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みのわテラス スマート農林業フェア
最新の農業機器などが並ぶ「スマート農林業フェア」が、箕輪町のみのわテラスで9月7日に開かれました。
イベントは、みのわテラスが毎月第一土曜日に行っている「テラスマーケット」の一環で開かれたものです。
9月は、「スマート農林業フェア」として、トラクターの展示やロボットの操縦体験などが行われました。
伊那市高遠町で馬耕に取り組むうまや七福のブースでは、子どもたちが馬に触ったり、馬耕体験したりして楽しんでいました。
会場では、来場者にりんごとなしが配られました。
スマート農林業フェアは、農業の人手が不足している中、最新の機械に触れてもらい、担い手を確保し、作業の効率化に繋げようと開かれました。
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(株)ヤハタ精工で50代男性が大けがの重傷労災事故
8日、箕輪町八乙女の株式会社ヤハタ精工で50代の男性工員が機械に指をはさみ大けがを負う重傷労災事故が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと、大けがを負ったのは、宮田村の工員、手塚修さん56歳です。
手塚さんは、プレス機械を使用して金属製品の加工作業を行っていたところ、機械に左指をはさみ大けがを負ったということです。
伊那署では事故の原因について調べをすすめています。
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箕輪中学校武村君 陸上全国大会の結果報告
箕輪町の箕輪中学校3年の武村翔月君は、8月に福井県で開かれた全日本中学校陸上競技選手権大会の1,500mに出場しました。
9月12日は、武村君と、陸上部顧問の小林季生さんが役場を訪れ、白鳥政徳町長に全国大会の結果を報告しました。
全国大会は、8月福井県で開かれ、武村君は、1,500mの競技に出場しました。
7月に長野市で開かれた県の通信陸上大会で標準記録を突破し、出場を決めました。
全国大会では、思うような走りができず、予選敗退となりました。
武村君は、今後、11月の県縦断駅伝や、来年1月の都道府県対抗駅伝への出場を目指すということです。
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箕輪町食器リサイクルの会 選別学習
箕輪町内の主婦を中心に組織する「箕輪町食器リサイクルの会」はいらなくなった食器を回収・譲渡するイベントを12月に行います。
8日は回収に向けて食器を選別するための学習会がみのわBASEで開かれました。
学習会にはイベントを主催する箕輪町食器リサイクルの会の会員およそ40人が出席しました。
学習会ではリサイクルできる食器の種類の見分け方などを確認しました。
松本市で食器のリサイクル活動を行う織田ふじ子さんが講師を務め「リサイクルできる材質かどうか、汚れていないかなどを確認してください」と話していました。
会は食器のリサイクルを目的に今年7月に発足しました。
イベントで回収された食器は状態のいいものはその場で譲渡されるほか、新しい食器を作る材料としてリサイクルされます。
会長の桑澤晴美さんは「イベントを通じて、食器がリサイクルできることを知ってもらいたい」と話していました。
不用食器を回収・譲渡するイベントは12月8日午前9時~11時に箕輪町役場の駐車場で行われます。 -
錦秋みのわ オリジナル切手販売
日本郵便株式会社は「錦秋みのわ もみじ湖・赤そばの里」をテーマにしたオリジナルフレーム切手を10月1日から販売しています。
もみじ湖や赤そばの里の写真が使われています。
今月1日の郵便料金の値上げに対応した110円切手5枚セットで税込み1,100円です。
4日は箕輪町役場に日本郵便南信北部地区統括局長の井口正弘さんら4人が訪れ白鳥政徳町長と箕輪町観光協会の釜屋美春会長に切手を贈呈しました。
切手は限定600シートで上伊那と諏訪地域の郵便局で販売されている他、日本郵便のWEBサイトでも購入することができます。
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箕輪陶芸研究会 第30回陶芸展
箕輪町の陶芸愛好家で作る箕輪陶芸研究会の第30回陶芸展が、地域交流センターみのわで5日と6日の2日間開かれています。
会場には、会員14人の作品70点が展示されています。
このうち、現在一番長く活動しているという大出の柴宮勇一さんは、灯籠などを出品しました。
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秋の山野草展示会 5・6日の2日間
