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いなまちクリスマス2024
伊那市のセントラルパークや通り町商店街周辺で、クリスマスシーズンにあわせたイベント「いなまちクリスマス」が21日に開かれました。
今年のテーマは「世界のクリスマス」です。
セントラルパークには、世界7か国の飲食ブースが出店しました。
フィンランドのブースでは、伊那小学校の6年生が作った菓子の販売が行われました。
ほかにベトナムやブラジルなどの国のブースもあり、市内で料理を提供している外国人が販売しました。
子どもたちとサンタクロースがふれあえるブースでは、一緒に記念撮影をして楽しんでいました。
イベントは、県の地域発元気づくり支援金を活用して、子どもが楽しむ機会を作るほか商店街の賑わい創出につなげようと伊那商工会議所といなまちクリスマス実行委員会などが開いたものです。
いなまちクリスマスは去年から行われ、今年で2回目です。
通り町商店街では、こどもマルシェも行われ、訪れた人たちで賑わっていました。
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冬至 みはらしの湯でゆず湯の提供
21日は冬至です。
伊那市西箕輪の日帰り温泉施設みはらしの湯では、ゆず湯の提供が行われました。
男女それぞれの露天風呂に、30個ほどのゆずが浮かべられました。
21日の伊那地域の最高気温は6.9度までしかあがらず寒い1日となりましたが、訪れた人たちは、爽やかな香りを楽しみながら体を温めていました。 -
伊那谷FM番組審議委員会
伊那ケーブルテレビが運営するコミュニティFM伊那谷FMの番組審議委員会が20日、伊那ケーブルテレビで開かれました。
審議委員会は、8月に開局した伊那谷FMの番組について意見を聞くもので、放送エリアの伊那市、箕輪町、南箕輪村から委員5人が出席しました。
池田輝夫委員長は「災害時の伝達方法はFMが頼りになる。みなさんに親しまれる放送局になってほしい」と挨拶しました。
審議委員会では、伊那ケーブルテレビが伊那谷FMの概要の説明や、平日、毎日生放送している伊那谷昼ワイド867の番組を視聴しました。
委員からは「災害時ラジオは有効だと思う。防災訓練でラジオを活用していきたい」「昼番組のゲストの市町村がかたよらないようバランスよくお願いしたい」などの意見が出されました。
向山賢悟社長は「もしもの時に緊急情報を届けることができる。今まで以上に使命感をもって取り組んでいきたい」と話していました。
番組審議委員会は今後、2か月に1度開かれます。
この様子は伊那ケーブルテレビのHPで公開されます。
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伊那スキーリゾートオープン
伊那市西春近の伊那スキーリゾートがきょう、予定より1日早くプレオープンし、スキーヤーやスノーボーダーが初滑りを楽しみました。
今シーズンは、21日にオープンを予定していましたが、今月に入り気温が低く、スノーマシンによる雪づくりが順調に進んだことから1日早く、オープンしました。
ゲレンデは全長1200メートルのうち下側の700メートルが滑走可能です。
積雪はおよそ30センチです。
20日は、オープン記念として、1日リフト券が特別料金の1000円で販売されます。
市内外から訪れたスキーヤーやスノーボーダーたちが、初滑りを楽しんでいました。
雪あそびに不慣れな子どもたちが室内で過ごせるキッズパークがリニューアルしました。
また、スクールのレッスン時間を早めて欲しいという要望に応え、午前9時から初心者限定の枠を新たに追加しました。
伊那スキーリゾートの営業時間は、平日が午前9時から午後4時まで、土日は午前8時30分から午後5時までとなっています。
ナイター営業も20日からはじまり、時間は午後6時から9時までです。
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南ア 登山者から協力金500円導入へ
伊那市は南アルプスの山岳環境保全のため来年度から一人一口500円の登山者協力金制度の導入を検討していると20日に明らかにしました。
この日は市役所で伊那市議会全員協議会が開かれ、登山者協力金制度の導入について担当者が説明しました。
任意で一口500円以上で来年6月からの協力金制度導入を目指します。
伊那市が今年度登山客300人に行ったアンケートでは96%が協力金の導入に理解を示したということです。
伊那市では今年度、登山道整備等に約400万円をかけていますが、最低限の維持管理しかできていない状況です。
協力金制度の導入を検討しているのは南アルプス伊那谷エリアの伊那市、飯田市、大鹿村です。
