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ラッピングバスで夏秋いちご「恋姫」PR
伊那バス株式会社のアグリ事業部門が生産販売している夏秋いちご「恋姫」をPRするラッピングバスの運行が28日から始まりました。
昼過ぎにラッピングバス第一号の便が伊那バスターミナルに到着しました。
28日はターミナルで出発式が行われ関係者がラッピングバスの運行を祝いました。
バスに描かれている夏秋いちご「恋姫」は信州大学農学部で開発されたもので甘みや香りの強さが冬のいちごに勝るとも劣らないということです。
2015年から伊那バスのアグリ事業部門が生産、販売していて主に都市部の高級青果店や菓子店、ホテルなどで扱われているということです。
社内は座席のヘッドカバーにいちごの絵が描かれています。
デザインは伊那市の友好提携都市、新宿にキャンパスがある宝塚大学で芸術について学んでいる学生や卒業生が考えたものです。
高級感とインパクトをコンセプトに遠くからみても一目でいちごと分かるようにしたということです。
このラッピングバスは毎日1便アグリ事業部が新宿を往復することになっています。
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古田の里 赤そば花まつり開催
箕輪町の上古田公民館では、地元のそば粉を使って打ち立てのそばを提供する「古田の里 赤そば花まつり」が、28日から始まりました。
赤そばはもちもちとした食感と粘り気があり、噛むほどに風味が出るのが特徴です。
赤そばは900円、白そばは500円で提供されていて、赤そばが人気を集めていました。
このまつりは、観光スポットとなっている箕輪町上古田の赤そばの里の花の見ごろに合わせて行われていて、16回目です。
そば打ちを行っているのは、「信州箕輪そば打ちの会」のメンバーと地元有志、合わせて20人ほどです。
公民館の前では、地元野菜の直売所が開かれ、箕輪西小学校の児童たちが販売をしていました。
「古田の里 赤そば花まつり」は、あすの午後2時まで行われていて、2日間で合わせて900食を提供する予定です。 -
赤そばの里 花が満開
箕輪町上古田の赤そばの里では、濃いピンク色に色づいた花が見頃を迎え、多くの人で賑わっています。
広さおよそ4.2ヘクタールの畑には、高嶺ルビーという品種の赤そばの花が一面に広がっています。
現在満開となっていて、天候に恵まれた26日も県内外から多くの人が訪れ、写真を撮るなどして楽しんでいました。
赤そばの里は、上古田の住民有志でつくる「古田の里赤そばの会」が管理をしています。
会によりますと、天候にもよりますが、花は来月上旬まで楽しめるということです。
今週末の28・29日には、花まつりが行われ、上古田公民館でそばが提供されます。
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伊那の企業が臓器モデル共同開発
伊那市の有限会社スワニーと伊那食品工業株式会社は、医師が手術の練習などに使える臓器モデルを共同開発しました。
こちらが、共同開発した肺のモデルです。
実際の臓器に近い質感の特殊な素材でできていて、電気メスで切ることができ、煙が出ます。
この臓器モデルは、伊那中央病院の医師の要望の元、スワニーと伊那食品工業が2年がかりで共同開発しました。
開発に協力した呼吸器外科の髙砂敬一郎医師です。
スワニーはCTのデータを基に、血管のモデルや、素材を流し込む樹脂型を担当。
伊那食品工業は電気メスで切ることができる素材の開発を担当しました。
これまで病院では、簡易的なモデルや動物の臓器を使ってのシミュレーションが行われていましたが、より実物に近く、管理しやすいものを、という要望があったということです。
現在は東京の企業を通じて肝臓のモデルの販売が始まっていて価格は9万円からです。
今後も医療現場の要望を受け、改良・開発を進めていきたいとしています。
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赤そばの里オープン
高嶺ルビーという品種の赤そばを育てている箕輪町上古田の赤そばの里が14日オープンしました。
14日はオープニングセレモニーが行われ、テープカットでオープンを祝いました。
広さ4.2ヘクタールの畑には「高嶺ルビー」という品種の赤そばが植えられています。
畑は上古田の住民有志でつくる古田の里赤そばの会が管理していて、今年は8月3日に種をまきました。
