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「南箕輪村介護保険事業所連絡会」発足
南箕輪村内にある、高齢者や障害者の介護施設で組織する、介護保険事業所連絡会が発足しました。
3日は、役場で初回の連絡会が開かれ、村内の介護施設や介護用品を販売する10の事業所の関係者が出席しました。
南箕輪村の介護事業所の登録は、平成21年度は5事業所でしたが、今年度までに11事業所と増える中で、横の連携が必要だとして、今回会が発足しました。
会の会長には、南箕輪村社会福祉協議会の吉沢光雄事務局長が選ばれました。
吉沢会長は「情報交換と信頼関係を築く場とし、事業者同士、協力して、村の福祉サービス向上につなげていきたい」と挨拶しました。
今後の会のあり方については、年4回程度、それぞれの事業所が抱える問題を共通の課題として勉強会や研修会などを開いていくことが確認されました。
また、出席者からは、「一般の人たちにも、福祉や介護に対し理解を深めてもらう為の、福祉まつりを開催してはどうか」や、「災害発生時には、福祉避難所となる施設もある。福祉避難所として何を備蓄しておくべきか、考える必要がある」などの意見も出されていました。 -
荒井区で街路樹の整備作業
伊那市荒井の男性が取り組んできたボランティアがきっかけとなり1日、区をあげての街路樹の整備作業が行われました。
区民およそ30人が参加し、荒井の青木町と元町で、街路樹の根元に砂利と玉石を入れる作業をしました。
この作業は、荒井の竹内荘一さん88歳が、個人で取り組んできたものです。
竹内さんは、ボランティアで伊那市駅周辺の掃除を23年ほど続けていて、今年3月からは街路樹の整備も行ってきました。
伊那合同庁舎前の道路をきれいにしたいと、自分でお金を出して砂利と玉石を購入し、交通量の少ない夜中の3時頃から明るくなるまで作業してきたといいます。
これを知った荒井区が、区で作業を行おうと今回、伊那市の環境美化運動に合わせて取り組みました。
荒井区では今後、街路樹の整備を区内の他の地区にも広めていきたいとしています。 -
南箕輪村の特別養護老人ホーム 10周年記念式典
平成12年の開所から10年をむかえた南箕輪村の特別養護老人ホームの10周年記念式典が28日に行われました。
式典では、地元大泉の御嶽山保存会が、祝いの席で踊る民謡を披露し華を添えました。
特別養護老人ホームを運営する上伊那福祉協会会長の平澤豊満箕輪町長は、「これからも家族や地域の期待に応え福祉サービスの向上に努めたい」、
原好子施設長は、「福祉に対するニーズはこの10年で質、量とも多様化してきた。利用者のみなさんが魅力ある生活が送れるよう力と心を合わせて取り組みたい」と挨拶しました。
特別養護老人ホーム南箕輪老人ホームは、平成12年に、上伊那福祉協会の8つ目の施設として開所しました。
協会で唯一認知症高齢者専用の施設となっていて、現在利用者は、定員いっぱいの54人、ショートステイは、19人が利用しています。 -
フィリピン研修旅行報告会
伊那のガールスカウト長野第26団は、7月に行なったフィリピン研修旅行の報告会を11日伊那市の伊那公民館で開きました。
「暮らしは貧しくても、笑顔が輝いていたのが印象的だった」
ガールスカウト長野第26団は、7月16日から18日までの3日間フィリピンを訪問し、ごみの山スモーキーマウンテンの現状も学びました。
昨年度、ガールスカウトは、「一緒になら極度の貧困と飢餓をなくせる」をテーマに全国で活動を展開。
第26団は、継続的にフィリピンケソン市のパヤタス地区を支援している吉澤文男さんの話を聞き、自分の目で現状を確かめようと今回フィリピンを訪問しました。
現地を訪れたのは、大学生1人、高校生3人、中学生5人のスカウトたちで、報告会では、交流会の様子や感じたことなどを発表していました。 -
被災地の手話通訳活動を聞く防災講演会
東日本大震災の被災地で活動した手話通訳者の話を聞く防災講演会が10日、箕輪町の地域交流センターで開かれました。
上伊那聴覚障害者協会など5団体が開いたもので、およそ50人が講演を聞きました。
