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産業用地の売却見通し
伊那市土地開発公社が所有していた産業用地が伊那市に引き継がれてから始めて、売却される見通しであることがわかりました。 これは16日、伊那市役所で開かれた市議会経済建設委員会協議会で報告されたものです。 それによりますと、売却される見通しの用地は西箕輪の産業団地で、 価格は2千万円以上、広さは5千平方メートルを超えているということです。 市によりますと用地取得を希望する企業との間でほぼ合意が得られたということで、売却が成立すれば伊那市が土地開発公社から引き継いで初めてとなります。 用地売却については7月に臨時議会が開かれ可決されたのち正式な契約が結ばれる見通しとなっています。
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北沢峠こもれび山荘 看板除幕
去年、12月に決定した南アルプスの旧長衛荘の新しい名称「北沢峠こもれび山荘」の看板の除幕式が今日、行われました。 15日は、伊那市の関係者や新しい名称の採用者など20人が参加し看板の除幕式が行われました。 伊那市では、長衛荘の近くにある北沢駒仙小屋の名称を長衛小屋に戻したことから登山客の混乱を避けるため新しい名称を募集しました。 応募総数は1,301点で、名称が採用されたのは6人でした。 15日は、6人のうち5人が訪れ、酒井茂副市長から表彰状などが贈られました。 受賞者を代表して富山県黒部市の中康行さんは「これから先に名前が残ることに、ほこらしい気持ちです。今まで以上にみなさんに愛される山荘になってほしい」と話していました。 看板の背景は、針葉樹に囲まれた仙丈ヶ岳のふもとにある小屋をイメージし、字体は歴史を感じられ、みんなに親しまれるデザインにしたということです。 北沢峠こもれび山荘は11月中旬まで利用できます。 また、南アルプス林道バスは15日から北沢峠までの運行が始まりました。
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横山ミヤマシジミを守る会 コマツナギの植樹
絶滅危惧種に指定されているミヤマシジミの保護活動に取り組んでいる「横山ミヤマシジミを守る会」は15日、伊那市横山の鳩吹公園東側の道路沿いにコマツナギを植樹しました。 この日は、伊那市横山の住民でつくる会のメンバー10人が、鳩吹公園東側の道路沿いにミヤマシジミの幼虫のエサとなる「コマツナギ」を30本植えました。 ミヤマシジミは絶滅危惧種に指定されていて、横山地区は数少ない生息地と言われています。 会では、5年前からコマツナギの植樹や草刈り作業などをしてミヤマシジミの保護活動に取り組んできました。 鳩吹公園周辺では、毎年およそ40匹が確認できるということです。 この日は他に、ミヤマシジミの説明が書かれた看板の設置も行われました。 7月下旬頃に成虫が飛ぶピークを迎えるということで、会では観察会を予定しています。
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ルートインBCL信濃×新潟 8-8で引き分け
ルートインBCリーグ信濃グランセローズ対新潟アルビレックス・ベースボール・クラブの試合が15日、伊那市の県伊那運動公園野球場で行われました。 父の日のこの日、会場にはプロの野球選手の試合を観ようと、多くの親子連れが観戦に来ていました。 試合前には、信濃グランセローズ応援団のパラレルドリームが会場を盛り上げていました。 試合は8対4、信濃のリードで迎えた6回表、新潟に満塁ホームランを打たれ同点に追いつかれました。 試合は8対8の同点で引き分けました。
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鹿の活用法や魅力を伝える
鹿の活用法や魅力を伝える鹿まつりが15日、伊那市高遠町のポレポレの丘で開かれ、鹿を使った工芸品などが並びました。 まつりは、食害が深刻化しているニホンジカの活用法の紹介や興味を持っている人たちの交流の場にしようと市内で鹿に関わっている人たちでつくる伊那鹿同盟会が初めて開いたものです。 会場には、鹿の皮を使ったバッグにスマートフォンのケース、骨でつくったネックレス、太鼓など様々な商品が並び訪れた人たちの目を引いていました。 伊那市長谷で鹿肉料理を提供している、ざんざ亭の長谷部晃さんです。 長谷部さんは、鹿祭りにあわせて鹿の骨で出汁とったラーメンを考案しました。 麺は、上伊那産の小麦粉ハナマンテンを使った手打ち麺で、具にも鹿肉が使われています。 また、鹿肉をミンチしたものをパンにのせたホットサンドの販売も行い訪れた人たちから好評でした。 鹿祭りは16日の午前中まで夜通しで行われることになっています。
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荒井区少年少女球技大会
