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伊那まつりの方針案を確認
伊那まつり企画会議が13日伊那市役所で開かれ、第40回の実施方針などについて確認しました。
伊那まつり企画会議は、第40回の伊那まつりに向け実施方針や40回記念事業などについて協議していて今回で5回目です。
13日は、第40回の伊那まつりの実施方針案について確認しました。
市民おどりについては伊那節・勘太郎月夜唄とダンシングオンザロードの時間を分けることなく実施する他、「伊那節・勘太郎月夜唄」は歴史的背景を踏まえ次世代のまつりを担う子どもへ普及を推進するとしています。
また、40回の記念事業として委員からは、これまでの伊那まつりを振り返る歴史展の開催や高遠、長谷など地域の踊りを披露する場を設けてみてはどうかなどの意見が出されていました。
伊那まつり企画会議は27日に開かれることになっていて、次回は40回の記念事業案についてまとめることになっています。 -
かんがい整備事業の負担割合示す
伊那西部土地改良区連合総会が14日南箕輪村の村民センターで開かれ、農地のかんがい整備事業の負担割合の案が示され了承されました。
伊那西部土地改良連合では、辰野町から伊那市の天竜川西岸の段丘上にあるかんがい設備で施設や送水するポンプの老朽化に伴い国の補助などを受けて改修します。
事業費のうち地元負担が20億円となっていて、3分の2が国、6分の1を県が負担し、残り6分の1の約3億3千万円を4市町村と4つの土地改良区が分担します。
負担割合は土地の広さの割合とし、面積は、西部伊那土地改良区が1336haで比率が52%。
西部西箕輪土地改良区が809haで比率が31%。
西部南箕輪土地改良区が360haで比率が14%.
西部辰野土地改良区が56haで比率2%となっています。
各市町村とそれぞれの土地改良区の負担割合は協議して決めることになっています。
改修は来年度から平成33年度までの10年間実施され計画です。 -
自主防災組織説明会
伊那市は、自主防災組織の役割や活動について考える自主防災組織説明会を13日、伊那市のいなっせで開きました。
説明会は、自主防災の在り方について考えてもらおうと、今回初めて開かれたもので、各地区の区長や町総代などおよそ180人が集まりました。
説明会で、市の危機管理課の職員は「阪神淡路大震災で被災した人のうち、救助隊に助けられた人は全体の2%に満たず、ほとんどが自力、または家族や地域の人の力によるものだった。地域の防災力を高めるためにも、行政と自主防災組織が連携を深めていく必要がある」などと話しました。
他に、住民と職員による意見交換では、次々と質問や意見が出されました。
伊那市では、3月22日に自主防災組織視察研修を行う他、9月1日と2日には美篶小学校で総合防災訓練を行うということです。 -
美篶小学校創立記念110周年記念式典
伊那市の美篶小学校は、創立110周年を祝う記念式典を14日、開きました。
記念式典には、全校児童の他、保護者や来賓などおよそ500人が集まりました。
望月弘校長は「110年の歴史と伝統を受け継ぎ、美篶に育つ子ども達が大いに躍動するよう取り組んでいきたい」と話しました。
児童を代表して春日彩花さんは「チャレンジ精神で何事にも取り組み、先輩方が築いてきた伝統を守っていきたい」と挨拶しました。
記念式典にあわせ、各クラスが総合学習で学んだ事を発表しました。
このうち3年1組は、正月に行われる獅子舞など美篶地区の伝統行事について調べたことを発表しました。
美篶小では、学校目標の「本気、根気、和気、元気」を胸に、様々なことに取り組んでいってほしい」と話していました。 -
橋爪まんぷさんの「江戸風俗まんが絵展」
伊那市の漫画家橋爪まんぷさんの「江戸風俗まんが絵展」が13日から、伊那市のニシザワ双葉食彩館で開かれています。
会場には、江戸時代の日常生活を切り取ったイラスト22点が並んでいます。
3年ほど前にまんぷさんが描いたイラストに、今回は中国の文献などから探した絵に合う四字熟語を添えました。
このイラストは「凡人の中に傑出して目立つ人物がいる」という意味の「鶏群一鶴」が添えられています。
まんぷさんは、「庶民の心豊かな暮らしぶりを、イラストと古き良き時代の四字熟語で表しているので楽しんで欲しい」と話します。
橋爪まんぷさんの江戸風俗まんが絵展は、3月31日土曜日まで、伊那市のニシザワ双葉食彩館で開かれています。 -
