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箕輪町議会6月定例会開会
箕輪町議会6月定例会が6日開会し、みのちゃんバス条例の一部を改正する案など6議案が提出されました。
この条例改正案は、障がい者や車を持たないお年寄りなどの交通弱者に対して、利用料を免除するものです。
対象となるのは、身体障害者手帳などを持つ人や、75歳以上の後期高齢者医療費保険者証を持つ人、運転免許証を返した人などです。
箕輪町によると、後期高齢者医療費保険者証を持つ人はおよそ3,200人、運転免許証を返した人はおよそ1,900人いるということです。
町では、この条例改正案に補正予算として182万円を計上していて、可決されると10月1日から施行となります。
今議会では他に、3,700万円を追加する一般会計補正予算案を含む、全6議案が提出されました。
6月定例会は、13日と14日に一般質問、20日に委員長報告・採決が行われ閉会する予定です。 -
田んぼの生き物観察会
箕輪町の親子が4日、身近な田んぼに生息する生き物を観察しました。
箕輪町郷土博物館が開いた観察会で、親子およそ20人が参加しました。
観察会は、田んぼに生息する生き物を観察し、身近な自然に触れてもらおうと開かれていて、今年で2年目です。
子どもたちは、田んぼの中をのぞき込み、網や手で生き物を捕まえました。
田んぼではダルマガエルが多く見つかりました。
講師を務めた飯田市美術博物館学芸員の四方圭一郎さんは、「ダルマガエルは絶滅危惧種。体が丸く、手足が短くてジャンプ力が弱い」と話しました。
ダルマガエルは長野県内では辰野町から高森町までの地域に生息していて、特に辰野町から南箕輪村までの西天竜の水を活用している地域に多いということです。
この日はこのほか、マルガタゲンゴロウなども見つかり、子どもたちは観察に夢中になっていました。 -
箕輪中部小で運動会
箕輪町の箕輪中部小学校で4日、旧体育館の工事に伴い例年より時期を早めて運動会が開かれました。
天候に恵まれ、全校児童が紅白に分かれて23の種目を行いました。
箕輪中部小学校は、旧体育館の建て替え工事が行われるため、7月からグラウンドのおよそ半分が利用できなくなります。
このため、例年9月中旬に開いている運動会を、時期を早めて実施しました。
小学校で初めての運動会となる1年生は玉入れ競技を行いました。
児童は籠を目がけて懸命に玉を投げていました。
5、6年生女子の騎馬戦では、敵の帽子を目がけて騎馬がグラウンドを走り回り、攻防が繰り広げられました。
紙で作った兜をかぶった大将対決は迫力ある戦いとなり、児童や保護者から声援が送られていました。 -
箕輪町とICTが協定締結
箕輪町と伊那ケーブルテレビジョンが、災害情報などの放送に関する協定を2日、締結しました。
2日は、箕輪町役場で調印式が行われ、箕輪町の平澤豊満町長と、伊那ケーブルテレビジョンの向山公人社長が、協定書を取り交わしました。
今回、かわされた協定は、箕輪町内で、災害が発生したとき、あるいは発生するおそれがある時に、地域に密着した情報を流す事で、被害の軽減を図るというものです。
具体的には、箕輪町の防災行政無線システムと連動し、ケーブルテレビの自主放送に情報を文字で流す緊急告知システムの運用、災害放送の必要がある場合は、生中継などで、災害放送を行うなどです。
平澤町長は、「的確に情報を伝達するという事は、安全・安心な町づくりのための大切な要素」と挨拶しました。
向山社長は、「住民の安全・命をまもるお手伝いをさせていただきたい」と話していました。
なお、伊那ケーブルテレビでは、平成18年に伊那市と、去年南箕輪村と防災協定を締結しています。
6月8日からは、3市町村が共同で運営する緊急告知システムの運用を開始する予定で、3市町村の火災・災害・生活などの緊急情報を、L字の文字放送で流す予定です。 -
大雨の影響 各地で被害
先週金曜日からの雨により、伊那市や箕輪町で、土砂崩れや、倒木があり、道路が通行止めとなりました。
伊那市長谷の鹿嶺高原に続く林道では29日午後2時40分頃に土砂崩れが発生しました。
道をふさいでいた土砂の一部は、29日、撤去されたという事で、30日は、市の職員が、残りの土砂や、他に土砂崩れが発生していないか確認をしていました。
伊那市では、今回、崩落があった場所は、今後も土砂崩れが起きる危険がある為、当分の間、この林道を通行止めにするという事です。