講師は、松本保健福祉事務所の専任手話通訳者、山田良子さんです。
4月23日から27日までの5日間、宮城県名取市に派遣され、耳の不自由な人から体の具合や家の状況などの聞き取りをしました。
山田さんは、日頃近所付き合いをしていたのに、津波が来た時に声を掛けてもらえなかった人の話を紹介し、「一番の問題は情報が入ってこないこと。耳の不自由な人達が震災によって受けた心の傷は健常者より深い。心のケアが必要」と話しました。
また、避難所では、情報が入ってこない、プライバシーの問題などで生活できず、耳の不自由な人達が自宅や知り合いの家に移ってしまったことを話しました。
山田さんは、「この状況を考えてほしい。福祉避難所という言葉をよく聞くけれど、全ての障害者を満足させる施設である必要がある」と話していました。 -
上伊那生協病院が評価認定
箕輪町木下の上伊那生協病院は、日本医療機能評価機構から医療提供機能が適切に実施されているとして認定されました。
清水信明院長らが、8日病院で認定されたことを発表しました。
日本医療機能評価機構の認定制度は、所定の評価項目に沿って病院の活動状況を評価するもので、上伊那では、昭和伊南病院、伊那中央病院についで3病院目となります。
上伊那生協病院は、幹部のリーダーシップや組織運営など7つの領域で、385の項目について今年2月に審査を受け、6月に認定されました。
判定結果は、5段階の評価で、改善すべき項目はありませんでした。
清水信明院長は、「引き続き医療の質や安全性を高めていくことが大切」と話していました。
審査で特に評価が高かった項目は、職員間の情報の共有や療養病棟でのレクリエーションなどの活用で患者の日常生活の活性化を図っていること、きめ細かな患者指導でした。
一方、診療実績の統計分析については、今後の活用が望まれるとの評価で、病院では、カルテの監査などを行う診療情報管理士を一人設置しました。
病院では、「オープンして5年半の新しい病院なので、整備を継続し、さらに水準をあげていきたい」と話しています。 -
介護施設みなみみのわふれあいの里開所
社会福祉法人ふれあいが南箕輪村北原に建設した複合介護施設「みなみみのわふれあいの里」が1日、開所しました。
ふれあいの里は、地域密着型の施設で、主に南箕輪村在住の人を対象にしています。
特別養護老人ホーム、通所や宿泊、自宅訪問の介護サービスのほか、村外の人も利用できる高齢者専用賃貸住宅もあります。
建物は、鉄筋コンクリート造2階建て、延べ床面積およそ2700平方メートル。総事業費はおよそ7億3千万円です。
3つの事業それぞれのスペースに、利用者がくつろげる空間、キッチンがあり、個室やトイレ、風呂が整備されています。
みなみみのわふれあいの里では現在、利用申し込みを受け付けています。 -
スマート介護・福祉研究会設立へ
産学官連携によるスマート介護・福祉研究会の設立に向けた講演会が7日、駒ヶ根市の県看護大学で開かれました。
講演会は研究会設立に向け介護や福祉に関する理解を深めようと財団法人長野県テクノ財団伊那テクノバレー地域センターが開いたものです。
会場には介護や福祉に関する製品の製造を行っている企業のほか、行政、大学関係者など、およそ150人が集まりました。
講演会では伊那テクノバレーの向山孝一会長が研究会設立に向けて「新しい時代にふさわしい、介護のモデルをつくりたい。」とあいさつしました。
講演会では県看護大学の阿保順子学長が「認知症の人々の世界」と題して話をしました。
阿保学長は「超高齢化社会の中で予防によって認知症の人たちを増やさないようにしようという考えは理解できる。しかし大事なことは認知症の人がその地域で暮らせる環境をつくることだ。」と話していました。
ほかに東京理科大学の小林宏教授が介護など肉体労働の補助器具の開発について説明していました。
伊那テクノバレーでは研究者の技術開発を介護や福祉分野に生かすことで産業振興を図るとともに
高齢者やその家族が安心して暮らせる地域づくりにも貢献していきたいとしています。
また産学官の連携により企業と大学による介護機器の共同開発にもつなげたい考えです。
スマート介護・福祉研究会は、関連する様々な企業のほか、研究者また行政などに広く呼びかけをし
