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メーデー 雇用確保、震災被災地復興訴える
5月1日は労働者の祭典、メーデーです。
労連系の第84回メーデー伊那中央大会が1日、伊那市内で行われ、震災被災地の早期復興や安定した雇用や仕事の確保などを訴えました。
この日は高校の教職員組合や上伊那医療生協の労働組合など、主催者の発表で、およそ20団体、240人が参加しました。
参加者らは、震災復興や、教育条件改善、原発ゼロなどを訴えるプラカードを持ち、JA上伊那本所から伊那北駅までを歩きました。
また、市中行進に先立ち、開かれた大会では、すべての労働者の賃上げや長時間労働の是正、社会保障の充実などを求める内容を盛り込んだメーデー宣言が採択されました。
土屋好民実行委員長は「安倍政権になり景気が上向いたとの報道がされているが、実際は物価の上昇や賃金カットなど苦しい状況は続いている。働く者の団結で、雇用を守り、生活と権利を守っていこう」と訴えました。 -
西春近社協 お年寄りもてなす
伊那市西春近地区社会福祉協議会と西春近自治協議会は、24日に、デイサービスセンター春富ふくじゅ園の通所者20人を、伊那スキーリゾートに招待し、楽器の演奏や手品でもてなしました。
伊那市西春近地区社会福祉協議会では、西春近細ヶ谷の総合グランド周辺に、桜の木を植え、桜の里として整備を進めています。
ふくじゅ園の通所者を招待するのは、今年で3年目で、この日は地域の有志が、琴やハーモニカの演奏、手品などを披露しました。
招待されたお年寄り達は、お茶菓子を食べながら手拍子をしたり、一緒に歌を口ずさむなどして、楽しんでいました。
西春近地区社協会の橋爪伝会長は、「通所者の方々に喜んでもらえて良かった。桜の植樹を継続し、いつかグランドの周辺を桜でいっぱいにしたい」と話していました。 -
園児が春日公園で桜植樹
伊那市の竜西保育園と竜南保育園の園児が、5月1日、春日公園で桜の植樹を行いました。
伊那市西町の住民有志でつくる、ルネッサンス西町の会が、春日公園を多くの人から愛される公園にしようと、植樹を行ってきました。
この日は竜西保育園27人、竜南保育園26人の年長園児が、ルネッサンス西町の会のメンバーと、ソメイヨシノの苗木5本を、植樹しました。
ルネッサンス西町の会の向山等会長は、「春日公園の桜をもっと増やしていきたい。木の成長と共に、子ども達も元気に成長してほしい」と話していました。 -
TPP参加反対学習決起集会
TPPに対する理解を深めようと、JA上伊那本所で30日TPP参加反対学習決起集会が開かれました。
集会には、農家など450人が参加しました。
集会では、東京大学大学院の鈴木宣弘教授が「TPPをめぐる情勢と今後の対応策」と題して講演しました。
この中で鈴木教授は、「TPPはアメリカの1%の大企業の利益のため残りの99%を犠牲にするもの。世界の将来を守る防波堤に日本がなれるかどうか」と話していました。
意見表明の中で新日本婦人の会伊那支部の荒恵子さんと渡辺佐智子さんは長さ7メートルのTPP参加反対を描いた絵手紙を披露しました。
JA上伊那の御子柴茂樹代表理事組合長は、「上伊那からTPP参加反対運動の輪を広げていきたい」とあいさつしました。
集会では、総力を挙げてTPP交渉参加断固反対運動を展開していくことを決議しました。 -
ちょっとおでかけ・い~な旅
伊那市の観光名所を巡る日帰りバスツアーちょっとおでかけ・い縲怩ネ旅が30日に開かれました。
今年度最初のツアーには、市内外から27人が参加しました。
毎回テーマに合わせ市内の観光スポットを巡っていて、今回は里山の桜めぐりと題し、遅咲きの桜を見て回りました。
このうち、50種類以上2千本の桜が植えられている高遠町の花の丘公園では、これから見ごろを迎える八重桜や緑色の花を咲かせるウコンザクラを見学しました。
