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高校野球長野大会3日開幕
夏の甲子園出場をかけた高校野球長野大会が2年ぶりに3日に開幕します。
上伊那の8チームは、それぞれ調整に入り大会に備えています。
伊那市の伊那スタジアムでは2日、夏のシード権を獲得した高遠高校が諏訪清陵高校と練習試合を行いました。
高遠は、去年の秋季大会で初戦で敗退して以降、公式戦で勝つために、自分たちでメニューを考え練習を行ってきました。
今年の春の県大会では、選抜出場の上田西を破るなどの快進撃でベスト4に入りました。
3日は、ひとつひとつのプレーを確認しながら午後9時頃まで試合を行いました。
試合後には、高重陽介監督からレギュラーの選手一人ひとりに背番号が手渡されました。
高遠高校は、7日の午前11時30分からしんきん諏訪湖スタジアムで阿智高校と池田工業高校の勝者と対戦します。
3日の開会式の模様は、午後7時から122chで録画放送します。
地元校の放送時間は伊那ケーブルテレビのHPをご覧ください。
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企業版ふるさと納税制度活用し寄付
伊那市に事業所をおく伸和コントロールズ株式会社は企業版ふるさと納税制度を活用し伊那市に3,500万円を寄付しました。
29日、幸島宏邦会長が伊那市役所を訪れ白鳥孝市長に目録を手渡しました。
企業版ふるさと納税は地方自治体が行う地方創生に関連する事業に対し寄付すると税額が控除される優遇制度です。
今回の寄付は伊那市の持続可能な農業・林業の育成事業などに活用されます。
伸和コントロールズは神奈川県川崎市に本社をおく半導体製造装置のメーカーで1984年に伊那市高遠町に事業所を開設しました。
幸島会長は「お世話になっている地域に恩返しをしていきたい。」と話していました。
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高遠小5年生 アイガモ農法に挑戦
伊那市高遠町の高遠小学校の5年生は、アイガモを使って田んぼの草などを管理するアイガモ農法にチャレンジしています。
17日は、子どもたちがアイガモを田んぼに放ちました。
学校近くにある7アールの田んぼでは、今月8日に植えた苗が育っています。放たれたカモは、さっそく、雑草を食べていました。
子どもたちは、おいしい米を育てる方法を研究し、アイガモ農法に挑戦することにしました。カモが雑草や虫を食べてくれるほか、動くことで土をかき混ぜてくれるのでおいしい米ができるということです。
アイガモ農法を知った子どもたちは、卵を取り寄せ、4月下旬から26日かけてふ化させました。教室の隣の部屋で、世話をして育ててきました。死んでしまったものもいましたが、15羽を田んぼに放すことができました。
田んぼの周りにはネットを張りカモが逃げられないようにしているほか、カラス除けのテープも張り巡らせました。
獣に食べられてしまわないように、毎日、夕方は教室に連れ帰り、朝になると田んぼに連れてくるということです。
米を収穫した時には、カモを料理して一緒に食べることも当初目標にしていましたが、食べるのはかわいそうという子どももいて意見が割れており、これからクラスでどうするか考えていくということです。 -
関東甲信梅雨入り しんわの丘ローズガーデン見ごろに
気象庁は、関東甲信地方が梅雨入りしたとみられると14日に発表しました。
去年より3日、平年より1週間遅い「梅雨入り宣言」となっています。
バラ祭りが行われている伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンです。
午前中、上空は雲に覆われ時折雷がなっていたものの、雨は降っていませんでした。
園内は、大輪系が見ごろのピークに、花が小ぶりの修景バラが徐々に見ごろを迎えています。
しんわの丘ローズガーデンには、270品種、およそ3,000本が植えられていて、傾斜地を活かして修景バラが多いのが特徴です。
中でも比較的早く咲く「春風」、ドーム型の休憩所を覆うように色鮮やかな花を咲かせている「アンジェラ」などが見ごろです。
昨年度は園内にスロープが整備され、高齢者やベビーカーを押しながらでも歩きやすくなっているということです。
今年は、市内を中心に上伊那地域からの来訪者が多く、平日でも1日平均500人ほどが足を運んでいるということです。
バラ祭りは、27日日曜日までとなっています。
長野地方気象台によりますと、県内は向う1週間、前線や湿った空気の影響で雲が広がりやすく、週の前半と週末にかけて雨の降る日があるとみています。 -
三峰川みらい会議が河川功労者表彰
