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「小さな親切」運動上伊那支部が箕輪町社協に車いすを寄贈
「小さな親切」運動上伊那支部(山田益支部長)は14日、箕輪町社会福祉協議会に車いす1台を寄贈した=写真。
全国的に展開されている「小さな親切運動」は、小さな親切を通して青少年の健全育成を目指す取り組み。上伊那支部は11年前に発足し、毎年順番で地区内の社会福祉協議会に車いすを寄贈しているほか、小学校への紙芝居セットの寄贈、作文コンクールの開催などにも取り組んでいる。
今年は箕輪町と辰野町の社協に各1台の車いすを寄贈。これまで寄贈した車いすの累計は27台となった。
使い道はそれぞれに任せているが、需要が増えてきており、催しなどでも使われているという。箕輪町では、短期・長期の貸し出し用として利用することを検討している。 -
箕輪町農業女性ネットワーク野良っ娘の会総会
箕輪町農業女性ネットワーク野良っ娘の会(53人、唐沢和子会長)は12日夜、06年度総会を町産業会館で開き、06年度事業と決算の報告、07年度事業計画案と予算案を承認した。
06年度は農村女性ネット上伊那地産地消セミナーでトマト収穫・ケチャップ作り講習会、NHK「みんなのスタジオプラザN」生出演、もみじ湖夢まつりや野良っ娘野菜市での自家栽培野菜、果物、花などの販売、地域間交流の一環で浜松市「浜っ娘の会」との交流会、浜松市庄内地区公民館まつり参加などの事業があった。
07年度の事業は、06年に農村女性ネット上伊那で勉強したトマトジャムをイベントなどで販売し好評だったことから、今年も9月に加工品作りをし、もみじ湖夢まつりや野良っ娘野菜市での販売を計画している。このほかみのわ祭り参加、もみじ湖夢まつりなどイベントでの自家栽培野菜、果物、花などの販売、浜っ娘の会との交流など。
唐沢会長は、「農業女性の仲間作りを大切にすべての行事を楽しかったと言ってもらえるように実施したい」とあいさつした。
総会後の研修会はガーデニングで、丸いプランターにパンジーなど5種類の花苗を寄せ植えし、各自持ち帰った。 -
パソコン講習会
箕輪町と町公民館は9、10日、パソコン講習会を町情報センターで開いた。計画した4講座はいずれも定員いっぱいの参加で、熱心に学んでいた。
今回開いたのはパソコン入門、インターネット入門、Word入門、Excel入門の各講座。パソコンの基礎知識から基本操作、文書作成、表の作成など初心者向けに分かりやすく指導した。
1講座だけでなく複数の講座を受講した人も多く、パソコン画面と向き合いながら、熱心に質問などをしていた。
インターネット入門講座に参加した町内の女性は、「家にパソコンはあるけど、あまり使えない。メールを覚えて息子に送ってみたい」と話していた。 -
郷土史クラブ1年のまとめ
箕輪町の小学生が学ぶ郷土史クラブは10日、本年度最終回のクラブを町郷土博物館で開き、1年間の活動を振り返って感想を発表し合った。
クラブは小学4年生から6年生の有志20人が参加。町郷土博物館の職員が講師となり、5月から月1回の計10回活動。水田の昆虫観察、縄文時代の土鈴づくり、機織り体験、松本市四賀化石館での化石採取などをした。
児童は、「化石を拾いに行ったのが面白かった」「化石は自分で掘って採取したのでよかった」「ほんだれ様でまゆ玉が上手に作れた」など感想を話した。
郷土史クラブは00年に復活し本年度で7年目となる。活動の見直しから07年度は休止し、一般向けの講座を増やす計画をしている。 -
箕輪町交通少年団入退団式
箕輪町交通少年団の入退団式が10日、松島コミュニティセンターであった。退団者46人を送り、交通安全教室で交通ルールを守る大切さなどを確認した。
町内の小学5、6年生有志で組織。06年度は団員85人で活動した。新年度は新6年生37人、新5年生32人の計69人。交通ルールを学び、交通指導所などに参加して交通安全を呼び掛ける。
団長の小林交石町交通安全協会長は、「6年生は中学生になったら自転車で通学する人もいると思う。団で活動したことを思い出し、交通ルールをしっかり守って登下校してほしい。5年生は昨年1年間の活動を、入団する新しい人に教えてあげてほしい。団は楽しみながら活動する。交通安全についてルールをしっかり覚え、事故に遭わないように気をつけて」と訓示した。
団員は、「体を鍛え心を磨き、よい子になります」などの交通少年団の誓いを唱和した。
交通安全教室では、伊那警察署の中山交通課長が、「横断歩道を渡るとき、左から来る車にはねられることが多い。自分の命は自分で守るつもりで、特に左からの車に注意して、よく確認してください」と話した。 -
箕輪町議会3月定例会一般質問より
