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手づくり屋 クラフト体験ができる展示会
上伊那地域のクラフト作家のグループ「梅が里ギャラリー手づくり屋」の体験型展示会が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、クラフト作家26人が作ったバッグや服、アクセサリーなどおよそ4,000点が展示されています。
この展示会は、宮田村を拠点に活動しているクラフト作家のグループ「梅が里ギャラリー手づくり屋」が開いたものです。
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制限のないGW 県内外から観光客
今年のゴールデンウィークは、新型コロナによる行動制限がなく、マスク着用のルールも緩和されています。
上伊那の観光地にも、県内外から観光客が訪れています。
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームです。
名人亭では、愛知県から訪れた3世代の家族がそば打ちを体験していました。
上伊那産のそば粉を使い、そば打ち名人にやり方を教わりながら楽しんでいました。
みはらしファームによりますと、今年に入り県外からの観光客が増加しているということです。
来場者はコロナ禍前の2019年と比べ、今年3月には7割ほどに回復していて、このGWはさらなる客入りに期待しています。
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自然の中で遊び体験 わんぱくひろば
自然の中で様々な遊びを体験するイベント、わんぱくひろばが29日伊那市の春日公園で行われました。
この日は丸太切り体験や射的、ターザンロープなど10種類のコーナーが用意されました。
このイベントは伊那青年会議所やボーイスカウトなど7団体でつくる伊那市青少年団体連絡協議会が開いたものです。
新型コロナウイルスの影響で4年振りの開催となり今回で45回目となります。
この日は約400人が訪れ自然の中で様々な遊びを体験したということです。
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4年ぶりに市中行進 メーデー伊那中央大会
伊那市で労連系の第94回メーデー伊那中央大会が1日開かれ、市中行進で賃上げや長時間労働の是正、恒久平和をアピールしました。
市中行進は、大会を開いたいなっせから商店街を通り、JR伊那北駅までの間で行われました。
大会には高教組上伊那支部や上伊那民医連労組などから120人が参加しました。
新型コロナの影響で3年間中止していて、今年は4年ぶりの開催となりました。
大会は「働くものの団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう」をスローガンに行われました。
丸山末広実行委員長は「メーデーで願いや要求を発信することで上伊那地域や日本全体の暮らしを豊かにしたい」と話しました。
また、大会では、すべての労働者の賃上げと長時間労働の是正、安定した雇用と仕事の確保などを掲げたメーデー宣言が採択されました。
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上農と菓子庵石川 バラを使った菓子を共同で開発へ
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、伊那市の菓子庵石川と協力し、21日から市内で開かれる伊那バラフェスタに向けて食用バラを使った菓子を共同で開発しています。
バラを使った菓子の開発に取り組むのは、コミュニティデザイン科グローカルコースの2・3年生です。
1日は、菓子庵石川代表の石川信頼さんが2種類の試作品を持参し、3年生19人が食べ比べました。 -
4年ぶりローメン春まつり
伊那ローメンズクラブによるローメン春まつりが29日、伊那市役所駐車場で行われました。
ローメン春まつりは新型コロナが落ちつきをみせていることから4年ぶりに開催され屋台の前には行列ができていました。
この日は1杯700円のローメンが中学生以下には無料で提供されました。
春まつりでは宝投げも行われ会場を盛り上げていました。
ローメンは昭和30年頃に誕生し蒸した麺にマトンやキャベツなどを入れ炒めた独特の風味は伊那のご当地グルメとして親しまれています。
伊那ローメンズクラブではイベントなどを通してご当地の味を市内外にさらに広げていきたいとしています。
