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竜東線整備促進期成同盟会総会
駒ケ根市、飯島町、中川村の職員や区長などの関係者でつくる主要地方道竜東線吉瀬大草整備促進期成同盟会(会長・中原正純駒ケ根市長)は12日、06年度総会を駒ケ根市の駅前ビル・アルパで開いた。委員ら約40人が出席し、駒ケ根市吉瀬縲恍・・コ大草間の建設促進を図るため国・県に対して要望などの活動を行っていく竏窒ネどとする06年度事業計画・予算案などを承認した。
高坂宗昭副会長は「竜東線は3市町村の竜東地域にとって大きな使命を帯びている。早期完成させるために一枚岩となって強力に促進を要望していきたい。国・県共に財政状況は厳しいだろうが、何としてもさらなる予算付けを願いたい」とあいさつした。
駒ケ根市の吉瀬地区から飯島町の日曽利地区までの計画区間は延長約3・8キロで、現在の天竜川東側ではなく西側を通す。改良区間北端の吉瀬田切大橋(仮称)を含む840メートルは08年度供用を見込んでいる。 -
障害者が駒ケ根市、県にバリアフリー訴え
「歩道の段差を何とかなくしてほしい」竏秩B駒ケ根市北割一区の中城忠さん(78)は13日、県道を管理する上伊那建設事務所と市道を管理する駒ケ根市の職員らに対し、歩道の段差をなくすなどのバリアフリー化の必要性を強く訴えた=写真。「過去に何度か改良を訴えたがなかなか実行してくれない。道路行政の担当者に障害者の苦労を実感してもらうことで少しでも改良につながれば」と職員らに自身が使う電動カートを貸し、歩道の段差を通過する時の衝撃などを体感させた。代わる代わるカートに乗った職員らは「確かにかなりのショックを感じる」「バランスを失いそうで怖い」などと感想を口にしていた。
10年前に脳梗塞を患い、右半身が不自由になった中城さんは日常の移動を電動車いすやカートに頼るが、市内を移動する際に多くの個所で通行の支障を経験してきた。「たかが2センチの段差でも車いすにとっては大変なこと。元気な人には分からないかもしれないが…」と段差のある市内の交差点などを撮影した写真を示しながら、数々の問題個所について説明した。中城さんは「道路建設予算のうち1%でもいいからバリアフリーのために回せないか。障害者が気楽に出歩けるまちにしてほしい」と訴えた。訴えを聞いた県、市の職員らは、状況を見た上で検討していきたい竏窒ニしている。 -
インドネシア青年らが小学校訪問
開発途上国の将来を担う青年を日本に招いて研修や交流を行うJICA(国際協力機構)青年招聘(しょうへい)事業で来日しているインドネシアの青年ら22人は13日、駒ケ根市の赤穂東小学校(熊谷正校長)を訪れ、児童らと交流した。4・5・6年生児童が6グループに分かれ、それぞれ剣玉やビー玉遊びなどの日本の伝統文化を紹介したり、ドッジボールなどを楽しんだりしたほか、給食を各教室で一緒に食べながら互いの文化に触れ合った=写真。青年らは学校給食について「ベリーグッドアイデア。インドネシアにはない。成長期の子どもたちの栄養面で大きなメリットがあるし、配膳や片付けを皆が協力して行うのも素晴らしい教育だ」と絶賛していた。
青年らは医師、薬剤師、看護師など、保健医療に携わる専門家。18日まで駒ケ根市に滞在し、駒ケ根青年会議所の協力で市保健センター、県看護大、昭和伊南病院などを視察する。 -
インドネシア青年らが駒ケ根市で研修
