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市町村対抗駅伝 箕輪町は総合5位 町の部優勝
4月29日に松本市で開かれた、第27回長野県市町村対抗駅伝で、箕輪町は総合5位、町の部で優勝しました。 5月22日には、駅伝チームのメンバーが町役場を訪れ、白鳥政徳町長に結果を報告しました。 4月29日に開かれた市町村対抗駅伝では、中学生から社会人までのメンバーが、9区間、42.195キロをタスキで繋ぎました。 大会の結果、箕輪町は2時間20分8秒で、総合では5位、町の部では優勝を果たしました。 丸山信一監督は「優勝チームと競る力もあった。来年は、まずは総合3位を目指して頑張りたい」と話していました。 またこの日は、小学生の部で町の部優勝を果たしたメンバーも役場を訪れ結果を報告しました。 小学生の部では、6.5キロを男女4人でタスキを繋ぎ、箕輪町は23分16秒で、総合では12位、町の部では優勝を果たしました。 中澤博和監督は「町の部で優勝できて子ども達も嬉しかったと思う。今度は大人の人たちと一緒にメダルを目指して頑張ってもらいたい」と話していました。 白鳥町長は「上の順位でゴールしてくれることで、町の人達もみんなうれしく思っていると思う。来年はさらに上の順位を目指して頑張ってください」と、労をねぎらっていました。
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箕輪西小学校4年生 植樹を体験
箕輪町の箕輪西小学校の4年生は、学校近くの上古田の山林で、ヒノキとクリの苗木を24日に植えました。 上古田財産区が所有する山林で、4年生12人が植樹しました。 植えたのは、ヒノキ50本とクリ15本です。 森林との触れ合いを通して自然環境への理解を深める「みどりの少年団」の活動として毎年4年生が植樹を行っています。 昭和54年から始まり、これまで2千本ほどが植えられています。 苗木を垂直にして土をかぶせ、乾かないよう草で覆ったあと、支柱に結びつけていました。 上古田の住民でつくる西山会(にしやまかい)などがサポートし、木材として利用できるまでに50年ほどかかる事などを説明していました。 4年生は10月に枝打ちと間伐を体験し、11月に間伐した木材を使って本棚を作る予定です。
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征矢さん 町応援団第1号に
箕輪町は町出身のプロレスラー征矢学さんを「箕輪町応援団」第一号に任命しました。 5月28日は箕輪町のながたドームでプロレスの興行が行われました。 試合前、リング上で町応援団の任命が行われ白鳥政徳町長から征矢さんに委嘱書が手渡されました。 征矢さんは現在32歳でシングルとタッグの王座を獲得したこともあるトップレスラーです。 箕輪町応援団は、町の魅力や情報を発信してもらおうと委嘱するもので征矢さんが第一号です。 白鳥町長は「箕輪町、上伊那を各地でPRし、地元を見守ってほしいです」と話していました。 征矢さんは「応援団第1号として、町の皆さんの想いを大切に頑張りたいです」と話していました。 征矢さんの任期は2年間で、町では今後、スポーツや文化面で活躍する人を応援団として委嘱していく事にしています。
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箕輪進修高校生徒が模擬投票
選挙権年齢が満18歳以上に引き下げられたことを受けて、箕輪町の箕輪進修高校で、1日、生徒たちが模擬投票を体験しました。 教室が投票所となり、生徒たちが、投票箱に、記入した紙を入れていました。 受付や、立会人も生徒たちが行いました。 これは、選挙権年齢が去年18歳以上に引き下げられたことを受けて、箕輪町選挙管理委員会が開きました。 若い世代に選挙に対する関心を高めてもらおうというものです。 生徒たちは、政見放送を視聴後、投票を体験しました。 この模擬投票体験は、3年生と4年生116人を対象に行われました。
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伊那地域で今年一番の暑さ 最高気温31.7℃
30日の伊那地域の最高気温は31.7度を記録し、今年一番の暑さとなりました。 この日の伊那地域は、午後1時56分に最高気温31.7度を記録する真夏日となりました。 2015年に記録した31.8度に次ぐ、5月の観測史上2番目の暑さとなっています。 伊那市の中心市街地では昼時になると、多くの人がワイシャツを腕まくりして歩く姿が見られました。 南箕輪村の大芝高原では、森林浴をしながら暑さをしのごうと親子連れが訪れていました。 ある母親は「暑かったので涼みに来ました」と話していました。
