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養魚場後利用の希望事業者公募開始
宮田村は天竜川漁協が5月末で閉鎖した新田区の宮田養魚場の後利用について、11日から利用を希望する事業者の公募を始める。近くに村の水源があることから、環境に影響を与えない事業であることが前提。周辺は観光による活性化も模索しているため、民間の力で活用法を見出したい考えだ。
募集期間は8月29日まで。申請書、実施計画書を提出し、2回の審査を受ける。契約は9月下旬を予定する。
より幅広く企業、団体、グループなどが公募に参加できるよう配慮し、構想段階での応募も可能にした。
村は養魚場の土地を全て漁協から買い取る予定で、利用する事業者には賃貸する。
養殖池や建物などの施設は買い取らないが、事業者が利用を希望する場合は、一定の条件を設けて活用を可能にする。
村総務課によると、先月末に公募の方針を明らかにして以降、村内外から2件の問い合わせがあったという。
募集案内、申し込み先は同課85・3181。 -
新サンマ入荷、さっそく店頭に
宮田村町三区の生鮮スーパー「こいち」に10日、秋の味覚を代表するサンマが早くも初入荷した。昨日、北海道の根室・花咲港で水揚げされた初物を空輸で直送。昨年に比べると1週間程度早いというが、さっそく店頭に並べられた。
初物は水揚げ量も少ないことから、卸値は1キロ3千円と高値。同スーパーでは気軽に味わってほしいと、卸値と同程度の価格で販売している。
それでも30センチ程度が1匹480円。漁が最盛期を迎える8月末から9月に向けて徐々に値段は下がっていくという。
「初物は焼くよりも刺身のほうが美味しい。今後も続々入荷を予定しています」と同店の前林善一社長は話した。 -
伊那米試験地の生育状況結果
上伊那農業協同組合(JA上伊那)は10日までに、今年の伊那米試験地の生育状況をまとめた。
一般コシヒカリの例年対比で茎丈は5パーセント長く、本数も12パーセント多い。葉の枚数、発育進度はともに平年並みだが、総合的に見ると生育状態は良好に推移している。
上伊那全体を見ると、6月下旬の長雨の影響で発育がやや遅れているほ場も目立つが、中干し後の幼穂形成期までに状況も変わってくるという。
一方、今年は葉が柔らかいため、いもち病防除の徹底、カメムシ、ウンカ類多発地域での万全防除対策を呼びかけている。 -
箕輪町地区農政対策委員会総会
箕輪町地区農政対策委員会(市川隆男委員長)は3日夜、箕輪閣で開き、常任委員を委嘱し、06年度事業報告・収支決算、07年度事業計画・収支予算を承認した。
07年度事業計画は、農政対策運動の実施、農作物自然災害防止対策、農業振興対策、地域営農組織「みのわ営農」への支援、「認定農業者」の経営支援、担い手対策の実施、地域活性への取り組み、先進地視察研修など。予算総額は121万8千円。
町猟友会に依頼する有害鳥獣駆除の実績は、昨年度はイノシシ28頭、シカ43頭、クマ2頭。有害獣が増えていることから、本年度は有害鳥獣対策の駆除費用を前年度予算額より10万円増額し18万5千円計上した。
「日豪EPA交渉及びWTO農業交渉に関する決議案」も提出し、公平な農産物の貿易ルールの実現を目指し組織の総力をあげた運動を展開する内容の決議案を議決した。 -
手良小1年生が酒井牧場で酪農体験学習
生き物との触れ合い通して命の大切さを学ぼう竏窒ニ伊那市手良小学校の1年生(上島猛教諭)24人が6日、手良の酪農家・酒井秀明さん(34)の牧場を訪れ、搾乳体験や牛との触れ合いを楽しんだ。
酪農家の取り組みや牛にじかに触れることを通して食や命の大切さを知り、心の豊かさを身に付けてもらうことを目的として上伊那地方事務所が企画した取り組み。中央酪農会議による酪農教育ファーム認証牧場として、食や命の尊さを伝える酪農体験を保育園や小学校で展開している酒井さんの協力を得て、市内の小学校に呼びかけたところ、手良小を含む2校が体験学習への参加することとなった。
