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箕輪写友会 写真展
箕輪町の写真愛好家でつくる箕輪写友会の作品展がながたの湯で開かれています。
会場には町内を中心に県内外で会員が撮影した風景写真10点が展示されています。
写真展のテーマは四季彩々です。
今年撮影されたものがほとんどで、1人2点を展示しています。
箕輪写友会には60代~80代の6人が在籍しています。
月に1度集まり撮影スポットの情報交換を行っているということです。
会長の鳥山國臣さんです。
写真展は13日(土)までながたの湯で開かれています。 -
幸田町との姉妹都市協定に向け箕輪町が記念品制作
箕輪町は、愛知県幸田町との姉妹都市協定締結式を19日に行います。
締結式を前に、幸田町に贈る記念品が完成しました。
吉記念品を制作した長岡の染色画家吉田冴子さんとその作品です。
愛知県南部にある幸田町の特産物「筆柿」を描いたものです。
ろうけつ染めという技法で描かれていて、縦145センチ、横89センチあります。
ろうけつ染めは、ロウが染料をはじく性質を利用したもので、色の薄い部分から溶かしたロウを塗って染まらないようにし、その他の部分に色を重ねていくものです。
今回の作品は、多いところで20回ほど染色したということです。
吉田さんは、30年ほど前からろうけつ染めを始め、2023年には伊那美術展で最高賞を受賞しています。
今年5月に町から制作を依頼され、貰った写真を何度も見て頭の中でイメージし、先月29日に完成しました。
箕輪町と幸田町との姉妹都市協定締結式は、19日に行われます。 -
箕輪町議会9月定例会 開会
箕輪町議会9月定例会が1日に開会し、今年度の一般会計に2億2,800万円を追加する補正予算案など14議案が提出されました。
地域クラブ活動支援業務委託料に760万円、特定空き家解体工事など移住・定住推進事業費に670万円などとなっています。
他に、定額減税調整給付事業費に6,600万円、介護給付費に3,100万円などとなっています。
町議会9月定例会は、8日と9日に一般質問、16日に委員長報告と採決が行われます。 -
箕輪町地震総合防災訓練
地震総合防災訓練が31日に箕輪町で行われました。
訓練は、午前8時に震度6弱、午前9時に震度5弱の地震が町内全域で発生したとの想定で行われました。
二次避難所として開設された箕輪南小学校には、三日町の5つの常会からおよそ40人が集まりました。
今回は初めて、ペットを連れての避難を可能にしましたが、実際に連れてきた人はいませんでした。
体育館の外には、町が所有する電気自動車から給電する訓練が初めて行われました。
町では、給電可能な車を15台所有しています。
避難所内のLEDライトや扇風機の電力として活用していました。
他に、断水を想定して給水車が派遣され、町の職員から使い方を教わっていました。
白鳥政徳町長は、「いつ起きるか分からないのが災害です。訓練を重ねてもしもの時の対応に繋げて欲しい」と話していました。 -
フェンシングをPR イオン箕輪店でイベント
長野県フェンシング協会は、2028年の国民スポーツ大会のPRイベントを、箕輪町のイオン箕輪店で30日に行いました。
はじめに県フェンシング協会所属の選手によるデモンストレーションが行われました。
このイベントは、2028年の国民スポーツ大会のフェンシング競技が箕輪町で行われるのを前に、多くの人にフェンシングを知ってもらい応援してもらおうと、初めて商業施設で開かれました。
イベントでは、剣やマスクの展示が行われ、訪れた人が手に取っていました。
やわらかい剣を使って行うスマートフェンシングの体験も行われ、親子で対戦していました。
県フェンシング協会では「競技力向上だけでなく、フェンシングを身近に感じてもらう活動をしていきたい」と話していました。
9月6日(土)には、みのわテラスでもイベントを行います。
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雅秋園 今季の営業開始
箕輪町福与の果樹園、雅秋園の今シーズンの営業が29日から始まりました。
果樹園はおよそ1ヘクタールあり、15種類のぶどうを栽培しています。
29日は、雅秋園の園主、浦野崇さんがぶどうの収穫をしていました。
2019年まで、ぶどう狩りを行っていましたが、現在は直売所のみとなっています。