羽広の獅子舞 400周年に向け練習
伊那市の無形民俗文化財に指定されている西箕輪の「羽広の獅子舞」が来年400周年を迎えます。
400周年に向けた練習が11日から始まりました。
11日は、保存会のメンバーおよそ50人が羽広公民館に集まりました。
羽広の獅子舞が来年400周年を迎えることから羽広区では伝統の獅子舞を保存、継承していこうと来年4月に計画している記念行事に向け定期的に練習を行っていきます。
練習では、地域の長老たちが指導にあたっていました。
羽広の獅子舞は口を閉じた雄獅子と口を開いた雌獅子の舞い合わせが特徴で、2頭が一緒に舞うのは全国的に珍しいということです。
長老たちは、若手たちに細かな手足の動きなどをアドバイスしていました。
羽広区では今後、毎月2回練習を行うことになっていて、羽広の獅子舞のDVDや新しいパンフレットを制作する予定です。
記念式典は来年4月に羽広公民館で行うことになっています。
また、400周年を記念して市内などの獅子舞が一堂に会する獅子舞サミットも計画しています -
解決金1,000万円・債権債務なしを確認
NECライティングの伊那工場閉鎖により伊那市が補助金の返還を求めている民事調停で、NECライティングは解決金1000万円の支払いと市との間で債権債務がないことを確認することの2点を提案していることが分りました。
13日、伊那市役所で市議会全員協議会が開かれ、伊那市の顧問弁護士、長谷川洋二弁護士からNECライティングの提案について説明がありました。
提案では、解決金を800万円から1,000万円に増額するとしています。
また伊那市とNECライティングとの間で一切の債権債務がないことを相互に確認するとしています。
これについて、多くの議員は、「これ以上この問題が長引けば今後の企業誘致に影響を与える。」「増額については誠意を感じる」などとして提案を受け入れるべきとしました。
一方、一部の議員からは「補助金全額の1億5,800万円余りを求めるべき」「債権債務がないということ認めれば、市民有志がNECライティングに補助金返還を求める住民訴訟に影響を与えるものであり、筋違い」との意見が出されていました。
住民有志は、白鳥市長に対し、NECライティングの工場用地造成に伴う損害賠償など5億5,000万円あまりをNECライティングに支払うよう命令することなどを求めています。
次回調停は3月1日に開かれることになっています。 -
伊那市介護保険料 月額960円引き上げへ
伊那市は4月から65歳以上が支払う介護保険料の月額基準額を960円引き上げとする改定案を13日、市議会全員協議会に示しました。
それによりますと、これまで3600円だった月額基準額が26.7%増の4560円となります。
またこれまで9段階だった所得区分を11段階とし、最高で8664円としています。
介護保険料、引き上げの主な要因は、65歳以上の被保険者数の増加などによるものです。
市では介護給付金準備基金5000千万円を取り崩すなどして、大幅な引き上げの抑制を図ったとしています。
伊那市の平成23年度の被保険者数は18,762人で
要介護認定者は2,863人となっています。
市によりますと県内の平均は約5,000円になる見通しで県下19市では最も低い水準どということです。 -
環境美化活動に貢献 個人・団体を表彰
伊那市連合衛生自治会は、環境美化活動に貢献した個人と団体を8日表彰しました。
個人で表彰されたのは、伊那市荒井の竹内荘一さん(88)です。
竹内さんは長年、伊那市駅構内やロータリー、公衆トイレの清掃を続けているほか、地区内の街路樹の手入れをしています。
団体で表彰されたのは、東春近の中殿島こども会です。
6月から11月までの毎週土曜日の朝、東春近神社の清掃に取り組んでいて、この活動は90年以上続いているということです。
連合衛生自治会では、地域で環境美化に取り組んでいる個人や団体を表彰していて、表彰は5年ぶりです。 -
中尾歌舞伎保存会が熱演
伊那谷で伝統芸能を継承している団体が集う信州農村歌舞伎祭が12日伊那市の県伊那文化会館で開かれ、見せ場になるとおひねりや声援が飛んでいました。
今回は、伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会、下伊那郡大鹿村の大鹿こども歌舞伎、下伊那郡下條村の下條歌舞伎保存会の3団体が公演しました。