開発途上国の将来を担う青年を日本に招いて研修や交流を行うJICA(国際協力機構)青年招聘(しょうへい)事業で来日しているインドネシアの青年ら22人が12日、駒ケ根市役所を訪れ、中原正純市長に訪問のあいさつをした。代表のヌルル・イマン・ニラム・サリさん(内科医師)は「駒ケ根でのさまざまな経験を国に持ち帰り、地域の発展に役立てたい」とあいさつし、伝統的な影絵芝居に使う水牛の皮で作った操り人形の土産を中原市長に手渡して握手を交わした=写真。中原市長は「長寿国日本においてもこの地域は特に長寿。予防医療などの取り組みについて見ていってほしい」と歓迎のあいさつを返し、市のピンバッジと協力隊を育てる会のバンダナを一人一人にプレゼントした。
青年らは医師、薬剤師、看護師など、保健医療に携わる専門家。18日まで駒ケ根市に滞在し、駒ケ根青年会議所の協力で市保健センター、県看護大、昭和伊南病院などを視察するほか、赤穂東小学校の児童との交流も予定している。 -
中沢小児童会チャレンジ祭
駒ケ根市の中沢小学校(北原三千生校長)で12日、児童会チャレンジ祭が開かれた。学年を縦割りにした8つの仲良し班がそれぞれ趣向を凝らして企画・運営する楽しいゲームやアトラクションが学校中を舞台に展開。児童らは限られた時間内に全部のコーナーを回ろうとチャレンジカード(スタンプラリーの台紙)を手にして校内を急ぎ足で歩き回っていた。
体育館では、壁に貼った1縲・の数字にサッカーボールをけって当てる「キックターゲット」、バスケットボールをゴールに投げ入れる「フリースロー」のほか、障害物競争が催された。障害は(1)ぞうきんがけ(2)跳び箱(3)マット上で前転(4)平均台(5)縄跳び竏秩B児童らは少しでも速いタイムを出そうと障害物に懸命に挑戦していた=写真。視聴覚室では「お化け屋敷」、音楽室では「宝探し」など、今年が初めての試みとなるアトラクションも催され、児童らの人気を集めていた。 -
中学生も鑑賞『松竹大歌舞伎』
駒ケ根市文化センターの開館20周年を記念して駒ケ根市文化財団は12日、松本幸四郎・市川染五郎親子が共演する松竹大歌舞伎を文化会館で開いた。昼の部の公演には伊南地区の中学3年生約680人が招待され、一流の伝統芸能に親しんだ。
開演に先立って舞台に松本幸四郎が登場すると満員の観衆から大きな拍手と歓声が起こった。松本さんは「弁慶を初めて演じたのは皆さんと同じ中学生の時だった。歌舞伎は決して難しくない。楽しんでください」とあいさつした。
歌舞伎の成り立ちや歴史を分かりやすく見てもらおうと松本さんが監修したという「歌舞伎噺(ばなし)」には客席の中学生2人が飛び入りで登場。それぞれ役をもらい、せりふや立ち回りを演じて見せた=写真。堂々とした演技に、見守る同級生からは大きな笑いと拍手が送られていた。 -
駒ケ根市の中原市長が全国市長会副会長に
駒ケ根市の中原正純市長は12日、東京都で開かれた全国市長会の理事・評議員会合同会議で、13日で退任する腰原愛正大町市長の後任として北信越市長会の推薦を受け、全国市長会副会長に選任された。中原市長は「大変名誉なことだが、同時に責任も重いものがある。分権時代における基礎自治体である市町村、とりわけ市長会の代表として努力していく」とするコメントを発表した。任期は14日から07年6月までの1年間。
中原市長は1994年6月から1期1年間、全国市長会の理事を務めた。 -
日独スポ少交流派遣で剣道団員2人ドイツへ
スポーツを通じた日独の相互交流を目的とする第33回日独スポーツ少年団同時交流事業(日本体育協会日本スポーツ少年団など主催)でドイツへの派遣が決まった駒ケ根市スポーツ少年団剣道団の松崎睦美さん(17)=北割二、米山由希子さん(17)=町二=(共に赤穂高校3年)が11日、小町谷良一団長とともに市役所の教育長室を訪れ、中原稲雄教育長に出発のあいさつをした。中原教育長は「ドイツの子どもたちがどんな生活をしているかよく見てきてほしい。楽しい土産話を期待している」と激励した。2人は「来年の受験が少し気がかりだが、せっかくの機会なのでしっかり勉強してきたい」と笑顔で話した=写真。