今年中に研究会を発足させ、来年から具体的な活動を行う予定です。 -
あさみちゆきコンサート実行委が義援金届ける
6日の伊那まつりに行われた、あさみちゆきコンサートの実行委員会が、コンサート会場で集めた東日本復興支援の義援金を30日、伊那市に届けました。
コンサート実行委員会代表の金澤幸宣さんが、伊那市の原武志保健福祉部長に義援金を渡しました。
義援金はコンサートの来場者に500円の寄付を募り、寄付した人には、あさみちゆきのオリジナル風鈴がプレゼントされました。
届けられた義援金は、風鈴の実費を除く全額、10万8089円です。
あさみちゆきコンサートは伊那まつりに合わせて行われ今年で5年目で、今回は伊那市に避難している東北の3家族を無料招待しました。
会場の伊那文化会館小ホールは、ほぼ満席の盛況だったということです。 -
福祉の祭り「第5回ふれあい広場」
福祉の祭り「第5回ふれあい広場」が28日、伊那市福祉まちづくりセンターで開かれました。
ふれあい広場は、世代や障害のあるなしに関係なく、祭りを通して福祉に親しみを持ってもらおうと伊那市社会福祉協議会が毎年開いているものです。
会場には、上伊那地域と東北地方の障害者施設の自主製品を販売する屋台や、点字などの福祉体験コーナーが設けられ、多くの人で賑わいました。
他に、会場に設置されたステージでは、ダンスや歌が披露されました。
このうち、うちわを使って風車を回し発電する「ふれあい発電所」のイベントでは、およそ80人の参加者が息を合わせて一斉にうちわを扇いでいました。
ふれあい広場の収益の一部は、長野県北部地震の被災地に義援金として送られるということです。 -
災害ボランティア出発
南箕輪村社会福祉協議会が呼び掛け集まった災害ボランティアが26日、岩手県大槌町に出発しました。
ボランティアとして被災地に行くのは、上伊那地域の住民7人と職員3人のあわせて10人です。
大槌町は、地震による津波と火災の被害が大きく、現在もがれきの撤去作業などが行われています。
参加者の1人は「少しでも被災地の人達の役に立てるようがんばりたい」と話していました。
ボランティアは、2泊3日の日程で、河川の清掃や店舗などの建物の片づけを手伝うということです。 -
被災地の子ども支援コンサート
南箕輪村・こども地球サミットの舞台制作業務を担当している辰野町のイベント会社「イマジー」は、東日本大震災にあった子供たちを支援するコンサートを11日、南箕輪村民センターで開きました。
「明日(あした)はきっとやってくる」と名付けられたコンサートには、元宝塚歌劇団の但馬(たじま)久美さんらが出演しました。
子ども地球サミット・キッズエコロジーコンサートは、今年8月に予定されていましたが、震災を受けて中止となりました。
主催するイマジーなどはキッズエコロジーコンサートに変わるものとして、被災地の子ども達を支援する目的でこのコンサートを開きました。
コンサートの中では、陸前高田市で被災し、母親をなくしたカメラマン、上田聡さんが撮影した被災地の様子などが上映されました。
東日本大震災からちょうど5ヶ月となる11日午後2時46分には、会場全員で黙祷しました。
イマジーでは、今後も、継続的に被災地支援の活動を行なっていきたいとしています。
また、県内の子ども達がレコーディングに参加した曲を10月上旬にインターネットで配信し、売上金の一部を支援金としたいとしています。 -
ふれあいバザールinアピタ伊那店
障害者施設の製品の販売会、ふれあいバザールinアピタ伊那店が12日、開かれました。
アピタ伊那店で開かれた販売会では、上伊那の障害者就労センター6施設で作った織物やお菓子などが並べられました。
ふれあいバザールは、障害者の作る製品と活動について多くの人に知ってもらおうと、長野県セルプセンター協議会が開いているものです。
協議会では、障害者の工賃アップなどを目的に、販売の機会の促進に努めています。
訪れた人達は、手にとって気に入った物を買い求めていました。
利用者が作った製品は、この他にも月に1回、伊那中央病院と伊那市福祉まちづくりセンターで販売しているということです。 -
