修工事で他の場所から土を持ち込む場合に外来植物が入ってくる可能性が高くなる事から、工事した場所の継続的な観察が必要と話していました。 今回の作業でおよそ10キロの外来植物を除去したという事です。
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池坊いけばな教授がいけ方指導
伊那市東春近で生花の指導を行っている野溝淳子さんの「花はともだち展」が28日から伊那市西春近のかんてんぱぱホールで始まりました。 28日は野溝さんによるいけばなの指導が行われました。 いけた花はアルストロメリアやあじさい、ひまわりなど畑や庭先にある花が使われました。 池坊いけばな教授の野溝さんは一般のほか小学生の指導にもあたっています。 会場では学生を対象にした無料体験コーナーを設けいけた花を器と共にプレゼントします。 野溝さんは「若い人たちに花と向き合ってもらいたいと思い、その第一歩の場所をここにつくりました。自宅の居間や玄関に自分でいけた花を飾ってみてください。」と話していました。 この「花はともだち展」は30日までかんてんぱぱホールで開かれています。
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地域の安全願う 青島の千社参り
地域の安泰や五穀豊穣などを願う、伊那市青島の千社参りが23日行われました。 午前6時 伊那市美篶青島の諏方社では、千社参りを前に区と神社の役員が神事を行いました。 青島の千社参りは市の無形民俗文化財に指定され、毎年土用の入りの7月20日前後の日曜日に行われている伝統行事です。 神事の後には9つの組がくじで今年担当する地区を決めると、お札を受け取っていました。 お札は全部で千枚あり、市内各地の神社やお寺、道祖神に奉納します。 伊那市西箕輪の仲仙寺です。 お寺につくと住民らは「千社参り」と書かれた札を貼り付けていました。 この行事は、三峰川の氾濫に悩まされてきた住民が地域の安全を願い始められたと言われています。
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小黒川スマートインター周辺 建物規制へ
伊那市は小黒川スマートインターチェンジ周辺について、風俗店や環境を悪化させる工場の建設を禁止する予定です。 28日は市役所で都市計画審議会が開かれ、スマートインターチェンジ周辺の建築物の規制について話しあいました。 小黒川スマートインターチェンジが開通する事で周辺の農地は目的を問わず転用がしやすくなります。 市では、乱開発を防ぎ将来を見据えた土地利用を行うために、周辺の59ヘクタールを特定用途制限地域に設定する方針です。 制限地域では、風俗店や環境を悪化させる工場の建設を市独自の条例で制限する予定です。 出席した委員からは、「ファッションホテルの建設を制限してはどうか」といった意見が出されました。 市では開発と環境保護、市全体の経済効果などを検討し規制内容を検討していきたいと答えていました。 建物の規制に関する条例案については9月市議会に提出される予定です。
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東部中2年松澤さん 将棋で全国大会
伊那市の東部中学校2年の松澤咲さんは8月3日から山形県天童市で開かれる将棋の全国大会に出場します。 28日は松澤さんが市役所を訪れ、白鳥孝市長に全国大会出場の報告をしました。 松澤さんは小学2年生の時から将棋を始めました。 5月に塩尻市で開かれた県大会の女子の部で優勝し、初めて全国大会への出場を決めました。 白鳥市長は、「自分の持っている力を出し、強気で頑張って下さい」と激励しました。 松澤さんは「ベスト16を目標に頑張りたいです」と答えていました。 全国中学生選抜将棋選手権大会は、来月3日、4日に山形県天童市で開催される予定です。
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世界一周島田さん 伊那餃子食べ歩き