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箕輪南小でプール清掃
箕輪町の箕輪南小学校は、プール開きを前に、学校のプール清掃を29日、行いました。 29日は、1、2年生が小プールの清掃を行いました。 明るい日差しの下、水着の上にTシャツを着た児童たちは、スポンジやたわしを使ってプールの壁や床をこすり、汚れを落としていました。 箕輪南小学校のプール開きは、来月13日に行われることになっています。
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箕輪北小学校で初夏の運動会
箕輪町の箕輪北小学校で27日、初夏の運動会が開かれました。 箕輪北小の運動会には、全校児童414人が参加し、23の種目で競いました。 箕輪北小学校では、毎年この時期に運動会を開いていて、4月の後半から練習を始めたということです。 「ふきはらの合戦」では、高学年の女子児童が騎馬戦で競いました。 時間内で勝負がつかず、残った騎馬の一騎打ちとなりました。 千賀義博校長は「児童が精いっぱいの力を発揮している姿が随所にみられる。地域の人たちに北小の元気をみてもらえたと思う」と話していました。
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箕輪町、豊島区、ケーブルテレビ局が映像に関する協定
箕輪町と東京都豊島区、それぞれの地域にあるケーブルテレビの4者は、交流人口の拡大につなげようと映像に関する協定を27日締結しました。 27日は、豊島区の水島正彦副区長、豊島ケーブルネットワークの足立勲社長、箕輪町の白鳥政徳町長、伊那ケーブルテレビジョンの向山賢悟社長の4人が箕輪町役場で協定書を取り交わしました。 箕輪町と東京都豊島区は、平成17年に防災協定を結んでいて、職員の人事交流や観光物産展への参加など交流を続けています。 それらの取り組みに関する映像をやりとりしそれぞれの地域で放放送することで、交流人口の拡大につなげようと今回協定を締結しました。 調印式で豊島ケーブルネットワークの足立社長は「お互いの地域にないものを提供し、将来の発展につなげていきたい」、伊那ケーブルテレビジョンの向山社長は「箕輪の魅力をダイレクトに発信し良い交流の手伝いをしていきたい」とあいさつしました。 当面は、それぞれのケーブルテレビの広報番組でお互いの映像を放送することにしています。
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藤澤古實について学ぶ勉強会
昭和42年に亡くなった箕輪町出身の歌人で彫刻家の藤澤古實について学ぶ勉強会が、21日、町文化センターで開かれました。 勉強会では、藤澤古實の作品や人柄について、中学時代の教え子らが話をしました。 藤澤古實は、三日町出身の歌人で彫刻家です。 短歌雑誌「アララギ」の選者を務めた他、箕輪町の歌や小中学校の校歌の作詞などを手がけました。 昭和21年頃からは町内で教鞭をとっていたため、地元に多くの教え子がいます。 藤澤古實の功績を顕彰しようと、今年3月有志による「学ぶ会」が発足しました。 勉強会は活動のうちの1つで、会員23人が集まりました。 藤澤古實が亡くなる直前に完成したという屏風について、持ち主の藤田あさ子さんは、「歌集の中から好きな歌を選んで書いてもらった。先生のアトリエに行くと失敗作が山のようにあり、このすばらしい作品の影には多くの苦労があったことが分かった」と話していました。 勉強会は、2か月に1回開かれることになっていて、随時会員を募集しているということです。
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箕輪町セーフコミュニティ再認証式典
箕輪町が推進している安全安心な街づくりセーフコミュニティの再認証式典が、27日、町文化センターで開かれました。 式典では、箕輪町、町議会、伊那警察署、町区長会、富田地区安全安心推進協議会、日本セーフコミュニティ推進機構の6団体の代表者が合意書に署名しました。 セーフコミュニティは、WHO世界保健機関が推奨していて、事故や自殺は予防できるという考えのもと、安全・安心な街づくりを進めるものです。 町は、平成21年度から取得に向けた取り組みを始め、平成24年5月に初めて認証されました。 認証後の取り組みとして、セーフコミュニティ推進協議会のメンバーが小中学校の登校時間に通学路に立ち、定期的にあいさつ運動を行っています。 他に、70歳以上の高齢者と障害者を対象に、名前や住所、血液型などを書いた緊急連絡カードを入れておくカプセルが無料で配られています。 式典で白鳥政徳町長は、「町民のこれまでの努力の評価です。心を新たに地域づくりを進めていきたいです」と挨拶しました。 セーフコミュニティは、国内で14の自治体が認証されていて、5年ごとに再認証の手続きが必要となっています。