信州みのわ山野草クラブの「第37回秋の山野草展示会」が5日から箕輪町の木下公民館で開かれます。
会場には秋の山野草280点が展示されています。
赤い花を咲かせるそば「高嶺ルビー」や、苔を丸くした苔玉などが展示されています。
信州みのわ山野草クラブの会員は50代~80代の13人です。
月に1度集まり山野草の育て方や作品の作り方の勉強会を開いています。
クラブでは会員を募集しているということです。
「第37回秋の山野草展示会」は5日と6日の2日間木下公民館で開かれます。
展示作品とは別に山野草の販売も行います。 -
中曽根の権現桜 保存作業
長野県の天然記念物に指定されている箕輪町中曽根のエドヒガンザクラ(権現桜)の保存作業が9月25日に行われました。
9月25日は、中曽根の権現桜の幹を支えるための支柱の取り付け作業が行われました。
エドヒガンザクラは、木の高さは15メートル、根元の周囲は8.2メートルあり、樹齢の推定は千年です。
幹の強度が低下してきていることから安全対策として、県と箕輪町の補助金を受けて所有者が実施したものです。
支柱は長さおよそ9メートル、太さ20センチの鋼鉄製です。
コンクリートを入れて固定しました。
この保存事業は、9月中旬から行われていて枝の剪定や、土壌に肥料をまき樹勢回復を図るということです。
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箕輪町広島平和学習 報告会
8月に広島県で平和学習を行った箕輪町の小中学生が現地で学んだことや感じたことを発表する報告会が、1日夜に役場で開かれました。
この日は、平和学習に参加した町内の小中学生とその保護者が、グループごとにまとめを発表しました。
子どもたちは、8月5日と6日に広島県に行き、平和記念公園や原爆ドームの見学、平和記念式典に出席し、戦争について学びました。
報告会では、自分たちで撮影した写真を使い、発表しました。
この日は、町内外からおよそ60人が訪れ、発表を聞いていました。
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赤そばの里 高嶺ルビー満開
箕輪町上古田の赤そばの里で、ピンク色の花を咲かせるそば、高嶺ルビーの花が満開を迎えました。
広さ4.2ヘクタールの畑には高嶺ルビーの花がピンクに色づき、一面に広がっています。
高嶺ルビーはヒマラヤ原産のそばで、気温が低くなると花が色づきます。
ピンクの絨毯とも言われる景色を一目見ようと、きょうは平日にもかかわらず、県内外から多くの観光客が訪れていました。
畑を管理する「古田の里赤そばの会」によりますと、今年は残暑の影響で例年と比べ色づきが遅く、毎年開催している赤そば祭りも去年より1週間遅らせての開催となりました。
赤そば祭りでは、地元の農産物の販売や、赤そばが味わえるそば処があります。
毎年テントを広げての営業でしたが、今年は赤そばの会で食事をする建物を建てました。
赤そば祭りは13日(日)まで開かれています。
赤そばの会は今年結成19年を迎え、来年は20周年を記念したイベントを開催する考えです。
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庄内地区 洋菊ポットマムを町に贈呈
箕輪町と友好交流推進協定を結んでいる静岡県浜松市庄内地区はキク科の植物ポットマムの鉢植えを13日に町に贈呈しました。
この日は庄内地区・箕輪町交流協会の2人が役場を訪れ白鳥政徳町長と小林久通教育長にポットマムの鉢植えを手渡しました。
鉢植えは庄内学園中等部の生徒が育てたものです。
夏休み期間中は生徒がそれぞれ自宅に持ち帰って手入れしたということです。
鉢植えにはメッセージがつけられています。
庄内地区と箕輪町はおよそ60年前に交流が始まり、1999年に友好交流推進協定が結ばれました。
ポットマムの贈呈は2020年に始まり今年で5年目です。
ポットマムの鉢植えは今回68鉢が贈呈され町内の小学校すべてのクラスへ届けられました。
花は10月下旬に咲くということです。 -
箕輪町郷土博物館 リニューアルオープン
老朽化のため工事が行われていた箕輪町郷土博物館が28日、リニューアルオープンしました。
オープニングセレモニーではテープカットが行われ、白鳥政徳町長などが開館を祝いました。
古田人形芝居保存会による、三番叟の奉納も行われました。
町郷土博物館は、1974年(昭和49)に開館しました。
開館から50年が経ち老朽化が進んでいたことから、リニューアル工事が行われていました。
2階は、箕輪町で出土した土器や古田人形などが展示されている歴史展示室や、町にゆかりのある芸術家の作品が展示されている、美術展示室もあります。
美術展示室ではリニューアルを記念して、10月5日から、風神雷神屏風のレプリカが展示されます。