ツアーには、ボランティアガイド2人が同行し、園内を案内していました。
生憎の雨模様でしたが、参加者同士会話を楽しみながら散策していました。
主催した伊那市観光協会では、今年度7回のツアーを企画していて、次回は5月に権兵衛峠のトレッキングツアーを開くということです。 -
伊那ローメン春まつり
伊那名物のローメンで地域を元気にしようと、29日伊那市役所駐車場で伊那ローメン春まつりが開かれ、多くの人で賑わいました。
去年に続く2回目の開催で、伊那ローメンズクラブが1食500円でローメンを提供したほか、信州プロレスやコンサートなどで盛り上がりました。
昼ごろになると、ローメンを買い求める人の長蛇の列が出来ていました。
ゲーム機などがあたる宝投げは、午前と午後の2回行われました。
アイドルグループオトメコーポレーションやソウルシンガー湯澤かよこさんらがプロレスのリング上から当たり券入りのポケットティッシュをまくと、訪れた人たちは、争うように拾っていました。
まつりでは、信州プロレスのグレート無茶さんらがローメン大使として任命されました。 -
熱演におひねり飛び交う
伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会は、春季定期公演を29日中尾座で行いました。
会場は立ち見もでる盛況ぶりで、名場面ではおひねりが飛び交いました。
今回の演目は、御所桜堀川夜討 弁慶上使の段です。
中尾座でこの演目が演じられるのは、6年ぶりとなりました。
物語は、源義経の正室卿の君の首受け取りの使いとなった弁慶が始めて会った自分の娘の信夫(しのぶ)の首を身代わりとして差し出すという悲哀を描いたものです。
見せ場の一つ、弁慶がわが子を手にかける場面では、会場から多くのおひねりが飛んでいました。
弁慶が首を持ち、会場を後にするラストの場面では、弁慶を演じた中村徳彦さんに歌舞伎役者の屋号「中村屋」との掛け声がかけられていました。
中尾歌舞伎を指導しているのは、94歳の西村清典さんです。
太平洋戦争で途絶えていた中尾歌舞伎を復活させた立役者です。
中尾歌舞伎保存会は、秋にも定期公演を計画しています。 -
新山保育園「通いたい」18人
平成21年度から休園となっている伊那市の新山保育園の平成26年度の入園希望者数が、18人であることが分かりました。
再開に必要な定員の半分の20人までに、残り2人となっています。
これは、28日新山保育園で開かれた交流会で報告されたものです。
地元有志でつくる新山の保育園・小学校を考える会では、平成27年度までの保育園再開を目指し、先月24日に入園希望についてのアンケートをとりました。
アンケートは、平成20年度以降に生まれた27人の子どもの保護者を対象に行われました。
その結果、平成26年4月再開の場合「通いたい」と答えた人は18人、通わないと答えた人は3人、分からないと答えた人は5人でした。
平成27年4月再開の場合「通いたい」が15人「通わない」が2人、「わからない」が8人でした。
平成27年4月再開の場合「わからない」と答える人が多いため、考える会では平成26年4月の再開を目指したいと話します。
考える会では、残り2人以上の確保のために「分からない」と答えた保護者に対し理解を深めてもらう他、地区外に住む新山出身者に対し呼び掛けを行う考えです。
アンケート結果は、来月伊那市に提出するということです。 -
ジュディ・オング倩玉さん サイン会
伊那市の信州高遠美術館で開催中のジュディ・オング倩玉木版画の世界展にあわせ、28日トークショーとサイン会が開かれました。
会場となった信州高遠美術館のホールには、ジュディ・オングさんを一目見ようと多くの市民らが集まりました。