2人は19日の結団式(東京都)に臨み、20日に成田を出発。ドイツのバーデン・ヴュルテンベルク州の一般家庭にホームステイしてドイツスポ少の交流行事などに参加する。8月11日に帰国予定。
交流事業は日独のスポ少団員それぞれ125人ずつを同時期に派遣・交換する同時交流形式で毎年行われている。派遣資格は17縲・2歳のスポ少シニアリーダー認定者で、各都道府県スポ少の推薦が必要。 -
伊南バイパス建設促進期成同盟会総会
駒ケ根市と飯島町の関係者らでつくる国道153号線伊南バイパス建設促進期成同盟会は11日、06年度総会を駒ケ根市の駅前ビル・アルパで開いた。約60人が出席し、引き続き国・県に対し伊南バイパスの建設促進を要望していくなどの06年度事業計画案と予算案などを承認した。2年の任期満了に伴う正副会長の改選では中原正純市長が会長に、高坂宗昭飯島町長が副会長に再選された。
中原会長は「建設は順調に進んでいる。今後も結束してなお一層の働き掛けをしていこう」と呼びかけた=写真。
伊南バイパスは9・2キロの全区間のうち、駒ケ根市の2・9キロが供用済み。市道中通線から南1・3キロの区間は現在工事が進行中で07年度供用開始予定。飯島町では本郷地区の用地買収がほぼ終了し、今年度中の着工を目指す。 -
水中運動会と第3回水泳記録会
障害者スポーツ支援センター駒ケ根は9日、県看護大学内温水プールで9日、サンスポート水中運動会と第3回水泳記録会を開いた。
初企画の運動会には障害者やその家族、介助者ら約60人が参加し、シンクロナイズスイミングやリレー、ボールゲーム、水中宝探しなどで、仲間と一緒に体を動かし楽しい時を過ごした。
水泳記録会には25メートル、50メートルの自由形、バタフライ、背泳ぎ、水中歩行、百メートル平泳ぎ、個人メドレーなど10種目に50人がエントリーした。
結果は次の通り(敬称略)
◇50メートル自由形(1)石沢昌樹(42秒67、宮田村)◇50メートルバタフライ、背泳ぎ(1)藤川彩夏(47秒57、駒ケ根市)◇50メートル浮具使用(1)高倉悠(1分32秒39、上松町)◇25メートル水中歩行(1)青山辰夫(42秒17、駒ケ根市)◇50メートル平泳ぎ(1)福沢勲(50秒98、飯田市)◇25メートル浮具使用(1)御子柴弘喜(52秒99、伊那市)熊井功(56秒32、松本市)◇25メートル背泳ぎ(1)小田切義貴(27秒21、宮田村)◇25メートル自由形、バタフライ(1)宮沢旭(26秒54、伊那市)、蒲谷研二(26秒65、松本市) -
【記者室】小田切さん竏抽ヨ東では「おだぎり」
読み方に二通りある姓について小欄に書いたところ、宮田村出身で首都圏にお住まいの本紙(Web版)読者の小田切さんからEメールをいただいた。「関東では『おだぎり』が普通で、それ以外で呼ばれたことはない」竏窒ニ▼この方は中学生までは「こたぎり」、高校時代は「おたぎり」、さらに東京での大学時代以降は「おだぎり」と名乗っているそうだ。いずれも周囲の呼び方に合わせてのことで、今では「出世姓だ」と話の種にしているというオダギリさん。楽しい話題をありがとうございました▼首都圏在住の方にメールをいただけるとは思っていなかっただけにうれしかった。本紙に意見や感想を寄せてくださる多くの読者の皆さんに改めて心から感謝したい。(白鳥記者)
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【壮年ソフト最年長選手 田中勝美さん(81)】
大正14年生まれ。駒ケ根市の壮年ソフトボールリーグの登録選手中最年長だ。