直売所では、香りがよく甘みが強いポートランドや甘みと程よい酸味のある種なしのデラウェア、濃厚な甘さで皮にはポリフェノールが多く含まれるナガノパープルが現在購入できます。
1パック600円から販売しています。
営業初日の29日は早速、地元の人が買いに訪れていました。
雅秋園では、ぶどうのほかに梨や洋梨も販売しています。
梨の幸水は1袋900円から、洋梨は1パック800円から販売しています。
雅秋園の営業は、10月中旬までとなっています。
時間は午前9時から午後6時です。
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フェンシング日本代表と交流するイベント開催
フェンシングの日本代表選手が、地元の住民とフェンシングを通じて交流するイベントが22日、箕輪町文化センターで開かれました。
町文化センターで開かれたイベントには、町内外からおよそ100人が訪れました。
イベントでは日本代表選手の指導で、参加者がスマートフェンシングを体験しました。
箕輪町を訪れたのは、東京都に本社を置く酵母製品製造企業、オリエンタル酵母工業株式会社に所属する5人の日本代表選手と、パリ五輪で女子サーブル団体銅メダルを獲得し、去年12月で選手を引退した髙嶋理紗さんです。
スマートフェンシングは、ウレタン製のやわらかい剣を使用するフェンシングで、小さな子どもでも安全に行えます。
このイベントは、オリエンタル酵母工業株式会社のグループ企業である、伊那市のバイオ事業企業、北山ラベス株式会社との2社の共催で開かれました。
イベントでは他に、選手への質問コーナーなどが行われました。
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箕輪地区しんきん経営者の会 米を寄付
箕輪地区しんきん経営者の会は、こども食堂で活用してもらおうと箕輪町に28日、米を寄付しました。
この日は箕輪地区しんきん経営者の会会長で株式会社マツシマの小林誠社長らが町役場を訪れ、白鳥政徳町長に目録を手渡しました。
箕輪地区しんきん経営者の会はおよそ150事業所が会員となっています。
町発足70周年を記念して、精米済みの米70キロを寄付しました。
米は、町内のこども食堂で活用されるということです。
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箕輪東小5年小嶋さんゴルフ国際大会5位入賞
箕輪町の箕輪東小学校5年の小嶋紗奈さんは、8月6日から台湾で開かれたゴルフの国際大会「台湾ジュニアオープン」に出場し5位入賞を果たしました。
8月20日は、小嶋さんと母の智子さんが町役場を訪れ白鳥政徳町長に結果報告をしました。
小嶋さんは今月6日から3日間台湾で行われたゴルフの国際大会「台湾ジュニアオープン」に大会主催者推薦で出場しました。
9・10歳女子の部には、アジア選手15人が参加し、小嶋さんは日本人唯一の出場となりました。
1日18ホール、3日間の通算成績で競い、通算20オーバーでトップと27打差の5位でした。
大会を通してアプローチの調子が良かったということです。
白鳥町長は「まだまだ暑い日が続くので体を休めながら、次の大会も頑張ってください」と激励しました。
今後は、今月31日に世界大会の出場権をかけ、長野市で開かれる「NBSジュニアゴルフ大会」に出場するということです。 -
天竜川上流河川事務所が農業用水供給に排水ポンプ車派遣
天竜川で農業用水を引くための箕輪町三日町にある堰が破損したことを受け、天竜川上流河川事務所は、排水ポンプ車を派遣しました。
派遣されたのは、天竜川上流河川事務所の排水ポンプ車1台です。
毎分最大30立法メートルのポンプ能力があります。
この場所では、農業用水路の取水口まで水位を上げるための堰が破損し、22日以降取水できなくなっていました。
箕輪町が天竜川上流河川事務所に派遣を依頼し、26日からポンプ車での供給が行われています。
ポンプ車での水の供給は9月5日までの予定です。
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箕輪町発足70周年 スカイランタン10月に
箕輪町は、発足70周年記念イベントとして、夜空にランタンを打ち上げるイベントを10月5日に行います。
26日に開かれた箕輪町定例記者懇談会で、担当者がイベントについて説明しました。
