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清龍祭はじまる
青春の熱き祭典始まる-。飯島町の飯島中学校の文化祭「第39回清龍祭」は28、29日、「ENDLESS STОRY縲恊Sでつなぐ未来への道縲怐vをテーマに開かれている。
初日は感動的な開祭式に続き、恒例の「意見発表会」、1年1組の片桐亜由美さんは「人間や動植物が生きていくために、地球温暖化を止めなくてはいけない」と訴え、2年1組の飯塚杏果さんは「意見文について」をテーマに「自分の考えを言葉で表現することは難しい。本当に伝えたいことがあれば、聞いた人の心に深く残る」と話した。
また、2年2組の小川敦成君は「時間と実行力、努力を意識して生活したい」と述べた。
このほか、各クラス代表が友だちや家族、平和、裁判員制度などをテーマに発表した。
また、生徒会企画「若人の広場」では、各クラスがダンスや劇など趣向を凝らしたステージで盛り上がった。
2日目は、演劇部、合唱部、選択音楽、選択体育、吹奏楽部などがステージを飾る「地域交流の会」、各クラスが練習の成果を披露する「音楽会」。展示は学級展示、美術部展、選択教科展などのほか、50周年記念展として、生徒会誌バックナンバー、歴代教職員の記念写真、旧七久保中学校の備品などを展示。一般公開は午前8時50分縲恁゚後2時30分。 -
事故無し、違反無しを願い、ナシをプレゼント
飯島町の伊南交通安全協会飯島支会(下平憲夫支会長)は秋の交通安全運動期間中の26日、駒ケ根署員や役員ら20人余が参加し、国道153号の本郷道の駅前で交通指導所を開設。地元産の二十世紀梨をドライバーにプレゼントし「事故無し、違反無し」を呼び掛けた。
「無し」に「ナシ」を掛け、交通安全と地域の特産品をPRする、ナシプレゼントは今年で5回目゜百個用意し、チラシやティッシュなど交通安全グッズを添え「事故ナシです。気を付けて運転を」と手渡した。
思いがけないプレゼントにドライバーは、顔をほころばせ「ありがとう」と受け取っていた。 -
七久保小学校が手紙渡し、82回目
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1通の手紙に安全運転への願いを込めて-。飯島町七久保小学校4、6年生53人は26日早朝、七久保の広域農道沿いで、交通安全、無事故を願い、恒例の手紙渡し活動をした。
同校は1967年4月から春秋の全国交通安全運動に合わせ、手紙渡し運動を展開し、今回で82回目。
児童らは通勤途中のドライバーに大きな声で「おはようございます」と声を掛け「スピードは控えめにして」「飲酒運転は絶対にしないで」など気をつけて欲しいことや、安全歩行への決意を書いた手紙を手渡した。ドライバーは「ありがとう、後で読ませていただきます」と受け取っていた。 -
諏訪神社秋の例祭
五穀豊じょう、交通安全を祈る飯島町飯島石曽根耕地の諏訪神社の秋の祭典は石曽根祭典同志会が中心に、22日夜、にぎやかに繰り広げた。
神社前に勢ぞろいした同志会員、耕地役員らは神事、鏡割に続き、法被姿の子どもたちが扇をかざしてしし招き踊りを披露。ししを境内に誘い入れ、花火大会に移った。打ち上げ花火に続き、闇に包まれた境内に綱火が走り、し掛けに点火、「祝石」の焼き文字が浮き上がり、ナイヤガラ、大三国に点火、無数の火の粉が吹き出し、境内を明るくした。
また、参道にはヨーヨーや金魚すくい、風船など中・高校生による手作り夜店が軒を並べ、にぎわいを見せた。 -
高坂宗昭町長が次期町長選挙に出馬表明
飯島町の高坂宗昭町長(64)=は21日、町議会閉会あいさつの中で、11月13日告示、18日投開票される飯島町長選挙について「深く熟慮した決果、次期町長選挙に再度立候補し、町民の皆さんに信を問い、町民本位の明るく活力ある飯島町の建設に一層努力をしていくべく決意した」と述べ、2期目への出馬を表明した。
この中で、高坂町長は、町の最大課題である「自立し持続可能な町づくり」はその道筋の一端は開けたものの、実質的にはこれからが正念場。「人口増、活力ある町づくり」に向けての諸施策は緒についたばかり-などのほか、具体的に▽伊南バイパスや竜東線、堂前線への取り組み▽天竜川、与田切、中田切川の治山、治水への取り組み▽医師不足に端を発する地域医療の確立、子育て支援の取り組み-などを挙げ、「極めて多くの課題が山積している。これらの課題は私がこれまでの4年間取り組み始めた施策ばかりであり、生じた問題であり、その推進、解決に大きな責任を感じている」と出場の動機に触れ「飯島町という大地に色々の種を蒔いたが、芽が出たり、出なかったりと様々。これらの種を町民と力を合わせて育て、稔り多き飯島の収穫という成果を迎えることが引き続き、私に課せられた責任である」と述べた。
