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箕輪中3年生 旧陸軍伊那飛行場について学ぶ
箕輪中学校で、戦争についての話を聞く「平和を願い戦争を語り継ぐ会」が20日開かれました。
この日は、箕輪中学校の3年生およそ240人が、旧陸軍伊那飛行場に詳しい、久保田誼さんから話を聞きました。
久保田さんは、昭和17年生まれの80歳で、高校教諭時代から、伊那飛行場についての調査・研究をし、講演などを行ってきました。
旧陸軍伊那飛行場は、昭和18年に本土決戦に向けた特攻隊員養成などを目的に伊那市上の原に作られました。
伊那飛行場は、いかに早く完成させるかというテストケースだったということで「住民などを強制的に働かせ、長さ1キロの滑走路は着工から1週間で完成した」と説明していました。
また、県内には伊那のほかに3つの飛行場があり、長野飛行場は終戦1か月前に攻撃されたことを説明していました。
久保田さん「戦争が長引いていたら、伊那も攻撃されていたかもしれない」
「平和を願い戦争を語り継ぐ会」は、町戦没者遺族会が3年生を対象に毎年開いていますが、新型コロナの影響で3年ぶりとなりました。
遺族会は「二度と戦争が起こらないよう、戦争について学び、平和を考えるきっかけにしてほしい」と話していました。
箕輪中学校で、戦争についての話を聞く「平和を願い戦争を語り継ぐ会」がきょう開かれました。
Nきょうは、箕輪中学校の3年生およそ240人が、旧陸軍伊那飛行場に詳しい、久保田誼さんから話を聞きました。
久保田さんは、昭和17年生まれの80歳で、高校教諭時代から、伊那飛行場についての調査・研究をし、講演などを行ってきました。
旧陸軍伊那飛行場は、昭和18年に本土決戦に向けた特攻隊員養成などを目的に伊那市上の原に作られました。
伊那飛行場は、いかに早く完成させるかというテストケースだったということで「住民や朝鮮人を強制的に働かせ、長さ1キロの滑走路は着工から1週間で完成した」と説明していました。
また、県内には伊那のほかに3つの飛行場があり、長野飛行場は終戦1か月前に攻撃されたことを説明していました。
●VTR「戦争が長引いていたら、伊那も攻撃されていたかもしれない」
「平和を願い戦争を語り継ぐ会」は、町戦没者遺族会が3年生を対象に毎年開いていますが、新型コロナの影響で3年ぶりとなりました。
●インタ生徒
遺族会は「二度と戦争が起こらないよう、戦争について学び、平和を考えるきっかけにしてほしい」と話していました。
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コロナ禍の生活を支援 夏の屋台村
コロナ禍で生活に困っている人を支援や、地域の人との交流を目的とする夏の屋台村が箕輪町の木下公民館で18日に開かれました。
18日は、町内外から訪れた人たちで賑わっていました。
夏の屋台村は、上伊那医療生協やまいさぽ上伊那、箕輪町社会福祉協議会などでつくるSOSネットワーク上伊那が開いたものです。
焼きそばやカレーなどが無償で振る舞われました。
また、食料品や東京箕輪会からの支援米の配布も行われました。
SOSネットワーク上伊那では、月に2回、様々な困りごとに関する相談を受けています。
事務局では「コロナ禍だが、楽しい雰囲気を感じてくれれば嬉しい」と話していました。
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箕輪町商工会青年部 萱野高原で草刈り作業
箕輪町商工会青年部は、老朽化のため立ち入り禁止となっている萱野高原の展望デッキにバリケードを設置します。
17日はバリケードの設置を前に、周辺の草刈り作業をしました。
17日は箕輪町商工会青年部11人が参加し、草刈り作業をしました。
萱野高原の展望デッキは、老朽化のため基礎に裂け目が入るなど、危険な状態で、今年の春から立ち入り禁止となっています。
立ち入り禁止の看板がありますが、簡易的なものであることから、バリケードを設置することにしました。
バリケードは秋頃までに設置する予定です。
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上伊那60人含む815人新型コロナ感染確認
