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国体出場者あいさつ
第61回国民体育大会秋季大会(9月30日縲・0月10日、兵庫県など)に出場する箕輪町在住の選手が26日夜、出場あいさつで小林通昭教育長を訪ね、健闘を誓った。
県代表として出場する選手は7人。ソフトボール成年男子は浦野幸一さん、唐沢秀和さん(ともにKOA)、バスケットボール少年女子は秋山有可さん、小平恵里さん(ともに東海第三高)、フェンシング成年男子は大野寛務さん(伊那北高教員)三沢高志さん(箕輪消防署)、空手道成年男子は今村哲也さん(日本ピスコ)。
選手3人と保護者2人が訪れ、教育長が激励金を手渡した。 -
精神保健福祉ボランティア「ひまわりの会」(箕輪町)
いつも太陽の光に向かって咲いているヒマワリの花。「精神に障害のある方もヒマワリの花のように、地域や社会の中で“希望の光”に向かって生活できるように」との願いを込め、「ひまわりの会」が04年6月、箕輪町に発足した。
会員は9人。精神保健福祉ボランティア講座を受講した有志でつくる。
主な活動は、箕輪町の精神障害をもつ当事者の会「もみじ会」での手芸、昼食作り、クリスマス会などへの協力、共同作業所でスポーツクラブや手芸の手伝い、宮田村の「なごみ家」でのお菓子作りなどの参加。精神保健福祉に関する研修会や講習会などにも参加し、学びながらボランティア活動をしている。
「私達は一生の間に、体の病気にかかるのと同じように心の病気にかかることもある。内科や外科の病気と精神も一緒」
心の病気は適切な治療やリハビリテーションなどによって回復させ治すことができるが、一方で病気になる前に比べて生活のしづらさ、障害を残す人も多くいる。苦しんでいる人たちは、自分たちの病や障害について正しく理解し、社会生活をうまく送っていけない心情や現実をもっと知ってほしいという気持ちを強く持っているという。
「地域の方々に理解と協力を求めながら、当事者とゆっくり交流する中で生活や社会参加をお手伝いしたい」。会員一人ひとりの気持ちは、「精神に障害のある方も、そのご家族も、お互いに無理せず、気張らず、その人らしく過ごせる憩いの場を提供したい」という強い思いへと変わり、憩いの場「ひまわり畑」を始めようと計画が始まった。
周囲の反対もあったが、「始めなければできない」と05年10月、準備会として「ひまわり畑」を箕輪町福祉センター2階の1室で開いた。手芸品などを福祉の祭りで販売し、売上金を運営に充てた。
「ひまわり畑」は、午前9時から午後3時ころまで。昼食はコミュニケーションの一つで、食事を囲みながら歓談する。好きな時間に来ることができ、何をするという決まりもなく、寝ていても、話をしてもいい。自分らしくいればいい。
12月までの準備会を終え、06年1月に本格的に始めた。実施日は毎月第3木曜日。利用者の希望で300円の会費制にした。会員が朝から福祉センターで料理をして昼食の支度をし、利用者が訪れるのを待つ。
「去年のスタートからちょうど1年。一人も来ないときもあった。本当に手探りの状態で、資金がない大変さもある。でも、続けることに意味がある」
一緒に食事をしながら、利用者の希望を聞き、次回に生かす。「皆さんのお役に立ちたい。何でも話せる場にしたい」と、地道な活動を続ける。
本年度、箕輪町まちづくり住民提案事業の補助金がもらえることになった。利用者の自立支援に、手芸品などを作って販売し、お小遣いになればと、補助金でミシンを購入した。希望があれば、一緒に調理をして料理を覚えてもらうことも考えている。
最終的にはグループホームを作りたい-という夢がある。「共に生きる世界、ノーマライゼーションの世界にしていかないといけない。そうなれば一番いいですね」。ヒマワリのような明るい笑顔や話し声が広がることを願っている。(村上裕子) -
箕輪ブライトプロジェクト第1回製品試作会
自然エネルギー活用で廉価な照明開発へ天竜川護岸の夜間照明などに使う自然エネルギー活用の廉価な照明装置を開発しようと、箕輪町の事業者有志が立ち上げた「箕輪ブライトプロジェクト」(小池茂治会長)が25日夜、第1回製品試作会を町産業会館で開いた。開発は太陽光、小水力、風力など各部会に分けて研究していく方針で、今後さらに業種にこだわらず仲間を募る。
町には、天竜川堤防道路を親水護岸の道に整備しようと取り組む住民有志の会「天竜せせらぎロードプロジェクト」があり、国土交通省に提出した実施計画案に、夜間照明の設置を盛り込んでいる。
計画案の照明装置は将来的に企業協賛を想定していることもあり、町内事業者らがそれぞれの技術などを持ち寄って自ら開発しようと8月、ブライトプロジェクトが発足した。