また、次期に向けての所信、政策は10月中旬には発表したいとした。
一方、前回(03年)選挙で告示前日に立候補表明し、善戦した共産党の林英彦氏(党飯島町委員会責任者)は「無党派の幅広い住民の中で候補の擁立に向け、模索している。10月10日ころまでに方向付けしたい」と述べている。
高坂宗昭氏(64)=七久保=、無現、農業、役場各課長、助役を経て、03年11月町長に初当選。 -
ジャンボカボチャ重量当てクイズ
飯島町七久保の道の駅花の里いいじまで、
ジャンボカボチャ重量当てクイズが10月27日まで行なわれている。 畜産飼料用のカボチャで品種名はアトランティックジャイアント。3個のうち、2個の合計83キロ、残りの1個を加え、合計重量を当てるもの。
ピタリ賞は全員に飯島産リンゴ5キロを、前後賞10人には3キロが贈られる。
発表は10月28日。 -
南極の氷が飯島小、中に届く
南極の氷が届いたよ-。飯島町の飯島小学校と飯島中学校に19日、南極観測船「しらせ」が南極から運んできた貴重な南極の氷が届き、子どもたちを喜ばせた。
このうち、飯島小学校では体育館で全校児童に披露。子どもたちはクーラーボックスから取り出された縦10センチ、幅20センチほどの氷の固まりを見て「わあ、すごい!」と歓声を上げた。
氷は町出身で飯島町中町在住の自衛隊長野地方協力本部、伊那地域事務所の松田千眞男さんらが持ち込んだ。
松田所長は飯島町担当の山浦和之さんと2人で訪れ、贈呈を前に、児童らにスライドを使って南極について話した。
この中で、松田所長は「南極観測船『しらせ』は11月に出発し、オーストラリア経由で1カ月掛かって南極の昭和基地に到着する。南極ではオゾン層や地質、生物について研究している」と説明。南極にすむクジラやアザラシ、ペンギンが紹介されると、子どもたちは興味津々の様子で画面に見入った。オーロラの写真には「きれい!」「オーすごい!」と感嘆の声が上がった。
同校ではこの氷は理科の実験などに使う計画。 -
わが町を花で美しく
秋花壇の主役は鮮烈な黄色のマリーゴールドと真紅のサルビアである。縁取りや模様付けに使われる青紫色のアゲラタムは名脇役、その3種類の花だけで構成した飯島文化館のプランター花壇、今年も金賞に輝いた。マリーゴールドやサルビア、アゲラタム、センニチコウ、インパーチェンスなど色とりどりの花を咲かせる「岩間花の会」は長年の苦労が報われ、初の町長賞に輝いた。飯島町の「わが町は花で美しく」推進機構(花機構)の「花のある風景づくりコンクール」には個人の部5点、地域の部13点、事業所の部3点の合わせて21点がエントリーした。この中から、町長賞、金賞、銀賞、努力賞など受賞花壇を紹介する(大口国江)
##(中見出し)
「わが町は花で美しく」推進機構(花機構)
「花咲く美しいわが家・わが町」運動を展開し、住みよい町、美しい環境の町づくりを進めるとともに、花情報の発信などを通して町の活性化を図ることも目的に94年3月に発足した。事業は「花のある風景づくりコンクール」のほか、8月12日の上伊那で最大規模を誇る「いいじまはないち」、オープンガーデン、花のある絵募集などを行なっている。
##(写真)
【町長賞の岩間花の会】「花の種類が多く、それぞれの性質を考えながら植栽した。雨が降らなかったが、マリーゴールドはきれいに咲いて良かった(羽生冨喜江さん)」
【事業所の部金賞・飯島文化館】「駐車場から正面玄関まで長いので、花のプロムナードという雰囲気で、プランター300個を並べた。各列ごと管理者を決め、責任を持って管理している(唐沢隆さん)」
【地域の部金賞・田切公民館】「植え付け作業には子どもから大人まで百人余が参加した。作業を通じて、世代間を超えた交流の場にもなっている(井口明夫さん)」
【地域の部金賞・北河原耕地福地・街道端耕地】「初期の成長管理や追肥に配慮した。バックのネギ畑とのコントラストにも工夫した」
【個人の部金賞・土村幸子さん】「メーンのゼラニュームは暑さに負け、花数が少なく残念。色々の種類の花を1度に咲かせるのは難しい」
【個人の部銀賞・岩田典さん】
地域の部銀賞・本六老人会育成会】
【事業所の部銀賞・飯島町社会福祉協議会石楠花苑】 -
梅戸神社例祭にぎやかに