現在は4分~5分咲きで、20日~25日に見ごろを迎えそうだということです。
14日は県内外から観光客が訪れ、花を見たり写真を撮ったりしていました。
赤そばが味わえるそば処の営業も今日から始まりました。
14日はオープンを記念して限定100食が無料で振る舞われました。
9月28日と29日には赤そば花まつりが行われ、上古田公民館でそばの提供が行われます。
赤そばの花は10月上旬まで楽しめるということです。
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い~なちゃんカードプリペイドで10倍
伊那市の商店主らでつくるコミュニティーカード協同組合は、キャッシュレス決済を推進しようと、い~なちゃんカードのプリペイド機能で買い物をするとポイントが10倍となるセールを14日から18日まで行います。
い~なちゃんカードのプリペイド機能で1,000円をチャージした場合、通常5ポイントもらえますが、期間中は25ポイント付きます。
支払いでは1,080円で10ポイントのところ50ポイントつき、チャージ・支払いあわせて通常の10倍セールとなっています。
ポイントは1ポイント1円として使うことができます。
消費増税を前にキャッシュレス決済を多くの人に知ってもらおうと企画したものです。
ポイント10倍セールは14日から18日までで、増税後の来月1日からはプリペイド機能を利用した人を対象にした還元セールも計画しています。
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伊那JCがリレーマラソン10月20日開催
伊那青年会議所は、100人の小学生がバトンをつなぎ42.195キロを走るリレーマラソン大会を来月20日に開きます。
青年会議所では、小学生の参加を募っています。
11日夜は、伊那青年会議所のメンバーが記者会見を開き、リレーマラソン大会の概要を説明しました。
リレーマラソンには、伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村から、小学生100人を募ります。
伊那市陸上競技場で行われ、1周400メートルのトラックを100メートルずつ走り、42.195キロをバトンでつなぐというものです。
保護者は応援で子どもたちの挑戦をサポートし、参加者全員で思いをつないでいくことを目的としています。
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3町村職員がサイクリングコース試走
箕輪町、辰野町、南箕輪村の職員は、来月12日(土)に開く、サイクリングイベントのコースを11日、テスト走行しました。
この日は、3町村の職員9人が、イベントで走るモデルコースを自転車で走りました。
コースは、辰野町の辰野駅をスタートして観光スポットを巡り、南箕輪村の北殿駅を目指す、全長28キロのルートです。
3町村でつくる上伊那北部観光連絡協議会が作成したもので、点在する観光スポットを自転車でつなぎ、広域的な観光づくりを目指します。
この日は、辰野町在住の地域おこし型サイクリングガイド団体代表の小口良平さんが案内役をつとめました。
職員は、コースを走りながら安全かどうか、立ち寄るスポットは楽しめるか、などを確認していました。
今後は、18日(水)に意見交換会を開き、コースの改善に活かすということです。
このサイクリングイベントは、来月12日(土)に予定されています。
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AIタクシー・ドローン物流 来年度本格運用
伊那市は人工知能AIによる自動配車タクシーの本格運用と、ドローンによる配送サービスを来年度から実施します。
これは11日開かれた伊那市議会9月定例会の中で議員の質問に白鳥孝市長が答えたものです。
AI自動配車タクシーのサービスは伊那市の西箕輪と西春近地区で行う計画です。
市では11月にそれぞれの地区で実証実験を行い、来年度、地域公共交通の一部に組み込み、本格運用を始めるとしています。
白鳥市長は「ゆくゆくは高齢者や障がい者のニーズをカバーできるよう、整備していきたい」と話していました。
また、ドローンによる商品の配送サービスも伊那市長谷地域を対象に来年度運用を始める計画で、道の駅南アルプスむら長谷を中核に展開していくとしています。
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キャッシュレス決済セミナー