20年にわたり三峰川の自然保護活動や愛護活動を続けてきた三峰川みらい会議が、河川功労者表彰をこのほど受賞し、10日、織井秀夫代表が、伊那市の白鳥孝市長に受賞の報告を行いました。
10日は、織井代表ら3人が市役所を訪れ、白鳥市長に表彰状を披露しました。
三峰川みらい会議は、平成12年の設立以来、三峰川のアレチウリの駆除や河川内の樹木の伐採などの自然保護活動の他、学習会やシンポジウムを毎年開催するなど、河川愛護活動を20年間行ってきました。
そのほかに、高遠ダムからの放流量を一定量、常時放流するよう働きかけ、ダム下流の三峰川の水量を確保する取り組みも実現させています。
それらの長年にわたる活動が評価され、東京都に本部を置く公益社団法人日本河川協会から、今年度の河川功労者表彰が贈られました。
白鳥市長も、みらい会議の創立当時からのメンバーということもあり、今回受賞を報告しました。
なお今年度の河川功労者表彰では全国で105の個人と団体が受賞しています。
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高遠第2・第3保育園の園児 サツマイモ植え
伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園の園児はサツマイモ植えを8日行いました。
8日は園児29人が90本のサツマイモの苗を植えました。
品種は「紅はるか」です。
高遠第2・第3保育園では、毎年サツマイモ植えを行っています。
8日は保護者会の有志で結成した畑部から母親5人が参加し植え方を子どもたちに教えていました。
畑部は子どもたちと一緒に野菜を作り、給食で食べてもらいたいという思いから今年発足しました。
植えたサツマイモの収穫は10月頃を見込んでいて、焼きいも大会や給食で味わうということです。 -
お店の麺の味を自宅で 通販注文始まる
伊那市と南箕輪村の飲食店4店舗のパスタ・うどん・そば・ラーメンの通信販売の注文受付が8日から始まりました。
伊那市と南箕輪村の4店舗の麺が購入できます。
kurabeの生パスタとトマトソース、露地野菜のセット。1人前1,150円。
ざんざ亭の燻製鹿出汁の鹿うどん。1人前1,150円。
壱刻の二八もり蕎麦。2人前1,450円。
麺づくり蒼空の磯潮らぁめん。1人前950円です。
これは、伊那市高遠町の一般社団法人環屋が、コロナ禍の中、自宅で伊那の飲食店の味を楽しんでもらおうと伊那谷グランフード「麺の名店シリーズ」として企画しました。
注文はHPや電話などで受け付けています。
送料は地域によって異なりますが、長野県内は1,300円です。
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高遠さくらホテルでローズランチ提供
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンのバラ祭りに合わせて、高遠さくらホテルではバラにちなんだランチの提供を行っています。
こちらが6月限定のエレガンテローズランチです。
メインは、豚バラ肉を上伊那産の地ビールを使って柔らかく煮込んだ「豚バラ肉の南信州産ビール煮込み」です。
サラダは、スモークサーモンをバラの形に盛り付け、バラのリキュールを使ったドレッシングで味付けしています。
デザートのパンナコッタは、西箕輪のみはらしファームのいちごで作った甘酸っぱいソースに、食べられるバラの花びらが添えられています。
価格は1,650円です。
ランチの提供は、30日水曜日までで、提供数に限りがあることからさくらホテルでは早めの来館を呼び掛けています。 -
しんわの丘ローズガーデン バラ祭り始まる
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンでバラ祭りが、5日から始まりました。
初日の5日は、中川泰実行委員長の開催宣言で祭りがスタートしました。
バラ祭りに合わせ、苗木の植樹が行われました。
これは、去年新型コロナの影響で中止となった「ばら制定都市会議in伊那」の関連事業として予定されていたものです。
1株1万円でバラオーナーを募り全国各地にPRしてもらおうというもので、5日は30組が参加しました。
園内は、大輪系のバラが見ごろとなっていて、全体が見ごろとなるのは1週間後ぐらいだということです。
コンサートなどのイベントは行わないということで実行委員会では、「密を避けながら楽しんで欲しい」と話していました。 -
登山シーズン入笠山で開山式
入笠山の登山の安全を祈願する開山式の神事が29日伊那市と富士見町にまたがる登山口で行われました。
例年、開山式はアルプホルンの演奏などが行われますが今年は去年に引き続き新型コロナウイルス感染拡大防止のため神事のみ行われました。
登山者はマスクをつけるなど感染防止に努め山頂を目指していました。