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五穀豊じょうを祈る飯島町の梅戸神社の秋祭りが15日宵祭り、16日、本祭りでにぎやかに行われた。
飯島町飯島の9耕地から子ども、大人合わせて約400人がJR飯島駅前に集合。
高張提灯を先頭に、丸提灯を付けたササを持った子どもたちが続き、広小路を「ピッピ」「ワッショイ、ワッショイ」と練り歩き、提灯が点る参道に。耕地ごと拝殿に向かって、鈴を鳴らし参拝し、万歳三唱をした。
この後、神殿では厳かに巫女による「浦安の舞」の奉納。
また、飯島運動場では花火大会、次々と打ち上げられる大小の花火が夜空を彩った。 -
骨董(こっとう)「ゴリラ」の高橋晃史さん(63)飯島町七久保
「古い物は長い間受け継がれてきた、頑固もの。親父やお袋、ふるさとへの郷愁を感じさせる」。
1944年満州に生まれ、引揚後は父の実家、仙台市で育った。地元の高校卒業後、上京し、七宝焼の会社に入社。以来、15年間、七宝焼の創作に励む。「ガラスに金属を焼きつけ、貴石のような美しい作品を作る。窯から出した時の瞬間の輝き、物づくりの醍醐味を感じた」。物作りが好きで、七宝焼のほか、彫金、彫刻、額縁、菓子づくりも手掛けた。
12年前、山のある風景にひかれ、長野県に通っているうちに、飯島町七久保の千人塚公園に空き店舗を見つけ「池があり、桜があり、山並が見える。春夏秋冬、風景が変わる、県内でも1番いいところ」と、すっかり気に入り、借りることに。「この店舗でどんな商売をしようか」と考えている時に、長野五輪に合わせ、「長野の食材を世界に広めよう」という運動の一環で、料理コンクールの公募があった。「料理」「土産品」「軽食」の3部門があり、地元産のリンゴやブトウ、アンズなど果物を入れた、ハート形の創作焼菓子「ビーンズハート」で「軽食部門」に応募。千人以上の応募の中から見事3位入賞を果たした。
菓子のネーミングを社名にし、菓子販売に合わせ、借りた店舗で喫茶営業も始めた。7年間、喫茶と菓子の製造販売に精を出したが「物づくりはできても、商売は自分の性に合っていない」と、見切りをつけ、20年前に「古物商」の認可を受け、菓子製造の傍ら、細々と商っていた骨董一本に切り替えた。
8月下旬に「近くに道の駅もあり、商売には道便の良い方がいい」と千人塚公園から移転、広域農道沿いに、古布の店「にんじん」と共同店舗を構えた。
店内には家具類、特に時代たんすが好きで、仙台たんす、大江水屋たんす、最上たんす、二本松たんすなど様々なたんす30さおを展示する。蔵戸、火鉢、時計、ランプ、茶道具、つぼ、陶器、敷物、古民具、珍品など色々。「穴の開いた鉄びんは花生けに、蔵戸はテーブルにするなど、本来の用途にこだわらず、独自の使い方を見出すのが楽しい。新しい物は物としか見られないが、骨董はどんな人が使っていたのか、物のたどった履歴、ドラマをそれぞれの感性で見ることができる」と骨董の魅力を。
「ゴリラ」のネーミングは社名「ビーンズ・ハート」よりも、ユーモラスで骨董のイメージ「頑固もの」に合っているとか。
なお、広い駐車スペースを利用し、10月から、土日曜日に朝市広場を開催する計画で、現在、出店者を募集している。
「ゴリラ」の営業時間午前10時縲恁゚後6時。詳細はゴリラ(TEL86・6539)(大口国江) -
飯島町2小学校で運動会
飯島町の2小学校で15日、秋の大運動会を開いた。短期間の集中練習で培った技と力、協力する心をグラウンドいっぱいに繰り広げた。
このうち、飯島小学校では、「赤勝て、白勝て」と互いにエールを交換し競技開始。力の限り走り抜いた5年生の短距離走、かわいらしい1年の表現「ゆうえんちにいこう」と続いた。
子どもとみまもり隊、来賓による玉入れ「これからもよろしく」、力と力がぶつかる、迫力満点の男子「棒倒し」、女子の「騎馬戦」など採点種目17種目を含む28プログラムの最期は全校ダンスで締めくくった。
一方、七久保小学校は「秋風をいっぱいうけて、やりぬこう!!」をスローガンに、運動会定番の短距離走、大玉送り、綱引と続いた。マラソン「秋風を切って」では高学年、低学年に分かれてスタート。長距離を懸命に走る姿に、応援にも熱が入った。このほか、4、5、6年が帽子を取り合う「七久保ケ原の合戦」、男女別の紅白リレーで盛り上がった。
保護者らはPTA種目に出場したり、ビデオカメラを回し、わが子のナイスショットを狙ってシャッターを押すなど家族で運動会を楽しんだ。 -
田切、本郷で敬老会
飯島町の田切区と本郷区で16日、敬老会が開かれた。招待を受けた多くのお年寄りが出席し、互いに長寿を喜び合った。
