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町長選立候補届出説明会 2派が出席
任期満了に伴う11月11日告示、16日投開票の箕輪町長選挙の立候補届出説明会が14日、箕輪町役場で行われました。 説明会には2派が出席しました。 説明会にはこれまでに出馬を表明している2派が出席し町選挙管理委員会から立候補の届出に関する説明を受けました。 現在、箕輪町長選挙に出馬を表明しているのは、表明順に無所属新人で松島の清水洋さん61歳と無所属新人で福与の白鳥政徳さん60歳です。 他に目立った動きはなく町長選は新人同士による一騎打ちになる見通しです。 今後は、立候補届出書類事前審査が11月4日に行われます。 箕輪町長選挙は11月11日告示、16日に投開票となっています。
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台風19号 被害報告なし
大型の台風19号は13日の夜から14日の朝にかけて長野県を暴風域に巻き込みながら通過しました。 伊那市・箕輪町・南箕輪村に被害の情報は入っていません。 長野地方気象台によりますと台風19号は13日の夜から14日の朝にかけ県内を通過し午前9時に温帯低気圧に変わりました。 伊那市・箕輪町・南箕輪村で午後4時現在、台風による被害は入っていません。 JR飯田線は朝から通常運行し通勤通学に乱れはありませんでした。 南箕輪村の小学校2校は時間を遅らせて10時からの登校となりましたが、伊那市と箕輪町の小中学校は通常通り授業が行われました。 また、農作物の被害は午後4時現在JA上伊那に入っていないということです。
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箕輪町長選挙 一騎打ちの公算大
任期満了に伴う箕輪町長選挙の告示まであと1か月となりました。 これまでに新人2人が出馬を表明し他に目立った動きはなく町長選は新人による一騎打ちとなる見通しです。 これまでに出馬を表明しているのは表明順に無所属新人で松島の清水洋さん61歳と無所属新人で福与の白鳥政徳さん60歳です。 告示まであと1か月となった11日、出馬を表明している2人に話を聞きました。 清水さんは、元県議で「政策決定の過程の透明性を図り、対話を基本としたまちづくりを進める」としています。 清水さんの後援会では、町内15区に21の支部を設置しました。 清水さんは「これまでの経験もあり知名度は浸透している。まちづくりなどの政策の違いを明らかにしていきたい」と話していました。 後援会では、28日には20代から50代を対象にした懇話会を開く他、車座集会やミニ集会を開いていく予定です。 白鳥さんは、元県職員で「これまでの行政経験を活かし、ブランド力のある箕輪を目指す」としています。 白鳥さんの後援会では、町内15区に20の支部を設置しました。 白鳥さんは「初めての選挙で感触はわからない。車座集会やミニ集会を開きながら名前を憶えてもらい、政策を訴えていきたい」と話していました。 後援会では、19日に女性だけの懇談会、23日に激励会を開く予定です。 箕輪町長選挙は11月11日告示、16日投開票です。 箕輪町選挙管理委員会では、14日に立候補届出説明会、11月4日に届出書類の事前審査を行う予定です。 10月1日現在の有権者数は、男性9824人、女性1万40人 の合わせて、19864人です。
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ながた自然公園内のフィールドアスレチックリニューアル
箕輪町のながた自然公園内にあるフィールドアスレチックがリニューアルし、11日、オープンしました。 11日は、町内外から多くの家族ずれが訪れ、新しくなったアスレチックを早速体験しました。 アスレチックのリニューアルは、箕輪町商工会青年部が発足50周年の記念事業として今年の4月から取り組んできました。 「自分たちの手で」をコンセプトに、老朽化した4つの遊具を撤去した他、木に防腐剤を塗ったり、ロープの補修を行うなどしました。 また、17種類ある遊具全てに名前を付け、赤そばの里や萱野高原など町の名所をPRしています。 この他に、タイヤを使った遊具や基礎から作ったという東屋も設置され、青年部では「家族で過ごせる憩いの場になればうれしい」と話しています。 11日は、廃材を利用した木の板に子供たちが思い思いの絵を描いた他、とん汁も振舞われ訪れた人たちは休日のひと時を楽しんでいました。
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箕輪町誌 HP公開
