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浜松市庄内から卒業生に花束
箕輪町と友好交流している静岡県浜松市庄内地区から、箕輪町の卒業生に花束が届きました。
15日は、浜松市庄内地区の交流協会の役員8人が町役場を訪れました。
庄内地区からの花束贈呈は、15年ほど続く恒例行事で、今年は、小中学校に780束、保育園に386束が用意されました。
花束は、庄内地区の名産品のガーベラと、フリージアで作られています。
交流協会の役員から、各学校の代表者に花束が手渡されました。
箕輪中学校の卒業式は16日、町内5つの小学校の卒業式は17日に行われます。 -
毛利佳奈さん ジュニアでの最後の演奏
みのわ太鼓ジュニアチームに通う箕輪中学校3年の毛利佳奈さんは、ジュニアチームとしての最後の演奏を11日、箕輪町文化センターで披露しました。
みのわ太鼓ジュニアチームは、文化センター講座の1つとして開かれていて、今年で9年目です。
現在メンバーは、小学校2年から中学校3年までの27人で、中学校を卒業する毛利さんにとっては最後の演奏となりました。
毛利さんは、高校生以上のメンバーが集まるみのわ太鼓の一員として、これからも太鼓を続けていくということです。 -
箕輪町交通少年団 入退団式
箕輪町内の小学5・6年生でつくる、箕輪町交通少年団の入退団式が10日、松島コミュニティセンターで行われました。
式には、退団する6年生や来年度から入団する4年生など187人が参加しました。
唐澤利夫団長は退団する6年生に対し「中学生になっても交通安全に対する意識を持ち続けて下さい」と呼びかけていました。
この後、各学校の6年生の代表者が感想文を発表しました。
このうち、箕輪東小の上田法華さんは「事故をおこすと家族や友人など多くの人が悲しむ。これからも交通安全を呼びかけ、少しでも事故をへらしていきたい」と話していました。
箕輪町交通少年団では、春と秋の交通安全運動期間に合わせ、事故防止を呼びかける手紙の配布や、新成人に飲酒運転防止の呼びかけなどを行っています。 -
箕輪町防災会議 地域防災計画見直し
箕輪町防災会議が8日、箕輪町役場で開かれ、新たに原子力災害対策などについて盛り込んだ地域防災計画が承認されました。
8日の会議には、関係者およそ30人が出席しました。
地域防災計画は、国の防災基本計画に基づき各市町村で作成しているものです。
今回新たに、福島第一原発の事故を受け、放射能で汚染された廃棄物の取り扱いや町外からの避難者の受け入れなどについて示した原子力災害対策を盛り込みました。
他に、町内の5つの小学校と箕輪進修高校、社会体育館を新たに二次避難所に指定しました。
箕輪中学校の体育館については、耐震化工事終了後に指定するということです。
地域交流センターは、これまで避難所に指定されていましたが、今後は地震の時の対策本部となります。
他に、パブリックコメントとして寄せられた知的障がい者の福祉避難所について、福祉施設との協定の締結を進めるなど計画に反映させたということです。
地域防災計画については、伊那市と南箕輪村でも見直しを行うということです。 -
箕輪中部小体育館完成を祝う
箕輪町の箕輪中部小学校で、老朽化にともない、去年6月から建て替えを進めていた体育館が完成し8日、竣工式が行われました。
式には、全校児童や町、工事関係者など750人あまりが出席し完成を祝いました。
新しい体育館は、鉄骨2階建てで延べ床面積はおよそ1060平方メートル、事業費は1億8千5百万円あまりとなっています。
ミニバスケットボールのコートが2面取れるアリーナや視聴覚室としても利用できる軽運動室、倉庫などを備えています。
災害時には避難所として使用できるよう、入り口にスロープが設けられた他、停電時でも電力を直ぐに確保できるよう発電機接続盤が設置されています。
当初の計画では、3月中旬の完成予定でしたが卒業する6年生に少しでも使ってもらおうと予定より10日早め、先月末に完成しました。
岡田誠校長は、「いつまでも綺麗で、大事にしたいという気持ちを持ち続けられるよう大切に使っていきましょう」と子どもたちに呼びかけていました。
児童会長の唐沢壮君は、「中部小の児童全員、大切にたくさん使わせて頂きます」と感謝していました。 -
箕輪町男女共同参画計画 策定へ