ジュディさんが登場すると会場は拍手に包まれました。
トークショーでジュディさんは、絵を始めたきっかけや版画との出会いなどについて触れ、グレーとの出会いが作品づくりに大きな影響を与えたと話しました。
ジュディさんは、「私の版画は、白と黒、グレーに何かを足しているだけ。誰もが記憶の中に色があると思うので、作品から感じ取ってもらえればうれしい」と作品の見所を紹介しました。
サイン会は、午前と午後の2回、それぞれ100人限定で行われ、ファンは「かぜをひかないように」「がんばってください」などと声をかけていました。
ジュディ・オング倩玉木版画の世界展は、5月19日まで信州高遠美術館で開かれています。 -
BCリーグ まっくんが始球式
28日、伊那市の県伊那運動公園野球場で行われたBCリーグ信濃グランセローズ対群馬ダイヤモンドペガサスの試合の始球式に南箕輪村のイメージキャラクターまっくんが登場しました。
28日は、南箕輪村の日として試合が行われ、村の小中学生全員が招待されました。
試合前には、村の太鼓グループ鼓龍による太鼓演奏が行われ、大会にはなを添えました。
唐木一直村長は、「子どもたちが野球に興味をもてるような全力プレーをお願いしたい」とあいさつしました。
試合は、東海第三高校出身でプロ野球のオリックスに1位指名された経歴がある注目の新人甲斐拓哉投手が初登板し注目を集めました。
甲斐投手は、4回1失点でマウンドを降りました。
信濃は、ヒット2本に抑えられ、試合は3対1で破れました。
通算成績は、2勝4敗となっています。 -
第84回上伊那地区メーデー
第84回メーデーの連合長野系の上伊那地区の式典が28日伊那市の伊那文化会館で開かれました。
上伊那地区の43の労働組合から1,400人が参加しました。
「働く者の連携でゆとり・豊かさ・公正な社会を実現し自由で平和な世界をつくろう」をメインスローガンに、暮らしの底上げを果たすとするメーデー宣言を採択しました。
意見発表では、安倍政権の経済政策アベノミクスにより円安・株高が進んだが実体経済が好転したわけではない。円安の行き過ぎは、大きな打撃を与えるおそれがある。景気が上向いた実感がない。手放しで喜べない状況。などとする声がありました。 -
簡易雨量計 簡単・安心今後に期待
元建設省職員で世界レベルで砂防知識の共有を推進している国際砂防協会の大井英臣さんは、誰でも簡単に作ることができる簡易雨量計を開発し、県内の各自治体に紹介しています。
大井さんが開発した簡易雨量計は、水がたまる計測部分とブザーで危険を知らせるモニター部分からなっていて、部品や容器はすべてホームセンターで購入することができるということです。
指定した雨量でブザーが鳴ります。
深夜や突然の豪雨を見逃すことなく感知でき、モニター部分は屋内に置くため暴風雨の際も安全に観測できる利点があります。
大井さんは、国際協力機構JICA時代、カリブ地域防災プロジェクトに携わりコミュニティ自ら制作可能な観測機器の必要性を感じ、簡易雨量計や水位計の開発に取り組みはじめました。
以来、改良を重ね現在のスタイルになったということです。
この簡易雨量計に県の建設部砂防課も目をつけました。
すでに実用化されていて、スリランカでは、土石流発生前に住民が避難した事例やインドでは、多くの家畜が洪水被害から免れた例も報告されています。
この簡易雨量計は、伊那市にも届けられ、担当の危機管理課では、自主防災組織への設置や普及も視野に入れ検討を進めるとしています。 -
GWで県外客の入り込み始まる
ゴールデンウィークが始まりました。
伊那地域のレジャー施設では、連休を利用して県外の観光客の入り込みが始まりました。
「ゼロ磁場」として知られる伊那市長谷の分杭峠には、県外から観光客が訪れていました。
去年はゴールデンウィークだけで3千人以上が訪れたゼロ磁場。
