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チューリップの球根植え
遊休荒廃農地の解消に取り組んでいる箕輪町上古田の住民有志の呼びかけで22日、地域のお年寄りや子どもたちがチューリップの球根植えを行いました。
22日は、上古田住民有志でつくるこれからの農業林業を考えるEグループや畑近くの箕輪西小学校と上古田保育園の子どもたちがおよそ1万2千個の球根を植えました。
子どもたちは、一列に並び一つの穴にひとつずつ球根を入れていました。
チューリップは、来年4月下旬頃から楽しめるということです。
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ふれあいの里 創業祭
デイサービスやグループホームなど高齢者福祉のサービスを行っている箕輪町木下のケアセンターふれあいの里は、施設を1日開放して地域住民に感謝する創業祭を、20日に行いました。
創業祭では職員が企画したステージ発表が行われ、利用者や地域住民が楽しみました。
ケアセンターふれあいの里は平成17年10月に創業し、毎年この時期に創業祭を行っています。
今年は「一笑健明(いっしょうけんめい)」をテーマに4月から職員で実行委員会を立ち上げ準備をしてきたという事です。
地元、木下一の宮の保育園児と小学生13人は花笠踊りを披露しました。
利用者は手拍子をして楽しんでいました。
踊りが終わると子ども達全員にお菓子が手渡されました。
東孝雄施設長は「地域に育てて頂いた施設なので、これからも地元の方たちの要望に応えていけるよう努力していきたい」と話していました。
ケアセンターふれあいの里は、デイサービズ、ショートステイ、グループホームなど高齢者福祉に関する16事業を行っていて、1日平均80人が利用しているという事です。
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白鳥政徳氏後援会 事務所開き
任期満了に伴い11月18日に投開票が行われる箕輪町長選に出馬を表明している現職1期目の白鳥政徳さんの後援会は17日、箕輪町松島で事務所開きを行いました。
箕輪町松島で行われた事務所開きには支持者およそ50人が集まりました。
白鳥さんは「人口減少が進む全国的な傾向の中で私たちの町もそういった状況にある。それを何とか押しとどめたい。それについてはまず第一にやってきた。仮に人口減少したとしても先輩が作り上げてきた箕輪町の暮らしやすさ、そういったものを維持していきたい。それが私たちの責務だ」
「基本的なスタンスは、子どもや高齢者を政策の視点にあてていきたい。希望のもてるまちを作っていきたい」と話しました。
また、移住定住を推し進め、箕輪町にUターンやIターンしてもらえるよう力を入れていきたいとしています。
政策の具体的な内容については来週中に発表するとしています。
白鳥さんは、無所属・現職1期目、福与の64歳です。
元県職員で県立病院機構本部事務局長や松本地方事務所長などを務めました。
2014年の町長選に初めて立候補し新人同士の一騎打ちを制して初当選しました。
町長選に出馬を表明しているのは現職のみで、他に表立った動きはありません。
箕輪町長選挙は11月13日告示、18日投開票の日程で行われます。
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行事食特別展「わしらのおごっつぉ」
上伊那地域に伝わる行事食を紹介する特別展「わしらのおごっつぉ」~伝えたい郷土の行事食~が箕輪町郷土博物館で開かれています。
会場には紙粘土でつくった行事食のレプリカや写真など、およそ100点が並んでいます。
結婚式や葬式、七夕、冬至など、行事ごとに地域で振舞われるご馳走を知ってもらおうと開かれました。
学芸員井澤はづきさんは、年越しに振舞われるブリの粕煮について「東信では鮭の粕煮を食べる風習もあるが、ブリは大体が照り焼き。粕煮で伝わっているのは上伊那ぐらいではないか」と話していました。
また、葬儀で振舞われるそうめんについては「振舞っているのは上伊那だけで、ほかの地域ではこういった風習はない。来てくれたみなさんに感謝の気持ちを伝えたいという地域性を感じる」と話していました。
井澤さんは「今は食べなくなった行事食もある。展示を見て料理を知ってもらいたいし、合わせて地域の行事での風習も知ってもらいたい」と話していました。
会場では、展示に関するクイズが行われているほか、料理のレシピも用意されています。
特別展は、11月11日まで箕輪町郷土博物館で開かれています。
入場無料、月曜日は休館となっています。 -
産業振興と女性活躍
