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駒ケ根市高者連クラブ大会
駒ケ根市高齢者クラブ連合会(高坂繁夫会長)は23日、第41回クラブ大会を駒ケ根市のアイ・パルいなんで開いた。会員約200人が参加し、元県飯田創造館長の柄木田孝行さんの記念講演『明るく元気で前向きに』を聞いた。会員の意見発表では酒井武男さん=下平=が『高齢者クラブでの体験』、元島武司さん=上穂町=が『私の健康管理』についてそれぞれ語った。式典では功労者21人に対する表彰が行われた=写真。
高坂会長はあいさつで「元気でいることで医療費が少なくてすみ、社会貢献になる。元気で明るく生きよう」と呼び掛けた。
大会では昨年まで演芸会を催していたが、毎年11月に芸能祭を行っていることから、今年は記念講演を開催した。
表彰されたのは次の皆さん。
▽老人福祉功労者感謝状=池上重雄、橋本與美▽老人福祉事業功労者=吉沢文雄(北割二)米沢春雄、横山博美(以上北割一)小松健一(小町屋)池上英一、米山和(以上上赤須)中城誠、小田原義泰、酒井武男、中城馨(以上下平)栄忠夫(町一)田中和一、松崎清、平田ハルミ、渡辺国子、宮沢ふみ(以上町二)元島武司、木下一二、松尾文雄(以上上穂町) -
水泳の全国マスターズカップで総合優勝
上伊那、諏訪地域の6つのスイミングクラブの会員と指導者でつくるチームAFAS(アファス)は、出場した第13回JSCA(日本スイミングクラブ協会)全国マスターズカップ(20日、千葉県国際総合水泳場)で3年ぶり3回目の総合優勝を勝ち取った。出場者らは昨年までの2年連続2位のうっぷんを晴らして喜びを爆発させた=写真。
大会には全国から39チーム、約400人が出場。男女別、年齢区分別に個人50メートル、同100メートルと、リレー200メートルで得点を競った。チームAFASは5つの大会新記録を出し、年代別の優秀選手に贈られるベストマスターズ賞には2人が選ばれた。
AFAS伊南=駒ケ根市=の林太志支配人は「エースはいなかったが、66人の出場者全員が6位以内に入賞してポイントを獲得したのが大きかった。勝つためでなく、楽しんで泳いでもらうことを心掛けているので普段から皆仲が良い。そんなチームワークが結果に表れた」と話している。
同クラブは28縲・月3日まで入会金無料キャンペーンを実施中。「一緒に楽しく泳ごう」と呼び掛けている。
ベストマスターズ賞と大会新の選手は次の皆さん(上伊那関係分)。
◆ベストマスターズ賞=荒井勝義(駒ケ根市)
◆大会新▼男子100メートル背泳ぎ=飯島広之(駒ケ根市)▼男子100メートルバタフライ=荒井勝義 -
駒ケ根駅前で「打ち水大作戦」
二十四節気の一つで、暑さが峠を越えるころ竏窒ニされる「処暑」の23日、駒ケ根商工会議所青年部(倉田勇会長)は初の試みとして「打ち水大作戦」をJR駒ケ根駅の駅前広場で行った。昼下がりの強い日差しが照りつける中、そろいの法被を着た役員ら約10人が参加して、ひしゃくや手などで水をまいた=写真。数分おきに3回打ち水を行った結果、周辺の気温は約1度低下。目標に掲げた「駒ケ根の気温を2度下げよう」には及ばなかったものの、あちこちに水たまりができた広場にはさわやかな風が吹き抜け、参加者らは「けっこう涼しく感じる」などと笑顔で話し合っていた。まいた水は水道水ではなく、環境負荷を考慮して川の水を使った。
倉田会長は「今年は梅雨の長雨で実施が今日までずれ込んでしまった。来年は暑い盛りに数回実施したい」と意気込みを示した。 -
駒ケ根市町二区市政懇談会
駒ケ根市の町二区(小松愼司区長)は22日夜、中原正純市長と市職員らを招いての市政懇談会をふれあいセンターで開いた=写真。区民約60人が集まり、市政についての質問や意見、要望などを述べて市の回答を求めた。
区内にある東小学校への通学道路の歩道の縁石や横断歩道の整備、防犯灯の設置などの要望が出たのに対し清水亀千代総務部長、柴政男まちづくり推進部長は「区長や自治会長、公安委員会とも相談して、できるだけ対応したい」「現地を見てできるところからやっていきたい」などと回答した。