シャトルバスの運行が始まった3年前からの集計では、1日千人以上が利用したこともあります。
この連休中は、シャトルバスを2台体制にして、通常30分間隔の運行を15分間隔に短縮しています。
東京から訪れた観光客は「空気がおいしい。どのくらい磁場にいれば効果があるのか・・・」と話し、観光を楽しんでいました。
バスの運転手は「今日は少し肌寒いので、出足が遅い。連休中客足が遠のかなければ良いが・・・」と話していました。 -
押絵展「布との対話60年」
駒ヶ根市在住で、元赤穂高校教諭の竹内典子さんの押絵展が、27日から伊那市のかんてんぱぱ西ホールで始まりました。
押絵展は「布との対話60年」をテーマに開かれました。
竹内さんは、松本市の病院に入院していた時に、同じ病室にいた人に押絵を教わったのがきっかけで、これまでおよそ60年間、趣味で作ってきました。
会場には、これまでつくりためてきた作品、およそ50点が並んでいます。
花や和服姿の女性、子どもをテーマにした作品が多く、使われている布の中には竹内さんが自分で染めたものもあります。
竹内さんは「精根込めて作った作品が並んでいるので、多くの人に見てもらえれば」と話していました。
押絵展「布との対話60年」は、5月6日まで、伊那市のかんてんぱぱ西ホールで開かれています。 -
わんぱくひろば 親子でにぎわう
子ども達が自然の中で遊ぶわんぱくひろばが伊那市の春日公園で27日行われました。
27日は家族連れ600人ほどが訪れました。
わんぱくひろばは、ガールスカウトなど8団体が実行委員会となり行っているもので、今年で38回目です。
子ども達に自然の中で友達と一緒に遊び、豊かな感性を育んでもらおうと行われています。
会場ではターザンロープや輪投げ、工作などのブースが出され、子どもたちでにぎわっていました。
ある保護者は、「体をたくさんつかって普段はできないことにたくさん挑戦できていた」と話していました。 -
上伊那森林組合決算 800万円黒字
上伊那森林組合の昨年度の決算は、およそ800万円の黒字で、6年連続の黒字となりました。
これは26日に開かれた上伊那森林組合総代会で報告されたものです。
昨年度の純利益はおよそ330万円で、前年度の繰越金を合わせた最終的な黒字額はおよそ800万円となり、6年連続の黒字となりました。
上伊那森林組合は昨年度、バイオマス事業で日本ペレット協会から全国で初めての優良認証を受けました。
それにより、販売量が増加したことなどが黒字の主な要因とみています。
井澤通治組合長は「行政や企業と連携を取りながら、森林整備・バイオマス事業・木材加工事業の3つを柱に取り組んでいきたい」と話していました。 -
SL風装飾バス到着
知的障害者の就労支援などを行っている、伊那市西箕輪の「社会福祉法人アンサンブル伊那」は、施設利用者に喜んでもらおうと、SLのようにデコレーションしたバスを導入しました。
このバスは、以前兵庫県で幼稚園バスとして使われていたもので、そのままの状態で24日、アンサンブルに到着しました。
アンサンブルでは、楽しい乗り物を置いて利用者に喜んでもらいたいと、バスの導入を決めました。
小椋年男理事長は、「利用者が興味を持ってくれると嬉しい。バスを見て楽しんでもらいたい」と話していました。
バスの名前は、今後利用者から募集をして、決定するということです。
小椋さんによりますと、今後は、バスの中にモニターやスピーカーを取り付け、映画鑑賞ができるように改装したり、外側にイルミネーションの装飾をする予定だということです。 -
伊那市手良で早くも田植え
上伊那地域のトップをきって26日伊那市手良野口の水田で田植えが行われました。
田植えをしたのは、伊那市手良にある株式会社中坪ノーサンです。
26日は、午前から予定していましたが強風のため午後にずれ込みました。
