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伊那東小 第116回開校展
児童や保護者、地域住民が伊那東小学校の開校を祝う第116回開校展が23日、伊那東小学校で開かれました。 開校展は伊那東小学校の伝統行事として保護者や地域の人たちを招き毎年開校記念日の11月23日に開かれています。 校内には児童の書道や絵画、総合学習の成果などが展示されていました。 ほかには児童が作った雑貨などの販売コーナーも設けられ訪れた人たちで賑わっていました。 また明治や昭和の卒業写真や校舎の写真も並べられ卒業生が懐かしそうに見入っていました。 伊那東小学校は1898年明治31年に開校しこれまでに7579人が卒業しているということです。 23日は全校児童およそ670人が集まり体育館で記念式典も行われました。 式典で小林克彦校長は「時代が変わっても学び続けようとする子どもたちの姿は変わりません。地域ぐるみで学校を支える素晴らしい環境に感謝し次の節目に向けて活躍してください。」と呼びかけました。 最後に児童や地域住民らは校歌の合唱と万歳三唱で116回目の開校展開催を祝っていました。
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高遠焼きの皿や器 鉾持神社に奉納
高遠焼きの伝承200年を記念し伊那市高遠町の鉾持神社に高遠焼きの皿や器と、それらを乗せる木製の台「三方」が新たに奉納されました。 23日は、収穫に感謝する新嘗祭(にいなめさい)に併せ新調した皿や台を奉納する奉告祭(ほうこくさい)も行われました。 奉納されたのは祭事などに用いられるもので、供え物を載せた皿を置く三方という台12点と、高遠焼きで作られた皿や器13点です。 三方は、高遠まんじゅうの老舗「あかはね」が奉納しました。 台には3か所丸い穴があけられ、これが名前の由来とも言われています。 高遠焼きの皿や器は、陶芸家の浦野真吾さんが作った物です。一般的には祭事では白一色のものを使う多いという事ですが、今回は高遠焼きの特色を活かし白と緑のうわぐすりを使ったという事です。 高遠焼は1813年、高遠城へ水を引くため美濃から職人を招き焼いたのが始まりといわれています。今回の奉納は、この地に高遠焼きが伝わり200年を記念し行われました。 鉾持神社の伊藤光宣宮司は、「神社の祭事は日本古来の伝統行事。新たな道具と共に100年200年、これらの文化を守り伝えていきたい。」と話していました。
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INAいなっせJAZZ FESTIVAL
地元のアマチュアや県外のプロバンドが出演するジャズフェスティバルが23日伊那市のいなっせで開かれました。 神奈川県を中心に活動するプロバンド「シロクマ楽団」と東京都在住のハーモニカ奏者津田佳代子さんのコラボでは、軽快なリズムを響かせ訪れた人達は手拍子をしながら演奏を楽しんでいました。 津田さんはジャズの他にも、ハーモニカでクラシックを演奏しました。 この日はこのほかに、地元のアマチュアバンドや伊那中学校吹奏楽部などが出演し演奏を披露しました。
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リアルソフトボール野球盤全国大会
おもちゃの野球盤ゲームを応用したソフトボールの大会が、22日、伊那市営球場で開かれました。 大会には、市内から12チームが参加しました。 「リアルソフトボール野球盤全国大会」と銘打ったこの大会は、文字通り野球盤ゲームを応用したものです。 バッティングだけで守備はなく、フィールド内にはアウトやヒットなどとかかれたネットやフェンスが設置されています。 「実力が3割、運が7割」ということで、ボテボテのあたりがヒットになったり、強烈な打球がアウトのネットにあたるなど、熱戦が繰り広げられていました。 3チームごとの総当たりの予選と決勝トーナメントが行われ、弥生野球部OBチームが優勝しました。 大会では他に、ホームラン競争が行われました。 ゲストとして参加したBCリーグの信濃グランセローズチームは、予選で優勝した弥生野球部OBチームに敗れましたが、ホームラン競争では接戦を制しました。