このうち、中尾歌舞伎保存会は、去年の秋季公演でも演じた「恋女房染分手綱、重の井子別れの段」を演じました。
母と子が名乗ることもできずに別れていくシーンになると、会場からはおひねりが飛び、拍手がおきていました。
お昼をはさみ、映画大鹿村騒動記で全国的に注目を集めた大鹿村からは、大鹿中学校の1年生5人が出演し、夫婦愛を描いた「壺坂霊験記 沢市住家の段」を演じました。
精一杯演じる中学生に会場からは、拍手や声援が寄せられていました。 -
生協ケアセンター春近 なないろの家 上棟式
上伊那医療生活協同組合が、今年4月の開所を目指し伊那市東春近で建設している認知症対応のグループホームの上棟式が、12日に行われました。
グループホームは、伊那市東春近中組の天竜川沿いに建設されます。
生協組合員や地元住民などが出席し、現地で行われた上棟式では、屋根の上から紅白の餅が投げられ、施設の棟上げを祝いました。
グループホーム「生協ケアセンター春近 なないろの家」は、延床面積960平方メートル、鉄骨平屋建てで、ベット数は27床です。
認知症高齢者が9人一組のグループで生活する認知症対応型共同生活介護の他、一時的な宿泊やデイサービスを行います。
黒川照子施設長は、「地域のより所となるような施設にしていきたい」と話していました。
生協ケアセンター春近なないろの家は4月1日開所予定で、現在利用登録者を募集しています。 -
高遠町で伝統のだるま市
伊那市高遠町で江戸時代から続く伝統のだるま市が11日開かれ、だるまを買い求める人で賑わいました。
およそ400年前から続くと言われる高遠のだるま市は家内安全や五穀豊穣などを願う鉾持神社の祈願祭に合わせて毎年開かれています。
参道に様々なだるまが並び訪れた人達が値段交渉をして買い求めていました。
値段交渉が成立すると威勢の良いかけ声と手拍子で手締めを行って家内安全や商売繁盛を祈っていました。
だるまは手のひらに乗るような小さいものから高さ60センチを超える大きなものまでありますが30センチほどのものが中でも人気でした。
商店街では高遠町の店主らでつくる本町実業団によるさくらだるまの販売や、空き店舗を利用して高遠小学校の5年生が木でつくったオリジナルの飾りなどの販売をしていました。
天候に恵まれた11日は、多くの人達が歴史のある高遠町の風情を楽しんでいました。 -
自然観察インストラクターなど合同研修会
自然観察インストラクターなどの合同研修会が8日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
上伊那地域の自然観察インストラクターと長野県自然保護レンジャーの年1回の合同研修会で、この今日は23人が参加しました。
研修では、長野県環境保全研究所の須賀丈主任研究員が生物多様性について話しました。
須賀さんは、「人間の生活は生物多様性が生み出す自然の恵みに支えられているが、現代の人間の消費活動により、生物多様性が世界的に危機的な状況にある」と話しました。
国内の生物多様性に影響を及ぼす危機として、人間による開発や密猟、森林や農耕地の利用衰退とシカの分布拡大、外来生物の持ち込み、地球温暖化を挙げました。
須賀さんは、危機への対応策として戦略的な環境アセスメントの導入や、森林税を生物多様性に役立つものに改良することなどを挙げていました。 -
伊那西高校芸術フェスティバル 10日から
伊那西高校の生徒が制作した美術作品などを展示する芸術フェスティバルが、伊那市のかんてんぱぱホールで10日から開かれます。
会場には、美術と書道の選択授業やクラブ、折り紙工芸クラブなどの作品あわせて180点ほどが並んでいます。
この展覧会は、美術・書道を選択した生徒の卒業記念として始まりました。
5年目の今年、内容をさらに充実させていこうと、名称を芸術フェスティバルに変更し、2、3年生の作品を展示しました。
今年は、写真クラブが初参加し、県展に出品した10作品を展示しました。
2年生が家庭総合学習で取り組んだ手作り絵本も展示しています。
伊那西高校では、高校生らしい大胆で完成豊かな作品がそろっているとして、来場を呼び掛けています。
芸術フェスティバルは10日(金)から13日(月)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれます。
11日と12日は箏や吹奏楽クラブの演奏、茶華道クラブによるお茶席、12日には音楽大学に通う卒業生のフルート演奏が予定されています。 -