廉価で耐久性があり、地元でメンテナンスできる照明装置の開発が目的。自然エネルギー利用で価格は10万円以下を想定。試作製品を天竜川護岸道路のモデル区間(町田橋縲恂・輪橋)に設置し性能を検証する。製品の一般家庭などへの普及も研究し、町内全体のエコロジーの取り組みにする。同事業は町の中小企業融合化促進助成事業の補助金(30万円)も受けている。
試作会は、ソーラーパネルやランプなどを会員が持ち寄り実験をしながら協議。早期に試験機を作り、町商工会館近くの場所に設置することを決めた。
今後、現在の会員7人を発起人として趣意書を作り、小水力発電に取り組む箕輪ニュービジネス研究会など自然エネルギー利用をテーマに活動する町内の団体なども含め広く仲間を募り、本年度中のモデル機設置を目標にそれぞれが蓄積したノウハウを基に研究開発を進める。 -
箕輪町「健康づくり週間」
リラクゼーション講座箕輪町の「健康づくり週間」が25日、始まった。10月1日まで、健康セミナーや健康相談など各種事業がある。
週間は、生涯を通じていきいきとその人らしい生活を送るため、自分の健康について関心を持ち、考える機会にする。
事業の一つ「リラクゼーション講座」は25日、保健センターであった。「心と身体をいやすハンドトリートメント体験」で、アロマテラピーと手のトリートメントを体験した。
講師は諏訪市にあるヒーリングサロン・ランコントレの山口礼子代表ら。「やさしいアロマテラピー」と題して、精油で心や体のトラブルを穏やかに回復し、健康増進や美容に役立てていこうとする自然療法のアロマテラピーのメカニズム、活用法、精油の注意事項、10種類の精油などを学んだ。
トリートメント実習では参加者が2人組になり、ラベンダーなどの精油をブレンドしたオイルで互いの手のトリートメントを体験した。さする、もみほぐす、ポイントを刺激する-の3パターンでトリートメントし、「気持ちがいい。家でもやってみたい」と話していた。 -
箕輪町国際交流協会で中国語落語会
箕輪町国際交流協会は24日、中国語講座特別企画「梅津亭あんこうさん中国語落語会」を松島コミュニティセンターで開いた。中国人や日本人ら約80人が初めて耳にする中国語落語にひきつけられ、笑いがあふれた。
梅津亭あんこう(本名・小倉伸裕)さんは箕輪町在住。町国際交流会中国語講座を受講している縁で、今回の落語会が決まった。05年に上海で世界初の中国語落語をし、日本では今回が初めて。
演題は有名な「まんじゅうこわい」「時そば」。中国人に理解されやすいように「時そば」は、そばをラーメンに替えているが、お金の数え方で店の主人をだますところで皆大笑いしていた。中国語と日本語を交互に話す同時通訳落語も初披露した。
中国語講座講師の王紅さんによる中国マジックショーなどもあった。 -
マツブサ収穫始まる
箕輪町の特産品「まつぶさワイン」の原料マツブサの収穫が25日、箕輪町まつぶさ会の会員の畑で始まった。
会員の中で最も栽培面積が広い山口勇夫さんは、約100本のマツブサを育てている。今年は実そのものはいい状態だが、春先の寒さが影響し、花は咲いたが実が色づくころに房ごと落ちてしまったり、房の実と実の間があいてしまうなど、収量は少ないという。
会全体の収穫量は、不作だった昨年より多いが450キロの見込みで、山口さんの畑で300キロを見込んでいる。収穫は10月2日にもある。 -
箕輪の竜東線の未来を考える会
計画路線案を最終確認箕輪の竜東線の未来を考える会は22日開き、会としての竜東線計画路線案を最終確認し、18年度事業などを協議した。
計画路線案は、本年1月の会議で示した案を地元5区がそれぞれ地区に持ち帰り協議した結果を基に作成した。区間は伊那市境から辰野町境で、十沢交差点から北小河内方面は町道760号線(農免道路)、南方面は交差点から町道900号線を通ってまっすぐ南へ天竜川沿いに延ばす。全長約9キロ。
伊那建設事務所は「重大な提案と受け止めている。県にも上げたいと思っている」と話した。
本年度事業は10月18日に三日町区内の交差点で交通量調査をする。
役員改選もあり、委員長に鳥山惣一郎さん(三日町)、職務代理に柴成人さん(長岡)を選出した。 -
「木下A」が11連覇 箕輪町内一周駅伝大会
第47回箕輪町内一周駅伝大会(箕輪町公民館主催)が23日あり、公民館の分館単位で編成するチームと町友好交流都市の静岡県浜松市庄内地区の全27チームで健脚を競った。「木下A」が1時間33分19で優勝、11連覇を達成した。
出場選手は小学生以上の町民。八十二銀行箕輪支店南側をスタートして、役場前駐車場ゴールの総延長26・9キロを12区間でたすきをつないだ。
静岡県浜松市庄内地区は、前年に続いての出場、本年で5回目。結果は4位と健闘した。
結果は次の通り。