田植え機を操るのは、登内美穂さん。10年以上田植えをまかされています。
中坪ノーサンでは、手良中坪を中心に野口など合わせて29ヘクタールの水田で米を栽培しています。
毎年4月下旬から田植えを始めていて、今年は去年より1日早まりました。
苗も7棟のハウスで育てていて、今シーズンは、温度管理に気を使ったということです。
栽培しているのは、コシヒカリが9割以上で、減農薬で育てる特別栽培米も1/3を占めます。
8割が安曇野の業者へ、残りの2割がJA上伊那に出荷されています。
ねばりと甘み、風味があり評価も高く、飯田市の老人ホームからは、毎年感謝の手紙も届いているということです。
中坪ノーサンの田植えは、請け負っている面積が多いため5月いっぱいかけて行われます。
JA上伊那によりますと、今年の田植えのピークは、平年並みの5月中旬頃ということです。 -
長野県市町村対抗駅伝 伊那市チーム結団式
29日に松本市で開催される長野県市町村対抗駅伝に出場する伊那市チームの結団式が24日、伊那市役所で行われました。
この日は、大会に出場する一般と小学生チームの選手が出席し、結団式が行われました。
市町村対抗駅伝は、松本市の陸上競技場を発着点とし、中学生から一般の男女8人が、約38キロ8区間をタスキでつなぎます。
小学生駅伝は、4区間6キロをタスキでつなぎます。
結団式で、選手らは「去年より良い成績を残したい」「全力で走ってチームに貢献したい」など、大会に向けての抱負を発表しました。
中学3年の時からこれまで11回この大会に出場している鈴木昌幸監督は、今回、足の故障で選手としては出場できないということで、ハチマキやお守りを渡して、一人ひとりを激励していました。
伊那市チームは、2009年の19回大会以来果たせていない、8位入賞を目指すということです。
長野県市町村対抗駅伝競走大会は、29日に松本市で開催されます。 -
29日に第2回ローメン春まつり開催
伊那ローメンズクラブは第2回伊那ローメン春まつりを29日に伊那市役所駐車場で行います。
24日は伊那商工会館でローメン春まつりについての記者会見が開かれました。
今年のローメン春まつりでは、来場者からの要望を取り入れ、焼きそば風ローメンだけでなくスープ風ローメンも提供します。
信州プロレスリングや、アイドルグループのオトメ★コーポレーション、ソウルシンガーの湯沢かよこさんによるステージも企画されています。
この3組はローメンをPRするローメン大使としてこの日に委嘱されます。
午前と午後の2回に分けて宝投げが行われる他、ローメン風味のポップコーンの無料配布もあります。
第2回伊那ローメン春まつりは、29日月曜日午前10時から伊那市役所駐車場で行われます。 -
伊那市総合計画後期基本計画策定へ
伊那市の将来の姿や行政運営の方向性を示す総合計画の、後期基本計画を検討する審議会が、昨日発足しました。
24日は、伊那市役所で初会合が開かれ、白鳥孝伊那市長から、25人が審議委員に委嘱されました。
白鳥市長は、「社会をとりまく環境は変化し、防災意識が向上するなど、生活を振り返るきっかけがあった。安心安全なまちづくりはこれからの重要課題と認識している」と挨拶しました。
審議会の会長には、伊那文化会館館長の山北 一司さんが選ばれました。
山北さんは、「合併後、伊那市はさまざまな課題をクリアしてきているが、社会が変化する中で新しい計画を立てる重責を、皆さんと担っていきたい」と挨拶しました。
伊那市総合型計画後期基本計画は、平成26年度からの5年間の施策の大綱を示すものです。
次回の会合で、市長から審議会に計画案が諮問され、今年、10月までに協議をおこない、市長に答申する予定です。 -
東春近小4年生 りんごの摘花体験
伊那市の東春近小学校の4年生が、総合的な学習の一環として、東春近田原の伊藤一路さんのりんご園で、25日摘花を体験しました。