「年が一回りも違う若い人たちに交じってソフトをするのは楽しいよ。キャッチボールやバッティング練習だけでも十分楽しいが、試合はもっと楽しいね。守備はセカンドだ。時々ライナーが飛んで来るとね、バシッと取る。そうするとみんながファインプレーだ、と言って褒めてくれるから余計張り合いがあるよ」
ソフトだけでなく、マレットゴルフ、ゲートボールもしょっちゅう楽しむほか、時折弓も引く。
「腰も脚も、体のどこも痛い所はない。肩も凝らないよ。元気の秘訣? そうだな、常に体のことを意識して健康づくりに心掛けていることかな」
朝、起き際に寝床で腹筋と背筋の運動。日中は畑仕事や庭木の手入れに精を出す。合間にはたっぷりと柔軟体操。疲れを癒す風呂の中では体中の関節をぐるぐると回してほぐす竏秩B
「常にじっとしていないこと。酷使するようだが、体を動かし続けることが大切なんだ」
◇ ◇
飯田の農家に12人きょうだいの4番目として生まれた。17歳で父を失い、家の仕事すべてが両肩に重くのしかかってきた。兄たちはすでに兵隊に取られて遠い戦地で戦っていたが、折りしも太平洋戦争末期。自身も繰り上げで召集を受けた。しかし3カ月で終戦。無事帰郷はしたが、家族が食べるのもやっとという苦しい生活の中で、進学する弟たちの学費を捻出するため、死に物狂いで働いた。農繁期は野良仕事。冬場は近くの現場で石や土を運ぶ重労働に明け暮れた。
「あのころは本当に苦しかった。だが今にして思えばあれで体が鍛えられたんだ。人間、ちょっと無理するくらいの方がいいのかもしれない」
強い気性の一方、慎重な性分でもあり、物事にはじっくりと取り組む。
「例えば庭木の手入れに使う脚立は3本脚の物だ。4本脚より安定しているからね。登るのは何度も何度もゆすって絶対に倒れないことを確かめてから。それと重い物を持つ時だ。腰を落とし、腹にぐっと引き寄せて体全体で持つ竏秩B何でも甘く見ちゃいかん」
「野球は昔から好きだったが、若いころは働くばかりでそれどころじゃなかった。だから今懸命にやるのかもしれないな。何しろ健康に勝る宝はない。何はなくとも健康が一番だよ」
(白鳥文男) -
上伊那各地の高校がにぎやかに文化祭を開催
高校3年間の大きなイベントの一つ、文化祭が、伊那市の伊那弥生ヶ丘高校、伊那西高校、駒ヶ根市の赤穂高校で同時に開かれている。それぞれの文化祭には、各校の特色がありのまま現れており、学生だけでなく保護者や地域住民など、多くの人たちでにぎわっている。
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駒ケ根市民プールオープン
駒ケ根市の市民プールが8日、今年の営業を開始。オープンに先立って安全祈願が行われた。出席したのは指定管理者として今年度からプールの管理を委託された駒ケ根伊南広域シルバー人材センター(竹村衛理事長)の会員など約20人。中原稲雄教育長らがお神酒と塩で清めの儀式を行い、安全な運営を祈った=写真。
竹村理事長は「シルバー人材センターは21施設の管理を任されているが、プールは危険性があり、特にしっかりやらなければならない。責任感を持って業務に当たってほしい」と訓示した。
開場した午前10時の気温は25度、水温は24度と真夏を思わせる絶好のプール日和となった。
同プールは50メートルの大プールとひょうたん型の小プールがある。営業は8月27日までの予定。午前10時縲恁゚後5時。入場料は一般150円、高校性100円、小・中学生50円、未就学児は無料。 -
太田切川フェスタ