長野県内で16日、新たに上伊那地域の60人を含む815人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県内の新規感染者数が800人台となるのは4月16日以来です。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は60人で、伊那市で20人、箕輪町で9人、南箕輪村で13人、駒ヶ根市で11人、辰野町と中川村でそれぞれ2人、宮田村で3人、上田保健所管内で100人、佐久保健所管内で92人、松本保健所管内で85人、長野保健所管内で66人、飯田保健所管内で64人、諏訪保健所管内で45人、北信保健所管内で30人、木曽と大町保健所管内でそれぞれ4人、県外6人、長野市159人、松本市100人の合わせて815人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは84,026人で入院は78人、死亡は206人です。
また県は伊那保健所管内の2つの小学校であわせて教職員1人と児童17人が感染する集団的な発生が疑われる事例があったと発表しました。 -
国体フェンシング会場を視察
2028年に長野県で開催される国体のフェンシング競技会場に内定している箕輪町で、日本フェンシング協会が体育館施設などを15日、視察しました。
15日は、日本フェンシング協会の辻村眞一郎常務理事らが箕輪町を訪れ、町民体育館や社会体育館など町の公共施設7カ所を視察したということです。
15日の視察は、町文化センターのみ報道陣に公開されました。
箕輪町は、去年11月に2028年の国体フェンシング会場に内定しました。
国体の施設基準で1会場に8つの試合場を確保する必要がありますが箕輪町にはそれを満たす施設がありませんでした。
そのため2つの会場を使って大会を行うことを日本フェンシング協会に提案していましたが、15日の視察の中で、日本フェンシング協会から了承を得たというこです。
大会は、町民体育館と社会体育館の二会場で行われることになっています。
箕輪町では国体に向け、町民体育館の改修工事などをして準備を進めていくということです。
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仕事につなげる インスタフォロワー伸ばし方セミナー
仕事につなげる、インスタグラムフォロワーの伸ばし方セミナーが、南箕輪村の森の学び舎で14日、開かれました。
セミナーでは、やまこ母の名前で伊那谷の魅力などをインスタグラムにあげ、現在はフォロワーが1万人を超えている、米田章代さんが講師を務めました。
このセミナーは箕輪町と南箕輪村が、女性で再就職や店の経営を考えている人を対象に開いたものです。
米田さんは「インスタグラムは物を売る場所ではなく、コミュニケーションをする場所と考えてやっていくことが大事。見ている人が行動を起こしてくれるような投稿を続けることで、信頼され集客に繋がっていく」と話していました。
セミナーにはおよそ20人が参加し、講師の話に耳を傾けていました。 -
いきいき百歳体操 普及活動5周年
箕輪町では、介護予防のためのいきいき百歳体操の普及活動を行っています。その活動が今年で5周年を迎えました。
12日は、5周年を記念し、箕輪町文化センターで介護予防セミナーが開かれ、参加者が体を動かしました。
セミナーでは、作業療法士で山梨県に百歳体操を広めた、久保田好正さんが講師を務めました。
体操による効果などを話したあと、ひとつひとつの体操を説明しながら実践に移りました。
いきいき百歳体操は、高知県が平成14年に開発した椅子に座ったままできる体操です。
重りを付けて、手足をゆっくり動かすのが特徴で、筋力が向上し、介護予防効果が期待されます。
箕輪町では、平成29年から体操の普及活動を行っていて、今年で5周年を迎えます。
昨年度の数字では、22団体、434人が登録し毎週、体操をしているということです。
箕輪町では今後も普及活動を続け、町の高齢者人口の1割に当たる、700人の参加を目指していくということです。
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大規模災害に備え 合同火災訓練
箕輪町消防団と上伊那広域消防本部による合同火災訓練が5日、箕輪町の垣外児童公園で行われました。
訓練は民家から火が出たとの想定で行われ、箕輪町消防団35人、上伊那広域消防本部4人の合わせて39人が参加しました。
団員と署員は連携しながらホースを伸ばし、放水していました。
合同訓練は互いに顔の見える関係性をつくることで円滑な消火活動につなげようと行われたもので、今回で2回目です。
上伊那広域消防本部は「大規模災害が発生したときは協力しなければ対応できない。」
箕輪町消防団は「訓練を通して1秒でも早く放水できるようにしていきたい。」と話していました。 -
箕輪北小5年生 キャンプ前に飯ごう炊さん体験