箕輪町男女共同参画計画の策定に向けた1回目の会合が2月29日に開かれ、条例に基づいた数値目標を盛り込むなどの意見が委員からだされました。
この日は、町文化センターで1回目の策定委員会が開かれ、委員長に知識経験者の伊藤徳治さんが選ばれました。
箕輪町男女共同参画計画は、▽意識づくり▽環境づくり▽生活づくりの3つの目標をもとに策定していきます。
策定にあたり、去年制定された箕輪町男女共同参画条例を全員で確認しました。
委員からは、「条例は、町民、企業、行政の役割がかなり具体的に明記されているので、計画ではこれを実行できるような数値目標を設定するべき」「計画が実行されているかチェックする機能の検討も必要」などの意見がありました。
策定委員会では、来年3月をめどに計画案を決定する方針です -
箕輪町議会3月定例会 26議案提出
箕輪町議会3月定例会が6日開会し、町側から26議案が提出されました。
提出されたのは、高齢者の健康促進やいきがいづくりなどに役立てる「箕輪町元気はつらつ基金条例」の制定など26議案です
今議会にはこの他に、総額81億5千万円の来年度一般会計予算案などが提出されました。
箕輪町議会3月定例会は、12日と13日に一般質問、19日委員長報告、採決を行い閉会する予定です。 -
松島保育園お別れ会で年長児一芸発表
箕輪町の松島保育園で、この春卒園する年長児のお別れ会が1日開かれ、年長児が一人一芸を発表しました。
お別れ会では、年長の50人が、これまでの園生活の中で頑張ったことや自分の得意なことを一人ずつ発表しました。
園児はステージに立ち、保育園で楽しかったことなどを発表したあと、跳び箱や鉄棒、ピアノ演奏などを順番に披露しました。
未満児から年中までの園児は、発表を見て、拍手を送っていました。
保護者も訪れ、我が子の成長した姿を見守っていました。
発表が終わると、在園児から年長児に卒園証書を入れる筒がプレゼントされました。
筒は年中の子どもたちが手作りしたもので、26日の卒園式で使われることになっています。 -
火災予防呼び掛け 箕輪消防署が初の広報駅伝
1日から始まった春の火災予防運動に合わせ、箕輪町の箕輪消防署は4日、署員が町内を一周して火災予防を呼びかける初めての広報駅伝を行いました。
ランナーは、火災現場で着用する消防服にヘルメット姿で、たすきの代わりに「火の用心」の登り旗を背負って走りました。
広報駅伝は、箕輪町で火災が去年10件、今年はすでに2件発生しているため、町民の意識を高め、火災を減らそうと計画されました。
コースは消防署駐車場を発着点とし、町内を一周する11区間26.8キロです。
ランナーは若手署員11人で、中継地点で旗を立てて広報アナウンスを流し、登り旗を次のランナーにつなぎました。
署員は、火災を1件でも減らそうと、「火の用心」の旗をなびかせ、町内を走り抜けていました。 -
信濃雪割草愛好会展示会
早春に花を咲かせる雪割草の展示会が3日から、箕輪町の松島コミュニティセンターで始まりました。
会場には、会員7人が育てたおよそ400鉢が並んでいます。
この展示会は、南信地域の愛好者でつくる信濃雪割草愛好会が毎年開いていて、今年で12回目です。
これまで展示会場として利用していた伊那市民会館の閉館に伴い、今年は松島コミュニティセンターでの開催となりました。
展示されている雪割草は、色や花の形など種類が豊富で、株から育てたものだけでなく、会員が種から育てたものもあります。
種から育てた場合は、花が咲くまでに3年かかるということで、丹精込めた自慢の花が並んでいます。
この雪割草展示会は4日まで、箕輪町の松島コミュニティセンターで開かれています。 -
500人のうたごえ喫茶in箕輪
昔懐かしい歌謡曲などを歌う「500人のうたごえ喫茶in箕輪」が3日、箕輪町文化センターで開かれました。
これは、箕輪町内の喫茶店を会場に町内外の歌仲間が月1回集まる「うたごえ喫茶」の10周年記念として開かれたもので、会場にはおよそ500人が集まりました。
東京都新宿区の歌声喫茶「ともしび新宿店」の6人を迎え、歌謡曲や童謡唱歌などを一緒に歌ったり、ともしびのメンバーの演奏を聞きました。
参加者はピアノやバイオリンの伴奏に合わせて歌い、会場いっぱいに歌声を響かせていました。
実行委員長の山口栄一さんは、「元気で歌える喜びを感じている。多くの人の心の支えになるように活動を続けていきたい」と話していました。