入笠山は標高1955メートルで山頂は360度のパノラマが広がります。
登山口から山頂までは30分ほどで四季折々の花が咲き誇る花の百名山として登山者に親しまれています。
伊那市と富士見町、また観光関係者でつくる入笠山観光連絡協議会では「感染に気をつけながら登山を楽しんでもらいたい。」と話していました。 -
高遠小学校が時間短縮で運動会
伊那市高遠町の高遠小学校の運動会が29日に開かれました。
新型コロナ感染防止のため種目を減らし、時間を短縮して行いました。
29日に開かれた運動会は新型コロナ拡大防止で、綱引など密になる種目は取りやめて時間短縮で行われました。
今年のスローガンは「あきらめず正々堂々やりきろう!」です。
5、6年生の大玉運びでは大玉を2本の棒に乗せて落ちないように運んで走りました。
3、4年生は数人で竹の棒を持ち走り、どちらが先にゴールするか競いました。
1、2年生は段ボールでできた鬼に玉を投げて倒す種目を行い懸命に投げていました。
最後は全校児童で校歌ダンスを披露しました。
様々な色の旗を持ち校歌に合わせて踊りました。
高遠小学校の原文章校長は「かけっこでみんなが最後まであきらめずに走り切った姿が素晴らしかった」と話していました。
運動会の結果、16対15で白組が勝ちました。
なお入場では検温、マスク着用の徹底など対策を行い開催しました。 -
飲食店勤務者の無料PCR検査始まる
新型コロナウイルスの感染警戒レベルが5となっている上伊那5市町村の飲食店で働く人たちを対象にした長野県の無料PCR検査が27日から始まりました。
伊那市と駒ケ根市の2か所で行われ伊那市は伊那市営野球場が会場となりました。
ドライブスルー方式で行われ検査に訪れた人たちが検査方法について説明を受けていました。
検体となる唾液を採取するもので結果について伊那市内の店舗は陽性の場合のみ3日以内に保健所から連絡が入りそれ以外は結果にかかわらず連絡があるということです。
上伊那地域は今月13日から19日にかけて人口10万人当たりの新規陽性者数が22.27人となり県の基準により20日に伊那市、駒ケ根市、箕輪町、南箕輪村、宮田村がレベル5にひきあげられました。
また変異株の検査で12人中11人が陽性となり変異株への置き換わりが急速に進んでいるということです。
これらから県は該当地域で酒類を提供する飲食店に午後8時までの時短営業を要請しています。
飲食店に勤務している人を対象にした無料のPCR検査は予約制で土日を除く来月1日まで行われます。
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高遠さくら祭り 入園者数過去最少
今年の高遠城址公園のさくら祭りを総括する反省会が開かれ、今シーズンの有料入園者数は過去最少の6万8,755人だった事が報告されました。
反省会は伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで26日開かれ、祭りに関係した各機関や団体の代表などおよそ40人が出席しました。
今年の高遠城址公園の桜は記録が残る昭和58年以降で最も早い3月26日に開花し4月11日に散り終わりとなりました。
有料入園期間は3月29日から4月11日までの14日間の有料入園者数は、これまでで最も少ない6万8,755人でした。
これまでの最少入園者数は、平成30年の11万9,747人で、今年はそれの6割に満たない入園者数となっています。
26日の会議では、桜の開花が全国的に早まっている事から、駐車場の準備や交通規制の申請など今後準備を早めに行うよう求める意見が出されました。
また、市では低炭素社会への取り組みとして出店者に対してプラスチック容器などの削減を出店条件に盛り込むか検討していくとしています。
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進徳館の日の行事
高遠藩の藩校「進徳館」の教育の精神を受け継いでいこうと、進徳館の日の行事が伊那市高遠町で22日行われました。
進徳館は1860年に高遠藩の当時の藩主内藤頼直が創設しました。
伊那市では進徳館の精神を現代にも生かしていこうと毎年行事を行っています。
22日は市の教育関係者らが進徳館で教えていた儒学の祖となる孔子らの像に拝礼しました。
この後高遠閣では式典が行われ、白鳥孝伊那市長は「進徳館教育に通ずる実践と体験を重視する伊那市の学びが充実していくことを願います」と話していました。
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高遠野球部 上田西破り4強
春季北信越高校野球長野県大会の準々決勝に進んだ伊那市の高遠高校は16日、春の選抜大会に出場した上田西と対戦し5対3で勝ち初の4強入りを果たしました。