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上伊那農業高校 120周年の節目祝う
南箕輪村の上伊那農業高校は、今年で創立120周年を迎えます。 22日は、記念式典が開かれ、卒業生らが節目を祝いました。 式典には、同窓会員や在校生などおよそ700人が集まり、全員で校歌を歌い120周年の節目を祝いました。 上伊那農業高校は、明治28年1895年に上伊那簡易農学校として伊那市狐島に開校しました。 翌年には、現在の伊那警察署の西側に校舎が建てられ、昭和24年から平成23年まで定時制の校舎として活用されました。 これまでに、全日制と定時制を合わせて2万人近くが卒業しています。 全日制は、昭和49年に南箕輪村に新築移転し、現在は生産環境科、園芸科学科、生物科学科、緑地創造科の4学科に483人が在籍しています。 120周年記念事業実行委員長で同窓会長の木下茂人さんは「この歴史を共通の財産として連帯の思いを確認しあいながら、地域社会の一員として精進していくことを祈念します」と挨拶しました。 生徒を代表して西村純哉生徒会長は「120周年を契機に、上農高校が発展していくよう努力していく」と誓いの言葉を述べました。 実行委員会では今年、戦時中の鉄不足の供出でなくなっていた鉄の門を復元した他、記念碑の作成、120周年史の発行など8つの記念事業に取り組んできました。 式典では、事業の1つでもある120年間の歴史を振り返るビデオの上映が行われ、出席者らは地域とともに歩んできた上農の歴史を再認識していました。
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上伊那教育会所蔵作品展「伊那谷の生んだ芸術家たち」
上伊那教育会が所蔵する伊那谷ゆかりの作家の作品展「伊那谷の生んだ芸術家たち」が22日から伊那市の創造館で始まりました。 会場には、伊那谷で活躍した作家中川(なかがわ)紀元(きげん)や中村(なかむら)七十(しちじゅう)5人の作品、7点が並んでいます。 上伊那教育会では、郷土の美術作品およそ60点を所蔵していて、広く一般に見てもらおうと作品展を開きました。 今回は1回目で、今後は年に1回のペースで開催したいということです。 上伊那教育会所蔵美術作品展 伊那谷の生んだ芸術家たちは来月7日まで伊那市創造館で開かれています。
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伊那谷写友クラブ 作品展23日まで
伊那市を中心に上伊那地域の写真愛好家でつくる伊那谷写友クラブの写真展が、23日まで伊那市の伊那図書館で開かれています。 伊那谷写友クラブの展示会は毎年開かれていて、今年で24回目になります。 会場には、会員14人の作品およそ50点が並んでいます。 写友クラブは、作品の大きさなどの規格やテーマを設けず、自分たちでテーマを決め好きな写真を撮ることを心がけているということです。 第24回伊那谷写友クラブの写真展は、23日日曜日まで伊那市の伊那図書館で開かれています。
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青野恭典さん 「森のいのち」をテーマに写真展
東京都在住の山岳写真家、青野恭典さんの「森のいのち」をテーマにした写真展が、20日から、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、日本全国の森を写した写真、50点が展示されています。 落葉樹林や針葉樹林など森の四季折々の風景が季節ごとに並べられています。 青野さんは、「人間や動植物の生活と切り離せない森の大切さを感じてもらいたい」と話していました。 会場には、森の植物や動物の写真も合わせて展示されています。 青野恭典さんの写真展「森のいのち」は来年3月22日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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美和ダム 減勢工の調査「異常なし」
