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各地で桜が見頃に
春本番。伊那市、箕輪町、南箕輪村の各地で桜が見頃となっています。
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美篶小児童 三峰川堤防で桜並木活動
伊那市の美篶小学校の児童は、三峰川堤防の桜並木を観察する桜並木活動を10日に行いました。
この日は、美篶小学校の4年生から6年生までおよそ150人が、三峰川堤防の桜並木を観察しました。
美篶地区各種団体協議会のメンバーや地域桜守などおよそ20人も参加し、班ごとに幹の周りや、木の幅を測りました。
美篶小学校では、4年生になると、各班で担当する木を決め、同じ木を3年間観察します。
三峰川堤防では、70年ほど前の開発工事で、植えられていた桜の木のほとんどが伐採されました。
そのことを学習した1997年の美篶小の児童が、桜並木を復活させようと植樹などに取り組み、現在も児童たちが成長を見守っています。
三峰川堤防の桜は、現在2分から3分咲きで、来週見頃を迎える予想です。
桜並木は、午後6時から9時まではライトアップを行っています。
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伊那市と韮崎市 文化交流会
伊那市と山梨県韮崎市の文化団体の交流会が、高遠城址公園で10日に開かれました。
文化交流会では、歓迎パフォーマンスとして高遠高校の生徒が箏の演奏や歌を披露しました。
交流は、武田信玄の五男、仁科五郎盛信が伊那市の高遠城、
四男、勝頼が韮崎市の新府城の城主だったことが縁で交流を行っていて、今年で51年目です。
この日は、7分咲きとなった高遠城址公園に、合わせておよそ100人が集まり交流しました。
歓迎パフォーマンスのあとは、盛信が祀られている新城藤原社で神事が行われました。
伊那市の福與雅寿教育長や韮崎市の堀川薫教育長らが玉串を奉納しました。
高遠閣では、観桜会を兼ねた芸能交換も行われました。
韮崎市文化協会が舞踊を、伊那芸術文化協会が大正琴と舞踊を披露しました。
交流会は春と秋に開いていて、秋は伊那市が韮崎市を訪れるということです。
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高遠城址公園 さくら茶の振る舞い
9日の伊那市高遠町の高遠城址公園の桜は5分咲きとなっています。
公園内では、伊那市商工会女性部高遠支部のメンバーが観光客にさくら茶を振る舞いました。
午前8時半には、公園は多くの花見客で賑わっていました。
伊那市商工会女性部高遠支部のメンバーが去年、八重桜を摘み取り、塩漬けにしたものです。
9日は会のメンバー15人が1,300人分を用意し、花見客に振る舞いました。
花見客は桜を見ながら味わっていました。
高遠城址公園の桜は現在5分咲きとなっ10日に見頃を迎えるということです。
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日本ピスコ新工場 伊那市西箕輪に建設
岡谷市に本社を置く空気圧機器の開発・製造を行う株式会社日本ピスコは、伊那市西箕輪に新たな工場 伊那インター工場を建設します。
9日は現地で日本ピスコの役員や伊那市、工事関係者など40人が出席し安全祈願祭が行われました。
日本ピスコの新たな工場は、伊那市西箕輪の伊那インター工業団地に建設され、敷地面積はおよそ2万7千平方メートルです。
工場は鉄骨1階建で事業費は39億円です。
生産ラインで使用する配管用エアチューブの生産拠点とする計画です。
日本ピスコの山崎清康会長は「ピスコの独創的なモノづくりに邁進し、伊那地域に貢献したい」と話していました。
日本ピスコの新たな工場は来年8月に完成する予定で、30人で稼働し、そのうち5人を新規雇用する計画だということです。
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伊那市 ふるさと納税返礼品で電気提供
伊那市と中部電力ミライズは、ふるさと納税の返礼品として、市内の発電所で発電した電気の提供を始めました。
提供される電気は、伊那市の戸台水力発電所と小黒水力発電所で発電されたもので、「伊那市産CO²フリーでんき」と名付けられています。