この3市村と山岳関係者、関係行政機関などで来年2月に山岳環境保全連絡協議会を設立し、登山者協力金制度を推進していくということです。
協力金は協議会全体で年間2,700万円を見込んでいて登山道の維持管理や高山植物の保護に使われます。
伊那市では南アルプス林道バス利用時の徴収を検討しているということです。 -
商店街や集まる人たちを写した写真展
伊那市の商店街やそこに集まる人たちを写した写真展、パブリックハウスニューいなが伊那市の移住・生活情報案内所すまいテラスいなで19日から始まりました。
小学生が駄菓子屋で歌謡曲を熱唱している様子です。
スナックのカラオケで「勘太郎月夜歌」が流れるとそこにいた人たちが踊りだしました。
料亭の一室で大人たちが楽しそうにイベントの準備をしています。
会場には伊那市の商店街やそこに集まる人たちを写した写真、約100点が展示されています。
写真展を開いたのは伊那市出身で長岡造形大学4年生の宇田川紗登美さんです。
大学で写真などを学んでいて卒業研究のテーマとして商店街を選び6月から撮影を始めました。
宇田川紗登美さんの写真展、パブリックハウスニューいなは23日まですまいテラスいなで開かれています。 -
防犯ポスターコンクール 知事賞2人
長野県防犯協会などが開いた今年度の防犯ポスターコンクールで、伊那警察署管内から2人が最高賞となる知事賞を受賞しました。
18日は伊那警察署で表彰伝達式が行われました。
知事賞を受賞したのは、箕輪中部小学校5年の種山葵さんと、伊那北小学校6年の小松愛実さんです。
種山さんの作品は、防犯ブザー使用の大切さを呼びかけています。
小松さんの作品は、帰宅時は玄関の鍵をすぐに閉めることの大事さを呼びかけています。
防犯ポスターコンクールは県防犯協会などが開いたものです。
今年度は県内の小中学生からおよそ6,500点の応募がありました。
そのうち最高賞となる知事賞には3人が選ばれています。
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東農大生が酒造り学ぶ
東京農業大学の学生が伊那市西町の春日酒造株式会社で酒造りについて学んでいます。
実習の一環で酒造りを学んでいるのは東京農業大学応用生物科学部醸造科学科3年生の吉田明笑さんと島田波歩さんです。
2人は9日から春日酒造に泊まり込みで米の仕込みから商品の出荷までを学んでいます。
春日酒造の取締役漆戸正彦さんが東農大の卒業生ということが縁で実習生を毎年受け入れています。
きょうは麹と米と水を混ぜ、均一にする仕込み作業をしていました。
数回に分けて仕込みを行い、20日から30日後に絞るとお酒ができるということです。
東農大の2人は「実習で学んだことを生かしていきたい」と話していました。
春日酒造での実習は20日まで行われます。
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伊那公園D51イルミネーション点灯
伊那市中央の伊那公園に設置されている蒸気機関車D51に現在イルミネーションが点灯されています。
17日、午後7時半。
D51にイルミネーションが灯されていました。
点灯は、公園の一部を管理する、中央区と中央区公園委員会が企画したものです。
中央区の今井和夫区長です。
D51は、昭和49年にこの場所に設置されました。
クリスマスが近いこともあり地域住民や市民に楽しんでもらおうと今年初めてイルミネーションを飾りました。
電飾は役員7人で3日かけて取り付けたということです。
イルミネーションは小型の太陽光パネルで充電していて、暗くなると自動点灯するようになっています。
イルミネーションは2025年1月31日までを予定しています。
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伊那LC クリスマスプレゼント贈る
伊那ライオンズクラブは、伊那市内の3つの障害者多機能型事業所の利用者にクリスマスプレゼントを18日贈りました。
18日は伊那市福祉まちづくりセンターで贈呈式が行われ、伊那ライオンズクラブの竹村裕会長らがプレゼントを手渡しました。
紙袋にはクッキーやラムネなどの菓子の詰め合わせが入っていて、伊那市内の障害者多機能型事業所のゆめわーく、輪っこはうす・コスモスの家、さくらの家の利用者、合わせて150人分です。
伊那ライオンズクラブは、伊那市社会福祉協議会と合同でクリスマス会を開いていましたが、新型コロナの影響で4年前から利用者にクリスマスプレゼントを贈っています。
プレゼントを受け取ると、利用者の代表がお礼のあいさつをし、それぞれの事業所が関係する商品の詰め合わせをお返しとして手渡しました。