宮城県女川町へ絵本611冊送る
南箕輪村社会福祉協議会は、東日本大震災の被災地、宮城県女川町に絵本611冊などを送ります。
25日は、南箕輪村の松寿荘で、物資の詰め込み作業が行われました。
今回の支援は、村内在住の高見利夫さんから、女川町での絵本を活用した復興活動に協力したいと村社協に申し出があり、行われました。
社協では、今月12日から、22日までに、募集を行い、絵本611冊、Tシャツ579枚、カラーボックス207個が集まりました。
女川町は、太平洋岸に位置する、人口は約1万人の町で、今回の震災により、1割を超える人が死亡または行方不明、家屋の8割が、全壊しました。
この日、詰め込まれた荷物は、26日発送し、女川町の社会福祉協議会に届けられる事になっています。 -
ボランティア・地域活動応援センターに登録する市内の住民13人が被災地に出発
伊那市社会福祉協議会の「ボランティア・地域活動応援センター」に登録する市内の住民13人が、今朝、東日本大震災の被災地岩手県山田町に向け出発しました。
15日5時半に、出発式が福祉まちづくりセンターで行われ、家族や社協の職員などおよそ30人が見送りました。
被災地に派遣されるのは、一般公募で集まった10代から60代までの13人です。
派遣先の岩手県山田町は、太平洋に面した町で、沿岸部では津波による壊滅的な被害を受けました。
現在も、復興が進まず手つかずのままの場所もあり、派遣されるボランティアは、がれきの撤去作業などを行うということです。
伊那市社会福祉協議会の小池孝行会長は「暑い中の作業となるので、自分の体に無理のないよう、復興の力となるよう頑張ってほしい」と激励しました。
作業は、16日、17日の2日間を予定しています。 -
箕輪町で実践紙芝居講座
県の元気づくり支援金を受けて、箕輪町の読育ボランティアネットワークと町図書館が行う実践的な読み聞かせ講座が、14日から始まりました。
この日は、読み聞かせなどのボランティア活動を行っている人など20人ほどが参加しました。
これは、読書による教育・読育を進めようと取り組んでいる読育ボランティアネットワークと町図書館が、県の元気づくり支援金から20万円の補助を受け、今年度から始めたものです。
講座は、12月まで予定されていて、内容の異なる6講座が用意されています。
この日は紙芝居の演じ方についての講座が開かれ、伊那市の子どもの本専門店「コマ書店」店長の小林 豊子さんが講師を務めました。
小林さんは、「紙芝居は、世界で日本にしかない文化。観客とコミュニケーションを取りながら、紙芝居の世界を作り上げて」とアドバイスしていました。
参加者が、早速、紙芝居を読む場面も見られました。
箕輪町図書館では、「講座を通して、参加者の技術を高め、保育園などの要望に答えられるボランティアを養成していきたい」と話していました。 -
外国人の不安解消へ 原発講演会
NPO法人 伊那国際交流協会は多くの外国籍住民が震災や原発事故に対して不安を持っていることから、13日夜、伊那市の創造館で、講演会を開きました。
13日夜は、伊那国際交流協会の会員や、一般など20人ほどが参加しました。
伊那国際交流協会によると、東日本大震災後、原発事故の影響についてなどの問い合わせが数多くあったということです。
本国の家族から日本にいると危険なので帰国するようにと家族からいわれる外国籍住民もいるということで、協会では、不安を解消してもらおうと今回講演会を開きました。
講師を担当したのは、協会の会員で、チェルノブイリ原発事故への救援を25年間にわたり続けている伊那市富県の小牧崇さんです。
小牧さんは、「放射能は、風や雨によって運ばれる」と話しました。
チェルノブイリ事故で放射能に汚染された地域と日本地図を重ね合わせ、もし、浜岡原発で事故が起きたら、関東一体が汚染地域になる可能性があることを示しました。
また、チェルノブイリでは、車などが汚染地域から地域外に出るときは、水で洗浄されていた事を示し、日本の対応の遅れを指摘していました。
会場では、中国語とポルトガル語で、外国籍住民に対して通訳も行われていました。
