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伊那市中央の鈴木実さん、まり子さん夫婦展
伊那市中央の鈴木実さん、まり子さん夫妻による、絵画や木目込み人形などの展示会が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
夫婦2人の作品展は、11年ぶり、2回目となります。
会場には、夫の実さんの油絵50点と、妻まり子さんの木目込み人形と、小麦粉粘土などで作った花「パンフラワー」の作品40点が並んでいます。
鈴木さん夫妻は、仕事の傍ら、趣味で作品を作ってきました。
二人そろっての展示会は2回目で、実さんが85歳、まり子さんが80歳になったことを記念して、11年ぶりに作品展を開きました。
鈴木実さん、まり子さんの夫婦展は、17日(日)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
伊那市来年度からネーミングライツ実施へ
伊那市は来年度から、市が所有する体育施設や文化施設などの公共施設に、企業やキャラクター等の名前を付ける事ができる、命名権、ネーミングライツを実施します。
これは、13日開かれた伊那市議会6月定例会一般質問の中で、白鳥孝市長が議員の質問に答えたものです。
ネーミングライツ(命名権)は、スポーツや文化施設に企業やキャラクター等の名前を付ける事ができる権利で、長野県などが実施しています。
市では財源の確保を目的にネーミングライツを実施する計画で8月を目途に、金額や契約年数、看板などの設置費用に関するガイドラインを作成し、対象施設のしぼり込みを行う計画です。
対象は、市が所有するスポーツ・文化施設、橋梁などとなる予定です。
市では広告に関する委員会を設置し、施設ごとの契約条件の審査をし、今年の秋から広告主の募集をする事にしています。
伊那市では、地域経済の活性化を図るため、市の公共施設を広告媒体として企業に有効活用してもらいたいと話しています。 -
通学路で交通安全呼びかけ
地域交通安全活動推進委員は12日、伊那市内の小学校や中学校の通学路で、ドライバーや児童生徒に、交通安全の呼びかけを行いました。
街頭啓発は、各地で登下校時の児童や生徒を巻きこんだ事故が発生している事を受け、ドライバーだけでなく、子供たちにも交通安全の意識を高めてもらおうと行われました。
この日は、下校時刻に合わせ、午後4時から推進委員や伊那警察署の署員、およそ20人が交通安全を呼び掛けるチラシと共に夜光反射材等を配りました。
伊那警察署によりますと、今年に入り、12日現在、管内で発生した人身事故は198件で、去年と比べ45件の減少となっています。
このうち、児童生徒が事故によりけがをした人数は、25人で、去年と比べ2人増となっています。
伊那署では、登下校時などは歩道を歩き、道を渡るときは車が来ないか、安全確認を徹底してほしいと呼び掛けていました。 -
小黒パーキング スマートインターチェンジ検討再開
伊那市は小黒川パーキングエリアをスマートインターチェンジとする取り組みを再開します。
これは、13日開かれた伊那市議会6月定例会一般質問の中で、白鳥孝市長が明らかにしました。
伊那市では、平成20年度から小黒川パーキングエリアのスマートインターチェンジ化について検討を進めてきした。
しかし、国で高速道路料金無料化が検討された事により、新たなスマートインターチェンジ整備に対する国の財源が不確定となった事から平成22年度に、市は整備事業を一時休止しました。
今回は、高速道路料金無料化が事実上廃案になった事などによる社会情勢の変化により、休止していた整備事業を再開します。
白鳥孝伊那市長は、再開にあたり「リニア駅整備に向けた道路ネットワーク構築や、伊那消防署の富士塚グラウンド周辺への移転による防災的な観点からも、高速道路へのアクセス時間の短縮などが求められている。