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春の叙勲 窪村満さんと織井秀夫さんが受章
春の叙勲受章者が、29日に公表されました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市の、窪村 満さんと、織井 秀夫さんの2人が選ばれました。
元上伊那歯科医師会会長の窪村満さんが、保健衛生功労で旭日双光章を受章しました。
窪村さんは、伊那市西春近在住の72歳です。
1980年に窪村歯科医院を開業し、去年閉院するまでの43年間、歯科医師として活動してきました。
2010年から2013年までは、上伊那歯科医師会の会長を務め、任期中には、県の歯科口腔保健推進条例の制定に貢献しました。
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諏訪形区の花壇に新しい看板設置
伊那市西春近の諏訪形区社会福祉協議会は、管理している花壇に新しい看板を28日に設置しました。
諏訪形区社会福祉協議会のメンバーと区長の5人が看板の設置作業を行いました。
新しい看板はヒノキやカラマツなどを使い、社協のメンバーで元大工の酒井一さんが一週間かけて製作しました。
以前の看板は強風により倒れたことから、およそ20年ぶりに取り換えました。
諏訪形区社協では5月、この花壇にサルビアとマリーゴールドの苗をおよそ300株植えるということです。
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伊那中央RC 5団体に助成金贈る
伊那中央ロータリークラブの36周年記念例会が25日に伊那市内で開かれ、5団体に助成金を贈りました。
創立記念例会では毎年伊那市内で活動する団体に支援金を贈っています。
奉仕事業では、信州大学農学部の私費留学生2人に、信州農林科学振興会を通じてそれぞれ42万円を贈りました。
信大の留学生への支援は1993年度から行っていて、今年度までに49人を支援しています。
ほかに活動助成金として、伊那西高校インターアクトクラブに20万円、アルプスい~なちゃんソフトボールクラブとイ~ナジュニアソフトボールクラブにそれぞれ5万円、伊那市社会福祉協議会に生活困窮者支援として12万円を贈りました。
平澤理会長は「地域と共に歩むために、これからも奉仕活動を続けていきたい」と話していました。
伊那中央ロータリークラブは1987年に発足し、国際交流や青少年育成活動などの社会奉仕活動を行っています。
記念例会には、会員などおよそ50人が集まりました。
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クマと人とのすみ分けへ 伊那市有害鳥獣対策協議会総会
伊那市有害鳥獣対策協議会の総会が27日、市役所で開かれました。伊那市では今後、ツキノワグマと人のすみ分けのため地域区分を定める方針を示しました。
伊那市はツキノワグマと人間が緊張感あるすみ分けできるよう、県が定めるツキノワグマ保護管理計画に基づき、地域区分を定める方針を示しました。
市内を、ツキノワグマが生息活動を行う主要生息地域、ツキノワグマと人の活動が重複する緩衝・防除地域、人が日常的に活動する排除地域にわけます。
これにより緩衝・防除地域や排除地域にクマが出没した場合、県の許可がなくても捕獲できるようになるということです。
今後は、年度内をめどに市内全域の地域区分を定め、県に報告する予定です。
また、総会では、昨年度の有害鳥獣の捕獲頭数が報告されました。
二ホンジカが1,632頭、ニホンザルが137頭、イノシシが32頭となっています。
農作物被害額はおよそ1,471万円で、2021年度に引き続き減少しています。
協議会会長の白鳥孝市長は「有害鳥獣の捕獲は市の重要な産業である農業や林業の持続に不可欠なため、今後も各機関と連携をを取りながら進めていきたい」と話しました。
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青島で草餅地蔵の祭典
地域の安全や子どものすこやかな成長を願う草餅地蔵の祭典が22日に伊那市美篶青島で行われました。
草餅地蔵は昔、洪水で伊那市美篶青島に流されてきたといわれています。
青島の人たちは流れ着いた場所に地蔵を安置しお参りするようになりました。
この時期は草餅を作る家庭が多かったことから地蔵に供えるようになりいつしか草餅地蔵と呼ばれるようになりました。