箕輪町議会は、製造業の技術者養成や人材確保、女性の起業支援を行い、地方創生を目指すよう白鳥政徳町長に政策提言しました。
11日は地域交流センターで政策提言のプレゼンテーションを開かれ役場職員や町議会議員など30人が出席しました。
議会が政策提言をするのは、去年11月に続き2回目で地方創生・人口減少特別委員会が「産業振興と女性活躍で地方創生」についてまとめました。
産業振興では、技術者向けの講習会開催や人材確保など製造業への支援が必要だとしています。
女性の活躍推進では「ふるさと納税を利用したクラウドファンディング」による起業支援や母親の勤務時間に応じた保育時間の検討などが必要だとしています。
説明が終わると、木村英雄議長が白鳥町長に提言書を渡しました。
木村議長は「前向きに検討し、来年度事業として進めてほしい」と話していました。
白鳥町長は「実行できるもの、できないものを検討していきたい」と話していました。
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“キズナ”テーマに進修祭 13日に一般公開
箕輪町の箕輪進修高校の文化祭、進修祭が12日から始まりました。
13日は一般公開で実行委員会では来校を呼びかけています。
Nきょうは校内祭でクラスごとに趣向を凝らしたステージ発表が
行われました。
3年2組の生徒は太鼓に合わせて書道パフォーマンスを披露していました。
11回目となる進修祭のテーマは「キズナ~心に刻む笑顔のアルバム~」でいつまでも思い出に残るものにしようという思いが込められているということです。
13日の一般公開では修学旅行に関するクラス展や各クラブの展示のほか音楽やダンス、演劇などのイベントも予定されています。
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箕輪町長選 立候補表明は現職のみ
任期満了に伴う11月13日告示、18日投開票の箕輪町長選挙はあす13日で告示1か月前となります。
12日までに、現職の1人が立候補を表明しています。
立候補を表明しているのは無所属・現職1期目で福与の白鳥政徳さん64歳です。
白鳥さんは元県職員で県立病院機構本部事務局長や松本地方事務所長などを務めました。
2014年の町長選に初めて立候補し新人同士の一騎打ちを制して初当選しました。
白鳥さんの後援会では、17日に事務所開きを予定しています。
現在、白鳥さん以外に立候補を表明している人はいません。
箕輪町長選挙は、11月13日告示、18日投開票の日程で行われます。
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給食献立 最優秀賞決まる
箕輪町内の小中学生が考えた学校給食アイディアレシピの最終審査が10日、町保健センターで行われ、最優秀賞に箕輪中学校3年の山田真冬さんの献立が選ばれました。
こちらが最優秀賞に選ばれた「学生にオススメ献立」です。
ひじきや豆などが入った具沢山のごはん、ほうれん草の味噌汁、いわしと豆腐のハンバーグなど、子ども達に必要な栄養素が含まれる具材が多く使われています。
若者に不足がちな食材を食べて学力アップに繋げようと考案したということです。
コンテストは、子ども達に「食」について興味を持ってもらおうと11年前から箕輪町が行っています。
今年は、町内の小学生239人と中学生4人から応募があり、6人の献立が最終審査に進みました。
6人は、メニューのコンセプトや使っている野菜、工夫した点などを発表しました。
今回最終審査に進んだ6つの献立は、今後各学校で提供される予定です。 -
フェンシングの全国大会開幕
フェンシングの全国大会、「カデ・エペフェンシング選手権大会」が箕輪町の社会体育館で6日から始まりました。
大会には、24の都府県から143人が出場します。
13歳以上17歳未満の選手が出場でき、全身が有効面となる「エペ」という種目が行われます。
順位に応じて来年の世界選手権に出場するためのポイントが与えられます。
開会式の後には、総当たりの予選、7日は決勝トーナメントが行われます。
また7日と8日は、17歳以上20歳未満が出場する「全国ジュニア・エペフェンシング選手権大会」も開かれます。
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箕輪町長寿クラブ連合会が寄付
箕輪町長寿クラブ連合会は、平成30年7月豪雨の被災地に、義援金1万3千円を贈りました。
1日は、長寿クラブ連合会会長の加藤壽一郎さんが役場を訪れ、白鳥政徳町長に義援金1万3千円を手渡しました。
連合会には、町内16の長寿クラブのおよそ1,300人が加盟しています。