自治会への未加入者が町二区1268戸のうちの4分の1にまで増加している傾向に関連し、市の対応の現状と今後の対策について質問が出たのに対し清水総務部長は「自治会加入率は赤穂地区で73%、中沢で91・9%、東伊那で84%。町部は未加入者が多い傾向で、行政としても対策に頭を悩ませている」とした上で「現在、転入者に対して窓口で加入を勧めているが限界がある。今後は区、自治会でのルールづくりも必要になってくるのではないか。市民の意見を十分聞き『まちづくり基本条例』を策定することも考えている」などと回答した。 -
家庭婦人バレー開会式
駒ケ根市家庭婦人バレーボール連盟(大久保則子理事長)は22日夜、第25回リーグ戦の開会式を駒ケ根市の市民体育館で開いた。選手ら約150人が出席し、待ちに待ったシーズン開幕を祝った。選手を代表して中沢チームの篠原ひろ子さんが「正々堂々と戦うことを誓う」と宣誓した=写真。式後、中沢竏鋳ャ二区、上赤須竏鋳ャ四区の2試合が行われ、選手らは生き生きとした表情でボールを追っていた。
大久保理事長はあいさつで「勝負も大事だがチームの和やほかのチームとの交流も大切。家族に感謝しつつ、体調に注意して楽しいリーグ戦にしよう」と呼び掛けた。
出場チームは昨年度に比べ2増の15。A、Bブロックに分かれて総当りリーグ戦を12月4日まで行い、各ブロックの上位4チームによる順位決定戦を12月11、14日に行う予定。今年から新たに35才以上の独身者も出場できることになった。 -
駒ケ根ロータリークラブ新体制発足
駒ケ根ロータリークラブは21日夜、第48年度(06年7月1日縲・7年6月30日)の体制を発表した。新会長には中島清一さん(72)=駒ケ根印刷代表取締役=が就任した。中島会長は年度方針について、RIテーマと地区方針に従いつつ、特に地域の水保全と会員増強に取り組みたいとする考えを明らかにした。そのほか、模範的な奉仕活動を行う団体や個人の表彰、国際交流事業への参加や青少年交換留学生の派遣・受け入れのほか、ボーイスカウト、ガールスカウトへの支援などのさまざまな奉仕活動を行っていく。
主な役員・理事は次の皆さん。
▽会長=中島清一▽会長エレクト=福澤晴海▽副会長=松崎剛平▽幹事=福澤秀宏▽会計=宮下善行▽SAA=気賀澤正門▽直前会長=堀内照夫▽副幹事=村澤英夫▽副会計=赤田伊佐雄▽クラブ奉仕委員長=松崎剛平▽職業奉仕委員長=春日衛▽社会福祉委員長=久保田治秀▽国際奉仕委員長=塩澤崇▽新世代活動委員長=下平順一 -
写真クラブ「彩(いろどり)」作品展
駒ケ根市近郊在住のアマチュアカメラマンら約30人でつくる写真クラブ「彩(いろどり)」(宮澤基和代表)は第7回写真展「わたしの花風景竏衷o会いと想い」を駒ケ根市の市立博物館展示室で9月3日まで開いている。花や草木などをテーマにして会員20人がそれぞれに思いを込めて撮影した作品44点が展示されている=写真。真っ赤に色づいた紅葉や季節を彩るヒガンバナ、紅梅、ヒマワリ、藤、チューリップなどの花々の鮮やかな色彩を見事に切り取った作品のほか、山や森などの遠景を巧みに構図に取り入れた作品などが並ぶ。
入場無料。午前9時30分縲恁゚後6時(最終日は午後5時)。8月28日は休館。問い合わせは同館(TEL83・1135)へ。 -
中学生ワークショップ作品展
駒ケ根市の駒ケ根高原美術館は8月3・4日に同館と山梨県立美術館を会場に開いたワークショップ「WORKS竏駐ュく動作は美しい」に参加した中学生の作品展を9月3日まで同館で開いている。「働く」、「ミレーの作品を見た印象」をテーマに生徒が思い思いに制作した絵画作品の中から約50点を展示している=写真。ワークショップを通じて得た「働く」ことに対する中学生らの思いも併せて掲示されている。