今回は、東日本大震災復興支援チャリティーも兼ねていて、入場券の売上の一部を義援金として寄付するということです。 -
箕輪町の畜産農家柴勇一郎さん 農林水産大臣賞を受賞
箕輪町の畜産農家柴勇一郎さんは、2月に東京都で開かれた全国青年農業者会議の意見発表で、最高賞にあたる農林水産大臣賞を受賞しました。
2日は、柴さんが伊那市のJA上伊那本所を訪れ、宮下勝義組合長に受賞を報告しました。
農業者会議は、若手農業者が農業経営について意見を発表するもので、柴さんが出場した畜産部門には、全国から4人が出場しました。
受精卵を利用した和牛の繁殖、飼育を行っている柴さんは、地域の畜産振興を視野に入れたこれからの農業経営や、これまでの取り組みについて発表しました。
柴さんは「地域の看板を背負っているという自覚を胸に、自分の思いが伝えられた」と話します。
宮下組合長は「地域のために取り組む姿勢がとても心強い。若い人が地域を元気にしていってほしい」と話していました。 -
みのわ営農が水系別作付け研究へ
箕輪町の農事組合法人みのわ営農は、新たに稲の水系別作付けの研究を始めます。
稲の水系別作付けの研究は、平成24年度の新規事業として25日の総会で承認されました。
この事業は、町内の河川などの水系別に農地をブロックに分け、それぞれのブロック内の水田で同じ時期に田植えをすることで、収穫時期をそろえるものです。
これにより、コンバインでの刈り取りがブロックごとに行うことができ、効率的な運用が図れるというものです。
市川隆男理事長はあいさつの中で、「水稲の作付け時期の調整を行い、水田農業の効率的な運営を図りたい」と話していました。 -
平澤豊満町長と母親が意見を交換
箕輪町の平澤豊満町長は、子育て中の母親との意見交換会を24日、箕輪町文化センターで開きました。
意見交換会は、子育ての環境の充実を目的に町が去年から開いているもので、24日は町内の子育てサークルなどに通う母親およそ30人が集まりました。
母親からは「保育園の統合で園が遠くなり送り迎えが大変」「未満児保育がいっぱいで通わせることができない」などの意見がでました。
これに対し平澤町長は「交通の手段としてみのちゃんバスを上手く活用していきたい」「未満児については、今ある施設を最大限に生かし、可能な範囲で受け入れていきたい」と話しました。
町では、今後も子育てについての意見を聞きながら、できる限りの支援を行っていくということです。 -
河川愛護団体2団体 県から感謝状
長年地域の道路や河川の美化活動に努めたとして、伊那市と箕輪町の河川愛護団体2団体に、県から感謝状が贈られました。
20日は、伊那建設事務所の原明善所長から、箕輪町道路河川愛護会の加藤壽一郎副会長と、小沢川河川愛護会の小松朝雄代表に感謝状が手渡されました。
箕輪町道路河川愛護会は、昭和62年から町内の道路や河川のゴミ拾い、アレチウリの駆除などを行ってきました。
小沢川河川愛護会は、平成2年から、小沢川周辺の草刈りや河川清掃の他、小学生を対象にした水質検査学習を行ってきました。
今年度の感謝状は、県全体で18団体に贈られるということです。 -
南アルプスジオパーク協議会 発足
ジオパークを活用した地域振興などに取り組もうと、南アルプスジオパーク協議会が24日、発足しました。
協議会では今後、ホームページを活用したPR活動の他、ガイドの養成などを行います。
24日は、協議会の設立総会が伊那市役所で開かれ、関係者およそ40人が出席しました。
協議会は、伊那市、飯田市、富士見町、大鹿村の4市町村や観光協会などで組織されていて、会長には、白鳥孝伊那市長が選ばれました。
ジオパークは、地球の成り立ちなどを見ることが出来る場所で、南アルプスは平成20年にジオパークに認定されました。
協議会では今後、日本ジオパークネットワーク事業へ参加し、活動の拡大やPRなど、全国のジオパークと連携した取り組みを行うということです。 -
ふるさとの四季フォトコンテスト
箕輪町観光協会が主催する今年度の「ふるさとの四季フォトコンテスト」の最高賞に、山梨県の中村清治さんの作品が選ばれました。
最高賞の推薦に選ばれたのは、山梨県の中村さんの作品「ここが赤そばの里」です。
審査員は、「人物や看板など比較対象があり奥行きがある」「空の青と赤そばなど色のコントラストがはっきりしている」などと評価していました。
フォトコンテストは、箕輪町の魅力をPRしようと町観光協会が毎年開いているもので、今年度は県内外から39人、141点の応募がありました。