今回、連合会の運営費の一部を豪雨災害の被災地に贈ります。
義援金は、町を通じて日本赤十字社長野県支部に送金されます。 -
信州みのわ体験フェア
都心で暮らす人たちに箕輪町をPRするイベント「ほどほどの田舎暮らし 信州みのわ体験フェア」が9月29日、東京都豊島区の商業施設で行われました。
東京都豊島区にある商業施設の各フロアで町をPRする様々な催しが行われました。
箕輪町産の果物や野菜、農産物加工品などが販売され、訪れた人たちが買い求めていました。
町の観光地や特産品をPRする「みのわファンクラブ」への申し込みもこの日から始まりました。
クラブに入った箕輪町以外の人は町内の協力店舗で割引などのサービスが受けられる特典があり、この日はおよそ20人が加入したということです。
このイベントは、箕輪町を知ってもらい移住定住と交流人口の拡大につなげようと、町と防災協定を結んでいる東京都豊島区で行われました。
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西藤選手寄せ書きで応援
箕輪町出身で東京オリンピック出場の期待がかかるフェンシングの西藤俊哉選手を応援しようと寄せ書きをするコーナーが役場1階玄関ホールに設けられています。
寄せ書きは、地域と連携した授業「課題ゼミ」に取り組んでいる箕輪進修高校の3年生が企画したものです。
箕輪町出身の西藤選手は現在法政大学の3年生です。
去年の世界選手権では個人で銀メダル、全日本選手権では優勝、今年行われたアジア大会ではフルーレ団体で銅メダルを獲得していて、2年後の東京オリンピック出場が期待されています。
縦50cm横70cmの布にマジックでメッセージを記入し、地元の小中学生から寄せられたものと合わせて1枚の布が完成します
町では「1人でも多くの人に書いてもらうことで力になる。役場を訪れた際はぜひ記入してもらいたい」と話していました。
西藤俊哉選手への寄せ書きの募集は3日までとなっています。
完成したものは13日の箕輪進修高校の文化祭で披露され、その後、西藤選手に送られるということです。 -
箕輪陶芸研究会 作品展
箕輪町内の陶芸愛好者でつくる箕輪陶芸研究会の作品展が松島コミュニティセンターで開かれています。
会場には30代から80代の14人の会員の作品90点が展示されています。
年に1回作品展を開いていて、今年で26回目になります。
箕輪陶芸研究会は、毎月2回町文化センターに集まり活動しています。
指導者を置かず、自分達でお互いに評価しあいながら技術を磨いているほか、年に2回、全国の窯元を見学して学んでいます。
会場には、町の福祉活動を支援するチャリティー販売コーナーもあります。
箕輪陶芸研究会の作品展は30日まで松島コミュニティセンターで開かれています。
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山野草展示会29日と30日に開催
信州みのわ山野草クラブによる秋の山野草展示会が29日と30日の2日間、箕輪町の木下公民館で開かれます。
28日はクラブのメンバーが鉢を並べ展示会の準備をしていました。
展示作品は寄せ植えや石付け作品、斑入りの草木など約200点です。
展示会は29日と30日の2日間箕輪町の木下公民館で開かれ
山野草の苗の販売も行われます。
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上古田の赤そば見ごろ
箕輪町上古田の赤そばの里では高嶺ルビーという品種の赤そばの
花が見ごろを迎えています。
赤そばの里は箕輪町上古田の住民でつくる古田の里赤そばの会が管理していて標高約900メートルで広さは4.2ヘクタールほどあります。
ヒマラヤのネパール原産の赤そばの花は今が見ごろで去年より1週間ほど早く開花したということです。
赤そばは実の収量は3分の1ほどだということです。
赤そばの会では29日と30日に上古田公民館で花祭りを予定していて手打ちそばや地元農産物を販売することにしています。
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新潟女児殺害受け緊急合同点検
今年5月に新潟市で起きた小学2年生の女児が殺害された事件を受け、全国一斉に登下校中の児童・生徒の安全確保を図るための緊急点検が行われています。
箕輪町でもセーフコミュニティ子どもの安全対策委員会が点検を行いました。
27日は、セーフコミュニティ子どもの安全対策委員会の委員17人が、町内12か所の通学路を点検して回りました。
点検したのは、小中学校から確認してほしいと挙げられた場所などです。