来月の消費税率引き上げに伴う、キャッシュレス化を進めようと伊那商工会議所は事業者を対象にしたセミナーを10日伊那市内で開きました。
セミナーには市内の個人事業主など8人が参加しました。
講師は、塩尻市の中小企業診断士の中村剣さんが務めました。
セミナーではスマートフォンを利用したQRコード決済の種類や必要な機器について話しをしました。
手軽に導入できるものとしては、店舗の情報を印字したQRコードを準備し、客のスマートフォンで買い物金額を入力するとキャッシュレス決済が行えると紹介していました。
中村さんは「レジ導入の補助や、ポイント還元など店、お客にとってもメリットがあるので、まずはトライする事が大切だ」と話しました。
ある参加者は「東京では徐々にキャッシュレス決済が普及していると聞いている。先を見据えて準備しておきたいです」と話していました。
伊那商工会議所では、12月にキャッシュレス決済後の会計や決算処理に関するセミナーを開く計画です。
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薪を背負い 西駒山荘目指す
中央アルプス将棊頭山山頂直下にある西駒山荘に薪を運ぶ登山レース「西駒んボッカ」が8日に行われました。
スタート地点となっている伊那市の鳩吹公園では、受付を済ませた選手が薪をリュックに詰めていました。
薪は一束が3キロで、3キロ部門は1束、15キロ部門は5束をリュックに詰めていました。
準備を済ませた選手たちは午前6時30分の合図で一斉にスタートしました。
今年のレースには男性154人、女性59人のあわせた213人がエントリーしました。
スタートからおよそ5キロ地点の桂木場です。
トップの選手はスタートから30分後にここを通過し、登山道へと入っていきました。
西駒んボッカは、西駒山荘の建て替えに必要なレンガを運ぶ大会として平成25年に始まりました。
レンガ数が目標に達したことから3年前から薪を運ぶ大会にリニューアルしました。
参加者たちは薪を背負い、ゴールの西駒山荘までのタイムを競いました。
レース総合1位となったのは安曇野市の別府総平さんでタイムは1時間59分55秒でした。
15キロの部の優勝争いは接戦となりました。
薪をリュックから全て出した時点でゴールとなります。
結果は、2位でゴール地点に到着した群馬県の亀里幸雄さんが逆転し、1秒差の2時間58分52秒で優勝しました。
運ばれた薪は西駒山荘に設置された薪ストーブで使用することになっています。 -
企業を知る 人材ふれあいフェア
住民が楽しみながら地域の企業を知る人材ふれあいフェアが7
日南箕輪村の南信工科短期大学校で行われました。
フェアは地域企業の技術や製品を知ってもらおうと南信工科短大振興会などが開いたものです。
会場には上伊那をはじめ、下伊那や諏訪の企業のほか経済団体など52のブースが設けられました。
長野県リニア整備推進局のコーナーではリニアのミニチュアが用意されました。
子どもたちは担当者から磁石の性質を生かして走るリニアの原理を学んでいました。
箕輪町商工会工業部会のロボットプログラミング体験コーナーではタブレットを利用したプログラムでLEGOブロックを組み立てたり遠隔操作で動かしたりしていました。
長野県建設業協会伊那支部は屋外に大型重機を展示し子どもたちが試乗していました。
またミニショベルを使ったボールすくい体験も行われていました。
人材ふれあいフェアの主催のひとつ南信工科短大振興会では地域の人材が地域で学び活躍する風土を育みたいとしています。
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南信に外国人を ゲストハウス今月オープン
箕輪町の地域おこし協力隊員として活動するルーカス尚美さんが古民家を再生した、外国人向けゲストハウスの内装が完成し、9月中旬にオープンを予定しています。
箕輪町長岡にあるゲストハウスは、長岡を英語にして「ロングヒルズ」と名付けられました。
空き家を再生させた建物の中には風呂やトイレも完備され、表記はすべて英語になっています。
最大6人が宿泊できるゲストルームは全面畳張りで、日本ならではの雰囲気を味わうことができる空間になっています。
土蔵を改装したこのスペースは、カフェやバーとしてゆっくり過ごすことができます。
箕輪町地域おこし協力隊員のルーカス尚美さんと、夫のクリスさんが、南信地域に外国人向けの宿泊施設が少ないことに目を付け、2017年から作業を進めてきました。