◆副町長2人制の狙いや継続理由について12日、複数の議員が質問した。平沢豊満町長は、「行財政改革はこれからが本当の正念場。副町長2人制で今後も強力な対応を図りたい。町民にとって2人制が強い町づくりの原動力だということを理解していただきたい」と述べた。
町長は、「2人に担当してもらう仕事は基本的には変わらない。1人は全般の管理、もう1人は特命担当。行財政改革は県内でも進んできていると思うが、まだ完全ではない。トップマネージメントの体制強化に2人必要。町は法改正より3年半先取りでやってきた。助役を副町長に名を変えるだけ。数の問題ではない」とし、副町長2人の給与についての質問には「助役2人制のときと変わらない。差を付けることはないと思う」とした。
◆自主防災組織の立ち上げについて平出政敏議員が質問。平沢町長は、「06年度から10年度の5カ年計画で15区全部に自主防災組織を立ち上げたい。現在は北小河内、福与、八乙女、富田にできた。今年も4、5区での組織を考えている。07、08年度に前倒しでできるようにお願いしている」と答えた。
◆消防署、消防団の減災対策について三沢興宣議員が質問。町長は、「消防署は防災無線や緊急メールで乾燥や強風の警戒を呼びかけ、消防団も夜警などで予防消防に徹してもらい、一番身近な火災は今年はまだ発生せず、それなりの効果が出ているのではと思う。07年度は山火事の訓練もやる。災害を防ぐものではないが、万一起きたときに対応できる体制をとっていきたい」と述べた。
◆小・中学校の自校給食の取り組みについて三沢興宣議員が質問。井内教育委員長は「自校給食を基本とする考えは変わらない。中部小の給食室を改修するが、業務内容は、北小の試行がよい結果を生んでいるので民間委託の方向で住民、学校職員等の十分な理解を得ながら検討を進めたい」と答えた。
◆障がい者相談支援と施設運営について藤田英文議員が質問。平沢町長は、「県の相談員制度が07年3月で廃止されるが、町独自で継続していく」とし、「共同作業の家は町社会福祉協議会に運営主体を移すが、内容的には変わらない。障がい者の作業の場であると同時にサロン的な場でもある。ゆるやかに今までの機能を残し、国の動向を見ながら対応したい」とした。 -
古い農具や道具を収集
箕輪町
安藤国男さん「古いものを捨てればもったいない。とっておけば、いつかは使える」
今も残るかやぶきの家に、古い農具や生活用品などが山のようにある。周囲に知られた収集家だ。
昭和30年ころから現在まで、新旧さまざまな農具がある。稲刈り機、千歯こき、とうみ、わら切り、すき、2段になった耕すき、牛に引かせて代かきをするくわ、型付け定規、おどり木、除草機などなど。同じ農具でも年代ごとにいくつもあり、改良されてきた様子を見ることもできる。
壊れていないか確認するため1度は動かしてある農具なので、今は使わなくてもしっかり動く。縄を作る製縄機は現役で活躍中だ。
人にもらった物もあるが、多くは実際に家で使ったもの。「普通の人なら処分するものをとってある。もったいねえもんで」。博物館の所蔵品より珍しいものがそろっている。
「農具の骨董かな。何で集めるかって、好きってことかね。金がある人は絵画とかつぼとか集めるけど、金がないからな。立派なものは集めない。古いものは面白いな、やたら面白い」と、農具を虫干しに庭に出して眺めたり、拭いてみるなどして楽しんでいる。
若いころから機械物が好きで、10代の後半に松本の自動車学校に通って運転免許を取得し、オート三輪に乗った。富田地区内でも比較的早いほうだったという。
伊那バスに就職し、バスを運転して日本各地に行ったときも、「神社仏閣は難しくてだめだけど、機械物の見学のときは後ろから付いて行った」というほど。見るだけでなく、「発動機とか機械をいじくるのが好きで、かまってた」という。
好きが高じて集まった農具、道具はかやぶきの家だけでは納まりきらず、別に保管する場所まである。
家族には「また。死ぬときは片付けて」と言われている。「たわいもない感じだろうけど、集める性分だね。とっておきたくて困る」。テレビ、カメラ、ラジオ、電卓、カラオケ、電蓄なども古いものが部屋にあり、旅館のマッチ箱や観光地の名入り提灯などのコレクションもある。
しめ縄作りやそば打ち名人としても知られ、だるまストーブがある仕事場には仲間が集まる。軒先に「居酒屋」「やきとり」の提灯が下がり、遊び心がいっぱいだ。
10年ほど前、富田公民館に農具や道具の一部を展示したことがあるが、その後、多くの人に見てもらう機会はない。
「博物館なんてできないけど、ハウスみたいな雨よけを造って並べれば、よけい楽しいかな」。いずれは収集品を展示する場所を造りたいと考えている。