親子で自然を楽しんでもらおうと太田切川キャッチ&リリース委員会(廣田喜宥委員長)は6日、駒ケ根市の太田切川周辺で「2006太田切川フェスタ」を開いた。市内の親子約30組・60人が参加し、フライ・ルアー・フィッシング教室、ダッチオーブン料理教室などを楽しんだほか、アマゴ250匹を太田切川に放流した。
フライ・ルアー・フィッシング教室には参加者のうち約半数の親子約30人が参加。駒ケ池で釣りを楽しんだ=写真。池での実釣に先立って南信州フィッシングクラブ(小林安博会長)のスタッフが糸の結び方やフライ(毛針)キャスティング(投げ方)などを指導。スタッフは参加者らに「脇をしめて手首の動きだけで十分遠くへ飛ぶ。力まないで」と繰り返し注意していた。参加者のほとんどが初めてのキャスティングとあって「なかなか難しいな」と言いながら何度も練習していた。 -
赤穂高校文化祭
駒ケ根市の赤穂高校で文化祭「第45回鈴蘭祭」が10日まで行われている。今年のテーマは「一祭合祭(いっさいがっさい)」。各クラス、クラブ、委員会などがそれぞれ工夫を凝らした多彩な発表や展示を行っているほか、射的やダーツ、輪投げなどのゲームやアトラクションを行っている。一般公開は8、9日。
8日には生徒の保護者や友人らが学校を訪れ、さまざまな催しを楽しんだ。屋外の特設ステージでは早食い競争やファッションショーなどのイベントが多彩に行われ、詰めかけた多くの生徒や来校者らでにぎわった。
9日は演劇、器楽、体操、声楽、吹奏楽の各部とフォークソング同好会のステージ発表などが行われる予定。
最終日の10日には合唱コンクール、大運動会、ファイヤーストーム、フォークダンスなどが行われる。 -
姉歯元建築士が関与した駒ヶ根プレモントホテルの耐震改修計画、現行の耐震基準に適合
県住宅部は7日、姉歯元建築士が関与した構造計画書の偽装により営業を休止していた駒ヶ根市赤穂の駒ヶ根プレモントホテルから提出された耐震改修計画が、現行の耐震基準に適合していることを確認した。
昨年11月から営業を停止していたプレモントホテルは、先月8日、県に改修計画書を提出。審査の結果、県は建築物の安全性を確認したため、計画書を承認した。
改修内容は、耐震壁、独立柱の増設、外壁の補強、窓周囲の補強などで、10月までに改修を終了する。
同じく営業を休止している伊那市のホテルセンピアも、改修計画書を作成しており、今月中に提出する予定。 -
空手、卓球全国大会出場選手激励会
6日夕、駒ケ根市教育委員会は7月に各地で行われる空手、卓球の全国大会に出場する選手らを激励する会を市保健センターで開いた。小学生から一般の選手9人が出席し、中原稲雄教育長からそれぞれ激励金を受け取った=写真。全国大会出場に当たっての決意を問われた選手らは「練習の成果を十分に発揮して上位を狙いたい」「一つでも多く勝ちたい」「県代表として恥ずかしくない試合をしたい」などと意欲を燃やしていた。
中原教育長は「競技への執念、勝ちたいという気迫を持って一生懸命頑張ってきたことが全国大会出場につながった。駒ケ根市の代表として頑張って」と激励した。
出場選手は次の皆さん。
▼第49回全国空手道選手権大会(8・9日、東京都)=竹村進(一般男子組手)▼第25回全日本クラブ卓球選手権大会(14縲・7日、青森県)=村澤貴之(団体)秦洋平(団体)▼第一三共ヘルスケアレディース2006・第29回全国レディース卓球大会(28縲・0日、京都府)=西尾和子(ダブルスB)千村淳子(ダブルスC)▼第49回小学生・中学生全国空手道選手権大会(29・30日、岩手県)=新田杏奈(形・組手)北澤久遠(形)坂間雪乃(形)鬼頭哲也(形) -
看護大新入生歓迎会