箕輪町は、県内で初めて、町誌をデジタル化し、ホームページ上で公開を始めました。 インターネットで箕輪町図書館を開き、町誌のリンクをクリックすると、町誌をすべて閲覧することができます。 箕輪町誌は、自然・現代編と、歴史編の2冊があり、合わせると2450ページほどに及びます。 町について調べるため、重い町誌を持ち帰る小学生の姿がたびたび見られたことなどから、今回の事業の必要性を感じ、1年ほどかけてデジタル化を進めてきました。 ホームページでは、文字の拡大や、メモ書き機能、付箋貼り付け機能などがついていて、調査研究に活用しやすくなっています。 箕輪町図書館が、長野県立図書館に確認したところ、市町村誌のデジタル化とホームページ上での公開は、県内で初めてだということです。
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箕輪消防署に高規格救急車
箕輪消防署は平成15年に導入した救急車が古くなったことや、医療器が更新時期を向かえた事などにより、最新の医療器を装備した、新たな高規格救急車を導入しました。 8日は、新しい救急車の入魂式が、箕輪消防署で行われました。 新しい救急車は、前の車両が古くなり、医療器も更新時期を向かえたことなどから、箕輪消防署が加盟する伊那消防組合が、国の補助をうけて更新したものです。 この高規格救急車は、およそ2,100万円で、これまでのものより中が広くなり、使いやすくなったということです。 新たな機能としては、患者監視モニターが最新のものになり、これまで患者の体温を脇で計測していたものが、体の表面から直接計測できるようになったということです。 また、消防広域化に伴い、目的地の地図を本部から直接送る機能や車両の位置などがわかる機能を持つ、AVM、車両動態装置が備わっています。 入魂式の中で平澤豊満町長は「そなえられた機能を使いこなし、町民の皆さんの命を守って欲しい」と挨拶しました。
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箕輪北小学校5年生 稲刈り・はぞかけ体験
箕輪町の箕輪北小学校の5年生は7日、総合的な学習の時間に稲刈りを体験しました。 箕輪北小学校の5年生は、6月上旬に白毛もちの苗を植え、この日稲刈りとはぞかけを行いました。 この日刈った稲は、11月の収穫祭で餅つきをして味わうということです。
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箕輪町グリーンツーリズム 赤そばの里目指してウォーキング
箕輪町グリーンツーリズムの今年度5回目の健康幸せツアーが3日、開催されました。 箕輪町グリーンツーリズムは、農業体験などにより都市と農村地域の交流を図ろうと、箕輪町が行っているもので、今年で5年目です。 今年度5回目となるツアーには、関東から20人が参加しました。 この日は、ながた荘を出発し、途中あずまやで休憩をとった後、現在見ごろを迎えている上古田の赤そばの里を目指しました。 到着した参加者は、一面に広がる赤そばを写真に収めていました。 ツアーのガイドは、町内のボランティア有志でつくる、みのわ健康アカデミーのメンバー10人が務めました。 4日は、町内の果樹園でりんごの収穫体験を行う予定です。
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御嶽救助 伊那消防組合第5次隊派遣
御嶽山の噴火に伴い、伊那消防組合は、4日第5次隊が現地に向かいます。 第2次隊として救助活動に携わった伊那消防署の若林豊さんにお話しを伺いました。 伊那消防組合は、噴火直後の9月28日から相互応援協定に基づき、現地で救助活動をしています。 伊那消防組合は、指揮隊として、入山する隊員の管理や本部と山頂との連絡を行う活動をしています。 若林さんは、第2次隊の指揮隊長として29日の午前3時に現地に出発し、30日の午後8時に伊那に帰ってきました。 6号目にある登山口、黒沢口の指揮所で活動しました。 現場到着時、火山灰は10センチほど積もっていたということです。 活動は、火山ガスのため、中断を余儀なくされる状況でした。 伊那消防組合は、4日から第5次隊を現地に派遣します。
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箕輪町の空き家実態調査 町内全域で90戸
箕輪町は、町内全域を対象に空き家の実態調査を実施しました。この調査で、90戸の空き家がある事がわかりました。 地域別では、木下区が26戸で一番多く、次いで松島区が17戸、沢区が15戸となっています。 今年6月から7月にかけ、区を通して常会ごとに調査を行いました。 結果、空き家は90戸あり、このうち、管理がされているものが9戸、所有者が不明または、所有者が分かっていても管理されていないものが81戸あったという事です。 管理されていないもののうち、倒壊の恐れのあるものが4戸、防災・防犯上問題があるものが7戸となっています。 町では調査結果をもとに、景観や防災対策のほか、定住人口増加のための有効活用などを検討していくということです。