「興味を持って見に来る子どもがいたらいいな。いくらでも教えてやるよ。今は何でも略すけど、元を知らないで略すとそれが本当になってしまう。本当のところを知ってほしい。知っていれば役に立つ」。集めた農具や道具を実際に使うなど子ども達に体験させてやりたい、そんな思いも抱いている。(村上裕子) -
箕輪町郷土博物館
「山口進」特集展示箕輪町郷土博物館で10日、長岡出身の版画家・山口進の特集展示が始まった。
茅野市の茅野市美術館で、20世紀に信濃画壇で活躍した諏訪・伊那地域出身作家の青春期を追った特別企画展「信濃美術の青春」(会期10日縲・5日)に、町郷土博物館が所有する山口進の20代後半に描いた油彩画3点が展示されていることに合わせ、特集展示を計画した。
山口進は1897年に長岡に生まれ、画家を目指して23歳で上京。版画展、油彩展などさまざまな展覧会に出品して入選を重ね、29歳で帝展に油彩画を初出品し、初入選を果たす。その後、版画が制作活動の中心となり、日本版画協会の役員を務めるなど活躍し、1983年に86歳で亡くなった。
版画家として知られるが、油彩画も描いているので見てもらおう-と、若いころから晩年の83歳の作品までを年代を追って展示している。展示は25日まで。博物館では「作風の違いなどを見てほしい」と話している。 -
箕輪町議会3月定例会一般質問要旨
箕輪町議会3月定例会の一般質問は12、13日にある。質問者は13人。質問要旨は次の通り。
唐沢荘介議員 (1)団塊の世代の受け皿対策(2)官民協働の宅地開発(3)地域発-元気づくり支援金(4)観光協会を旅行業法3種の法人登録で地域観光(5)水源の確保
平出政敏議員 (1)07年度予算(2)副町長2人制の狙い(3)第4次振興計画(4)行政経営計画(5)7月豪雨災害を教訓とする取り組み(6)箕工の多部制・単位制取り組み状況(7)子育て支援策
三沢興宣議員 (1)助役2人制(2)減災対策の現状と今後の計画(3)小・中学校、保育園の自校給食の取り組み、建物の整備計画、安全確保(4)車両一括管理システム
浦野政男議員 (1)07年度施政並びに予算編成方針(2)行政経営計画(3)町の人口増・振興対策(4)公告式条例による掲示場(5)子どもの安全
藤田英文議員 (1)07年度町予算(2)資源を生かした産業の活性化(3)障がい者福祉計画と施設運営(4)下水道工事の促進(5)地球温暖化防止への取り組み
丸山善弘議員 (1)妊婦無料健診の拡大(2)有機農業推進法の制定(3)学校図書館図書整備費の予算確保
寺平秀行議員 (1)副町長2人制(2)環境首都構築(3)非正社員の格差是正(4)健康長寿立町(5)災害危機対応(6)魅力ある教育拠点づくり
関善一議員 (1)行政改革(行政経営計画)の推進(2)下水道会計の企業会計化(3)07年度の教育方針
日野和司議員 (1)07年度施政方針と予算(2)国道361号線のトンネル開通に伴う町道1号線の安全対策と道路維持管理の状況(3)中部小学校給食室整備事業
松崎久司議員 (1)施政方針と予算(2)生ごみ等の減量化に向けた取り組み(3)竜東農免道路供用開始時期と交通安全対策(4)今後の各小学校児童数の動向と教育委員会の考え
桑沢幸好議員 (1)町税増収と税政改正(2)宅地造成等の雨水排水対策(3)釜口水門430トン放流
春日巌議員 (1)07年度予算(2)少子化対策(3)障がい者自立支援法実施に伴う問題(4)介護保険の実態(5)生活関連土木予算の拡充と地元負担の軽減(6)平地林森林整備事業制度の取り組み
向山章議員 (1)政治姿勢(2)3万人規模の強みを生かした町づくり(3)財政力強化の具体的な計画(4)入札制度改善要望のその後の話し合い結果(5)教育基本法改正後の町教委の方針と計画(6)独自の子育て支援策 -
箕輪町公民館子育て学級閉講
箕輪町公民館子育て学級の閉講式が8日、町文化センターであった。母親が1年間の活動を振り返って互いに感想を話し、子どもたちの成長を喜んだ。
未就園児と保護者を対象に5月に開講し、月1、2回のペースで全15回開いた。バルーンアート、リトミック、おやつ作り、節分行事などをした。
閉講式で柴登巳夫公民館長は、「子どもはそれぞれすばらしい個性を持っている。1年で我が子の成長に目を見張るものがあったのでは。4月から保育園に行く子もいると思うが、その前の年の1年間はすばらしいものだったと思う」と話した。
親子は、最後の学級で手遊びやペープサートを楽しみ、茶話会では母親が「保育園に入る前のプレ保育園という感じで、人見知りだった子どもも、とても楽しめた。これから保育園に頑張って行けそう」など、一人ずつ感想を話した。 -
箕輪町地域包括支援センター運営協議会初会合
箕輪町地域包括支援センター運営協議会は8日夜、初会合を町役場で開き、同センターの06年度事業、07年度事業の説明を受けた。