これらの事も含め、小黒川スマートインターチェンジの必要性が増している」と説明していました。
伊那市によりますと、8月にネクスコ中日本などとの勉強会を再開し、平成25年度に実施計画を策定、平成28年度中の供用開始を目指すとしています。 -
伊那市横山でクマの目撃情報
12日の朝6時30分頃、伊那市横山で、クマの目撃情報がありました。
目撃されたクマは1頭で、場所は伊那市横山のザゼンソウ群生地付近だということです。
伊那市によると、今年に入ってからのクマの目撃は初めてだということです。
市では、夏場はクマが畑の農作物を求めて人里へ近づきやすい時期になることから、注意を呼びかけています。 -
西町の土地「契約の解除含め検討したい」
伊那市の白鳥孝市長は、市土地開発公社が代金を支払ったにも関らず、土地の所有権が公社になっていない西町の土地について、「契約の解除を含めて検討したい」との考えを示しました。
これは、12日の伊那市議会一般質問で議員の質問に答えたものです。
市土地開発公社が、平成11年に860万円で取得した西町城南町の畑について、所有者に代金が支払われているにも関らず、所有権の移転登記が完了されていないことについて質問がありました。
この土地は、農業振興地域内の農用地で、農振除外申請を行っていますが、優良農地と判断され、転用が認められていません。
白鳥市長は、「農地からの転用ができなければ、契約も履行できないので、契約の解除も含めて検討したい」と答弁しました。
議員は、その他、公社の、西春近や美篶青島などの土地取得でも問題があったのではないかと指摘していました。
12日の一般質問で白鳥市長は、市民をまちづくりの主役に据え、市民参加の仕組みや市民の権利、責任などを定める自治基本条例の制定に向けた研究を今年度内にスタートさせる考えも示しました。 -
アレルギーを学ぶ アトピッ子教室
アレルギー疾患をもつ子供とその保護者を対象としたアトピッ子教室が12日伊那市の保健センターで開かれました。
アトピッ子教室は、市内に住む入園前のアレルギー疾患を持つ子供とその親を対象に、伊那市が毎年開いています。
12日は、アレルギー食品を使わないおやつとしてりんごゼリーが提供されました。
ゼリーは100%のリンゴジュースや植物性のゼリーの素を使っていて、アレルギーがある子供でも安心して食べられるということです。
12日はこのほか、今年度の活動計画について話し合い、参加者からは卵や小麦などのアレルギー食品を使わない調理実習をしたいという要望が出されていました。
アトピッ子教室は、平日の昼間に月一回程度開く予定で、次回は7月10日となっています。 -
ハッチョウトンボ羽化はじまる
日本一小さなトンボ「ハッチョウトンボ」の羽化が、伊那市新山のトンボの楽園で始まっています。
ハッチョウトンボはトンボの中では最小の種類で体長はおよそ2センチ。
日当たりがよく、きれいな湧き水が流れている浅い湿地に生息します。
ここトンボの楽園は、地元住民などでつくる新山山野草等保護育成会が、平成17年度に県の支援金を受け整備を進めてきました。
今年は、5月18日にハッチョウトンボの羽化が確認されました。
去年より20日ほど遅いということですが現在は、ハッチョウトンボの他に、国の準絶滅危惧種に指定されているモートンイトトンボや腹部が極端に太いハラビロトンボなど様々な種類のトンボが観察できます。
運がよければ、羽化したばかりのヨツボシトンボなども見ることができます。
毎日、会のメンバーがトンボの楽園を訪れ、トンボの幼虫、ヤゴなどを観察しています。
ハッチョウトンボは8月の中旬頃まで観察できるということで、来月8日には、観察会も予定されています。 -
第40回伊那まつりのポスター 春富中学校2年の島田昌亨君の作品
今年の第40回伊那まつりのポスターに、春富中学校2年の島田昌亨君の作品が選ばれました。