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「平和の文化と子ども展」箕輪町で開催
子どもに焦点をあて平和について考える「平和の文化と子ども展」が、2日から箕輪町の地域交流センターみのわで始まりました。 「平和の文化と子ども展」は、2006年から全国の約170か所で開催されていて、県内で開かれるのは7年ぶりです。 創価学会女性平和委員会が開いているもので、50枚のパネルを4つのテーマに分け展示しています。 日本と世界の子供の現状、命と人権、子どもの幸せのための活動のテーマごとに写真や資料などで紹介しています。 実行委員会では、「子どもは、大人が作った社会の中で犠牲を強いられる事もある弱い存在。子ども観を問い直し、子どものために何ができるのか考え直す機会にしてもらいたい」と話していました。 「平和の文化と子ども展」は、5日(日)まで箕輪町の地域交流センターみのわで開かれています。
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MBC(ミノワベースボールクラブ)軟式野球全国大会出場
箕輪町を中心とした社会人の軟式野球チーム、MBCミノワベースボールクラブは、来月3日から愛知県で開かれる全国大会高松宮杯に出場します。 30日は、MBCの上田清監督と、1塁手の川上啓次郎さん、3塁手の福澤由都さんの3人が役場を訪れ、平澤豊満町長に出場の挨拶をしました。 MBCは、箕輪町を中心に伊那市から辰野町までの20人が所属しています。 県予選を勝ち上がったMBCは、7月に開かれた北信越ブロック大会でも勝ち、11年ぶりの出場を決めました。 堅い守りで接戦を制する試合が多いということで、「全国大会でもその力を発揮し、11年前のように優勝して帰ってきたい」と話していました。 全国から32チームが出場する高松宮杯全日本軟式野球大会は、来月3日から愛知県で開かれることになっています。
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町で収穫祭と産業物産展
みのわ食でつながる収穫祭と町産業物産展が28日、箕輪町の地域交流広場などで行われました。 収穫祭は農業団体などでつくる実行委員会が箕輪町ならではの農畜産物をPRしようと行ったものです。 町内の農業団体が新鮮野菜や果物を販売するコーナーでは訪れた人たちが試食をして味を確かめてから購入していました。 今年度から箕輪町に移り住んでいる地域おこし協力隊のテントも設置され地元の農畜産物のPRに一役かっていました。 米か米粉を使ったアイデア料理コンテストには大阪から参加した高校生が米粉のたこやきを出品しました。 たこやきの中には、野沢菜の漬物やそばの実をゆでたものを入れ信州らしさを演出しコンテストで優秀賞を受賞しました。 一方、町商工会主催の産業物産展には町内およそ50の企業が出展しました。 産業物産展では箕輪進修高校と出展者の共同企画で箕輪進修高校野球部の生徒15人が製品説明を体験しました。 これは高校生に地元の企業を知ってもらおうと行われたもので高校生たちは担当する企業の製品について学んできたということです。 収穫祭の実行委員会と商工会では「連携事業を進めることで町の農商工の魅力アップにつなげていきたい。」と話していました。
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箕輪陶芸研究会 展示会
陶芸愛好家でつくる箕輪陶芸研究会の展示会が27日と28日の2日間、松島コミュニティセンターで開かれています。 会場には、会員20人の作品およそ60点が展示されています。 展示は、会員の発表の場として毎年行われていて、今年で22回目です。 作品は、器や花器などの日用品の他、独創的なオブジェなど様々です。 研究会は、30代から92歳まで25人の会員がいて、腕前も初心者からこの道30年のベテランまで様々です。 向山智充会長は「窯から作品を出すときの喜びは何とも言えない。個性ある作品が並んでいるので多くの人に見てもらいたい」と来場を呼び掛けています。 展示会は、28日まで箕輪町の松島コミュニティーセンターで開かれています。
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赤そば花まつり 28日まで
赤そばの花が見ごろとなっている箕輪町上古田で打ち立てのそばを振舞う赤そば花まつりが27日と28の2日間行われています。 赤そば花まつりは、花を見に来た人にそばを味わってもらおうと、毎年花が見ごろの時期に行われています。 27日は、普通のそばと赤そばの2種類合わせて900食が用意されました。 期間中、述べ350人の区民有志が、そば打ち班や茹で班など5つのグループに分かれ作業を行います。 27日は、10時のまつり開始直後からオーダーが次々と入っていました。 訪れた人たちは、打ち立てのそばを味わっていました。 中には、2種類のそばを注文し食べ比べている人もいました。