駒ケ根市民らでつくる看護大学交流市民の会は6日夜、今年度の新入生を歓迎する会を駒ケ根市のアイ・パルいなんで開いた。新入生約90人が参加し、テーブルを囲んで市民らと懇談したり、一緒になってゲームを楽しんだりした=写真。昭和伊南総合病院の千葉茂俊院長は「アルコール類は抜きだが…」と前置きし、ジュースで乾杯の音頭を取った。
参加した新入生らは中原正純市長と一斉に行うじゃんけんや、ビンゴゲームで景品を手にして大喜びだった。
市内の各団体からは新入生らに対し、ソースかつ丼無料券や買い物券が当たる補助券などのほか、防犯ブザーなどがプレゼントされた。 -
トヨセット新工場安全祈願祭
毒性のある化学物質のトリクロロエチレンが国の定める環境基準を超えて地下水と土壌から検出された旧龍水社跡地を含む北の原工業団地に新たに進出するトヨセット(富岡靖明社長、本社愛知県安城市)の新工場建設工事開始に当たり7日、駒ケ根市赤穂町四区の現地で関係者約60人が出席して安全祈願祭が行われた。富岡社長と中原正純市長がそろってうがち初めの儀式を行い=写真、工事の安全と無事完成を祈った。
富岡社長は汚染について「何の心配もしていない。市とJA上伊那は汚染状況などについてその都度詳しく報告してくれたし、汚染土壌はこの8月までに撤去されると聞いている。工事日程の変更は考えておらず、計画通りに進めるつもり」と話している。
新工場の敷地面積は約4万平方メートル、建屋は鉄骨2階建て(一部3階)で述べ床面積約2万5千平方メートル。07年9月操業開始の予定。
トヨセットはストーブの製造・販売などで知られるトヨトミの子会社。1964年に設立し、TOYOSTEELのブランド名でオフィス家具や鋼製事務机などの製造・販売を手がけている。04年度売上は67億円。従業員数は約200人。 -
リゾートホテル開業記念で養護施設の児童ら招待
駒ケ根市の駒ケ根高原、駒ケ池のほとりに新築されたリゾートホテル「中央アルプス駒ケ根高原リゾートリンクス」が7日、開業した。記念企画「足長おじさんの七夕会」として、本社のある岡崎市の児童擁護施設「岡崎平和学園」の児童と保護者ら約40人を同ホテルに、同時に豊岡村の児童擁護施設「慈恵園」の児童らを姉妹ホテルの三河湾リゾートリンクスに招待した。駒ケ根高原のホテルを訪れた児童らは、慈恵園の職員ら15人でつくる「リングリングハーモニー」による本格的なハンドベルの演奏を楽しんだ=写真。七夕にちなみ、短冊に願い事を書いて笹に吊るしたり、慈恵園を訪れて児童らと交流するなどした。
8日は駒ケ岳ロープウェイで千畳敷に登ったり、市内の名刹光前寺などを訪れる予定。
同ホテルは鉄筋3階建て、述べ床面積約350平方メートル。全洋室70室。男女それぞれの大浴場と露店風呂(温泉は露店風呂のみ)がある。料金は2人1室・1泊2食付きで1人1万500円から(11月下旬縲・月初旬)。レストランは80席のビュッフェ式。迎賓館やホテルオークラで料理長を務めたシェフが腕を振るう。料金は夕食2625円縲怩ニリーズナブルな設定。 -
駒工教職員が地元企業視察
地元企業について理解を深めようと駒ケ根工業高校(本間秀明校長)は6日、駒ケ根市内の2事業所を視察した。教職員約20人が参加し、ハチ食品駒ケ根工場と平和産業を訪れて工場の施設や製品などを見学した。
北割二区に新工場を建設し、今年4月から全面稼動している航空・宇宙用機器製造の平和産業では、先端技術を駆使した生産の様子や、航空機や鉄道車両などに使うさまざまな製品について担当者の説明を受けた=写真。教職員らは「すごい設備だな」などと感心しながら工場内を見学した。
同社では今年度駒工の卒業生を2人採用し、来年度も工場の拡張などに伴ってさらに4人を採用する予定。同社の皆木満昭チームリーダーは「工業高校の新卒者は機械・設備に関して飲み込みが早いので助かる。駒工にも優秀な人材を期待している」と話している。
