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「病児保育室 あるぷす」完成
伊那中央行政組合が伊那中央病院の敷地内に建設を進めていた、風邪などで保育園に預けられない子どもを一時的に預けることができる病児・病後児保育施設が完成 7日は関係者らが招かれ、内覧会が開かれました。 施設は、伊那中央病院の西側の敷地内にあります。 愛称は「病児保育室 あるぷす」です。 病児・病後児保育は、子どもが風邪などで保育園に預けられない場合に、一時的に子どもを預かります。 定員は6人で、伊那市・箕輪町・南箕輪村の1歳から小学6年生までの子どもが利用できます。 木造平屋建てで、床面積はおよそ100平方メートル、保育室が2部屋のほか感染症の子どもを隔離する観察室があり、トイレは3か所あります。 事業費はおよそ2千5百万円で、国と県の補助金を活用しています。 運営は伊那中央病院が行い、看護師が常駐します。 上伊那には、駒ヶ根市と箕輪町の2か所に病児・病後児保育施設がありますが、ニーズが高まっていることから伊那中央行政組合が建設しました。 病児保育室あるぷすは9日から利用できます。 利用料は保育園と子ども園の園児は無料、小学生などは1日3,000円です。
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結核について理解深める
福祉関係者や病院職員が結核について理解を深める研修会が25日伊那市の保健センターで開かれました。 研修会では、まつもと医療センター中信松本病院の鈴木敏郎医師が結核の症状やその対応などについて話をしました。 鈴木医師は「日本では1日に56人が感染し6人の死者が出ていることから決して過去の病気ではない」と話していました。 また結核を疑われる患者がいたらまずレントゲンをとり異常があるかどうかを確認するよう呼びかけていました。 鈴木医師は「結核患者は貧困や孤立など社会的問題を抱えているケースが多いとして福祉関係者などの支援者が正しい知識を身につけることが大切だと話していました。 研修会は伊那保健福祉事務所が開いたもので会場には約80人が集まり話を聞きました。
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ゆめわーく 地域住民を招き利用者と新年の茶会
伊那市御園で障がい者の就労支援を行っている多機能型事業所ゆめわーくは、地域の人を招いて新年のお茶会を24日に開きました。 ゆめわーくは去年4月に山寺の福祉まちづくりセンターから御園に移転したため、この場所で新年のお茶会を開くのは今回が初めてです。 この日は御園の住民や施設の掃除などを行っているボランティアグループ、御園あじさいの会のメンバーなどを招きました。 煎茶道方円流の日影教室のメンバーが、無病息災を願って飲む「大福茶」を入れました。 湯飲みに結び昆布と小梅をいれほうじ番茶を注ぎます。 一人一人に菓子とお茶が用意され、利用者らが味わっていました。 ゆめわーくでは、「利用者が外に散歩に出たりして顔を合わせる機会もあるので地域の人たちと交流を深めていきたい」と話していました。
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ゴールボール日本代表 安達さん講演
視覚障害者向けの団体スポーツゴールボールの日本代表選手でロンドンパラリンピック金メダリストの安達阿記子さんの講演会が、28日に箕輪町文化センターで開かれました。 福岡県出身の安達さんは、14歳の時に目の病気で右目が見えにくくなり、19歳で両目共に不自由になりました。 ゴールボールとの出会いは、23歳の時でした。 ゴールボールは、1チーム3人の団体競技で、鈴が入ったバスケットボールほどの大きさの球を転がして相手のゴールに入れるものです。 初めて出場した平成20年の北京パラリンピックでは8チーム中7位に終わりましたが、平成24年のロンドンパラリンピックでは、金メダルを獲得しました。 講演で安達さんは、競技を始めた当時のことについて「簡単にできると思っていたが、やってみると動くこともできなかった」と話しました。 講演会では、参加者がゴールボールを体験しました。 ある女性は、「音だけが頼りなので、鈴の音が近づいてくるとドキドキしました」と話していました。 講演会は、町教育委員会と町人権尊重のまちづくり審議会が開いたもので、およそ150人が安達さんの話に耳を傾けていました。