伊那餃子会は自転車で世界一周をした神奈川県在住の島田義弘さんとコラボしたスタンプラリーを27日行いました。 27日は、島田さんやイベント運営会社のスタッフが伊那市を訪れ、伊那餃子会会員の5店舗を食べ歩きました。 島田さんは2008年から、世界の餃子巡りを目的の一つにして自転車で世界一周をしました。 島田さんは「餃子というと中国が思いつくが、中国とヨーロッパを繋ぐシルクロード沿いには、地域毎に餃子と似た食べ物が必ずありました」と話していました。 咲来軒では、アマランスを使い、味噌だれで食べる「伊那餃子」を味わいました。 島田さんは29日、伊那西小学校でふるさとについて講演するほか、高遠町で野菜のブランド化について考えるイベントに参加する予定です。
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県少年警察ボランティア協会会長表彰を受賞
長年にわたり青少年の非行防止や健全育成に尽力したとして長野県少年警察ボランティア協会会長表彰を伊那少年警察ボランティア協会と伊那市高遠町の山下末廣さんとが受賞しました。 26日は、伊那警察署で受賞報告と賞状の伝達式がありました。 伊那少年警察ボランティア協会が、功労団体表彰を受賞しました。 伊那少年警察ボランティア協会は、駅周辺での声掛け運動や有害自動販売機の浄化活動などに取り組みました。 伊那市高遠町の山下末廣さんは特別功労会員表彰を受賞しました。 山下さんは、祭りなどで街頭補導活動を実施し青少年の非行防止に努めました。 県内では22個人、1団体が表彰されました。
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中学生が大工の仕事を体験
長野県は、担い手不足が心配される大工の仕事について理解と関心を深めてもらおうと、伊那市の伊那中学校できょう、体験授業を行いました。 27日は、伊那中学校の1年生133人が体験授業を受けました。 長野県と長野県建設労働組合連合会が協働して去年から県内で実施していて、南信では今回が初めてです。 伊那大工分会の会員9人が、指導に当たりました。 のこぎりの挽き方やカンナの使い方を披露していました。 その後は、中学生1人1人が、プランターを入れる箱を作りました。 大工分会のメンバーが、金槌の使い方をアドバイスしていました。 長野県によりますと、大工の人数は激減しています。 ピークの平成7年には、全国に76万2千人の大工がいましたが、平成27年は37万2千人と半減しています。 県内では、平成7年では1万5千人でしたが、平成27年の推計で1万人を切ったとしています。 このままでは新築やリフォームなどを行える技術者がいなくなってしまい、県民の住生活に大きな影響を及ぼす恐れがあるとして、去年からこの体験授業を行っています。 長野県では、中学生のころから関心を高めてもらうことで、将来の担い手を育てていきたいとしています。
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クリエイティブ事業 事業所開設を補助
伊那市は、新たにインターネットに関連した事業や芸術関係などクリエイティブな事業で市内に事業所を開設する事業者に補助金を交付する産業誘致支援事業を始めました。 26日、開かれた定例記者会見で白鳥孝市長が概要を説明しました。 この事業は、将来性が見込まれるクリエイティブ産業の誘致と、それによる若者の雇用を創出しようと、今年度の新規事業で実施するものです。 今年度当初予算に400万円を盛っていて、新たに事業所やサテライトオフィスを開設する事業に対し補助をします。 対象となるのは、ソフトウェアやゲームソフト開発などの情報サービス業やデザイン、著述といった芸術関連のクリエイティブ産業と言われる事業です。 事業所やサテライトオフィスを新築工事する場合の補助は上限額200万円、空き家等を購入して利用する場合は上限150万円となっています。
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母子家庭 父子家庭の子ども対象に学習支援塾開催
母子家庭、父子家庭で育つ小中学生を対象にした無料の学習支援塾が、27日から伊那市内で始まります。 22日、今年度の塾の開講を前に、事前説明会が開かれました。 伊那市ひとり親家庭福祉会が、県と市の助成を受けて開いている無料の学習塾で、昨年度は伊那市内を中心に小学生14人、中学生11人が受講しました。 小中学校の元教員や民間の学習塾の講師が受験対策指導や個別指導を行います。 学習支援塾は県内ならどこの市町村からも受講でき、対象は小学1年生から中学3年生までです。 夏休み特別教室は27日から始まり8月18日まで10回開かれます。 通常教室は8月19日から来年3月まで毎週土曜日に開かれ、会場は、伊那公民館、またはいなっせとなっています。