手良小1年生は、今年学校全体で取り組む「命の学習」のきっかけとして参加。酒井さんから牛と触れ合う時の注意事項の説明を受けてから、一人ひとり搾乳を体験。恐る恐る牛に触れた児童も、絞り出た牛乳を手のひらで受けとめ「温かい!」と喚声を上げていた。 -
果樹栽培アシスタント講習閉講
高齢者らの就業促進のためのシニアワークプログラムの一環として駒ケ根伊南広域シルバー人材センター(竹村衛理事長)が4月に開講した地域密着型技能講習「果樹栽培アシスタント講習」の最終講座と閉講式が5日、駒ケ根市東伊那のふるさとの丘「ふるさとあゆみ館」で開かれた。シルバー人材センター会員以外の一般も含む駒ケ根市、飯島町、宮田村の19人の受講生が修了証書を受け取った=写真。竹村理事長はあいさつで「皆さんは生き生きとした表情で講習に臨んできた。せっかく覚えた技能。有効に生かすようこれからも精進を」と呼び掛けた。
全5回にわたった講習で受講者らは農業改良普及センターやJA上伊那の職員らの講義を受けたほか、会場の近くに住むリンゴ園主北原友一さんの園を借りて花摘み、摘果などの実技を通じてリンゴ栽培に必要な知識や技能を学んできた。 -
養魚場閉鎖で放流魚確保できず恒例のマス釣り大会中止に
宮田村の小田切川で毎年夏のお盆にあわせて開かれるニジマスの魚つり大会が、新田区の宮田養魚場閉鎖で放流する魚を仕入れることが困難と判断し、中止となった。主催する自然を呼び戻す会の加藤一彦会長は「楽しみにしてくれた人も多く、本当に申し訳ない」と話している。
つり大会は同会発足当初の15年前から毎年8月14日ころに開催。参加無料とあって村内外の家族連れなどに人気があり、村のお盆の風物詩として定着していた。
毎回1300匹のニジマス、アマゴを放流していたが、5月末に天竜川漁協が養魚場を閉鎖したことで仕入れ先が宙に浮く事態に。
他所から魚を仕入れることも検討したが、遠隔地で渓流魚の運搬が難しいと分かり、やむを得ず今年は中止を決めた。
村観光協会は補助金を出して共催してきたが、「マス池(養魚場)と地元がつながる取り組みでもあったと思う」と事務局の村商工観光係は話す。
「例年250人もの参加があり、さみしい気持ちがする」と加藤会長。来年以降は未定だが、何か考えていきたいとも話した。 -
ラベンダー摘み取り最盛期
飯島町七久保の道の駅、花の里「いいじま」のラベンダー園で摘み取りが最盛期を迎えた。ラベンダーはつぼみがふくらみ、今が摘み取りの適期。
来場者は1面青紫色の園内で、花の香りに包まれて、1本1本つぼみを摘んでいる。
同園は20アール、早生(わせ)系の「ノウシ3号」から晩生種のスーパーカビリアンブルーまで20種類500株を栽培。7月中旬まで摘み取りができる。
ちなみに摘み取り料は直径7センチの紙コップいっぱい500円で、たっぷり摘める。
同園は施設建設が予定されており、摘み取りは今季限りとか。 -
箕輪町の農地利活用調整機構設置を提案
箕輪町の農地利活用を調整する組織を立ち上げようと、3日夜開いた町地区農政対策委員会で、機構設置の提案があった。今後、組織の設立に向け検討を始めたいとしている。
「農地の利用調整を総合的に行う必要性がある」として起草案を提示。趣旨に▽農業従事者の高齢化で農地利用の限界による耕作放棄▽ポジティブリストの導入による作目の団地化の必要性▽畜産用自給飼料の国内及び地区内生産の必要性▽農業インターンの経営農地の確保対策▽水稲ほ場の適正施肥と稲わらの活用による耕畜連携対策-を挙げる。
事務局は町産業振興課、町農業委員会、JA上伊那、上伊那農業改良普及センター。関連組織は町酪農振興協議会、JA上伊那果樹部会、JA上伊那野菜部会、みのわ営農、堆肥銀行箕輪支店。