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介護予防 「いきいき百歳体操」
箕輪町は重りを使った筋力運動の体操「いきいき百歳体操」の普及啓発を進めています。 15日は、地区住民を対象とした教室が北小河内の漆戸集会所で開かれました。 いきいき百歳体操は、2002年に高知県の高知市が開発した椅子に座ってできる体操です。 重りをつけてゆっくりと手足を動かすことで、筋力を付けて介護予防につなげるというものです。 この体操を、上伊那では駒ヶ根市が取り入れていて、町では今年度、介護予防事業の一環で実施しています。 漆戸集会所には、10人の高齢者が集まり、映像を見ながら体を動かしていました。 体操の途中、200gから段階に負担を増やすことができる重りを手首や足首に付けます。 そうすることで、筋力とバランス能力を高める運動になるということです。 町では、体操のDVDや重りを無料で貸し出していて、初回から4回までは体操の説明などの技術支援を行っています。 今後は、3か月後と、半年後に体力測定を行い、効果を検証していくというこです。
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「箕輪町議会災害対応方針」定める
箕輪町議会は、地震などの災害が発生した際の対応をまとめた「箕輪町議会災害対応方針」と「災害対策会議設置要綱」を定めました。 24日、木村英雄議長らが災害発生時の議会の対応について説明しました。 箕輪町議会災害対応方針は、災害発生時に、迅速で適切な対応を図ろうと定められたものです。 議会は、災害発生時、対策会議を設置し、情報の収集に努めるとしています。 議員は、それぞれの地域で救援活動に積極的に参加し、町民の安全確保と応急対応に努めるとしています。 要綱では、町の災害対策本部が設置された場合、町議会災害対策会議を設置することなどを定めています。 町議会では、9月に行われる箕輪町の総合防災訓練に合わせて訓練を行い、今回定めた内容を検証していくということです。
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紙芝居で高齢者の交通事故防止を呼びかけ
伊那交通安全協会などは、高齢者の交通事故を減らすため、分かりやすく交通ルールなどを解説する紙芝居を作製しました。 24日、伊那安協の小池喜志子女性部長が紙芝居をお披露目しました。 箕輪町木下の西栄町で毎月1回開かれているサロンで60歳以上の住民8人が鑑賞しました。 紙芝居は高齢者に分かりやすく交通安全について理解を深めてもらおうと伊那警察署と伊那交通安全協会が作製し5月上旬に完成したものです。 箕輪町出身で大町市に住む主婦、宮崎さよ子さんが絵を手掛けました。 高齢者は、知らず知らずのうちに体力が低下して横断歩道を渡り切れなくなる事があります。 薄暗くなると周りが見えにくくなり安全確認が十分にできなくなる事もあります。 高齢者が運転中や歩行中に気をつける点を14枚の紙芝居にまとめました。 紙芝居は10セット作製されました。伊那市、箕輪町、南箕輪村の安協や、交番などに配布されていて、高齢者の集まりなどに安協のメンバーが出向き活用していくという事です。
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箕輪町沢 区民ハイキング
箕輪町沢の区民ハイキングが、21日行われ、自然の中を歩きながら親睦を深めました。 区民ハイキングには、園児から81歳まで93人が参加しました。 ながた自然公園を出発し、区有林内にある桑沢林道を40分かけて歩きました。 ハイキングは、沢公民館が企画したもので、今年で7回目です。 参加者らは、林道沿いに生えている植物などを眺めながら歩いていました。 ある男性グループは、「イタドリ」と呼ばれる植物を見つけると、子どもの頃を懐かしんで口に入れていました。 林道の終点には、平成25年に設置された展望櫓があり、町内を見下ろす景色を楽しんでいました。 今回から、景観づくりを兼ねて櫓周辺にモミジを植えることになりました。 沢公民館では、「この場所が箕輪町の西のモミジの名所となるよう、これからも続けていきたい」と話していました。
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木下区ふれあいハイキング