平沢豊満町長が委員12人を委嘱。「運営の実態をご理解いただき、それぞれのお立場でご意見をいただきたい」とあいさつした。
地域包括支援センターは06年4月、町が保健福祉課福祉係の中に設置。地域高齢者の保健医療の向上、福祉の増進を包括的に支援する役割で、地域支援事業の介護予防、包括的支援、任意の各事業と、新予防給付ケアマネージメントをしている。
運営協議会は、中立性の確保や人材確保支援などの観点からセンターの設置、運営に関わる組織として設置した。
介護予防に関する07年度のセンター事業は、「元気な高齢者で暮らせるために」を目的に掲げる。主な事業は、特定高齢者施策として開いていた「いきいき塾」を対象者の幅を広げ一般高齢者施策として実施。65歳対象の「はつらつ健康講座」でボランティアを勧誘し、希望者に町社会福祉協議会主催のシニアボランティア講座を受けてもらい、「いきいきスタッフ」として「いきいき塾」に協力してもらう体制づくりを考えている。
特定高齢者施策では新規に「ステップアップおたっしゃ教室」を開く。介護保険に移行せずに暮らせるようにすることを狙い、「いきいき塾」の内容をベースに、作業療法士と理学療法士の個別指導を導入し、支持機能の維持・向上を図る。 -
【記者室】交通安全を考える
交通事故が、箕輪町の健康増進計画策定の会議で話題に上った。町の平均寿命が国、県の平均より低くなり、64歳以下の早世の原因の一つに交通事故死があった▼町の06年の交通事故発生件数は126件。死者3人、傷者167人。発生件数は前年と同数だが、死者と傷者はいずれも増加した。今年も2カ月間で、すでに20件の交通事故が発生しているという▼事故死は人ごとだと思っていた-。無事故・無違反歴50年で表彰を受けた男性が、交通事故で妻を亡くしたことを話した。事故死は家庭を崩壊させ、家族は精神的にもなかなか立ち直ることができない。「こんなことは私の家族だけで終わりにしてほしい」と。交通安全をもう一度しっかり考えたい。(村上裕子)
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都市農村交流セミナー
ワークショップで農村資源考える箕輪町の新しい体験型産業の創出を検討する「赤そばのまち・箕輪」発・都市農村交流セミナーの第2回会議は7日、松島コミュニティセンターで開き、ワークショップで町の自然や農村資源の生かし方について活発に意見を交わした。
全6回の町民参加によるセミナーやワークショップで構想づくりを進める。第2回は35人が参加。都市農山漁村交流活性化機構の花垣紀之さんらの進行に基づき、「地域住民、旅行者が楽しめる自然・農村資源の生かし方と課題」をテーマに5班に分かれて検討した。
資源には赤ソバ、ながた自然公園、もみじ湖、伊那梅苑、中曽根の権現桜、アルプスの眺め、星空の美しさ、湧き水、野菜、花、古田人形芝居、かやぶき住宅、手筒花火、特産品のワインや焼酎などが挙がった。
意見・課題では、道案内の看板設置、駐車場整備、農産物を生かした体験、観光コースの設定、維持管理のための仲間づくりと案内人の養成などがあった。
「もてなす心を地域の皆と一緒に持っていくことが大切」「町民自身がまず地元をよく知り、自ら体験することから始めることも大事」「発想の転換で見慣れたものの中に十分観光資源になるものがある」などの意見も出た。
今月末に第3回会議を開き、ワークショップのまとめと中間報告をする予定。 -
箕輪町福祉と健康のまちづくり推進委員会
箕輪町福祉と健康のまちづくり推進委員会はこのほど、初会合を町保健センターで開き、06年度中の策定を予定する「箕輪町障がい者保健福祉プラン」と「箕輪町健康増進計画」の計画案を協議した。
障がい者保健福祉プランは、「障がい者計画」と「障がい福祉計画」から成る。「障がい者計画」は基本理念などを定める基本計画。計画期間は11年度を目標年度とした07年からの5年間。「障がい福祉計画」は必要なサービスの見込量や実際のサービスなどの実施計画で、計画期間は06年度から08年度の3年間。08年度に次期見直しをする。
健康増進計画は、すでに策定している健康増進計画と母子保健計画を一本化したもの。10年度を目標年度にしている。
委員会は町長から委嘱を受けた15人で構成。委員長は丸山靖子さん。事務局から2つの計画について説明を受け協議の結果、計画案を承認した。
今後は町長に具申し、町議会全員協議会に示した後、策定する。 -
箕輪町観光協会フォトコンテスト審査
推薦は幾川博さんの「秋日和」箕輪町観光協会は5日、06年度ふるさとの四季フォトコンテストの審査会を町文化センターで開いた。推薦に幾川博さん=南小河内=の作品「秋日和」を選んだ。
