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関愛実さん 郷土食おやきの絵本制作
箕輪町地域おこし協力隊の関愛実さんは、上伊那地域のおやきを題材にした、郷土料理の絵本「えびすさんのおやき」を制作しました。
「えびすさんのおやき」は、五穀豊穣などを願い、米粉のおやきを神棚に供える「えびす講」をテーマに、えびす様が旅をするという物語です。
全24ページで、田植えや稲刈りなど、四季を巡ったえびす様が、最後におやきを食べます。
この絵本を制作したのは、箕輪町地域おこし協力隊の関愛実さんです。
関さんは、これまで味噌づくりや麹づくりなど、郷土料理に関する活動を行っています。
絵本は、親子で楽しみながら郷土料理に触れてもらおうと制作しました。
小さな子どもにも分かるよう文章は使わず、擬音語で表しています。
関さんが去年の夏にプロジェクトチームを立ち上げ、背景は、高遠町ののぞみるきさん、えびす様と動物の絵は、駒ヶ根市の大宮のぞみさんが担当しました。
絵本は、ハードカバーとソフトカバーがあります。
ハードカバーは、箕輪町図書館や郷土博物館に寄贈し、ソフトカバーは、1冊1,500円で販売しています。
QRコードにアクセスし、買うことができます。
また、7日午前まで、みのわBASEでは、絵本に使われたイラストが並ぶ展示会が開かれています。
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伊那地域で雪 交通機関に影響
伊那地域は4日から5日の朝にかけて降った雪により交通機関などに影響が出ました。
5日の午前7時半、伊那市の中心市街地では除雪作業をする人の姿が見られました。
上伊那広域消防本部では4日からの雪で6センチの積雪を観測しています。
この雪の影響で、JR飯田線の飯田駅から駒ケ根駅の区間で始発から運転を見合わせました。
午前9時43分に再開し、現在は通常運行となっています。
高速バスは、新宿・伊那飯田線の上りと下り、あわせて20便が運休となりました。
午後3時現在、通常運行となっています。
また、伊那市高遠町山室では雪による倒木で、20戸が停電しました。
現在は全て復旧しています。
箕輪町と南箕輪村では被害の報告はないということです。
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箕輪中部小学校 6年生を送る会
15日の卒業式を前に、箕輪町の箕輪中部小学校で6年生を送る会が5日、開かれました。
箕輪中部小学校6年生87人が5年生の児童が作るアーチを通り入場しました。
全校児童およそ570人が体育館に集まり、6年生を送る会が開かれました。
送る会は、6年生に感謝の気持ちを伝えようと児童会が企画しました。
会では、学年ごと歌やダンスなどを発表しました。
2年生は、曲に合わせてダンスを発表しました。
5年生は、6年生に聞いたアンケートをもとに作ったクイズ大会を開きました。
在校生の発表が終わると6年生がお礼に歌を歌いました。
会の最後に田中和恵校長は「けさ、率先して雪かきをしてくれた6年生、いつも在校生のお手本として学校をまとめてくれてありがとうございました」と挨拶をしました。
箕輪中部小学校の卒業式は15日に行われる予定です。
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足立君 フェンシング全国3位
箕輪町の箕輪中部小学校4年足立陸夢君は、フェンシングの全国大会で3位になりました。
3日は足立君と母親の愛実さんが町役場を訪れ、白鳥政徳町長に3位入賞を報告しました。
足立君は、2月23日と24日に静岡県で開かれた全国大会に出場しました。
123人がエントリーした3、4年生男子フルーレで、予選を34位で通過し、決勝トーナメントに進みました。
準決勝では、試合時間残り2秒で同点に追いつき延長戦に持ち込みましたが、敗れてしまい3位となりました。
白鳥町長は「来年も全国大会に出場できるよう頑張ってください」と話していました。
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箕輪東小児童 地域の民話を演劇に
箕輪町の箕輪東小学校の4年生は、東箕輪に伝わる民話の創作劇を、1日町文化センターで上演しました。
1日は、箕輪東小の4年生が東箕輪に伝わる3つの民話を上演しました。
上演したのは、長岡に伝わる「十沢の地蔵」、
南小河内に伝わる「戸矢の坂のきつね」、
北小河内に伝わる「漆戸右門の蛇退治」の3作品です。
このうち、「漆戸右門の蛇退治」です。
漆戸右門はある日、天竜川で大蛇を退治します。
すると、漆戸右門は大蛇と川魚の魂にとりつかれ寝込んでしまいます。
神主に頼んで大蛇を供養したところ、元気になったという物語です。