田切公民館で開かれた田切区の敬老会には、区内の75歳以上のお年寄り216人のうち60人が出席した。小学生2人がお年寄りに寄せた作文を発表。「おじいちゃんやおばあちゃんはすごい。いろいろなことを知っていて何でも教えてくれる。これからも元気で長生きして、分からないことや困ったことがあったら助けてください」などと読み上げ、手品やあや取りなどを披露して大きな拍手を受けた=写真。
舞台では踊りやマジックなどの演芸が多彩に催され、出席者らを楽しませた。 -
駒ケ根署が女性、子どもに防犯チラシ配布
抱きつき、声掛け、つきまといなどの事案が増えていることから女性や子どもに対する犯罪を未然に防ごうと駒ケ根署は10日夜、管内のJR飯田線の11駅で防犯を呼び掛けるチラシを列車の乗降客らに配布した=写真。同署員13人のほか、伊南防犯連合会員12人も協力し「なるべく1人で歩かない」、「明るい道を選んで帰宅する」、「不審を感じたら全力で逃げる」など5項目を記したチラシ500枚を女性らに手渡した。受け取った女性らは「気をつけないといけないね」などと話しながら帰宅の途についていた。
同署では初めての取り組み。 -
伊南消防が大規模救助訓練
伊南行政組合消防本部(竹上俊隆消防長)は11日、ヘリコプターや救助工作車などを駆使した大規模な救助訓練を市内で実施した。署員60人のうち当直勤務者などを除いた約40人が参加し、万一の大事故発生に備えた。
7人が乗ったワゴン車が林道のがけから転落し、2人が車外に放り出されて意識不明となっている竏窒ニの想定。駒ケ根高原スキー場の駐車場の段差を利用した訓練地で署員らはロープと救助工作車を使って2人のけが人を平地に搬送し、県消防防災ヘリコプター「アルプス」の出動を要請。飛来したものの着陸適地がないため、ゲレンデ上空でホバリングしているヘリコプターに、担架に固定したけが人を慎重に収容した=写真。署員らは時折小雨の降る天候の下、指令に従ってテキパキと行動していた。
竹上消防長は「管内にはしらび平に続く駒ケ根駒ケ岳公園線などの林道があるから車の転落事故は本当に怖い。この訓練が万一の際に少しでも役に立てば」と話した。 -
産科医師確保と安心して妊娠,出産ができる環境の早急な整備を求める意見書が全会一致で採択
飯島町議会は10日、議員発議で「産科医師確保と産科医師不在の中安心して妊娠・出産・子育てができる環境の早急な整備を求める意見書」を提出、全会一致で採択した。村井知事に提出する。
昭和伊南総合病院が来年4月から産科分娩の休止が避けられない状況になったが、飯島町では年間70件の出産があり、その7割が昭和伊南病院で出産している。連携強化病院として指定されている伊那中央病院でも受入数に限界であり、昭和伊南病院での年間500件を受け入れるには新たな要員確保、施設の拡充が必要とした上で、意見書には▽昭和伊南総合病院の産科医師確保のために、関係市町村が連携し、信大など関係機関に働き掛けること▽連携強化病院に対し、必要な要員の確保、設備の充実を図るとともに、昭和伊南病院に院内助産院を設置するなどの対策を講ずること▽有事には2次、3次医療機関への搬送が迅速確実に行なわれるための対策を講じること-などとした。
この日は子育てサークル「親子リズム」のメンバーら10数人が傍聴、赤ちゃんをあやしにながら、熱心に聞入っていた。
傍聴を呼び掛けた下平まち子さん(59)=七久保=は「伊南病院で出産でなくなるのは、お母さんたちにとって自分たちの大きな問題。議会を傍聴することで、関心を高め、自分たちが何ができるか考えたい」と話していた。 -
小中学生防犯ポスター審査会
県防犯協会連合会、県警察本部が県内の小学4縲恍・w3年生を対象に募集した防犯ポスターの駒ケ根警察署管内の審査会が6日、駒ケ根署で行われた。寄せられた143点の作品をアイデア、オリジナリティなどを基準にして審査した結果、県審査に推薦する6点と、伊南防犯連合会入選作40点を選んだ。
審査に当たったのは赤穂高校美術科教諭の加藤千恵里さんのほか駒ケ根署の山本修作署長、山田久登次長ら5人。審査員らは「標語がいいね」「よく目立つ色だ」「良いポスターが多すぎて困るな」などと話しながら苦労して作品を選び出していた=写真。
県審査は10月に行われる。伊南防犯連合会賞入選作品は年末特別警戒期間中、管内の市町村を巡回するポスター展に展示される。
入選したのは次の皆さん。
◆県審査推薦作品=横山芽似美(赤穂小4)小山竜矢(飯島小5)白鳥知佳(飯島小6)星野純(赤穂中1)前沢優圭(赤穂中2)横山茜(赤穂中3)