【総合順位】(1)木下A(2)沢A(1時間34分08)(3)大出A(1時間35分11)(4)庄内(1時間36分33)(5)上古田A(1時間37分21)(6)松島A(1時間37分41)(7)北小河内A(8)南小河内A(9)長岡A(10)木下B(11)大出B(12)福与(13)上古田B(14)三日町(15)下古田(16)八乙女A(17)木下C(18)沢C(19)北小河内B(20)長岡B -
上伊那のいも焼酎原料 箕輪町を皮切りにイモ掘り
いも焼酎の原料となるイモ掘りが23日、上伊那地区では箕輪町を皮切りにはじまった=写真。本年度は、上伊那産のサツマイモを使った焼酎「伊那八峰(仮称)」の販売を同地区の酒販売店有志が計画しているため、イモの出来上がりに注目が集まっている。
本年度から販売に向け、全8市町内で生産者組合員やボランティアらが焼酎の原料「黄金千貫」などの苗を植えた。総収穫数量は推定200トン。その一部で、各市町村産の焼酎、合計約1万6千本(1本720ミリリットル)を「喜久水酒造」(飯田市)が製造する。12月上旬発売予定。
町では昨年に比べて約20倍となる7万本の苗を町内10個所のほ場、計約5ヘクタールへ植えた。上伊那の中では植付けが最も早かったため、この日は木下のほ場で、町焼酎いも生産組合員と、町内の酒販売店5店舗5人の計15人がイモ掘り作業をした。
本年は低温、日照不足などで収穫量は少ない見込みだが、柴正人同組合長は「生産者と販売者が気持ちを一つにして、安定した販売を目指したい」と意気込む。酒販売関係者も「生産者が大切に育てたものを精一杯努力して販売していきたい」と話していた。 -
箕輪陶芸研究会の作品展
箕輪陶芸研究会(木下三喜男会長、28人)は23、24日、松島コミュニティーセンターで第14回陶芸展を開いている。皿や鉢、きゅうす、花器、つぼなど会員の力作約70点が並ぶ。
陶芸展は1年間の成果を披露する場で、会員22人が3点ずつ持ち寄った。電動ろくろを回しながら「トビカンナ」の技法で模様をつけた皿、タコの形をしたスタンド、南アルプスを描いた作品などがある。全国の展覧会に出展する会員もおり、大作が目立つ。
活動は個々での制作が主だが、研修旅行として山口県萩市や岐阜県土岐市の陶芸作家を訪問。「色づかいや技法など作品に成果が表れている」(木下会長)という。
会場の一角では、会員が作った皿、はし置きなどを即売。売上金は地元の社会福祉に寄付する。
24日は午前9時縲恁゚後5時。 -
【記者室】短期アカデミーで健康づくり
箕輪町は、地区の保健補導員を対象にした健康づくりの「短期アカデミー」を始めた。熟年者の健康レベル向上を目的に開いている「みのわ健康アカデミー」の凝縮版。地域の中で健康づくりの中心を担ってほしい-との願いがある▼初の取り組みに9人が参加。年末まで健康学習やトレーニングに励む。「自分の健康に目を向ける意識改革にいい」と参加者。健康のために何かと思ってもなかなかできないのが実情。これを機に健康維持に役立てたいという▼修了すると「みのわ健康サポート隊」に認定される。具体的な活動は未定だが、体験談を周囲に話すだけでも、健康への関心を高める一助になるだろう。短期間でどの程度効果があるのか、結果にも期待したい。(村上記者)
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箕輪町で農薬の不法投棄
21日午後3時ころ、箕輪町南小河内の東箕輪たい肥センター跡地で、箕輪町が委嘱している廃棄物不法投棄監視員が定期パトロール中に段ボール箱4箱に入った農薬が投棄されているのを発見した。22日午前9時ころ、町役場職員が箕輪町警部交番に「農薬が捨てられている」旨を届け出た。
投棄されたのは殺虫剤、除草剤などの農薬約80キロ。
伊那署が廃棄物の処理及び清掃に関する法律、毒物及び劇物取締法違反事件として捜査している。 -
天竜川北島地区復旧説明会
7月の豪雨災害で決壊した箕輪町松島北島地籍の天竜川右岸堤防の復旧説明会が20日夜、地元の北島地区住民らを対象に松島コミュニティセンターであった。国土交通省・天竜川上流河川事務所が、秋口以降に着工予定の本堤防の工法を説明した。
本堤防は従来と同じ場所に設置。延長250メートル。河床に重さ1つ当たり2トンのコンクリート十字ブロックを連結して5列敷く。護岸に石を積み石と石の間をコンクリートで固める練石積みをする。従来の芝部分はコンクリートの板をはり、最上部はアスファルト舗装する。復旧により河床洗掘、高流速・転石などの衝撃、高い水位などの課題に対する安全性を確保する。
決壊個所の前後も芝部分にコンクリートをはり、深沢川との合流点付近は、合流点をはさんでコンクリートブロックを河床に置き、水の勢いを弱めるなどの対策をする。水が流れやすくなるよう州の土も除去する。