1階は近代から現代の暮らしを紹介する民俗展示室となっています。
ほかに、郷土に関係する本、およそ2,500冊が置いてある図書・講座室、誰でも利用できるエントランスホールが新たに設けられました。
前庭に展示されている電気機関車ED19-1も、リニューアルに合わせ7年ぶりに塗装工事が行われました。
町郷土博物館の開館時間は午前9時から午後5時です。
入館料は無料となっています。
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箕輪中学校 第52回ふきはら祭
箕輪町の箕輪中学校で文化祭「第52回ふきはら祭」が27から始まりました。
開催式では生徒会役員がテーマに合わせたパフォーマンスを行いました。
今年のふきはら祭のテーマは「It's show time~愛にあふれたステージを~」です。
互いの頑張りをたたえ合おうという願いが込められています。
ステージ発表では古田人形部よる発表が行われました。
部員およそ10人が生写朝顔話・大井川の段を披露しました。
ステージには美術部の3年生が中心に制作したステージバックが飾られています。
中学校体育館では各クラスの活動をまとめた展示や、部活で制作した木工作品や浴衣が展示されています。
明日28日の一般公開は午前8時55分~午後3時45分です。
演劇部の発表や各クラスが歌を発表するということです。
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全日本学生エアロビックで3冠
東洋大学4年生で箕輪町の柴ひなたさんは、先月茨城県で開かれた全日本学生エアロビック選手権大会に出場し3つの部門で優勝しました。
18日柴さんが箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長に優勝の報告をしました。
エアロビックはリズミカルな動きで技術力や芸術性を競うもので今回が24回目となります。
柴さんは演技時間1分30秒の女子シングルで7人中1位となりました。
同じ大学の6人で出場したチーム競技では3チーム中1位となりました。
他に出場者が一斉に30分間にわたり演技するフライト種目で12人中1位となり、3冠を達成しました。
柴さんは大学卒業後は専用の器具を使って体づくりを行うマシンピラティスのインストラクターを目指しているということです。
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箕輪中学校の新しい制服お披露目
箕輪町の箕輪中学校は、2025年度から50年ぶりに制服が変わります。
25日は新しい制服がお披露目されました。
50年ぶりに変わる新しい制服です。
ジャケット型のジェンダーレス制服となっています。
25日は町役場で定例記者懇談会が開かれ、制服のお披露目が行われました。
ジャケットやスラックス、スカート、ネクタイなどは生徒が自由に組み合わせることができます。
箕輪中学校では、2022年度から小中学校のPTAや教諭、教育委員会などが検討してきました。
エンブレムやボタンは、児童や生徒から募集した案を参考に、校章やもみじがデザインされています。
制服は、文化祭のファッションショーで生徒にお披露目されます。
箕輪中学校では、2025年度から新しい制服に変わります。
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箕輪町交通少年団「レター作戦」で安全運転呼びかけ
21日から始まった秋の全国交通安全運動に合わせ、箕輪町交通少年団は、交通安全を呼び掛ける手紙をドライバーに手渡す「レター作戦」を21日に行いました。
レター作戦は、箕輪町のベルシャイン箕輪店前の153号バイパスで行われました。
交通少年団には、箕輪町内5つの小学校の5~6年生の有志が所属していて、この日は30人ほどが参加しました。
手紙には、「飲酒運転は控えてください」「全席でシートベルトをお願いします」などと書かれています。返信ハガキもついていて、子どもたちに返事を送ることもできます。
赤信号で止まった車に、子どもたちが駆け寄り、手紙と啓発ティッシュを手渡して、安全運転を呼び掛けていました。
箕輪町交通少年団の大槻 博団長は、「子どもたちに呼びかけてもらうと、よりドライバーの心に響き、交通安全の意識が高まる」と話していました。
伊那警察署によりますと、箕輪町内では、今年、20日までに18件の人身事故が発生していて、去年の同じ時期の36件と比べて大きく減少しています。
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箕輪町町内一周駅伝大会 松島Aが優勝
箕輪町の第65回町内一周駅伝大会が22日開かれ、松島Aが優勝しました。
午前8時50分、八十二銀行箕輪支店前を一斉にスタートしました。