箕輪町の箕輪北小学校の5年生は、学校の校庭で飯ごう炊さんを8日行いました。
8日は5年生の児童60人がグループ毎に別れ、深さ20センチ程の穴を掘り、間伐材をくみ上げ、火をつけていました。
1時間程で火が安定すると、飯ごうでご飯を炊いたたり、鍋でカレーを作りました。
5年生は、来週、茅野市の車山高原でキャンプなどの自然学習を行う予定です。
今回は、キャンプを前に子ども達に、飯ごうでの調理に慣れてもらおうと行われたものです。
正午頃、ご飯が炊け、カレーが出来上がると、子ども達は校舎に移動しグループ毎に味わっていました。
箕輪北小の5年生は13日と14日に車山高原でキャンプをする予定です。
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箕輪町日輪寺あじさい見ごろ
箕輪町南小河内の日輪寺では、アジサイが見ごろとなっています。
上ノ平城跡の北にある日輪寺は1191年に開創された真言宗の寺です。
長い間住職が不在で空き家となっていましたが2016年に松本市から関野浩さんが移住してきました。
境内には数種類のアジサイおよそ100株が植えられています。
関野さんによりますとアジサイは今月いっぱい楽しめそうだということです。
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浅川建設工業 箕輪町に電気自動車寄贈
箕輪町に本社を置く、浅川建設工業株式会社は、創業100周年を記念して町に電気自動車1台を4日に、寄贈しました。
4日は、浅川建設工業株式会社の創業100周年記念式典が行われ、その中で浅川孝二社長が白鳥政徳町長にレプリカキーを手渡しました。
贈ったのは日産リーフ1台です。
車のナンバーは100周年を記念して100になっています。
町が2050年までに町内の二酸化炭素排出量を実質ゼロとするゼロカーボンシティ宣言を3日に行ったこともあり、電気自動車を寄贈しました。
浅川社長は「二酸化炭素実質ゼロを目指し、有効に活用してください」と話していました。
白鳥町長は「ゼロカーボンシティにふさわしいものを頂いた、ありがたく使わせていただきます」と話していました。
浅川建設工業は1922年に天竜川の改修工事を行う、土木工事事業者として創業しました。
現在はトンネル工事や公共施設の建築なども行っています。
なお、贈られた車は今後、町の公用車として使っていくということです。
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全国安全週間に合わせ園児が家族の絵を描く
7月1日から始まっている全国安全週間に合わせ、箕輪町の松島保育園の園児が5日、家族の絵を描きました。
5日は、松島保育園の園児が、家族が無事帰ってくることを願い、クレヨンで絵を描きました。
園児達は、親の似顔絵や仕事をしている様子などを描いていました。
これは、7月1日から始まっている「全国安全週間」に合わせ、伊那労働基準監督署が企画したものです。
労働基準監督署では「子どもが描いた絵を見て、無事に家に帰ろうという気持ちを再認識してほしい」と話していました。
完成した絵は園児が自宅に持ち帰り、手紙を添えて家族に渡すということです。
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箕輪町の芸術文化団体が成果を披露
箕輪町の芸術文化団体や個人が発表を行う「芸術文化のつどい」が箕輪町の松島コミュニティセンターで3日に開かれました。
町内で活動する団体など9グループが舞踊や詩吟などを発表しました。
箕輪吟詠会扇舞の会は会員の2人が踊りを披露しました。
箕輪詩吟会は一人ずつ吟じていきました。
この発表会は、みのわ芸術文化協会が地域で活動する芸術団体や個人の交流を深めようと開いているものです。
新型コロナウイルスの影響により規模を縮小して3年ぶりの開催となりました。
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箕輪町がゼロカーボンシティ宣言
箕輪町は2050年までに町内の二酸化炭素排出量を実質ゼロとするゼロカーボンシティ宣言を3日に行いました。
箕輪町文化センターで3日に開かれた2050ゼロカーボンみのわキックオフイベントで白鳥政徳町長がゼロカーボンシティ宣言をしました。
箕輪町は2050年までに町民・事業者・行政が連携協力して、二酸化炭素排出量の実質ゼロを目指すとしています。
宣言の後には、俳優で気象予報士の石原良純さんによる基調講演が行われました。
石原さんは1997年に気象予報士試験に合格し、お天気キャスターとしての経歴もあります。