最優秀賞に選ばれた島田君の作品は「勘太郎やイーナちゃん、舟など題材が珍しく、デザインが目にとまった。竜のうろこの表現の仕方もよく、丁寧にかかれている」などと評価されました。
なお、今年は、市内6中学校から220点の応募があったということです。 -
東春近小児童 りんごの摘果体験
伊那市の東春近小学校の児童は、学校近くの伊藤一路さんの果樹園でりんごの摘果作業を11日、行いました。
摘果を行ったのは、東春近小学校の4年生53人です。
東春近小では、毎年4年生が伊藤さんの果樹園でりんご学習を行っています。
摘果は、1つの実に栄養を集中させるために余分な実を摘み取るものです。
児童らは、伊藤さんに教わりながら、残す実を選び他の実をハサミで切っていました。
伊藤さんは「天気に恵まれてよかった。今年も子ども達と収穫するのが楽しみ」と話していました。
今後は、10月に葉摘みを行い、11月に収穫を予定しているということです。 -
時計アイデア展 入賞者を表彰
伊那市西箕輪の登内時計記念博物館で開かれている「こんな時計があったらいいな!アイデア展」の入賞者表彰式が10日、行われました。
アイデア展は、博物館の開館14周年を記念して開かれたものです。
上伊那の小学生や保育園児を中心に絵画235点。
工作35点の応募がありました。
今日は、その中から選ばれた入賞者の表彰式が行われました。
工作で最高賞となる金賞には伊那市の宮原直雄君の作品が選ばれました。
タイトルは「カラフル顔時計」で3時のおやつの時間に時計がポップコーンを食べているという
ユニークな作品です。
絵画では金賞に飯島町の中村早希さんの作品が選ばれました。
タイトルは「お花の時計」でカラフルな作品に仕上がっています。
博物館の登内英夫館長は「子どもらしい夢のある作品が、たくさん寄せられました。みんな大きな夢をもってそれを正夢にしてください。」と話していました。
「こんな時計があったらいいな!アイデア展」は6月末まで登内時計記念博物館で展示されています。 -
美篶小で母親グループが読み聞かせ
伊那市美篶小学校で活動する読み聞かせグループは、読書週間にあわせて、7日、大型絵本の読み聞かせを行いました。
本と書かれたのれんを子ども達がくぐっていきます。
美篶小の児童の母親らで作るグループが、読書週間にあわせて読み聞かせを行いました。
このグループは、子どもたちに、本に触れてもらいたいと、9年前に発足しました。
メンバーは現在11人で、手分けをしながら、月に7回ほど、美篶小で読み聞かせを行っています。
この日は、読書週間にあわせて、特別に大きな絵本のお話の会が開かれました。
メンバーは、「特に小さい子どもには、読み聞かせが重要。このような機会に本に触れて欲しい」と話していました。 -
防犯功労者に表彰状を伝達
長年、防犯活動に貢献したとして、伊那市荒井の小林由子さんと、高遠町の保科求さんに、6日、表彰状が伝達されました。
この日は、伊那警察署で伝達式が行われ、小林さんと保科さんに、田中泰史署長から、県防犯協会連合会の表彰状が伝達されました。
小林さんは、平成10年に伊那市防犯協会女性部員に、平成14年からは伊那エンジェルス隊となり、
地域のイベントでのパトロールや、街頭啓発などを行っています。
小林さんは、「家族など周りの人たちの協力で続ける事ができた。隊の皆さんにも感謝したい」と話していました。
保科さんは、平成16年から、高遠地区の防犯指導員となり、児童の下校時の「声かけ運動」を提案、高校生にも積極的に声をかけ、子供達の安全を見守ってきました。
保科さんは「これからもますます防犯活動を頑張りたい」と話していました。
この日は、この他、辰野南小学校の児童の登下校を見守っている地域ボランティア、「羽北っ子えがお見守り隊」が、田中署長に受賞報告をしました。
県内では今回、6団体と31人が表彰されています。 -
みんなおよりて伊那まち祭り
伊那市の中心商店街を明るく賑やかにしようというイベント「みんなおよりて伊那まち祭り」が10日、伊那市のセントラルパークで開かれました。