箕輪東小の4年生22人は、地域の民話を多くの人に知ってもらおうと、3年生の時から総合学習の時間で創作劇に取り組んできました。
これまで各地区の公民館で上演し、2年間の集大成にと文化センターでの公演を開きました。
会場には、地域住民や保護者などが観劇に訪れました。
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箕輪町に最適化栄養食品寄付
栄養バランスが適切に調整された食品の普及を行っている、日本最適化栄養食協会は2月4日、箕輪町に食品の寄付を行いました。
町役場に日本最適化栄養食協会の前島秀樹事務局長が訪れ、白鳥政徳町長が食品を受け取りました。
協会は、大手食品会社や菓子メーカー、小売事業者等で組織していて、今回自社製品を寄付しました。
今回寄贈したのは、お湯を入れるだけで調理できるカップ食品、栄養バー、スムージー、合計7,392食です。
どれも栄養バランスが適切に調整された、最適化栄養食だということです。
寄付された食品は子ども食堂や高齢者施設などに提供されるほか、一部は通学時の高校生に駅で配布されました。
贈呈式には町内3つの子ども食堂関係者も出席しました。
協会が地方自治体への支援活動を計画していたところ、箕輪町職員からの提案があり、今回の寄付が実現しました。
前島事務局長は「手軽においしくバランスの良い食事を楽しんでほしい」と話しました。 -
上伊那の中学校野球部 新チームの目標発表
伊那市の伊那中学校で、上伊那の中学校野球部の部員が集まり、それぞれのチームが今年の目標やスローガンを発表しました。
2月16日は、上伊那の中学校11校から、野球部員およそ150人が集まりました。
それぞれのチームがステージに立ち、今年の目標やスローガンを発表していました。
試合前の円陣を実演するチームもありました。
この発表会は上伊那野球協会が開いたものです。
ほかのチームの事を知り、自分のチームの強みや価値を再認識してもらおうと、初めて開かれました。
上伊那野球協会では「ほかのチームとのつながりを作ることでモチベーションを上げ、上伊那の野球が盛り上がっていくことを期待している」と話していました。
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箕輪町議会3月定例会開会 27議案提出
箕輪町議会3月定例会が28日に開会し、来年度一般会計当初予算案など27議案が提出されました。
令和7年度一般会計当初予算案は、前年度と比べ9億6千万円少ない121億8千万円となっています。
主な事業として、町内小中学校の児童・生徒の学習用パソコンの更新に1億1800万円、防災無線操作卓の更新に2,400万円などとなっています。
町議会3月定例会は、3月10日と11日に一般質問、17日に委員長報告と採決が行われます。
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ヤングドライバークラブ 表彰
事業所の若手でつくるヤングドライバークラブの交通事故防止コンクールで伊那警察署管内から2つの事業所が優秀事業所に選ばれました。
28日は伊那警察署で表彰伝達式が行われました。
優秀事業所には箕輪町の株式会社伸光製作所と南箕輪村の信英蓄電器箔株式会社が選ばれました。
伸光製作所は季節ごとに交通安全週間を設け、通勤する社員に交通安全を呼び掛けました。
信英蓄電器箔は月に1回会社付近の交差点で街頭啓発活動を行いシートベルトの着用などを呼び掛けました。
また、交通安全メッセージ部門の優秀に信英蓄電器箔の栗木大進さん、
交通安全ポスター部門の佳作に信英蓄電器箔の唐澤聖輝さんが選ばれました。
コンクールは交通事故防止に向けた取り組みを評価するもので、県内の114クラブが参加し28クラブが表彰されました。 -
町発足70周年記念グッズ作成
また、箕輪町は、町発足70周年の記念グッズとして、タオルを作りました。
タオルは、緑色をベースに、70周年のロゴをメインにしたデザインとなっています。
イベントなどで配布するほか、300円~500円での販売も検討しているということです。
箕輪町では、今年8月までにタオルを含む4種類の記念グッズ制作を予定しています。 -
箕輪町移住パンフレット リニューアル
箕輪町が移住を検討する人に配布しているパンフレットがリニューアルしました。
箕輪町の移住パンフレットは、2016年度に第1版が発行されました。
今回、デザインや掲載内容の見直しを行い、大幅なリニューアルとなりました。
全16ページあり、移住相談で質問が多かった内容や、子育て、仕事、農ある暮らしなどニーズに合わせた内容となっています。
また、地図を多く載せることで、町内施設の位置関係をわかりやすくしたということです。