祭典には地域の子どもたちが訪れ草餅を供えて願をかけていました。 -
伊那市が長野県市町村対抗駅伝の結団式
29日に松本市で開かれる長野県市町村対抗駅伝に出場する伊那市チームの結団式が21日に伊那市役所で行われました。
結団式には一般の部と小学生の部に出場する選手や保護者などおよそ20人が出席しました。
一般の部は41.2キロを9人でタスキをつなぎます。
一般の部は去年、総合で7位入賞を果たしています。
小学生の部では4.8キロを4人でタスキをつなぎます。
小学生の部は去年、総合で32位でした。
飯塚光輔監督は「各選手が目標を持って練習してきた。自分を信じて、仲間を信じて走りぬいてほしい」と話していました。
伊藤徹副市長は「各自が実力を発揮して、チーム一丸となった走りを期待しています」と激励していました。
長野県市町村対抗駅伝は29日に松本市で開催されます。
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花の丘公園の八重桜が見頃
伊那市の桜の名所の一つ、高遠町の花の丘公園では、八重桜が現在見頃を迎えています。
花の丘公園には八重桜などおよそ30種類、1,500本の桜が植えられています。
公園の桜を管理している桜守の西村一樹さんです。
公園は高遠城址以外にも桜の名所をつくろうと、平成元年から数回にわたり八重桜を植樹しました。
普通の桜は花びらが一輪に5枚なのに対して、八重桜は一輪におよそ100枚の花びらがあるということです。
27日は東京都から花を見に訪れた人もいました。
風が吹くと花びらが舞い散る様子も楽しめます。
西村さんによりますと花は今週いっぱい見頃だということです。
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平澤真希さん 6月に入笠でコンサート
伊那市出身のピアニスト平澤真希さんは、6月3日に伊那市高遠町の入笠牧場でネイチャーピアノコンサートを開きます。
今回は伊那市高遠町の入笠牧場で演奏を行います。
平澤さんは2019年から、自然と人との調和をテーマに、自然の中でピアノを弾くネイチャーピアノの活動をしています。
観客を入れて披露するのは伊那では2回目だということです。
コンサートでは、バッハの「G線上のアリア」や先日亡くなった坂本龍一の「戦場のメリークリスマス」など12曲を予定しています。
ネイチャーピアノコンサートは、6月3日に伊那市高遠町の入笠牧場で開かれます。
入笠山に一泊して天体観測などを行うAチケットが税込み1万2千円、コンサートのみのBチケットが税込み3,000円です。
申し込み 0265-96-7183(事務局) -
福祉人生すごろく お披露目&体験会
福祉の制度やサービスについてすごろくで遊びながら学ぶ事ができる体験会が伊那市の伊那まちBASEで開かれました。
「福祉人生すごろく-ふくろく」は、カードを双六の升目のように並べ、2人から遊ぶ事ができるゲームです。
伊那市の一般社団法人福祉KtoYが、クラウドファンディングで240万円の資金を集め、このふくろく200セットを作りました。
26日はクラウドファンディングに協力してくれた人たちへのお披露目を兼ね、体験会を開きました。
ゲームに使うのは、介護保険や生活困窮、児童福祉などに関する事が印刷されたカードです。
選んだカードを並べ、サイコロを振り、駒を進めていきます。
カードには「社協の学習支援に参加する」「ヘルプマークの人に席を譲る」などと書かれていて、参加者がディスカッションをし、福祉について理解を深めていきます。
福祉KtoYでは、この福祉人生すごろく-ふくろくの体験会を今後、全国各地で開いていきたい考えです。
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伊那市 令和4年度の移住者 過去最高244人
伊那市は昨年度市内へ移住した人が244人で過去最高だったと26日発表しました。
これは26日に市役所で開かれた定例記者会見の中で白鳥孝市長が発表しました。
令和4年度に伊那市へ移住した人は244人で、令和3年度と比べ1.5倍となりました。
白鳥市長は「移住施策の取り組みの効果が出てきている。
農林業や、教育など、移住者のニーズを見極めていきたい」と話していました。
令和4年度の人口の転出と転入の増減などによる社会動態は暫定値でプラスの85人でした。
伊那市の社会動態がプラスになるのは、この10年間では2017年の14人に次いで2回目です。