親子で小麦粉粘土遊び
伊那市の上の原子育て支援センターで9日、親子が小麦粉粘土遊びを楽しみました。
これは、毎月行われている子育て講座の中の一つです。
小麦粉粘土は、小麦粉に食用油と水、食紅を混ぜて作るもので、子どもが口にしても安全ということです。
子どもたちは、カラフルな粘土を丸めたり、好きな形を作って遊んでいました。 -
伊那市長杯南信ジュニア卓球選手権大会
南信地区の高校生が出場する、伊那市長杯南信ジュニア卓球大会が4日、伊那市勤労者福祉センター体育館で開かれました。
この日は団体戦のみ行われ、南信地区の高校18校から45チームが出場しました。
団体戦は1チーム4人以上で、シングルス4試合、ダブルス1試合の合計5試合で勝敗が決まります。
南信地区では団体戦の大会が少なく、5月のインターハイ予選までに、今回の大会が最後の団体戦となります。
選手は、自身の実力やダブルスの相性などを確認しながら試合をしていました。
出場した伊那北高校の男子生徒は「今回の結果がインターハイ予選にプラスになるよう練習をしていきたい」と話していました。
大会の結果、男子は飯田高校が、女子は飯田長姫高校が優勝しています。 -
陶灯あかり展
伊那市の日帰り温泉施設みはらしの湯ロビーで、陶器でできたランプシェード「陶灯」の作品展が開かれています。
会場には、「陶灯」と呼ばれる陶器でできたランプシェード27点が並んでいます。
展示をしているのは、南箕輪村南原の飯島英之さんと、大泉の清水信衛さんです。
飯島さんは陶芸歴12年ほどで、今回は16点を展示しました。
清水さんは陶芸歴20年ほどで、今回は11点を展示しました。
陶灯の展示会は、飯島さんが南箕輪村内で始めたもので、清水さんは第2回展から参加し、2人での展示は今回で8回目です。
作品は、暖かい心なごむ幻想的な光を放つのが特徴ということです。
この陶灯「あかり」展は2月末まで、伊那市のみはらしの湯ロビーで開かれています。 -
保育園で出前木工教室
伊那市中央の春日英二さんらは、この春卒園となる伊那北保育園の年長児28人に木で作った手形とおもちゃを3日プレゼントしました。
子どもたちに木工細工をプレゼントしたのは、春日さんら3人で、保育園に出向いて木を加工しました。
3人は、日頃から趣味で木の加工をしていて、子どもたちに喜んでもらおうと春日さんが呼び掛けて出前サービスをしたものです。
子どもたちは、ゾウやキリン、ライオンなど好きな動物を注文すると、電動ノコギリをたくみにあやつり、たちまち動物がくりぬかれていきました。
動物をもらうと、子どもたちは、タイヤをつけて走らせていました。
3日、伊那北保育園は、保育参観日で、年長児の保護者も一緒になって木工教室を楽しんでいました。
春日さんたちは、毎年この時期に市内の保育園を回り、年長児に手形をプレゼントしています。 -
だるま市 人形飾り準備大詰め
今月11日に伊那市高遠町でだるま市が開かれます。
これに合わせ、毎年訪れる人達を楽しませている人形飾りの準備が大詰めを迎えています。
人形飾りが始まったのは1700年頃とされていて毎年、だるま市に合わせて高遠町内の各地区で作られています。
高遠町総合支所では、伊那市職員だるま市を盛り上げる有志の会が人形飾りの製作をしています。
作業は、人形を引き立てるバックと人形づくりの2班に分かれて行われています。
今年はアニメ、ワンピースです。
飾りは、発砲スチロールをやすりやノコギリで削ってキャラクターの形を作りペンキを塗って完成です。
伊那市職員だるま市を盛り上げる有志の会の作品は、8日から総合支所前に飾られることになっています。 -
伊那華のみそ娘 初仕込み
農家の女性などでつくる伊那華のみそ娘加工組合は7日、伊那市内の加工場で味噌の初仕込みを行いました。
7日は、メンバー15人が米麹づくりやふかした大豆をすりつぶす作業を行っていました。
伊那華のみそ娘加工組合は、地産地消や食文化の伝承を目的に東春近の主婦により平成12年に発足ました。
毎年、この時期に地元でとれたコシヒカリや大豆をつかい味噌を仕込んでいます。
加工組合のみそは好評で、伊那市内の保育園や小学校などの給食で使われています。
今年は去年と同じ14トンを作る計画で、3月中旬まで仕込み作業を行い、7月に味をなじませて均等にし、11月下旬まで寝かせ、出荷する予定です。 -
オトメ☆コーポレーション観光大使