コースは全長およそ26キロで13区間をタスキでつなぎました。
大会には各区の公民館分館や町と交流のある静岡県浜松市庄内地区から22チームが出場し6区間の短縮コースには7チームが出場しました。
大会中は雨が激しく降りましたが参加した選手は力走を見せていました。
大会の結果、松島Aが1時間31分59秒で優勝しました。
2位は木下Aで1時間33分9秒、3位は大出Aで1時間38分23秒でした。
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赤そばの里祭り始まる
箕輪町上古田にある広さ4.2ヘクタールの赤そばの里の花が咲き始め、「赤そばの里祭り」が21日から始まりました。
花は現在8分咲きです。
21日は雨の影響でオープニングセレモニーは場所を変えて行われました。
テープカットや記念撮影はせずに、アルプホルンの演奏が行われました。
広さ4.2ヘクタールの赤そばの里には、「高嶺ルビー」という品種の赤そばが植えられています。
畑を管理する「古田の里赤そばの会」のメンバーが、8月に種をまき、管理してきたということです。
21日は県内外から観光客が訪れていました。
「そば処古田の里」の食堂がこのほど完成し、訪れた人が上古田産の赤そばを味わっていました。
平日は140食、土日祝日は210食を提供するということです。
赤そばもりが1,000円、白そばもりが600円となっています。
ほかに地元農産物などが購入できる直売所も営業しています。
今シーズンから、災害対策を兼ねたバリアフリーのトイレも設置されました。
電動アシスト車いすの無料貸し出しも行っているということです。
花の見ごろは10月はじめだということで、赤そばの里祭りは10月13日まで行われます。
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もみじ湖フェスティバル 10月12日開催
10月12日に、箕輪ダム下流のイベント広場で「もみじ湖フェスティバル」が開かれます。
主催するもみじ湖夢まつり実行委員会の小河豪代表です。
このイベントは、もみじ湖夢まつりの名で2003年から行われていましたが、小河さんらが名称を変えて活動を引き継ぎ、2019年からは20代から70代の有志約15人で運営しています。
今年は恒例の軽トラ市やステージパフォーマンスのほか、建設作業車の乗車体験などが企画されています。
みのわ もみじ湖フェスティバルは、10月12日(土)に箕輪ダムイベント広場で行われます。
実行委員会では、現在出展団体を募集しています。 -
みのわナイトウォーク
夜景を見ながら箕輪町を歩くイベントみのわナイトウォークが9月14日に行われました。
大会は、みのわ天竜公園を発着点に開かれ、県内外から約800人が参加しました。
参加者は、福与公民館を折り返す8.8キロのロングコースと、天竜川沿いの5.5キロのショートコースに分かれ歩いていました。
折り返し地点の福与公民館では、福与区の住民が飲み物や果物を振る舞っていました。
箕輪町と災害時相互応援協定を結んでいる愛知県幸田町からの参加者は、アニメキャラクターのかぶりものをするなどユニークな衣装を身にまとい歩いている人もいました。
このイベントは、箕輪町の夜景を楽しみながら歩いてもらい、町の魅力発信や参加者の健康づくりにつなげようと町教育委員会が開きました。
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もみじ湖 おもてなし勉強会
箕輪町は、10月下旬からのもみじ湖の見ごろを前に、増加傾向にある外国人観光客への対応を学ぼうと、おもてなし勉強会を17日開きました。
17日は産業支援センターみのわでおもてなし勉強会が開かれ、町内の飲食や宿泊、観光関係者など約25人が参加しました。
戸倉上山田温泉で旅館を営むアメリカ出身のTyler Lynchさんを講師に招き外国人が求めるおもてなしについて話を聞きました。
Tylerさんは「観光客がもみじ湖で撮影した写真を見せてもらったり、フォトスポットを紹介することで交流のきっかけにつながる」などと話していました。
去年のもみじ湖紅葉祭りには約4万8千人が訪れています。
町によりますと、去年から外国人観光客が増加傾向にあり、外国語での問い合わせも増えているということです。
町では、英語・中国語・韓国語・タイ語に対応したホームページを作成し、祭りや町内の飲食店をめぐる「おもてなしパスポート」の情報を掲載する予定です。
今年のもみじ湖紅葉祭りは、10月26日から11月10日まで行われます。
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ブラジル出身者が交流イベントを開催