講演の中で石原さんは「日本は世界の中でも四季折々の面白い雲が見られる国です。空の楽しさを視聴者に伝えたいとお天気キャスターを務めた」と話していました。
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松本山雅FCがスポーツ栄養セミナー
サッカーJ3松本山雅FC U-15上伊那は選手や保護者を対象にしたスポーツ栄養セミナーを22日に箕輪町の産業支援センターみのわで開きました。
セミナーには松本山雅FC U-15に所属する伊那市や箕輪町、南箕輪村などの中学生と保護者およそ90人が出席しました。
講師は株式会社明治の後藤寿子さんが務め「スポーツジュニアのための食事と栄養」について話しました。
食事の重要性について後藤さんは「栄養と睡眠は競技力の向上につながり、目標達成の土台となる」と話し、「成長期の中学生は主食やおかず、野菜、果物、乳製品の5つが揃っている「栄養フルコース型」の食事をとることが大切だ」と説明していました。
セミナーはクラブオフィシャルスポンサーの箕輪町の株式会社マルエーが開いたものです。
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箕輪町、商工会があいおいニッセイ同和損保と協定締結
箕輪町と箕輪町商工会はそれぞれ、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社長野支店と包括連携協定を29日締結しました。
29日は、役場で締結式が行われ、白鳥政徳町長と箕輪町商工会の白鳥公夫副会長、あいおいニッセイ同和損保長野支店の麻田明利支店長が協定書を取り交わしました。
今回の協定により町はあいおいニッセイ同和損保より、災害時における被災建物の予測件数データの提供や交通安全マップ作成の支援を受けていく事にしています。
また、商工会は企業継続やSDGs、カーボンニュートラルなど経営指導の支援を受けるという事です。
白鳥町長は「これからの街づくりにあたり、様々な観点で参考にしていきたい」、白鳥副会長は「中小企業では対応が難しいサイバー攻撃への対処方法を提供してもらいたい」、麻田支店長は「箕輪町、商工会と連携し共に成長していきたい」と話していました。
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高遠ダム 農業用水節水呼びかけ
伊那市高遠町の高遠ダム管理所は、今後渇水が心配される事から、農業用水の節水を呼び掛けています。
29日の美和ダムです。
美和ダムから放流された水は、高遠ダムの取水口から伊那市と箕輪町の竜東地区の農地およそ1800ヘクタールに供給されています。
美和ダムでは農業用水として常時400万トンを確保していますが、梅雨の時期が過去最短だった事や今後まとまった雨の予報が無い事から節水を呼び掛けています。
高遠ダム管理所によりますと、あと数日で400万トンを下回る見通しだという事で遅くとも来週には、農業団体と渇水対策について協議するとしてます。
なお、上水道の水源の箕輪ダムの貯水量は現在382万トンあり、貯水率は100%を超えているという事です。
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箕輪町が豊島区と姉妹友好都市協定を締結へ
箕輪町は教育や観光などで交流事業を行っている東京都豊島区と来月21日に姉妹友好都市協定を結びます。
これは28日町役場で開かれた定例記者懇談会で白鳥政徳町長が明らかにしたものです。
町と豊島区は平成14年に交流が始まりました。
これまでに森林整備に関する協定を結んだほか職員の相互派遣を行うなど様々な交流を行っています。
町では姉妹友好都市協定締結により互いの地域の発展とさらなる交流の推進を目指したいとしています。
協定締結式は来月21日に豊島区役所で行われます。
また記念イベントとして8月に区内の大型ビジョンに箕輪町のPR動画が放映されるほか、町のりんごを使ったレストランフェアが予定されています。
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箕輪町が町外学生の生活を支援
28日の箕輪町定例記者懇談会で町外で生活する18歳以上の学生に食料品やQUOカードを贈り生活を支援する事業についての説明がありました。
生活支援として町から贈られるのは、上伊那の事業者が販売している米やそばの乾麺、レトルト食品などの詰め合わせ7,000円相当分かQUOカード5,000円分で、どちらかを選ぶことができます。