観光協会会長の平澤豊満箕輪町長は、「新たなスポットを発見できるすばらしい作品が多かった。町の活性化につなげていきたい」と話していました。
入賞した作品は、町観光協会のホームページやパンフレットなどに使われる他、3月19日からは役場の正面玄関ホールに展示されるということです。 -
劇団「歩」25・26日に公演
箕輪町文化センター附属 劇団歩(あゆみ)の第7回定期公演が、今週末25日(土)と26日(日)に開かれます。
22日夜は、箕輪町産業会館で、通し稽古が行なわれていました。
今回の作品は、ごく普通の高校生が暴力団の娘たちと関りあうことで、織田信長などの武将が群雄割拠する戦国時代で生き残るために剣を持って闘うことになるというオリジナルの書き下ろし作品です。
生まれた環境の違いによる差別を受けながらも、生きる事の意味合いを模索する若者達を描いています。
今回の演目は、女性キャストが本格的な殺陣に挑戦しています。
今回の演目で主役の一人、普通の高校生を演じるのは箕輪中学校2年の原 涼音さんです。原さんは、「芝居の中で、主人公が成長していく様子を見て欲しい」と話していました。
去年12月からこの芝居に取り掛かり、2月からは毎日稽古が行われています。
階段を使用し高さのある立ち回りも見どころのひとつ。ホール客席の平らな部分も舞台として使用されるということです。
劇団歩の第7回定期公演は、25日(土)26日(日)に箕輪町文化センターで行なわれます。 -
ながたの湯 300万人突破
箕輪町のみのわ温泉ながたの湯は23日、平成10年の開業からの入場者数がのべ300万人を突破しました。
300万人目となったのは塩尻市の青柳勝司さんです。
青柳さんには、ながたの湯の無料券33枚と記念品が贈られました。
青柳さんは、各地の温泉によく足を運んでいるという事で、この日は、家族3人でながたの湯を訪れました。
この日は、300万人目の前後の2人にも記念品が贈られました。
ながたの湯は、その泉質から美肌の湯を売り物に平成10年12月にオープン、平成21年には露天風呂を中心としたリニューアルを行いました。
一日の平均利用者数は715人となっています。
ながたの湯では、300万人突破記念として静岡日帰り旅行があたる抽選の応募受付を、今月25日から来月25日まで行うという事です。 -
保育園建設予定地白紙撤回で減額補正可決
箕輪町臨時議会が20日、箕輪町役場で開かれ、新しい保育園建設を予定していた箕輪東小学校隣りのJA上伊那所有地の白紙撤回にともなう約6億円の減額補正予算案が可決されました。
町は、保育園建設関連予算案を提出し賛成多数で可決されました。
平沢豊満町長は建設予定地を白紙撤回するとの方針を議会で正式に表明したほか、これまで通り、おごち、長岡両保育園の統合を推進し新しい用地の選定について区と連携して進めていくとの方針を示しました。
町では、おごち保育園と長岡保育園を統合した新しい保育園の建設場所を箕輪東小学校隣りのJA上伊那所有地としていました。
去年9月の町議会で、およそ6億円の保育園建設関連予算案が可決されていましたが道路事情など安全面での不安の声が保護者から上がっていました。 町ではこれまでに新保育園の設計、測量など関連予算およそ400万円を支出していて、議員からは「税金を無駄にしてしまった」「議会にも議決責任がある」といった意見のほか町長の報酬カットで対応するべきとの声があがっていました。
これについて平沢町長は「当初の目的に向かって進めてきた必要経費だった」と述べました。
新しい保育園の建設場所については今後、町と区で検討を進めていくことにしていますが、今回の予定地白紙撤回で町の保育園統合施設整備計画の遅れなど影響が出るものとみられています。 -
箕輪町木下 天神様に学問成就を祈願
学問の神様にこの一年の学問成就を祈る天神様祭りが、19日、箕輪町木下で行われました。
この日は、箕輪町木下の上の段常会にある天神様が祭られている社の前で神事が行われました。
天神様祭りは、地域の子どもたちの健康と学問成就を願って、木下区青少年健全育成会が毎年行っているものです。
天神様は、学問の神様とされる菅原道真のことで、命日の2月25日に合わせて各地で祭りが行われています。
集まった100人ほどの小学生は、頭をさげ学問の成就を祈っていまいした。