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SMOUT移住アワード2022で伊那市が全国1位
移住したい人と受け入れる地域をつなぐ仲介サイト、SMOUT移住アワード2022年度の人気移住地域として伊那市が初めて全国で1位に選ばれました。
NSMOUTはweb制作などを手掛ける神奈川県の株式会社カヤックが運営する移住・関係人口促進のマッチングサービスです。
伊那市は地域の魅力や移住定住の情報発信としてSMOUTを活用しています。
893の地域が登録していて、およそ4万4千人が利用しているということです。
2022年度に伊那市に興味があるを選んだユーザーの総数は2,475件で、全国1位となりました。
2位は滋賀県長浜市で1,622件、3位は兵庫県豊岡市で1,502件でした。
伊那市ではオンライン相談やセミナーでSMOUTを活用し、参加者の移住・定住につなげていきたいとしています。
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タスマン㈱ 伊那市にベンチ設置費用76万円贈る
伊那市高遠町に工場があり、プラスチック容器の製造・販売を行っているタスマン株式会社は、市内の公共施設にベンチを設置してもらおうと、伊那市に76万円を25日に贈りました。
この日は、タスマン株式会社の多田宏社長が市役所を訪れました。
東京都に本社があるタスマンは、プラスチック容器などの製造・販売を行っていて、高遠町上山田に工場があります。
タスマンでは、市内の公共施設に利用者が休憩できるベンチを設置してもらおうと、3基分相当の76万円を贈りました。
多田社長は「日頃お世話になっている伊那市に感謝を込めて寄付をしました。地域の人たちに使ってもらいたい」と話していました。
ベンチは、6月以降に三峰川サイクリングジョギングロードに2基、高遠城址公園に1基が設置されることになっています。
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伊那を抹茶の産地に!長谷中尾でお茶の苗を植樹
伊那市野底の日本茶専門店お茶屋いちえなどは、伊那市を日本有数の抹茶の産地にしようと、長谷中尾にお茶の木の苗を、24日に植樹しました。
24日は、地元の長谷小学校の全校児童50人と長谷中学校の全校生徒31人が参加し、お茶の木の苗を植樹しました。
お茶屋いちえの井口裕太さんが、地元産の茶葉で抹茶を作りたいと考え、長谷で自然栽培による米づくりに取り組んでいるWakka Agriの細谷啓太さんに相談し、小中学生を巻き込んだ企画として実現したものです。
井口さんの実家で生育したお茶の木の苗およそ200本を植えましいた。
この場所は、田んぼや畑の間にある斜面で、日当たりも良いことからこのスペースを有効利用できないかと考え、地元の人から借り受けたものです。
子ども達は、15cm間隔に穴を掘り、苗をポットから移していました。
今後は、Wakka Agriが草取りや水やりなどの管理をします。
収穫した茶葉は、抹茶として加工する計画です。
井口さんによると、長野県産の茶葉を使った抹茶はないということです。
将来的には伊那から日本全国や海外で販売できるように、無農薬・無肥料での栽培に挑戦します。
5年ほどで茶摘みができるようになるということで井口さんは、「中学3年生が二十歳の節目を迎えた時に一緒に味わいたい」と話していました。 -
春日社で石田さん夫妻が安産祈願
安産の御利益があるとされる伊那市横山の春日社で22日に安産祈願の神事が行われました。
神事を行ったのは、伊那市の地域おこし協力隊の石田健祐さんと、妻の静香さんです。
石田さんは、伊那西地区の魅力を発信し移住定住に繋げる活動をしています。
22日は、日頃交流がある地域住民と一緒に、安産祈願をしました。
春日社の境内には、子安の池があります。
戦国時代にこの池の水を飲んだら元気な子どもが産まれたといういわれがあり、安産の御利益があるとされています。
22日は、多産でお産が軽いことから安産の象徴とも言われている戌の日と、大安、春日社の例祭が重なり縁起が良いことから、この日を選んだということです。
妻の静香さんは、現在妊娠5か月で、持参した腹帯と地域住民が手作りした竹の柄杓をお祓いしました。
柄杓は底が抜けていて、水を汲んでもすっと抜けてしまうことから、そのようにお産が済むようにと願掛けされたものです。
伊藤光森宮司は、「神様のご加護を得て元気なお子さんを産んでください」と話していました。 -
伊那商工会議所 新入社員激励会
伊那商工会議所主催の新入社員激励会が伊那市の伊那商工会館で17日開かれました。