プレゼントは、各事業所のクリスマス会で利用者に配られるということです。
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田辺さん(伊那東小5年) バドミントン全国大会へ
伊那市の伊那東小学校5年の田辺藍琉さんは、24日から兵庫県で開催されるバドミントンの全国大会に長野県代表として出場します。
17日は田辺さんと母親の幸子さんが市役所を訪れ、白鳥孝市長に全国小学生バドミントン選手権大会への出場を報告しました。
田辺さんは9月に長野市で開かれた選考会で3位に入り、長野県チームの団体戦メンバーに選ばれました。
素早いフットワークが持ち味で、スマッシュなど攻撃的なショットを打つのが得意だという事です。
バドミントンは父親の勧めで、小学1年の時にはじめ、ほぼ毎日3時間練習しているという事です。
大会に向けて「一試合でも多く戦い、上位を目指したい」と話していました。
白鳥市長は「体調に気を付けて、ベストのコンディションで戦ってきてください」と激励しました。
田辺さんが出場する全国小学生バドミントン選手権大は、24日から兵庫県で開催されます。
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新しいリズムと振り付けの伊那節が完成
伊那節を次世代に継承していこうと、伊那芸術文化協会が提案する新しいリズムと振り付けの伊那節が完成しました。
17日は伊那北高校ダンス部2人が新しい伊那節を披露しました。
新しい伊那節は、与地の伊那節を中川村出身のシンガー、横前恭子さんがジャズ風に曲をアレンジし、伊那北高校ダンス部が振りつけを担当しました。
アップテンポな曲調に、両手を斜め上にあげる動きなどこれまでの伊那節を取り入れ、ヒップホップ風に仕上げました。
伊那芸術文化協会が若い世代にも伊那節に親しんでもらおうと、制作を依頼しました。
この日は、この新しい伊那節を体験してもらおうと、伊那市の東部中学校でワークショップが開かれました。
東部中学校の生徒2人が、伊那北高校ダンス部から振り付けを教わりました。
ダンスの経験がない2年生の工藤百恵さんと、ダンス歴4年で1年生の伊藤杏美さんが教わりました。
この日は伊那節の1番のダンスを覚えていました。
ワークショップは23日にも開かれます。
若い世代の参加を受け付けています。
また、新しい伊那節は、来年2月2日に開かれる「第18回伊那谷伝統文化公演」でも披露されます。
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エレコム 伊那市と災害時応援協定
IT関連機器メーカーのエレコム株式会社と伊那市は災害時の電源確保についての応援協定を17日に締結しました。
この日は市役所で調印式が行われ、白鳥孝市長とエレコムの葉田順治会長が協定書を取り交わしました。
協定は災害時にスマートフォンなどの電源確保などを行えるモバイルバッテリーやポータブル電源を提供するものです。
また協定の一環でエレコム自社製品のモバイルバッテリー100個やポータブル電源2台、ソーラー充電器2台などが寄贈されました。
白鳥市長は「伊那市の備品として有効に活用し、地域の防災力を強化していきます」と話していました。
エレコムは伊那市にグループ会社のロジテックINAソリューションズ株式会社があり、災害時応援協定を締結するのは県内では初めてです。 -
元気づくり支援金 優良事例表彰
長野県の地域発元気づくり支援金 昨年度の優良事例表彰で「新山トンボの楽園を育てる会」が整備事業で、「伊那商工会議所」が子育て世代対象の賑わい創出イベントで局長表彰を受賞しました。
17日は伊那合同庁舎で表彰式が行われ、3団体が表彰されました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では新山トンボの楽園を育てる会と伊那商工会議所が上伊那地域振興局長表彰を受賞しました。
このうち新山トンボの楽園を育てる会はハッチョウトンボ生息地のトンボの楽園に遊歩道を整備し、観察しやすい環境を整え、園児や児童を招いて観察会を開きました。
伊那商工会議所は子育て世代をターゲットとした賑わい創出イベントを伊那市中心商店街で開催し、商店街を訪れるきっかけを作りました。
なお県知事表彰は1万個の風鈴を飾って町の魅力発信と知名度向上に繋げたとして飯島風鈴街道実行委員会が受賞しています。 -
伊那北小学校4年生 炭の窯出し作業
伊那市の伊那北小学校4年生は、上牧の炭焼き小屋で17日に、窯出し作業と炭焼きの準備を行いました。
この日は伊那北小学校の4年生およそ50人が、11月に仕込んだ炭を窯から取り出しました。
上牧の里山で伐採した1,000キロのコナラから、205キロの炭ができました。