返礼の対象となるのは、長野県や愛知県、岐阜県など中部エリアに住む人で、中部電力ミライズのサービス「カテエネ」に登録していることなどが条件となります。
伊那市に住む人は対象外です。
ふるさと納税をすると、1万円あたり、150KwhのCO²フリーでんきが提供され、電気代が実質2,500円減額されるということです。
ふるさと納税は、寄附額1万円から10万円までの5種類です。
返礼品は、ふるさと納税のサイトから手続きできるということです。
伊那市と中部電力ミライズは、CO²フリーでんきの提供により、再生可能エネルギーの普及拡大を目指したい考えです。
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やきもち踊り 当屋祭
およそ240年前から伊那市山寺に伝わる奇祭「やきもち踊り」が13日に行われます。
7日は、白山社・八幡社合殿で、道具を清める当屋祭が行われました。
祭壇には、当日の祭りで酌み交わすどぶろくの桶や、歴代の当屋が祭りについて記した書物を保管する当屋箱などが並べられました。
当屋は祭りを取り仕切る役目のことで、山寺の7つの町の代表が持ち回りで務めています。
7日は、新旧の当屋や保存会などおよそ20人が参加しました。
やきもち踊りは記述が残る江戸時代後期の天明2年、1782年から続くとされている祭りで、県の無形民俗文化財に指定されています。
足を上げて飛び跳ねる、ユーモラスな踊りを行い、合間にはどぶろくを酌みかわし川魚を食べ、キセルで刻みたばこをふかします。
踊りが終わると一斉に鳥居の外に逃げ出します。
逃げ遅れた人は、疫病にかかると言い伝えられています。
今年の当屋の山寺山本町の根津敬夫さんは。
やきもち踊りは、13日(日)に、山寺の白山社八幡社合殿で行われます。
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伊那節祭り 伊那の華を披露
伊那節を後世につないでいこうと、「伊那節まつり」が7日伊那市の伊那公園で行われました。
7日は、伊那公園にある「伊那節発祥の地」の石碑の前で、伊那節保存会など14人が、伊那節「伊那の華」を披露しました。
伊那節は、伊那と木曽を行き来するときに唄われていた馬子唄で古くは「おんたけやま」と呼ばれていました。
今回披露した「伊那の華」は、振りや踊り手の配置が通常とは異なる舞台用に振り付けされたものです。
伊那節保存会は、大正15年、1926年に発足し100年となります。
7日は神事も行われ、伊那商工会議所や市の関係者など約35人が参加しました。
唐木和世会頭は「歌い継がれてきた伊那節を大切にしていきたい」と話していました。
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伊那商工会議所 観桜パーティー開催
伊那商工会議所の会員交流観桜パーティーが、7日に伊那市の伊那商工会館で行われました。
パーティーには伊那商工会議所に加盟する企業などから200人ほどが参加しました。
総合司会は信州ご当地タレントの成美さんと、宮田村出身のご当地アイドル、りなちさんが務めました。
会場には、ローメンやソースカツ丼、餃子など伊那のご当地グルメが用意されました。
パーティーではアトラクションも行われ、和太鼓コンテストのジュニア部門で二度日本一になった、春富中2年の赤羽幸之助さんが和太鼓を披露しました。
また、赤羽さんが所属する小出太鼓も演奏を披露しました。
司会のりなちさんによるミニライブも行われました。
伊那商工会議所の観桜パーティーは、コロナ渦で中止になっていましたが、昨年度から再開されました。
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春の全国交通安全運動 県下一斉に街頭啓発
6日から始まった春の全国交通安全運動に合わせ、県内一斉の街頭啓発が、7日に行われました。
今朝は、伊那警察署管内では、伊那市・辰野町・箕輪町で街頭啓発が行われました。
このうち、伊那市役所前に設置された交通指導所では、午前7時から伊那署の署員や伊那交通安全協会の会員などおよそ50人が、道行くドライバーに交通安全を呼び掛けました。
春の全国交通安全運動期間中の重点目標は、
●こどもを始めとする歩行者が安全に通行できる道路交通環境の確保と正しい横断方法の実践