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信州みのわ山野草クラブ 秋の展示会
箕輪町の「信州みのわ山野草クラブ」の秋の展示会が、27日と28日の2日間木下公民館で開かれます。 会場には、会員14人の作品200点が並んでいます。 8月の天候不良の影響で花や葉の生育が心配され、会員がいつも以上に手入れや管理を行ったということです。 秋の展示は実をつけたものや、赤そばなど色を楽しむのも一つだということです。 信州みのわ山野草クラブの秋の展示会は27日と28日の2日間箕輪町の木下公民館で開かれます。
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第55回箕輪町駅伝大会
46チームが参加した、第55回、箕輪町駅伝大会が23日に開かれ、1時間10分57秒の大会新記録で、木下Aが、19年連続の総合優勝を果たしました。 箕輪町駅伝大会は、秋の恒例行事で、竜東と竜西に分かれてスタートします。 西コースは、午前9時40分に、沢グラウンドをスタートし、大出や、下古田、上古田など西地区をまわり、箕輪町役場を目指すコースです。 選手たちは、元気いっぱいに、スタートしていきました。 東コースは、北小河内公民館近くをスタートし、福与公民館までを走るコースです。 稲穂が輝く絶好の駅伝日和となり、選手たちは、声援を受けて懸命に走っていました。 駅伝大会は、東と西の合計タイムの総合で順位が決まります。 西コースのゴールとなる箕輪町役場に、最初に帰ってきたのは、木下A。 19年連続の総合優勝を果たしました。 役場には次々に選手たちが戻り、会場からはねぎらいや声援が飛び交っていました。
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箕輪町と南箕輪村で還付加算金未払い
箕輪町と南箕輪村は納めすぎた税金を払い戻す際の利子「還付加算金」の計算ミスで箕輪町は187人、南箕輪村は86人に未払いとなっていたことを22日発表しました。 これは、県の通知を受けて調査したものです。 箕輪町と南箕輪村は、還付加算金の対象となる期間を本来より短く解釈していたため、支払い不足となっていたということです。 箕輪町は、町県民税・国民健康保険税・介護保険料で、187人に、134万4,900円が未払いとなっています。 南箕輪村は、村県民税・国民健康保険税・介護保険料で、86人に65万5,300円が未払いとなっています。 箕輪町と南箕輪村は、過去5年間をさかのぼり再計算し、対象者に通知を送るとともに、速やかに支払いの手続きをするとしています。
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上古田でヘブンリーブルー見頃
箕輪町上古田の遊休農地で、青いアサガオ・ヘブンリーブルーが見ごろを迎えています。 16アールの遊休農地には、およそ500本のアサガオが植えられ、今見ごろを迎えています。 上古田の農家でつくるこれからの農業林業を考えるEグループが地域活性化につなげようと育てているもので、今年で10年目です。 今年は5月に気温が高かった影響で、見ごろが半月ほど遅くなったということです。 唐澤光範代表は、「近くには赤そばの里もあるので、ぜひみにきてほしい」と話していました。 見ごろは10月中旬頃までだということです。
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萱野高原でマグロの解体ショー
高原で海の幸を楽しんでもらおうと21日、箕輪町の萱野高原で、マグロの解体ショーが行われました。 今年で10回を数えるマグロの解体ショーには、上伊那を中心におよそ50人が集まりました。 解体されたのは、19日(金)に宮城県沖で水揚げされた体長約1メートル、重さ50キロのメバチマグロです。 刺身でおよそ250人分が取れるということです。 以前、農協で魚をさばいていた大槻重昌さんが、出刃包丁一本でマグロを切り分けていくと、集まった人達は興味深げに見ていました。 マグロの解体ショーは、信州かやの山荘を管理する親山海(しんざんかい)クラブが開いていて、秋の恒例行事となっています。 20分程でマグロは頭やカマ、身の部分に切り分けられ、市場の半値程の価格で売られていました。 集まった人たちは、試食用に用意された中落ち部分を味わっていました。 この日はキノコ汁も無料で振舞われ、訪れた人たちは海の幸と山の幸の両方を味わっていました。
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赤そばの里 オープン