◆伊南防犯連合会入選▼金賞=宮沢拓陽(赤穂小4)三枝洸喬(赤穂東小5)村沢茉美(宮田小6)伊東玲奈(赤穂中1)下島仁美(赤穂中2)長谷川隆貴(赤穂中3)▼銀賞=田中弘樹(赤穂小4)坂本飛馬(赤穂東小5)倉沢あや(飯島小6)君島颯太(赤穂中1)鈴木明日香(赤穂中2)小林さぎり(赤穂中3)▼銅賞=百瀬朱里(赤穂小4)小沢友哉(赤穂東小5)宮下雄樹(七久保小5)宮下祐美(宮田小5)市村渉(飯島小5)中島成美(中川西小5)藤沢拓也(飯島小6)板倉徹矢(駒ケ根東中1)山本さくら(赤穂中2)窪田高哉(赤穂中3)▼佳作=伊東湧也(赤穂小4)原和歩(赤穂小4)吉沢健太(赤穂東小5)竹村勇哉(赤穂東小5)田中颯馬(赤穂南小5)宮下大河(七久保小5)片桐亜耶(七久保小5)酒井由美(宮田小5)中村瞳(飯島小5)地田衣里(中川西小5)浦上さやか(飯島小6)坂野晴香(赤穂中1)伊藤峰水(赤穂中2)湯沢隆弘、小沢智文、井沢達也、近藤みか、唐沢航平(以上赤穂中3) -
「岩間花の会」が町長賞
飯島町のわが町は花で美しく推進機構(花機構)は5日、「07年度花のある風景づくりコンクール」の審査を行った。花機構企画情報部会委員や写友会の代表など委員9人が、町内21団体・個人(地域13、事業所3、個人5)が丹精込めて育てた花壇を見て回り、慎重に審査した。
結果は次の通り(敬称略)
◇町長賞=岩間花の会◇個人の部▽金賞=土村幸子(追引)▽銀賞=岩田典▽努力賞=浜田住子(荒田)、中村昇子(中町)、浦野常寿(柏木)◇地域の部▽金賞=北河原耕地「福地・街道端」生活班、田切公民館▽銀賞=本六老人会・育成会▽努力賞=新屋敷耕地、北河原耕地、柏木耕地、北河原耕地隣組「「山の神」◇事業所の部▽金賞=飯島文化館▽銀賞=飯島町社会福祉協議会▽努力賞=こまさ園 -
町長が高齢者敬愛訪問
「敬老の日」を前に
4日、飯島町の高坂町長は、米寿(88歳)を迎える50人の高齢者宅を訪問し、町からの福祉金を贈り、長寿を祝った。
このうち、高坂町長の訪問を受けた吉川美里さん(高尾)は「膝が痛く、糖尿病があり、血圧も高めだが、町の貯筋教室に通ったり、転ばないように注意している。野菜づくりや散歩をするのが日課、テレビは時代劇が好き、なんでもよく食べている」と笑顔。
高坂町長は「顔の色つやもよく、お元気そうだ。体に気をつけ、元気で長生きを」と激励した。
大陸の花嫁として満州に渡り、ソ連参戦をによる、命がけの避難中に2人の娘を亡くし、夫はシベリアに抑留されたという美里さん。「コウリャン粥と大豆で命をつなぎ、引揚船の中で気を失い、海に投げられる寸前に気がついた、よく生きて帰れたものだ。その時のことを思えば、大抵のことは苦労ではない」とも。
なお、町内の敬老行事は各区、耕地による敬老会など。町内の最高齢者は102歳、高齢化率は26・99%(8月1日現在)。 -
伊南バイパス飯島北区「用地単価確認書調印式」
国道153号伊南バイパス飯島北区0・6キロの基準用地単価が国交省中部地方整備局飯田国道事務所(関沢俊明所長)と飯島北区地権者会(唐沢芳一会長、10人)の間で合意、4日、飯島町飯島の石曽根農業構造改善センターで、高坂町長を立会人に用地単価協定書に調印した=写真。
対象地区は県道飯島停車場日曽利線から郷沢川まで0・6キロ。対象面積は2・3ヘクタール、地権者数10人。
伊南バイパスは国道153の交通緩和、地域振興、交通安全確保を目的に、駒ケ根市赤穂-飯島町本郷地区9・2キロを国交省の直轄事業として97年事業着手した。同年10月中心杭打ち。全工区のうち駒ケ根工区は4・2キロのうち、北の原交差点から琴平町交差点までは1・2キロは都市計画道路として完成、1昨年3月琴平町から市場割中通線まで1・7キロが2車線による暫定供用開始した。上穂沢橋梁工区1・3キロは07年度中の供用開始を目指し工事中。飯島町内は5月本郷の起点で起工式を行ない、本郷工区0・9キロが着工した。
調印式では地権者や町、国交省など関係者ら約30人が見守る中、関沢所長、唐沢会長、高坂町長がそれぞれ協定書に押印した。
関沢所長は「地権者会や町の尽力で早期に調印の運びとなった」と感謝し「建物の移転等について、最善の努力をしたい」とあいさつ。立会人の高坂町長は「予定を上回るスピードで事業が推進されている。全線が1日も早く開通するように」と期待を込めた。
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町議会議員と商工会理事役員が懇談会
飯島町商工会(坂井武司会長)は31日夜、商工会館で町議会議員と商工会理事役員との懇談会を開いた=写真。