天竜川ダム統合管理事務所が管理している伊那市長谷の美和ダムの下流にある減勢工の健全度調査が、21日行われ、異常がないことが確認されました。 美和ダムでは、国土交通省が進めるインフラ長寿命化計画に基づいて、去年総合的な点検作業を行い、問題なしと評価されました。 ただ、放水の勢いを抑える「減勢工」が、点検の際に満水状態で調査が行われなかったため、今回初めて全ての水を抜き調査が行われました。 調査には、県や市町村職員などおよそ30人が見学に訪れました。 美和ダムは建設から55年経っていて、減勢工は底面の厚さが2メートル、側面が最大で4.5メートルのコンクリートで造られています。 調査は、コンクリートの亀裂や損傷、底面に大きなくぼみが無いかなどを確認しました。 管理している天竜川ダム統合管理事務所では、美和ダムを永久的に利用できるよう今後も日常的な点検や総合的な点検を行っていくということです。
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消費税 期限内完納を
伊那税務署管内納税関係団体連絡協議会は、13日に伊那市内で、消費税期限内完納推進宣言をしました。 協議会副会長で、伊那地区納税貯蓄組合連合会の吉田元男会長が、「関係諸団体が一体となり、関係諸団体と緊密に連携を図りながら消費税の期限内完納のか推進を図る」と宣言しました。 吉田副会長は、「平成9年に消費税が3パーセントから5パーセントに引き上げられたときには、滞納が増加した。今回も8パーセントに引き上げられた直後なので滞納の懸念がある」とあいさつしました。 三浦哲雄伊那税務署長は、「協力して啓蒙活動に取り組んでいきたい」と話しました。
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伊那市ふるさと大使 北原巖男さん委嘱
伊那市高遠町出身で、一般社団法人日本東ティモール協会会長の北原巖男さんが、伊那市ふるさと大使に委嘱されました。 14日は伊那市役所で委嘱式が行われ、白鳥孝市長から委嘱状が手渡されました。 北原さんは高遠町三義出身の67歳です。 昭和47年に現在の防衛省に入庁し、平成17年から防衛施設庁長官を務めました。 平成20年から東ティモール民主共和国特命全権大使に就任し、現在は一般社団法人日本東ティモール協会会長を務めています。 北原さんは「東ティモールと伊那市の交流をきっかけに、様々な国との交流が深まるような活動をしていきたい」と話しました。 式で白鳥市長は「2020年の東京オリンピックの際に、東ティモールの選手のトレーニング地として伊那市に誘致したい」とあいさつしました。 これを受け北原さんは「皆さんと協力して誘致できるように取り組みたいです」と話しました。 伊那市ふるさと大使は、北原さんも含めて22人が委嘱されています。
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年末ジャンボ宝くじ 販売はじまる
1等前後賞合わせて7億円が当たる年末ジャンボ宝くじの販売が、21日から全国一斉に始まりました。 2002年から去年までに1億円以上の当たりが、5本合わせて11億円出ているイオン箕輪店の宝くじ売り場でも、販売初日から夢を買い求める人の姿が見られました。 今年の年末ジャンボ宝くじの当選金額は、1等前後賞合わせて7億円です。 また、1等7000万円が当たる年末ジャンボミニも販売しています。 年末ジャンボ宝くじの販売は12月19日までで、抽選日は12月31日です。
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家事家計講習会 「常備菜」の活用学ぶ
家計簿のつけ方や食生活のポイントなどを学ぶ「家事家計講習会」が、18日伊那市日影の伊那友の家で開かれました。 家事家計講習会は、雑誌「婦人之友」の愛読者でつくる「伊那友の会」が年に1回開いているもので、今回で26回目です。 会場には、上伊那の20代から80代までの主婦60人が集まりました。 講習会では、伊那友の会の会員が家計簿のつけ方や食生活について発表しました。 南箕輪村の伊藤道子さんは大豆の甘酢漬けや、すき昆布の土佐煮など、簡単に作れる作り置きのおかず「常備菜」を紹介しました。 伊藤さんは「常備菜は飽きが来ないので、夜時間がある時に作ると翌朝の食卓に一品添えることができます」とアドバイスしました。 参加した60代の女性は「作った常備菜にさらに手を加えることでまた違った料理ができることが分かったので、早速実践してみたいです」と話していました。