●歩行者優先意識の徹底と「ながら運転」等の根絶やシートベルト・チャイルドシートの適切な使用の促進
●自転車・電動キックボード利用時のヘルメット着用と交通ルールの遵守の徹底です。
また県の重点目標として、高齢者の交通事故防止を掲げています。
伊那警察署の伊藤伸一交通課長は、「新1年生が歩いている姿を見かけたら、速度を落とすなど思いやりのある運転に努めて欲しい」と話していました。
今年1月1日から6日までに伊那署管内で発生した人身事故件数は、前の年の同じ時期より7件少ない38件で、死者はいません。
負傷者は44人で8人減少していますが、重傷者は1人増え6人となっています。
春の全国交通安全運動は、15日火曜日まで行われています。 -
ゆめわーく×お茶屋いちえ 利用者の作品をティーバッグに
伊那市御園の多機能型事業所ゆめわーくは、利用者のアート作品をデザインしたティーバッグの販売を、市内の日本茶専門店とコラボして始めました。
現在桜が咲きはじめとなっている高遠城址公園です。
コラボ商品は、公園内の高遠閣にある「にこにこショップひだまり」で販売しています。
こちらが、ゆめわーくと野底の日本茶専門店「お茶屋いちえ」がコラボした商品です。
利用者が描いた絵の中から13点をピックアップし、1つの商品につき1作品印刷されています。
中には、いちえの看板商品「高遠棒ほうじ茶」のティーバッグが1個入っていて、価格は1つ100円です。
ゆめわーくでは、自己表現の場として、仕事の合間に利用者が絵を描いています。
障害のある人のアート作品に日常的に触れてもらう機会を作ろうと、今回初めてコラボ商品を販売しました。
ティーバッグの封入作業は、御園の事業所内で行われています。
ゆめわーくでは、以前からいちえの商品の詰め込み作業を引き受けていて、工賃アップのための企画として提案し実現したということです。 -
痴漢被害対策 啓発活動
4月の若年層の性暴力被害予防月間に合わせて県内22か所の駅で啓発活動が行われています。
このうち、7日はJR伊那市駅前で、伊那警察署の署員5人が啓発活動を行いました。
痴漢被害のリスクが高まるこの時期に合わせてJR利用者に対策を呼びかけるチラシやグッズを配りました。
また、長野県警察公式の防犯アプリ「ライポリス」の利用も呼びかけました。
アプリには、痴漢対策として画面をタップすると被害を周囲に知らせる音声が流れる機能がついています。
啓発活動は、4月の若年層の性暴力被害予防月間に合わせて高校生の利用が多い駅で行われました。
上伊那では、ほかに駒ヶ根市のJR小町屋駅でも行われました。
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やきもち踊りを前に大しめ縄づくり
13日に伊那市山寺の白山社八幡社合殿で行われる奇祭「やきもち踊り」の奉納を前に、氏子らが境内に飾る大しめ縄を6日作りました。
6日は氏子総代や区の役員が地区内に集まり、大しめ縄を作りました。
やきもち踊りは、白山社八幡社合殿に奉納される伝統行事で、県の無形民俗文化財に指定されています。
大しめ縄は、境内にあるケヤキのご神木に取り付けるもので、やきもち踊りの8日前に作ります。
藁をつぎ足しながら3本の縄を作り、大しめ縄をなっていきます。
長さはおよそ12メートル、太さは15センチです。
出来上がると、今年の当屋の根津敬夫さんがお神酒で清めていました。
道具を清める当屋祭は7日に行われ、やきもち踊りは13日に行われます。
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伊那市西町 長桂寺の枝垂れ桜
伊那市西町の長桂寺の枝垂れ桜が見ごろを迎えています。
長桂寺によりますと、桜は天候にもよりますが1週間ほど楽しめるということです。
開花中はライトアップも行っています。
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伊那公園で桜まつり
伊那市の伊那公園で、恒例の桜まつりが6日に行われました。
桜まつりは、地元の公園に足を運んでもらい、桜を楽しんでもらおうと桜を管理する伊那公園桜愛護会が行ったもので、今回で25回目です。
園内の東屋では、愛護会のメンバーが焼きそば、やフランクフルト、温かいそばなどを販売し、訪れた人が買い求めていました。
また、公園内にはキッチンカーなども出店しました。