議会側は織田議長ら9議員が、商工会は理事役員16人が出席し、各部会ごと現状と課題を説明し、理解と支援を求めた。
坂井会長は「コスモ21のカミーナが本日限りで撤退する。超大型店の出店計画も浮上し、販売業を中心に、大きな変革が迫られている」など、会員事業所の厳しい現状に触れてあいさつ。織田議長は「議会は地域活性化という命題を背負い、住民付託に応えなくてはならない。議会人として、できることから対応したい」と有意義な会になることを期待した。
引き続き、生田順一事務局長が管内企業の動向について「業種間、企業間格差が広がっている。商業、特に物販が厳しい。建設業は公共事業の減少、入札金額の低下で土木関係が厳しい。全業種に共通して、後継者がいない、仕事の不足により廃業が懸念される」と報告した。
商業部会の小林哲雄部会長は「伊南バイパスが全線開通すると、飯島での買物する人がさらに減少し、ますます滞留率が低下するのでは」と述べ、議員の見解を聞いた。
また、工業部会の下平陸昭部会長は「町の支援で、ビッグサイトに出展でき、受注につながった企業もある」と感謝した。
公共事業で町と関わりの深い建設業部会の新井隆廣部会長は「入札は町内業者を優先してほしい」と訴えた。## -
飯島町地震総合防災訓練
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飯島町で2日早朝、07年度地震総合防災訓練があった。自主防災組織や住民が中心になって、情報の伝達、収集、避難、安否確認、初期消火、火災の防御など、地区分散型の住民総参加訓練を実施し、防災意識を高め、有事に備えた。
訓練は午前6時駿河湾沖を震源とする大地震が発生、町内は震度6が観測され、町内各所で家屋倒壊、土砂崩れ、火災が発生した-を想定。4地区に訓練本部設置し、避難誘導訓練や初期消火訓練、炊き出し訓練、非常用トイレ設置、非常用飲料水確保訓練なども実施した。
このうち、本郷地区では防災無線で地震発生、避難指示が伝えられると、住民らは続々と最寄りの避難場所に避難し、安否確認を行なった。
訓練本部が設置された本郷公民館前では、消火器を使って、初期消火訓練、非常用の6角トイレを組み立てのほか、水路の水を浄化し、飲料水にする非常用飲料水の確保訓練にも励んだ。 -
ビューティ
後藤監督の劇映画「ビューティー」が完成。昨年11月のクランクインから5月のアップまで、飯島町や大鹿村で多くのロケを取材しただけに、感慨深く鑑賞した▼フイルムを通した伊那谷の風景も魅力的だが、死の逃避行をつづった哀しくも美しい歌舞伎の演目「新口村」本格的な歌舞伎の美を観客に伝えた。しみだらけの亡き雪夫の衣装で踊る「天竜恋飛沫」。不自由な足を引きずり、はかまも脱げ不様な姿になっても、逝った者たちのために舞う姿に「美」とは何かを考えさせられた▼手榴弾を投げ満蒙開拓団の自決に手を貸した雪夫「戦争だからし方ない」では済まされない心の痛み。餓えと寒さ、強制労働のシベリア抑留、以前聞いた体験者の話と画面が重なった(大口国江)
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全国高校総文祭・写真部門撮影会で最優秀賞受賞
本年8月末、島根県に全国の高校写真部員約400人が集まり、全国高校総合文化祭の写真部門撮影会があった。現地で配られた36枚撮りのフィルムを使って撮った作品「WOMEN」が最優秀賞を受賞した。
「受賞したと聞いてびっくり。でも、自分の表現が全国で通用したことが一番うれしかった。これからもずっと、写真を撮り続けていきたい」
昨年秋の県高校写真展で、自宅の近くの田園風景を撮影した作品が最優秀賞に選ばれ、全国大会へ進んだ。撮影会は29日夕から30日昼までで、松江城周辺で、自由に選んだ被写体を撮影する課題で腕を競った。前日に現地入りし、「思ったよりも大きかった」という、宍道湖を早朝に撮ろうと決めた。
午前5時ごろ、朝陽は、空を被った雲を淡いピンク色に染め、湖面を照らした。木の下のベンチにモデルの少女を座らせ、1枚に収めた。写真には「朝焼けの色を含め、女性の品を込めた」。プロの写真家ら3人の審査員からは「こういう宍道湖は初めて見た」「非常に広がりのある風景」との評価を受けた。
小学4年の時、カメラと出合った。家の近くの川が護岸工事により、姿を変えてしまうと知り、押し入れにあった父のフィルム一眼レフカメラを手に取った。川は友人と釣りをした思い出の場所だった。自然があった証拠になると、水辺を撮影。焼き上がった写真を見て、写真の魅力にはまっていった。