この日はオープンを前に、帰省で箕輪を訪れていた夫が外国人の夫婦を招き、ゲストハウスで巻き寿司づくりをしました。
オープン後もこうした日本ならではの体験を提供する予定です。
この日体験をしたアメリカ人の男性は「建物もとても綺麗で風情もある。水も、空気もおいしいし最高です」と話していました。
ルーカスさんは「ただ来てもらうだけでなく、外国人のみなさんと地元のみなさんをつなぐ、そんな場所になってほしいし、夫婦でそんな役割を担えたら」と話していました。
9月中旬のオープンで、一泊朝食付き5,000円を予定しています。
外国人向けの宿泊施設検索サイトのみの掲載予定ですが、事前の相談があれば日本人でも泊まることができるということです。 -
協力隊「アクティビティガール」に松元さん
伊那市は、女性をターゲットに、自然を活用した観光に力を入れていこうと、新たに1人の地域おこし協力隊を任命しました。
新たに地域おこし協力隊に任命されたのは、鹿児島県出身の松元麻希さん34歳です。
9月2日に伊那市役所で委嘱式が行われ、白鳥孝市長から委嘱書が手渡されました。
松元さんは山岳雑誌の出版社に勤めていた経験があり、南アルプスなどにもよく来ていたということです。
伊那市では、女性目線での山岳観光やアウトドアを通じた地域の魅力発信する「アクティビティガール」として松元さんを協力隊に任命しました。
松元さんは「自然好きな人にはたまらない自然があるのが伊那市。女性目線で発信していきたいです」と話していました。
白鳥市長は「得意とするアウトドアを、女性の視点から盛り上げていってもらいたい」と話していました。
松元さんの任期は、9月1日から1年更新で、最長で2022年9月1日までの3年間となっています。 -
(有)スワニー3Dプリンター寄贈
伊那市富県の有限会社スワニーは、ものづくりに関心を持ってもらおうと、伊那市に3Dプリンターを5日、寄贈しました。
この日は、スワニーの橋爪良博社長が市役所を訪れ、3Dプリンターを寄贈しました。
寄贈された3Dプリンターは、プラスチック素材を何層にも積み重ねて、フィギュアや鎖など、様々な作品を作ることができるということです。
3Dプリンターは、これからのものづくりを担う子どもたちに楽しさを知ってもらうと寄贈されたものです。
白鳥市長は「ものづくりを体験できることは貴重な体験だと思う。」と感謝していました。
3Dプリンターは5日から、市役所1階の市民ホールに設置され、誰でも無料で利用することができます。
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地元産の「泡」楽しもう! 泡フェス
地元産の素材を使ったりんごの発泡酒シードルやクラフトビールを楽しむことができる「泡フェス」が、7日、8日の2日間、伊那市荒井のセントラルパークで開かれます。
3日は、伊那市荒井の飲食店・ビストロなかしょくで記者会見が開かれました。
イベントでは、伊那谷を中心に県内10社のシードル20銘柄と、4社のクラフトビール8銘柄が一堂に並びます。
また、地元産の食材を使ったガレットやパスタ、シードルやビールに合う和食など、伊那谷の飲食店9店の食事も味わうことができます。
渡邊竜朗代表は「全国でも有数の生産地となっている南信州のシードルと、新進気鋭のクラフトビールを楽しめるイベント。地元の資源を囲んで地元のみなさんと乾杯したい」と話していました。
イベントは、南信州の飲食店や酒造店、酒屋や農家でつくるアスタルシードルクラブが、これまで4回にわたり開催してきたシードルイベントをリニューアルしたものです。
イベントでは6枚綴りで1,500円のチケットが販売され、シードルとビールを飲むことができます。
泡フェスは、7日は午後5時から、8日は午前11時から伊那市荒井のセントラルパークで開かれます。 -
カモシカシードル アジア最大審査会で最高賞
伊那市横山でリンゴを使った発泡酒などを醸造している、カモシカシードル醸造所のシードルが、アジア最大の審査会「フジ・シードル・チャレンジ」で国内で唯一最高賞のトロフィー賞を受賞しました。
トロフィー賞に選ばれたのは、「La 2e saison Doux(ラ・ドゥージィエム・セゾン)」と名付けられた、紅玉とシナノスイートを使った甘口のシードルです。
すっきりした飲み口と、程良い甘さと酸味が特徴です。
日本で8月に開かれたアジア最大のシードルの審査会「第三回フジ・シードル・チャレンジ2019」には、世界6か国から54点が出品されました。