伊那市荒井区の少年少女球技大会が7日伊那小学校で開かれ、子どもたちがキックベースで交流を深めました。 荒井区の小学生167人が参加しキックベースを楽しみました。 球技大会は、学年の枠を超えて地域の絆を深めてもらおうと荒井区が毎年開いているもので、今年で37回目です。 大会では、地区ごとの9チームで総当たり戦が行われました。 荒井区の飯沼晃二区長は、「1年生から6年生までが協力し、仲良く試合ができた。これからも続けていきたい」と話していました。 大会の結果、錦町と東町の合同チームが優勝しました。
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表千家長野吉祥会茶会
茶道の表千家長野吉祥会による茶会が8日伊那市山寺の常円寺で開かれました。 表千家長野吉祥会は、上伊那を中心に110人の会員がいます。 茶会では、会員が点前を披露し、訪れた人たちをもてなしました。 気軽に楽しめるようテーブルと椅子の席も用意され、親子連れなどがお茶を味わっていました。 長野吉祥会の春宮千春会長は、「茶会に向けて練習してきた成果が出ていると思う。来ていただいた方に楽しい気持ちになっていただけたら嬉しい」と話していました。
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伊那美術協会 油絵具学ぶ講習会
伊那美術協会は、油絵具について学ぶ講習会を14日伊那市の伊那文化会館で開きました。 講習会には、会員や一般40人が参加しました。 講師は、東京都に本社を置く松田油絵具株式会社の三浦卓也さんです。 色の基となる顔料と専用の油をペインティングナイフで混ぜ、油絵具を作りました。 今回製作したのはウルトラマリンという色です。 ウルトラマリンは、アフガニスタンなどでとれるラピスラズリという石が原料です。 その石が海を超えて西洋にきたことから「ウルトラマリン」と名付けられたということです。 混ぜて艶が出たら完成で、一人ひとりチューブに詰めていきました。 伊那美術協会の北原勝史会長は、「知識として知っていることを実際に体験することができ、理解が深まった」と話していました。 この講習会は、伊那美術展の90回を記念して開かれました。
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県華道教育会伊那支部の生け花展
長野県華道教育会伊那支部の生け花展が、14日と15日の2日間、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、辰野から飯島町まで10の流派69人の会員の作品が並べられています。 生け花展は、会員の発表の場として2年に1回開かれているもので、今年で15回目です。 作品は、涼しさを演出したものや、新緑が美しい山の景色を表現するなど初夏をテーマにしたものが多く並んでいます。 カキツバタやモミジ、タケノコなどを取り入れています。 会員らは「69人がそれぞれの思いを生け花に込めて表現しているので多くの人に見てもらいたい」と来場を呼び掛けています。 県華道教育会伊那支部の生け花展は、15日までかんてんぱぱホールで開かれています。
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生産年齢人口増へ
伊那市の白鳥孝市長は、若者の雇用の確保や雇用の創出を目的とした雇用奨励金制度を創設する考えを示しました。 13日の一般質問で、議員の質問に答えたものです。 白鳥市長は、「生産年齢人口を増やすには、地元の商工業の活性化が不可欠。雇用奨励金制度の創設を検討したい」と答弁しました。 市によりますと、雇用奨励金は、若者を継続的に正規雇用し、育成した企業に対し支援を行うもので、これから検討を進め、早ければ来年度からの事業化を目指します。
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第13回初夏の呑みあるき
伊那谷で造られたお酒を伊那市の中心商店街で味わうイベント「第13回初夏の呑みあるき」が13日、伊那市の中心市街地で行われました。 メイン会場となるいなっせ北側広場では、午後4時の開始と同時に、参加者がお酒を味わっていました。 このイベントは、お酒を飲んで中心商店街を盛り上げ、地域の活性化につなげようと毎年実行委員会が初夏と秋に開いているものです。 この日は、辰野町から飯田市までの8つの蔵元と4つの酒造メーカーが参加しました。 1,500円で販売されている前売りチケットは、12枚で1組となっていて1枚を御猪口1杯と交換できます。 当日より500円お得な前売り券は500枚程用意され、毎回すべて完売するということです。
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「これはなんじゃ?」第13回写真展なんじゃもんじゃ