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寄付マルシェのシンボルマークとキャッチコピー表彰式
賛同する企業から買い物をすると赤い羽根共同募金に寄付される仕組み「伊那市寄付マルシェ」を盛り上げようと、伊那市社会福祉協議会が募集していたシンボルマークとキャッチコピーが決定し、28日表彰式が行われました。 シンボルマークには、敬愛幼稚園年長の熊澤 眞秀(まほ)さんの作品が最優秀賞に選ばれました。 虹とハートが書かれた作品で、色合いや親しみやすさが評価されました。 キャッチコピーには、伊那北小学校4年生の馬場(ばば) 大和(ひろかず)君の作品が最優秀賞に選ばれました。 作品は、「わたしたちのまちやさしいな」で、シンプルで伊那らしさが出ている点が評価されました。 表彰式では、優秀賞や佳作の入賞者も表彰されました。 シンボルマークとキャッチコピーは、伊那市寄付マルシェをさらに盛り上げていこうと、伊那市在住・在学の園児から大学生までを対象に作品を募集していました。 シンボルマークには57点、キャチコピーには30点の応募がありました。 シンボルマークとキャッチコピーは、今後寄付付き商品のPRに役立てられます。
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箕輪町で上伊那ブロックボランティア交流研究集会
上伊那のボランティア団体や福祉関係者が集まり情報交換や研修を行う、上伊那ブロックボランティア交流研究集会が箕輪町文化センターで27日に開かれました。 午前の部では、伊那市出身でNPO法人日本ボランティアコーディネーター協会代表の唐木理恵子さんが講演しました。 最初にボランティアだと思う事に丸を付けるミニワークを行いました。大雪が降ったので隣の高齢者宅の雪かきをしてあげた、駅で迷っている視覚障害者を出口まで案内した、息子のサッカーチームに頼まれてコーチをしているなど、10の事例が紹介され、参加者が丸をつけました。 唐木さんは、例としてあげたものは全てボランティアである事を説明し、「組織に所属していなかったり正式にお願いされていなくても、何か問題や課題を見つけて行動する事は全てボランティアです。気づいた事があればひと声かけて一歩を踏み出す事が大切です」と話していました。 このほか、箕輪町の元保健補導員でつくる「劇団メタボ」が寸劇を披露しました。 災害時の避難所を舞台に一人の主婦が被災者の悩み相談に応じる活動を続け全体の雰囲気がよくなっていくというストーリーです。 交流研究集会は、上伊那8市町村の社協などが開いたもので、会場には約300人が集まりました。
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高校生が高遠城址公園の危険か所などを報告
伊那市高遠町の高遠高校福祉コースの2年生は、高遠城址公園を訪れる高齢者や障害者のために段差や危険か所位置などを示したマップを制作しています。 26日は、これまでの調査結果を伊那市の職員に報告しました。 26日は、福祉コースの宮川拓己さんと小沢菜々さんが高遠町総合支所を訪れ、有賀明広総合支所長らに調査結果をもとに改良が必要な場所を報告しました。 生徒たちは、高遠城址公園を訪れるお年寄りや障害者に安心して桜を楽しんでもらえるよう福祉マップを制作しています。 去年の春から秋にかけ、弱視ゴーグルや車いすを使って園内を調査してきました。 生徒は「大型バス専用駐車場は舗装をしていないので、車いすでの通行が難しい」「本丸付近では段差が見えにくい場所にあるので注意が必要だ」などと報告していました。 有賀総合支所長は「高遠城址公園は国の史跡に指定されていて、修繕が難しい。そういった場所はボランティアとして関わっていただければありがたい」と話していました。 福祉マップは来年度中の完成を目指すということです。
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ねんりんピック入賞者表彰