それ以来、上伊那の風景を撮り続ける。技術は、写真雑誌を読み、独学で身に付けた。中学校で知り合った同じ趣味を持つ友人と、上伊那群内を自転車で走り回り、撮影をよくした。その親友とは、一緒に伊那北高校へ進学し、写真部へ入部。それまで、ほぼ活動していなかった部を2人で立て直し、部員数は徐々に増えていった。
現在は、部活を引退し、大学進学を目指し猛勉強中。写真撮影をする時間は少なくなったが、休みの日は・ス誘惑・スに負け、カメラを持って散歩に出かけたりする。
「(全国高校総文祭で)カメラを持った写真好きの同世代が多くいることが分かった。この経験は自分にとってプラスの刺激になった」。「続けていれば結果が出ることも分かった。伊那谷、長野県の自然の美しさを世界に発信していきたい。自慢できる自然なのだから」 -
歌声喫茶in小蕪亭に90人
飯島町七久保の小蕪亭で30日夜、「歌声喫茶in小蕪亭」が開かれ、約90人が参加、青春時代の思い出の歌をみんなで歌って楽しいひと夜を過ごした。町民有志による実行委員会主催
歌声喫茶ともしび新宿店の出前。ソプラノの清水正美さん、司会・バリトンの吉田正勝さんが出演した。
ともとび定番の「カチューシャ」でスタート。「椰子の実」「少年時代」と続き、振りをつけて、元気よく「ドレミの歌」を響かせた。
祈りを込めて「アメイジンググレイス」「いぬふぐり」。嫁ぐ日に、母への思いをつづった「秋桜」を情感豊かに歌い上げた。
また、清水さんが「百万本のバラ」「私と小鳥と鈴(金子みすず)」など澄み切った歌声を響かせ、参加者はうっとりと聞入った。
手話を入れて「見上げてごらん夜の星を」など、会場のリクエストにより約30曲を歌い、最後は「ふるさと」で余韻を残して歌い納め。
参加者は「懐かしい歌が歌えて楽しかった」「日頃歌わない昔の歌でも、覚えていて、しっかり歌えた」と満足そうだった。
なお、20日午後6時30分から、小蕪亭で清水正美コンサートを予定する。詳細は小蕪亭(TEL86・5890) -
坂井寛さん、飯島町七久保
先日、飯島町から諮問されていた「生涯学習まちづくり計画パートIII」の提言をまとめ、答申した。「生涯学習センター(仮称)構想はパートIIで提言したが、時期尚早だったのか実現出来なかった。長野県や伊那市にもでき、パートIIIの期限内で方向が決まればいい。団塊の世代の生涯学習をどう進めるか、新たに町に定住した人などの新しい風を積極的に受け入れ、多様な他者の存在や個性を認め合う気風づくり-などを盛り込んだ。今後、どのように実現できていくのか検証していきたい」。
1945年飯島町生まれ、民間企業を経て、工業高校の教諭に。駒ケ根工業、箕輪工業、飯田工業で教鞭を取った。希望して、2年間、箕輪工業高校定時制も受け持った。「色々な生徒がいて、大変勉強になった。毎日が新しい発見で、難しい面もあったが、実りの多い2年間」と振り返る。今年3月、駒ケ根工業高校を退職し、今は趣味三昧の日々。
自他ともに認める趣味人であり「生涯学習が歩いている」とも言われる。趣味はざっと数えて40を超える。しかも20年、30年と年季が入っている。中学生の時から明治時代の切手を集め、骨董にも手を出した。トンボ玉や氷コップ、ガラスのしょう油さし、インクびん、ペン、古い焼物などのコレクションが、書斎や廊下に置かれたガラスケースに、整然と陳列されている。
地理にも詳しく、長野地理学会の会員でもあり、インテリア、山野草、古典文学にも造詣が深い。
しかし、なんといっても趣味の中でも「書」は別格。高校2年生の時から、友人が持参したペン習字講座のパンフレットを見て、通信教育で、石川芳雲さんに師事。並行して毛筆習字を池内叢舟さんに、基礎から楷書、かな、行書、草書を習った。21歳の若さで日本ペン習字研究会の特別賞に輝いた。
しかし、10年前から、「かなまじり文」で独自の世界を展開、個展で発表するようになった。
「人まねでなく、へたに見えるように書く。無心で無欲の子どもの字が1番うまい。字と字の間隔をわざと空けたり、自然に曲げたり」と、坂井さんの字は1つも同じ字がない。字でありながら、絵のようでもあり、稚拙に見えて、墨と余白で計算され尽くした美を形成する。
「書くまで、どう表現しようか、何カ月も考え、書き始めたら1枚しか書かない。いい書は1カ月に1作品書ければいい」とか。
現在、「であい・はっけん・かくにん」をテーマにした第7回の坂井寛書作展を控え、準備に余念がない。