飯田市の綿半飯田野球場で行われた準々決勝は雨のため30分遅れで試合開始となりました。
先発の登内は1点を先制されるも5回まで上田西打線を3安打に抑えます。
上田西に1点を先制された高遠は6回の表ワンアウト満塁のチャンスをつくり犠牲フライで同点に追いつきます。
2対1の逆転をゆるした高遠は8回、ツーアウト2塁の場面で7番小松がセンター前にはじき返し同点に追いつきます。
試合は延長にもつれこみ3対3で迎えた11回表の高遠の攻撃。
ノーアウト満塁の場面を迎えます。
3番湯田が三遊間を破り4対3。
5番白鳥の内野安打でもう1点追加し5対3とします。
8回からマウンドに上がった湯田が最後のバッターをセカンドゴロに打ち取り5対3で上田西を破り4強入りしました。
勝った高遠は18日に諏訪市のしんきん諏訪湖スタジアムで松商学園と対戦します。
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北信越高校野球長野県大会 高遠 初戦勝利
北信越地区高校野球長野県大会の1回戦が15日伊那市の伊那スタジアムで行われ高遠高校が長野西高校と対戦し、9対5で勝利しました。
勝利した高遠高校は16日上田西高校と対戦します。
伊那スタジアムは高遠高校の試合という事もあり、スタンドには多くの観客が訪れていました。
高遠は2回の表、ヒットと盗塁でチャンスを作ると、7番の小松快希のタイムリーヒットで先制します。
2回はさらに犠牲フライや連打などで4点を挙げ5対0とリードします。
4回の裏、長野西は、長打2本で1点あげましたが、先発の登内唯翔が踏ん張りこの回の失点を1点に抑えました。
続く5回の表、高遠は再び打線がつながり4点を挙げ、9対1と長野西を引き離します。
その後、長野西が9対5と追い上げましたが、高遠はリードを守り切り勝利しました。
勝利した高遠高校は16日、飯田市で上田西高校と対戦します。
また15日の勝利で高遠は夏の大会でのAシードを獲得しました。
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延命地蔵菩薩 一般公開
中川村にあった守屋貞治の石仏「延命地蔵菩薩」が伊那市高遠町の歴史博物館で一般公開されています。
幕末に全国で活躍した高遠石工の代表格としてその名を知られる守屋貞治の石仏「延命地蔵菩薩」です。
この石仏は、東京在住で実家が中川村にある新井将史さんが高遠町歴史博物館に寄託したものです。
新井さんは、東京で暮らしているため管理するのが難しいと考え歴史博物館に協力を求めました。
新井家の墓地にあった延命地蔵菩薩を今年2月末に博物館へ移設しました。
高遠町歴史博物館では、15日にお披露目会を計画していましたが、新型コロナの影響で中止とし、13日から一般公開しています。
石仏は御影石で作られた台座部分に高さおよそ54センチの菩薩が座り、右手に錫杖、左手に宝珠を持っています。
高遠町歴史博物館では、新型コロナが落ち着いたら石仏を寄託した新井さんを招いてのイベントを計画しています。
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高遠高校野球部 南信3位
春季北信越高校野球長野県大会南信予選で伊那市の高遠高校が3位となりました。
9日は諏訪市の諏訪湖スタジアムで3位決定戦が行われ、高遠高校は、諏訪清陵と対戦しました。
1対1の同点で迎えた5回裏、高遠は、1アウト1塁2塁で5番白鳥のヒットで勝ち越します。
さらに6番柳原の内野ゴロの間に3塁ランナーがホームにかえり3対1とします。
その後両チームは点を重ね1点リードの5対4で迎えた9回表、エース登内が清陵打線につかまり同点とされます。その裏、高遠は2アウト2塁の場面でキャプテンの井澤がライトオーバーのヒットで試合を決めました。
南信予選で3位となった高遠高校は各地区の上位4校が出場する県大会に出場します。
15日から諏訪湖スタジアムなど南信地区の3会場で行われ、11日に組合わせ抽選が行われます。
大会の結果 優勝飯田 準優勝岡谷南 3位高遠 4位諏訪清陵 -
旧馬島家住宅で五月人形展
伊那市高遠町の県宝旧馬島家住宅で、五月人形展が開かれています。
旧馬島家住宅には、27体の武者人形のほか、兜飾りや幟旗などあわせて70点ほどが展示されています。
また、今年は新たに鯉のぼりと押絵の五月人形を展示しています。
五月人形展は6月29日(火)までです。
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伊那市商工会女性部高遠支部 八重桜花摘み
伊那市商工会女性部高遠支部のメンバーは、桜を塩漬けにした商品「桜志津久」に使う八重桜の花摘みを、24日に行いました。