2017年12月駒ケ根市で開かれた信州ねんりんピックの「長野県高齢者作品展」で、上伊那からは17人が入賞しました。 26日は伊那市の伊那合同庁舎で賞状授与式が行われました。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内では5人が入賞しました。 彫刻の部では、伊那市の宮脇智明さんが長野県知事賞を受賞しました。 手工芸の部では伊那市の保科文夫さんが長野県長寿社会開発センター理事長賞、南箕輪村の堀喜夫さんが長野県共同募金会会長賞、伊那市の野澤伊代子さんが奨励賞を受賞しました。 写真の部では伊那市の鹿野茂子さんが奨励賞を受賞しました。 彫刻の部で長野県知事賞を受賞した宮脇さんは、「今回の受賞を励みに、気合を入れてこれからも彫り続けたいです」と話していました。 信州ねんりんピックの高齢者作品展には、全県から257点の作品が出展されました。
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伊那市寄付マルシェプロジェクトに十字屋リース
企業が、赤い羽根共同募金への寄付金付きの商品やサービスを販売する「伊那市寄付マルシェプロジェクト」。 新たに伊那市荒井で介護用品の販売やリースなどを行う十字屋リース株式会社南信営業所が加わり11日、市内で調印式が行われました。 11日は十字屋リースの上嶋徳久常務と、伊那市共同募金会の伊藤隆副会長がパートナーシップを結ぶ覚書に調印し協定を取り交わしました。 十字屋リースは松本市に本社を置き、伊那市荒井に南信営業所があります。 介護用品の販売やリースなどを行っていて、4月1日以降、伊那市内の新規契約1件につき100円を寄付する事にしています。 上嶋常務は「人と人とのつながりを大切に、少しでも力になれたらうれしいです」と話していました。 伊藤副会長は「多くの企業の皆さんに協力頂き、地域福祉の充実を図っていきたい」と話していました。 このプロジェクトは2016年に始まりました。 これまでに11事業所が賛同していて、今年度の寄付金は11日現在、5210円となっています。
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子どもの自立支援について市長と懇談
不登校や引きこもりの子どもの自立支援に取り組むNPO法人「子ども・若者サポートはみんぐ」は、白鳥孝伊那市長と12日懇談しました。 12日は伊那市のコミュニティカフェ・セジュールで「市長と語りた伊那」が開かれ、はみんぐのスタッフ12人が自立支援について市長と懇談しました。 NPO法人こども・若者サポートはみんぐは、広域通信制のさくら国際高校の伊那学習センターや、セジュールの運営を行っています。 伊那学習センターには現在31人の生徒が在籍しています。 上田市にある本校へのスクーリングが必要で、その負担軽減や生徒に合わせた独自のカリキュラムを組めるようにしようと、はみんぐは伊那学習センターのキャンパス化を目指しています。 スタッフは、「子どもたちがいつでも集まれる場所が必要」「ボランティアの人材バンクのようなものがあるとよい」などと要望していました。 白鳥市長は、「人材の確保については、市民大学の卒業生に協力を呼び掛けられるのではないか」と答えていました。
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西箕輪診療所が開所 診察始まる
伊那市西箕輪に完成した西箕輪診療所が開所し診察が5日から始まりました。 5日は井上憲昭所長らがテープカットで開所を祝いました。 西箕輪診療所は伊那市とJA上伊那が建設を支援しJA長野厚生連が運営します。 これまでの伊那市国保西箕輪診療所にかわり造られたもので内科や小児科など7つの診療科があります。 西箕輪診療所は一般的な病気の治療のほか通いながらリハビリテーションを行うための機器が備えられています。 ほかにはCT検査やX線撮影などができる医療機器も完備されています。 診察は月曜日から金曜日と第一第三土曜日の午前中で整形外科と日帰り人間ドックは4月からとなっています。
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西箕輪診療所閉所式