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新山山野草等保護育成会 信州エコ大賞で奨励賞受賞
伊那市新山のトンボの楽園の整備や山野草の保護に取り組む「新山山野草等保護育成会」は、信州エコ大賞で奨励賞を受賞しました。 4日は新山山野草等保護育成会の筒井弘事務局長らが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞の報告をしました。 会員は現在90人で、平成15年からトンボや山野草の保護・育成に取り組んでいます。 新山地区は、全国でも数少ない「トンボの楽園」として知られていて、毎年7月には観察会を開いています。 日本一小さいトンボと言われている「ハッチョウトンボ」の生息地でもあり、その成長に必要な水や草木の整備を定期的に行っています。 白鳥市長は「新山は自然の宝庫。いろんな可能性が広がっているので今後も活動や調査などを継続してほしい」と話していました。
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現職の向山氏 出馬表明
現職4期目で西町の県議会議員向山公人さんは来年春の県議選伊那市区に立候補することを18日表明しました。 伊那市内で開かれた記者会見で向山さんは「後援会の方から来春の県議選への出馬要請をいただきました。また市長からは伊那市のおかれている状況だとか抱えている課題について引き続いてやってもらいたいという要請もいただき、それを受けて最終的に県議選に出馬するという決意をしました」と話し5期目を目指し定数2の県議選伊那市区に立候補することを表明しました。 向山さんは現在72歳。 平成11年に初当選し議会会派、県政ながのの会長を務めています。 立候補にあたり平成28年開校の南信工科短大の振興会設立による人材育成や、リニア中央新幹線の開通による地域振興、市内の東西を結ぶ幹線道路網の整備などに取り組みたいと述べました。 県議選伊那市区現職の木下茂人さんの後援会によりますと木下さんは来月中旬に態度を明らかにするとしています。 ほかに出馬を模索する動きがあります。
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山岳写真協会南信支部 20周年記念写真展
日本山岳写真協会 南信支部の第20回写真展 「貌(かたち)・季節の中で」が、伊那市の伊那文化会館で19日から始まりました。 会場には16人の会員と亡くなった会員2人、合わせて18人の作品85点が展示されています。 今回は20周年の節目を記念する展示会という事もあり、作品は全てここ1年ほどで撮影されたもので、作品数も例年より30点程多くなっています。 南信支部は、1989年に母体となる会を結成し、1995年に支部設立が認可され発足しました。 主に、中央アルプス、南アルプスなど、地元の山岳を中心に撮影しています。 中央アルプスで撮影された、「馬の背とブロッケン」は、馬の背を背景に、霧の中に発生する円形の虹を撮影した作品です。 南信支部では「今後も、写真を通して地元の山の魅力を伝えていきたいとしています。」 この日本山岳写真協会南信支部「貌・季節の中で」は、24日(月)まで、伊那文化会館で開かれていて、23日には山岳写真に関するライブトークが行われる事になっています。
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伊那市 還付加算金602件未払い
伊那市は、納めすぎた税金を払い戻す際の利子「還付加算金」が602件未払いになっている事を19日公表しました。 伊那市では、還付加算金の対象となる期間を本来より短く解釈していたため、支払い不足となっていたとしています。 全国の自治体で同様の誤りが生じていることから伊那市でも過去5年にさかのぼり調査を行いました。 未払いとなっているのは、市県民税、国民健康保険税、後期高齢者医療保険料合わせて602件、218万1,300円です。 伊那市では今後、未払いとなった対象者にお詫びと支払金額の案内を送付し、早急に支払手続きを進めていくとしています。
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商売繁盛など願い えびす講祭り