2016年創業のカモシカシードル醸造所は、出品から3年目にして、初めて最高位のプラチナ賞を受賞。
さらにその中から選ばれる5部門の最高賞・トロフィー賞の内、「甘口部門」と「国別部門」の2部門で受賞しました。
入倉浩平所長は「一番最初のページに名前が書いてあったのは本当にびっくりした」と話していました。 -
7月の月間有効求人倍率
上伊那の7月の月間有効求人倍率は6月を0.06ポイント上回る1.52倍でした。
月間有効求人数は4,026人、月間有効求職者数は2,647人で、7月の月間有効求人倍率は1.52倍でした。
雇用情勢についてハローワーク伊那では「堅調に推移している」として、前の月の判断を据え置きました。
また、来春の高校卒業予定者の求人・求職の状況が発表されました。
7月末現在、求人数は去年より81人少ない590人、求職者数は去年に比べ26人多い438人で、求人倍率は1.35倍となっています。
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大学生が定額観光タクシー実証実験モデルコース視察
利用者が定額で乗り降りできる、観光タクシーの実証実験で、東京都の跡見学園女子大学の観光コミュニティ学部の学生が28日、伊那谷の観光モデルコースを視察しました。
この日のモデルコースは、高遠町の歴史や文化をテーマにしていて、ジャンボタクシーで伊那市高遠町の建福寺へ向かい、高遠石工が作った石仏を見た後、歴史博物館などを見学する内容です。
視察は、この日から3日間上伊那地域で行われることになっていて、東京都文京区の跡見学園女子大学の観光コミュニティ学部の2年生と3年生の学生6人が参加しました。
観光コミュニティ学部では、観光資源の活用法や、マーケティングの研究を行っています。
大学と県は包括協定を結んでいて、若い世代からの生の声や視点を提案してもらおうと上伊那地域振興局が企画したものです。
定額観光タクシーの実証実験は、8年後のリニア中央新幹線の開通を見据え、上伊那地域振興局と、長野伊那谷観光局、駒ケ根観光協会が進めているものです。
訪れた観光客に多くの観光資源に触れてもらい、経済効果を生み出す狙いがあるということです。
29日は駒ケ根市のモデルコースを視察します。
最終日の30日は、意見交換会が開かれ、学生からモデルコースの評価などを聞くということです。
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ラーメン将太 移動販売へ
南箕輪村の飲食店ラーメン将太は、新たにキッチンカーを導入し移動販売事業を9月から始めます。
ラーメン将太が導入した移動販売車です。
代表の城倉雄也さんは、調理師学校を卒業後ラーメン店で修業し、5年前に独立開業しました。
城倉さんは、移動販売を始めるにあたり、「店舗と違い限られた環境となるが、多くの人に自分のラーメンを知ってもらうきっかけにしたい」と話していました。
移動販売車は軽自動車をベースに、麺をゆでたりスープを温める為のコンロなどを備え、国の補助金を活用し整備しました。
移動販売は松本市から飯田市までを計画していて、来月7日に南箕輪村の南信工科短期大学校で開かれるイベントで初出店する予定です。
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リニア見据え 定額タクシーの実験へ
8年後のリニア中央新幹線の開通を見据え、上伊那地域振興局は、二次交通としての定額観光タクシーの有効性を探る取り組みを行っています。
振興局ではモデルコースを作成し、28日から3日間実証実験を行います。
これは、23日伊那合同庁舎で開かれた記者会見で発表されたものです。
上伊那地域振興局では、今年度、二次交通としての定額タクシーの有効性を探る取り組みを行っていて、長野伊那谷観光局・駒ヶ根観光協会と協力してモデルコースを作成しました。
JR伊那市駅を発着に高遠石工が造った石仏を見学するコースや、シードルの試飲・ガレット作りを楽しむコース、JR駒ヶ根駅を発着に伊那紬の着付けなどを体験するコースなどがあります。
金額は現在未定だということです。
今回の実証実験では、東京都文京区の跡見学園女子大学観光コミュニティ学部の学生にモデルコースの一部を体験してもらい、コースの評価や提案を聞きます。
今後10月から11月にかけ、高校生による体験や、一般からモニターを募り実験を行う予定だということです。
定額観光タクシーは3、4年後の商品化を目指すということです。