激励会には伊那市内の24社から84人の新入社員が出席しました。
激励会の中で唐木和世会頭は「リニア中央新幹線や三遠南信自動車道の開通が伊那谷の新たな光になる。地域で大いに活躍してほしい。」と激励しました。
新入社員を代表して「菓子庵石川」で販売を担当する菅原千愛さんは「変化していく世の中で、自分にできることを頑張りたい。初心を忘れずに仕事に取り組んでいきたい」と決意を述べました。
伊那商工会議所では市内の企業を対象に毎年、合同の激励会を開いています。
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上農のザザムシふりかけ開発をテーマにした映画 上映会とシンポジウム開催
上伊那農業高校の生徒たちが取り組んだザザムシふりかけの開発を追ったドキュメンタリー映画「エディブルリバー」の上映会と映画監督らによるシンポジウムが、22日に伊那市の創造館で開かれました。
エディブルリバーは、ザザムシを使ったふりかけを開発する上農高校の活動を追った20分の作品です。
地域に根付いたザザムシの文化を未来へ繋いでいこうと取り組む生徒たちと、50年近く漁を続けてきた漁師が引退するまでの2年間の軌跡を追いかけたものです。
上映後には、千曲市出身で今回の映画の監督を務めた太田信吾さんら3人による「昆虫食」をテーマにしたシンポジウムが行われました。
信州大学農学部の松島憲一教授は、「昆虫食は地域の幸であり、地域を支える文化であると思う」と話していました。
上伊那農業高校の山下昌秀教諭は、「若い世代が気軽に楽しめるようザザムシをふりかけにすることにした。現在は養殖にも取り組んでいる」と話していました。
太田さんは、「今後も長期的に取材していきたい」と話していました。
この催しは、伊那谷の昆虫食について考えるきっかけにしてもらおうと創造館が企画したもので、会場にはおよそ30人が訪れました。 -
池上さん宅 藤の花見ごろ
21日の伊那地域の最高気温は今年最高で7月中旬並みの28.7度まで上がり2日連続の夏日となりました。
伊那市狐島の池上晃さん宅では、藤の花が見ごろとなっています。
藤は、78歳になる池上さんが自身の退職の記念として2006年頃植えたものです。
藤は、今月いっぱい楽しめるということです。
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電車部品・信号機コレクション展示
関東私鉄の鉄道部品や本物の道路用信号機などのコレクションを並べた展示会が、伊那市長谷のカフェで開かれています。
電車の側面にある行き先表示機に吊革、歩行者信号灯器などが並びます。
展示会が開かれているのは、伊那市長谷非持のJAZZ CAFE蔵ZENです。
これらは、伊那市の中村和永さん27歳が所有するコレクションです。
神奈川県出身で、箕輪町の電子部品メーカーに勤める中村さんは、子どもの頃から鉄道部品や信号機に興味を持ち、オークションや鉄道会社のイベントなどで買い集めました。
コレクションは、500点にのぼり、今回の展示は、その中の一部です。
中村さんは、購入したものの接続方法を調べ作動するよう自作しています。
中村さんのコレクション展、鉄道&信号展は来月8日まで伊那市長谷のJAZZ CAFE蔵ZENで開かれています。 -
中尾歌舞伎 本番間近稽古に熱
伊那市長谷に伝わる中尾歌舞伎の定期公演が、29日に行われます。
本番まで10日を切り、稽古にも熱が入っています。
20日夜は公演がある中尾座で、稽古が行われました。
本番が近いこともあり、半分ほどの役者が衣装を身に着けて稽古を行いました。
衣装のメンバーは、帯や帯揚げといった和装小物がそろっているか事前に確認しながら着つけていました。
今回の演目は、落語をもとにした「人情噺 文七元結」です。
江戸時代の町民の気質と人情が表現された作品で、中尾歌舞伎のレパートリーの中で、唯一、大団円となる作品です。
今回、丁稚役で、長谷保育園の年中児、松田 みなみちゃんが初出演します。
稽古で、みなみちゃんは、しっかりとした演技を見せていました。
みなみちゃんは「本番もがんばりたい」と話していました。
中尾歌舞伎の春季公演は、新型コロナの影響で、4年ぶりに一般に公開しての開催となります。
中尾歌舞伎保存会の中村徳彦代表は「わかりやすい出しものなので、ぜひ観て親しんでもらいたい」と話していました。
今回、会場での観覧は先着100人の事前予約制で、すでに定員に達しています。
中尾歌舞伎春季公演は、29日(土)に、伊那市長谷の中尾座で行われます。