同校は今年度さらに2回(11月、2月)の企業視察を行う予定。 -
駒ケ根市次世代育成支援対策地域協議会
市内の子育てサークル、青少年育成委員会、公民館などの代表者や教育関係者らでつくる駒ケ根市次世代育成支援対策地域協議会は6日、今年度第1回の会議を市役所で開いた。委員16人が出席し、昨年度から取り組んでいる「第2次そだて愛プラン」の状況や、策定中の子育て10カ条の内容などについて意見を交わした=写真。
基本目標として掲げた▽家庭・地域を基盤とする幼児教育の充実、▽社会性を持ち、たくましく自立できる子どもの育成▽安心して生み育てることができるまちづくり竏窒ノ関連して参加者は「子育てにかかわる人たちが集う地域交流サロンのようなものをつくることができないか」「昔と教育に関する意識が変わってきているから難しい面もあるが、何とか実現できるようあらゆる機会を通じて努力していきたい」などの意見を出していた。 -
駒ケ根市高連市長杯争奪ゲートボール大会
駒ケ根市高齢者クラブ連合会(高坂繁夫会長))は5日、第20回市長杯争奪ゲートボール大会を同市東伊那のアルプスドームで開いた。各地区から16チームが出場して総当りリーグ戦を行った結果、下平チームが前年度に続いて優勝を果たした。
不慣れな参加者も楽しめるように竏窒ニ、第1ゲートを2回通過できなかった選手は3回目を通過とし、得点に計算しない竏窒ネどとする特別ルールが採用された。参加者は仲間同士で相談しながら、笑顔で楽しそうにプレーしていた。
朝からの雨により、会場は予定の市営グラウンドからアルプスドームに変更となった。
上位は次の通り。
(1)下平(2)中山A(3)町三区 -
駒ケ根高原にリゾートホテル7日開業
駒ケ根市の駒ケ根高原、駒ケ池のほとりに新築されたリゾートホテル「中央アルプス駒ケ根高原リゾートリンクス」=写真が7日、開業する。マンションや戸建住宅の開発・分譲などを手掛ける愛知県のフジケン(牧甫社長、本社岡崎市)が経営。ヨーロッパ調の外観と料理、割安感のある料金などが特徴。環境に配慮した県下で初めてのオール電化ホテルでもある。予約状況も好調で、すでに満室の日もあるという。同ホテルは「インターチェンジから数分。観光にもビジネスにも気軽に利用できるホテルを目指す」と話している。
同ホテルの敷地面積は約7900平方メートル。鉄筋3階建てで述べ床面積約350平方メートル。部屋は全て洋室で70室。男女それぞれの大浴場と露店風呂(温泉は露店風呂のみ)がある。料金は2人1室・1泊2食付きで1人1万500円から(11月下旬縲・月初旬)。レストランは80席のビュッフェ式。迎賓館やホテルオークラで料理長を務めたシェフが腕を振るう。料金は夕食2625円から、とリーズナブルな設定。
7日には開業記念に「足長おじさんの七夕会」として、本社のある岡崎市の児童擁護施設「岡崎平和学園」の児童と保護者ら約40人を同ホテルに招待。同時に豊岡村の児童擁護施設「慈恵園」の児童らを姉妹ホテルの三河湾リゾートリンクスに招待する企画を実施する。 -
童門冬二講演会
駒ケ根市、駒ケ根商工会議所、テクノネット駒ケ根が地元企業の経営者、管理者らを対象に開く駒ケ根経営講座の06年度第1回講座が5日、駒ケ根市の駅前ビル・アルパで開かれた。会員約60人が集まり『上杉鷹山』などの著作で有名な作家童門冬二さんによる講演「歴史に学ぶ経営術」を聞いた。
童門さんは「バブル期ごろから日本的経営が軽視されてきたが、私は年功序列や終身雇用制度に基づいた日本型経営に大賛成だ」とした上で「今の時代に当てはまるような歴史上の時代はないが、あえて挙げれば下克上の戦国時代、激動の幕末・開国時代。先見力、情報力、判断力、決断力、実行力、体力をもって、自信を持って経営に当たればいい」と呼び掛けた=写真。 -