リニューアルした移住パンフレットは、箕輪町役場1階の窓口や、移住イベントなどで配布するということです。
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箕輪オードリーの中坪君と上條君 ソフトテニスで全国出場
箕輪町のソフトテニスクラブチーム、箕輪オードリーに所属する中坪凛人君と上條遥輝君は、全国小学生ソフトテニス大会に出場します。
25日は、中坪凛人君と上條遥輝君が箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長に全国大会出場の報告をしました。
2人は、箕輪中部小学校4年生で、2年前からペアを組んでいて、1月に石川県で開かれた北信越の大会では優勝しています。
今回の全国大会出場は、去年10月に行われた県大会で優勝し決めたものです。
白鳥町長は「県の代表として頑張ってきてください」と激励していました。
全国小学生ソフトテニス大会は、3月30日から千葉県で開かれます。
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箕輪町フォトコンテスト 最優秀賞決定
箕輪町観光協会が募集したフォトコンテストの審査会が、町文化センターで今日開かれ、各部門の最優秀賞の作品が決まりました。
審査会場には、91人、270作品の応募の中から一般投票によって選ばれた、写真部門26作品、インスタ部門39作品が並べられました。
審査員は白鳥政徳町長をはじめ、町の観光協会、新聞社などから12人が務めました。
写真部門最優秀賞に選ばれたのは、伊那市の有賀忠幸さんが下古田から夜の南アルプスを撮影した作品「鏡明紫水」です。
インスタ部門最優秀賞に選ばれたのは上ノ平城跡の一本桜を撮影した作品「月との共演」です。
白鳥町長は「最優秀賞がどちらも夜の写真だったのが印象的。昼間から夜まで、箕輪町の観光地を捉えた写真が集まった。」と講評しました。
入賞作品は役場や町内の公共施設などで展示されるほか、来年度の観光協会のパンフレットなどで活用される予定です。
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洋ランの花を楽しむ会 展示会
中南信のランの愛好者で作る洋ランの花を楽しむ会の展示会が箕輪町の木下公民館で23日まで開かれています。
会場には、会員が育てたカトレアやシンビジウムなどのラン、210鉢が並んでいます。
洋ランの花を楽しむ会は、上伊那を中心に中南信の愛好家35人が所属していて、年に1度展示会を開いています。
現在会員を募集していて、山本忠文会長は「初心者も楽しめる会なので、ぜひ一緒に花を咲かせる喜びを味わってほしい」と話していました。
洋ラン展示会は23日まで木下公民館で開かれています。
余剰株の販売や植え替え講習も行われます。
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箕輪町で地産地消イベント
地元産の食材を使った料理と地酒を楽しむイベントが箕輪町で20日に行われ、多くの人で賑わいました。
去年5月に元JA上伊那東箕輪支所を改修しオープンしたレストラン信州箕輪もみじ湖夢の里は、南小河内の酪農家、根橋英夫さんがオーナーを務めています。
イベントは、生産者を応援し地域を盛り上げようと初めて企画しました。
根橋さんが地元で経営する牧場のブランド牛「信州もみじ湖黒毛牛」のすき焼きに焼肉、牛すじカレーなど上伊那産の食材にこだわった料理と地酒を用意しました。
施設全てのフロアを使用し、すき焼きコース、焼肉コース、ラーメンの食べ比べができるレストランコースの3つが用意されました。
酒はビールに、地元のワインや芋焼酎などが並び飲み放題1500円です。
厨房では料理長の板倉廣明さんが腕を振る舞いました。
20日は、町内を中心におよそ100人が訪れ、料理を楽しんでいました。
会場では、ものまねショーも行われイベントを盛り上げていました。
信州みのわもみじ湖夢の里では「今後も食を通じて地元を盛り上げるイベントを開催していきたい」と話していました。
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箕輪町空き家の現状や対策についての協議会
箕輪町の空き家の現状や対策についての協議会が19日、みのわBASEで開かれました。
19日開かれた空き家対策協議会では、箕輪町の空き家数の確認などが行われました。
先月末時点で町には、去年の同じ月より6件多い310件の空き家があります。
そのうち、倒壊の危険があるなどの家屋に対し、協議会が認定した特定空き家は9件です。
認定されると、所有者に指導や勧告が行われ、改善されない場合は解体など代執行も行うことができます。
また、2015年から取り組んでいる空き家バンク制度では、244件中218件が17日時点で借り手や買い手がありました。