松島のセンターパークでは、駐車場や空き家といった子供を連れ込みやすい場所が近くにあることなどから点検の要望がありました。
近くには交通量の多い道路がありますが、樹木が茂り公園内は死角になっていました。
また、箕輪北小学校近くのバイパス地下道では、人や車の通行が少なく、夕方や夜間は暗いため犯罪が発覚しにくいとの声が上がっていました。
パトロールの強化や防犯カメラの設置など対策についても要望が出されています。
箕輪町では、点検を通して、子どもたちの安全を守るための対策につなげていきたいとしています。
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みのわファンクラブ発足へ
箕輪町は、町内外の人に町の観光地や特産品をPRしてもらう「みのわファンクラブ」を29日にスタートさせます。
みのわファンクラブは、町内外の誰でも会員になることができます。
町外在住者は一般会員、町内在住者はふるさとPR会員となり会員証が付与されるほか、名刺100枚がプレゼントされます。
名刺を友人や知人に配り、名刺をもらった人が協力店舗を訪れスタンプを押してもらうと、貯まったスタンプの数に応じて名刺の持ち主にポイントが付与されます。
ポイントを集めると町の特産品などがプレゼントされます。
一般会員は、飲食店などの協力店舗で会員証を提示すると割引などのサービスが受けられます。
箕輪町では「誰でも会員になることができるのでぜひ会員になって一緒に町を盛り上げてもらいたい」としています。
みのわファンクラブは、29日に東京都で開かれるイベントでスタートします。 -
大正大学学生 委嘱
箕輪町内で40日間にわたり地域創生について実習する東京都豊島区の大正大学の学生が、町地域創生研究員に委嘱されました。
20日は、箕輪町役場で委嘱式が行われました。
白鳥政徳町長から、大正大学地域創生学部の学生8人に委嘱書が手渡されました。
箕輪町は東京都豊島区と防災連携協定をはじめとする連携交流を進めていて、その縁で平成28年から大正大学と連携する自治体となりました。
今回は、地域創生学部の地域実習として40日間受け入れることになりました。
学生たちは、教職員住宅に滞在し、移住体験ツアーの企画、6次産業化と特産品の開発、古田人形芝居の発信の3つに取り組みます。
白鳥町長は、「地方創生は実践も大切だが学術的な取り組みも必要だ。若い皆さんが町民とふれあい歩き回ってくれると町に活力が生まれる」と激励していました。
20日は学生と白鳥町長が懇談し、町の現状などを説明していました。
学生は、来月30日まで滞在する予定で、26日には実習活動報告会を開き成果を発表します。
また、3年生になったら再び箕輪町を訪れ実習することになっています。
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長野県障害者文化芸術祭 作品展示
第21回長野県障がい者文化芸術祭に出品した箕輪町内の作品の展示会が20日から始まりました。
最優秀賞となる県知事賞を清水 末子さんが受賞しました。
こちらが県知事賞を受賞した清水さんの書「初釜」です。
「奇をてらうことなく淡々とした素朴な線で表現した調和体で、それがなんとも言えない気品を漂わせ、格調高くまとめられている」と評価されました。
また、奨励賞には大槻優さんの作品が選ばれました。絵手紙25枚をまとめたものです。
落ち葉や和紙、毛糸などを使って花などを表現しています。自作の俳句も添えています。
会場には、今月15日から16日まで長野市で開催された県障がい者文化芸術祭に出品された29人の作品44点が展示されています。絵画や切り絵などが並びます。
作品の展示会は、来月3日まで、箕輪町役場玄関ホールで開かれています。
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防犯ポスター 県推薦作品決定
小中学生が描いた、特殊詐欺や万引きなどの防犯を呼びかけるポスターの審査会が15日、伊那警察署で開かれ、県の審査会に推薦される作品が決まりました。
伊那署管内では、小学校15校、中学校5校から412点の応募があり、伊那署の署員や高校の美術教諭が審査にあたりました。
審査の結果、小学4年の部は西箕輪小の小林瑛永(えいと)君。
小学5年の部は美篶小の中山晴未(はるみ)さんと伊那東小の松本凛希(りき)君。 -
食育標語・川柳 投票始まる
箕輪町内の小中学生から応募のあった食育に関する標語や川柳の中から最優秀作品を決める一般投票が、19日から始まりました。
投票箱は箕輪町役場と町文化センターに設置されています。
作品のテーマは「野菜を食べよう」「家族そろって食べる食事」です。