児童たちは、鑑賞用の炭「花炭」も作りました。
鉄製の缶を開けると、松ぼっくりや竹がそのままの形で炭化していました。
なかには、鉛筆を入れた児童もいました。
次の炭焼きの準備も行いました。
伊那北小学校では、各学年が上牧里山づくりと協力し、近くの里山で学習をしています。
4年生では毎年、炭焼きを体験しています。
炭焼きの準備が終わると、児童たちは足湯に浸かりました。
この足湯は、上牧里山づくりが整備したものです。
焼きマシュマロも楽しみました。
今回の炭焼きでは、上牧里山づくりが茶道で湯を沸かすための炭作りに初挑戦します。
上牧にある日本茶教室から依頼があり、クヌギとコナラを原木で60キロ用意しました。
うまくいけば、断面が菊のような模様の炭が出来上がるということです。
炭はきょうから1週間焼き、来年の1月に取り出すということです。
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読書大賞に「汝、星のごとく」
上伊那の高校生が選ぶ読書大賞の投票が15日伊那市のいなっせで行われ凪良ゆうさんの「汝、星のごとく」が大賞に選ばれました。
この作品は、瀬戸内の島を舞台に同じ悩みを抱える高校生の男女が互いに惹かれていくというストーリーです。
作者の表現が物語に感情移入できる点が評価されました。
読書大賞は本を通して各校の交流を深めようと上伊那高等学校図書館協議会が2009年度から行っているものです。
毎年テーマを決めていて、今年は「恋愛」がテーマです。
各校から推薦図書を出し合い選ばれた5つの候補作を全員が読み、投票で大賞が決定しました。
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小木曽さん 地蜂の越冬作業
今年も残すところ2週間余りとなりました。
伊那市福島の地蜂愛好家小木曽大吉さんは、毎年クロスズメバチを越冬させています。
16日は、冷蔵庫に女王蜂を移しました。
木箱に入っているのは、交尾が終わり冬眠をはじめた女王蜂およそ250匹です。
16日は、小木曽さん宅でクロスズメバチの女王蜂の越冬作業が行われました。
蜂追いをはじめて50年ほどという81歳の小木曽さんは、とるだけでなくその数が減らないようにするため、35年ほど前から女王蜂を人工的に越冬させています。
今年は、例年より1か月ほど遅い11月中旬に交尾をし、ハウス内の新聞紙の中で冬眠を始めたということです。 -
新酒「維者舎」地元神社に奉納
伊那市横山でとれた酒米美山錦を使った純米吟醸酒維者舎の完成を祝う奉納式典が14日、地区内の神社で行われました。
奉納式典には、横山の住民有志でつくる横山維者舎のメンバーら関係者15人ほどが集まり、新酒を奉納しました。
維者舎では、荒井の酒蔵宮島酒店と協力してオリジナルの日本酒造りに取り組んでいて今年で6年目です。
今年は、およそ40アールの田んぼで酒米「美山錦」を減農薬で栽培し2.4トンを収穫したということです。
神事が終わると早速味をみていました。
日本酒「維者舎」は、宮島酒店の他、市内の酒販店で購入することができます。
価格は、一升瓶が3,560円、720ミリリットル入りが1,780円となっています。 -
サンタが菓子をプレゼント
子どもたちに菓子などがプレゼントされるクリスマスプレゼント会が15日、伊那市福祉まちづくりセンターで開かれました。
プレゼント会は伊那市社会福祉協議会が市内の小学生、保育園児とその家族を対象に開いたものです。
会場の受け渡し場所には行列ができ、家族ごとに餅やインスタントラーメン、飲み物が入った食べ物セットを受け取っていました。
ほかにくじ引きによる菓子のプレゼントもあり訪れた子どもたちは、用意された菓子を受け取ると嬉しそうにしていました。
キッチンカーコーナーでは焼きそばやカレーライスが18歳以下無料で振る舞われました。
飲食店などの住民有志で作る伊那市子どもの未来応援隊も協力し会場を盛り上げていました。
市社協によりますとクリスマスプレゼント会には家族連れ約1,000世帯が訪れたということです。
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「伊那市に子どもの権利条例をつくる会」立ち上げへ
高校再編により廃校となる伊那弥生ケ丘高校の跡地の活用について考える「弥生ケ丘の将来活用を考える会」の会議が15日、伊那市のいなっせで開かれ、新たに「伊那市に子どもの権利条例をつくる会」を立ち上げることが決まりました。
会議には会員約10人が集まりました。
考える会では真に子どもの権利を守るまちづくりを目指すとして「伊那市に子どもの権利条例をつくる会」を立ち上げることが承認されました。