県内外問わず移住者や飲食店が利用しているということです。
協議会では、住まいを手放す際に個人で解体などは進めず、まずは箕輪町役場に来て、相談をしてほしいと話していました。
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箕輪町 来年度予算案121億円
箕輪町は総額121億8,000万円の来年度の一般会計当初予算案を18日に発表しました。
この日は箕輪町の白鳥政徳町長が役場で記者会見を開き来年度一般会計当初予算案の概要について説明しました。
来年度は「町発足70周年 未来へ つなぐ えがく 持続可能なまちづくり」をキャッチフレーズに人口減少・少子化対策や能登の教訓を生かした災害への備えの見直しをしていくとしています。
主な新規事業は、町発足70周年記念事業に990万円。
木下区に新たに開院する、妊婦検診や子宮頸がん検診を受診できる医療機関の整備補助金に3,000万円。
耐震基準不足でアスベストが含まれていた社会福祉総合センターの解体工事に1億806万円。
町の避難所に指定されている社会体育館に空調設備の設置や屋根を改修する工事に2億5,213万円。
みのわテラスにEV用急速充電器を設置する事業に545万円などとなっています。
来年度の一般会計当初予算案は、今年度より9億6,900万円少ない121億8,000万円となっています。
一般会計当初予算案は28日に開会する町議会3月定例会に提出されることになっています。 -
箕輪町 国保据え置き
箕輪町国民健康保険運営協議会が14日に箕輪町役場で開かれ、来年度の国保税率を据え置くことが決まりました。
協議会には委員6人と白鳥政徳町長が出席し来年度の国保税率について協議しました。
現在の税率は10.6%で、加入者一人当たりの年間金額は41,500円となっています。
協議会では現状の税率で国保運営が可能と判断し据え置くこととしました。
今年度の箕輪町国民健康保険特別会計決算見込みは歳入がおよそ20億9,200万円で収支差額の1,200万円を来年度への繰越金としています。 -
箕輪町沢で竹細工作り
箕輪町沢の北澤公仁さんのビニールハウスでは、びくやざるなど竹細工の製作が行われています。
ハウスを活動場所として提供している北澤公仁さんです。
今年7月に90歳になる北澤さんは、13年前に独学で竹細工を始めました。
続けていると一人、また一人と仲間が増え、今では、多い時で6人が作業をしています。
14日は、ベテランの大宮稔さんと林清衛さん、今年2年目の大槻浩子さん3人が、竹割をこなし、なれた手つきで竹細工に編み上げていました。
冬の期間のみ作業場に変わるビニールハウスは暖房なしでも温かく快適です。
竹細工の製作は毎年、正月の箱根駅伝が終わってから始まるということです。
月曜日から土曜日までの毎日、午前9時から午後4時まで作業をしています
好きな時に来て作業をしていいことになっていて、決まりごとは、午前10時と午後3時のお茶の時間だということです。
竹細工に魅了された大槻さんは、コーヒードリッパーを作っていました。
竹細工の製作は、3月いっぱい行われます。
3月10日と11日には、箕輪町公民館の竹細工を楽しむ講座が開かれ、北澤さんらが講師を務めることになっています。
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箕輪町フォトコンテスト一般投票受付中
箕輪町観光協会が来年度の観光PRに使用する写真を選ぶフォトコンテストの一般投票が町文化センターで16日まで行われています。
会場には、写真の部126点とインスタグラムの部144点が展示されています。
投票は各部門1点で誰でもできます。
作品は、去年1月から先月までに撮影されたもので、町の風景やイベントなど様々です。
一般投票は、16日(日)までで、上位の作品は25日(火)に開かれる審査会に進むことになっています。
入賞作品は役場や町内の公共施設などで展示されるほか、来年度の観光協会のパンフレットなどで活用される予定です。
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北小河内中村常会 伝統の念仏講
箕輪町の無形民俗文化財に指定されている北小河内中村常会の念仏講が、中村集会所で9日に行われました。
この日は、役員を中心に、20代から80代までのおよそ20人が集まりました。
長さ10メートルを超える数珠を反時計回りに回しながら、太鼓と鐘に合わせて「南無阿弥陀仏」と唱えます。
数珠の中には1つだけ大きな玉があり、それが自分のところに回ってくると、頭を下げ願い事をしていました。
中村常会の念仏講は、江戸時代から伝わる伝統行事で、町の無形民俗文化財に指定されています。