また、箕輪町の南小河内では住宅付近の法面が崩れました
これによるけが人はありませんでした。
現場では、上伊那地方事務所の職員が、現地調査を行っていました。
長野地方気象台によりますと、27日金曜日の雨の降り始めから、今日、午後3時までに、伊那地域で降った雨の量は118・5ミリでした。
気象台では、雨のピークは越えたが、土砂災害が発生する恐れがあるので、引き続き注意してほしいと呼びかけています。 -
箕輪町のおごち保育園でアフリカン太鼓の演奏
箕輪町のおごち保育園の園児達は、アフリカの民族楽器「アフリカン太鼓」の演奏を30日、楽しみました。
30日は、岡谷市在住のパーカッショニスト塩澤大地さん夫妻がおごち保育園を訪れ、「アフリカン太鼓」を演奏しました。
おごち保育園での演奏は、職員のひとりが塩澤さんと知り合いだったことが縁で行われました。
和太鼓が牛の皮を使っているのに対し、アフリカン太鼓は、ヤギの皮が使われていて、丸みを帯びた柔らかい音が特徴と塩澤さんは話します。
30日は、塩澤さん夫妻が、オリジナル曲や、アフリカの笛を使って園児たちにも馴染みのあるアニメの曲などを演奏しました。
おごち保育園の山・ス文子園長は「小さいうちから生の音楽に触れることで、五感を養ってもらいたい」と話していました。 -
木下区歴史ウォーキング
箕輪町木下で、地域の文化財などを学ぶ歴史ウォーキングが22日行われました。
歴史ウォーキングは木下公民館の行事で、今年で3年目です。
この日は木下区民およそ50人が参加し、箕輪町文化財保護審議会前会長の蟹澤廣美さんの案内で区内を巡りました。
このうち曹洞宗の寺、養泰寺では、箕輪町の文化財に指定されている観世音菩薩像を見ました。
菩薩像は32体あり、観音堂に安置されています。
蟹澤さんは、菩薩像は伊那市手良中坪から譲り受けたもので、三十三観音像の1体が足りず、32体が安置されていることなどを説明していました。
参加者はこのほか、木下区内の北城遺跡から出土した銅柄香炉を見ました。
仏教の法要で使うもので、出土したのは香炉の部分です。
蟹澤さんは、「平安時代前期のものとみられ、この時代の柄香炉の出土は全国的にも例がなく、柄の部分があれば重要文化財になる」と話していました。 -
セーフコミュニティ認証取得へ 6月にプレ審査
安全なまちづくりに取り組む地域「セーフコミュニティ」の認証取得を目指す箕輪町は、12月の本審査を前に、6月にプレ審査を受けます。
20日の夜には箕輪町役場でセーフコミュニティ推進協議会が開かれ、委員およそ70人が出席しました。
協議会では、本審査を含めた今後の事業計画が示され6月のプレ審査について説明がありました。
6月7日から3日間の日程で行われ、WHOセーフコミュニティ認証センター公認の審査員から指導を受けることになっています。
本審査とほぼ同じ内容で実施される予定で、推進協議会に設置された6つの対策委員会がこれまでの活動報告を行うほか、審査員が町の安全活動を視察します。
またこの日は、各対策委員会からこれまでの経過報告がありました。
交通安全対策委員会は、事故の減少を目標に、危険箇所マップを作成していくことを報告しました。
また、くらしの安全対策委員会は、一人暮らしのお年寄りなどの救急時に的確な医療情報を入手するため、医療情報カードを入れたカプセルを冷蔵庫などにいれる取り組みを普及させたい考えを示しました。
推進協議会会長の平澤豊満町長は「認証取得に向け、委員全員で情報を共有しながら理解を深めていきたい」と話していました。 -
梨オーナー園が開園
箕輪町木下の梨オーナー園が21日に開園し、オーナーが梨の摘果作業を行いました。
この日は県内外から訪れた、27組およそ70人が摘果作業をしました。
これは、箕輪町が都市と農村の交流事業として行っているグリーンツーリズムの一環で行われているものです。
梨オーナー園は人気の体験で、今年は募集した40区画全てが完売しています。
管理をしている地元農家によりますと、今年は霜の被害が少なく、梨の出来は良さそうだということです。
オーナーらは「軸が長く、太いものを残すように」と地元農家から説明を受け作業をしていました。
あるオーナーは「収穫するというのは大きな喜びがある。摘果や袋かけ、収穫の流れを体験できるというのはうれしい」と話していました。
摘果した梨は、6月に袋かけをして、10月上旬に収穫作業をすることになっています。 -