コンテストのテーマは町の観光、イベント、祭りの写真。入賞作品は観光写真や雑誌の取材、PR、イベント、パンフレットなど幅広く活用する。
応募は18人、70点。観光協会長、町内の写真店主ら6人が、観光PRの観点から審査した。赤そばの里、萱野高原、福与城址、中曽根の桜、もみじ湖などの写真で、今年は中心市街地活性化のための初企画「イルミネーションフェスタみのわ」の写真もあった。推薦の「秋日和」は赤そばの里を撮影したもので、「赤と青、雲のバランス、色の良さ」を評価したという。
入賞作品は12日から30日まで役場正面玄関ホールに展示する。表彰式は28日。
審査結果は次の通り。
◇推薦 「秋日和」幾川博(南小河内)
◇特選 ▽「爛漫の中」赤羽廣治(松島)▽「災害復興祈願手筒花火」藤沢義昭(辰野町)▽「雪のイルミネーション」向山世男(伊那市)
◇入選 ▽「タイムトンネル」赤羽廣治(松島)▽「秋のもみじ湖」加藤平治(南箕輪村)▽「もみじの散歩道」酒井幸一(伊那市)▽「夕暮れの灯ながた荘」酒井芳郎(沢)▽祭の主役」中村軍(長岡)▽「夕暮れに浮ぶ」藤沢義昭(辰野町) -
箕輪町交通安全協会総会
箕輪町交通安全協会は2日夜、第50回総会を松島コミュニティセンターで開き、06年度事業報告、07年度事業計画や歳入歳出予算などを承認した。
町の06年の交通事故発生件数は、05年と同じく126件だったが、死者が3人(前年比3人増)、傷者が167人(9人増)で増加した。
小林交石会長は、「町は交差点の出会い頭や高齢者の事故が多い。高齢者の交通安全教室、学校や保育園の交通安全指導などで事故防止に努めたい。今年は3月1日までに町で20件の事故が発生している。1件でも事故を減らし安全な町になるよう今後もご指導、ご協力をお願いしたい」とあいさつした。
07年度の事業計画は、交通安全教育の推進、交通少年団活動、女性部活動、街頭活動、交通安全施設の点検・整備など。
表彰は、伊那警察署長・伊那交通安全協会長連名表彰の交通功労者で川上典子さん(松島)、市川美知代さん(松島)。箕輪町長・箕輪町交通安全協会長連名表彰の無事故・無違反歴50年は矢沢正和さん(松島)、金子勝さん(一の宮)。無事故・無違反歴40年は6人、30年は9人、20年は8人だった。
受賞者代表で矢沢正和さんは、「受賞は交通安全協会員のご指導のたまもの。今後もご指導を承りながら安全に努めたい」とあいさつ。さらに「交通事故で妻を亡くした。事故死は家庭も崩壊し、家族は精神的にもなかなか立ち直れず大変。こんなことは私の家族だけで終わりにしてほしい」と話した。 -
箕輪町議会
副町長定数で議員が定数1人を提案箕輪町の副町長の定数について町議会3月定例会初日の6日、町が定数2人とする議案を提出したのに対し、議員提案で日野和司議員が助役の定数を増加する条例を廃止し定数1人とする追加議案を提出した。
町は03年10月1日から助役2人制を導入し助役と、収入役の事務を兼掌する「行財政改革推進担当」助役を置いている。地方自治法の改正で助役制度が副市町村長制度に改められることに伴い、助役の定数を増加する条例の一部改正案を提出。「助役」を「副町長」に改めるもので、定数は現行通りの2人。
平沢町長は、「引き続き助役2人制を副町長2人制とし、一層の行財政改革と、自治体間競争に打ち勝てる体質確立に向けて積極的な行政経営に当たっていく」と述べ、「少数精鋭で230人体制を狙う。これからの30人近い効率化が大変。行財政改革をしっかりやり、企業誘致、住宅開発・住宅誘致を積極的に進めるため特命の副町長が必要」と説明した。
議員提案は、「町は行政改革の枠組みができ、組織のスリム化などを進める中で、副町長の定数を1人にする」と提案理由を示し、付則で経過措置として現に在職する助役の任期中に限り副町長として在職すること、助役の定数を増加する条例の廃止を挙げている。
日野議員は提案説明で、「行財政改革の枠組みができたとしている。議員定数を削減し、職員数も削減している。副町長を置かなくても職員が補佐する体制ができている。町民感情、財政事情をかんがみ、定数を削減するべき」と述べた。
追加議案の賛成者は3人。「常任委員会でよく議論して結論をだしてほしい」と最終日ではなく初日に提出した。 -
箕輪町議会3月定例会開会
箕輪町議会3月定例会は6日開会し、町が06年度一般会計など補正予算案、町道の廃止・認定、助役の定数を増加する条例の一部改正など条例案、07年度一般会計予算案など39件、議員提案による副町長定数条例制定の追加議案1件の計40件を上程した。上伊那広域連合などの規約の一部変更議案7件を即決した。