伊那市西箕輪の医療を69年間支えてきた西箕輪診療所の閉所式が28日行われ、その長い歴史に幕を下ろしました。 伊那市国保西箕輪診療所は、昭和23年に当時の西箕輪村が診療を開始し、これまでに、13人の医師が携わりました。 平成25年からは2人の医師が交代で診療にあたってきました。 JA長野厚生連が運営する新しい西箕輪診療所がこのほど完成したことを受け、伊那市営の診療所は閉所することになりました。 5年間診療に携わった石田 正夫医師は、「無事に勤めを果たすことができた。西箕輪の皆さんの健康と幸福を祈りたい」 10年間携わった鈴木 貴民医師は「尊敬する前任の医師の思いをつぶしてはならないと思いやってきた。新しい診療所ができたことはありがたくうれしい」と話していました。 白鳥孝伊那市長は、「地域の方々、医師・スタッフの皆さんに支えられて続けることができた。新しい診療所にいい意味でバトンタッチできた」と感謝していました。
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サンタ姿で交通安全呼びかけ
伊那市東春近交通安全協会の会員は23日、サンタクロースの衣装で交通安全を呼びかけました。 この日は、午後4時から地区内の交差点で「サンタが交通安全をプレゼント作戦」と銘打って、信号待ちの車にチラシや夜光反射材などを手渡しました。 これは、年末の交通安全運動にあわせ、夕暮れ時の事故防止を呼び掛けようと初めて行われました。 アイデアを出したのは会長の原雄一さんです。 原さんは、「この時期ならではの恰好で安協活動に少しでも理解をしてもらい、交通安全へ意識を高めてもらいたいです」と話していました。
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西箕輪診療所 竣工式
伊那市の西箕輪公民館の跡地に建設が進められていた西箕輪診療所が完成しました。 西箕輪公民館跡地に建設された西箕輪診療所です。 鉄骨造の平屋建てで、延床面積はおよそ780平方メートルです。 JA長野厚生連が建設と運営を行い、常勤1人、非常勤7人の医師が診療にあたります。 診療科目は、内科や神経内科、消化器内科、小児科、泌尿器科、リハビリテーション科の6つで、診察は月曜日から金曜日と第一・第三土曜日です。 総事業費は4億円で、伊那市が半分の2億円を補助した他、当面の間、土地を無償提供します。 22日は、診療所の関係者や市、地域住民など70人が完成を祝いました。 JA長野厚生連の社浦康三理事長は、「地域の人達が安心して健康で暮らせられるよう、医療サービスを提供していきたいです」と話していました。 新しい西箕輪診療所は、来年1月5日に開所します。 4月からは整形外科の診療と日帰り人間ドックを始める予定です。
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蜜ろうでつくった来年の干支「戌」の置物を寄贈
伊那市御園の小松養蜂園は、来年の干支「戌」をモチーフにした蜜ろうの置物を19日、障がい者社会就労センターの利用者に贈りました。 この日は、小松養蜂園の小松実治さんが福祉まちづくりセンターを訪れ、蜜ろうの置物を手渡しました。 伊那市社協の多機能型事業所「ゆめわーく」で養蜂園の巣箱の組み立てを行っていることが縁で、10年以上前から置物をプレゼントしています。 型に蜜ろうとクレヨンを溶かし入れて、形が崩れないように冷やして固められています。 今年はおよそ250個を作り、このうちの120個を伊那市社協の3つの施設に40個ずつ贈りました。 利用者は、「毎年楽しみにしています。かわいい形で飾りたい。」と話していました。 この後、小松さんとゆめわーくの利用者が伊那市役所や伊那合同庁舎を訪れ、蜜ろうの置物を届けたということです。
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災害ボランティアセンター開設運営訓練
大規模災害時にボランティアの拠点となる災害ボランティアセンターの開設・運営訓練が箕輪町の地域交流センターで17日、行われました。 訓練は、大規模災害時に被災者のニーズに合わせたボランティア活動を円滑に行えるよう、箕輪町社会福祉協議会などが開いたものです。 訓練には、町社協の職員や住民あわせて60人が参加し受け入れから現地派遣までの流れを確認しました。 震度6弱の地震が発生したことを想定し、町社協が今年4月につくった設置・運営マニュアルをもとに行われました。 地震発生から3日後に災害ボランティアセンターを開設したとの想定で、参加者は、運営側とボランティア側に分かれ訓練を行いました。 受付を済ませたボランティア役は、物資の調達、屋外や屋内の片付けなど被災者の困っていることが張り出された表を見て、出来そうだと思うところに名前を張りました。 その後、グループを作り注意事項や地図で場所などを聞いて、必要な資器材のイラストが書かれたカードを持って現場へ出かけていきました。 運営側は、寄せられた困りごとを聞いてまとめていました。 箕輪町社会福祉協議会では、訓練で出された意見をマニュアルに盛り込んでいきたいとしています。