対象は18歳以上で国内の学校に通い、実家が箕輪町にあり町外で親元を離れて暮らしている学生です。
箕輪町のホームページから申し込むことができ期限は来月18日までです。
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箕輪南宮神社大祓祭 茅の輪くぐり
箕輪町木下の箕輪南宮神社で、半年間の罪と穢れを祓う大祓祭が26日行われ、地域住民が無病息災を祈りました。
箕輪南宮神社には直径3メートルほどの茅の輪が設置され、訪れた人たちがくぐっていました。
輪の中を8の字に3回くぐると、疫病除けになるとされています。
中には、生後1か月の長男のお宮参りに来た家族もいて、茅の輪をくぐり無病息災を祈っていました。
26日は、神社総代15人が集まり人形のお焚き上げも行われました。
人の形をした紙に名前と数え年を書いて燃やすもので、罪や穢れを人形に写し取って焚き上げるということです。
南宮神社では「新型コロナが少しでも早く収束して人々が元気に過ごせる日々が来るよう願っています」と話していました。
茅の輪は来月10日の例大祭まで設置され、誰でもくぐることができるということです。
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宮坂組が南箕輪村と箕輪町に100万円
建設業・運送事業などを行う株式会社宮坂組は、本社のある南箕輪村と、支店のある箕輪町に、それぞれ100万円を23日寄付しました。
23日は、宮坂義広社長が、南箕輪村役場を訪れ、藤城栄文村長に目録を手渡しました。
宮坂組では、新型コロナの流行が始まった3年前から、地域に役立ててほしいと、本社のある南箕輪村と、支店のある箕輪町にそれぞれ100万円を毎年寄付しています。
藤城村長は、「今一番困っている人に役立てられるように活用していきたい」と感謝していました。
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箕輪町戦没者慰霊祭
箕輪町で西南戦争から太平洋戦争までの犠牲者の冥福を祈る、戦没者慰霊祭が23日、箕輪町文化センターで行われました。
慰霊祭には遺族や来賓およそ50人が出席し、黙とうを捧げました。
箕輪町社会福祉協議会の唐澤修身会長は「この尊い犠牲を、戦争を知らない次の世代に語り継がなければいけない」と式辞を述べました。
白鳥政徳町長は「今の平和は先人達の犠牲の上に築かれていることを忘れてはならない」と追悼の言葉を述べました。
箕輪町遺族会の永岡文武会長は「今の平和を守ることが戦没者に対する務めです」と謝辞を述べました。
戦没者慰霊祭は町社会福祉協議会と箕輪町が毎年この時期に行っているものです。
箕輪町では西南戦争から太平洋戦争にかけて兵士として出兵した602人が犠牲となっています。
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町選管 参院選の入場券に記載誤り
箕輪町選挙管理委員会は、7月10日投開票の参院選の入場券の、投票所の記載に誤りがあったと20日発表しました。
20日は、箕輪町役場で記者会見が開かれました。
町選挙管理委員会によりますと、有権者の約半数にあたる4,245世帯、10,489人分に、本来とは違う投票所が記載されていたということです。
原因は、木下区内の5つの投票所を3つに再編したことに伴い、データの修正が必要となりましたが、データ修正を依頼した会社への確認を職員が怠ったことによるものです。
町選管では、二重投票を防ぐため、入場券の再発行はせず、対象の世帯には正しい投票所を記載したはがきを発送するとしています。
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箕輪で子育て中の小野さん 初めての作品展示・販売会
子育てをしながら趣味で陶芸を行っている箕輪町の小野和貴子さんの作品の展示・販売会が、伊那市日影で開かれています。
展示会場となっているシェアカフェ・スペース ヒナタヤは、伊那市日影の酒店の敷地内にあります。
会場には、小野さんの作品およそ100点が展示・販売されています。
小野さんは、4年半ほど前に静岡県から箕輪町に移住してきました。
2歳の子どもを育てながら伊那市内の陶芸教室に通い、技術を磨いています。
大皿や小鉢、箸置きなどの日用品を、ファッション業界で働いていた経験を活かしデザインしているということです。
作品の中には、普段捨ててしまう小松菜の茎の固い部分で模様をつけて、バラに見立たものもあるということです。
小野さんの作品の展示・販売会は、7月1日まで開かれています。※23日(木)26日(日)30日(木)は休み -