ほかに組織を2つのチームに分けて活動していくことが決まりました。
これは伊那市の「官民共創の新しいまちづくり協議会」が発足したことに伴うものです。
考える会では伊那市との連携を進めるため「官民共創の新しいまちづくり協議会」に関わっていくことにしました。
そのうえで組織を「弥生ケ丘に、こども若者の居場所づくりチーム」と「まちなかに、こども若者が主人公のまちづくりチーム」に分けて活動していくということです。
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酒をテーマに伊那谷を巡る
酒をテーマに伊那谷を巡るツアーSEES CAMPが1日、行われました。
SEES CAMPには飲食店経営者など県内外から11人が参加しました。
産官学連携拠点施設inadani seesが企画したもので上伊那の酒販店や醸造所など5か所をバスで巡りました。
このうち伊那市西箕輪のクラフトビール醸造所in a daze brewingでは代表の冨成和枝さんが話しをしました。
冨成さんはオリジナルビールについて「地域の歴史や文化を大切にしそれをビールで表現している」と話していました。
参加者は話を聞きながらオリジナルビールを味わっていました。
ツアーを企画したinadani seesでは「伊那地域で酒にかかわっている人たちの考えを聞くことで、今後の仕事や活動に活かしてもらいたい」と話していました。
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追及したい知識の専門性を高める
主体性を引き出し、それぞれが追及したい知識の専門性を高める「探求塾グレートアカデミー」が来年1月18日に開塾します。
2日は伊那市の産学官連携拠点施設inadani seesでプレ授業が行われ地域住民約20人が参加しました。
塾を開くのはinadani seesを拠点としている、一般社団法人ひつぐまる共同代表の笠井成樹さんと妻の笠井貴代さんで今年3月に東京都から移住してきました。
子どもがいる笠井さん夫妻は総合学習が充実している伊那市の教育環境に惹かれたということです。
笠井さんはこれまでに主体的・対話的で深い学びの手法「アクティブラーニング」について研究してきたということです。
塾では社会人や学生を対象に芸術や文学のほか哲学、歴史、科学といった幅広い分野で追求したい知識の専門性を高めていくということです。
探求塾グレートアカデミーは来年1月18日に開塾します。
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着物姿で百人一首
小学生から一般までが参加する百人一首大会が伊那市の手良公民館で14日に開かれました。
参加者全員が着物姿で札を取り合いました。
大会には手良地区の小学生から大人までの27人が参加しました。
この大会は、手良公民館内にある手良図書室が開いたもので今年で3回目です。
昔のひとたちがどのように百人一首を楽しんでいたのかを感じようと、全員が着物姿で参加しました。
大会は、3人一組となりトーナメントで競いました。
読み手が上の句を詠み始めると、すかさず向かい合った子どもたちが手を伸ばし、取り札を取り合っていました。
手良図書室では、「楽しみながら日本の伝統の百人一首に親しんでほしい」と話していました。 -
伊那養護学校で選挙出前授業
長野県選挙管理委員会は、伊那市の伊那養護学校で高等部の2,3年生を対象に選挙出前授業を13日に行いました。
若者に政治や選挙に関心をもってもらおうと、伊那市選挙管理委員会と合同で行いました。
13日は、高等部の2,3年生60人が参加しました。
始めに県選管職員が講師を務め、「公園をふやしてほしい」「信号機をつけてほしい」など有権者の意見を反映させるために代表者を選んでいると説明しました。
また、伊那市選管の職員が投票用紙に自分で候補者の名前を書くことが難しい場合、他の人に代わりに書いてもらう「代理投票」について紹介しました。
模擬投票では、県知事選に3人が立候補したとの想定で投票する一人を選びました。
生徒たちは、記載台で投票用紙に記入し、投票箱に入れていました。
開票作業の様子も紹介され、生徒たちは選挙の仕組みや投票参加の意義について理解を深めていました。
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羽広菜かぶ漬け込み作業
信州の伝統野菜に認定されている伊那市西箕輪の羽広菜かぶの漬け込み作業が、みはらしファームの農産物加工所で行われています。
作業は、11月下旬から始まっていて、13日は羽広菜生産加工組合の組合員など7人が前日に収穫したかぶ、およそ200キロを加工しました。