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男と女ネットワーク協議会 古布を寄付
伊那市男(ひと)と女(ひと)ネットワーク協議会では、ボランティア活動の一環として会員などから集めた古布を15日、伊那市社会福祉協議会に寄付しました。 15日は、ネットワークを構成する6団体の代表などが、集めた古布を伊那市社会福祉協議会の伊藤隆会長に手渡しました。 古布の寄付は12年前から毎年行われています。 各団体が会員に声をかけ、タオルやシーツなど木綿の布およそ58キロが集まりました。 古布は、市社協が運営する高齢者福祉施設に届けられ、介護に役立てられています。 伊藤会長は、「利用者が安心して暮らせる環境を作っていただいている。 大事に使わせていただきたい」と話していました。
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柿木邦夫さん 厚生労働大臣表彰を受賞
長年に渡り老人クラブの発展に尽力したとして、伊那市高遠町東高遠の柿木邦夫さんが、厚生労働大臣表彰を受賞しました。 12日は、柿木さんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞の報告をしました。 元中学校の教師だった柿木さんは、平成8年から4年間、東高遠地区高齢者クラブの副会長を務めました。 その後会員の高齢化が進み休会となりましたが、地区の高齢者に呼びかけ、平成17年に会長としてクラブを復活させました。 平成19年からは東高遠地区社協を設立し会長となったほか、平成20年から現在までは、伊那市高齢者クラブ連合会の副会長を務めています。 今回は、長年に渡り老人クラブの発展に尽力したとして、厚生労働大臣表彰を受けました。 柿木さんは、「楽しくやることをモットーにやってきた中で、相談相手になったり心が打ち解けられる交流を心掛けてきた。」と話していました。 県内で表彰を受けたのは、柿木さんのみとなっています。
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大規模災害時の医療の連携を確認する訓練
上伊那医師会や市町村などで組織する上伊那地域包括医療協議会は、大規模災害時の医療の連携を確認する訓練を10日、伊那市の上伊那広域消防本部で行いました。 訓練は、伊那谷断層帯を震源とする震度6強の地震が発生したとの想定で行われました。 協議会のマニュアルでは、震度6弱以上の地震が発生した場合、広域消防本部に上伊那医師会長を本部長とする上伊那地域災害医療本部を設置することになっています。 消防や病院、市町村ごとに分かれて、ホワイトボード上で負傷者を現場から病院まで搬送する流れを確認する机上訓練を行いました。 現場にいる消防隊員は、負傷者のけがの重症度を色で分けるトリアージを行います。 重症度が高い「赤色」にわけられた患者は、伊那中央病院に搬送されます。 協議会は、上伊那医師会や上伊那歯科医師会、市町村、医療機関などで組織します。 昨年度マニュアルの見直しを行い、今回はこれまでより人数を増やして訓練を行いました。 協議会では今後、消防との密接な連携が重要になるということで、合同の訓練を実施していきたいとしています。
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障害者施設の利用者の作品並ぶ 「第3回ぽかぽかアート展」
南信地域8つの障害者施設の利用者が制作した作品が並ぶ「第3回ぽかぽかアート展」が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。 会場には、絵画や手芸、書道などおよそ110点が並んでいます。 ぽかぽかアート展は、個性豊かな表現方法を感じてもらおうと開かれていて、今年で3回目です。 会場では、9月に安曇野市で開かれた長野県障がい者文化芸術祭で入賞した作品も展示されています。 こちらは、伊那市の田中賀代さんが制作したパッチワークキルト作品で、手工芸部門で最優秀賞を受賞しました。 大好きだというパイナップルを題材に、8か月間かけて制作したということです。