このイベントは伊那小学校5年正組が総合学習で取り組んでいる、伊那まち活性化の一環として開かれたものです。
イベントでは児童らが中心商店街に関するクイズや歴史を発表していました。
ほかには輪投げや、商店街の建物をイメージしたペーパクラフトのコーナーが設けられました。
イベントでは中心商店街の歴史を写真を交えて紹介するコーナーもあり訪れた人たちは興味深そうに見入っていました。
5年正組では、商店街との連携を図りながら活性化策について考えていくということです。 -
ボランティアで学童クラブの施設修繕
上伊那建設労働組合、西春近分会は、10日ボランティアで西春近南小学校学童クラブの網戸や壁板などの修繕作業を行いました。
作業には組合員8人があたり、網戸や壁板の修繕のほか、駐車スペースへの砂利敷きなどを行いました。
このボランティアは、全国建設労働組合が住宅デーに定めた6月25日近辺で毎年行われています。
住宅デーに合わせたボランティアは地域の人たちに建設業の仕事やその技術を知ってもらおうと、1978年昭和53年に始まりました。
作業を行った西春近南小学童クラブは元は教員住宅で築30年以上が経過しています。
痛んだ所が次々と修繕され作業を見守っていたクラブの担当職員も喜んでいました。
組合では「建物が古いので修繕の必要な所がかなりありました。ここを使う子どもたちが、気持ちよく過ごせてもらえればうれしいです。」と話していました。 -
第88回伊那美術展
第88回伊那美術展が10日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。
美術展では、伊那市の松田靖宏さんが、最高賞となる伊那美術協会賞を受賞しています。
会場には洋画や彫刻、工芸など200点ほどの作品が展示されています。
伊那美術展は、伊那美術協会が会員の他、上伊那の高校生以上から作品をつのり、年に1度開いています。
今年は去年より作品数は減りましたが、大きなサイズの作品が多く、見ごたえがあるということです。
出品された作品のうち、松田靖宏さんの陶磁の工芸作品「位相」が伊那美術協会賞を受賞しています。
第88回伊那美術展は17日 日曜日まで、伊那文化会館で開かれています。 -
オペラ「春香」 市長に記念品を寄贈
3日に開催されたオペラ「春香」の実行委員らが7日、伊那市役所を訪れ、白鳥孝伊那市長に記念品を寄贈しました。
寄贈品は、韓国で結婚式などのお祝いの場で飾られるタペストリーです。
韓国の伝統的な模様が織り込まれたシルク製で、大きさは長さ1メートル70センチ幅90センチほど、余白には出演者などのサインが書かれています。
オペラ「春香」は、3日に開催され、プロのソリストに加え市民合唱団や舞踊団、伊那フィルハーモニー交響楽団など伊那市民が多数参加しました。
公演には1400人ほどの観客が訪れ、当日券も完売する盛況ぶりでした。
訪れた衣装・振付担当の小林眞由美さんは、「韓国の伝統的な衣装を用意するのが大変で、大阪まで布を探しに行った時にこのタペストリーを見つけた」と話していました。
白鳥孝伊那市長は、「伊那市で総合芸術のオペラができたのはすごいことで、伊那の音楽の歴史に新しい金字塔が立った」と話していました。
寄贈されたタペストリーは、市役所内に飾られたのち、伊那市の生涯学習センターで他の春香の資料とともに展示される予定です。 -
梅雨入り 雨の中バラ楽しむ
気象庁は9日、関東甲信地方の梅雨入りを発表しました。
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンでは、バラ祭りが同日から始まり、梅雨空のもと、色とりどりのバラの花が訪れる人たちを出迎えていました。
この日の伊那地域は雨が降ったりやんだりの天候で、ローズガーデンを訪れた人たちは傘をさして見物していました。