箕輪中部小体育館 概要示す
老朽化により建替えられる箕輪中部小学校の体育館の概要が20日、議会に示されました。
それによりますと建物は、鉄骨2階建てで、ミニバスケットボールのコートが2面とれる広さが確保されているほか、多目的運動室や軽運動室、器具庫などが備わる予定です。
現在の体育館は、昭和43年に建設され、今年で43年目になり、耐震面で不安があることから建替えられることになりました。
新しい体育館は、現在の体育館を取り壊し、同じ場所に建設されます。
取り壊しは、夏休み期間中に行い、来年3月に完成。4月から利用できるということです。
隣の藤が丘体育館と教室棟とは渡り廊下でつなぎます。
総事業費は、取り壊しも含め2億7,000万円でそのうち6,000万円は、国の交付金でまかないます。 -
箕輪町が河川調査
梅雨を前に箕輪町は、町内の主要な河川を20日調査しました。
調査したのは、箕輪町内の25の河川で、4つの班に別れて、護岸の状況などを調べました。
この調査は、梅雨のシーズンを前に、危険な箇所がないか調べるもので、危険個所が見つかった場合は、河川管理者の県に改修を要望します。
下古田の北の沢川は、平成18年の豪雨の際、護岸が決壊した箇所もあり、担当者が念入りに状況を調べていました。
20日の調査で、護岸が水にあらわれ、掘られていたり、土砂の堆積により、川の底が上がっている箇所があったということです。 -
防犯活動に貢献11人と1団体表彰
伊那市や箕輪町、南箕輪村の防犯協会などでつくる、伊那防犯協会連合会は、16日、伊那市役所で定期総会を開き、功績のあった11人と1団体を表彰しました。
総会の中で、防犯活動に貢献した、個人や団体に表彰状が贈られました。
表彰されたのは、子どもの登下校時の安全などの見守りや、お祭りなどで防犯パトロールを行うなど住みよい地域づくりや、防犯活動に貢献した8人と、1団体です。
受賞者を代表して、美篶地区防犯協会の、上島誠さんは「地域が平和で安全、安心であるよう、今後も努力していきたい」と挨拶しました。
伊那警察署によりますと、管内での刑法犯の発生件数は、4月末の暫定値で189件と前の年と比べ、5件減少しています。
しかし、自転車盗や車上ねらいなど街頭犯罪は、増加傾向にあるという事です。
総会では、犯罪の起こりにくい地域づくりをめざし、声かけやパトロールなどを行い、犯罪防止の気運を高め行くこと等が確認されました。 -
箕輪町公民館大学・学級開講式
箕輪町公民館大学・学級合同開講式が19日、町文化センターで行われました。
今年度開講するのは5つの大学と学級です。
30代から80代までの受講生126人が開講式に出席しました。
今年度は、ふきはら大学院を卒業した人を対象にした「けやき学級」が新しく開講し、17人が入学しました。
式で箕輪町公民館の山口健雄館長は、「仲間との触れ合いを大切にして楽しい学校生活を送ってほしい」とあいさつしました。
受講生を代表して、ふきはら大学院3年の平松茂子さんは、「前向きに思い出作りをし、皆さんと一緒に頑張っていきたい」と抱負を述べました。
大学と学級では、それぞれ年間10回以上の講座を開く予定で、内容は受講生が計画するということです。 -
箕輪町保育施設整備計画方針を了承
箕輪町保育園運営審議会が17日、箕輪町役場で開かれ、おごち保育園と長岡保育園の統合などが盛り込まれた町保育園施設整備計画方針が了承されました。
審議会は、町が進める保育園の統合計画などについて審議するもので、民生児童委員や、保護者会代表など9人で構成されています。
第1回の審議では、町から保育園統合施設整備計画方針が示されました。
計画では老朽化が進んでいる、おごち保育園と長岡保育園を統合し新しい園を設置するとしています。
場所は箕輪東小学校に近い場所を新たに選定し、定員は120人、平成25年度の開園を目指します。
また運営の効率化を図るため、木下南保育園と木下北保育園を統合し新しい園を設置するとしています。
場所については、町営プール跡地などが候補となっていて、定員は約200人、平成28年度の開園を目指します。
他には未満児保育の受け入れを充実させるため沢保育園の建て替えが計画されていて定員は約180人、平成31年度の開園を目指します。
委員からは、「建物の老朽化や、園児数の減少などから、統合による新しい園の建設は理解できる。」