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買い物支援地域づくり考える
高齢者を中心とする買い物弱者の支援について考えるネットワークの今年度の会合が昨夜、伊那市役所で開かれました。 29日夜は、市内全域から、区長や民生委員、地域社協の関係者など90人ほどが参加しました。 会合では3つの分科会に分かれて話し合いが行われました。 買い物ニーズについて検討した分科会では、自分で品物を見て買い物を楽しみたいお年寄りが多いとの声が上がっていました。 また、民間事業者が参加してノウハウを学ぶ分科会では、早期退職し来月から長谷地域を中心に移動スーパーを始める中山(なかやま)勝司(かつし)さんが話題を提供しました。 事業を始めるにあたり、長谷地域の600戸を回り、うち100戸が登録を希望したということです。 中山さんは、「長谷地域は家と家が離れていて移動距離が長い。できれば高遠町の困っている地域も回りたかったが需要が多くて対応しきれない」と話していました。 コーディネーターを務めた流通経済研究所の折笠 俊輔さんは「高遠長谷は移動販売を求め、竜西地区は、買い物には行けるが荷物が重くて自宅まで運べないという声がある。地域ごとニーズが異なるので、様々な支援を展開できるとよい。」と話していました。 買い物支援地域づくりネットワークは、伊那市社会福祉協議会が呼びかけ、関係者が連携し、具体的な方法論を考えニーズを整理しようと、平成27年度に発足しました。 当初は、課題を抱える地域の関係者が集まり開かれていましたが、今回は、市内全域から参加者を募りました。
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県の手話講座 伊那市で今年度最後の講座
手話を身近に感じてもらい聴覚障がいへの理解を深めてもらおうと県が開いている手話講座の今年度最後の講座が、伊那市福祉まちづくりセンターで25日に開かれました。 講師は上伊那聴覚障害者協会会長で箕輪町沢の江口功さんがつとめ、簡単な会話や挨拶を学びました。 講座は、去年3月に長野県手話言語条例が施行された事から県内10圏域ごとに開かれていて今年で2年目になります。 今年度は8月から同じ内容の講座が4回開かれました。この日参加した2人を含め上伊那地域では50人が受講し、福祉関係の仕事に進みたい高校生や生涯学習として学びたいというシニア世代などが参加したという事です。 県では「手話も言語のひとつとしてより多くの人に身近に感じてもらいたい」と話していました。
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就労支援でしめ飾りづくり
師走を前に伊那地域でも正月飾りづくりが各地で始まっています。 伊那市の生協総合ケアセンターいなでは、通所する障害者手づくりのしめ飾りづくりが進められています。 生協総合ケアセンターいなの中にある生活リハビリサポートいなでは、開所した平成26年から毎年、この時期になるとしめ飾りを通所者が作っています。 きれいなワラを選別して数十本にまとめ、ボランティアや職員が縄にしていきます。 つくられた縄から出た余分なところをハサミで切って、整えていきます。 今年は250個のしめ飾りをつくる予定で、縄は1000本必要になります。 この他、しめ飾りにつけられる装飾品も、ほとんどが手作りです。 ある男性は「買ってくれる人の幸せを考えながらつくっている。とてもやりがいを感じる」と話していました。 生活リハビリサポートいなは、トレーニングをしながら達成感を感じ、就職や自立につなげてもらおうと活動しています。 通所者の多くは脳卒中などの後遺症で身体がうまく動かせないなどの症状を持った人です。 中村賢二所長は「少しずつ廃れていく地域の文化や伝統工芸など、そういったものを作業に取り入れて、この施設で残していけるようなそんな社会貢献をしていきたい。みなさんにもそれを感じながら作業をしてもらえたらうれしい」と話していました。 しめ飾りはひとつ1,250円で、上伊那医療生協の広報誌11月号についている注文用紙で予約できるほか、飯島町の道の駅田切の里でも購入できるということです。 作業は12月中旬まで続くということです。