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長野県の遺跡発掘2017 29日から伊那文化会館で開催
長野県内の遺跡で発掘された土器や石器が並ぶ「長野県の遺跡発掘2017」が29日から伊那市の伊那文化会館で始まります。 会場には県内の17の遺跡から発掘された土器や石器など600点が展示されています。 各市町村の教育委員会が発掘したものや長野県埋蔵文化財センターが昨年度調査した最新の出土品などを展示しています。 今回は、黒曜石をテーマにしたコーナーも設置されました。 縄文時代を中心に長野県産の黒曜石が関東周辺や遠くは青森県まで流通していた事から「最古の信州ブランド」とも言われているという事です。 長野県の遺跡発掘2017は29日から8月20日まで伊那文化会館で開かれます。 8月5日と12日には専門家による解説が予定されています。
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『土用の丑』 飲食店は大忙し
土用の丑の25日、ウナギを食べて暑い夏を乗り切ろうと飲食店には多くの注文が入り、従業員は慌ただしい一日となりました。 伊那市西町の割烹食堂てるでは、脂の乗った愛知県産のウナギ、およそ40キロを仕入れて土用の丑を迎えていました。 串に刺したウナギを、まずは何もつけずに「白焼き」します。次に蒸し器に入れて、ふっくらとした食感にします。最後に、タレ付けと焼きを繰り返す「本焼き」でこんがりと仕上げます。 割烹食堂てるでは、土用の丑を重箱にぎっしり入った大きなウナギで楽しんでもらおうと、1人前に1匹まるごと使用しています。 この日は、予約注文のあった人向けにうな重の弁当を作る作業が行われ、室温が40度近くまで上がった焼き場では、店主の藤原光明さんが作業に追われていました。 藤原さんは「年に1度こういう忙しい時期がないと張り合いがない。夏バテ予防に食べてもらいたい」と話していました。 日をずらしてうな重を注文する人もいるということで、てるでは今週末頃までは忙しい日が続きそうだということです。
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新関脇御獄海 伊那で白鵬との取組語る
木曽郡上松町出身の御嶽海が24日夜、伊那市の信州INAセミナーハウスでトークショーを行い、記録がかかった白鵬との取組について「プレッシャーを感じずに自分の相撲ができた」と話しました。 この日は、会場から寄せられた質問に対して御嶽海が答えていました。 取組前のルーティンについて「制限時間いっぱいの時にまわしを叩くのは気合が入るので毎回やっている。以前はその後に塩のところへ走っていっていたが、親方から堂々するよう言われ、今はゆっくり堂々とするようにしている」と話していました。 御嶽海、本名・大道久司さんは、木曽郡上松町出身の24歳で東京都の出羽海部屋に所属しています。 7月の名古屋場所から県内では84年ぶりとなる関脇に昇進しました。 23日まで愛知県名古屋市で行われていた大相撲名古屋場所では、9勝6敗と勝ち越しを決めました。 横綱・白鵬が歴代最多勝記録をかけて臨んだ取り組みでは白鵬を破り、唯一の黒星をつけました。 白鵬との取組について御嶽海は「プレッシャーは特に無かった。ただ自分の相撲をやろうと思って臨んだ。ただ、強そうだな、という感じは受けた」と話していました。 トークショーは、伊那市内の医療機関でつくる「伊那市医師会」の納涼会で行われたもので、会場には会の関係者およそ200人が集まりました。 伊那市医師会の会長で、清水医院の清水広明(ひろあき)院長は「御嶽海関の勝利は薬よりも効果がある。医師、看護師みんなでこれからも応援していきたい」と話していました。
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伊那小学校で1学期終業式