商売繁盛や五穀豊穣を願うえびす講祭りが19日、伊那市西町のえびす神社で行われました。 えびす講祭りは、神社ができた大正15年から続く、商売繁盛や五穀豊穣を願う恒例行事です。 毎年農作業が一段落するこの時期に行われるのがならわしです。 境内では宝投げが行われ、訪れた人は手をのばして福を呼び込んでいました。
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田中豊文さん縁起物づくり
伊那市東春近の稲わら工芸品づくり名人の田中豊文さんは、正月用の縁起物づくりに取り組んでいます。 自宅の敷地内に工房を構える田中豊文さん80歳。 所狭しと完成した縁起物が並んでいます。 田中さんは上伊那農業委員会協議会から稲わら工芸品づくり名人に認定されています。 田中さんは会社を早期退職した55歳の時から本格的にわら細工を始めました。 現在は、来年用のお正月飾りと宝船を作っています。 おととしの6月に腎臓を悪くして透析をするようになったため去年は思っていたほど数が作れませんでした。 今年は、同じ病気で戦っている人たちの励みになればと去年の倍以上となる50個をそれぞれ制作する計画です。 作業は、来月の中旬まで行われることになっていて、完成した縁起物はお世話になっている人たちに贈るということです。
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銀座で伊那市をPR
伊那市は15日と16日の2日間、県が東京の銀座に開設した銀座NAGANOで高遠そばや地酒などのPRイベントを行いました。 銀座NAGANOは、長野県をPRしようと先月、銀座にオープンしました。 ビルには長野の物産品を販売するショップスペースや観光インフォメーションなどが設置されています。 日替わりで県内の市町村や企業などのイベントが行われていて15日と16日の2日間は伊那市が企画しました。 イベントでは、イナゴやハチノコなどの珍味と、市内4蔵の地酒が提供された他、信州そば発祥の地をPRしようと焼き味噌と辛み大根で味わう打ちたての高遠そばが振る舞われました。 長野県観光大使でタレントの峰竜太さんも訪れ高遠そばに舌鼓を打っていました。 16日は、伊那市ふるさとメッセンジャーの高沖清乃さんを囲んで移住・定住促進のイベントが行われました。 この日集まったのは、伊那市などへの移住を考えている子育て世帯や妊婦など、4組の家族です。 座談会では、伊那市の教育や医療、気候など具体的な質問なども寄せられ、移住への不安や期待などを話し合いました。 伊那市では、「食を通して伊那市をPRすることが出来た。今後もイベントを考え情報発信をしていきたい」と話していました。
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伊那谷まあるい学校 ゲル校舎完成
伊那市高遠町のポレポレの丘で開いている、オルタナティブスクール「伊那谷まあるい学校」の校舎の建設作業が、17日行われました。 オルタナティブスクール伊那谷まあるい学校は、公立の学校に通いながら自分のやりたいことを見つけるもう1つの学校として、元公立小学校の教員などが週2日開いています。 校舎建設のため、8月からフェイスブックやチラシなどで寄付金を募り、10月中旬までに100万円が集まりました。 寄付金を使って、南箕輪村の南信病院でランチルームとして使っていたモンゴルの移動式住居「ゲル」を購入し、この日はおよそ5時間かけて建設作業が行われました。 作業は箕輪町のパカパカ塾の春日幸雄塾長ら3人も手伝いました。 ゲルは、直径5メートルで中には大人15人程が入れます。 まあるい学校では、来年4月から本格的な開校を目指して準備を進めていて、今年度中にもう1棟ゲルを建設する予定です。
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伊那警察ボランティア協会に補導員用ジャンパー寄贈