工事は秋以降の着工予定で、来年の出水期までに完成させたい考えを示した。事業費はすでに終了している応急復旧工事と合わせ約7億円の見込み。
住民からは「天竜川と深沢川の合流点付近が心配。取り付け工をもう少ししっかり考えたほうがいいのでは」「今後、州ができたら土を取る約束をしてほしい」などの意見があった。 -
箕輪町人事異動内示
箕輪町は21日、10月1日付の人事異動を内示した。昇任は課長級3人、係長級4人。組織改革に伴う名称変更も含め異動は44人。
10月から組織改革で総務課と税務財政課を再編し、総務課、経営企画課、税務課を設置する。行財政改革の推進に向け、町の組織を効率的かつ機能的なものにし、効率的な業務の遂行を図るため、03年10月から進めてきた課の統廃合に加え、総合的な経営、国及び県の施策との総合調整、予算編成とその執行管理の充実を図る観点から見直した。
組織は総務課(総務係、人事係、広報係)経営企画課(企画調整係、財務係)税務課(課税係、収納対策室)。
今回の人事異動のねらいは(1)政策的経営機能の強化(2)防災部門の強化(3)企業誘致施策の強化に向けた企業誘致部門及び土地開発公社の機能の強化-。
課長級は、保健福祉課長に保健福祉課福祉係長の白鳥一利さん(53)、生涯学習課長に生涯学習課生涯学習係長の中村文好さん(54)、町社会福祉協議会派遣・事務局長に教育課用務係長の岡文行さん(55)が昇任した。
異動は次の通り(カッコ内は旧職、敬称略)。
【課長級】
▽総務課長(保健福祉課長)木村英雄▽総務課専門課長・防災担当(生涯学習課長)平井克則▽経営企画課長(総務課長)小出嶋文雄▽税務課長兼収納対策室長(会計課長)川上敏夫▽保健福祉課長(保健福祉課福祉係長)白鳥一利▽建設水道課長(建設水道課長兼箕輪土地開発公社派遣・事務局長)大槻長▽会計課長(収納対策室長)藤沢公明▽教育課長兼教育課用務係長(教育課長)浦野誠次▽生涯学習課長(生涯学習課生涯学習係長)中村文好▽町土地開発公社派遣・事務局長兼事務局次長(税務財政課長)唐沢宏光▽町社会福祉協議会派遣・事務局長(教育課用務係長)岡文行
【係長級】
▽経営企画課企画調整係専門幹(政策企画室政策企画係専門幹)遠山明▽総務課課係長・防災担当(税務財政課課係長)唐沢悟▽県上伊那広域水道用水企業団派遣・企業長事務局庶務・経理係長(税務財政課課税係長)伊藤政良▽経営企画課企画調整係長(政策企画室政策企画係長)清水益夫▽経営企画課財務係長(税務財政課財政係長)安積真人▽税務課課税係長(教育課教育係)中村克寛▽収納対策室専門係長(収納対策室収納対策係)青木正▽保健福祉課福祉係長(保健福祉課福祉係)笠原毅▽産業振興課課係長・商工担当(町社協派遣・事務局長付)田中一夫▽建設水道課課係長(町土地開発公社派遣・事務局次長)鳥山久夫▽生涯学習課生涯学習係長(建設水道課建設工事係)柴敏夫
【係員】
▽県西部箕輪土地改良区派遣(産業振興課耕地林務係)唐沢紀朗▽町社協派遣(総務課広報係)大槻宏明▽経営企画課財務係(税務財政課財政係)百瀬喜美子▽経営企画課財務係(税務財政課財政係)毛利岳夫▽経営企画課財務係(税務財政課財政係)小沢聡▽税務課課税係(税務財政課課税係)高嶋健児▽産業振興課商工観光係兼町土地開発公社派遣(建設水道課建設管理係)三井清一▽産業振興課商工観光係兼町土地開発公社派遣(産業振興課商工観光係)唐沢勝浩▽経営企画課企画調整係(政策企画室政策企画係)田中克彦▽税務課課税係(税務財政課課税係)唐沢美鶴▽税務課課税係(税務財政課課税係)小林寛▽税務課課税係(税務財政課課税係)丸山敦▽税務課課税係(税務財政課課税係)井上由紀▽税務課課税係(税務財政課課税係)木村勉▽住民環境課生活環境係(県上伊那広域水道用水企業団派遣)高山秀峯▽保健福祉課福祉係(町社協から研修派遣)志賀健一▽産業振興課耕地林務係(総務課総務係)高橋英人▽建設水道課建設工事係(県西部箕輪土地改良区派遣)唐沢智之▽教育課教育係(住民環境課生活環境係)鈴木清次▽総務課総務係(政策企画室政策企画係)下平亜矢▽税務課課税係(税務財政課課税係)唐沢剛▽税務課課税係(税務財政課課税係)東城美保 -
箕輪町長が長寿者訪問
箕輪町の平沢豊満町長は21日、長寿を祝福するために本年度88歳以上になるお年よりの自宅を訪れた。今年88歳となった北條かなめさん宅では「お元気そうで何よりです」などと声を掛け、町木のケヤキで作ったお椀などを記念品として手渡した=写真。
北條さんは1918年(大正7年)5月1日生まれ。現在は息子夫婦と3人で暮らしている。「足が悪いが、ほかはどこも異常がないとこの前の健康診断でも言われた」と話し、昔から続けているマレットゴルフなどを楽しんでいる。油ものは苦手だが、和食や郷土料理などを好んで食べるという。