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たべりこ 10月末で終了
箕輪町の第三セクター、みのわ振興公社は、運営するレストラン「にこりこキッチンたべりこ」の営業を10月末で終了します。
これを受け町では新たな指定管理者の募集を行っています。
23日は箕輪町役場で定例懇談会が開かれ、担当者が説明をしました。
にこりこキッチンたべりこは、2014年にオープンしました。
運営しているみのわ振興公社では、経営不振により事業継続が困難だとして、町へ指定管理者辞退の申し出を今月行ったということです。
たべりこは10月31日で営業終了となります。
町では新たな指定管理者の公募を行っています。
指定管理の期間は、来年1月1日から3年3か月間で、募集は9月20日までです。
また、懇談会では、町が目指す松本山雅FCのホームタウン化について、白鳥政徳町長は「今年度中の実現を目指したい」と話しました。 -
おもてなしプリン入り高遠焼 限定販売
南箕輪村の日帰り温泉施設大芝の湯は、来月16日の敬老の日にあわせ高遠焼の夫婦茶碗に入れた「おもてなしプリン」を限定販売します。
おもてなしプリンと高遠焼がコラボした商品です。
価格はセットで3千円です。
21日は、高遠焼の陶芸家・浦野真吾さんの工房で商品がお披露目されました。
この企画は、おもてなしプリンを発案した大芝の湯の原賢三郎さんが上伊那の伝統工芸を応援しようと浦野さんに話を持ち掛け実現したという事です。
陶芸家の浦野さんは「多くの人に高遠焼の魅力をしってもらえるきっかになればうれしい」と話していました。
敬老の日特別企画「高遠焼入りおもてなしプリン」は限定30セットで予約販売となります。
予約は22日から大芝の湯で始まり、引き渡しは9月14日から16日です。
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3年ぶり復活 どろカップ令
田んぼに水をはり泥の中でサッカーを楽しむ「どろカップ令」が17日3年ぶりに伊那市下新田の遊休農地で開かれました。
3年ぶりとなるどろカップには県内を中心に愛知や岐阜などから24チームが参加しました。
試合は1ゲーム5分で、予選リーグと決勝トーナメントが行われました。
伊那商工会議所青年部が主催するどろカップは10回目となる2016年に終了しましたが、再開の要望もあり、青年部が復活させました。
参加者は、泥だらけになりながらもゲームを楽しんでいました。
イベントでは、サッカーのほかに泥綱引きも行われ、白熱している様子でした。
決勝戦は伊那市のスナック繭の常連などで作るチームと、前回優勝の駒ヶ根市の企業に技術研修に来ているベトナム人男性らのチームの対戦となり、2対0でベトナム人男性らのチームが前回大会に続き二連覇しました。
伊那商工会議所青年部では、市民の要望も鑑み、今後の大会開催を検討していきたいとしています。
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自転車観光でサイクルスタンド作り
マウンテンバイクを立てたまま停めることができるサイクルスタンドを作るイベントが10日、箕輪町の箕輪町文化センターで開かれました。
このイベントは観光地が点在する辰野町、箕輪町、南箕輪村を
自転車でつなぎ広域的な観光づくりを目指している上伊那北部観光連絡協議会が開いたもので、地域住民25人が参加しました。
講師を務めたのは辰野町在住の自転車冒険家で地域おこし型サイクリングガイド団体代表の小口良平さんです
参加者は小口さんの指導で木材を組み立てたりロゴマークを付けたりしてサイクルスタンドを作っていました。
マウンテンバイクやロードバイクは軽量化を図るため自転車を立てるスタンドがついていないのが標準でサイクリストが集まる観光施設や飲食店ではサイクルスタンドが必要になるということです。
観光地点を自転車でつなぎ広域的な観光地づくりを目指している
上伊那北部観光連絡協議会ではその第一歩としてサイクルスタンドづくりを計画しました。
上伊那北部観光連絡協議会では今年30基ほどのサイクルスタンドを作り観光施設などに順次設置していくことにしています。
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みのわ祭り 踊りで熱気
第31回みのわ祭りが28日行われ、松島仲町の商店街は多くの参加者でにぎわいました。
みのわ祭りは、台風の影響で27日から1日延期となり、28日開催されました。