高嶺ルビーと呼ばれる赤そばが一面に広がる、箕輪町上古田の赤そばの里が19日オープンしました。 この日は、オープニングセレモニーが行われ、関係者がテープカットで祝いました。 赤そばの里は、遊休農地を町の観光スポットとして活用しようと、古田の里赤そばの会の会員が毎年8月に種をまき、手入れをしています。 今年は天候不順で日照時間が短く、花の咲き具合が心配されていましたが、広さ4.2ヘクタールの農地には、例年と同じくらいの花が咲き、現在6分咲きです。 オープン初日の19日は、カメラを持った人が多く訪れ、写真に収めていました。 19日から10月12日までの期間中、地元の農産物や加工品などを販売する直売所の営業が行われる他、赤そばを使った蕎麦も振る舞われています。 蕎麦は、平日200食、土日は300食用意されるということです。 27日と28日には、「赤そば花まつり」も行われる予定で、上古田公民館で手打ちそばを味わうことができます。 赤そばは、25日頃から10月初旬に見頃を迎えるということです。
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箕輪町人事異動内示 課長級2人
箕輪町は、10月1日付けの人事異動を19日、内示しました。 人事異動は58人の中規模で、課長級への昇格は2人です。 子ども未来課長に、総務課人事係長の北條治美さんが昇格します。 生涯学習課長に、生涯学習課生涯学習係長の、日野和政さんが昇格します。 また、危機管理・セーフコミュニティ推進室は、10月1日付けで、課に格上げとなります。
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箕輪町が交通死亡事故ゼロ500日を達成
去年2月22日から交通死亡事故ゼロ500日を達成した箕輪町に、長野県交通安全運動推進本部から18日、表彰状が贈られました。 伊那合同庁舎で伝達式が行われ、交通死亡事故ゼロ500日を達成した箕輪町と辰野町に、表彰状が送られました。 箕輪町では、去年2月に立て続けに3件の交通死亡事故が発生し非常事態宣言を発令しました。 これを受け町交通安全推進協議会では、交通安全を呼びかけるタスキを町内全戸に回すタスキリレーを実施するなど、事故防止に努めてきました。 平澤豊満町長は「安心・安全の町として1,000日を目指して頑張っていきたい」と挨拶しました。 なお、上伊那の市町村別の交通死亡事故ゼロ継続日数で、一番長いのが宮田 村の894日、次いで南箕輪村の781日となっています。
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リニアで地域振興 交通網整備確認
リニア中央新幹線整備を地域振興に活かすための検討会議、伊那谷自治体会議が17日、飯田市の飯田合同庁舎で開かれました。 会議は、上下伊那の市町村長や、県、国などで組織し、リニア新幹線整備で地域の活性化を図る為、課題解決に向けた政策の立案を行います。 今回は長野県庁と飯田合同庁舎をインターネット回線で結び、阿部守一長野県知事も参加しました。 会議では、牧野光朗飯田市長が、「リニア駅周辺整備基本構想」について、飯田市の取り組みを紹介しました。 また、地域振興や広域交通の拠点となるリニア駅について、意見交換が行われました。 白鳥孝伊那市長は、「乗降客を増やすために、政策を各地区ではなく、伊那谷をひとつとして考えて取り組む必要がある。それには、交通網の整備が不可欠」と話しました。 平澤豊満箕輪町長は、「地域振興で観光や産業を考える前に、まずは国道153号のリニア駅へのアクセスが最優先」などと話しました。 阿部知事は、「JR、高速道路、アクセス道路など、駅への連結という課題が見えた。県としては伊那谷が目指す具体的な方向性がまとまれば、積極的に取り組みたい」と課題も投げかけました。 リニア中央新幹線は2027年に東京、名古屋間での開業を目指しています。
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たべりこ 好調なスタート
みのわ振興公社が運営するにこりこキッチン「たべりこ」が7月20日の開店から、まもなく2か月となります。 公社では予想を上回る来客数を喜んでいます。 たべりこは、7月に箕輪町大出の農産物直売所「にこりこ」の隣にオープンしました。 営業時間は平日が午前11時から午後2時、土日は11時から3時までとなっていて8月は1か月でおよそ2500人が来店しました。 平日の平均はおよそ80人、土日は120人となっていて、平日は、主婦層が中心で、土日は家族連れが多いということです。 大人1300円のバイキング形式になっていて、地元箕輪町で採れた野菜を中心に30から40種類のメニューがあります。 店長の吉田貢太郎さんです。 季節に合ったメニューを試行錯誤しながらリピーター作りを心がけたということです。 また、たべりこの開店がきっかけで、隣接している直売所にこりこは、一か月の来客数が去年8月と比べおよそ1000人増えたという事です。 たべりこで提供している料理の野菜は「にこりこ」で扱っていて、食べた後に立ち寄る人が多いということです。 町では「これから赤そばまつりなどのイベントもあるので店のPRにも力を入れていきたい」としています。