上伊那のパチンコ店でつくる遊技場組合の伊那支部防犯協会は、少年の補導活動に役立ててもらおうと、18日伊那少年警察ボランティア協会に補導員用ジャンパーを寄贈しました。 伊那警察署で贈呈式が行われ、上伊那遊技場組合伊那支部防犯協会の川上裕会長から、伊那少年警察ボランティア協会の藤沢照穂会長に、補導員用のジャンパー50着が寄贈されました。 上伊那遊技場組合伊那支部は、辰野町から伊那市までの6つのパチンコ店で組織しています。 伊那少年警察ボランティア協会は、少年の非行防止や健全育成のため、街頭で声かけ活動をしたり相談に応じたりしています。 活動の際に黄緑色のジャンパーを身に着けていましたが、文字の統一性がなく、防寒にも適していなかったということです。 ジャンパーを受け取った藤沢会長は「女性補導員も多いので、これからの季節は防寒対策をしっかり行ってこれからも少年の育成活動にしっかりと取り組みたい」と話していました。
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三義地区文化祭 地域の活動発表
伊那市高遠町の三義地区の区民が、日頃の活動を発表する、三義地区文化祭が3日、伊那市高遠町三義の交流館「やまびこ」で行われました。 文化祭は、三義地区の区民の交流や、活動の発表の場として毎年公民館三義分館が開いているものです。 三義地区は現在、2区でおよそ220人が暮らしています。 文化祭には、区民や関係者、およそ100人が参加しました。 ステージでは、三義子供会を始め、詩吟やカラオケ、民謡と様々な活動の発表が行われました。 このうち、子供会低学年のダンスの発表が行われると、観客から手拍子がおこっていました。 この日は、9月に三義地区に移住をした、伊那市地域おこし協力隊の、宗京裕祐さん夫妻の紹介もあり、「冬が訪れるが、みなさんの仲間に入れてもらいます」と挨拶していました。 他に会場には、三義地区の小中学生や団体などの絵や手芸品、生け花、写真などの作品100点が並びました。 公民館は、「地区の運動会と同様、区民の交流の場として、これからも続けていく。」と話していました。
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県縦断駅伝 上伊那9年ぶり34回目V
第63回長野県縦断駅伝の2日目が16日、松本市から飯田市までの98.5キロで行われました。 初日3位につけた上伊那は、逆転で9年ぶりの総合優勝を果たしました。 上伊那は初日、トップと2分40秒差の3位でゴールしました。 2日目の16日は、松本市の松本城公園を午前8時にスタートし、98.5キロ、10区間でタスキを繋ぎました。 17区、辰野町から伊那市までの16.6kmでは、ふるさと選手、箕輪町出身で富士通の千葉健太さんが力走を見せ、飯田下伊那に次ぐ総合2位としました。 伊那市の中継地点となった長野ダイハツ販売伊那店前には多くの人たちが訪れ声援を送っていました。 21区でふるさと選手で佐久長聖高校出身の大蔵孝典さんが、トップに立つと、後続を引き離しました。 最終22区、岡谷酸素の萩原英雄さんが、そのままトップでゴールテープを切りました。 上伊那は2日間のタイムを合計した総合成績で11時間41分36秒の大会新記録を出し、9年ぶり34回目の総合優勝を果たしました。
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来年の伊那まつり 8月1日(土)・2日(日)
第42回伊那まつり委員会が今日、伊那市役所で開かれ来年の伊那まつりは8月1日土曜日と2日日曜日に開催されることが確認されました。 伊那まつり委員会には委員13人が出席しました。 委員会では今年の市民おどりで音響に不具合があったことから来年は安定した音響となるよう委託業務の内容を大きく見直すとしています。 また緊急時に対応できるよう、新たにおどり本部を設置するほかタウンステーション伊那まちの放送設備が活用できるようにするとしています。 他に花火の有料観覧席については売れ行きが良くなかったことから花火委員会では廃止するとしています。 来年の伊那まつりは8月1日土曜日と2日日曜日に開催されることが確認され委員会などで内容について協議していくことにしいます。
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脳いきいき教室 健康は口から