現行の「農地保有合理化法人」(JA上伊那)は、設置を検討する組織機構に機能移管する考え。
当面は、組織機構の設立に向けた検討と併せて、町酪農振興協議会の飼料生産状況の把握とコントラクター組織の検討、稲コンバイン作業後の稲わらの収集・流通体制の確立、新規就農者への経営農地のあっせんに取り組む。 -
のうさん味ネット上伊那が味巡りマップを作成
上伊那の農産物加工組織でつくる「のうさん味ネット上伊那」(19団体、林由枝代表)はこのほど、各団体の農産物加工品とこれらの商品を扱う直売所などを紹介した「かみいな味巡りマップ」を作成した=写真。
相互連携を図りながら加工技術の研鑚、販路拡大に取り組んでいる同組織は昨年、自分たちのつくる商品をPRするためのマップ作りを検討。昨年度のコモンズ支援金の助成を受けながら本年3月、「味巡りマップ」としてまとめた。
見た人に楽しんでもらおう竏窒ニ、明るめの色使いでまとめたほか、イラストなどを添えて見やすくまとめた。それぞれの紹介文には、地元農産物へのこだわり、安心、安全への配慮など、さまざまな思いが込められている。
マップは5千部作成しており、今後は各直売所や公共の宿泊施設に置いてもらうなどして、PRを図っていきたいとしている。 -
家族の思いを込めた有機野菜づくりに励む
伊那市富県南福地
小森健次さん(31)
夏花さん(31)
一心君夫婦二人、中央アルプスを望むこの地で農業を始めて3年が経過した。自分たちの作った野菜を食べてくれた人が元気でおいしく、幸せになれたら竏窒ニ、農薬や化学肥料などを使わずに年間を通じて約50種類の野菜や米などを栽培。「七草農場」として、季節の野菜10品目前後を1セットとして、関東や関西方面の消費者へ定期的に届けている。
「今はまだ大変。やることがいっぱいあって朝から晩まで忙しいし、1日休むとつけが回ってくるから。技術もまだまだ」と健次さんは話す。
春から夏にかけ、太陽の光を浴びた作物たちはぐんぐん成長していく。たった一粒の種から芽を出し、さまざまな実を結ぶ姿に感動する一方、草との戦いも始まる。落ち葉で畑の表面を覆う「草マルチ」をして草が生えてこないようにしたり、手押し式の除草農機具で水田の草取りに励むものの、草の方も力強い生命力で日々成長し続けるため、朝は5時前から始まり、遅い時は夜の7時まで作業が続く。
「近所の人には『昔はうちもやっていたけどよくやるね』とか、『面白いことやっているね』なんて声を掛けられますね」と笑顔を見せる。
◇ ◇
百姓っていうのは生活に必要なものを全部自分で作る素晴らしいもの竏秩B兵庫県で農業をしながら自給自足を営むある農家そんな言葉が、健次さん農業を志すきっかけとなった。その後健次さんは、有機農業で有名な埼玉県小川町の農家で1年間の研修を積み、夏花さんとともに伊那で農業を始める。
自分たちが食べたいものをお客さんにも食べてもらおう竏窒ニ、研修で学んだ有機農業をもとに、さまざまな作物を栽培。自家製のぼかしや鶏ふん、キノコを栽培する時のおがくずなどを使った有機質肥料を使い、環境負荷のかからないやり方を心がけた。
しかし、農業の基礎は学んでいても、初めての地での生活は右も左も分からない。そんな若夫婦を周囲に住む人たちも心配し、さまざまな面から温かく世話を焼いてくれた。
「1年目は種まきや収穫の時期が分からないから、近くの直売所のおばちゃんやずっと長いこと畑をやっているおじいさんによく聞きにいっていました。『本当に農業だけでやっていけるのか』って真剣に心配してくれる人もいたけど、3年目になって、やっと認められてきたのかな」と夏花さん。
◇ ◇
野菜を通して、地域、消費者、同じ志しをもって農業に取り組む人と、さまざまな人とのつながりができ、生活の中にも拠点ができた。そんな生活の中、長男の一心君も生まれ、新しい家族も増えた。