24日は、高遠支部のメンバーおよそ20人が参加し、花摘みをしました。
高遠支部では、40年程前から八重桜を塩漬けにし、「桜茶」として高遠城址公園のさくら祭りで提供しています。
しかし、新型コロナの影響で去年は祭りが、今年は桜茶の振舞いがそれぞれ中止となりました。
それでも、町内のホテルや旅館、飲食店などで料理に使用し提供している他、県外からの注文が増えているということです。
今年は、例年の半分の60キロほどを摘み取りました。
摘み取った花は、来年の3月まで塩漬けにするということです。
なお、桜志津久は、伊那市商工会で購入することができます。
価格 20g250円、50g500円 電話94-2309 -
高遠のクロモジルームスプレー試作
伊那市の高遠町藤澤里山再生協議会は元地域おこし協力隊の澤広行さんと協力し、高遠町で採取したクロモジとアカマツを使ったルームスプレーを作りました。
こちらがルームスプレーです。
高遠町で採取したクスノキ科の落葉樹クロモジとアカマツから作ったアロマウォーターと精油をブレンドしたもので、すっきりとした香りが特徴です。
この商品は、アロマセラピストで元伊那市地域おこし協力隊の澤さんが企画しました。
商品名は「延命香」で、澤さんが高遠石工のPRに取り組んでいたことから、水上にある延命地蔵菩薩から名付けました。
この日はほかに、調理用のクロモジ塩とクロモジほうじ茶、アカマツ黒豆茶の試作品もお披露目されました。
クロモジは、枝が漢方薬にも使用されていて、さわやかな香りが特徴です。
高遠町藤澤里山再生協議会では、地域活性化につなげようと、商品開発を進めています。
製品は協議会が農林水産省の農山漁村振興交付金の採択を受け試作したものです。
試作品は、5日藤沢の区長会でお披露目されました。
住民から意見を聞いて改良し、2年後の商品化を目指すということです。
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高遠さくら祭り 入園者数過去最少
今年の伊那市の高遠城址公園さくら祭りの有料入園者数は、昭和58年以降最も少ない6万8,650人でした。
20日伊那市役所で開かれた定例記者会見で、白鳥孝市長が数字を発表しました。
今年の高遠城址公園の有料入園期間は開花後の3月29日から4月11日までの14日間で、有料入園者数は6万8,650人でした。
入園者数は、有料入園化した昭和58年以降最も少なくなっています。
なお過去2番目に少ないのは平成30年度の11万9,747人です。
市営駐車場を利用した大型・中型バスは88台で、前回の平成31年度の1,423台と比べ6%ほどにとどまりました。
それに伴い、団体客も前回の4%未満だったということです。
また、今回は開花が3月26日、散り終わりは4月11日と、開花・散り終わりとも昭和58年以降最も早くなりました。
このほかに、さくら祭りの低炭素社会への取り組みとして、出店者にプラスチック製の容器やスプーンなどの削減を呼び掛けたところ、14店舗のうち9店舗の協力が得られたということです。
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高遠町藤沢片倉の枝垂れ桜
伊那市高遠町の国道152号杖突街道沿には、タカトオコヒガンザクラや枝垂れ桜などが咲いています。
こちらは、高遠町藤沢片倉の北片倉バス亭近くにある枝垂れ桜です。
樹齢100年以上の古木で、現在見ごろとなっています。
高遠城址公園の桜を管理する桜守によりますと花は、今週いっぱい楽しめるということです
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高遠町松倉の桜が見ごろ
伊那市高遠町の高遠城址公園の桜は散り終わろうとしていますが、高遠町藤沢松倉のタカトオコヒガンザクラは、今見ごろとなっています。
国立信州高遠青少年自然の家に向かう途中にある松倉地区が管理するタカトオコヒガンザクラです。
地元の人によりますと桜は去年より10日ほど早く見ごろになったということです。
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高遠ポレポレの丘 春満開
伊那市高遠町にある自然公園ポレポレの丘では、春の花が咲きほこり現在、見ごろとなっています。
ポレポレの丘は16年前に遊休荒廃地を開墾して作られた自然公園で、2.5ヘクタールあります。
園内には、様々な草木が植えられていてその種類は100を超えます。
現在は、10万株を超えるスイセンと、黄色が鮮やかなレンギョウ、15種類あるという桜が見ごろを迎えています。
公園には、地元をはじめ、県外からも花見客が訪れていました。
開墾からポレポレの丘の整備を続けている赤羽 久人さんです。
ポレポレの丘では、年間を通して様々な花が楽しめます。