なお、伊那ケーブルテレビでは公演の模様を29日午後1時30分~122チャンネルで生中継します。
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伊那市がG7外相会合にサクラコマのセット贈る
伊那市は軽井沢町で18日に閉幕したG7先進7か国外相会合で地元の企業が協力して製作した「サクラコマ」のセットを各国外相に贈りました。
こちらがG7外相会合で贈った特注のサクラコマのセットです。
コマの台座はタカトオコヒガンザクラを剪定した枝で作られています。
コマのセットを入れる化粧箱には高遠城址公園の桜と南アルプスの写真が印刷されています。
サクラコマは回すと花が開くことから開運を呼ぶコマとして贈り物としても人気があるということです。
伊那市では、各国外相に技術や魅力を知ってもらおうと贈りました。
サクラコマは高遠さくらホテルなどで購入することができます。
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美篶小学校の児童が春の桜並木活動
伊那市の美篶小学校の児童は三峰川堤防の桜並木の木の成長を観察する春の桜並木活動を13日に行いました。
この日は、美篶小学校の4年生から6年生およそ150人が5人から6人ずつの縦割りの班に分かれて測定や観察を行いました。
児童は桜の木の幹の太さや、枝の広がりを測りました。
この活動には美篶地区各種団体協議会の会員も協力していて、きょうも児童をサポートしていました。
児童は4年生になると自分が担当する木2本を決め、6年生までの3年間継続して観察をしています。
この堤防は水害を防ぐため江戸時代から桜が植えられていましたが、1953年から始まった三峰川総合開発で多くの桜の木が切られました。
そのことを学習した1994年当時の4年生が「昔の桜並木を復活させたい」と取り組みを始め、以来植樹や管理を行ってきました。
現在、美篶小では56本の桜を見守っています。
桜並木活動は春と秋の年2回行っていて、次は10月の予定です。 -
かんてんぱぱガーデンでチューリップが見頃
伊那市の「かんてんぱぱガーデン」でチューリップが見ごろを迎えています。
園内では白・ピンク・黄色のチューリップの花が咲いています。
チューリップはかんてんぱぱガーデン内のレストランひまわり亭近くの花壇に植えられています。
今年は例年より1週間ほど早く咲き始めました。
見ごろは来週末までだということです。
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荒井区 トルコ・シリア地震救援金寄付
伊那市荒井区は、トルコ・シリア地震の救援金2万5千円を18日、伊那市に届けました。
この日は、荒井区の原安司区長らが市役所を訪れ、トルコ・シリア地震救援金2万5千円を、日本赤十字社伊那市地区長の白鳥孝市長に手渡しました。
原区長らは、3月と4月開かれた区議会で募金を呼びかけ、救援金を集めたということです。
伊那市では、これまでに受け付けた寄付のほか、市役所などに募金箱を設置していて、20日までに26万3,455円が集まったということです。
トルコ・シリア地震救援金は、日本赤十字社を通して、救援活動に使われるということです。
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伊那商工会議所元職員 約200万円横領
伊那商工会議所の元職員が、5年間にわたり青年部の預金を払い戻すなどして、およそ200万円を横領していたことがわかりました。
20日は伊那商工会議所の唐木和世会頭らが記者会見を開き、謝罪しました。
31歳の元職員は、伊那商工会議所青年部の会計・経理を担当していて、今年3月に自己都合で退職しました。
退職後の4月1日、引継ぎも含めた会計監査が行われましたが、金額に差異があったため追及したところ、2018年から5年間にわたり青年部の預金を払い戻し着服したほか、会員から集めた金を着服していたことが判明しました。
元職員は、4月13日に180万円を弁償しましたが、新たに26万円の被害が発覚し、被害総額は206万円となりました。
横領した金は、遊興費に使ったということです。
会議所では、弁償を行えば刑事告訴はしないとし、元職員は来週中に残りを弁償する見込みだということです。
会議所では、毎月収支報告書を確認していますが、その際に通帳との照合を怠っていたことが原因だとし、今後は預金通帳と履歴のチェックを行うとともに、会費などの現金での受け渡しを廃止するとしています。