「『今日はすごくいいな』って思える野菜が収穫でき、お客さんに送ることができると嬉しいですね。これからは養蜂もやってみたい。とにかく何でもいろいろやってみたいんです。『百姓』を目指しているので」 -
閉鎖の宮田養魚場後利用、跡地は村が取得して活用事業者を公募
宮田村は天竜川漁業協同組合が5月末で閉鎖した新田区の宮田養魚場について、跡地は村が買い取り、活用を希望する事業者を公募して賃貸する方針を固めた。29日の村議会全員協議会で報告して了承。近く漁協側と交渉に入る。村は養殖池や建物などの施設は買い取らないが、更地からの利用と、施設を残した形での活用が選べる。条件を満たす申し込みがなかった場合は、森林公園など村の財産として活用する。
浄水場に近接する水源地域であることを考慮し、漁協所有の土地は村が購入して村有地化。
周辺は観光面の活性化が期待されるため、水質保全を含め環境、観光両面に配慮できる跡地活用の請け負い先を探す。
7月中旬から公募を開始し、構想や資金計画、継続性などを庁内で1次審査。第2次審査は議会が総合的に最終判断し、9月末に結論をだす日程だ。
養魚場は漁協所有の土地と村有地が混在。賃貸契約では、漁協は更地にして村に返却することになっている。
村の見積もりによると、養殖池、採卵施設などの取り壊し撤去費用は約1900万円に及ぶが、公募では漁協から継承することを条件に既存施設を活用する意向の申し込みも積極的に受け付ける。 -
酒米の水田で草取り
清酒「信濃錦」の蔵元・宮島酒店(宮島宏一郎社長)が呼び掛けてつくる「草取り援農の会」は24日、同店が契約して酒米を栽培する飯島町田切の水田で田の草取りを行った。酒作りに興味を持って参加した15人の会員が、遠くは東京、神奈川、愛知、岐阜などの各都県や安曇野市から、近くは飯田市や伊那市などから集合して作業開始。折悪しく小雨がぱらつく天気となったが、参加者は田植え長靴をはいたり、はだしになったりし、腰にびくを下げたいでたちで談笑しながら笑顔で作業に精を出していた=写真。
イネの品種は美山錦で、完全無農薬栽培。雑草取りの作業で人が田に入ることにより、泥のガス抜きの効果もあるという。 -
県が「牛の舌草刈りで郷耕し事業」の実施地区を募集
県は7月6日まで、農地保全と野生獣害の軽減を目的とする「牛の舌草刈りで郷耕し事業」を実施する地区を募集している。
中山間地の遊休農地に放牧を行ことを通して、遊休荒廃農地の保全や獣害低減、畜産経営改善などを目指す取り組み。実施主体となる集落関係者などは、放牧範囲に牧さくなどを設置して繁殖和牛を借り入れ、一定期間放牧。農地・景観保全や野生獣被害の発生状況に対する効果、課題などをまとめる。県は放牧する繁殖和牛(2頭1組)の借入を仲買するほか、移動式ソーラー電気牧さく一式(1ヘクタール用)を無償貸与。各地区に2人のアドバイザーを配置し、対象農地の取りまとめや牛の管理方法に関するアドバイスをする。
募集地区は15地区程度。実施主体は集落組合、農業者集団、市町村、農業委員など。
実施集落には、実施農地に関する合意形成と電気牧さくや給水そう、日よけ施設などといった放牧受け入れ準備のほか、放牧後は毎日牛の状態を観察することが求められる。
問い合わせは上伊那地方事務所農政課(TEL76・6813)へ。 -
農林産物直売所たかずやで6周年祭り
伊那市富県の農林産物直売所「たかずや」は23日、6周年祭りを開いた。店頭には地元で採れた新鮮な季節野菜が並び、朝から多くの客でにぎわいを見せた=写真。
祭りは直売所を開設した6月に記念として開催しているもの。今年は涼しい期間が続き、トウモロコシなどといった一部の夏野菜が出遅れているが、トマト、キュウリ、キノコなど100種類以上が並んだ。