気象庁の発表によりますと、関東甲信地方の梅雨入りは、去年より13日遅く、平年より1日遅いということです。
現在梅雨前線が停滞していて、この先1週間はくもりや雨の日が多くなりそうだということです。
同日からバラまつりが始まったローズガーデンでは、高遠町公民館ハーモニカ教室の演奏を皮切りに、オープニング式典が行われました。
5年目の開催となった今年は、7月8日までの開催で、例年と同様、土日・祝日の周遊バスの運行も計画されています。
式典で白鳥孝伊那市長は「伊那市は桜だけでなくバラも楽しめる。祭りを通じて、伊那市のいろんな魅力を発信していきたい」と話していました。
ローズガーデンを創設した伸和コントロールズの幸島宏邦社長は「丘の上でバラを見られるところは世界でも少ない。みなさんと一緒にこれからもバラ園を育てていきたい」と話していました。
バラ祭りでは、苗の販売やバラの育て方相談なども行われていて、訪れた人たちが色や種類を品定めしながら購入していました。
バラ祭り実行委員会の中川泰会長は「梅雨と一緒のスタートになったが、バラは雨に濡れても生き生きとするし雫がついてきれいに見える。ぜひ多くの人に足を運んでもらいたい」と話していました。
伊那市高遠町、しんわの丘ローズガーデンのバラ祭りは7月8日までで、入園料は一人200円、中学生以下は無料となっています。 -
大会で日頃の成果を発揮
上伊那地域の障害者がスポーツを通じて交流を深める、上伊那地区障害者スポーツ大会が9日、伊那市民体育館で開かれました。
この日は雨のため、会場を屋外から室内に移して競技が行われました。
上伊那地区の17団体から190人が参加して、フライングディスク、ペタンク、卓球の3競技に挑戦しました。
大会は、スポーツを通じて、自立と社会参加への意欲を高めてもらおうと開かれているもので、今年で40回目になります。
参加した人たちは、声援を受けながら、日頃の練習の成果を発揮していました。
あるスタッフは「あいにくの雨となってしまったが、交流を深めてもらうことができたし、地域参加にもなったと思う」と話していました。
参加者には、参加した競技の記録が書かれた賞状が渡されていました。 -
美篶小学校 プールの清掃
22日のプール開きを前に、伊那市の美篶小学校で5日、プールの清掃が行われました。
1,2時間目では4年と5年の児童120人ほどが清掃をしました。
児童たちはたわしやデッキブラシでプールの床を磨いたり、プールサイドの草をとりをしました。
ある児童は、「汚れがこびりついていてなかなか落ちなくて大変だけれど、きれいになると気持ちいい。プール開きが楽しみ」と話していました。
美篶小では22日にプール開きとなり、8月末頃まで水泳の授業が行われます。 -
上伊那地域観光戦略会議
上伊那地域観光戦略会議が5日伊那市のいなっせで開かれ、今年度事業として、JR飯田線イベント列車ツアーを行うことを決めました。
ツアーは、県の地域発元気づくり支援金事業として上伊那観光連盟が行います。
箕輪町の赤そば祭りや、伊那市のみはらし祭りなどにあわせ臨時列車と臨時バスを運行し地域のイベントをPRする目的です。
臨時列車の運行にあわせて観光地もめぐるツアーを企画することで地域に人を呼び込み、飯田線の利用促進も図ります。
JRの駅から臨時バスを運行し、バスでイベント会場まで観光客を運び、誘客アップを狙います。
上伊那地域観光戦略会議は、県や市町村、公共交通機関などで組織していて、今年度はこのほかにポスピタリティーの研修やオフシーズン対策の検討なども行う計画です。 -
伊那愛樹会の春の盆栽展
上伊那地域の盆栽愛好家でつくる伊那愛樹会の春の盆栽展が8日から、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
会場には色とりどりの花を咲かせたさつき36点が並んでいます。
伊那愛樹会では、毎年春と秋の2回盆栽展を開いています。