また、園内で食べられる植物を探して料理したり、流しソーメンを行うなどイベントを企画しています。
今月24日には、地元のミュージシャンが出演するコンサートも企画していて、屋外で密にならないので多くの人に来場してほしいと呼びかけていました。
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高遠城址公園ライトアップ
伊那市高遠町の高遠城址公園では、夜桜のライトアップが行われています。
高遠城址公園内にはLEDライトが設置され、夜桜を幻想的に照らしています。
問屋門付近では地面にプロジェクションマッピングで花びらなどの映像が投映されています。
ライトアップは11日(日)までで、時間は日没から午後10時までです。
高遠城址公園の桜は現在散り始めとなっています。
なお、長野朝日放送と伊那ケーブルテレビが連携し7日午後5時40分頃から「abnステーション」で高遠城址公園の様子を生中継します。
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遠照寺 開創1200年祭り
ぼたん寺としてしられる伊那市高遠町の遠照寺の開創1200年祭りが4日から始まりました。
伊那市高遠町山室にある遠照寺には、日蓮宗最古とされる釈迦堂があります。
平安時代に天台宗の開祖・最澄が群馬県に向かう際、伊那谷を通ったことがきっかけで、釈迦堂の前身となる薬師堂が弘仁11年、820年に建てられたとされていて、国の重要文化財にも指定されています。
この薬師堂の建立から数えて去年1200年を迎えました。
予定では去年、開創1200年祭りを計画していましたが新型コロナウイルスの影響で1年延期しての開催となりました。
釈迦堂前には高さ3mほどの祈願柱が建立されました。
初日の4日は、発願法要が行われ、檀家9人が参列しました。
祭りでは、伊那市長谷から富士見町まで続く法華道にある石仏の写真や親交のある静岡県富士市の富士連鶴会の作品などが本堂に並べられています。
また、檀家らが折った鶴5000羽で表現した作品の他、参道脇には1000羽の折鶴が飾られています。
遠照寺の開創1200年祭りは、新型コロナ感染防止対策をとって6月13日まで行われています。
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高遠保育園で入園式
伊那市内の公立保育園全園で入園式が2日一斉に行われました。
このうち伊那市高遠町の高遠保育園には新しく23人が入園しました。
新入園児たちは保護者に手を引かれ入場しました。
西川良美園長は「友達とたくさん遊んでたくさんご飯を食べて楽しく過ごしてください」と呼び掛けました。
式では新入園児が歌を歌いました。
また、密にならないよう年中年長園児が外で歓迎の歌を発表しました。
今年は感染防止対策をとった短時間の入園式となりました。
新入園児は2週間ほど半日保育で16日から通常保育になるということです。
箕輪町と南箕輪村の保育園の入園式は5日に一斉に行われることになっています。
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高遠中生徒考案メニュー 環屋で提供開始
伊那市高遠町西高遠の環屋では、高遠中学校の3年生が考案した商品の提供が、3日から始まりました。
こちらが、生徒が考案した「春のいぶき御膳」1人前1,200円です。
高遠そば打ち愛好会の高遠そばをメインに、高遠そばを使った「そばいなり」と、桜の塩漬けを使用した「桜のかきあげ」などがセットになっています。
デザートは、生徒と地元の和菓子店の協力でつくった「石工サブレ」と桜あんの高遠饅頭のどちらかを選べます。
生徒考案の商品の提供が3日から始まり、開発に携わった4人が実際に味わいました。
春のいぶき御膳は、4月中の土日限定となっています。 -
高遠バス停アートを缶バッジに
伊那市高遠町の「高遠第2第3保育園と地域の未来を考える会」は、去年完成したバス停アートのデザインを缶バッジにして観光客などに配布します。
3日は、考える会のメンバーらおよそ10人が参加し、バッジ作りを行いました。
考える会では、東京芸術大学の学生と協力し、国道152号沿いのバス停にアートを施す取り組みを進めてきました。
大学院2年の高井碧さんが22か所のバス停それぞれに異なるコンセプトでデザインをし、去年完成しました。
考える会では、バス停を活用した地域おこしに繋げていこうと、今回缶バッジ1,000個を作ることにしました。
伊藤岩雄会長は、「作製中のバス停マップと合わせて、地域の魅力を知ってもらう手段として利用していきたい」と話していました。
缶バッジは、高遠さくら祭りの会場や国道の沿線飲食店などに配布することにしています。