現在70人の生産者が同直売所に出荷しているが、いずれも市価より安く販売しているほか、その日の朝に収穫した新鮮な野菜ばかり。買い物客は地域住民が中心だが、徐々に他地域にも存在が知られるようになり、諏訪、茅野方面から訪れる人もいるという。
また、手打ちそばや豚汁の無料サービスもあり、買い物客を楽しませていた。
今後は、各月にイベントを開催していくことを予定しており、埋橋一代表は「富県というところは空気もきれいで良い所。ぜひ、一度来ていただければ」と話していた。
たかずやの営業時間は午後1時縲恁゚後6時。 -
新規就農者激励会・青年農業者交流会
上伊那農業改良普及センターは21日、新規就農者の激励会と青年農業者の交流会「集え!元気な仲間!」を伊那市西箕輪のファームレストラン「トマトの木」で開いた。昨年6月以降に就農した6家族8人と研修生12人が参加。地元農業者や関係機関の代表などが集まり、新しい仲間を温かく歓迎した。
新しく就農した青年農業者に、同じ志を持つ地域の仲間や先輩農業者と交流を深めてもらうことなどを目的として毎年開催しているもの。上伊那では昨年6月以降、14家族16人が新規に就農。花き、水稲、野菜などに取り組んでおり、JA上伊那のインターン制度や県の里親制度などで研修を重ねて就農した人もいる。
上伊那農業改良普及センターの佐藤光吉所長は「農業は決して楽な仕事ではないが、自分が打ち込める趣味と何でも話せる仲間を作ってがんばってほしい」と激励。
新規就農者は一人ひとり自己紹介。伊那市の田畑毅さんは、自身の作物づくりや除草に苦戦していることなどに触れ、「まだまだ勉強しながらがんばっていきたい」と語った。 -
県が狩猟従事者の確保を目的とする講習会を企画
有害鳥獣捕獲従事者の確保が深刻となる中、上伊那地方事務所は7月1日、一般を対象として狩猟免許の取得方法や狩猟の楽しみについて触れてもらうための講習会を辰野町の県営総合射的場で開く。狩猟の楽しみを知ってもらうことを通して、若い世代の狩猟従事者を増やすことがねらい。まずはこうした取り組みを通して狩猟者人口の減少や高齢化に歯止めを掛け、将来的にはこうした人たちの中から有害鳥獣捕獲従事者を輩出していきたいと考えている。
高齢化、若者の狩猟離れなどを背景として全国的に狩猟者人口は減少傾向にある。上伊那管内でも、02年には617人いた狩猟者の登録数が06年には527人まで減少。また、全体の54パーセントが64歳以上という現状もあり、今後さらに狩猟者数が減少していくことが懸念される。
こうした状況を受けて県では、重点施策として狩猟者の確保に力を入れていく方針を打ち出しており、こうした講習会を県内各地で開いていくことを予定している。
講習会では、実際に猟友会のメンバーを講師に迎え、狩猟免許の取得方法についての講習と散弾銃や網、なわの操作実演を行う。
対象は県内在住の人や市町村職員や農協、森林組合関係者など。参加費無料。午前9時半縲恁゚前11時半。
問い合わせは上伊那地方事務所林務課(TEL76・6823)へ。 -
南信初のエノログ(ワイン醸造技術管理士)に
宮田村特産の赤ワイン「紫輝」の原料となる山ぶどう(ヤマソービニオン)を栽培する南割区の秋山泰久さん(69)が、全国で85人目、南信地方では初となるワイン醸造技術管理士(エノログ)の認定を受けた。認定を受けた人の大半はワインメーカーの社員らで、秋山さんのような個人は異色。「宮田村のワインが愛されるよう、今後も地道に取り組みたい」と話す。
レストランなどでワインを給仕する「ソムリエ」に対し、栽培から醸造、流通までを熟知する品質管理者が「エノログ」。欧州では国家資格としての権威があり、ソムリエと同等以上に地位も認められている。
日本では知名度が低かったが、ワイン技術の底上げに半世紀の歴史を持つ「葡萄(ぶどう)酒技術研究会」が昨年、資格認定を導入した。
認定を受けた顔ぶれを見ると、サントリーやメルシャンなど、各ワインメーカーの社員がずらりと並ぶ。