「これはなんじゃ?」と見た人が不思議に思う写真展「なんじゃもんじゃ」が13日から伊那市の伊那図書館で始まりました。 会場には、伊那市境のカメラ屋、カメラのキタハラに来る10代から90代の58人の作品1点ずつと、桜をテーマにした作品20点が展示されています。 今回の見所は、1体10万円以上する人形を風景と一緒に撮る「ドールフォト」だということです。 上伊那の20代から30代の男性メンバー5人が、自分が所有する人形を主役に背景や人形のポーズを工夫しながら撮影したということです。 作品は、見た人が「これはなんだろう」と不思議に思うお気に入りのものを展示しています。 ヒトツバタコ別名なんじゃもんじゃの木から命名しているということです。 第13回写真展「なんじゃもんじゃ」は、22日(日)まで伊那図書館で開かれています。
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いなか暮らしモデル地域 新山地区指定へ
伊那市は、人口増に向けた移住定住施策として実施するいなか暮らしモデル地域に富県の新山地域を指定する考えです。 13日の市議会一般質問で、人口減少問題についての議員の質問に白鳥孝市長が答えました。 いなか暮らしモデル地域は、竜西・竜東・高遠・長谷地域の市内4か所からそれぞれひとつの地域を指定します。 指定された地域は、市が財政支援するとともに民間や地域が一体となって移住定住に取り組めるようコーディネートします。 都会などから移住を希望する家族などに対して地域ぐるみで多面的に支援します。 地域材を活用し、自由に設計できる比較的安価な住宅、キットハウスも活用します。 白鳥市長は、モデル地域の皮切りとして、竜東エリアから新山地区を指定する考えを示しました。 新山地区は、保育園再開に向け、住民組織が核となり活動するなど、モデル地域としての受け皿が確立されている点などが指定の対象となりました。 今年度中に指定し、体制づくりを進め、来年度から事業をスタートさせる考えです。 モデル地域は、1年に1か所のペースで指定する方針です。 伊那市の人口は、今年6月1日に初めて7万人を割り込み、2040年には、5万5,400人になるとの試算が報告されています。
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伊那商工会議所 「将来ビジョン特別委員会」 立ち上げ
伊那商工会議所は、リニア中央新幹線の開通など、新しい時代の産業振興に地域の意見を取り入れようと「将来ビジョン特別委員会」を立ち上げました。 12日、伊那商工会館で「将来ビジョン特別委員会」の1回目の会合が開かれました。 委員会は、会頭、副会頭を含む商工会議所の議員19人で構成されています。 新しい時代の産業振興を図るため「街づくり」「商工業の振興」「観光や食の振興」などの課題に取り組み、多くの人が伊那市を訪れ、定住してもらうためのビジョンを策定します。 この日は、4人の有識者などを招き、意見やアイディアを聴きました。 伊那市観光協会い~なガイドの会の武田宏さんは「伊那に来てもらうには、自分の街をよく知ること、好きになること、何を求めて来るのかよく聞くことが必要」と話していました。 委員会では、今月中に2回意見をきく場をもうけ、来年3月の策定を目指すとしています。
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南アルプス ユネスコエコパークに登録
南アルプスが、自然と人間の共生を目的とした、ユネスコのエコパークに登録されました。 12日、伊那市役所では懸垂幕が掲げられ、関係者が登録を祝いました。 12日朝、市役所前に市の関係者が集まり、ユネスコエコパーク登録を祝う懸垂幕を掲げました。 白鳥市長は12日午前2時前に南アルプス市長から電話で決定の知らせを受けたということです。 日本では、これまで、志賀高原や屋久島など5か所が登録されていて、今回新たに登録された南アルプスと福島県の只見を含めると国内では7か所となります。 世界自然遺産が手つかずの自然を保護する事を原則とする一方、エコパークは自然保護とその利活用を目的としています。 新しく法律や規則が適用されることはなく、これまで通り、国立公園などとして保護、管理されます。 エコパークは、「核心地域」、「緩衝地域」、「移行地域」の3つのエリアで構成されます。 南アルプスでは、国立公園と重なり、山岳景観や貴重な動植物を厳格に保護する「核心地域」、それと隣接して環境教育、調査研究などに活用する「緩衝地域」、自然環境と調和して人が暮らす高遠、長谷エリアなどの「移行地域」の3つの地域で構成されます。 伊那市では、南アルプスの魅力を世界に発信し、世界自然遺産登録につなげていきたいとしています。
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伊那文化会館 新館長 宮澤敏夫さんに聞く