6日の午前中は、あいにくの雨となりましたが訪れた人たちは、用意されたテントの下で、桜を楽しみながら料理を味わっていました。
公園内の桜は、ソメイヨシノはまだ蕾ですが、西側のコヒガンザクラは見ごろとなっています。
愛護会では、「4月中旬までは楽しめそうだ」と話していました。
正午過ぎには雨が上がり多くの人たちが訪れていました。 -
南信の作家の作品展 南信一水会展
南信地域の作家の作品展、南信一水会展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には南信一水会研究会に所属している会員14人の作品、29点が展示されています。
去年9月に東京都で開かれた一水会展に入選した作品や、今年出品予定の作品が並んでいます。
100号サイズの大作が中心で、県内の風景などが描かれています。
南信一水会研究会では「それぞれの個性を見てほしい」と話していました。
展示会は、14日(月)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
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JR伊那北駅前 タカトオコヒガンザクラ見ごろ
JR伊那北駅前のタカトオコヒガンザクラが見頃を迎えています。
この桜は、2009年に当時の伊那小学校6年夏組の児童が植樹したものです。
写真を撮っている人の姿も見られました。 -
清明 天竜川舟着場跡で桜満開
4日は二十四節気の一つ「清明」です。
清明は全てのものが清らかで生き生きしているという意味です。
伊那市坂下の天竜川舟着場跡ではコヒガンザクラが見ごろを迎えていました。 -
東部中・箕輪中 今年度から新制服に
伊那市の東部中学校の制服が今年度の新入生からジャケット型のジェンダーレス制服に変わりました。
東部中学校では4日に入学式が行われ、新入生234人が新しいデザインの制服に身を包んで登校しました。
これまでは男子は学生服、女子は紺色のジャケットでした。
新しい制服のデザインは2年前からPTAや教諭で委員会を立ち上げて検討してきたということです。
制服はすず竹をイメージした深い緑色になっています。
ボタンには東部中の校章が入っています。
スラックスとスカート、2種類あるネクタイは生徒が好みに合わせて選ぶことができます。 -
伊那まちBASE 音楽コミュニティ誕生
伊那市荒井の交流拠点施設伊那まちBASEでゲームやレコードを楽しむグループなど様々な活動が行われています。
新たに作曲を楽しむコミュニティが1月に誕生しました。
週に1度、午後7時、音楽コミュニティには小学生や高校生、社会人など様々な参加者が集まっています。
コミュニティでは伊那まちBASEにあるタブレット端末を使って参加者がそれぞれ曲を作ります。
アプリを使った作曲の方法を教えているのは高校時代から40年以上趣味で音楽活動を続けている山寺の中川賢司さんです。
中川さん「何か新しい趣味を持ってみたいという方が、音楽に詳しくないところから始めているのでゲームのような感覚でやってみてほしい」
駒ヶ根市の赤穂高校に通う後藤陽太郎さんは軽音部に所属しています。
オリジナル曲を作成中で、中川さんにアドバイスを貰いに毎週通っているそうです。
後藤さん「(曲を)作っていて楽しいから、他の人に聞いてもらって評価してもらえるようになりたい」
伊那まちベースでは、子どもの第三の居場所として居心地の良い場所にするため、さまざまなコミュニティを作っています。
音楽コミュニティもそのうちの一つです。
副理事長の平澤正貴さんです。
平澤さん「地域のコミュニティで子育てをみんなでしていこうということで色々な種類のコミュニティを作りたい。伊那まちBASEでも音楽が流れているようなコミュニティがあればと思い作りました。長く続けて色々な人に音楽を作る楽しさを体験してもらいたい」
中川さん「和気あいあいと制作活動を続けていきたい。伊那まちBASEのテーマ曲をみんなで合作できたらと思っている」 -
高遠城址公園 開花宣言
伊那市は、高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラの開花宣言を4日に行いました。
見頃は10日頃と予想しています。
高遠城址公園の南側にあるタカトオコヒガンザクラの標本木です。