北條さんは平沢町長の言葉に笑顔で応え、祝福の言葉に「ありがとうございます」と返した。
箕輪町における本年度の長寿者訪問対象者は458人。100歳、101歳になるという対象者もおり、二人には県の祝い状も一緒に届ける。 -
赤ソバの花咲き誇りピンク色のじゅうたん
箕輪町上古田の「赤そばの里」の赤ソバ(高嶺ルビー)の花が咲き誇り、4・2ヘクタールの畑一面が濃いピンク色のじゅうたんに染まった。
昨年度までは中箕輪農事組合法人が管理していたが、本年度から町の委託を受けて区民有志の会「古田の里赤そばの会」(唐沢清光会長)が栽培、管理している。これまでに除草作業や耕作をし、改めて200キロの種をまいたほか、観光面から歩道や景観整備もした。花は10月初旬ごろまで楽しめるという。
会員ら関係者約30人が出席して20日、里開きのセレモニーを開き、テープカットなどをして多くの来訪に期待した。
唐沢会長はあいさつで「立派にきれいな花が咲いた」と喜び「来年もさらにすばらしいソバを作っていきたい」。平澤町長は「すばらしい花が咲き、会員の心意気が宿っているようでうれしく思う。箕輪を訪れる人に心を癒してもらえるように活動してもらいたい」と述べた。
会は併せて、近くに農産物直売所を設け、地元の野菜などを販売している。
また、上古田区は30日から2日間、「赤そば花まつり」を開く。そば打ち体験や箕輪太鼓の実演などのほか、農産物や手作りの工芸品を販売する。 -
箕輪町の災害関連緊急砂防等事業の説明会
北小河内中村地区と上古田にえん堤設置伊那建設事務所は19日夜、7月豪雨災害で土石流発生などの被害があった箕輪町北小河内地区と上古田地区の地元役員を対象に、災害関連緊急砂防等事業の説明会を町役場で開いた。北小河内中村地区の中の沢、上古田のたきの沢、山の田沢の3カ所にえん堤を建設する計画で、年内に発注、本年度内の着工を目指したい考えを示した。
北小河内中村の中の沢のえん堤は、ダム高13・5メートル、幅144メートル。不透過形式で、効果量1万6021立方メートル。現在の不安定土砂などの9割を吸収できる計画になっている。総事業費6億円で今年分は1億6千万円。
緊急的な治山の谷止工は07、08年度に4基の設置を計画。事業費は1100万円。09年度以降にさらに3基設置を計画している。
中村地区集落の大堰につなぐ新たな水路を造る渓流保全工は、今後地元と協議する。
中村地区の工事完了時期は未定だが、「6年くらいかかるのでは」との見方を示した。
上古田地区は、たきの沢えん堤はダム高10・5メートル、幅49メートル。部分透過形式で、効果量は2866立方メートル。山の田沢えん堤はダム高8・5メートル、幅57メートル。部分透過形式で効果量3190立方メートル。2カ所とも土砂が流れないよう床固めの横工もする。事業費は2カ所で約3億5千万円。えん堤は07年度中の完成予定。
上古田地区の正全寺の北東、林道深沢線の地すべり対策は、地すべり幅約60メートルに抑止杭を打ち、斜面に放射状の水抜きボーリングをし地下水を抜いて安定させる計画。事業費は7488万円。年度内に着工し、07年度中の完成を目指す。
伊那建設事務所は、早ければ今月中にも地元住民向けの説明会を開く予定。 -
箕輪町消防団第1分団の車両更新
箕輪町消防団第1分団(八乙女区自主防災会)に配備する小型動力ポンプ付積載車の入魂式が19日、箕輪消防署前であった。神事で安全な活動を祈願し、試験放水をした。
町の06年度防災基盤整備事業。現在配備している車両が導入から17年経過しているため更新した。
車両は乗車人員6人。総排気量2500cc。小型動力ポンプのほか小型動力ポンプ昇降装置、吸管積載装置、筒先積載装置、ホール収納ボックス、散光式警光灯(スピーカー内臓)、電子サイレン、アルミはしご積載を装備。箕輪自動車が納入した。購入価格は467万2500円。 -
保健補導員対象の短期アカデミー開講
箕輪町の地区の保健補導員を対象に健康な体づくりに取り組む「短期アカデミー」の入学式が19日、町文化センターであった。式に続いて今後のトレーニングのための体力測定に取り組んだ。
みのわ健康アカデミーを短期に凝縮した講座で、地域の中で健康づくりの中心を担ってほしい-と、今年初めて保健補導員の希望者を募って開いた。参加は50歳代から70歳代の9人。12月末までの4カ月間に健康学習、トレーニング、バランス食の調理実習などをする。修了者に「みのわ健康サポート隊」の認定証を渡す。
体力測定は開眼片足立ち、前屈、上体起こし、10メートル障害物歩行、6分間歩行の5種目。保健師による問診もあった。
参加者の高森直美さんは、「自分の健康に目を向ける意識改革にいいと思って参加した。少しでも自分から関心を持って、これからの健康維持に役立てたい」と話していた。 -