スカイランタンin minowaは、10月5日(日)午後6時から箕輪中学校グラウンドで行われます。
ランタンに70周年への思いや願いごとなどを書き、一斉に夜空に打ち上げます。
町では参加者を募集しています。
ランタンは70基限定で、1基につき5人まで、料金は1,000円です。
このイベントは、町民からの提案を受け70周年記念事業として企画されたものです。
参加申し込みは、みのわの魅力発信室 電話79―3152で受け付けていて、締め切りは9月30日までです。
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箕輪町発足70周年 ゴジラー1.0トークショー
箕輪町70周年記念事業「フィルムフェスティバル」が9日町文化センターで開かれ、映画「ゴジラ−1.0」のプロデューサーと出演者のトークショーが行われました。
トークショーには、堀田辰雄艦長を演じた俳優の田中美央さんと、プロデューサーの岸田一晃さんが登壇しました。
2023年公開のゴジラ―1.0は、ゴジラ生誕70周年記念として制作され、第96回アカデミー賞視覚効果賞を受賞しました。
田中さんは、「50回以上鑑賞したが、そのたびに感じ方が変化する作品。岡谷市での撮影の際には多くの地元のエキストラの方が居てプレッシャーを感じた」と話していました。
岸田さんは「ゴジラはその時々の時代を象徴した作品となっていると感じる。今回戦後を舞台とする意義を考えながら制作した」などと話していました。
このイベントは、ゴジラ生誕と箕輪町発足がともに70周年であることから記念事業の一環で開かれました。
また、この日は箕輪町が募集した「みのわCM大賞」の表彰式も行われ、みのわ東小学校にじいろ学年が制作した「みんなおいでよ!箕輪町」が最優秀賞に選ばれました。
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駒ヶ岳遭難者偲ぶ 慰霊の日
26日は1913年(大正2年)に当時の中箕輪尋常高等小学校の生徒ら11人が亡くなった駒ヶ岳遭難慰霊の日です。
箕輪中部小学校では、児童が慰霊碑に手を合わせました。
今朝は、登校した児童がそれぞれに用意した花を捧げ、児童玄関前にある慰霊碑の前で手を合わせていました。
駒ヶ岳遭難は1913年(大正2年)8月26日の夜に発生しました。
修学登山で駒ヶ岳に登った箕輪中部小の前身、中箕輪尋常高等小学校の生徒や教師ら37人が、山上付近で暴風雨に遭い11人が犠牲となったものです。
箕輪中部小にある慰霊碑は、遭難者の13回忌に合わせ、学校が建てたものです。
遭難事故を後世に伝えようと、事故のあった26日の前後に慰霊の行事を行っています。
中部小では、9月3日に命の大切さを考える集会を開く予定です。
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熱中症の疑いで1人搬送
上伊那広域消防本部によりますと午後4時半現在、箕輪町で50代の男性が熱中症とみられる症状で搬送されたということです。
症状の程度は軽症です。
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伊那谷の所蔵品「駒ヶ岳遭難関連資料」
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の文化施設で展示されている所蔵品を紹介するコーナー、伊那谷の所蔵品。
22日は、箕輪町郷土博物館所蔵の常設展「駒ヶ岳遭難遭難関連資料」です。
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3市町村合同の空き家相談会
伊那市と箕輪町、南箕輪村の3市町村合同の空き家の相談会が16日に南箕輪村の村民センターで開かれました。
相談会は、伊那市と箕輪町、南箕輪村で構成する、伊那地域定住自立圏連絡協議会の事業として3市町村が合同で開催しました。
16日は、およそ30人が訪れ、専門家に相続や売却、リフォーム、解体などについて相談をしていました。
相談会は年2回、各市町村の持ち回りで開いています。
3市町村が地元の不動産組合と連携して運営している空き家バンクの説明も行われました。
担当者は「市町村に担当部署があるので、空き家に関して困っていることがあったら気軽に相談してほしい」と話していました。