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お買い物サロンに移動販売車登場 食料品を販売
高齢者などの買い物弱者対策として衣類や日用品などが購入できる「お買い物サロン」が16日、伊那市高遠町藤沢の荒町公民館で開かれ、初めて移動販売車での食料品の販売が行われました。 今回初めて食料品の販売を行った移動スーパー「とくし丸」です。 肉や野菜、パン、惣菜などが並びます。 株式会社ニシザワが陳列棚のついた軽トラックを購入し、長谷の銭屋商店と連携して運営します。 買い物弱者対策として来月1日から本格的に運行する予定で、今回のサロンでは食料品の販売を行ってほしいとの声があり実現しました。 藤沢区には1日現在で796人が暮らしていて、そのうち65歳以上の高齢者が占める割合は47.6%だということです。 区内で食料品を販売している店舗は1店舗しかなく、買い物弱者が多い地域だということです。 室内では、日用品や衣類の販売、お茶飲みサロンが開かれ賑わっていました。 とくし丸の本格的な運行は来月1日からで、長谷地域と高遠町の一部の地域を週2回まわる予定です。
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らくがきなくし隊箕輪町でボランティア
上伊那塗装広告事業協同組合は、11月16日のいい色塗装の日に合わせて、箕輪町松島の高架橋に書かれた落書きを消すボランティアを行いました。 落書きは、箕輪町松島の国道153号バイパスの高架橋に書かれていました。 ボランティアを行ったのは、上伊那塗装広告事業協同組合です。 辰野町から中川村までの塗装・広告事業者でつくる組織で、今日は11社のうち7人が参加しました。 コンクリートの色に近づけたペンキを塗って落書きを消していました。 組合は、10年以上前から毎年、11月16日のいい色塗装の日に合わせて、このボランティアを行っています。 組合が見回りを行い、落書きのあった市町村で活動しています。 組合によると、数年前までは落書きが多かったということですが、活動の成果もあって、近年は少なくなったということです。
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市民後見人養成講座 開講
認知症や知的障害などで判断能力が低下した人に代わって財産管理や契約行為などを第三者が行う市民後見人の養成講座が、、15日に開講しました。 伊那市社会福祉協議会の上伊那成年後見センターが開いている講座で今年度は5人から受講の申し込みがありました。 初日は5つの講義が行われ伊那市役所社会福祉課の小松真樹さんが講師をつとめました。 認知症や知的障害などで判断能力が低下した本人に代わって金銭の支払いや契約などを行う制度を成年後見制度といいます。 市社協では、家庭裁判所から引き受けた64人について後見業務を行なっていますが、担当職員の事務量の増加などから一般市民にもその役割を担ってもらおうと市民後見人の育成を行っています。 小松さんは、「成年後見制度の申し立ては制度を必要としている本人または家族が行いますが、申し立てをする家族がいないため市町村長が代わって申し立てをするケースが増加傾向にある」と話していました。 講座は来月まで全6回開かれる予定です。 修了後は、社協の臨時職員として1年間成年後見業務を行ない、その後裁判所の選任を受けて市民後見人となります。
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南箕輪村 福祉移送サービス拡充へ
南箕輪村は、現在70歳以上を対象に行っている福祉移送サービスについて、利用回数を増やし運行時間も延長する計画です。 13日村役場で開かれた村議会全員協議会で報告されました。 福祉移送サービスは、70歳以上の高齢者を対象に、自宅からスーパーや福祉施設・医療機関などへの移送を行うものです。 今回報告された内容によりますと、これまで1か月に2回までだった利用回数を3回までに増やすとともに、運行時間は午前9時から午後4時30分までだったものを、30分延長し午後5時までとします。 これは来年1月から予定されています。 福祉移送サービスは、村内で151人の登録があり、今年度前半での利用は103人、利用率は68%となっています。 唐木一直村長は「バスと組み合わせて交通弱者の足の確保を強化していく必要がある」と話していました。