箕輪町議会9月定例会閉会
箕輪町議会9月定例会は19日、常任委員会に付託していた05年度一般会計などの決算認定、06年度補正予算案、放置自動車等の発生防止及び適正な処理に関する条例制定、課設置条例の一部改正など18議案と、追加議案の町議会委員会条例の一部改正案を認定、可決し、教育委員会委員の任命に同意、人権擁護委員推薦を適任とする意見に決し閉会した。
地方自治法に抵触する科目「項」間の予算流用があった05年度農業集落排水処理施設特別会計決算は、意見書を付して認定した。意見書は「議会とすれば本来不認定に処すべき事項だが、執行者たる町においては深い反省の念と再発防止への取り組みの決意と、また議会の決算監査の観点を、より大局的見地から行財政運営の適否、施策の成果等総合的に判断し、意見書を付して認定すべきもの」としている。
教育委員会委員は、唐沢庫吉委員の任期満了に伴い、須藤敬美さん(44)=松島=の新任に同意した。人権擁護委員は丸山全二さん(66)=北小河内=を再任、有賀晶子委員の後任に赤羽武彦さん(62)=沢、青沼久雄委員の後任に唐沢滋雄さん(60)=松島=を推薦する。
陳情「中国人強制連行強制労働に関する意見書についての陳情書」は不採択、継続審査になっていた「箕輪町入札制度の改善を求める陳情書」は趣旨採択とした。 -
手話ダンス交流会
箕輪町の手話ダンス指導員、大槻一子さんが教える手話ダンス4教室の交流会がこのほど、駒ヶ根市のアイパルいなんであった。教室ごとに手話ダンスを発表し合い、交流を深めた。
手話ダンスは、障害を持っている人も持っていない人も、聴覚障害者の大切な言葉である手話を使った手話ダンスを通して互いに理解を深め楽しく交流することを目的としている。
箕輪町と宮田村の4教室から45人が参加。18プログラムで、「野に咲く花のように」「七つの子」「幸のうた」「小さな世界」など各教室が好きな曲を選び、曲に合わせて工夫を凝らした衣装でステージに立った。
日ごろの練習の成果を存分に発揮し、リラックスして伸び伸びと手話ダンスを披露。見る側も踊る側も皆が存分に楽しんだ。各教室ごと歌や踊りを披露するお楽しみもあった。 -
雨にも負けず…小学校運動会
伊那市、箕輪町、南箕輪村の21小学校で16日、運動会があった。児童たちは毎日の練習を重ねてきた競技やダンスなどの種目を披露。悪天候に悩まされプログラムを一部変更する学校もあったが、友達や保護者らの応援を受けて、元気いっぱい走り回った。
伊那小学校(北原和俊校長、756人)は、全校児童を4チームに分けた対抗戦。全校参加の大玉送りやリレー、棒倒し、組体操など全26種目で「スポーツの秋」を満喫した。
2学年ごとの合同綱引きでは、それぞれ4チームがトーナメント戦。「せーの!」の掛け声と共に縄を全力で引き合う児童、中には勢い余って尻もちをつく姿もあり、周囲を和ませていた。
来入児による「まわれ、まわれ、かざぐるま!」では、園児たちがはじける笑顔で校庭を走り回った。北原校長は「元気な姿を見て、来年皆と仲良くなれることを確信した。入学するのを首を長くして待ってる」と呼び掛けていた。 -
【記者室】料理で国際交流
日本の家庭料理を作ろうと、箕輪町女性懇話会と日本語教室で学ぶ外国人との国際交流料理教室があった。例年の会員手作りの料理を囲む交流会から一歩進み、「会話をしながら調理ができ交流が深まった」と双方に好評だった▼過去にベトナム、ガテマラ、スリランカの人にそれぞれ料理を教わったことがある。食文化に触れる楽しさに加え、料理を通して会話が広がる良さがある。ただ同じ場に居合わせても話しずらいものだが、料理は食いしん坊でなくとも参加しやすく、人と人との距離も縮まりやすいように思う▼せっかく日本に来ている人に、もっと日本を知ってほしい。料理も交流の一手段として有効。気軽に顔を会わせ親しくなれる場がもっと増えるといい。(村上記者)
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箕輪中学校職場体験
箕輪町立箕輪中学校の2年生は14、15日の2日間、町内外の公共施設や企業など95カ所で職場体験学習をした。箕輪消防署で体験学習を受け入れて以来初めての女子生徒2人を含む5人が救急、放水、救助訓練などに励み、消防署の仕事を学んだ。
体験訓練1日目は、消防署の仕事について説明を受け、消防車両や積載機械器具を学んだ。規律訓練に励み、普通救命講習も受講した。
2日目は、消火器や消火栓の取り扱い、放水訓練などの後、救助器具の取り扱いや救助ロープ結策を訓練し、実際にモンキーやセーラーという方法でロープを渡る救助訓練もした。