ワークショップは駒ケ根市の赤穂、東中学校、伊那市の伊那中学校の生徒約40人が参加。制作に先立って駒ケ根市の養命酒駒ケ根工場を見学したり、東京都府中市美術館館長で多摩美大教授の本江邦夫さんの講義「働く人の美しさ」を聞くなどして作品制作のイメージを高めた。2日目には山梨県の山梨県立美術館を訪ねてミレーなどの作品を鑑賞した。
午前9時縲恁゚後5時30分。入館料大人千円、大・高校生800円、小・中学生500円(小・中学生は土曜日無料)。問い合わせは同館(TEL83・5100)へ。 -
ビーチバレー県勢男女とも本国体出場決める
19・20日の2日間にわたって駒ケ根市の「森と水のアウトドア体験広場」サンドグラウンドで行われた第27回北信越国体のビーチバレー(公開競技)に出場した県勢は、成年女子が4戦全勝で1位、同男子は3勝1敗の2位で、そろって第61回国民体育大会「のじぎく国体」(9月縲・0月、兵庫県)への出場を決めた。
大会には長野県をはじめ新潟、富山、石川、福井の北信越5県から成年男女の代表各1チーム(2人)が出場し、男女それぞれ上位3チームに与えられる本国体出場権を懸けて総当りリーグ戦を行った=写真。
順位は次の通り(それぞれ3位までが本国体に出場)
▼成年男子(1)富山(2)長野(3)福井(4)新潟(5)石川▼成年女子(1)長野(2)福井(3)富山(4)石川(5)新潟 -
ポカラ市訪問団来駒キャンセル
駒ケ根市と友好都市協定を結んで5年目になることを記念して23縲・0日に同市を訪れる予定だったネパール・ポカラ市の訪問団の来駒が急きょキャンセルになったことが21日分かった。駒ケ根市の担当者によると、現地に派遣されている林光洋ボランティア調整員から19日夕、市に第一報が入り、出発を間近にひかえた現地で訪問団員の選抜方法などをめぐってトラブルが起きたため、訪問は急きょ延期せざるを得なくなったという。今後訪問計画が実施されるかどうかは不透明な見通し。
計画ではポカラ市の中学生5人と校長など計8人が駒ケ根市を訪れ、ホームステイ、体験交流、学校訪問、市内観光などをすることになっていた。
一方、駒ケ根市側でも秋までに市民の希望者らによる訪問団を結成し、11月にポカラ市を訪れる計画を立てているが、今のところ訪問の中止や計画変更などの考えはないという。 -
【記者室】甲子園竏猪・・ッ学是か非か
県代表の松代が公立ながら初戦を突破する健闘を見せた甲子園大会の熱闘も早稲田実業の優勝で幕を閉じた。この決勝もそうだが近年の有力校には私立が多い。中には選手の大半を県外出身者が占める学校もある。いわゆる野球留学問題だ▼高校野球連盟はこの流れに歯止めをかけたいようだが、規制の動きはまだない。筆者の周りでも賛否両論で「都道府県の代表なのだから地元出身が当然」「高校は義務教育ではない。好きな野球をどこでやろうと自由なはず」と騒がしい▼強いチームをつくるために有力選手をかき集めるイメージがつきまとうせいかどちらかといえば容認派の分が悪いようだが、外野の勝手な声はさておき、当の選手たちの思いを尊重したいものだ。(白鳥記者)
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戦争を語る講演会
駒ケ根市の赤穂、中沢、東伊那の3公民館は19日、昨年から続く戦後60周年記念企画の第2弾として『戦争と信州伊那谷の子ども』の著書がある歌人の堀江玲子さんの講演「戦争と伊那谷の子どもたち」を赤穂公民館で開いた。
堀江さんは国民学校2年生の時に太平洋戦争の開戦を体験。「12月8日の朝、家のラジオで開戦のニュースを聞いた。学校の皆で五十鈴神社に行って戦勝を祈願し『天皇陛下万歳』と叫んだりするなど、当時の教育を受けて育った典型的な軍国少女だった」などと、子どものころの体験を交えて当時の日本の様子を語った=写真。
集まった約100人の聴衆は時折うなずいたりしながら堀江さんの話にじっと耳を傾けていた。
堀江さんは1933(昭和8)年赤穂町(現駒ケ根市)生まれ。駒ケ根市の初代市長芦部啓太郎氏の三女。現在西東京市在住。 -
北信越国体ビーチバレー