伊那市社会福祉協議会が、高齢者の健康づくりを目的に行っている脳いきいき教室が17日、伊那市小沢の小沢地域交流センターで開かれました。 脳いきいき教室は、介護認定を受けていない65歳以上が対象で、毎月1回から4回、地域ごとに行われています。 この日は、小沢のお年寄り11人が参加しました。 教室では、歯科衛生士の小林由紀江さんが講師をつとめ、身体の健康は口や歯からなどと説明しました。 小林さんは、「日本歯科医師会などが、80歳になっても20本以上自分の歯を保とうと推進していますが、実際は平均で11本です」と話しました。 口の中には、何百種類もの菌があり、中には身体に悪影響を及ぼすものもあるということで、小林さんは「舌には舌苔(ぜったい)と呼ばれる白い苔状のばい菌が付着していて、飲み込むと風邪や肺炎をおこす事がある」と注意を呼びかけていました。 口の中を清潔に保つことが重要との指摘に、参加者は、鏡で自分の口の中を確認していました。
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パンセの会 チャリティー上映会
障害者や高齢者の自立生活の支援を行うNPO法人パンセの会が3日、伊那市の旭座でチャリティ上映会を行いました。 パンセの会は、2012年から障害者や高齢者の自立生活の支援を行うグループホーム開設に向け活動を重ね、今年8月にNPO法人パンセの会として認可されました。 会では来年、重症心身障がい者のためのグループホーム「まゆっこ」の開設を目指し、伊那市西箕輪に中古の一戸建てを購入しています。 この日のチャリティ上映会の売り上げは、その改修費用などの活動費として使われることになっています。 オープニングセレモニーでパンセの会の唐澤浩代表は、「皆さんの協力で、グループホーム開設が現実のものになってきた。これからも力をあわせて頑張ろう」と挨拶していました。
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無茶フェス ローメンとタッグ 24日開催
社会人のアマチュアプロレス団体「信州プロレスリング」の無茶フェスin伊那が24日、伊那市高遠町の高遠スポーツ公園文化体育館で開かれます。 信州プロレスは長野県を元気にしようと県内各地で大会を開いています。 12日は、信州プロレスリング、グレート☆無茶代表らが伊那商工会議所で記者会見を開きました。 大会は、プロの藤波辰爾や初代タイガーマスク、女子プロの豊田真奈美らに、信州プロレスが戦いを挑むという構図で、来場者に笑顔と勇気、元気を与えたいとしています。 会場には、児童養護施設や障害者施設の子ども達およそ100人を招待しているということです。 また、伊那ローメンズクラブによるローメン秋祭りも同時開催することが決まりました。 秋祭りでは、大食いタレントの三宅智子さんと客3人ひと組が大食い競争をするイベントも行われるということです。 無茶フェスin伊那とローメン秋祭りは、24日の祝日に伊那市高遠町の高遠スポーツ公園文化体育館で入場料無料で開かれます。
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南アルプス林道バス 5万888人が利用
今シーズンの伊那市営南アルプス林道バスの利用者は、5万888人で、昨シーズンより327人増加しました。 今シーズンの営業最終日とった15日、乗客に記念品が手渡されました。 今年は4月25日から今日まで205日間営業し、そのうち1日は台風の影響で運休しました。 今シーズンの南アルプス林道バスの利用者は5万888人で、5万561人だった昨シーズンより327人増加しました。 南アルプス林道バスの来シーズンの営業は、4月25日からとなっています。
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松本山雅スタッフが子どもたちを指導
長野日報社主催のサッカー教室が15日、箕輪町のながたドームで開かれました。 15日は、伊那市を中心に年少園児から小学3年生までおよそ50人が参加しました。 教室は、サッカーの楽しさを知ってもらおうと、松本山雅のスポンサーとなっている長野日報社が年に2回開いているものです。 松本山雅FCユースアカデミーのスタッフ3人がコーチを務め、パスやドリブルなどを指導しました。 他に、6対6のミニゲームが行われ、子どもたちは真剣な表情でボールを追いかけていました。 長野日報社では「今日の体験が本格的にサッカーを始めるきっかけとなり、この地域からJ1で活躍する選手がでてくれればうれしい」と話していました。 子どもたちはおよそ2時間、笑顔で汗を流していました。