箕輪町木下区で恒例のふれあいハイキングが20日行われました。 木下区の旗を先頭に区民およそ200人が、木下南保育園から大芝高原までのおよそ5キロを歩きました。 木下区のふれあいハイキングPは、区民の交流を目的に木下区青少年健全育成会が行っています。 30年以上続く恒例行事だということです。 木下区青少年健全育成会では「子供と大人が一緒に楽しめる機会を大切にし、今後も行事を続けていきたい」と話していました。
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箕輪町と豊島区 映像で協定締結へ
箕輪町と東京都豊島区・そしてそれぞれの地元ケーブルテレビ局が、映像を使った交流人口拡大のための協定を27日に取り交わします。 先月には、豊島区の担当者が箕輪町に、今週に入り町の職員や伊那ケーブルテレビジョンの社員が、豊島区の庁舎や、見どころを訪れるなどして打ち合わせが進められてきました。 箕輪町と豊島区は、平成17年に防災協定を締結し、その後も職員の人事交流やイベントへの参加などで交流を進めてきました。 さらなる交流人口の拡大を目指して、町と区、そして豊島ケーブルテレビネットワークと伊那ケーブルテレビジョンの4者が、協定を締結することになりました。 協定により、ケーブルテレビ局同士で映像や番組の交換を行い、互いが交流都市であることを住民に周知するとともに、それぞれの地域の魅力をPRすることができるようになります。 協定書の取り交わしは27日のセーフコミュニティ再認証式典に合わせて行われます。 なお、豊島区には、姉妹・友好・交流都市が50市町村ありますが、映像に関係する協定の締結は箕輪町が初めてとなります。
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箕輪町すくすく子育て講座 親子で弁当作り
箕輪町の今年度の子育て講座が18日に開講し、子供用の弁当に添える簡単な料理を親子で作りました。 町内の親子9組16人が参加しました。 町の栄養士が講師となり、弁当に添える簡単な料理を3品作りました。 半分に切ったハムとスライスしたキュウリを重ねて巻いて一品完成しました。 ちくわの穴の中にソーセージを入れ、エンドウマメを飾りつけると「ちくわのお花」になります。 茹でてつぶしたジャガイモにチーズとマヨネーズを混ぜた「チーズポテト」は、ラップで茶巾搾りにして形を整えました。 完成すると、子供用の弁当箱につめていました。 箕輪町のすくすく子育て講座は年間を通して月に1回程度開かれています。 次回は6月23日で、音楽に合わせて体を動かすリトミックを町文化センターで行う予定です。
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上古田保育園の園児 チューリップの手入れお手伝い
箕輪町の上古田保育園の園児は、咲き終わったチューリップの花とめしべを取る作業を16日に行いました。 チューリップは、上古田の農家でつくる「これからの農業林業を考えるEグループ」が遊休農地を活用して植えたものです。 この日は、畑近くの上古田保育園の園児が訪れ、また来年花が咲くための作業を手伝いました。 球根に栄養が行くよう、咲き終わった花とめしべを取る作業を行いました。
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箕輪町HP 全国広報コンクールで初の入選
箕輪町の公式HPが、平成29年全国広報コンクールのウェブサイト町村部門で初めて入選しました。 箕輪町の公式HPは、去年10月に全面的にリニューアルされました。 トップページに「行政」「移住定住」「観光」の3つを設けました。 古い情報は削り、新しい情報や多く検索されているページは分かりやすい配置にしたということです。 また、町で力を入れている子育てやセーフコミュニティーのページも充実させたということです。 全国広報コンクールのウェブサイト町村部門には、全国から16点の応募があり、特選1点、入選に3点が選ばれました。 箕輪町は、今回初めて応募し、初の入選となりました。 町では、6月から町民モニターを募集し、HPや広報誌について住民の意見を聞いていくということです。
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16年前のタイムカプセル開封
伊那青年会議所は、16年前に埋めたタイムカプセルを14日に春日公園で開封しました。 2001年5月3日に、未来の自分にあてた手紙などをステンレス製の頑丈なカプセルに詰めて、伊那文化会館西側の春日公園内に埋めました。 当時小学6年生だった児童は、今では、27歳か28歳に。 伊那市、箕輪町、南箕輪村の70人が開封セレモニーに参加しました。 手紙はあらかじめカプセルから取り出し、学校別、クラス別に分けられていました。 タイムカプセルの開封は、伊那青年会議所の50周年記念事業として行ったものです。 16年前の第34代理事長から今の50代理事長にメッセージが入った包が手渡されました。 会場は、久しぶりに会う友達の輪がいくつもできて、手紙を見せ合ったり近況報告をしたりして旧交を温めていました。