東春近小では、毎年4年生が授業の一環として、伊藤さんのりんご園で、1年間を通してりんごの栽培体験を行っていて、今年で19年目になります。
25日は子ども達60人が、伊藤さん夫婦や、子ども達の祖父母、指導員のアドバイスを受けながら、摘花作業に汗を流していました。
摘花は、1つの房に5つ咲く花の、中心の花だけを残してあとの花を摘むことで、栄養を集中させ、美味しいりんごを実らせるために行います。
伊藤さんは、「りんごの栽培を通して、物の尊さや、思いやりの気持ちを育んでもらいたい」と話していました。
今年は例年に比べて、花が咲くのが早く、1・2週間ほど摘花の時期を早めたということです。
次は、余分な実を摘み取って、1つの実に栄養が行き渡るように行う摘果の作業を、6月に行う予定で、収穫は11月頃になりそうだということです。 -
交通安全案山子設置で矢澤親男さんに感謝状
警察官そっくりの案山子をつくり事故防止に貢献したとして、伊那市高遠町の矢澤親男さんに、25日、警察から感謝状が贈られました。
この日、伊那警察署の青木辰夫署長から矢澤さんに、感謝状が手渡されました。
矢澤さんは、去年交通事故が多発し死亡事故も発生した権兵衛トンネルへ続く国道361号に、安協などの要請で、警察官そっくりの交通安全案山子を作り設置しました。
地元、高遠町長藤の的場常会で花壇の作業をしていたところ、国道を猛スピードで走る車やバイクを見て、何かできないかと案山子の製作を思いついたということです。
33年間バス会社に勤務していた矢澤さんは、社員の交通安全教育にも携わり事故防止に努めていたということです。
伊那警察署によりますと、交通安全案山子が設置された国道361号、与地交差点から中の原交差点の直線道路間で、今年に入って発生した交通事故件数はこれまで2件で、去年と同じ時期に比べ、4件減少しているということです。
警察や交通安全協会では、取り締まりを強化している区間であるという認識がドライバーに定着しつつあるのではないかとしています。 -
「育の組」がウコンザクラの標柱を設置
70歳の古希を迎える伊那小学校育組の同窓生でつくる「育の組」は10年前に記念植樹したウコンザクラの標柱を今日建てました。
24日は1955年に伊那小を卒業した同窓生「育の組」の22人が集まり、記念樹の標柱を建てました。
育の組では10年前、還暦の記念に小学校の庭にウコンザクラを植樹しました。
ウコンザクラは黄色の花を咲かせる品種で、現在見ごろとなっています。
今回、古希の記念の同窓会に合わせ、記念樹の隣に標柱を建てました。 -
29日の定期公演に向け稽古に熱
中尾歌舞伎保存会による春季定期公演が今月29日に行われます。本番を間ぢかにひかえ会員らは稽古に熱が入っています。
23日は伊那市長谷中尾の中尾座で、本番での衣装をまとっての稽古が行われました。
公演では、6年ぶりに「御所桜堀川夜討 弁慶上使の段」という演目が披露されることになっています。
物語は、源義経の正室「卿の君」が平家出身であることから、源頼朝が「首をはねて渡せ」と弁慶を向かわせます。
しかし弁慶は、自分の娘を殺し身代わりとし、主君である義経への忠誠心を果たす物語です。
中尾歌舞伎は江戸時代にはじまり太平洋戦争により一時、途絶えてしまいましたが、地元の若者が復活させ平成18年に伊那市無形民俗文化財に指定されています。
復活以来、演技の指導にあたっているのは、戦前の中尾歌舞伎で役者をつとめてきた、西村清典さんです。
中尾歌舞伎の春季定期公演は、今月29日 月曜日、伊那市長谷中尾の中尾座で行われます。
伊那ケーブルテレビでは来月に公演の模様を放送する予定です。 -
運営体制強化へ4専門部会設置
南アルプスに接する、長野県の市町村などでつくる、南アルプスジオパーク協議会は、今年度から運営体制の強化を目的に、あらたに4つの専門部会を設置します。