「統合により園児数が増えることは、人とのかかわりが増え、保護者にとっても望ましい」といった意見が出され、整備計画方針が了承されました。
町では6月を目途に住民説明会を開き、地元の意見を聞くことにしています。 -
グリーンツーリズム 昨年度の活動報告
箕輪町が取り組んでいるグリーンツーリズムについて、昨年度の活動報告が17日、箕輪町役場で行われました。
17日は、箕輪町グリーンツーリズム推進協議会が開かれ、委員およそ40人が参加しました。
昨年度の参加人数は、健康ツアー39人、田んぼオーナー21人、そばオーナー32人、りんごオーナー720人、梨オーナー240人でした。
17日は、昨年度の活動についての報告が行われました。
委員からは、「メニューを詰め込みすぎ、時間的な余裕がなくなってしまった。」
「アンケートの結果、漬物に関しては満足とする回答が多かったが、その他の物については、改善していく必要があると感じている」などと感想がありました。
箕輪町の平澤豊満町長は「今年は加工場などのハード面が揃うが、提供者目線ではなくお客さんの要望に合わせた取り組みを考えていく必要がある」と話しました。
また協議会では、今年度の申し込み状況を報告しました。
それによると、健康ツアー7人、田んぼ体験21人、そば体験5人、りんごオーナーは99件で梨オーナーは40区画完売となっています。
田んぼ体験とそば体験については、今年度からオーナー制度をやめ、回ごとに募集をします。
箕輪町では「引き続き広報活動に力を入れ参加者を募っていきたい」と話しています。 -
箕輪中学校の恒例行事強歩大会
箕輪中学校の恒例行事強歩大会が16日、行われました。
箕輪中学校の強歩大会は、体力と精神力の向上を目的に毎年行われています。
午前9時、3年生男子のスタートを皮きりに、3分置きに学年ごと男子、女子の順に走りだしました。
コースは、学校を発着点に、県道与地辰野線を通るルートで、男子は15キロ、女子は12キロです。
コース上では、PTAなどが交通整理にあたり、声援を送っていました。
生徒達は、互いに励まし合ったり、目標を持って1人で懸命に走るなど、それぞれのペースで走っていました。
箕輪中学校では「最後まで走りぬくことで強い精神力を養い、学校生活などで生かしてもらいたい」と話していました。 -
出水期を前に水防訓練
出水期を前に、箕輪町で15日、消防団が水防訓練を行いました。
水防訓練は川の増水など、万が一に備えようと上伊那北部消防連絡協議会が行ったものです。
訓練には、辰野町、箕輪町、南箕輪村の消防団153人が参加し、水防の基本的な工法を伊那建設事務所の職員から教わりました。
団員らは基礎となるロープの結び方や土のうの積み方などを学んだ後、小隊ごとに分かれ3つの工法を学びました。
このうち、堤防を浸水から守るシート張りでは、縦横7メートル程の広さのビニールシートに、骨組みとなる竹や、流れないようにする土のうなどを括りつけていました。
上伊那北部消防連絡協議会は「水防活動では、状況にあわせて迅速に行動することが重要。実際の災害で役立つよう訓練を重ねていきたい。」と話していました。 -
信州みのわ山野草クラブ 春の山野草展
信州みのわ山野草クラブの春の山野草展が14日から箕輪町の木下公民館で始まりました。
会場には会員が丹精込めた山野草、およそ230鉢が並んでいます。
信州みのわ山野草クラブは、箕輪町の会員を中心に、18人が所属しています。
様々な種類の山野草を一緒に植え、箱庭のような鉢を作る「寄せ植え」が多いのが特徴です。
今年は春先に気温が上がらなかったため、花の咲く時期が1週間ほど遅れましたが、例年、この時期には花が終わっているエビネやウツギ、ホウチャクソウがちょうど見頃となっています。
信州みのわ山野草クラブの春の山野草展は15日まで木下公民館で開かれていて、時間は午前9時から午後4時までとなっています。 -
箕輪東小学校の5年生は、田植え体験
箕輪東小学校の5年生は、田植え体験を13日、学校近くの田んぼで行いました。
13日は、箕輪東小の5年生28人が、借りている2.7アールの田んぼに、もち米の苗を手で植えていきました。
箕輪東小では、総合的な学習の時間に毎年5年生が田植え体験をしています。
13日は、児童の保護者から指導を受けながら、20センチ間隔で苗を植えていきました。
田植えを初めて経験する児童がほとんどで、泥に足を取られながらも賑やかに作業を進めていきました。