会員8人がそれぞれお気に入りの作品を展示していて、中には、樹齢70年近いものもあります。
五味純一会長は「さつきは、掛け合わせにより何千もの種類があり、それぞれがきれいな花を咲かせるところが魅力」と話していました。
会では、毎月1回盆栽教室を開いていて、興味のある人は是非参加してほしいと呼び掛けています。
伊那愛樹会の春の盆栽展は、10日日曜日まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
井上計治さん統計功労者県知事表彰を受賞
箕輪町の井上計治さんは、長年統計調査に従事した人に贈られる統計功労者県知事表彰を受賞しました。
7日は、井上さんが箕輪町役場を訪れ、平澤豊満町長に受賞を報告しました。
井上さんは77歳。
20歳だった昭和30年に初めて国税調査員に任命されて以来、57年間に渡って調査を行っています。
井上さんは、活動を振り返り「近年は核家族化が進み昼間留守の家庭が増えてきた。1軒に数回足を運ばなくてはならず、昔よりも難しくなった」と話していました。
平澤町長は「受賞を出発点にさらなる活躍を期待します」と話していました。 -
美篶小で香時計実演
6月10日の時の記念日を前に、伊那市の美篶小学校では、お香を焚いて時間を計る香時計の実演が行われました。
これは、美篶小学校資料館が今回はじめて企画したもので、香時計が子ども達に披露されました。
香時計は、美篶在住の個人から資料館に寄付されたもので、実際に香を焚くのも今回が初めてです。
香時計は、中国で発明されたもので、日本では、明治時代まで使われていました。
香炉の中にジグザグ模様に抹香を埋めて、火をつけ、香が燃えた距離で時間を計るものです。
子どもたちは、興味深そうに香時計をながめていました。
資料館副館長の矢島信之さんは、「時の記念日を前に、昔の人の時間感覚を子どもたちに感じてもらいたい」と話していました。 -
三谷幸喜さん 市芸術文化大使に委嘱
脚本家・映画監督として活躍している三谷幸喜さんが、伊那市芸術文化大使に委嘱されました。
6日は、東京都渋谷区の渋谷パルコ劇場で、白鳥孝伊那市長から、三谷さんに委嘱状と名刺が手渡されました。
伊那市特命大使は、伊那市にゆかりがあり、各界で活躍している著名人に伊那市の魅力や情報を積極的に発信してもらおうと、今年2月に設置され、芸術文化大使に任命されるのは三谷さんが初めてです。
三谷さんは、映画「ステキな金縛り」やドラマ「SHORT CUT」のロケ地として、一昨年から、伊那市を活用しています。
委嘱を受けて、三谷さんは、「伊那市のために全身全霊を尽くしてがんばりたいと思います」とコメントしたということです。
伊那市を訪れた際に、市の広報番組に出演した三谷さんは、伊那市の印象について、「空気も景色もきれいで、また来たいと思う。年に一度はローメンも食べたい」と話していました。
なお、伊那市特命大使の任命は、アイドルグループの「オトメ☆コーポレーション」、子どもタレント鈴木福君に続き3組目となります。 -
伊那消防組合 消防救助技術大会激励会
16日に長野市で開かれる県消防救助技術大会の激励会が、7日、伊那消防署で行なわれました。
大会には、引揚救助に伊那消防署が、ほふく救出訓練に高遠消防署が出場します。
7日は、伊那消防組合長の白鳥孝伊那市長らが見守る中、訓練が披露されました。
伊那消防署が出場する引揚救助は、5人一組となり、8メートルの塔の上から空気呼吸器を背負って塔の下に降り、要救助者を塔の上に引き揚げるという種目です。
タイムや、技術が優れた署員を選抜し、4月から厳しい練習に励んできたということです。
去年は東日本大震災の影響で、大会が中止となりましたが、一昨年、伊那消防署は、この種目で優勝しています。
高遠消防署は、ほふく救出に出場します。
激励会では、6日の訓練の様子がビデオ上映されました。