木下区青少年健全育成会の木下實会長は、「勉強をしっかりして、体も鍛え、お父さん、お母さんを喜ばせてあげてください」と子ども達に呼びかけていました。 -
春告げる洋ランがずらり
春の訪れを告げる洋ランの展示会が、箕輪町富田のガーデン和らぎで始まりました。
会場には、白やピンク、黄色など、色鮮やかな洋ラン40種類280点が並んでいます。
展示会は、町内外の洋ラン愛好家でつくる「洋らんの花を咲かせる会」が毎年開いているものです。
会のメンバーによると、洋ランは種類によって夏や秋に咲くものもあるということですが、この時期に咲く種類が一番色鮮やかだということです。
今年は例年に比べ気温が低いため、展示会に合わせて花を咲かせるのに苦労したということですが、訪れた人たちは色鮮やかな洋ランを眺めながら一足早い春を楽しんでいました。
会場を訪れたある女性は「今年は寒かったので会員のみなさんの苦労を感じる。色鮮やかな洋ランを見たら一気に春が来た感じ」と話していました。
洋らんの花を咲かせる会の平松生男会長は「今年は花を咲かせるのに苦労も多かった。会員が丹精込めた洋ランが並んでいるので是非足を運んで下さい」と話していました。
この洋ラン展は19日まで、箕輪町富田、与地・辰野線沿いのガーデン和らぎで開かれていて、時間は午前9時から午後4時までとなっています。 -
箕輪町松島で住宅全焼
16日午前5時10分ごろ、箕輪町松島で住宅を全焼する火事がありました。この火事によるけが人はありませんでした。
火事があったのは箕輪町松島の上田 幸生さん宅です。
火事は午前5時10分ごろ発生し、1時間10分後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅、およそ244平方メートルと、物置20平方メートルを全焼しました。
この住宅には、上田さん夫妻が暮らしていましたが、けが人はありませんでした。
火事の原因については伊那署で調べを進めています。 -
箕輪町在住の木彫工芸家、中澤達彦さん個展
箕輪町在住の木彫工芸家、中澤達彦さんの個展が箕輪町文化センターで開かれています。
地元での本格的な個展は2回目で、会場には53点が展示されています。
中澤さんは現在54歳。高校卒業後、木彫の道に進んで36年になります。
1991年に日展に初入選し、これまでの入選回数は15回、現在は、日展会友、日本現代工芸美術家協会本会員として制作活動をしています。
個展では、作風の移り変わりがわかるよう、制作された年代に沿って作品が展示されているほか、日展入選作品も展示されています。
中澤さんは、水や雲、風など身近な風景から感じるものを、木の色や形を活かしながら表現しているという事です。
この中澤達彦木彫展は、18日(土)まで箕輪町文化センターで開かれています。 -
箕輪出身の漆戸駿投手 甲子園へ
3月21日に開幕する選抜高校野球大会に、地球環境高校エースとして出場する箕輪町出身の漆戸駿投手が、15日、箕輪町役場を訪れ、平沢豊満町長に甲子園での健闘を誓いました。
この日は、漆戸投手が箕輪町役場を訪れ、平澤町長に甲子園出場の挨拶をしました。
漆戸投手は箕輪町北小河内出身で、現在は地球環境高校野球部に所属し、寮生活をしています。
小学2年生から地元の「守屋スネークス」で野球を始め、中学時代は辰野町の伊北リトルシニアに所属していました。
ピッチングはストレートが主体で、打たせて取るのが持ち味だという事です。
現在は、甲子園にむけ、走りこみを中心に体力づくりに力を入れています。
平澤町長は、「箕輪町の皆さんが応援しているので、まずは初戦突破を目標に頑張ってください」と激励していました。 -
かんがい整備事業の負担割合示す
伊那西部土地改良区連合総会が14日南箕輪村の村民センターで開かれ、農地のかんがい整備事業の負担割合の案が示され了承されました。
伊那西部土地改良連合では、辰野町から伊那市の天竜川西岸の段丘上にあるかんがい設備で施設や送水するポンプの老朽化に伴い国の補助などを受けて改修します。
事業費のうち地元負担が20億円となっていて、3分の2が国、6分の1を県が負担し、残り6分の1の約3億3千万円を4市町村と4つの土地改良区が分担します。
負担割合は土地の広さの割合とし、面積は、西部伊那土地改良区が1336haで比率が52%。
西部西箕輪土地改良区が809haで比率が31%。
西部南箕輪土地改良区が360haで比率が14%.