国際交流協会では、講演会を通して、正しい知識を身につけ、少しでも安心してもらいたいと話していました。 -
南箕輪村社協 岩手県大槌町へ扇風機を送る
南箕輪村社会福祉協議会は、東日本大震災の被災地、岩手県大槌町へ扇風機95台を12日に送ります。
11日は、南箕輪村の松寿荘で積み込み作業が行われ、職員らが扇風機をトラックに乗せていました。
扇風機は、今月5日から住民に提供を呼び掛けたもので、村社協で購入したものと合わせ95台が集まりました。
この他に、土のう袋や電子レンジ、軽トラックも一緒に送る事にしています。
今回の支援は、村社協の職員が、6月下旬に、大槌町に派遣された事がきっかけとなったという事です。
村社協によりますと、大槌町は、岩手県の沿岸に位置し、現在も人口の4分の1にあたる、およそ4千人が避難生活をしているという事です。
村社協では、今後、岩手県の大槌町と隣りの山田町の社会福祉協議会を通して、継続的な支援をしていくとしています。
トラックは、12日早朝、被災地へ向け出発する予定です。 -
ガールスカウト伊那第26団 フィリピンへ
ガールスカウトの伊那、第26団は、フィリピン郊外のスモーキーマウンテンと言われるごみ山があるパヤタス地区を訪問します。
日程は、15日から18日の3泊4日で、劣悪の環境の中生活している現地の子どもたちと交流します。
パヤタス地区を訪問するのは、中学生から大学生までの有志9人です。
7日は、伊那市内で、現地の子どもたちに手渡すプレゼント作りをしました。
スカウトが提供を呼びかけ集まったノートと鉛筆、ボールペンを日本の様子がわかるようにと新聞紙で包んでいました。
他には、フリーマーケットなどで集めたTシャツ、飴やクッキーで作った首飾りです。
現地で暮らしている100人分を用意しました。
フィリピンマニラ郊外にあるパヤタス地区。
マニラ市内から出たごみが大量に運びこまれ、スモーキーマウンテンが形成されています。
そのごみの中から廃品回収を行い、わずかな日銭を稼ぐスカベンジャーと呼ばれる貧しい人たちが、劣悪な環境で暮らしています。
そんな人たちを救おうと、ガールスカウトの母体となる伊那ライオンズクラブは、自立支援として、子どもたちの教育の場、母親たちの仕事の場を確保しようとパヤタスライオンズセンターを建設しました。
今年4月23日には、現地でオープニングセレモニーが行われました。
支援に深く携わったライオンズの歴代会長ら合わせて12人が現地を訪れ、施設を管理運営する支援団体や現地の人たちと完成を祝いました。
建物は、2階建てで、述べ床面積は、約80平方メートル。
1階は、ミシンが置かれ、刺繍をしてお母さんたちが働いています。
2階は、子どもたちの学習の場として使われています。
このライオンズセンター完成が、ガールスカウトのフィリピン訪問のきっかけになりました。
「貧困と飢餓」をテーマに日頃から活動をしているメンバーから、ぜひ現地を訪問したいと声が上がりました。
今回のスカウトのフィリピン訪問を喜んでいる一人、パヤタス地区の支援を足掛け12年にわたり続けている46代会長の吉澤文男さん。
センター建設に大きくかかわりました。
今回の訪問でスカウトたちには、大きな期待をしています。
ごみから刺繍に。
伊那ライオンズクラブが国際財団に働きかけ3年をかけて建設した施設は、完成しました。
しかし、軌道に乗るまでには、まだまだ多くの人の理解と支援が必要です。
今回のガールスカウトのパヤタス訪問で支援の輪がさらに広がることを関係者たちは、期待しています。 -
高遠北小がさくらの里のお年寄りと交流
伊那市の高遠北小学校の6年生は、特別養護老人ホーム「さくらの里」に入所しているお年寄りと、7日交流しました。
7日は、高遠北小学校の6年生8人が、さくらの里を訪れ、お年寄りと交流しました。
子どもたちは、地域のお年寄りと交流する事で、高遠の 歴史や文化を学ぼうと、去年から、さくらの里を訪れ、交流を続けています。
子ども達が音楽会で発表した歌を披露したほか、一緒に七夕の飾り付けをしました。
飾り付けでは、お年寄りの書いた短冊などを、子ども達が飾り付けていました。
飾り終わった笹を立てると、「きれい」と歓声があがっていました。