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強い日差しのなかマスつかみ大会
24日の伊那地域の最高気温は午後2時3分に36度を記録し猛暑日となりました。
箕輪町の中井用水路ではマスつかみ大会が行われ子どもたちが歓声をあげながらマスを捕まえていました。
マスつかみ大会は天竜川漁業協同組合第2支部が行ったもので小学生や園児約60人が参加しました。
漁協第2支部では約600匹を用意したということです。
強い日差しをものともせず、子どもたちは用水路に入りマスを追いかけていました。
伊那地域は午後2時3分に36度を記録し猛暑日となりました。
長野地方気象台では今後1週間は最高気温が30度以上の日が続くと予想しています。
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天竜川のゴム製の堰が破損
田んぼに水を引くため箕輪町の天竜川に設置されている、ゴム製の堰が破損していることが分かりました。
24日、堰を管理している上伊那郡伊那土地改良区の篠田貞行理事長が状況を確認していました。
篠田さんによりますと堰はゴム製で中に空気が入っていて、22日の午後2時以降に破損しているのが見つかったということです。
天竜川の水をせき止め用水路の取水口まで水位をあげるため設置されていますが、破損部分から水が流れ溜まらない状態となっています。
篠田さんは「破損については調べる必要があるが経年劣化が原因ではないか。応急措置として農業用水の取水口付近に土砂を置き、水を溜めることを検討している」と話していました。
篠田さんによりますと、伊那市、箕輪町、南箕輪村の農家約950人がここからの水を使っているということです。
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JA上伊那 りんご出荷
箕輪町のJA上伊那箕輪果実選果場でりんごの出荷が始まっています。
22日は早生品種「シナノリップ」の出荷が行われていました。
シナノリップは果汁が多く、酸味と甘みのバランスが良い品種だということです。
りんごの出荷は今月初旬に始まりました。
コンテナで運ばれたりんごをベルトコンベアに手作業で並べると、1つ1つ傷や色のチェックを行っていました。
機械で大きさや形の仕分けが行われ、手作業で箱詰めされます。
シナノリップは2018年に品種登録された新しい品種で今年の上伊那の出荷量は県内で最も多い310トンを計画しています。
他に、食感がよく酸味の少ない「つがる」の出荷も始まっています。
りんごは主に愛知県や東京都に出荷され、JA上伊那の直売所でも購入できます。 -
夏休み終了 2学期始まる
夏休みが終わり、伊那ケーブルテレビエリア内の小中学校で21日から2学期が始まりました。
このうち伊那市高遠町の高遠小学校では、28日間の夏休みを終えた児童たちが体育館に集まりました。
下島弘子校長は「夏休みに培った力と楽しかった思い出をエネルギーにして頑張っていきましょう」と話していました。
6年生の教室では、夏休みの宿題を提出していました。
宿題はドリルや作文の他に、自由研究と読書感想文、工作を選ぶことができます。
工作を選んだ児童は、思い思いの作品を製作し、教室の外に飾っていました。
6年生は2学期に東京都への修学旅行が予定されています。
高遠小学校の2学期は、12月23日までとなっています。
この日は伊那市の16校、箕輪町の3校、南箕輪村の3校の小中学校で始業式が行われました。
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伊那青年会議所 9月に親子対象の防災イベント
伊那青年会議所は、小学生の親子対象の防災を学ぶイベントを9月に行います。
20日は、伊那市の伊那商工会館で伊那青年会議所のメンバーが記者会見を開きました。
イベントは9月27日にかんてんぱぱ くぬぎの杜で行われます。
募集するのは、伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村の小学生の親子18組です。
カードを使って災害事例を学ぶ災害クロスロードや災害時を想定したクッキング、心肺蘇生などに取り組むチーム対抗防災ミッションなどが予定されています。
参加費は無料で、参加者には防災バッグがプレゼントされます。
伊那青年会議所では、現在参加者を募集しています。
くわしくは電話78-2328までお問い合わせください。