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出水期を前に消防団が水防訓練
梅雨による水害が発生しやすい時期を前に、辰野町、箕輪町、南箕輪村の消防団は水防訓練を、13日に行いました。 箕輪町のみのわ天竜公園で訓練が行われ、箕輪町は班長以上、辰野町と南箕輪村は部長以上の団員、合わせて133人が参加しました。 伊那建設事務所の職員が講師となり、川の氾濫による被害を防ぐための応急的な措置を学びました。 最初に全員でロープの結び方を確認したあと、3つの班に分かれて訓練を行いました。 樹木を河川に入れ堤防の決壊を防ぐ「木流し工法」では、重しの土のうをロープで木に結び付ける作業を行いました。 「積み土のう工法」では、水が流れ出たりしないよう隙間がないように積んでいきました。 堤防に浸透する水を遮断し決壊を防ぐ「シート張り工法」では、水中に固定するための骨組みとなる竹や、重しとなる土のうを結びつけていました。 訓練は、上伊那北部消防連絡協議会が、出水期を前に毎年5月に行っているものです。 協議会では、昔から行われている水防技術を継承し、災害時には的確に行動できるようにしていきたいと話していました。
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次期総合5か年計画上伊那地域編 首長が意見交わす
県が今年度中の策定を目指している次期総合5か年計画に盛り込む上伊那地域編の方向性について、11日に市町村長が意見を交わしました。 上伊那地域戦略会議が11日に伊那市のいなっせで開かれ、次期総合5か年計画の上伊那地域編について意見を交わしました。 事務局の案では、基本的な視点・方向性として、自然・景観、地域・学び、産業、暮らし、リニアの5項目が示されています。 白鳥孝伊那市長は移住定住策について「県、上伊那、市町村がどのようなアクションを起こすのか共通の認識が必要だ」と話しました。 白鳥政徳箕輪町長は「若者にとって魅力ある地域づくりという視点が抜けている。若い世代が楽しいと思える何かが必要だ」と話しました。 唐木一直南箕輪村長は「一番の根底は今この地域に住んでいる人の暮らしの安定だ。その視点がないままいろいろと施策を行っても上手くいかない」と話しました。 次期総合5か年計画の上伊那地域編は9月に素案をまとめる事になっていて、今月30日には阿部守一知事と上伊那の市町村長との意見交換会が伊那合同庁舎で開かれる事になっています。
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2017みのわ祭り ポスター・うちわの図案決定
7月29日に行われるみのわ祭りのポスターとうちわの図案が決まりました。 ポスターに採用されたのは、箕輪南小学校6年の鷲澤遥月さんの作品です。 手筒花火をもった町のイメージキャラクターもみじちゃんと天竜川をイメージした竜が描かれています。祭りの賑やかさや楽しさが表現されていると評価されました。 うちわに採用されたのは、箕輪中学校3年の野澤咲喜さんの作品です。 遠くからも目をひく鮮やかな色使いが評価されました。 今年はポスター、うちわ合わせて304点の応募があり、実行委員会の投票によって選ばれました。ポスターは600枚作られ、町の公共施設などに貼り出されます。うちわは1万本作られ町内の全戸に配られます。みのわ祭りは、7月29日土曜日に行われます。
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伊那地域最高気温27.3度
8日の伊那地域の最高気温は27.3度まで上がり夏日とりました。 箕輪町の県道与地辰野線沿いでは、花桃が見ごろを迎えています。 8日の伊那地域の最高気温は27.3度と今季1番となる7月中旬並みの暑い一日となりました。 箕輪町の県道与地辰野線は「信州みのわ花街道」と呼ばれ富田から長田までの8.5キロに6種類およそ1650本の花桃が植えられています。 花を管理する信州みのわ花街道推進協議会によりますと花は今週中頃まで楽しめそうだということです。 長野地方気象台によりますと9日以降も平年より気温が高い日が続くということです。
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沢公民館で子どもの広場