最後に、笹を囲んで全員で、七夕の歌を歌いました。 -
伊那市高遠町のそば店「壱刻」 義援金を市に届ける
伊那市高遠町のそば店「壱刻」は、先月開いた東日本大震災の復興を支援するコンサートの収益の一部を5日、義援金として伊那市に届けました。
5日は、壱刻のメンバーの一人の飯島進さんが高遠町総合支所を訪れ、義援金7万5千円を伊那市に届けました。
コンサートは、先月25日、音楽を通して被災地を支援しようと開かれたものです。
コンサートにはおよそ60人が訪れ、入場料全額と、飲み物などの売り上げの一部、あわせて7万5千円が集まりました。
壱刻では、被災地の復興を支援すると同時に、高遠の町が元気になるような活動を今後も行っていくとしています。 -
うちわを使って風力発電
うちわを使った風力発電で電気をおこすイベントが、8月に開かれる福祉の祭典、ふれあい広場で行われます。
5日伊那市の福祉まちづくりセンターで、ふれあい広場実行委員会が開かれ、委員が実際にうちわを使って、どのくらい電気がおきるかを試していました。
この企画は、訪れた人たちに、楽しみながら、発電について考えてもらおうと行われるものです。
また発電した電気の量をお金に換算し、義援金として、長野県北部地震で被災した栄村に送ることにしています。
ふれあい広場は、福祉を身近に感じてもらおうと、開かれるイベントで実行委員会ではイベントを運営するボランティアを募集しています。
ふれあい広場は8月28日日曜日、伊那市の福祉まちづくりセンターで開かれます。 -
伊那市高齢者施策推進協議会
平成24年度からスタートする、伊那市の第5期介護保険事業計画について考える、高齢者施策推進協議会が6月29日、伊那市役所で開かれました。
この日は会員およそ20人が出席しました。
協議会は、平成24年度からスタートする伊那市第5期介護保険事業計画の策定にあたり、課題などを探ろうと開かれたもので、今回が初回です。
この日は、平成22年度の介護認定の状況などが報告されました。
今年4月1日現在、伊那市内には65歳以上の高齢者が1万8千764人いて、高齢化率は26.1%となっています。
このうち、介護保険を受けることができる介護認定者は、前の年より139人多い2千891人となっています。
協議会の中畑英樹会長は「介護保険の利用者が増え、伊那市の財政負担も大きくなってきている。予防事業を充実させ、要介護者を減らしていく必要がある」と話していました。
協議会は次回8月3日に開かれる予定です。 -
上伊那郡市献血推進対策協議会
上伊那郡市献血推進対策協議会の総会が29日、伊那合同庁舎で開かれ、今年度の上伊那地域の献血目標を4,235人とすることを報告しました。
この日は平成22年度の献血優良団体と個人に表彰状が渡されました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、ロジテックINAソリューションズ株式会社と酒井勝幸さんが受賞しています。
総会では今年度の献血目標が報告されました。
昨年度上伊那では、4,543人が献血をしていて、今年は、必要量の最低ラインとなる4,235人を目標に掲げています。
織田信行会長は「献血者数は年々減少傾向にある。地域に根ざした活動を継続して、血液の安定供給ができるよう呼びかけていきたい」と話していました。 -
松島美容室 伊那養護学校で無料の出張カット
箕輪町に本店がある松島美容室は27日、伊那市の伊那養護学校で無料の出張カットを行いました。
27日は、松島美容室のスタッフ31人が伊那養護学校を訪れ、小学部から高等部までの児童や生徒、およそ60人を、無料でカットしました。
出張カットは、スタッフの1人が養護学校を卒業していることや、学校と同じ雰囲気で髪の毛を切ってあげたいという思いから、5年前から行っています。
スタッフらは、あらかじめ保護者に書いてもらった希望のスタイルの紙を見ながら、髪を切っていきました。
松島美容室では、秋にも伊那養護学校で無料の出張カットを計画しています。 -
防犯功労者表彰
長年にわたる防犯活動が認められ、伊那市と辰野町の2人が、防犯功労者表彰を受賞しました。