9月から10月にかけて兵庫県を主会場に開かれる第61回国民体育大会(のじぎく国体)への出場権を懸け、第27回北信越国体のビーチバレー(公開競技)の1日目の競技が19日、駒ケ根市の「森と水のアウトドア体験広場」サンドグラウンドで行われた。長野県をはじめ新潟、富山、石川、福井の北信越5県から成年男女の代表各1チーム(2人)が出場し、焼けつくような日差しと砂からの強烈な照り返しの中、懸命の熱戦を展開した=写真。海岸のコートでプレーすることの多い選手らは「高原は涼しくて楽」と話すなど、暑さはさほど気にならない様子だった。
競技は20日も行われる。男女とも2日間で総当りリーグ戦を行い、上位3各チームが本国体に出場できる。 -
フルートアンサンブル合宿
駒ケ根市近郊に住む愛好家らでつくるフルートアンサンブル「ケ・セラ」(清水りつ子会長)は19、20日の2日間、初めての夏合宿を市内東伊那の農林業体験宿泊施設「ふるさとの家」で行っている。小学2年生から70歳過ぎまでのメンバー16人が参加し、飯田市で教室を開いている指導者の森田和美さんの個人レッスンを受けたり、数人ずつ集まってアンサンブルの練習をしたりと、大好きなフルート漬けの2日間を和気あいあいで楽しく過ごしている。メンバーの宮澤清高さん=駒ケ根市=は「上達する機会として集中的に練習できる合宿を計画した。でもあまり苦しくならないように、とにかく皆でフルートを楽しみたい」と話している。
20日に同会場で開くファミリーコンサートでは全員がソロ(独奏)を演奏することになっているとあって、会員らは真剣な表情で練習に打ちこんでいる=写真。
ケ・セラは04年に駒ケ根市文化財団のフルート教室を受講した生徒らが中心となって05年9月に発足。現在、月2回集まってアンサンブルなどを楽しんでいる。来年には独自のコンサートを開きたいという。 -
優秀映画上映19、20日に駒ケ根市文化会館で
優秀な日本映画を厳選して上映する「優秀映画鑑賞推進事業」で駒ケ根市文化会館は19、20日に映画4本を一挙に上映する。作品は昭和の映画史に名を残す『白い巨塔』(田宮二郎主演、1966年)、『隠し砦の三悪人』(三船敏郎主演、1958年)、『反逆児』(中村錦之助主演、1961年)、『次郎長三国志(鶴田浩二主演、1963年)。
入場料は1日500円。問い合わせは同館(TEL83・1130)へ。
上映時間は次の通り。
◇19日▽反逆児(午後2時縲・時50分)▽白い巨塔(午後4時縲・時30分)▽隠し砦の三悪人(午後6時40分縲・時)
◇20日▽次郎長三国志(午前10時30分縲恁゚後零時10分)▽白い巨塔(午後零時20分縲・時50分)▽隠し砦の三悪人(午後3時縲・時20分) -
伊南行政組合が来春採用消防職員募集
伊南行政組合は07年4月採用の消防職員を31日まで募集している。要件は1984(昭和59)4月2日縲・7(同62)年4月1日に生まれた人で、救急救命士の資格を持つか、取得見込みの人。06年8月1日現在、駒ケ根市、飯島町、中川村、宮田村に住所を有するか、両親などが伊南4市町村内に住んでいて、採用後に市町村内に住むことが確実なことが必要。
第1次試験は9月17日に行われる。問い合わせ、申し込みは伊南行政組合事務局(TEL83・2111内線751)、または伊南行政組合消防本部(TEL82・2211)総務課へ。 -
TV電話で学習指導
長く学習塾を経営し、講師として多くの受験生を喜びの合格に導いてきた経験と実績を生かしてこのほど画期的な「インターネット・ゼミナール」を設立。8月から受講生の募集を始めている。
温めていたアイデアを実現させた「インターネット・ゼミナール」は、家庭にも広く普及してきたパソコンを活用した学習指導。
「カメラとマイクを手持ちのパソコンに接続するだけで、インターネットを利用したテレビ電話で個人指導ができることに1年ほど前に気がついた」
言わばパソコンを介した家庭教師だ。距離がどんなに遠く離れていても関係なく、一対一の学習効果が期待できる。