指導にあたった保護者は、「昔の人の苦労を体験して、食べ物の大切さを学んでもらいたい」と話していました。
箕輪東小学校では、秋に稲刈りと脱穀を行い、12月の親子レクリエーションで餅付きをして味わうということです。 -
震災被災地ボランティア活動報告会
東日本大震災の被災地で、ボランティア活動をした2人が10日、箕輪町文化センターで報告会を開きました。
報告会は、箕輪町でそば屋を経営する小田切和雄さんが、知人の建石さんと中村さんから、被災地での活動を聞き、多くの人にその体験を知ってもらおうと、開きました。 -
箕輪町議会議長に藤田英文さん
改選後初めての箕輪町議会臨時会が11日開かれ、議長に藤田英文さんが選任されました。
議長には藤田英文さんと向山章さんの2人が立候補しました。
選挙の結果、有効投票数15票のうち藤田さん12票、向山さん3票で、藤田英文さんが当選しました。
藤田さんは3期目の68歳です。就任のあいさつで、「地方分権の時代に耐えうる議会、県下に誇れる箕輪町づくりをしっかりとがんばっていきたい」と話しました。
副議長選挙は指名推薦で行われ、下原甲子人さんが選ばれました。
下原さんは2期目の70歳です。「明るく開かれた議会を目指しながら、議長を補佐していきたい」と就任のあいさつをしました。
議長・副議長の任期は、申し合わせにより2年となっています。 -
子供美容師体験イベント
箕輪町の美容室で、8日、子供たちが、カットやパーマ等美容師の仕事を体験するイベントが開かれました。
イベントは、上伊那で美容室5店舗を経営する、松島美容室が、子ども達の連休中の思い出作りと、地域から元気を発信していこうと企画しました。
会場となった箕輪町の店舗には、幼児から小学生およそ120人訪れました。
松島美容室代表取締役の関重春さんは「美容師の仕事を通して子ども達に夢と元気をあたえたい」と話していました。
子供達は、美容師に教わりながら、カットやパーマ、シャンプーなど美容師の仕事を体験したり、ヘアーアレンジやネイルアートなどのサービスを受けたりしていました。
このうち、マッサージコーナーでは、マッサージのやり方を教わった子供たちが、保護者の肩や腕などを叩いたり、さすったりしていました。
ある母親は、「今日は母の日。思い出に残るプレゼントになりました」と話していました -
リユース研究会立ち上げへ
箕輪町の活性化に取り組むみのわTMOネットワーク2004は今年度、不要になった子ども服などを集め提供するリユース研究会を立ち上げます。
9日は箕輪町内で総会が開かれ会員およそ50人が出席しました。
総会では、任期満了にともない役員の改選が行われ、会長には、副代表を務めていた竹腰公夫さんに決まりました。
竹腰さんは、「会員同士が楽しみながら、活動を行って行きたい」と挨拶しました。
TMOでは今年度、イルミネーションフェスタの開催や空き家を活用して様々なイベントを行ういこい希地事業、会員を増やす活動の強化に取り組むとしています。
また今年度、不要になった子供服やおもちゃなどを集め、欲しい人に提供するリユース研究会を立ち上げます。
研究会は、TMOの会員と一般からの参加者を募り8月に設置する考えです。
総会では他に、東日本大震災の影響で3月17日から自粛していた中心商店街にあるドラゴンのイルミネーションの点灯を土曜日のみ再開する事を確認しました -
大槻武治さん 著書の出版記念講演会
箕輪町の元教育長で、現在は作家として活動している大槻武治さんの著書「保科正之人生道中記」の出版記念講演会が7日、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれました。
会場には、出版委員会のメンバーを中心におよそ50人が集まりました。
大槻さんが出版した歴史小説「保科正之人生道中記」は、正之が江戸から会津若松へ向かう道中、正之が人生を振り返るというストーリーです。
大槻さんは「実際の歴史にとらわれず、自由な感覚で読んでもらいたい」と話していました。
この日は大槻さんが、正之が現代に生きていたらどんなことを考えるか、をテーマに講演をしました。
大槻さんは「正之の民を思う気持ちは、大震災が発生した今だからこそ学ぶべきことが多くある」と話していました。
また講演の後には大河ドラマをつくる会の伊東義人副会長がこれまでの経過を説明し、ドラマ化の実現を目指し、さらなる協力を呼びかけていました。 -
木下区民ふれあいハイキング