伊那市出身のなるみさんが所属するアイドルグループ、オトメ☆コーポレーションが伊那市の観光大使に委嘱されました。
7日は、伊那市役所で委嘱式が行われ、白鳥孝伊那市長からオトメ☆コーポレーションに委嘱状が手渡されました。
伊那市では、市にゆかりがあり、各界で活躍している著名な人達に伊那市の魅力を積極的に発信してもらおうと「伊那市特命大使」を設置しました。
特命大使の名称はそれぞれの活動分野に応じてその都度決定することになっていて、特命大使第1号としてオトメ☆コーポレーションを伊那市観光大使に委嘱しました。
オトメ☆コーポレーションは、伊那市出身のリーダーなるみさが所属するアイドルグループで、去年12月には伊那の名物ローメンを歌にしたCDを発売しています。
白鳥市長は「伊那市を中心とした伊那谷の観光や自然などを各方面で発信してほしい」と話していました。
式では、高遠城址公園の風景などが入った観光大使の名刺が3人に手渡されました。
オトメ☆コーポレーションは今後、伊那市の魅力の紹介やイメージアップに努めていくということです。 -
伝統芸能の公演「如月花神楽」
伊那谷に伝わる伝統芸能の公演「如月花神楽」が5日、伊那市のいなっせで行われました。
会場には、市内外からおよそ250人が集まりました。
民族芸能の要素をベースにした舞台活動を行っている5人組邦楽グループ「和力」が、伊那谷や、日本の伝統芸能を紹介しました。
メンバーらは、しの笛や太鼓の演奏に合わせ神楽やお囃子など11演目を披露しました。
また、伊那市荒井の小学6年生の女の子4人が、荒井神社に伝わる浦安の舞を披露しました。
浦安の舞は、平和を祈る心の舞として70年前ほど前から全国の神社で奉納されている近代神楽の1つです。
4人は「お宮でやるのとは雰囲気が違い、いい経験になった」と話していました。
主催した伊那芸術文化協会では「伊那谷や日本の伝統芸能を後世に残せるよう、今後も取り組んでいきたい」と話していました。 -
逸品運動の効果的な進め方学ぶ
伊那市の商店主らでつくる伊那まちの再生やるじゃん会は6日活性化対策の一つとして取り組む逸品運動の効果的な進め方などについて学びました。
6日は、伊那商工会館で伊那まちの再生やるじゃん会を構成する組織、魅力アップ・おもてなし委員会が勉強会を開き、逸品運動について学びました。
講師は、東京の中小企業診断士松井正明さんが務めました。
委員会では商店街のお客を呼び戻そうと、各店お勧めの逸品を記したマップの制作を進めていて、松井さんに効果的な取り組み方法などについて質問していました。
松井さんは、単なるマップづくりやイベントだけで終わらせず運動として継続していくことが大切だとアドバイスしていました。
6日は、松井さんの講演会も開かれ、逸品運動につい説明しました。
講演で松井さんは、1年を通して逸品を販売することで店主自らが考え本当の専門店になっていくと説明しました。
また逸品研究会を組織し意見交換することで結束が強くなることや、研究会の会員がガイドをつとめる逸品お店まわりツアーを実施することで、商店街のファンが増えると説明していました。
魅力アップ・おもてなし委員会では、逸品運動について、実施方法など研究し、商店街の活性化につなげていきたいとしています。 -
漬物用の重石でカーリング
漬物用の重石をカーリングの石にみたてて得点を競う氷上運動会が5日、伊那市の伊那西スケート場で行われました。
これは、スケート場を利用し冬のスポーツで交流してもらおうと伊那市体育協会スケート部が開いたもので今年で4回目です。
今年は、雪などの影響で2度延期したため、去年より31チーム少ない14チームが参加しました。
1チーム4人で1人1回ずつ6メートル先にある円をめがけ漬物用の重石を滑らせます。
内側の円に入ると20点、外側の円に入ると5点、円の外は1点です。
子ども達は、高得点を目指し、氷の上で競技を楽しんでいました -
伊那市西箕輪で冬の自然観察会
冬の樹木や動物の足跡などを観察しながら散策する「冬の自然観察会」が5日、伊那市西箕輪の山林で開かれました。
観察会には、市内の小学生から大人までおよそ50人が参加しました。
地域の自然に触れてもらおうと、西箕輪公民館が毎年開いているものです。
小学校で理科を教えている西箕輪在住の野口輝雄さんや、白鳥孝伊那市長など3人が講師を務めました。
参加者は、動物の足跡や糞、冬の樹木などを観察しながら、みはらしファームから経ヶ岳自然植物園までのおよそ3キロを散策しました。