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40歳目の節目に2回目の成人式
今年40歳になる箕輪中学校の2000年度の卒業生は「2回目の成人式」と銘打った学年全体の同窓会を伊那市高遠町のさくらホテルで14日に開きました。
2000年度の卒業生は、今年、卒業から25年となり、40歳の節目を迎えます。
当時は7クラスありました。
同窓会は4組の担任だった石澤勝さんの乾杯で始まりました。
この日は、卒業生の4分の1にあたる70人が集まり、友人や恩師との会話に花をさかせていました。
同窓会は地元を離れて暮らす友人との繋がりや地域への感謝を忘れず、定期的に集まれるきっかけを作ろうと開かれました。
実行委員長の有賀大輔さんは、「旧友との交流を深め、仲間との繋がりを再確認し、地域を支える大人になりましょう」と挨拶しました。
この日は、中学の担任や副担任合わせて5人が出席し「これからの社会をつくる一員として頑張ってほしい」「悩んだときは、ここにいる仲間に相談し、さらに前に進んで下さい」などと教え子にエールを送りました。
同窓会は1組の担任だった北澤克彦さんの万歳でしめくくりとなりました。
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箕輪町二十歳のつどい 184人が出席
箕輪町では、15日に町文化センターで式が行われ、対象者は321人中184人が出席しました。
白鳥政徳町長は「若さ溢れるエネルギーと柔軟な発想力を発揮し、新しい時代を切り拓いてください」と挨拶しました。
対象者有志でつくる実行委員会の藤田眞宙実行委員長は、コロナ禍などを振り返りながら挨拶をしました。
式では、みのわ太鼓保存会が祝い太鼓を披露しました。
出席者の中には保存会のメンバーもいて、一緒に演奏をして二十歳を祝いました。
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大出区戦没者慰霊祭
日清・日露戦争、太平洋戦争で亡くなった人の霊を慰める、箕輪町大出区の戦没者慰霊祭が、17日に大永寺で行われました。
慰霊祭には、遺族会や地区の役員など40人が参列し、慰霊碑の前で焼香をして手を合わせていました。
大出区では、日清・日露戦争、太平洋戦争で33人が命を落としました。
戦没者慰霊祭は、大出区社会福祉協議会が行っていて、これまでは3年に1度でしたが、今年から毎年実施することにしました。
大出区社協の田村良信会長は「次世代に平和の大切さを伝えていくことが私たち大人の使命です。」と話していました。
大出区遺族会の北川喜一代表は「高齢化で会員は減少しているが、悲惨な戦争を二度と起こしてはいけないということを伝えていきたい」と話しました。
遺族会の会員は現在23人となっています。
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南小河内の伝統行事おさんやり
箕輪町南小河内に伝わるお盆の伝統行事おさんやりが16日に行われました。
16日はおよそ40人がカラマツとナラで組み立てたおよそ400キロのお舟を担いで区内1.3キロのコースを巡航しました。
途中からは車輪を付けて、担ぎ手の負担軽減を図っていました。
おさんやりは南小河内地区で200年ほど前からお盆に行われている厄払いの行事で、箕輪町の無形民俗文化財に指定されています。
巡航では、おさんやりについて学んでいる地元の箕輪東小4年生がミニお舟を引っ張りました。
巡航の途中では、担ぎ手たちが輪になって唄う、よいそれ節が披露されました。
午後8時にお舟がナラの木の周りを3周し、最後に勢いをつけてゆすり、お舟を壊しました。
お舟の破片は、区民が持ち帰り、1年間厄除けとして玄関などに飾られるということです。
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信大 加藤さん 町役場で古着回収
信州大学農学部2年の加藤葵さんらが、箕輪町役場で12日から古着の回収を行っています。
この日は回収ボックスを設置するために加藤さんが役場を訪れました。
加藤さんは、今年6月に古着を回収するプロジェクト「古着屋Odoru」を立ち上げました。
回収した古着は10月18日の信大の学部祭「落葉松祭」で販売します。