今年は町内の小中学校から392点の応募があり、6作品に絞り込まれました。
この中から一般投票で最優秀作品を決定します。
これは、学校栄養士でつくる箕輪町給食委員会が食育の一環で毎年行っているもので、3年ほど前からは、より広く関心を持ってもらおうと一般の投票で最優秀作品を決めています。
投票は10月12日までとなっていて、11月に最優秀作品を決定し表彰するという事です。
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敬老の日 各地で敬老会
敬老の日の17日、各地で敬老会が開かれました。
箕輪町の伊那プリンスホテルでは、松島区の長寿者慰安会が開かれ、地区内の70歳以上のお年寄り210人ほどが参加しました。
松島地区社会福祉協議会では、毎年地域のお年寄りに楽しんでもらおうと長寿者慰安会を開いています。
会では、松島保育園の園児が踊りを披露しました。
参加したお年寄りも曲に合わせて手拍子をしていました。
16日には、伊那市上牧の敬老会が開かれ、70歳以上のお年寄り43人が招かれました。
伊那市富県の春日くに子さんが、音楽と運動、レクリエーションを組み合わせた「音楽レクリエーション」を行いました。
「日本列島歌の旅」と題して、参加者が衣装を身に着け様々な地域にゆかりのある曲を歌いました。
地区や公民館の役員は女装して登場しました。
主催した上牧公民館では、「これまで地区を担ってくださった皆さんにはこれからも元気で地区を見守ってほしい」と話していました。
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赤そばの里オープン 4分咲き
高嶺ルビーという品種の赤そばを育てている箕輪町上古田の赤そばの里が15日オープンしました。
広さ4.2ヘクタールの畑に「高嶺ルビー」という品種の赤そばが植えられていて、現在4分咲きです。
雨のためオープニングセレモニーは行われませんでしたが、県内外から観光客が訪れていました。
赤そばの里は霧に包まれ、訪れた人たちはいつもと一味違う風景を楽しんでいました。
赤そばの里は、上古田の住民有志で作る古田の里赤そばの会が管理していて
見ごろは例年より1週間ほど早い20日ごろからだということです。
また、古田の里赤そばの会の会員が打ったそばを提供するそば処の営業が始まりました。
15日はオープンを記念して100食が無料でふるまわれました。
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箕輪町・木下区・箕輪進修高校が協定
地域課題の解決や若者の人材育成などをより進めるため、箕輪町と木下区・箕輪進修高校は、連携協力に関する協定を13日、締結しました。
13日は、箕輪町役場で、白鳥政徳町長と青木俊夫木下区長、北島匡晃校長が協定書を取り交わしました。
箕輪町では若者が活躍できるまちづくりを重点施策とし、高校生が安心して学び、また、高校生の視点を地域づくりに活かすことを進めています。
箕輪町と木下区、箕輪進修高校は、これまでも教育や防災、地域づくりなど様々な面で連携協力を進めています。
協定は、連携協力のさらなる深化を進めようというものです。
連携協力事項は、生徒の安全や教育・人材育成、地域の防災などについての6項目です。
現在の取り組みとして町では箕輪進修高校でのあいさつ運動に町職員が参加したり課題ゼミの授業の協力などを行っています。
木下区は、高校生の意見を反映させ通学路の街路灯の設置やインターンシップの地元企業での受け入れをしています。
箕輪進修高校は、生徒による木ノ下駅前や通学路のごみ拾い、町内のイベントへのボランティア参加をしています。
箕輪町によりますと、自治体と区・高校が連携協定を結ぶのは全国的にみても珍しいということです。
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直江津遭難 冥福を祈る
1942年昭和17年に当時の中箕輪国民学校の児童が犠牲になった「直江津遭難の日」の13日、同級生が慰霊碑に集まり冥福を祈りました。
13日は、同級生6人が箕輪中部小学校にある慰霊碑に集まりました。
直江津遭難は、修学旅行で新潟県直江津を訪れていた児童のうち5人が高波にさらわれ命を落としたものです。
同級生が恩師の牛沢搏美をしのび亡くなった5人とそれぞれの力という意味を込めた搏美六人力会をつくりました。
会では校庭に碑を建立し毎年事故があった9月13日に慰霊していて今年で76年目となります。
会員が、高齢化したことからここ数年は有志が活動しています。