西部辰野土地改良区が56haで比率2%となっています。
各市町村とそれぞれの土地改良区の負担割合は協議して決めることになっています。
改修は来年度から平成33年度までの10年間実施され計画です。 -
さつき盆栽の手入れ学ぶ
盆栽にした、さつきの手入れ方法など学ぶ講習会が、13日箕輪町の松島コミュニティセンターで開かれました。
講習会は箕輪町公民館が行っている出前講座として開かれたもので愛好家5人が参加しました。
指導にあたったのは、さつきの盆栽を趣味として30年以上の上田博生さんです。
上田さんは、手入れした盆栽を町内の公共施設に飾り訪れた人を楽しませています。
講習会では、剪定の時期や病害虫の防ぎ方のほか、見栄え良く仕上げる方法などについて指導していました。
参加した人たちは、質問をしたりメモをとったりしながら、熱心に話を聞いていました。
さつきは、木が丈夫で折れても芽吹きが早いことや、花を咲かせる楽しみがあることから、盆栽の愛好家の中でも人気があるということです。
講習会に参加した人たちは、「大変参考になりました。花をつけるのが今から楽しみです。」と話していました。 -
箕輪南小で二胡の演奏会
中国の伝統楽器「二胡」の演奏会が11日、箕輪町の箕輪南小学校で開かれました。
演奏したのは、伊那市や飯田市などで二胡の教室を開いている劉鉄鋼さんと、その教室に通う生徒6人です。
箕輪南小では、月に3回全校集会を開いていて、演奏会はそれに合わせて開かれたものです。
二胡は、中国の伝統的な楽器の1つです。
劉さんらは、二胡を使って中国語の挨拶を教えた他、子ども達にも馴染みのある日本のアニメの曲などを演奏しました。
箕輪南小学校では「世界の様々な文化や音楽に興味を持つきっかけとなればうれしい」と話していました。 -
箕輪町環境審議会の初会議 環境基本計画の見直しを協議
箕輪町環境審議会の初会議が7日、箕輪町役場で開かれ、環境基本計画の見直しについて協議しました。
7日は、平澤豊満町長から委員9人に委嘱状が手渡されました。
会長には、箕輪町衛生部長会会長の今井幸信さんが選ばれました。
箕輪町が平成12年度に策定した環境基本計画では、環境保全に関する施策の方向性の他、住民や行政が自主的な取り組みを行う為の行動指針を示しています。
計画年度が終了したことから、今回はより環境に優しく快適に暮らせるまちづくりを目指し、計画の見直しを行うものです。
新しい基本計画の期間は、平成26年度までの4年間で、町では、今年度中の策定を目指すということです。
委員の任期は、平成25年12月31日までとなっています。 -
北小河内でお念仏講
家内安全や無病息災を願うお念仏講の行事が5日、箕輪町北小河内の中村集会所で行われました。
箕輪町北小河内の中村常会では毎年この時期にお念仏講の行事が行われています。
5日は、子どもからお年寄りまでおよそ50人が集まり、大きな数珠を回しました。
中村常会のお念仏講は地区内を流れる大堰が天竜川とは逆に流れている為、疫病や災いの原因とされ、その厄を払う目的で始まったとされています。
集まった人達は、輪になって座り大きな数珠を回しながら南無阿弥陀仏と唱えていました。
数珠の中には一つだけ大きな玉があり自分の所へ回ってくると頭を下げていました。
およそ20分数珠を回した後、家内安全で健康で過ごせるように、各家から集めた米でおにぎりを作ってみんなで味わいました。
中村常会の河手厚志常会長は「これからもこの伝統行事を守っていきたい」と話していました。