白鳥組合長は、「日頃から、万が一に備えての努力に感謝する。一秒でもタイムを縮めて、立派な成績で帰ってきて欲しい」と激励しました。
伊那消防署救助副隊長の前田隆裕さんは、「消防署の代表として最高の成績を残したい」と答えていました。
県消防救助技術大会は、長野市の県消防学校で、16日に開かれます。 -
外国人観光客誘客・教育旅行誘致へ
伊那市観光協会の平成24年度総会が、7日に開かれ、新たな事業として外国人観光客の誘客や教育旅行の誘致を行なっていく計画が示され、承認されました。
この日は伊那市役所で総会が開かれ、会員およそ20人が集まりました。
総会では新年度事業として、外国人観光客の誘客、農業体験など地域資源を活かした教育旅行の誘致を行なっていく計画が示され、承認されました。
外国人観光客の誘客は、国内旅行者の減少や、外国人観光客が桜に高い関心を持っていることから、観桜期を中心にパンフレットなどでPRをする予定です。
また教育旅行については、県内の教育旅行訪問地として伊那市が全体の5%にとどまり、開拓の余地があるとして、農業体験や農家民泊を組み合わせたプランの作製や、県学習旅行誘致推進協議会伊那支部の設立などを計画していて、それぞれ100万円の予算が盛り込まれています。
伊那市観光協会会長の白鳥孝市長は「従来の観光に加えて、農業や教育も観光資源になる可能性がある。将来を見据え、観光が産業になるように取り組んでいきたい」と話していました。
伊那市観光協会ではこの他、新規事業として、「聖職の碑」の著者・新田次郎の生誕100年に合わせた映画の上映やトークショーなどを計画しています。 -
伊那市男女共同参画推進会議
伊那市の男女共同参画推進会議が1日市役所で開かれ、今年度行う事業の計画などについて話し合いました。
会議には、関係する団体の代表12人が出席し、白鳥孝市長から委員としての委嘱書を受け取りました。
会長には、伊那市公民館運営協議会の赤羽仁さん、副会長には、伊那市民生児童委員協議会の原紀子さんが選任されました。
伊那市は、昨年度、平成24年度を初年度とし28年度まで5年間の第2次伊那市男女共同参画計画を策定しています。
今年4月現在、市の審議会などの委員に占める女性の割合は、23.7パーセントですが、計画では、平成28年度には、30パーセントを目指しています。
東日本大震災をふまえ、防災面にも重点が置かれていて、今年度は、災害時に地域のリーダーとなる防災士の資格取得を補助する計画です。
計画は、15人で、うち3人を女性としています。
白鳥市長は、「防災面でも男女共同参画の意識を高めていきたい」としています。 -
ガールスカウト入団式・退任式
ガールスカウトの伊那支部にあたる長野県第26団の平成24年度入団式と、木部則子前団委員長の退任式が2日伊那市山寺の福祉まちづくりセンターで行われました。
入団式では保育園の年長にあたるテンダーフットに6人、小学校低学年にあたるブラウニーに1人が入団しました。
新入団者はそれぞれリーダーからスカーフを受け取りました。
退任式では、16年間第26団の団委員長を務めた木部則子さんに、長野県連盟奉仕賞として盾が贈られたほか、団員から花束や記念品が贈呈されました。
木部さんは「ガールスカウトの活動を通して元気をもらいました。これからも積極的に活動に取り組んでいってください」と話しました。 -
手良保育園 ポニー乗馬体験
伊那市の手良保育園の園児は、6日、ポニーの乗馬を体験しました。
この日は、手良保育園の園児81人が、園の庭で乗馬を体験しました。
これは、JA上伊那青壮年部手良支部が、子供達に農業や酪農などを体験してもらう「チャイルドファーム21」の取組として毎年おこなっているものです。
園児たちは、2人ずつポニーの背中に乗せてもらうと、ゆっくりと園の庭を半周しました。
伊藤澄子園長は、「大きな動物と触れ合う機会が少ないので、毎年、子供達も楽しみにしている。
動物をかわいがったり、命を大切にする心を養ってほしい」と話していました。