6月1日から伊那文化会館の新しい館長に台湾出身で財団法人札幌交響楽団顧問の宮澤敏夫さんが就任しました。 宮澤館長に抱負を聞きました。 宮澤館長は、台湾生まれの70歳。 武蔵野音楽大学を卒業後、大阪フィルハーモニー交響楽団に入団。 コントラバスの奏者として活動し、楽団の事務局長に就任。 その後も、財団法人札幌交響楽団事務局長を務め、楽団の経営を立て直すなど、オーケストラや音楽祭の運営に携わってきました。 その中でも、木曽町の木曽音楽祭には30年近く携わり、人脈を培って、音楽祭のノウハウを学んできたということです。 宮澤館長が、楽団の運営などに携わってきた理由は、大阪フィル時代ウィーンへ留学した経験から「世界の共通語は文化だ」という想いを抱いたからです。 宮澤館長は、「子どもたちがいいものに触れられる機会を作りたい」と抱負を話しています。
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木下五郎さん 彫鍛金展
駒ヶ根市在住の金属造形作家、木下五郎さんの彫鍛金展が12日から伊那市坂下のはら美術で始まりました。 会場には、風景や花など、身近なものを題材にした作品24点が展示されています。 木下さんの作品には、金属を彫る「彫金(ちょうきん)」と、叩いて形を作る「鍛(たん)金(きん)」の技法が使われています。 色の濃淡にこだわっているということで、青緑色は金属の錆で表現されています。 そのほかにも、白は銀箔、金は金箔を焼き付ける技法が使われています。 木下さんは、本格的に作家として活動を始めて今年で40年になります。 金属を使った絵画的な表現を追求してきたということです。 木下五郎彫鍛金展は、17日火曜日まで、はら美術で開かれています。
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田中工房杯マレットゴルフ大会
工芸品作りを趣味としている伊那市東春近の田中豊文さんの作品が賞品のマレットゴルフ大会、「田中工房手作り作品争奪マレット大会」が7日地元のマレットゴルフ場で開かれました。 大会には東春近マレットゴルフクラブの会員およそ40人が参加しました。 大会の賞品は、クラブの会員で工芸品づくりの名人田中さんが作ったわら細工やクルミで作った置物です。 田中さんは2年前に腎臓を患い現在も週に2回人工透析を受けていて、リハビリの一環で工芸品づくりをしています。 以前はクラブの会長を務めていた事もあり、仲間に感謝の気持ちをこめて自分の作品を賞品にした大会を開くようになりました。 賞品は、人数分用意され順位が上の人から気に入ったものを選んで持ち帰ったという事です。
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伊那市空き店舗48件 新規出店者を支援へ
伊那市は、中心市街地の空き店舗対策として、新たに店を始める人に対して改修費の補助を行う考えです。 伊那市議会6月定例会の一般質問が11日行われ、市側から事業の概要について説明がありました。 市が去年秋に、山寺、坂下、荒井、西町、中央を対象に行った空き店舗調査によりますと、聞き取りを行った306件のうち15.7%にあたる48件が空き店舗でした。 現在営業を続けている258店舗のうち、およそ三分の二が営業を続けていきたいと回答していますが、そのうちの半数が後継者がいないということで、市では今後も空き店舗が増えていくと予測しています。 そこで市では、空き店舗の解消に向け新たに店を始める人を対象に改修費用の補助を行う計画で、今議会に300万円の補正予算を盛り込みました。 市では、4月に任命した地域起こし協力隊と連携し、空き店舗の利活用推進を図りたいとしています。
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伊那市50年の森林ビジョン策定委員会 立ち上げへ
伊那市は、森林の将来像を描き市民との関わり方や整備方針などについて定める「伊那市50年の森林ビジョン策定委員会」を立ち上げます。 これは、森林の現状を把握し、50年後の伊那市の森林のあるべき姿について検討しようと設置されるものです。 市によりますと、伊那市の森林の面積は市全体の82%にあたる5万5,000ヘクタールだということです。 このうち、国有林を除いた民有林は3万3,400ヘクタールで、6割がカラマツやアカマツなどの人工林となっています。 近年これらの人工林が成熟期を迎えることから、市では樹種転換を含めた森林の有り方について検討していく考えです。 有識者や木材利用者などを委員に委嘱し、8月に第1回の会議を開きます。 白鳥孝市長は「課題を明確にし、後世に豊かな森林を残していきたい」と話していました。
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米大学生が高遠中学校訪問