06年度一般会計補正予算案は、歳入歳出に各2億8782万2千円を追加し、総額を88億6206万3千円とする。主な事業は、地域介護・福祉空間等整備事業の高齢者と園児のふれあい空間施設の整備で、心身障がい児母子通園訓練施設「若草園」を移転し三日町保育園に併設する。中部小学校耐震補強・大規模改修・給食室改築工事、東小学校耐震補強工事など。
07年度一般会計予算案は、総額83億2800万円で、06年度当初比8億5700万円、11・5%の増。
平沢豊満町長は07年度施政並びに予算編成方針で、理念に「人口2万6千人から3万人程度の規模の強みを生かしたまちづくりの推進」を挙げ、「施策の選択と集中で21世紀型のまちづくりに積極、果敢に取り組む」とした。重点施策に▽子育て支援施策の充実・強化▽健康なまちづくり▽環境にやさしいまちづくり▽災害に強い安全・安心なまちづくりの推進-など8項目を示した。
新たな副町長制については、「地方自治法改正のねらいを助役2人制で3年半ほど前に先取りしている。今後も行財政改革のさらなる推進などをねらいとした副町長2人制を継続し、自治体間競争に勝ち抜く強靭な町づくりに取り組む」と述べた。
予算編成は、「行政経営型自治体運営で、『足元を固め、夢を育て、町民にやさしい』積極的な行政運営により、第4次振興計画基本構想実現のための予算」と説明した。
請願・陳情は次の通り。
◇請願 ▽「公共工事における賃金等確保法」(仮称)の制定など公共工事における建設労働者の適正な労働条件の確保に関する意見書提出を求める件
◇陳情 ▽日豪EPA/FTA交渉に対する陳情書▽「公共サービスの安易な民間開放に反対し、国民生活の『安心・安全』の確立を求める意見書」提出に関する陳情 -
信州もみじ湖くらぶがブドウの木の剪(せん)定作業
箕輪町の住民有志でつくる信州もみじ湖夢くらぶ(根橋英夫代表)ブドウ部会は4日、ワインオーナー用のブドウ園で木の剪(せん)定をした=写真。
農業を通じて元気の出る地域をつくろうとさまざまな取り組みをしている同クラブは、輸入したブドウではなく、地元の安全なブドウで作るワインを提供しよう竏窒ニ4年前からワインオーナー制に取り組むための準備をしてきた。シャルドネ、メルローを中心に6品種を栽培。昨年から今年にかけて木を増やしているため、栽培面積は約30アールとなる。ワイン作りは今年から本格的に取り組む予定で、オーナーには1年寝かせたワインを今年の秋から届ける。
年々ブドウの収穫量は増えているほか、同地域はブドウの糖度を決める昼と夜の寒暖差もあるため、糖度20%以上の質の良いブドウが実るようになってきているという。
栽培指導に当たる柴寿さんは「遅霜には気をつけなければならないが、花が咲く時期が早まれば糖度が乗る期間も長くなる。想像以上に良い木が育ってきている」と話していた。
今年の収穫作業にはワインオーナーにも参加してもらうことなどを計画している。
ワインオーナーは現在も募集している。
申し込み・問い合わせは信州もみじ湖くらぶ(TEL79・0744)根橋さんへ。 -
箕輪町議会3月定例会日程
箕輪町議会3月定例会は6日開会し19日までの14日間開く。
提出議案は、06年度一般会計など補正予算案、町道の廃止・認定、助役の定数を増加する条例の一部改正や人事行政の運営等の状況公表に関する条例制定など条例案、上伊那広域連合などの規約の一部変更、07年度一般会計予算案など39件。07年度施政並びに予算編成方針の町長説明、町議会活動検討特別委員会委員長報告もある。
日程は次の通り。
▽6日午前9時=本会議開会▽7縲・1日=休会▽12、13日=一般質問▽14、15日=常任委員会審査▽16縲・8日=休会▽19日午前9時=本会議、全員協議会 -
箕輪町赤十字奉仕団任命式
箕輪町赤十字奉仕団の任命式は1日夜、町文化センターであった。15分団の正副分団長が委嘱を受け、奉仕団員の責務や活動などを学んだ。
箕輪町分区の平沢豊満分区長が、幹部一人ひとりに委嘱書を手渡し、「奉仕の精神が第一。町民の生命、財産を守るため、災害時の奉仕の役割などをご理解いただき、使命感に燃えての活動をお願いしたい。日ごろの仕事を持ちながらの大変な仕事だが、1年間よろしくお願いしたい」と訓示した。
奉仕団の責務について、日本赤十字社長野県支部指導員の福島朝雄さんが講演。平等、公平で、宗教にとらわれない赤十字の活動などを紹介。災害時の指揮命令系統の整備、救急法普及のための講習会開催の検討を提案した。毛布のたたみ方、三角巾の扱い方など簡単な実技講習もした。
奉仕団の主な活動は社資募集、町地震防災訓練への参加、NHK海外助け合い募金、健康教室、救命救急法講習会、清掃奉仕活動など。
本部役員は次の皆さん。
▽委員長=向山初美▽副委員長=小川ゆかり(三日町)▽吉田冴子(長岡)▽委員=高山美穂子(大出)柴さつき(松島)伊藤礼子(中曽根)▽監事=向山千代子(中原)田中和子(福与) -