24日は、伊那市の伊那市創造館で平成25年度の総会が開かれ、専門部会の設置に関する議案など、提出された7議案すべてが承認されました。
南アルプスは、1月に2016年度までの4年間、日本ジオパークとして再認定されています。
しかし、再認定にあたり運営体制や情報発信などに課題があると、日本ジオパーク委員会から指摘されていました。
協議会では、これらの課題解決に向け学術や教育、観光、地域の4つの専門部会を設置します。
また、それぞれの課題毎に、実行計画を定めた11項目のアクションプランを作りました。
協議会会長の白鳥孝伊那市長は「身近にある地質遺産を勉強し、地域振興につなげ、南アルプスの世界自然遺産登録へとつなげていきたい」と話していました。 -
白鳥市長就任3年を振り返る
伊那市の白鳥孝市長は、市長就任から3年が過ぎ、財政や医療、消防広域化など思っていた事が着実にできていると自身の3年間を振り返えりました。
これは、24日、伊那市役所で開かれた、定例記者会見の中で白鳥市長が話したものです。
就任から取り組んできた、財政の健全化については、スピードを持ち、高く掲げた目標に対しても対応できていると振り返りました。
今後の課題については、解散する土地開発公社の保有地の売却を戦略的に進め、管理していかなければならないと話していました。
また、医療やごみ処理施設の建設、上伊那の消防広域化、道路整備などについては、情報を集めると共に、近隣自治体と連携し着実に進めていきたいと話しています。
今後については、「残りの1年を着実に務めたい。その先については現時点ではわからない」と話し、来年の市長選挙への出馬について明言はさけました。 -
ポレポレの丘スイセン見頃
伊那市高遠町のポレポレの丘では、スイセンが見ごろを迎えています。
ポレポレの丘を運営する信州高遠花摘み倶楽部によりますと、スイセンはゴールデンウィーク明けまで楽しめるということです。 -
27日から小沢で芝桜まつり
伊那市小沢の住民有志らでつくる小沢花の会による芝桜まつりが27日から広域農道沿いの花の公園で始まります。
まつりが間近となり準備も大詰めとなっています。
小沢花の会では毎年この時期に芝桜まつりを開いていて今年で14回目となります。
23日は、公園内で会のメンバーが花を植えたり草取りをしたりしてまつりに向け準備を進めていました。
現在、陽があたる南側の一部の芝桜が咲き始めています。
今年は例年より一週間ほど早く咲き始めましたが、ここ数日の冷え込みで花の開きが止まっているということです。
芝桜以外にも水仙が植えられていて今が見ごろです。
23日も、一足早く県内外からら観光客が訪れ公園を散策していました。
会では「丹精込めて育てた花を多くの方に見てもらいたい」と来場を呼び掛けています。
小沢花の会による芝桜まつりは27日から来月6日まで開かれていて、見ごろは5月のはじめ頃ということです。 -
伊那図書館「題名の見えない本棚」設置
4月23日の「本を贈る記念日」に合わせて、今日から伊那図書館では、「題名の見えない本棚」のコーナーを設置しました。
4月23日は、本を贈る記念日とされていて、伊那図書館ではそれに合わせて、今回初めて「題名の見えない本棚」のコーナーを設けました。
このコーナーには、「絶対泣ける」や「読み始めたら眠れない」といったテーマに合わせた本を職員が選び、置いています。
本には、職員の手書きのメッセージが添えられていて、題名が見えないように帯が締めてあります。
伊那図書館では、「メッセージを読んで本を選んでもらうことで、職員との繋がりを感じてもらえたら嬉しい」と、話していました。
「題名の見えない本棚」のコーナーには、およそ100冊の本があり、5月半ばまで設置されています。