アメリカマサチューセッツ州のブリッジウォーター大学の学生11人が7日、高遠中学校を訪れ、日本の授業の様子を見学し交流しました。 ブリッジウォーター大学は高遠町出身の伊澤修二が教育学を学ぶため、1875年に留学した大学です。 これが縁で今回、歴史学、特に東洋史を研究している教授が学生11人と伊澤修二の足跡を辿り伊那市高遠町を訪れました。 この日は、高遠中学校の授業の様子を見学し交流しました。 1年1組では社会科の授業が行われ、マサチューセッツ州がどこにあるか地図で確認したり、見学していた大学生に食文化について質問していました。 大学生たちは、7日に高遠町を訪れ、伊澤修二の生家や高遠城址公園、進徳館などを回り、高遠町の歴史について見聞を広めていました。 ブリッジウォーター大学には今も伊澤修二のノートや写真が大切に保存されているということです。
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ユネスコエコパーク 11日深夜登録か
伊那市は11日の深夜に登録の可否が決まる、南アルプスのユネスコエコパークと、9月に開かれる日本ジオパーク全国大会に向けて、ジオパーク・エコパークサポーター講座を11日、伊那市創造館で開きました。 サポーター講座は伊那市世界自然遺産登録推進室が地元の山や川など自然と繋がる暮らしを地域の人や子どもたちに伝えてもらう応援団になってもらおうと開いたものです。 講座には、伊那市を中心に上伊那から14人が参加しました。 この日は、伊那市世界自然遺産登録推進室の藤井利衣子さんが講師をつとめ、ジオパークとエコパークの基礎について説明しました。 藤井さんは、「ジオパークの開始時期はエコパークに比べまだ新しく、2006年。エコパークは1972年からある」などと話していました。 伊那市世界自然遺産登録推進室の春日博実室長は、「日常生活の中で多くの人たちに、南アルプスの魅力を発信して欲しい」と受講者にお願いしていました。 エコパーク正式登録は、11日の深夜、スウェーデンで開かれるユネスコの理事会で審議され、正式決定される見通しです。 サポーター講座は今月22日にも予定されていて、9月までに月に2回のペースで開かれる計画です。 伊那市世界自然遺産推進室では、「要望があれば、地域の公民館や集会所でも講座を開きたい」としています。
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西駒山荘 7月中の完成目指す
伊那市が老朽化に伴い建て替えを進めている中央アルプスの西駒山荘は、7月中の完成を目指し急ピッチで作業が進んでいます。 中央アルプス将棊頭山直下にある標高およそ2690メートルの西駒山荘は、5月下旬から作業が始まりました。 山荘の周りにはまだ雪が残っています。 歴史的価値の高い石室部分を残し木造部分の建て替えを進めています。 建物の骨組みが完成し現在は、壁や扉などを入れる下準備が行われています。 9日は、伊那市の職員2人が西駒山荘を訪れ建設状況などを確認しました。 柱にはヒノキが使われていて屋根部分にはスギや湿気に強いアメリカ産の松が使用されています。 1階は食堂や厨房、管理人室などで、2階部分は40人が宿泊できる客室が設けられます。 大工7人が寝泊りをしながら作業を行っています。 山荘管理人の宮下拓也さんです。 大工達の食事を朝昼晩作っています。 出来たての温かい料理を囲み一休みです。 毎日、情報交換をしたり天気予報を確認しながら作業にあたっています。 西駒山荘は、7月中の完成を目指しています。
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バラ小沢川に投げ込まれる
9日の午前8時までに、伊那市の中心市街地に置いてあるバラの鉢植えが、なにものかによって小沢川に投げ込まれていたことがわかりました。 伊那市の中心市街地では、バラまちフェスタが開かれています。 9日の朝、伊那橋に置いてあったバラがないことに実行委員会のメンバーが気づき探したところ、小沢川で見つかりました。 鉢は、紐で固定してあったということです。 投げ込まれたバラは、花部分が折れてしまっていました。 バラが川へ投げ込まれたのは、6月に入って2回目になります。 また、同じ頃、通り町に置いてあった鉢植えのバラなどが道路に投げ捨てられる被害もありました。 実行委員会では9日、警察へ被害届を出しました。 実行委員会では今後、見回りを増やす他、防犯カメラの設置についても検討していくということです。
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西春近南保育園の園児 加納さんお手製のユカイナ広場で遊ぶ
伊那市の西春近南保育園の園児は、保育園近くの加納義晴さん宅の敷地内にある「ユカイナ広場」で今日遊びました。 10日は、園児およそ40人が「ユカイナ広場」の遊具で遊びました。 ユカイナ広場は、加納さんが3年前からつくり始めたもので、ブランコやツリーハウス、ロッククライミングなど9種類の遊具で遊ぶことができます。 地元の子ども達にも自然の中で楽しんでもらおうと保育園児を招待したということです。 中でも、ロープの長さが8メートルあるブランコは、園児が列を作って順番を待っていました。 加納さんは「自然に触れ合って木に感謝をしながらのびのびと遊んでもらいたい」と話していました。