伊那署が感謝状 業務に長年協力の4人へ
伊那署は27日、警察業務に長年協力のある、中畑クリニックの医師中畑英樹さん(50)=伊那市日影=、長衛荘管理人の小松喜代男さん(69)、志さ美さん(63)夫婦=箕輪町=、南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会隊員の中村徳彦さん(47)=同市長谷=の4人へ感謝状を送った。
中畑さんは、同署管内で発生した事件・事故などの検死などに長く携わる。表彰を受け「亡くなった人に早く引導を渡してあげたいと取り組んできた」と感想を述べた。
小松さん夫婦は、管理人として8年間従事し、南ア登山者の宿泊場所の提供、登山道の整備などに携わる。中村さんは、隊員として28年間務め、山岳遭難救助活動に取り組んできた。
小松さん夫婦は「山の天候を甘く見ないでほしいと、登山者へ伝えていきたい」。中村さんは「一歩間違えれば自分たちの命も危険になる状況もあるが、今後も気を引き締めて取り組んでいきたい」と話していた。
感謝状を受け取った皆さん。(左から)中畑さん、小松さん夫婦、中村さん -
春の火災予防運動
火災予防ポスター・書道作品展示春の火災予防運動(1日縲・日)に合わせ箕輪消防署は1日、火災予防を呼びかける小学生のポスターと書道作品を町文化センターに展示した。7日まで。
伊那防火管理協会と伊那消防組合消防本部主催の小学生を対象にした防火ポスター、防火作文・書道コンクールに応募した町関係分の全作品を展示。ポスターは箕輪中部小学校6年生の5点、書道は箕輪西小学校5、6年生の37点。
書道は06年度全国統一標語「消さないで あなたの心の 注意の火」を書いた。ポスターは、注意を呼びかける言葉と一緒にタバコのポイ捨てや建物火災などの場面を描いている。
箕輪町内は昨年12月から無火災が続いている。箕輪消防署は、これから農作業が始まると野火、土手焼きの飛び火など火災の危険性が増えるため「火事を出さないよう十分気をつけて」と呼びかけると同時に、「電話でいいので、消防署に必ず焚き火届けをしてほしい」と話している。 -
家族経営協定締結者調印式
箕輪町で4組箕輪町で1日、農業経営の環境づくりのため家族員が役割と責任を明確化する「家族経営協定」の締結者調印式が町役場であり、新規の4組が協定を結んだ。
家族経営協定は96年に始まった。農業経営の近代化を進め、魅力ある職業にするため、経営従事者が互いを経営パートナーと認め合い、各自の意欲や能力を発揮できる環境作りを目的とする。協定は家族ごとの実情に応じた役割や責任を明記する。
箕輪町長、町農業委員会長、町農業者年金協議会長、上伊那農業改良普及センター長が立会い、家族ごとに協定書に調印した。
平沢町長は、「新たな気持ちでの出発点。農業は人間として生きるベースになる最も重要な仕事。町の活性化のためにも皆様のお力が必要。家族で協力いただき、すばらしい経営ができるよう頑張って」とあいさつした。那須千元農業委員会長は、「箕輪町の農業自給率は67%で厳しい状況。町の農業のため地域や町のリーダーとして大いに頑張ってほしい」と話した。
締結者を代表して柴一吉さん=木下=は、「協定の締結を機に地域農業の活性化のため担い手となって一生懸命頑張りたい」と決意を述べた。
締結者は、今回の4組を含め上伊那で221組、町内は15組になった。 -
心身障がい児母子通園訓練施設「若草園」
既設保育園への併設など要望箕輪町心身障がい児母子通園訓練施設「若草園」の保護者代表・唐沢知恵さんら3人が28日、既設保育園への併設移転など園の施設整備を平沢豊満町長に要望した。
若草園は現在、共同作業の家と併用で、建物2階の2部屋を利用。未就学児と保護者を対象に週3日開園。保育士2人体制で作業、言語、心理、音楽の各療法士も計画に沿って配置。本年度は町内の13組27人の親子が通園している。
保護者は、既設保育園への併設移転、療育効果をねらい裸足で過ごすため床暖房の設置、週5日の開園と給食の提供を要望した。
移転要望の理由に▽健常児との交流による障がい児・健常児の養育への効果▽現在2階で階段があることや通園者の増加で部屋が狭いことによる危険性▽園庭がなく戸外遊びの経験ができない▽物音が階下に響くため活動が十分にできない▽作業の家の事業や通所者の精神面に大きな影響をきたしている-を挙げた。
平沢町長は、「既設保育園への併設は今年対応を考えようと思っている」と答えた。 -
福与工業団地分譲契約調印式
ジャパンロジスティックスが物流センター建設へ物流業のジャパンロジスティックス(本社・静岡県富士市、井出純一社長)が28日、箕輪町福与工業団地に物流センター建設のため、箕輪町土地開発公社と分譲契約を結んだ。今年7月にセンター建設に着工し、08年3月の本稼動を予定する。