町民おどりには12連780人が参加し、箕輪ワクワクソングと箕輪天竜音頭を踊りました。
参加したすべての連を対象にした踊りコンテストでは、箕輪東小どんぐり学年が最優秀賞に選ばれました。
花火大会では、みのわ天竜公園で手筒花火が披露されました。
打ち上げ花火はおよそ900発が打ち上げられ、訪れた人たちが楽しんでいました。
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上伊那滞在型観光へ 地域の魅力視察
官民一体で上伊那の観光の推進を行う「長野県伊那谷観光局」は、滞在プログラムの開発と商品化を目指し25日伊那市内で現地視察を行いました。
この日は滞在プログラムのワーキンググループのメンバーおよそ20人が天竜川を訪れ、ザザムシ漁の見学と体験をしました。
45年漁を続けている伊那市中央の中村昭彦さんに教わりながら、川に入り体験をしていました。
ザザムシ漁の漁期は冬場ですが、この日は特別に夏の天竜川で体験をしました。
川底の石をクワで返すと四つ手網にはわずかですが、トビゲラやヘビトンボが入っていました。
中村さんは「全国でもザザムシといった水生昆虫の食文化があるのは上伊那だけ。好奇心旺盛な外国人にはむいているかもしれません」と話していました。
漁の後は、中村さんが用意したザザムシの佃煮を試食しました。
あるメンバーは「網にかかったザザムシを見たのは初めてで、驚きました。
食べてみると珍味で、上伊那の地酒と合わせて売り出してみたいです。」と話していました。
長野県伊那谷観光局では10月に大阪府で開かれるインバウンドのイベントで観光商品の発表を予定しています。
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台風の影響でみのわ祭り順延
27日に予定されていたみのわ祭りは、台風6号の影響で28日に順延されました。
台風は午後3時に熱帯低気圧となりましたが、長野県南部では27日の夜から28日の朝にかけ大雨となる予報で、長野地方気象台では注意を呼び掛けています。
箕輪町中原にある鈴木明彦さんの果樹園です。
この果樹園では盆明けに収穫が始まる極早生の「シナノリップ」という品種を栽培していて、鈴木さんは雨や風の影響を心配していました。
長野地方気象台によりますと、 27日の夜遅くから28日の未明にかけて、南部の多いところで1時間に30ミリ以上の激しい雨が降ると予想していて、土砂災害や河川の増水に注意を呼び掛けています。
なお、27日開催が予定されていたみのわ祭りは28日に順延となりました。
実行委員会では27日午前6時30分の時点で、台風による大雨が予想されるとして、順延としました。
28日は午後1時から開幕式が行われ、午後4時から町民おどりが予定されています。
伊那ケーブルテレビでは、28日午後4時から祭りの様子をご覧のチャンネルで生中継します。
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プレミアム金曜 伊那市で飲み歩きイベント
月末の金曜日を楽しむプレミアムフライデーに合わせて、伊那市で、「COME ON いな人のみ屋さん」と題したイベントが、26日夜から27日にかけて行われました。
飲み歩きイベントには、市内の177店舗が参加し、特別メニューや割引メニューを用意しました。
セントラルパークではオープニングセレモニーが行われ、イベントを主催した伊那商工会議所地域資源活用委員会の飯島 松一委員長が、乾杯の発声をしました。
たくさんの店を巡り、新たな発見をしてもらおうと伊那商工会議所が初めて企画し、3年前から準備を進めてきました。
持ち歩くとサービスが受けられる500円の冊子は、およそ5000部売れたということです。
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自動配車タクシー西春近地区で
伊那市の白鳥孝市長は、人口知能AIが最適な配車やルートを示すドアツードア乗合タクシーの実証実験を今年度、西春近地区で行う考えを示しました。
24日は市役所で定例記者会見が開かれました。
実証実験は、今年3月に伊那市高遠町と長谷の一部で行われました。
ドアツードア乗合タクシーは、AI自動配車システムが搭載されていてAIがリアルタイムで効率的な走行ルートを決め、車内のタブレット端末を通じてドライバーに指示を出します。
伊那市では、2021年度の実用化を目指していて、今年度は西春近地区で実証実験を行う予定です。