羽広菜生産加工組合は、現在6人の組合員がいて、12アールの畑でかぶを栽培しています。
最初に洗って土を落とし、根や傷んだ部分を切り落としていきます。
切り終わったかぶに、みそ・酒粕・砂糖を混ぜ2週間ほど熟成させます。
今年は、全部で1トンを漬けるということです。
また、今年はじめて有機肥料で育てたおよそ50キロのかぶを漬けて販売する計画です。
羽広菜かぶは、一般的なかぶに比べてシャキシャキとしていて辛味や旨味があるということです。
羽広菜かぶの漬物は、みはらしファームのとれたて市場の他、ファーマーズあじ~ななどで販売しています。
値段は、1袋200g入りで500円となっています。 -
郵便局長協会 市社協に健康器具
一般社団法人信越郵便局長協会に所属する伊那市内の郵便局長3人が、地域貢献の一環で健康器具などを伊那市社会福祉協議会に13日に寄贈しました。
この日は信越郵便局長協会南信北地域上伊那東ブロックを代表して市内の郵便局長3人が福祉まちづくりセンターを訪れ、伊那市社会福祉協議会に足の健康器具2台とシュレッダーを贈呈しました。
贈られた品は市社協から要望があったもので、高齢者施設や障がい者就労支援施設で活用されます。
シュレッダーは重度の障害を持った人の就労に役立てるということです。
伊那市社会福祉協議会の林俊宏会長は「それぞれの施設で大切に使わせていただきます」と話していました。
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伊那北高36回生 卒業40周年で寄付
伊那北高校を1983年度に卒業した第36回生は、卒業40周年を記念して母校と同窓会に現金20万円を13日に寄付しました。
13日は、卒業40周年同窓会の久保村智実行委員長らが伊那北高校と同窓会館を訪れ、埋橋浩校長と、同窓会の岩崎靖事務局長にそれぞれ現金10万円を手渡しました。
第36回生は、先月卒業40周年の同窓会を駒ケ根市内で開きました。
約260人の卒業生のうち、県内外から80人余りが出席して旧交を温めました。
今回の寄付金は、同窓会の開催にあわせて、募ったものです。
埋橋校長は、「生徒の海外研修の支援に活用させていただきたい」と感謝していました。 -
上伊那広域消防本部 年末特別査察
上伊那広域消防本部は年末年始に多くの来客見込まれる大型商業施設で消防用設備等の立ち入り検査を行っています。
13日は上伊那広域消防本部の署員が伊那市のホームセンター「カインズ伊那店」を訪れ検査が行われました。
消火器が決められた場所にあり、使用期限を過ぎていないことなどを確認していました。
また、灯油販売所では給油設備の管理状況などを点検していました。
検査は従業員に火災予防の重要性を再認識してもらうもので、管内の12か所で行われます。
上伊那広域消防本部では「非常時にすぐ行動できるよう備えてください」と話していました。 -
LaLaLaINAでトイピアノコンサート
おもちゃのピアノ「トイピアノ」の演奏家で、埼玉県の畑奉枝さんのコンサートが、伊那市西春近のArtistic Studio LaLaLa INAで7日に開かれました。
コンサートでは、無料の公開リハーサルも行われ、おもちゃのピアノ「トイピアノ」5台を使ってオリジナル曲などを演奏しました。
畑さんは、トイピアノによって音や音階が少しずつ違うことを説明しながら演奏をしていました。
コンサートでは、このスタジオを作った、伊那市出身のクラリネット奏者、橋爪恵一さんとコラボした曲も披露されました。
コンサート本番にはおよそ10人が訪れ、オリジナル曲を中心に12曲が披露されました。
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上農生 経木の作品を児童に披露
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、経木を使った作品を、交流している富県小学校の児童に12日に披露しました。
この日は、上農高校里山コースの2年生21人が富県小学校を訪れ、4年生27人に経木を使った作品を紹介しました。
生徒は、作品のコンセプトや使ってほしい場面などを説明していました。
家の形のランプを作った生徒は、自然をテーマに、どんぐりや丸太を使ったと話していました。
高遠をテーマに飛行機を作った生徒は、先端に桜のオブジェを取り付けたと話していました。
上農高校では、林業や農業に興味を持ってもらうとともに、森づくりやモノづくりについて知ってもらおうと、富県小学校との交流を毎年行っています。
来年度は経木で作品作りを行う予定で、この日は事前学習として披露しました。
上農生の作品は、しばらく富県小に飾り、作品づくりの参考にするということです。