西箕輪公民館では、今後も子ども達が地域の自然に触れる機会を作っていきたいと話していました。 -
自然の中で雪遊び
冬の自然を楽しむイベント「冬の高遠フェスティバル」が4日、伊那市高遠町の国立信州高遠青少年自然の家で開かれました。
この日は県内外からおよそ300人が参加し、スノーシューや歩くスキーなどを体験しました。
イベントは、冬場に施設を利用してもらうとともに、遊びや体験を通じて自然に親しんでもらおうと開かれています。
スノーシューの体験では参加者が初心者と上級者の2つのグループに分かれて雪道を歩きました。
途中動物の足跡を見つけるとスタッフが子ども達に説明していました。
長さ120メートルのソリコースでは、子ども達がソリで遊んでいました。
東京都から子どもと一緒に参加したある男性は「東京でこれだけの雪を見ることはできない。子どもと冬の遊びを楽しむことができて良かった」と話していました。
冬の高遠フェスティバルは5日までで、5日は午前9時からソリすべり大会が開かれる予定です。 -
伊那小学校公開学習指導研究会
総合学習や総合活動を中核にした教育に取り組んでいる伊那市の伊那小学校で、公開学習指導研究会が4日開かれました。
県内外から600人を超える小中学校の教諭や大学生らが訪れ、授業の様子を見学しました。
伊那小学校では、30年以上前から総合学習を行っています。
公開学習指導研究会は、児童の姿や学習指導の様子から、見学に訪れた人たちと共に教育のあり方を探ろうと開かれていて、今回で33回目です。
5年勇組では、風力発電をしようと活動していて、児童がグループごとに風車を作っていました。
3年順組では、飼育しているアイガモとの思い出作品作りで、アイガモの卵の殻などを使ってモザイク画を作っていました。
訪れた教諭らは、児童の取り組みの様子をカメラで撮影したり、メモを取るなどして見学していました。 -
伊那路・木曽路 広域観光推進で連携
伊那谷と木曽谷が連携して観光推進を図ろうと3日、初めての懇談会が伊那市内で開かれました。
この日は、上下伊那と木曽の自治体や観光関連業者など110人が参加しました。
懇談会は、伊那路と木曽路の広域観光の可能性を探ろうと、自治体の担当課などでつくる伊那路・木曽路広域観光連携会議が初めて開きました。
懇談会では、長野県観光企画課長の長谷川浩さんから、観光の現状や課題について説明がありました。
県全体の観光客は、平成3年が延べ1億700万人とピークで、スキー客の減少などにより平成22年では延べ8千600万人となっています。
南信では、グリーンツーリズムなどの取り組みにより伊那路が県内で唯一増加傾向にあるものの、木曽路はここ5年ほどで4割減っています。
長谷川さんは「伊那路と木曽路は観光資源の違う地域。それぞれの強みを活かし、欠点を補う連携は重要」と説明していました。
会議の後には懇親会が開かれ、参加者が名刺交換などをして交流を深めていました。
懇談会の出席者で伊那市高遠町で菓子屋を営む男性は「広域的に手を組んで誘客し、来た人に喜んでもらえるような体制が作っていけたら良いと思う」と話していました。
伊那市紹興振興部観光課の田中章課長は「どんなことが必要なのか民間のみなさんから意見を聞き、行政側の意見も取り入れながらよりよい関係を築いていきたい」と話していました。
連携会議では今後、広域マップの作成や高速道路を活用した誘客の計画など、連携した観光推進に向け、活動を検討していくことにしています。 -
立春 福与城跡に春告げる福寿草
4日は立春です。暦の上では4日から春となりました。
箕輪町福与の福与城跡では、日当りのよい斜面で福寿草が咲き始めています。
長野地方気象台によりますと、伊那地域の4日の最高気温は3.7度、最低気温はマイナス8.7度で平年並となりました。
5日からは気温が上がり、6日には暖かくなりますが、8日以降は再び冬型の気圧配置となり、寒い日が続くということです。 -
竜南保育園で豆まき
各地の保育園で豆まきが行われました。
このうち、伊那市の竜南保育園では、年長から年少までの園児およそ70人が、紙で作ったボールを豆に見立てて豆まきをしました。
園児達は、鬼と、豆をまくほうの2手に分かれ、交代で豆をまきました。
竜南保育園の城田妙子園長は、「今年も元気よく豆まきができたので、泣き虫鬼、怒り鬼、いじわる鬼などを追い払えたと思う」と話していました。