土地は、福与工業団地約5万平方メートルのうち2万1592・78平方メートル。建物は鉄骨平屋建て、建設面積は9千平方メートル。土地購入費を含む総投資額は10億円。正社員約10人、パート約50人を現地採用する。
同社の物流センターは静岡県、宮城県など5カ所にあり、ホームセンター4社のほぼ全商品を扱う。県内は長野物流センター(須坂市)がある。新センターは綿半ホームエイドの第2物流センターとして稼動。中信から南のエリアと愛知県の計7店舗分を扱う計画。
開発公社の平沢豊満理事長は、「商業、製造業をつなぐ会社は貴重な存在。最大限のバックアップをしたい。就労の場も広がり地域の活性化にもつながると期待している」とあいさつ。井出社長は、「この町が活性化するための一助だが、町の一員となるつもりで頑張っていきたい」と述べた。
福与工業団地は85年度に整備。帝国通信工業が86年に契約し現在稼動している。企業誘致のため06年4月に開発公社が帝国通信工業から取得した土地を今回売却した。 -
箕輪町社会福祉大会
第17回箕輪町社会福祉大会は25日、町文化センターホールであった。約300人が集い、地域で共にいき、支えあうために講演に学び、分科会で自由に意見を交わした。
町ボランティア運営委員会、町社会福祉協議会の主催。子どもから高齢者まで障害の有無にかかわらず、だれでも安心して暮らし続ける町づくりのため、一人ひとりが何をしたらいいか、何ができるかを考え、住民皆が住みよいと思える地域づくり推進のため開いた。
4分科会の一つ、「さぁ一緒にやりましょう!ちょっとボランティアを」では、箕輪中部小学校6年2組が活動を発表した。集めよう委員会で「世の中に役立つように」と今年初めて牛乳パックを集め、収集で得たお金が福祉に役立つこと、ボランティアクラブを発足させてプルタブや古切手、書き損じはがきの収集、保育園訪問をしたこと、学級で5年生のときに引き続き町のデイサービスセンターゆとり荘を訪問したことを紹介した。
児童は、「私達のやったことはほんの少ししか届かないけど、少しでも役に立ってよかった」「保育園で笑顔をたくさん見ることができた。ボランティアクラブが続いてくれたらうれしい」と感想を述べた。 -
県議選 上伊那郡区清水洋氏事務所開き
県議選上伊那郡区(定数2)に出馬する清水洋氏(53)=自民党・箕輪町=の後援会は23日夜、箕輪町内で事務所開きをした。役員約70人が集まった。
清水氏は、災害、経済、少子化などの対策を挙げ「豊かさを実感できる地域づくりが使命と思っている。県議となって恩返ししたい」と決意を述べた。
自民党公認について「地域の人に自分の立場をわかりやすくした。国・県・地域とつながりを持ったスタイルは大事かと思う」とした。
金沢芳雄後援会長は「清水県議は、若くて行動力があり、誠実である」と再選に向けて支援を求めた。
後援会組織は箕輪町、南箕輪村が区・常会単位、辰野町、飯島町、中川村が町村単位に各支部を設けている。
事務所は箕輪町9417で、松島の国道153号線沿い。電話は79・7418。 -
箕輪町議選
新人の荻原かほり氏出馬表明任期満了(4月29日)に伴う箕輪町議会議員選挙で、新人の荻原かほり氏(65)=無所属、木下栄町=が24日、出馬を表明した。
女性議員を出すために集まった有志グループの要請を受け、「女性の声を町に」と出馬を決意。木下区の支援も受けているという。
「ぬくもりのあるわが箕輪町」をテーマとし、公約に▼子育て支援・高齢者・障がい者福祉に光を▼環境にやさしいまちづくり▼男(ひと)と女(ひと)が輝く活力あるまちづくり-を掲げる。
教職や介護の経験も生かし「認め合い、支え合い、人と地域が“ひびき合う”まちづくりのお手伝いをしたい」とする。
小田原女子短大卒。元小学校教諭。横浜市立豊田小学校副校長を最後に01年退職。町教育委員会社会教育指導員など歴任。みのわ少年少女合唱団指導。 -
公民館ふきはら大学で健康講座
箕輪町公民館ふきはら大学は23日、健康講座を町文化センターで開き、レクリエーションゲームで楽しく体を動かした。
健康講座は、体を動かす楽しみを体験するねらいで、町の健康運動指導士・西出聡さんを講師に、ストレッチで体をほぐした後、脳のトレーニングを含めた後出しジャンケン、手遊び、布を使ったお手玉のような遊びなどをした。
ゲーム「木の中のリス」は、木の役の2人が手をつないだ中にリス役の1人が入る形を基本に、講師が「オオカミが来たぞ!」と言うとリスが別の木に移動し、「木こりが来たぞ!」と言うと木が移動して別のリスを囲む。
学生は、講師の合図を注意深く聞いてゲームに挑戦したが、間違えて移動したり、リスが一人取り残されたり。笑いながら室内を動き回り楽しんでいた。