地面に水平に張った長さ約18メートルのロープを渡る訓練で、生徒は「死ぬ気になればなんでもできる」と声を掛け合い、腕力、腹筋力、背筋力、バランスなどあらゆる能力が要求される訓練に果敢に挑戦した。
初の女子生徒、高木瞳さんと荒木祐衣さんは、「将来、消防士になりたい」と体験を希望した。「疲れるけどやりがいがある」「大変だけど楽しい」と熱心に学んでいた。 -
伊那署管内の小中学生防犯ポスター審査会
伊那市、箕輪町、南箕輪村でつくる伊那防犯協会連合会と伊那署は15日、同署の道場で、管内の小中学生を対象に集めた防犯ポスターの審査会を開いた=写真。
15小学校4中学校(小学4年竏鋳・w3年)から応募があった378点(全年比33点増)の中から、各学年一人ずつ(中学2年は応募多数のため2人)の7作品を県審査会へ送る推薦作品として選出。そのほか金賞など入賞作品も選んだ。
伊那弥生ヶ丘高校美術科担当の宮澤芳博教諭、小嶋惣逸署長ら8人が、作品が訴えるメッセージ性、色使いなどのバランスを審査。防犯ブザーを持ち歩くなどの不審者に注意を促す趣旨のポスターが多かった。
入賞作品は、10月中旬の地域安全運動に合わせて、伊那市内の大型店で展示する。
推薦作品などに選ばれたのは次のみなさん。
▽推薦作品=原田卓弥(伊那小4)大杉望(伊那東小5)飯島千晴(東春近小6)小島のどか(西箕輪中1)立石彩香(同中2)高野萌恵子(箕輪中2)保科和也(高遠中3)▽金賞=伊藤大貴(南箕輪南部小4)赤羽郁海(箕輪中部小5)八木彩花(東春近6)城取紗希(西箕輪中1)宮島愛(同中2)柴綾美(箕輪中2)伊東有紗子(高遠中3)▽銀賞=向山翼(手良小3)小澤佳奈子(伊那東小4)小松みか(高遠小5)松村綾香(南箕輪南部小6)加藤将高(南箕輪中1)渡辺美樹(同中2)北村早織(西箕輪中2)中田千恵(高遠中3)▽銅賞=北原稜(伊那北小4)加藤美沙貴(南箕輪南部小5)吉岡優子(西箕輪小6)山崎貴也(南箕輪中1)加藤優(同中2)有賀由希子(箕輪中2)櫻井亜衣璃(高遠中3)▽佳作=中山圭介(高遠小5)杉本美玲(伊那東小6)湯澤圭(東春近小6)浦野茜(西箕輪中1)篠田瑞生(南箕輪中1)松田詩織(箕輪中2)落合美月(同)田畑瑠美(同) -
10月から役場の開庁時間延長を試行
箕輪町は10月から、住民の利便性向上のため役場の一部窓口の開庁時間延長を試行する。07年3月までの6カ月間、毎週水曜日に開庁時刻を午後7時30分まで延長し、一部証明書の発行と町税や各種料金の納付を受け付ける。
町は、これまで火曜日に証明書の予約交付をしているが、住民満足度調査で開庁時間延長を望む声があったことから、庁内のCS向上委員会で検討し試行を決めた。年度末に試行結果を検討する。
取り扱い業務は総合窓口((1)番窓口)と収納対策室窓口((4)番窓口)。総合窓口は、証明書発行と住民基本台帳カード交付申請を受け付ける。交付する証明書は住民票の写し、印鑑証明書、戸籍の謄本・抄本、現年度分の税に関する証明書(住民税課税証明書、納税証明書、軽自動車納税証明書、固定資産証明書)。
収納対策室窓口は、税、各種料金の収納業務、納付書発行をする。扱うのは町税、介護保険料、保育料、町営住宅使用料、下水道(農業排水処理施設)使用料、水道使用料。毎月、月末直前の第4または第5水曜日は会計課窓口((16)番窓口)も併せて開く。
試行は10月4日から07年3月28日まで。延長時間は午後5時15分から7時30分まで。担当職員が出勤時刻を遅くして対応する。試行期間中、火曜日の予約交付は行わないが、土・日曜日、祝日、年末年始の予約交付は従来通り実施する。 -
スポーツ指導員
箕輪町
木下順子さん軽快な音楽にのって軽やかにステップを踏む。ダンススタジオに熱心に通うかたわら、箕輪町文化団体のサークルなどでダンスを指導。あふれるパワーと笑顔で、周囲に元気を振りまいている。
始まりはエアロビクスだった。22、23年前、2人の子どもが大学に進学して生活が勤めと家のことだけになり、子育てから手が離れた寂しさと物足りなさを感じていたときだった。たまたま東京に行ったとき、元体操選手がエアロビクスを紹介する催しに参加。「楽しい!」とすっかり魅了されてしまった。
東京でしかできないのかと思っていたところ、スタジオビーチハウスが諏訪にでき、岡谷で出張レッスンしていることを知った。見学に行き「これだ!」と即、入会。その後、スタジオに通うようになった。
森林組合に勤めていたことから、「測量など体力がないといけない。気持ちはいいし、体力づくりになる」。そんな思いもあった。
最初はエアロビクスとジャズダンスだけだったが、今はHIP HOP、タップ、フラダンス、ヨガ、バレーなどあらゆるものを習っている。AFFAのエアロビクスインストラクターの資格も取った。
「もともと、体を動かすのは好きだったのかも」。夫が山岳部に入っていた影響で子どもが小さいころから家族で山に登り、スキーや水泳も楽しんでいた。