【記者室】小田切さん「こたぎり」か「おたぎり」か
新聞では普通名前に振り仮名は書かないので、取材した方の姓名の読み方を確認しなくても特に支障はないのだが、時に「こたぎりさん」と呼び掛けて「違う、おたぎりだ」などとおしかりを受けることもある▼読み方が二通りある姓は思いつくままに挙げるだけでもほかに気賀沢(けがさわ、きがさわ)水上(みずかみ、みなかみ)熊谷(くまがい、くまがや)吉川(よしかわ、きっかわ)竏窒ネどがある▼だが、よく考えてみると戸籍には読み方の記載欄はないのだ。大切な姓なのに、一族代々の口伝え程度の根拠しかないのかと考えると何だか心もとない。それでも自分の姓名にこだわりを持って名乗る方々には尊敬の念を覚える。蛇足ながら筆者は「しろとり」です。(白鳥記者)
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駒ケ根ベンチャーズコンサート
駒ケ根市近郊のアマチュアオヤジバンド「駒ケ根ベンチャーズ」は2日夜、駒ケ根市のアイ・パルいなんで第4回コンサートを開いた。60年代に世界中でエレキブームを巻き起こした米国バンド「ベンチャーズ」の曲を中心に約30曲を演奏=写真。集まった約300人の観衆に懐かしい「テケテケ…」サウンドをたっぷりと聴かせた。観衆は手拍子を取ったり、体を揺らしたりしてリズムに乗りながら、迫力あるバンドの演奏を楽しんでいた。
02年に厄年を機に高校の同級生らと結成した同バンドは毎年夏に単独コンサートを開いてきたほか、伊南各地のイベントなどにも出演する「売れっ子バンド」。今回のコンサートからはキーボードに紅一点の佐藤美也子さんが加入し、さらにサウンドに厚みが増した。 -
駒工を育てる会
伊南4市町村の教育関係者らでつくる駒ケ根工業高校を育てる会(会長・中原正純駒ケ根市長)は3日夜、会議を駒工で開いた。約30人が出席し、今後の方針などを確認した。
中原会長は「赤穂高校への統合はひとまず回避できたが、将来どうなるかは未知数。この会は当面続けるが、存続のために学校と地域の人たちで組織するワーキンググループをつくり、より魅力ある高校づくりを図ってはどうか」とする方針案を提案。全会一致で了承された。
05年6月に県教育委員会が発表した高校改革推進プランの中で、駒工を赤穂高校と統合する案が示されたことを受けて、同会は駒工存続に向けて署名運動などの活動を行ってきた。今年3月、県教委は改革プラン実施計画を示し、駒工の統合を見送る結論を発表したが「必要に応じて自校の将来像を検討するための組織を設置するなどして竏・中略)魅力づくりに関する検討を進めていくことが大切である」などとして、今回の再編整備案の対象とならなかった学校についても魅力的な学校づくりを推進することを求めている。 -
「天竜川流域侵略植物駆除大作戦」30日に
川環境の回復を目指す天竜川ゆめ会議(福澤浩会長)は「天竜川流域侵略植物駆除7・30大作戦」として30日に天竜川流域などの8カ所で一斉にアレチウリ駆除を実施する計画で、当日の参加者を広く募集している。事前申し込みは不要で当日各会場で受け付け。服装は長靴、長袖、長ズボン、帽子、皮手袋または作業用ゴム手袋、首にタオル。日程は▽午前7時受け付け開始▽7時30分開会式・作業説明▽8時作業開始▽9時30分作業終了・閉会式▽10時解散竏・中川村会場のみ午前9時受け付け開始縲恊ウ午解散)。
実施場所(上伊那関係分)は次の通り。
▽辰野町・みつい渕▽宮田村・大久保地区▽駒ケ根市=新宮川合流点▽中川村・田島やな場周辺
問い合わせは実行委員会(緑地計画内)TEL83・7744へ。