「通信教育のような一方通行でなく、互いに顔を見て会話しながら勉強ができる。周囲の目が気になる塾と違い、気軽に質問ができるのも大きなメリットです」
宿題の解答は24時間以内に電子メールで送り返すが、ただ○×をつけるだけでなく、音声による指導を付けられるのも大きな特徴だ。
塾に通う往復時間の無駄もないほか、事故の心配や送迎の負担もなく、勉強の様子を目の前で見ることができるなど、保護者にとっても利点は多い。
◇ ◇
大学卒業後、専門学校を経てプロカメラマンとなった。大手企業の広報写真などを手掛け、東京を本拠に世界中を飛び回った。
カメラマンとして安定した生活を送り、業界での評価も高かったが「自分のセンスに限界を感じ始めた」ため、すっぱりと廃業。教育に大きな魅力を感じていたことから進学塾を八王子に開いた。自ら講師となり、研究を重ねながら指導の経験を積んだ。「人に何かを教えるというのは素晴らしいこと。その楽しさのとりこになりました」
講師も複数使うなど順調に発展したが、3年後、家庭の事情により塾を友人に譲って駒ケ根市に転居し、中城英数塾を開いた。以来20年間、多くの受験生を指導し、東大をはじめとする難関突破に力を尽くしてきた。
◇ ◇
「教育でまず大切なのは子どもの心を開くために目線の高さを同じにすること。スパルタ教育は駄目ですね。とにかく徹底的に褒めること。どんな子だって必ず良いところがありますから」
問題の答えが違っていても×印はつけず、間違いの理由を説明した上で正しい解き方を丁寧に教え、再び挑戦させる竏秩Bこれを辛抱強く繰り返すと、誰もが全問正解できるようになる。
「そこで100点をつけてやると子どもは大変に喜ぶ。そして大きな自信がつくんです。『自分でも100点が取れるんだ』ってね。しかるのは簡単だが、子どもの心を傷つけず、いかにやる気を持たせるかが考えどころです。甘やかすのとは違う。自信を持ち、伸びていく子どもたちを見るのは楽しいですよ」
小学4年生から高校2年生までを対象に国語、数学(算数)、英語を教える(高校受験生は5教科)。指導は日曜日を除く毎週午後4時縲・時のうち希望の1時間。費用は入会金1万円、月謝1教科1万円のほか、テキスト代として1教科千円程度。マイク付きヘッドホンは体に触れる物なので購入を勧める(2千円程度)が、プリンター、スキャナー、専用カメラはすべて無料で新品を貸し出す。
問い合わせは中城さん(IPTEL050・7502・6687、携帯TEL090・4389・8846)へ。 -
シニア海外ボランティア入所式
国際協力機構(JICA)は17日、途上国の発展のため海外に派遣する40縲・9歳までのシニア海外ボランティアの派遣前訓練入所式を駒ケ根市の駒ケ根青年海外協力隊訓練所(加藤高史所長)で開いた。シニアボランティアの訓練はこれまで東京・広尾の訓練所で通所で行なってきたが、語学教育の一層の充実を図るため、今回始めて35日間にわたる合宿制を導入する。加藤所長はあいさつで「それぞれの動機を持って試験をクリアした皆さんにおめでとうと言いたい。この訓練の中心となる語学教育の時間は中学校の3年間で学ぶ英語の授業時間の約半分にも及ぶ。得意な人もそうでない人もぜひ頑張って習得してほしい。有意義な研修生活になることを祈る」と激励した。
訓練に臨むボランティアは試験に合格して全国各地から集まった135人(男性112、女性23)。9月20日までの訓練を終了した後、アジア、アフリカ、中南米など39カ国に1縲・年間派遣され、教育や技術指導などのボランティア活動に当たる。
青年海外協力隊の訓練・派遣はこれまで年3回だったが、07年度からシニアボランティアと統合し、年4回行う見通し。 -
武蔵野音大管弦楽団演奏会9月に
武蔵野音楽大学管弦楽団の演奏会が9月9日に駒ケ根市文化会館大ホールで開かれる(主催・同大、駒ケ根音楽文化協会など)。指揮者は同大客員教授でハンガリー国立劇場、ザルツブルク祝祭管弦楽団、ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団で指揮をするカールマン・ベルケシュ。ピアノ独奏は同大4年の園田紘子。演奏曲目はビゼー『カルメン』から第1、第2組曲、ショパン『ピアノ協奏曲第2番』、ムソルグスキー『展覧会の絵』。