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みはらしファーム前 バス停の看板がいちご型に
伊那市西箕輪のみはらしファーム前のバス停の看板が9日から、いちごの形になりました。 新しい看板は、「みはらしらしさ」を出すため、いちごのデザインにしたということです。 この日は、伊那バスの中村健二専務取締役とみはらしファーム運営会議の笠松悟議長が看板の取り付け作業を行いました。 みはらしファームのバス停留所は、今年度より「羽広荘入口」から「みはらしファーム前」に名称が変わりました。 それに合わせて看板もみはらしファームらしいものにしてPRに繋がればと、いちごの形にしたということです。 伊那バスによりますと、伊那市内のバス停の看板を、特定のテーマを設けたデザインにするのは今回が初めてということです。
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バラまちフェスタのイメージソング披露
伊那市を拠点に活動しているシンガーソングライターふかせひとひろさんは8日、伊那市中心商店街で開かれているバラまちフェスタをイメージした曲を披露しました。 8日は伊那市のセントラルパークでバラまちコンサートが開かれました。 ふかせさんが披露した曲のタイトルは「薫」。 バラまちフェスタのイメージソングとして作詞作曲を手がけました。 曲づくりでは去年総合学習で商店街の活性化に取り組んでいた伊那小学校6年正組の児童の意見も取り入れたということです。 この曲はCDとして発売されていてふかせさんは「バラまちフェスタのイメージソングとして定着させたい。」と話しています。
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児童がりんごの摘果作業
伊那市の東春近小学校4年生の児童が9日、社会科学習の一環でりんごの摘果作業を行いました。 東春近小学校では果樹栽培について学ぶため、毎年りんご栽培の体験学習を行っています。 9日は4年生およそ60人が地元の農家伊藤一路さんの指導を受けながら摘果作業を行いました。 体験学習は年間を通して行われ、秋には収穫したりんごを味わうということです。
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愛と情熱の賛歌 カルミナ・ブラーナ
手づくりの演奏会「愛と情熱の賛歌 カルミナ・ブラーナ」が8日、伊那文化会館で開かれ、およそ270人の市民オーケストラの演奏と歌声が会場に響き渡りました。 会場には、2階席まで満員となるおよそ1,300人が集まりました。 昭和63年に文化会館落成記念事業としてアマチュアオーケストラと合唱団による演奏会が開かれました。 これを契機に、平成2年から「手づくりの演奏会」として開かれるようになり、今回で10回目です。 カルミナ・ブラーナは、ドイツのクラシック音楽で、恋愛をテーマにしたものなど25曲で構成されています。 伊澤修二記念音楽祭で学生指揮を担当した横山奏さんが演奏と歌声をまとめた他、富県出身でプロのバレーダンサーとして活躍する下島功佐さんが踊りを披露しました。 演奏会の模様は、8月にご覧のチャンネルで放送します。
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飲食店組合と山小屋組合 連携
伊那市飲食店組合と山小屋組合は登山客やジオパーク見学者など山を訪れた客を街に呼び寄せようと9日、南アルプスについて研修を行いました。 これは、伊那市飲食店組合と山小屋組合が連携を図ろうと行われたものです。 街にきた観光客を、散策や、避暑地として山に案内し、山を訪れた登山客には地元の食べ物や、お酒がある街に、互いに案内し合うというものです。 この日は、飲食店組合の組合員が山の魅力を学ぶため研修が行われ、南アルプス林道バスで歌宿まで行きました。 ジオパークガイドの片桐勝さんがジオパークについて説明していました。 片桐さんは、「南アルプスの多くの山はもともと海の底にあった。日本列島の土台を作ったプレートが作り出した貴重な地質を観察する事ができる」と話していました。 歌宿では、山の名前や気候についての説明がありました。 北沢峠こもれび山荘の竹元直亮さんは「山で一泊、街で一泊を実現できるよう連携をとっていきましょう」と挨拶しました。 帰りは南アルプスの植物の説明を受けていました。 出席者は、南アルプスの自然を写真におさめたりしていました。 今月24日には第3回企画検討会が予定されていて、夏山シーズンに向けて具体的な話し合いが行われます。