毎年、2月の第1日曜日に行っていますが、今年は節分と重なったことから、9日に行われました。
数珠回しの後は、「護符」と呼ばれる菓子が配られました。
以前は、中学生が各家庭から集めた米をおにぎりにして配られていましたが、コロナ禍や少子化の影響で菓子が配られました。
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VC長野8日の試合結果
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツの8日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、アウェイで、大阪ブルテオンと対戦し、セットカウント0対3で敗れました。
9日も、アウェイで大阪ブルテオンと対戦します。
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星野和美さんが遺した野鳥の記録企画展
日本野鳥の会 伊那谷支部顧問で、去年89歳で亡くなった箕輪町松島の星野和美さんが遺した記録や写真の企画展「野鳥とともに」が箕輪町郷土博物館で開かれています。
町郷土博物館の2階、美術展示室には、星野さんが箕輪町を中心に撮影した野鳥の写真や観察記録などが展示されています。
星野さんは、日本野鳥の会伊那谷支部に所属し、会長・顧問を歴任、町郷土博物館と野鳥の会が共催で開いている探鳥会の講師をおよそ40年務めてきました。
去年89歳で亡くなりました。
今回の展示は郷土博物館リニューアル記念企画の一環で、遺族から資料を借り開かれています。
博物館学芸員に遺品を紹介してもらいました。
星野さんが撮影した野鳥の写真29点のほか、リニューアル前の博物館で展示されていた剥製37点も展示されています。
なかには星野さんが製作したものもあります。
また、展示にあわせて作成したオールカラーの解説書を1冊300円で数量限定で販売しています。
15日(土)には、学芸員による展示解説が予定されています。
企画展「野鳥とともに」は3月2日まで町郷土博物館で開かれています。
入館は無料です。
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箕輪西小学校5年生 味噌づくりを体験
箕輪町の箕輪西小学校の児童が5日、味噌づくりを体験しました。
味噌づくりを体験したのは箕輪西小学校5年生の児童13人です。
講師を務めたのは松本市の丸正醸造の柏原宏さんです。
児童たちは、茹でた大豆を手ですりつぶし、米こうじと塩を加えていきました。
味噌づくりに使った大豆には、児童が学校で育てたものも含まれています。
1人2kg分を仕込みました。
味噌づくりは、県が開いたものです。
県内の企業からの商品購入を促進する運動、「しあわせバイ信州運動」の一環として、開かれました。
仕込んだ味噌は各家庭に持ち帰り熟成させます。
6月頃には食べられるようになるということです。
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災害時外国人支援サポーター養成講座 実践方式で対応学ぶ
上伊那北部の辰野町・箕輪町・南箕輪村が共同で開く災害時の外国人支援サポーター養成講座が、2日に開かれました。
会場となった産業支援センターみのわを避難所と想定し、避難者の役を務める箕輪町在住の外国人が入場してきました。
大雨の影響で土砂崩れの可能性が高まり、箕輪町松島区に避難指示が発令されたとの想定です。
避難所で過ごす外国人に対し、サポーターが困ったことはないかなど、聞き取り調査を行いました。
参加したのは、養成講座の受講生30人、通訳ボランティア10人、箕輪町在住の外国人16人、3町村の職員15人です。
サポーターは、質問する人、書き込む人と役割を分担し、通訳を交えて、困りごとや、住所や家族構成などを確認していました。
通訳がいない場合でも聞き取りができるように、翻訳アプリを使ってやりとりをしていました。
サポーター養成講座の受講者は、「実際にやってみると何を質問したらよいのかわからずうまくできなかった」「訓練を通していざというときに備えたい」などと話していました。
この講座は、災害時に孤立しがちな外国人住民の支援について考えようと、辰野町・箕輪町・南箕輪村の3町村が共同で、今年度初めて開かれました。
災害時の外国人支援についてサポーターを養成する事業は、県内でも先進的な事例だということです。
先月26日に開かれたやさしい日本語を学ぶ入門編に続き、この日は具体的な支援方法を学ぶ実践編が開かれました。
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伊那新校 校名来年度中に決定へ