午後6時30分開演。全席自由、一般2千円、小・中・高校生1500円。チケット取り扱いは駒ケ根市文化会館(TEL83・1130)など。 -
駒ケ根市が来春採用職員募集
駒ケ根市は07年4月採用の職員を31日まで募集している。職種は一般行政織と保健師で人数はそれぞれ若干名。
一般行政職は1981(昭和56)4月2日縲・5(同60)年4月1日に生まれた人で、大学卒業もしくは来春卒業見込み、または同程度の学力を持つ人。06年8月1日現在、駒ケ根市に住所を有するか、両親などが市内に住んでいて、採用後に市内に住むことが確実なことが必要。
保健師は77(昭和52)年4月2日以降に生まれた人で、保健師の資格を持つか、06年度実施の国家試験で資格取得見込みの人。
第1次試験は9月17日に行われる。問い合わせ、申し込みは市役所(TEL83・2111)庶務課人材育成担当(内線212)へ。 -
夏を書く描く展
駒ケ根市の駒ケ根高原大沼湖畔の森のギャラリー「Komorebi」(こもれび)で伊那市御園の書家で手描き染め作家の宮下梨花さんの作品展「夏を書く描く展」が21日まで開かれている。「銀河」、「向日葵」(ひまわり)、「夕焼け」などの書作品と、草花を描いて染めたTシャツやブラウスなど、夏をイメージさせる作品約40点を展示している=写真。宮下さんが主宰する「蒼花会」の会員らの作品も併せて展示、販売している。
入場無料。午前10時縲恁゚後6時。問い合わせはギャラリーを管理している喫茶「エーデルワイス」(TEL83・3900)へ。 -
クラフトin駒ケ根
県内外のクラフト作家らが手作り工芸品を販売する「クラフトin駒ケ根」が14・15日、駒ケ根市の商店街「三五街」を会場に開かれた。通りには約20のテントが軒を並べ、アクセサリー、水引、陶器、木工製品、洋服、皮細工など、多彩な品々が販売された=写真。先着限定で小物をプレゼントする店もあり、通りは買い物客らでにぎわった。
訪れた人たちは「きれい」「これもかわいい」などと話し合いながら品物を手に取ってあれこれと品定めをして歩き、気に入った品を見つけると値段を交渉して作品を買い求めていた。 -
駒ケ根ベンチャーズライブ
駒ケ根市近郊在住の50歳代男性5人でつくるオヤジバンド「駒ケ根ベンチャーズ」のライブが14・15日夜、駒ケ根市中央の野外特設ステージで行われた。1960年代に世界的なエレキブームを巻き起こしたベンチャーズの往年の名曲をはじめ、加山雄三のヒット曲や演歌など38曲を次々に演奏=写真。得意の「テケテケ」サウンドを商店街に響かせた。
同バンドは少年時代にベンチャーズにあこがれたメンバーが約10年前に結成。今や各地のイベントなどに引っ張りだこの人気バンドとなっている。駒ケ根の商店街でのライブはお盆の定番となっている。 -
駒ケ根市成人式
駒ケ根市の成人式が15日、市文化会館で開かれた。新たに成人となった426人(男性200、女性226)が人生の節目を祝った。新成人代表の藤田康幸さんは「悲惨な災害や事件が起きる時代だが、成人として義務と責任を自覚し、しっかりと地に足をつけて歩いていこう」と謝辞を述べた。中原正純市長は「人生を築く上で成人は大きな節目。志を抱き、若さ、勇気、情熱をもって創造的に生きてほしい。夢と希望をかなえるために全力を尽くせ」と力強く激励した。
式典後には中学校の恩師らによるビデオメッセージが上映され、新成人は久しぶりに見る懐かしい顔と語りに歓声を上げていた。
アトラクションとして、式に先立ち駒ケ根太鼓が、式典後に市民吹奏楽団がそれぞれ演奏を披露。新成人は素晴らしい演奏に大きな拍手を送っていた。 -
駒ケ根市内各地で盆踊り
お盆中の14日夜、駒ケ根市内のそれぞれの地区では各区分館主催の盆踊り大会がにぎやかに催された。