5、6輪咲いていることを確認し、伊那市の白鳥孝市長が、午後3時過ぎに開花を宣言しました。
去年は5日で、1日早い開花となりました。
過去10年間では、平均の開花日は2日となっています。
高遠城址公園は、5日から有料となり、入園料は市民は無料で、そのほかは大人600円、子ども300円となっています。
開園時間は、午前8時から午後5時で、最盛期は午前6時から午後10時となっています。
ライトアップは8日からを予定しています。
さくら祭り開催中の8日と11日、15日には高遠ばやしの巡行、9日にはさくら茶のサービスが予定されています。
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ナイスロード沿い 桜並木ライトアップ始まる
伊那市美篶のナイスロード沿いの堤防で、桜並木のライトアップが始まりました。
2日の夜、三峰川レストパーク周辺で点灯式が行われ、美篶小学校児童の点灯宣言で桜並木がライトアップされました。
式には、地域住民30人ほどが訪れ、点灯された桜並木を見ていました。
ナイスロード沿いの三峰川堤防には、およそ200本のソメイヨシノが植えられていて、レストパーク周辺の400メートル区間には15基のライトが、青島の霞堤には5基のライトが設置されています。
桜並木のライトアップは、美篶地区各種団体協議会が、伊那市協働のまちづくり交付金を活用して2016年から行っています。
協議会によりますと、桜はまだつぼみで、開花は5日、見頃は10日頃だということです。
ライトアップは、18日までの予定で、時間は午後6時から9時までです。
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西春近南保育園で入園式 19人が入園
伊那市・箕輪町・南箕輪村の公立保育園で、3日に一斉に入園式が行われました。
このうち、伊那市の西春近南保育園では、年少11人、未満児8人のあわせて19人が新たに入園しました。
式では、年少児が保護者と手を繋いで入場しました。
福澤博美園長は「保育園は楽しい事がたくさんあります。元気いっぱい遊んで、保育園のことを大好きになってください」とあいさつしました。
式では、園児たちが歌を歌いました。
式の後は、各部屋でおやつを食べました。
新園児は、3日から16日までならし保育を行い、17日から通常保育が始まります。
西春近南保育園では、今年度、未満児から年長児まで、あわせて54人が通う予定です。
この日は、箕輪町、南箕輪村の保育園でも入園式が行われました。
今年度、伊那市は319人、箕輪町は166人、南箕輪村は135人の年少児が入園しました。
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郷土ゆかりの作家の作品が並ぶ「伊那に伝わる美の系譜」
池上秀畝や中村不折など、郷土ゆかりの作家の作品が並ぶ「伊那に伝わる美の系譜」が、信州高遠美術館で開かれています。
会場には、信州高遠美術館が所蔵する、伊那にゆかりのある作家の作品や、高遠美術館設立のきっかけとなった原田政雄コレクションなど、収蔵作品55点が展示されています。
伊那に伝わる「美」をテーマに、1890年代の中村不折、1929年頃の池上秀畝、2019年の作品と、明治時代から現在までの作品が並んでいます。
信州高遠美術館では、昭和100年の節目に、幅広い年代の作品を展示し、伊那の美の流れを感じてもらおうと、企画しました。
学芸員の佐伯有香さんに紹介してもらいました。
絵画のほか、立体作品も展示しています。
「伊那に伝わる美の系譜」は、5月18日(日)まで、信州高遠美術館で開かれています。
入館料は、一般が500円、高校生以下・18歳未満は無料。
最終日の5月18日は、「国際博物館の日」のため、無料です。
休館日は、5月7日、13日です。
4月は観桜期のため休館日はありません。 -
自閉症啓発デー・発達障害啓発週間でライトアップ
伊那市の伊那中央病院では、世界自閉症啓発デーと発達障害啓発週間にあわせ、シンボルカラーの青色のライトアップを行っています。
伊那中央病院の西側では、昨夜からシンボルカラーの青色にライトアップされています。
毎年4月2日は「世界自閉症啓発デー」となっていて、日本では2日から8日は「発達障害啓発週間」となっています。
伊那中央病院では、この取り組みを知ってもらおうと、10年以上前からライトアップを行っています。