伊那新校再編実施計画懇話会が3日に伊那合同庁舎で開かれ、伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する伊那新校の校名について来年度中に決めるなど、開校までのスケジュール案が示されました。
伊那新校は、2028年度の開校を予定しています。
校名は来年度はじめに募集し、選考を経て来年度中に決定する予定です。
校章や校歌は、2027年度に決めるということです。
出席者からは「高校生も応募しやすい方法を考えてほしい」などの意見が出ていました。
制服やクラブ活動などについては、小部会を設置し検討していくとしています。
次回の懇話会は5月を予定しています。
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みんなの基地 豆まきで鬼撃退
箕輪町木下の民家を開放して行っているこどもの居場所拠点「みんなの基地」で節分に合わせて、3日に豆まきが行われました。
「みんなの基地」で保育園児から中学生まで40人程が放課後を自由に過ごしていると鬼が登場しました。
こどもたちは豆に見立てて丸めた新聞紙を鬼に投げていました。
中には机の下に隠れるこどももいました。
鬼はボランティアスタッフの知り合いで豆まきの為に新潟県から駆け付けたということです。
豆まきをした後は優しくなった鬼と記念撮影をしていました。
みんなの基地は2年前に設立された箕輪町の任意団体Purみんなの学校が運営しています。
こどもの居場所として南箕輪村の社会福祉法人が借りた民家を活用して、毎週月曜日に年齢や地域に制限なく部屋を無料で開放しているほか、不定期でこども食堂を開いています。
この日のこども食堂では恵方巻や肉じゃがなどが子どもたちに無料でふるまわれました。 -
災害時の避難生活環境向上研修会
内閣府の災害時の避難生活の環境向上に貢献できる地域の人材育成を目的とする研修会が1日と2日の2日間、箕輪町の松島コミュニティセンターで開かれました。
1日は、箕輪町民を中心におよそ40人が参加しました。
研修会では、災害時の避難所の課題と生活環境の整備をテーマに被災者の心情や状況を話し合いました。
避難所に足の悪い高齢者がいた場合について話し合ったグループは「トイレの場所や距離、寝る場所に配慮する必要がある」などと意見を出していました。
リウマチを持つ60代の女性がいた場合について話し合ったグループは「体調が悪い時に相談できるような雰囲気づくりが大切だ」などと意見を出していました。
研修会は、内閣府が主催するもので箕輪町を含む全国9地区で開かれているものです。
災害時の避難生活が長期化することで起こりうる課題や被災者とのコミュニケーションスキルを学ぶことで地域が一体となり災害に強いまちづくりを目指します。
研修では避難所の環境向上のためのスキルやコミュニケーションの基礎などを学んだということです。
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箕輪町 子どもが主役の学校づくり
箕輪町の小中学校6校は、長野県教育委員会の子どもが自ら学び方を選択し、自己実現できる取り組みを始める実践校に選ばれ、来年度から取り組みが始まります。
31日に、町文化センターで総合教育会議が開かれ、来年度の取り組みについて報告がありました。
箕輪町の小中学校6校は、去年、県教育委員会の「ウェルビーイング実践校TOCO―TON」に選ばれ、来年度から3年間モデル校として子どもが主役の学校づくりに取り組みます。
令和7年度の実施計画として、県内の保育園で行われている自然体験学習のやまほいくを小学校低学年に導入します。
また各校に、地域の人と子どもが交流し、地域活動を行う「ふるさとルーム」を設置するとということです。
令和7年度から可能な範囲で取り組み始め、2026年度から本格実施していくとしています。
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モノづくり企業が資本業務提携
上伊那地域のモノづくりの企業同士が資本業務提携を結ぶM&A成約式が30日、箕輪町防災交流施設みのわBASEで行われました。
成約式には金属切削加工や美容機器製造を行う辰野町の有限会社双葉製作所の上原文明社長と金属加工を手掛ける箕輪町の株式会社バンブーの竹内一真社長のほか関係者8人が出席しました。
M&A成約により双葉製作所はバンブーに金属加工事業を譲渡します。
今後、双葉製作所は、ほかの事業を継続しバンブーは金属加工の事業拡大を図ります。
両社の仲介を担った東京都の株式会社日本M&Aセンターは、企業の合併や事業譲渡などM&Aの支援を行っていてその数は9,500件を超えているということです。
双葉製作所の上原社長は「これからも互いの力を出しながら事業を大きく伸ばしていきたい」
バンブーの竹内社長は「働きがいのある会社を目指したい」と話していました。