北割二区の盆踊り大会は宮澤印刷の駐車場内にやぐらやテントが設置された特設会場で開かれ、集まった区民らが遅くまで踊りや花火などを楽しんだ。やぐらの上で行われた小学生対象のじゃんけん大会では、子どもたちが5人ずつ小平邦一分館長と勝負=写真。勝った子どもたちは景品をもらって大喜びだった。
会場では焼きそば、かき氷、スイカ、トウモロコシのほか、ビールやジュースなどが無料で振る舞われ、訪れた親子連れが何度もお代わりを繰り返していた。 -
駒ケ根市商店街が盆イベント
駒ケ根市の日の出町、広小路、銀座、本町、仲町の各商店街は合同で14、15日の両日、お盆のイベントを銀座商店街の各所と日の出町ミニパークで開いた。ゲームコーナーでは巨大ピンボールやサイコロゲーム、ダーツ、金魚すくい、輪投げなどが行われ、訪れた子どもたちが次々に挑戦して大きな歓声を上げていた。ストリートライブでは邦楽バンド「SO竏鱈AB」(ソーラボ)や赤穂高校器楽部、玉屋音楽教室、宮澤喜美夫さん、フルートアンサンブルなどが出演して演奏を披露=写真。イベントに訪れた多くの人たちが足を止めて聴き入り、見事な演奏に大きな拍手を送っていた。
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【記者室】プールの管理体制大丈夫?
埼玉県のプールで女児が死亡した事故で、底に沈んでいた吸水口のふたを事故発生直前に手にしたにもかかわらず「何のふたか分からなかった」ために対応の遅れを招いたとしてアルバイト監視員が非難されているが、責任は何も教えなかった管理者にあるのは明らかだ▼筆者も学生のころ監視員のアルバイトをしたことがある。その時も仕事を始めるに当たって排水口などの危険個所の説明はおろか、人工呼吸や心肺蘇生(そせい)法などの救命措置についての教育も一切なかった▼当時は何とも思わなかったが、今あらためて考えてみると実にいい加減で無責任極まる管理体制だ。プールのシーズンはまだまだ続く。関係者は一層気を引き締めて管理に当たってほしい。(白鳥記者)
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中沢親ぼく野球大会
駒ケ根市中沢分館対抗親ぼく軟式野球大会(中沢公民館主催)が14日、中沢農村交流広場と中沢小学校のグラウンドで開かれた。8チームが出場してトーナメントを戦った結果「菅沼」チームが優勝した。
出場者らはギラギラ照りつける強い日差しにも負けず、元気に声を掛け合いながらはつらつとプレーを楽しんでいた=写真。
結果は次の通り。
▼1回戦=中割5竏・永見山、下割3竏・中曽倉、菅沼6竏・原、上割6竏・本曽倉▼準決勝=中割6竏・下割、菅沼15竏・上割▼決勝=菅沼5竏・中割 -
中川で交通事故
12日午後零時15分ごろ、中川村四徳の県道西伊那線を走っていた名古屋市北区の会社員中山裕珠さん(24)運転の乗用車が約5メートル下の四徳川に転落。後部座席に乗っていた同市の会社員福本健二さん(27)の長女夢歩ちゃん(2)が右腕の骨を折る重傷を負ったほか、同じく後部に乗っていた名古屋市の女性(24)が右腕打撲、男性(25)が頭の打撲などの軽傷を負った。中山さんにけがはなかった。
中山さんは友人の家族らとともに四徳温泉に向かう途中だった。駒ケ根署は中山さんが運転を誤ったものとみて事故原因を調べている。 -
東伊那野球大会
戦後間もなくから続くお盆の恒例行事「東伊那軟式野球大会」(東伊那体育協会主催)が14日、東伊那小学校グラウンドで開かれた。分館ごとの5チームが出場してトーナメントを戦い、決勝戦で「伊那チーム」が「塩田チーム」を7竏・で破って優勝した。
グラウンドには朝から真夏の太陽が容赦なく照りつけていたが、出場者らはへこたれるふうもなく大きな声を出し合いながら元気いっぱいでプレー=写真。20代縲・0代と幅広い年代の出場者が和気あいあいで試合を楽しんだ。比較的狭いライト側をオーバーするホームランが飛び出すと、チーム全員が喜びを爆発させていた。