「今は、ビーチハウスに通うのが一番の生きがい」。足腰が痛いときもあるが、「やらないでいると体がおかしくなる」。整体に行きながらでもレッスンに通う。「ダンスが好きってことかな。どんなダンスも良さがあって好きなのよ。自分らしいものが表現できる楽しさ、難しいものに挑戦してできたときの喜びもある」という。
ビーチハウスの公演にも出演する。「先生がいつも出させてくれるのよ。ステージに立つのは何年たっても緊張するけど、終わったときの満足感、お客さんの拍手はたまらない。この感覚を味わったらやめられない。この年だけど、またやりたいと思う」。
ダンスを続けるために「筋力がないとパッパッと動けない」と、マシーンを使ったパーソナルトレーニングで体作りもし、60歳前半で測定した体力年齢は20歳代後半だった。栄養にも気を使い、1日30品目・1週間50品目を心がけている。
町文化団体のエアロジャズクラブ、シニアビクス、大出公民館活動で指導もしている。「来てくれる人が楽しくやってよかったと思って帰ってくれるのが一番」。ジャズダンスありHIP HOPありで、メンバーに合わせてさまざまなダンスの要素を織り交ぜて教える。生徒に「田植えをしても疲れなかった」「年を取っても元気でいられる」と言われることが嬉しいという。
じっとしていられない性格で、なんでも興味を持って飛びつき、夢中になってやる。「人生を人の倍生きてるね」と妹に言われるほどだが、毎日がとても充実している。
「ビーチハウスの先生たちが盛り立ててチャンスをくれた。あそこに巡り会えたから今があると思ってる。エアロビクスで人生が変わった。本当にビーチハウスのお陰。これからもずっとやっていきたい」(村上裕子) -
箕輪町PTA連合会が要望
箕輪町PTA連合会(中村政義会長)は14日、箕輪中学校と5小学校の各校ごとの交通安全対策などの要望をまとめ、「可能な限りすみやかに対処していただきたい」と平沢豊満町長に要望書を提出した。
連合会は6校のPTA会長、学校長ら、町側は町長はじめ担当課職員らが出席した。
要望は、上古田保育園の南の道路幅員の狭い個所の拡張、南小西側の交差点への信号機設置、長田地区の広域農道への横断歩道の設置、有害図書等に該当すると思われるビデオ等自動販売機の撤去支援、春日街道の春日町信号機交差点に横断歩道と押しボタンの追加設置、八乙女・松島西・南小河内地区への外灯の増設など。
町は、要望で来年度予算に反映できるものは反映していく考え。要望に対する回答は例年より早く、年内を目途にしたいとしている。 -
箕輪町 7年目の「男の料理教室」開講
箕輪町公民館(柴登巳夫館長)の恒例事業「男の料理教室」の開校式が12日、町健康センターであった。本年は初参加者が半数の計12人が受講。開校式の後、さっそくタマネギをふんだんに使った「豚肉のしょうが焼き」など4品を調理した。
食生活について男性に関心を持ってもらおう竏窒ニはじまり、7年目を迎える事業。参加者は「料理は妻任せだったので」「健康維持のために役立てたい」などの理由で集まった男性で、自己紹介の際には取り組み意欲の強さが言葉ににじんでいた。
今年から町食生活改善推進協議会員が活動を広めるために講師を任され参加。初回は「野菜をいっぱ食べよう」をテーマに、「にんじんとじゃこの炊き込みご飯」、サツマイモなど5種類の野菜を入れたサラダなどを献立した。
受講生らは4グループに分かれ、メンバーらで協力しながら料理。手際にもたつきを見せていたが、指導者のアドバイスに助けられながら包丁で素材を切ったり、野菜を炒めたりしていた。完成すると舌鼓を打ち、料理の腕に自信をのぞかせる笑顔を見せていた。
「男の料理教室」は全4回で、2回目以降は受講生らが希望する「そば打ち」「魚のさばき方」「キノコ料理」などから献立を決め、実施していく予定になっている。 -
箕輪町「リトミック教室」開講
箕輪町公民館事業「おかあさんといっしょ!リトミック教室(後期)」が13日、町文化センターで開講した。町内に住む未就園児、その母親の33組が参加し、音楽に合わせて歩いたり走ったりして楽しんだ。
ピアノに合わせて体を動かしたり、カスタネットなどを使ってリズム感覚を育てることが目的で毎回、定員を上回る申し込みがある人気講座。来年度、保育園入園の子どもを対象に全8回開催し、辰野町の音楽教室主宰の玉田恵美子さんが指導する。
初回はピアノによる音楽に合わせて歩いたり、カスタネット、マラカスを鳴らしたりするリズム運動を展開。子どもとたちは跳んだり、走り回ったりと大はしゃぎ、母親と一緒になって体を動かすことも楽しんでいた。
玉田さんは「音楽を楽しんでもらいたい。お母さん同士のコミュニケーションを図るのにも役立ててほしい」と話していた。