子どもの日の5日、箕輪町の沢公民館で工作などを楽しむ「子どもの広場」が開かれました。 子どもの広場は、毎年子どもの日に合わせて沢公民館が開いています。 沢区の保育園児と小学生38人が参加し、ブーメランを作りました。 公民館委員が講師となり、牛乳パックを切り抜いて羽をつくり、好きな絵をかいていきました。 できあがると、みんなで沢グラウンドに移動し、ブーメランを飛ばしました。 小口陽徳館長は、「子供の多い区なので、みんなで遊んで楽しい思い出を作ってほしい」と話していました。
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信州みのわ山野草クラブ 展示会
伊那市から辰野町にかけての山野草愛好家で作る信州みのわ山野草クラブは、箕輪町の木下公民館で春の山野草展を開いています。 会場には、会員13人が育てた山野草200点が展示されています。 信州みのわ山野草クラブは、様々な種類の植物がみられるのが特徴で、今回は80種類が並んでいます。 ケマンソウは、鯛を釣りあげているように花が見えることから別名タイツリソウと言われています。 信州みのわ山野草の展示会は、7日まで箕輪町の木下公民館で開かれています。
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福与城址まつり賑わう
長野県史跡の箕輪町の福与城跡で29日、福与城址まつりが開かれ地域住民がイベントを楽しみました。 祭りは福与と三日町の住民でつくる福与城址を守る会が開いているものです。 約470年前の4月29日に武田信玄が福与城に攻め入ったとされていることから毎年この日に祭りを開いています。 祭りではのろしを上げるセレモニーが行われ戦国時代の雰囲気を演出していました。 また木下山車飾り保存会による武将の人形も飾られていました。 イベントでは地元の箕輪南小学校の児童が太鼓演奏を披露しました。 ほかには出店も並び親子連れが祭りの雰囲気を楽しんでいました。 福与城址まつりは今年で20回の節目にあたり守る会では「地域住民が触れ合う機会として続けていきたい。」と話していました。
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桜シリーズ⑯ 箕輪町中曽根 樹齢1000年の権現桜
地域の桜を紹介する桜シリーズ。⑯は箕輪町中曽根の権現桜です。 樹齢1000年とも言われる権現桜は、木の根元に権現様が祀られていることからこの名前で親しまれています。 2本の桜が合わさり1本になったとも言われていて、開花の時期が違うということです。 幹の途中にある空洞は、明治35年の落雷によるものだということです。 箕輪町観光協会によりますと、30日まで楽しめそうだということです。
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春の褒章 丸山平治さん
春の褒章が発表され、伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、統計調査功績で、箕輪町下古田の丸山平治さんが藍綬褒章を受章しました。 丸山さん「大した功績じゃないと思っていたけど、(経験を)重ねたということかな」 箕輪町下古田の丸山平治さん、77歳。 丸山さんは、昭和50年から国が行う統計調査に従事し、国勢調査などを中心に40年以上40回にわたり携わってきました。 60歳までは辰野町の企業に務めていたため、休日や仕事が終わった後に、地元下古田区を1軒1軒回ったということです。 丸山さん「プライバシーの問題だからね。秘密は厳守。家族にも打ち明けられないしね」 丸山さんはこれまでに、統計調査に尽力したとして、総務大臣表彰、農林水産大臣表彰、長野県知事表彰を受賞しています。 現在は、農業や伝統行事など、地元に伝わる昔ながらの風習を子ども達に伝える活動も行っています。 「まだまだ動けるうちはやらなきゃいけない。(調査員を)できるだけやっていきたい。統計は調査するだけなんでね。自分から皆さんに教えるとかではない。できれば自分の好きな伝統文化の方とかそういうものをライフワークでやっていけばいいかな」
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箕輪町木下 高雲寺明王殿例大祭
箕輪町木下の高雲寺明王殿で、地区の安全を守る例大祭が、25日に行われました。 高雲寺は、昭和52年に火事で本堂が焼失しましたが、当時、五大明王像だけが伊那市西箕輪の仲仙寺にあったため、現在も残っています。 例大祭は毎年4月25日に行われていて、木下区の元区長ら15人が参加しました。 高雲寺の五大明王像は、昭和57年に町の有形文化財に指定され、その後は木下区が管理してきました。 例大祭では、高雲寺の師田和香住職らが大般若転読と呼ばれる祈祷を行いました。 師田住職は「区内の今年1年の交通安全や五穀豊穣を祈念しました。大きな災害や事故が起きないことを願っています」と話していました。