防犯功労者表彰を受けたのは、伊那市の唐澤利子さんと辰野町の宇治邦弘さんの2人です。。
唐澤さんは、伊那市防犯協会女性部や伊那エンジェルス隊の隊員として15年間防犯活動に携っています。
伊那エンジェルス隊は、振り込め詐欺防止やイベント会場での啓発活動を行なっています。
辰野町の宇治邦弘さんは、岡谷少年友の会、伊那少年警察ボランティア協会で21年間青少年の非行防止活動に携っています。
伊那警察署では、「ボランティアによる防犯活動は、地元に密着した活動で警察とは違った視点で見てもらうことができ、効果的」として、2人の活動に感謝していました。 -
はびろの里で音楽療法
伊那市西箕輪にある老人保健施設はびろの里で、通所リハビリの利用者を対象にした音楽療法が18日行われました。
体の機能回復などリハビリのため施設を利用しているお年寄り45人が歌を歌いました。
音楽療法は、歌や楽器など音楽を使って心と体のケアをするもので、音楽療法を学んだ職員が指導しました。
お年寄りは、水戸黄門の歌を童謡の曲に合わせて歌ったり、バイオリンとギターの伴奏に合わせて歌謡曲などを歌いました。
リズムに合わせて手拍子をしたり、大きな声で歌っていました。
はびろの里では、今後もリハビリの中に音楽療法を取り入れていきたいとしています。 -
上新田公園をつくる会がアジサイ植樹
伊那市上新田の三峰川河川敷グラウンド周辺を整備している上新田公園をつくる会は19日、公園にアジサイの苗木を植樹しました。
上新田区の区民らおよそ80人が参加し、公園に120本のアジサイを植えました。
上新田公園をつくる会は、河川敷のグラウンドと旧マレットゴルフ場を、区民の憩いの場、子どもたちの遊び場にしようと去年から活動しています。
苗木は、中部電力伊那営業所から、アジサイ50本とヤマアジサイ50本が贈られました。
区内に店舗を構えるサンスイ生花店から寄せられたガクアジサイなど20本も植えました。
植えた苗木には参加者が記念の名札を付けていました。
上新田公園をつくる会の活動は、伊那市の地域づくり活動支援金事業に採択されていて、今後はグラウンド改修などを行うということです。 -
箕輪町消防団ポンプ操法、ラッパ吹奏大会
箕輪町消防団のポンプ操法、ラッパ吹奏大会が19日開かれ、各部門の優勝チームが決まりました。
大会には、町内6つの分団から252人が参加し、役場駐車場で日頃早朝から積んできた練習の成果を発揮していました。
自動車ポンプの部では、キビキビとした動作で、ホースを延長し、決められた的をめがけて放水していました。
結果は、5年ぶりに木下の第4分団が優勝しました。
小型ポンプの部は、松島の第3分団が4連覇を達成し、ラッパ吹奏の部では、下古田、上古田、冨田、中曽根の第2分団が優勝しました。
自動車ポンプ、小型ポンプの優勝チームは、7月3日に伊那市で開かれる上伊那大会に出場することになっています。
箕輪町消防団の小松孝寿団長は、「町消防団の代表として、上伊那大会では、ベストを尽くして欲しい」と話しています。 -
女性チームが初優勝
19日行なわれた南箕輪村消防団のポンプ操法大会で、村の消防団史上初めて、女性チームが優勝しました。
村内から9チームが出場した小型ポンプ操法の部で、塩ノ井の第一分団第2部Bチーム名「エリーとゆかいな仲間達」が、減点を最小限に抑え、女性チームとしては初めて1位になりました。
指揮者は、征矢仁美さん、1番員が征矢和代さん、2番員が加藤美沙さん、3番員は、有賀ひとみさんです。
決められた動作の不備の減点が全員合わせて4点の一桁台で、他の分団を大きく引き離しました。
減点の合計は、14点で、2位の南殿、第2分団第2部を1点差でおさえ、1位となりました。
女性団員によるポンプ操法大会優勝は、明治28年の発足以来初めてです。
「エリーとゆかいな仲間達」が大会に出場したのは、今回が3回目で、おととしが4位、去年は5位でした。
なお、5チームが出場した自動車ポンプの部は、田畑の第三分団第1部A、同じく5チームが出場したラッパの部は、沢尻・南原の第4分団が優勝しました。
それぞれの優勝チームが出場する上伊那大会は、7月3日に伊那市の富士塚運動公園で開かれます。