夏休みシーズンを迎え、伊那市の伊那小学校で1学期の終業式が25日に行われました。 伊那小学校の1学期は、4月6日の入学式から25日までに74日間ありました。 26日から1年生にとっては初めての夏休みが始まります。 1年森組のクラスでは、担任の田中孝弘教諭が、児童に夏休み中の生活で気を付けることなどを伝えていました。 体育館では、全校児童が集まり終業式が行われました。 終業式では、代表児童4人が1学期に頑張ったことを発表しました。 林武司校長は「1学期は話を聞く姿勢がとてもよくなってきたと感じました。夏休みはいろいろな人の話やモノの音をたくさん聞いて過ごしてください」と話していました。 8月3日に駒ヶ根市で開かれる合唱コンクールに出場する合唱団のメンバー19人は、「金賞を目指して頑張ります」と抱負を話し、課題曲と自由曲を披露しました。 伊那小学校の夏休みは、8月20日までの26日間です。 伊那市・箕輪町・南箕輪村の終業式のピークは、25日と26日です。
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伊那まつり花火大会 60回を記念して音楽花火打ち上げ
来月6日に行われる伊那まつり花火大会では、通算60回を記念して、勘太郎月夜唄とダンシングオンザロードの曲に合わせて音楽花火が打ち上げられます。 25日は、伊那市の伊那商工会館で、第60回伊那まつり花火委員会が大会の概要を説明しました。 今年の目玉として、例年の音楽花火に加えて、通算60回を記念して60番組目にもう1つ音楽花火を打ち上げます。 勘太郎月夜唄とダンシングオンザロードの曲に合わせておよそ250発のスターマインが打ち上がる予定です。 伊那まつり花火委員会によりますと、今年の協賛金は16年ぶりに1,900万円を超える1,922万7,000円となっています。 金額が増えたことにより、番組数も去年より9番組増え95番組の予定で、4,500発の花火が打ち上がります。 伊那まつり花火大会は、来月6日(日)午後7時30分から行われます。
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フェンシング世界選手権 西藤選手銀メダル
フェンシングの世界選手権大会が、24日、ドイツで開かれ、男子フルーレで箕輪町出身の西藤俊哉選手が銀メダルを獲得しました。 西藤選手は、23日イギリスの選手に15対10で勝ちメダルが確定していました。 迎えた準決勝では、世界ランキング2位のイタリアの選手を相手に15対12で勝利し決勝へ。 決勝戦では、ロシアの選手を相手に惜しくも15対12で敗れましたが、準優勝となり銀メダルを獲得しました。 西藤選手は、箕輪北小学校を卒業後箕輪中学校に入学しました。 2年生の時にフェンシングのJOCエリートアカデミーに入校し、高校卒業までの5年間英才教育を受けました。 この大会の結果世界ランキングは日本人トップの11位となり、東京オリンピック出場の期待がかかります。
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日本聴導犬協会 ポー焼きドーナツ開発
宮田村の日本聴導犬協会は、地元の企業とコラボレーションしたチャリティーグッズの第一弾を販売します。 販売するのは、宮田村の宮田とうふ工房とのコラボレーション商品「ポー焼きドーナツ」です。 ポーは、日本語で肉球を意味します。 宮田とうふ工房の人気商品豆乳焼きどーなつと同じ生地で、信州産の大豆の豆乳を使用しています。 24日は、報道関係者を集めての商品に関する説明会が開かれました。 日本聴導犬協会は、平成20年に宮田村民会館の隣に移りました。 犬の調教現場を見ようと、年間50回以上のバスツアーが組まれていて、およそ2,500人が訪れています。 見学者からのチャリティー募金のお礼に、地元企業とタイアップしたものをプレゼントしたいと考え、商品を開発することになりました。 ポー焼きドーナツは、1個125円で、宮田とうふ工房で販売しています。 味は、プレーンとチョコレートの2種類で、1週間前までの事前予約制となっています。
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ボタンクサギ咲き始める
伊那市東春近木裏原の伊藤権司さん宅では、ボタンクサギの花が咲き始めました。 伊藤さんは、5年前に友人からもらった苗1本を植えたところ、200本ほどまでに増えました。 ボタンクサギは8月いっぱいまで順々に花をつけていくということです。