東京箕輪会が箕輪町に米を寄付
関東在住の箕輪町出身者などでつくる東京箕輪会は、新型コロナの影響を受けるふるさとの家庭を支援しようと、米を20日に箕輪町に寄付しました。
東京箕輪会理事で東京都武蔵野市に住む浦野英明さんが20日に町役場を訪れ、米300キロを寄付しました。
東京箕輪会は、新型コロナの影響で2年ほど活動を自粛しています。
新聞で生活や仕事の相談、物資支援を行う「新型コロナ緊急生活支援ネットワーク」の活動を新聞で知り、町内で米を購入して寄付することにしました。
箕輪町の白鳥政徳町長は「コロナの影響で、物資が足りていないこともあり、出身地の箕輪町のことを思って寄付してくれたのはありがたい」と感謝していました。
この日、寄付された米は7月18日に木下公民館で予定されている生活困窮者の支援イベント、屋台村で配布するということです。
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箕輪写友会が3年ぶりに写真展開催
箕輪町の写真愛好家でつくる箕輪写友会の写真展が20日から町文化センターで始まりました。
会場には会員7人の風景写真14点が展示されています。
新型コロナの影響で3年ぶりの開催となり、今回が24回目になります。
箕輪写友会は「撮りだめた力作ばかりなので、たくさんの人に見てほしい」と話していました。
写真展は6月26日まで、町文化センターで開かれています。
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町郷土博物館 電気機関車ふれあいデー
1976年まで飯田線を走っていた電気機関車、ED19に乗ることができるイベントが箕輪町郷土博物館で5日に行われました。
訪れた親子は、電気機関車保存会の説明を聞きながら、運転席に座り操縦の仕方を教わっていました。
ED19はアメリカ製の電気機関車で、1926年に日本に6台入り、
この車両は1976年の6月まで辰野から飯田までを走っていました。
町郷土博物館によると、同じ型の車両は世界でこの1台しか残っていないということです。
このイベントは毎年行ってきましたが、新型コロナウイルスの影響で、
完全予約制で3年ぶりの開催となりました。
町郷土博物館は「子供も大人も楽しめるイベントなので、これからも続けていきたい」と話していました。
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松本山雅が農業プロジェクトで大豆の苗植え
サッカーJ3の松本山雅のホームタウンの箕輪町で大豆を栽培して味噌づくりをおこなう「スマイル山雅農業プロジェクト」が18日から始まりました。
18日は箕輪町上古田の畑で松本山雅FC U-15上伊那の選手およそ25人が味噌の原料となる大豆の苗を植えました。
「あやみどり」という品種で、選手たちは農家の杉浦剣さんから指導を受けていました。
松本山雅はホームタウンの遊休農地解消などを目的とした「スマイル山雅農業プロジェクト」を2018年から実施しています。
箕輪町での味噌づくりは2年目です。
18日は7アールの畑に1,600本の苗を植えたということです。
今後は毎月1回の草取りなどをして、2023年3月に味噌づくりを行う計画です。
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箕輪町断水 老朽化が原因か
15日の午後5時50分から午後9時55分にかけて箕輪町で断水が発生し、およそ4,800戸に影響がでました。
断水が発生したのは、箕輪町の松島・木下・三日町のおよそ4,800戸です。
断水は午後5時50分頃発生し、午後9時55分に復旧しました。
原因について町では、箕輪中部小学校付近にある減圧弁が老朽化により閉じてしまったことによるものとみていて、今後、減圧弁を取り外し調査を進めるということです。
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ピアノ演奏で脳を活性化
脳の活性化を図る「ピアノde脳活」無料体験会が14日、箕輪町の松島公民館で開かれました。
体験会は一般社団法人日本ピアノレスナーアカデミーが開いたもので地域住民5人が参加しました。
日本ピアノレスナーアカデミーによりますとピアノやキーボードの演奏は音を聞いたり両手を別々に動かすなど多くの情報を処理することから脳のトレーニングになるということです。
日本ピアノレスナーアカデミーでは7月から箕輪町、南箕輪村、辰野町で「ピアノde脳活」の教室を開くことにしています。