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子どもの人権考える夕食会
伊那市で安価で食事を提供している「はぐくみ食堂」のおにぎりや味噌汁を味わいながら子どもの人権について考える夕食会が10日伊那市の伊那公民館で開かれました。 夕食会は来月茅野市で行われる、子どもの人権条約フォーラム実行委員会の南信事務局がその活動を広く知ってもらおうと開いたものです。 食事は伊那市荒井のコミュニティカフェセジュールが行っている「はぐくみ食堂」から提供されました。 「はぐくみ食堂」は誰もが共に食事を楽しむ場を作ろうと今年5月から始まり高校生以下は100円で提供されています。 月に一度のペースで行われ地元の農家から譲り受けた米や野菜なども食材に使われているということです。 会場には子どもサポートの団体や地域の親子が集まり子どもの支援のあり方などについて意見を交わしていました。 子どもの権利条約フォーラムは健康や学び、遊びなどが奪われない地域づくりを考えようと開催されます。 フォーラムは来月2日と3日に茅野市で開かれ子どもの権利を守る活動を行っている団体や自治体が全国から集まり協力と連携を進めていくということです。
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箕輪町の高齢者福祉施設が合同音楽会
箕輪町内にある高齢者福祉施設の合同音楽会が8日に町文化センターで開かれ、それぞれの施設で練習してきた歌を利用者が発表しました。 町内の6つの施設から約140人が参加し、施設ごとに発表しました。 このうち、三日町にあるゆとり荘は、職場体験に訪れている箕輪進修高校の1年生4人と一緒に歌いました。 このほか、大正琴の伴奏に合わせて歌ったり、曲に合わせて体を動かしたりと工夫を凝らした演奏が披露されました。 途中、松島保育園の年長園児が訪れ、体操を発表しました。 音楽会は、2年に一度開かれているもので、今年で3回目になります。 主催した箕輪町高齢者福祉事業所連絡会では「それぞれの施設の歌を聴いたり取り組みを知る事で、利用者の生きがいに繋がればうれしいです」と話していました。
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女性目線の防災考える
男女共同参画の視点で防災について考えるワークショップが5日、伊那市役所で開かれ、災害時に不安に感じることについて参加者全員で考えました。 長野市を拠点に活動するフリージャーナリストの内山二郎さんが講師を務めました。 「旗揚げアンケート方式ワークショップ」と題して、内山さんの質問に対し、参加者が5つに色分けされた選択肢の紙を上げて答えながら、それぞれが感じる意見を出し合いました。 「災害避難所の生活を想像したとき不安に感じることはなんですか」との問いに対して(選択肢は 赤:プライバシーの確保、青:トイレやシャワー・入浴などの衛生に関すること、黄:スムーズな避難所の運営、緑:情報不足、白:その他)、男性は「スムーズな避難所運営」が最も多く全体の33.3%、女性は「トイレやシャワー・入浴などの衛生に関すること」が最も多く44.1%でした。 参加者はそれぞれに自分が感じていることを話していました。 青の「衛生に関すること」をあげた女性は「生きる中で一番重要なことなので選びました」と理由を説明していました。 また、赤の「プライバシーの確保」を選んだ男性は「リラックスできる時間がなくなることがストレスが大きくなる原因だと考え選んだ」と説明していました。 内山さんは「多くの地域に行って話しを聞くが、いざという時にプライバシーはない。一緒に避難所生活をする可能性がある人と、普段から理解を深められているかどうかが重要だと感じている」と話していました。 ワークショップは、「男女共同参画社会を目指す伊那市民のつどい」の一環で行われました。 災害が増えていることから、男女共同参画の視点に立った防災について考えてもらおうと伊那市が企画しました。 伊那市人権男女共同参画推進係の北原静香係長は「女性の視点に立って防災について考えるということが注目されている。きょうの話し合いの内容を持ち帰ってもらい、それぞれの立場で広めていってほしい」と話していました。 この他、会場の外では女性ファッション雑誌が、女性のための防災について取り上げた特集のパネル展示なども行われました。