同展は9月7日縲・1日、伊那市生涯学習センターいなっせ2階で開催。八木重吉や中原忠弥、井月などの詩や句を書いた作品約40点を展示する。妻と母の3人暮らし(大口国江) -
南信地区バレー大会
第7回南信地区6人制バレーボール大会(南信バレーボール連盟主催)が26日、飯島町の飯島体育館(男子)、飯島中学校体育館(女子)で開かれた。男子8チーム(高校5、一般3)、女子3チーム(高校1、一般2)が出場し、それぞれ優勝を目指して熱戦を展開した=写真。優勝は男子は伊那体協、女子は岡谷東高だった。
上位は次の通り。
▼男子 (1)伊那体協(2)ESCAPE(3)下諏訪向陽高、赤穂高▼女子 (1)岡谷東高(2)駒ケ根クラブ(3)B・P・Sクラブ -
飯島選果場で、サンつがる(リンゴ)、幸水(ナシ)の出荷始まる
飯島町上の原のJA上伊那飯島果実選果場が24日開場し、早生(わせ)系のリンゴ「サンつがる」、ナシ「幸水」の選果・出荷作業が始まった。初日は伊南管内からリンゴ250ケース、ナシ300ケースを持ち込んだ。
目視やセンサーで、キズ、色、形、糖度などにより3縲・ランクに分け、大きさをそろえ、箱詰して名古屋方面に出荷した。
リンゴはサンつがるに続き、9月中旬から中生種の陽光、シナノスイート、主力のふじは11月から12月初旬まで、伊南地区全体で平年並の1500トンを予定。ナシは幸水、二十世紀、南水、ラ・フランスなど1500トンを計画する。
JA果実課の堀内隆文さんは「今年は平年並以上になりはいい。糖度も高く甘い」と話している。
選果場併設の直売所は29日オープンし、リンゴ、ナシの贈答用や格外品などを販売する。詳細はTEL86・6688へ。 -
伊南行政組合決算
伊南行政組合議会は23日、第4回定例会を開き、条例改正1、06年度決算2、07年度一般会計補正予算2の計5議案を原案通り可決、認定して閉会した。
昭和伊南総合病院(千葉茂俊院長)の06年度決算は総収益54億5670万円、総費用59億2500万円で、純損失はこの17年間で最大の4億6830万円となった。医業収益は外来、入院とも前年度に比べ微増だったが、収支を改善するまでには至らなかった。医業外収益は救急救命センター運営費補助金が廃止されたことなどにより、対前年度比8260万円(17%)の大幅減となった。
同病院は90年度から11期連続で赤字を計上し、01年度のみ黒字となったものの、02年度から再び5期連続の赤字経営を続けている。05年度末には資本剰余金を取り崩し、それまでの累積欠損金39億8千万円を解消する措置を取っている。
伊南行政組合の06年度一般会計決算は、歳入が18億8470万円で対前年度比2億1640万円(13%)増、歳出は17億8730万円で、同1億7720万円(11%)増。実質収支は9750万円の黒字となった。 -
伊南福祉会決算
伊南4市町村でつくる社会福祉法人伊南福祉会(理事長・中原正純駒ケ根市長)の06年度決算が23日の伊南行政組合議会全員協議会で報告された。全体の収支は2億1670万円の黒字で、繰越金は5億1080万円となった。
昨年12月に新築、移転した特別養護老人ホーム観成園は2億3800万円の黒字、救護施設順天寮は360万円の赤字だった。
老人保健施設フラワーハイツは3億1320万円の黒字、伊南訪問看護ステーションは870万円の黒字だった。 -
「生涯学習まちづくり計画(パートIII)」について答申
飯島町社会教育委員会議(坂井寛議長、10人)は20日、2008年度から5年間の「生涯学習まちづくり計画パートIII」について答申した=写真。答申には生涯学習センターの整備、地区公民館の常時開設、専門員の配置など公民館活動の展開や、新しく町に定住した人の地域での活動の場づくりや、団塊の世代が地域とどう関わっていくか-などを盛り込んだ。今後、庁内検討や関係機関との調整を進め、11月末までに計画を固め、来年4月より実施する。
計画では第1章「社会教育・生涯学習推進・支援体制」第2章「各機関の役割」の中で▽中央公民館を社会教育、生涯学習の総合的推進拠点とし、センター機能を持った基幹的施設、生涯学習センター(仮称)として整備統合する▽地区公民館は地域の社会教育、生涯学習関連拠点施設(独立館)とし、常時開設し、専門員を配置する。地域の人々の安らぎの場として、自由に集まり、楽しめる居場所づくりを目指す-とした。
また、第3章「住民・団体の役割」に「新たに町に定住した人など、新しい風を積極的に受け入れていくために、多様な他者の存在を認め合ったり、それぞれの個性を認め合ったりする気風づくりを進める」-などを加えた。