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直江津遭難事故から72年 冥福祈る
中箕輪国民学校、現在の箕輪中部小学校の修学旅行で5人の児童が亡くなった直江津遭難事故から今年で72年。 小学校にある慰霊碑前で13日、当時の同級生が冥福を祈りました。 13日は、当時の同級生で作る搏美六人力会の有志18人が慰霊碑前に集まりました。 事故は、1942年、昭和17年に起きたもので、修学旅行先の新潟県直江津海岸で高波にさらわれた6年生5人が命を落としました。 同級生が恩師の名前に、亡くなった5人と自分を加え「搏美六人力会」を結成し、事故が起きた9月13日に毎年慰霊しています。 搏美六人力会の結成当初は248人いましたが、会員の高齢化も進み、現在は有志が集まっています。 原和雄代表は、「今年で84歳となり、数多くの方が亡くなった。ひとり30人力で会を支えていってほしい」と話していました。
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箕輪町郷土博物館 東箕輪地区の歴史をガイドブックに
箕輪町郷土博物館は、東箕輪地区の歴史や散策マップを掲載したガイドブック「信州みのわ東山山麓歴史の道」を刊行しました。 ガイドブックには、箕輪町の東箕輪地区にあたる、北小河内・南小河内・長岡・三日町・福与の歴史や散策マップが載っています。 箕輪町では、景色を楽しみながら歴史を知ってもらおうと、平成19年から5年かけて東箕輪地区の散策コースの整備をしてきました。 平成24年には、パンフレットを制作し、今回はその整備事業の集大成としてガイドブックを刊行しました。 歴史や名所の他、昔話や伝統行事などの情報も載っていて、親しみやすいつくりになっているということです。 ガイドブックは1冊300円で、300部用意されています。 販売は、箕輪町郷土博物館で行っています。
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寸劇で振り込め詐欺被害防止呼びかけ
振り込め詐欺の被害防止をテーマにした寸劇が8日箕輪町のながた荘で行われました。 これは振り込め詐欺の手口を知りその被害防止に役立てようと箕輪町沢の高齢者でつくる沢長寿クラブが企画したもので会場にはおよそ80人が集まりました。 寸劇を披露したのは飯田警察署の署員など3人です。 「私は絶対だまされない」と自信を持っていた高齢者が次第に相手を信じ預金通帳やカード、印鑑を渡し暗証番号を教えてしまう様子を演じていました。 寸劇を見た高齢者は「私は大丈夫という人に限って知らず知らずのうちに詐欺にあったしまうことがわかった。被害にあわないように肝に銘じたい。」と話していました。
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箕輪町長選挙告示まであと2か月
任期満了に伴う箕輪町長選挙の告示まであと2か月となりました。 これまでに新人2人が出馬を表明していて町長選は12年ぶりに選挙戦となる見通しです。 出馬表明している2人を表明順に紹介します。 無所属新人の清水洋さん 61歳 松島です。清水さんは、元県議で「優しい町政と対話を基本としたまちづくりを進める」としています。 無所属新人の白鳥政徳さん60歳 福与です。白鳥さんは、元県職員で「県とスクラムを組みブランド力のある箕輪を目指す」としています。 3期目の平澤豊満町長は引退する考えを明らかにしていて、箕輪町長選挙は、新人による選挙戦となる見通しです。 箕輪町長選挙は11月11日告示、16日投開票となっています。
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ぶどう狩りシーズン 雅秋園オープン
箕輪町福与のブドウ園「雅秋園」が10日から今シーズンの営業を始めました。オープン初日のこの日は町内外から親子連れなどが訪れ秋の味覚を楽しんでいました。 広さ90アールの畑にはナイアガラやコンコードなど5種類のぶどうが栽培されています。 このうち、ナイアガラ、コンコード、デラウエアは園内で大人500円で食べ放題となっていて、訪れた人達は粒がそろった房を選んでは、はさみを使い狩りとっていました。 雅秋園によりますと、今年は、花が開花する6月上旬の天候が良く、甘味がのった上質のブドウが実ったと話しています。 雅秋園の営業は10月頃までを予定していて入園料は大人500円、小学生250円です。営業時間は午前9時から午後6時までです。