院内には、啓発ポスターも掲示してあります。
ライトアップは、8日までで、時間は午後5時から翌朝6時の予定です。
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ペレット需要に応え製造ライン増設
伊那市高遠町の上伊那森林組合は、需要が高まっている木質ペレットの安定した供給を目指し、製造ラインをこれまでの1ラインから2ラインに増設しました。
3日は、関係者30人が出席し、安全祈願祭が行われました。
上伊那森林組合組合長の白鳥孝伊那市長の合図で、新たな製造ラインが動き始めました。
増設されたのは、バイオマスエネルギー工場のペレット製造ライン1ラインです。
ペレット販売が始まった2004年から稼働しているこれまでの設備に併設しました。
上伊那森林組合では、これまで1つの製造ラインが稼働していて、生産量は年間4,000トン~4,500トン、昨年度は過去最高にせまる、4,546トンでした。
一般家庭や公共施設などでペレット用のストーブやボイラーが普及し、当初計画していた2倍以上の需要となり、在庫切れで販売を停止することもありました。
上伊那森林組合では、ペレットの安定した供給を目的に、設備を増設しました。
当面は年間6,000トンの生産を目ざすということです。
総事業費は4億4,000万円で、国の交付金のほか、上伊那8市町村の補助金を活用しました。
新たな製造ラインは、試運転を行い、7日からの本格稼働を目指しています。
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ICT伊那みらいでんき(株) 電力事業を引き継ぎ
伊那ケーブルテレビジョン株式会社は、電力小売り事業を行う丸紅伊那みらいでんき株式会社から4月1日付で経営を引き継ぎました。
社名もICT伊那みらいでんき株式会社に変更されました。
伊那ケーブルテレビは、丸紅が保有していた丸紅伊那みらいでんきの株式の56パーセントを譲り受けることに合意し、4月1日に譲受を完了。
経営権を取得しました。
電力の地産地消を基本理念に、伊那市の公共施設などへ電気の供給を行います。
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上伊那医師会附属准看護学院 入学式
伊那市の上伊那医師会附属准看護学院で2日に、第74期生の入学式が行われました。
今年度は上伊那出身の4人を含む、10代から40代の男女8人が入学しました。
新入生を代表して古田美幸さんは「目標に向かって努力していきます」と宣誓しました。
上伊那医師会会長の髙山伸学院長は「患者の痛みや不安に寄り添い、支えることのできる准看護師として成長してください」と式辞を述べました。
新入生は3日から授業が始まり、准看護師の資格取得を目指し、2年間学びます。
昨年度の卒業生19人は全員が准看護師試験に合格したということです。
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歯科衛生士目指し8人入学
歯科衛生士を要請する伊那市の長野県公衆衛生専門学校で第57回生の入学式が2日に行われました。
今年度は上伊那出身の3人を含む10代から20代の8人が入学しました。
新入生を代表して村田枝美佳さんは「地域医療に貢献できるよう勉学に励み、誠心誠意努力したい」と誓いのことばを述べました。
瀬戸斉彦校長は「専門知識と技術を身に着け、様々な体験を通して人間としての幅を広げ患者に寄り添える歯科衛生士を目指して下さい」と話していました。
新入生の授業は3日から始まり、歯科衛生士の国家資格を目指し3年間学びます。
昨年度は卒業生11人中10人が国家資格に合格したということです。
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高遠城址公園 桜5日開花予想
民間気象情報会社のウェザーニューズは、伊那市高遠町の高遠城址公園の桜の開花予想を2日、発表しました。
開花は5日、満開は11日と予想しています。
高遠城址公園の開花予想は前回と同様、開花は5日土曜日、満開は11日金曜日となっています。
公園内は屋台が建てられ、観光客を迎え入れる準備が進められていました。
なお伊那ケーブルテレビでは、122チャンネルで高遠城址公園の様子を桜の散り終わりまで放送しています。