箕輪町木下の木下区青少年健全育成会による、ふれあいハイキングが5日行われました。
ハイキングは区民の交流を深めようと毎年行われているもので、今年は木下区民約400人が参加しました。
参加者は木下南保育園から南箕輪村の大芝高原までの道のり、約5キロを2時間ほどかけて歩きました。
目的地の大芝高原につくと、参加者は、ビニールシートを広げ、家族や仲間と一緒にお弁当を食べたりしていました。
ハイキングは木下区で30年以上続いている行事ということで育成会では、「今日参加した子どもたちが、大人になり、今度は子連れで参加してもらえるよう、続けていければ」と話していました。 -
チューリップで地域活性化
箕輪町上古田では、地域住民に植えてあるチューリップが提供されました。
チューリップの提供は、遊休農地を活用することで、地域活性化を図ろうと、地元農家などの有志でつくる、「これからの農業林業を考えるEグループ」が行ったものです。
チューリップは3本100円で提供され、訪れた人たちが、好きな色を選んでいました。
今年はここ数日の冷え込みにより、花の開きが例年と比べ遅く、つぼみのものもありますが、Eグループでは「そのぶん長く花を楽しんでもらえる」と話していました。 -
箕輪町消防団春季訓練
箕輪町消防団の春季訓練が1日町民体育館であり、きびきびとした掛け声が響きました。
箕輪町消防団では、春と秋に全ての団が参加しての合同訓練を実施しています。
1日は、町内6つの分団から188人の団員が参加して、規律訓練を行いました。
訓練を行いました。
春季訓練は、新入団員が加入して、体制が新たになるこの時期に行なわれています。
今年は、46人が入団し、全体では、450人となりました。
1日は、初の女性団員として入団した中村美緒さんの姿もありました。
中村さんは、福与・三日町の第5分団に所属しています。
慣れないながらも掛け声にあわせて体を動かしていました。
町消防団の小松孝寿団長は、「東日本大震災を踏まえ、自らの命をまず守り、指揮・命令系統に的確迅速に対応してもらいたい」と話し、有事の際の団員の力に期待を寄せていました。 -
にこりこ オープン
箕輪振興公社が運営する、農産物直売所「にこりこ」が29日オープンし、多くの人で賑わいました。
にこりこは、箕輪町大出の農道沿いにあり、旧愛来里を改装し29日にオープンしました。
訪れた人達は、地元でとれたアスパラガスやネギ等を品定めしながら買い求めていました。
昨日は、予想を上回る人出となった事もあり、お昼近くには一部の商品が売り切れ、空きスペースも見られました。
また、新たに作られた喫茶コーナーでは、買い物を終えた人達が地元産のジェラートを食べ、くつろいでいました。
ある買い物客は、「品数が増え、店の雰囲気が明るくなった感じがします」と話していました。
戸田真理子店長は「これから地元産の野菜も増えてくる、今はお客さんが定着するよう沢山売りたいです」と話していました
にこりこは、5月1日までオープニングセールが行われています。 -
桜シリーズ(13)
地域の桜をお届けする桜シリーズ。28日は、箕輪町長岡の源波古墳周辺の桜です。
桜は、昭和62年に古墳が移転復元され、グラウンドなど周辺が整備されたときに植えられたものです。
東山山麓歴史コースの一つで、桜を眺めながら散策することができます。 -
農産物直売所「にこりこ」オープン
みのわ振興公社が運営する農産物直売所「にこりこ」が29日オープンします。
28日は従業員がオープンの順備におわれていました。
農産物直売所「にこりこ」は、箕輪町大出の農道沿い、旧愛久里を改装して新たにオープンします。
28日は、地元の農家が、野菜を持ち込み陳列棚に並べていました。
また従業員は、オープンを前に惣菜品の仕込みなどにあたっていました。
「にこりこ」は地元農家約100人が会員となっていて、とれたての野菜をここに持ち込みます。
また店内に喫茶コーナーがあり買い物客が、くつろげるスペースが設けられました。
ここでは地元の農産物を使ったジェラートなどが販売されることになっています。
戸田真理子店長は、経営について「地域農業の活性化につなげたい」と意欲をみせています。
オープンの29日は先着200人にお菓子が配られるほか、喫茶コーナーが半額となっています。
「にこりこ」の北隣には、農産加工施設がつくられるほか、周辺に観光農園もオープンする予定で、みのわ振興公社では、この一帯を農業振興の核にしていきたいとしています。