上伊那に住むブラジル出身者が企画した多文化に親しむイベントが、箕輪町のもみじ湖イベント広場で15日に開かれました。
イベントは、伊那市や箕輪町、辰野町に住むブラジル出身者でつくるTOGETHERが企画したものです。
国籍を問わず、様々な人と交流してもらおうと、箕輪町のカマダ・シモニ・アケミさんが中心となり、初めて開催されました。
イベントは、「楽しい1日を過ごしましょう」と題し、会場にはブラジルや、ペルー、タイなどの飲食ブースが並びました。
日本の輪投げなどのコーナーもあり、家族連れで賑わっていました。
主催したグループでは、「今後も年に1回はこうしたイベントを開きたい」と話していました。
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箕輪北小4年後藤さん ピアノ全国大会結果報告
箕輪町の箕輪北小学校4年の後藤伶歌さんは、8月に東京都で開かれたピアノの全国大会に出場し、入賞しました。
12日は、後藤伶歌さんと母のなぎささんが役場を訪れ、白鳥政徳町長に全国大会の結果を報告しました。
「ピティナ・ピアノコンペティション全国大会」は、8月に東京都で開かれました。
後藤さんは、3・4年生が中心に出場する部門で、金銀銅賞に次ぐ、ベスト39賞に入賞しました。
現在は家での練習に加え、月に2回岡谷市で練習に励んでいます。
今回、全国大会への出場は、小学1年生の時以来となりました。
後藤さんは、10月に佐久市で開かれる「ブルグミュラーコンクール」の予選に挑戦するということです。
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直江津遭難から82年 児童が慰霊
82年前のこの日、箕輪中部小学校の前身、中箕輪国民学校の児童5人が修学旅行先の、新潟県直江津で遭難して亡くなった事故を受け、児童が慰霊碑に手を合わせていました。
13日は朝7時半頃から登校した全校児童およそ570人が校庭の隅にある慰霊碑に手を合わせていました。
この事故は1942年9月13日に中箕輪国民学校、現在の箕輪中部小学校の修学旅行で起きたものです。
新潟県直江津を訪れていた児童のうち5人が高波にさらわれて犠牲になりました。
慰霊碑には亡くなった5人の児童の名前が刻まれています。
箕輪中部小学校では毎年授業でこの事故について学んでいます。
ある6年生の児童は「自分と同じ年で亡くなってつらかったと思う。その人の分も頑張りたい」と話していました。
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箕輪町の選手 国スポ出場報告
今年、国民体育大会から名前を変え佐賀県で開かれる国民スポーツ大会に、箕輪町からボートのローイング、体操、フェンシングの競技で9人が出場します。
9日は選手が町役場を訪れ、白鳥政徳町長と小林久道教育長に出場を報告しました。
ローイング(ボート)競技の少年男子、舵手付きクォドルブルで、岡谷南高校3年の瀬木眞斗さんが出場します。
舵手付クォドルブルは、1,000メートルの直線を舵取り役が指示を出しながら、4人でボートを漕ぐ5人1組の競技です。
瀬木さんは舵取り役で出場します。
ローイング競技は14日(土)から始まります。
体操競技では少年女子に、伊那西高校3年の立石心愛さんが出場します。
体操は個人競技の平均点と団体競技の合計点で順位が決まります。
立石さんは個人でボールの演技をします。
体操競技は23日(月)から始まります。
フェンシングには全4種別に7人が出場します。
県勢として4種別のフルエントリーは、地元枠で出場した昭和53年のやまびこ国体以来です。
フェンシング競技は10月7日(月)から開かれます。
白鳥町長は「地元の声援を受けて頑張ってください」と話していました。
小林教育長は「取り組んできた思いをぶつけて、笑顔で帰ってきてください」と話していました。
国民スポーツ大会は佐賀県で開かれます。
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みのわBASE「利用順調」
箕輪町松島に4月に完成した防災交流施設「みのわBASE」について白鳥政徳町長は「順調に利用されている」と話しました。
これは、10日に役場で行われた町議会一般質問で議員の質問に白鳥町長が答えたものです。
みのわBASEは、防災拠点としての利用に加え、住民の居場所や交流の場として箕輪町が整備したものです。
今年4月27日のオープンから今月1日までの来館者数はおよそ1万9,000人、1日平均およそ150人が来館しました。
また夏休み期間中は1日平均200人を超える来館があったということです。
2階の学習室は登録が必要で、8月20日現在、698人が登録をしています。
中学生が40%を占めていて、次に一般が26%、高校生が25%と続きます。
箕輪町では予想を超える来館者数になったとしています。