原和雄代表は「亡くなった同級生の分まで力強く生きていかなけらばならない」と話していました。
来年以降は、高齢化により有志で集まるのも難しくなったため、それぞれ個人で行うということです。
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書道と文学 作品展
箕輪町のみのわ芸術文化協会に所属している書道や俳句、短歌などのグループによる作品展が、町文化センターで12日から開かれています。
作品展では8つのグループが約100点を展示しています。
みのわ芸術文化協会には46の団体が所属していて、このうち書道と文学に関係する団体が毎年この時期に作品展を開いています。
みのわ俳句会は毎月1回例会を開いて句を読んでいるという事です。今回の作品展では、今月の例会でメンバーが詠んだ句を、会の代表で50年以上書道を続けている90歳の小林曽さんが色紙に書いて展示しました。
みのわ芸術文化協会では、「作品を通して伝えたい事や表現したい事をそれぞれ感じ取ってもらいたい」と話していました。
この作品展は16日(日)まで、町文化センターで開かれています。
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自殺予防週間に合わせ啓発
自殺予防週間に合わせて長野県は10日、箕輪町内で街頭啓発を行いました。
この日は、箕輪町の大型店で伊那保健福祉事務所の職員が自殺予防を呼びかけました。
10日は世界保健機関が定める自殺予防デーで、これに合わせて国では10日から16日までを自殺予防週間に定めています。
職員らは、悩みを抱える人の相談にのる「くらしと健康相談会」のスケジュールや相談窓口の連絡先が書かれたポケットティッシュを配って自殺予防を呼びかけていました。
県によりますと、平成28年度の全国の自殺者数はおよそ2万2,000人で、このうち県内は368人、上伊那は36人となっています。
県では「困っていることがあれば相談に来てもらいたいし、周りの人が気付いて相談に乗ってあげることも重要です」と話していました。 -
箕輪町ブロック塀撤去補助
箕輪町の白鳥政徳町長は、危険と思われるブロック塀の撤去工事費用の一部を補助する議案を、9月定例会最終日に提出することを11日に報告しました。
この日役場で開かれた町議会一般質問の中で議員の質問に答えたものです。
町では、6月の大阪北部を震源とする地震で倒れてきたブロック塀で女子児童が亡くなったことを受け、ブロック塀撤去への対応を慎重に検討してきた結果、一部を補助するよう今議会で追加提案することにしました。
撤去工事費用の2分の1以内で10万円を上限とし、予算額は合計200万円です。
白鳥町長は「撤去後どうするか等の問題もあるが安心安全な町づくりを考えた中で出た結論だ」と話していました。 -
赤いシードル 今年も醸造始まる
信州大学農学部が開発した赤い果肉のりんご「ハニールージュ」を使ったシードルづくりが今年も伊那市横山で始まっています。
タンクの中に入っているのは、赤いりんごの果肉を使ったシードルです。
伊那市横山のカモシカシードル醸造所では、10日から赤い果肉のりんご「ハニールージュ」を使った、今年のシードルの仕込みが始まりました。
カモシカシードルでは2年前から「Rose(ロゼ)」という名前の赤いシードルを作り始めました。
毎年人気で1か月ほどで売り切れるということで、今年はハニールージュおよそ800キロを使い、去年よりも300本多い700本を作る予定です。
入倉浩平所長は「赤い色が無くならないように、大事に大事に醸造しています。デザートと一緒に楽しんでもらいたい」と話していました。
カモシカシードルで醸造されている今年のRoseは、12月頃から醸造所のショップや市内の酒販店で、1本750ミリリットル入り3,240円で販売される予定です。 -
第7回平和を考える集い
第7回平和を考える集いが箕輪町の松島コミュニティセンターで8日に開かれ、第二次世界大戦中、海軍航空隊に所属していた箕輪町沢の唐澤良夫(りょうふ)さんが戦争体験を語りました。
唐澤さんは大正15年生まれの91歳です。
昭和18年、17歳の時に予科練に入隊し昭和19年に上海海軍航空隊へ配属となりました。
終戦間際、唐澤さんは、敵の戦艦を沈めるために人間が操縦して体当たりする魚雷、「回天」の事を聞かされたという事です。回天は脱出装置がないため生還する事ができない特攻兵器です。
平和を考える集いは、上伊那医療生協箕輪地区連絡会や上伊那退職教職員の会などが実行委員会をつくり2014年から箕輪町内で開いているもので、今回で7回目になります。
実行委員会では、戦争の悲惨さを改めて認識し平和運動へとつなげていきたいと話していました。