農学部内で募ったメンバー4人とともに、学部祭に向けて既に回収した古着を現在リメイクしているということです。
売り上げの一部は大学へ寄付され、生理用品の購入に充てられるということです。
箕輪町ではゼロカーボン推進やSDGsにつながることから回収ボックス設置に協力しました。
回収しているものは、衣類・かばん・帽子などです。
下着や靴は回収していません。
回収ボックスは伊那市荒井のすまいテラスいなにも設置されています。 -
五輪選手が指導 フェンシング練習会
去年のパリオリンピックで金メダルを獲得した飯村一輝選手と箕輪町出身で東京オリンピックに出場した西藤俊哉選手が指導するフェンシングの練習会が10日箕輪町の箕輪進修高校で開かれました。
練習会には、町内を中心に全国各地の小中学生およそ50人が参加し日本代表の飯村選手と西藤選手から指導を受けました。
フットワークの練習では、「体幹や体の軸がぶれないよう意識し、膝から下は力を抜き、素早く前後に動く事が大切です」と教えていました。
練習会は長野県フェンシング協会が競技の普及や、2028年の国民スポーツ大会に向けた選手育成を目的に開いたもので去年に続き2回目です。
飯村選手は、慶応大学の4年生で、去年のパリオリンピックでは、男子フルーレ団体に出場し、金メダルを獲得しました。
西藤選手は、箕輪町出身で東京オリンピックに出場しました。
練習会は11日も箕輪進修高校で開かれる予定です。
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UTパレットで23日 大学生と中高生などが語り合うイベント
上伊那出身で、帰省中の大学生と、地元の中高生や大人が語りあうイベントが、箕輪町のJR木ノ下駅前にあるUTパレットで23日に開かれます。
7日はUTパレットで、イベントを企画した大学生たちが打ち合わせを行っていました。
今回のイベントは、高校生の時にUTパレットの活動に関わっていた大学1年生6人が企画しました。信州大学、立教大学などに通っていて、現在帰省中です。
イベントでは、グループに分かれて、自分の経験や今気になっていること、興味のあることについて話をします。
交流を深めるために、一緒にカレー作りも行います。
交流イベント「わくわくミートアップ!」は、23日土曜日の午前11時半から開かれます。
参加費は無料で、まだ申し込み可能だということです。
チラシ掲載のQRコードから申し込むことが出来ます。
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箕輪町ふるさと大使 委嘱
箕輪町は、町の知名度の向上とイメージアップを図ることを目的に、新たにふるさと大使に2人を委嘱しました。
25日は、役場で委嘱式が行われました。
委嘱されたのは、沢出身で東京都の桜美林学園理事長の大槻達也さんと静岡県の「NPO法人プラット庄内」理事長の井上誠さんです。
大槻さんは1981年に文部省に入省し、文部科学省大臣官房総括審議官などを歴任し、去年4月から学校法人桜美林学園の理事長を務めています。
井上さんは静岡県浜松市の庄内地区・箕輪町交流協会の会員で2019年から1年間、交流協会会長を務めました。
今年4月からは特定非営利活動法人プラット庄内の理事長を務めています。
大槻さんは、「育ててもらったふるさとのために少しでもお手伝いしたい」、井上さんは「これからも体力が続く限りパイプ役として頑張りたい」と話していました。
白鳥町長は「町のPRうぃ皆さんの力でお願いしたい」と協力を求めました。
箕輪町では町外で活躍する町出身者やゆかりのある人を対象にふるさと大使として委嘱していて、今回の2人を含め13人となりました。
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杉浦太陽さんトークショー
箕輪町のこども計画策定を記念して俳優でタレントの杉浦太陽さんのトークショーが3日に町文化センターで開かれました。
トークショーでは4児の父で、今年の夏頃に第5子が誕生予定の杉浦さんが、「パパもママも自分らしく」をテーマに子育てについて話しました。
杉浦さんは「以前はイクメンという言葉が流行したが、今は共に家事をする時代です。手伝うのではなくともにやることが家族の笑顔の秘訣です」と話していました。
このトークショーは子育てを地域全体で支える「こども計画」の策定と箕輪町発足70周年を記念して開かれたもので、およそ260人が集まりました。