箕輪町では今後、高齢者や子育て世代の利用者も増やしていきたいとしています。
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紅葉祭りで町民優待デー
箕輪町の今年のもみじ湖紅葉祭りは来月26日から11月10日までの日程で開かれます。
町では地元の人たちに紅葉を楽しんでもらうため町民優待デーを設ける考えです。
これは9日、役場で開かれた町議会一般質問で白鳥政徳町長が議員の質問に答えたものです。
祭り中のマイカー規制の実施期間は11月1日から5日までとしています。
臨時駐車場は去年と同様事前予約制で料金は1台1,500円です。
町民優待デーはこの間の11月1日と5日の終日、2日から4日までの午後2時以降で、臨時駐車場を予約無しで無料で利用できるようにする予定です。
今年は原油価格や人件費の高騰から無料だったシャトルバスは往復200円となります。
利用者のダム周辺を散策しながら紅葉を楽しみたいという要望により、シャトルバス下りのダム管理棟前で途中降車ができるように検討しているということです。
またJR伊那松島駅からの駅前シャトルバスは往復500円でしたが今年は1,000円となります。
町では去年より2千人ほど多い5万人の来場者を見込んでいます。
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箕輪中部小で命の大切さを学ぶ集会
箕輪町の箕輪中部小学校は、かつて児童・生徒などが犠牲となった遭難事故について学ぶ「命の大切さについて考える集会」を6日に藤が丘体育館で開きました。
集会では、6年生がかつて起きた駒ヶ岳集団登山での遭難事故と、新潟県直江津での事故について話をしました。
児童は「駒ヶ岳集団登山の遭難事故は大正2年、1913年の8月26日に起きました。当時の中箕輪尋常高等小学校の11人の生徒と教師が犠牲となりました」と話していました。
直江津遭難については「昭和17年、1942年9月13日に起きました。当時の中箕輪国民学校の修学旅行で、新潟県直江津を訪れていた児童のうち、5人が高波にさらわれて犠牲になりました」と話していました。
集会ではほかに、先月広島市で開かれた平和祈念式典に出席した児童が発表を行いました。
箕輪中部小学校では、遭難事故から命の大切さを学んでもらおうと、毎年この集会を開いています。
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10月19日に「まちづくり考えるWS」
伊那青年会議所は、高校生や大学生などを対象にリニア中央新幹線の開通後を見据えたまちづくりについて考えるワークショップを来月19日に伊那市いなっせで開きます。
6日に伊那市の伊那商工会館で記者会見が開かれました。
ワークショップは、リニアや三遠南信自動車道の開通を見据え、グループごとアイデアを出し合いプレゼンテーションを行います。
独自性や実現可能性などを審査し、順位に応じた景品が用意されています。
参加対象は、伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村の高校・大学、専門学校に通う学生などです。
日時は来月19日の午前9時からで会場はいなっせ、定員は20人です。
参加申し込みは、伊那青年会議所のHPまたはQRコードから申し込みください。
申し込み締め切りは30日までです。
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北信越国体フェンシング 長野県がトリプル優勝
先月石川県で開かれた北信越国体のフェンシング競技で、長野県の少年男子、少年女子、成年女子が優勝し、来月開かれる佐賀国体に出場します。
2日は、選手8人が箕輪町役場を訪れ、長野県フェンシング協会会長の白鳥政徳町長に優勝を報告しました。
先月石川県で北信越国体のフェンシング競技が行われ、長野県の少年男子、少年女子、成年女子がトリプル優勝しました。
少年男子は、全員高校生で、木下の小池悠太郎さん、沢の有賀尚迪さん、同じく沢の遠藤雅虎さんらが出場しました。
少年女子は、全員高校生で、松島の五味恋菜さん、宮田村の縣ほのかさん、南箕輪村大泉の春田友菜さん、伊那市長谷の藤原小夏さんが出場しました。
成年女子は、大出の土佐千乃さんら3人が出場しました。
成年男子は佐賀国体への出場が決まっていて、県勢として4種別のフルエントリーは、地元枠で出場した昭和53年のやまびこ国体以来です。
白鳥町長は「4種別すべてでの出場は素晴らしい。期待しています」と激励していました。
佐賀国体は10月に開かれ、フェンシング競技は7日から10日の日程で行われます。
5日の開会式で、箕輪町出身で東京オリンピックに出場した西藤俊哉さんが長野県選手団の旗手を務めます。