秋山さんは山梨大学で発酵生産を学んだ養命酒の元社員だが、設備設計畑を主に歩み、定年退職後に本格的にヤマソービニオンの栽培に取り組み始めた異色の経歴を持つ。
3年以上の実務経験など厳しい選考を経て認定されたが、「紫輝」を醸造する本坊酒造信州工場=新田区=の藤野公宏工場長も「認定を受けるのはすごいこと」と驚く。
20日夜、ヤマソービニオンを栽培する農家仲間らが祝賀会を開いた。秋山さんは「すぐにものすごい力を発揮できるわけではないが、皆さんと力をあわせ地元に愛されるワインに育てていきたい」とあいさつした。 -
サクランボ収穫最盛期に
中川村葛島の六識園(高橋昭夫園主)では、サクランボが赤く熟し、収穫の最盛期を迎えた。同園は樹齢約50年の佐藤錦をはじめ、ナポレオン、高砂など10本を栽培している。
収穫は色づいた物から6月初旬に取り始め、今が最盛期。
高橋さんによると、樹齢約50年の古木は、30年前までは花は真っ白になるほど咲いたが、全く実が成らなかった。そこで、他品種を近くに植えたところ、どんどん成るようになったという。
同園のサクランボは摘果はしないが大粒、露地栽培のため、甘さは十分。
「雨が1番怖い。雨に当ると裂果し、売り物にならなくなる」と、梅雨空を心配そうに見上げていた。 -
園児をイチゴ狩りに招待
中川村横前のアクアロマン(宮崎博美社長)は18日、片桐保育園の園児約70人をイチゴ狩りに招待した。
年中、年長園児は園から歩き、年小組はバスでイチゴ園に到着。 早速、ハウスに入場、緑濃い葉を茂らせ、白い花咲く中で真っ赤に熟したイチゴ「章姫」を摘み取りほおばった。
園児らは手を伸ばして、3L、4Lと大きいイチゴを見つけては、「甘いね」「おいしいね」と次々と口に運んだ。
また、へたを入れた紙コップを見せ合い「こんなにたくさん食べた」「もう、お腹がいっぱい」と大満足のようすだった。 -
第4回長野県食と農業農村振興審議会上伊那地区部会
第4回長野県食と農業農村振興審議会上伊那地区部会が18日、伊那市の県伊那合同庁舎であった。事務局側は前回の協議結果を受けて調整した生産努力目標案と「産業として成り立つ農業」に重点を置いた上伊那地域の発展方向を掲示。生産努力目標は前回案より1億円下方修正して257億円とした。
今回の案では、麦、大豆、そばの生産目標数量を現実的な範囲内に修正。また、ブロッコリー、アスパラ、シロネギなどといった主要品目の10アール収量も微調整した。
また、産業として成り立つ農業を目指す取り組みとしては▽新規就農者支援などによる担い手の確保▽付加価値の高い農産加工品の開発支援▽都市部の大手量販店との提携による上伊那産農畜産物の販売促進竏窒ネどを掲示。
委員からは耕作放棄地の検証と優良農地を確保していくための具体的施策を求める声があったほか、畜産飼料やエネルギー燃料などといった外的要因に大きく左右されている現状から、生産努力目標に対する外的要因の積算を問う声もあった。
7月13日に開く第5回部会で地域別展開方向案の意見集約を行う。 -
かかし隊かかし手作り
宮田村公民館の親子体験教室「われら、かかし隊」は16日、25人が参加してかかしづくりに挑戦した。
各種農作物の栽培を行っている同隊。借りている田畑が鳥などの被害に遭わないようにと、昨年に引き続きかかしを手作りすることに。
古着を再利用し、子どもたちが顔などをデザイン。色なども塗ったりして、ユーモラスな2体が完成した。
「ちょっと細身だけど、強そうだ」と出来映えにも満足げ。さっそく設置した手作りのかかしに見守られながら、タマネギの収獲に歓声をあげた。 -
上伊那産の竜峡小梅で梅酒仕込み
宮田村新田区の本坊酒造信州工場で18日、地元上伊那産の竜峡小梅のみを使用した梅酒の仕込み作業が始まった。
4年目の梅酒生産を迎え、今年は4トンの小梅を使用。ホワイトリカーに約3カ月間浸けて、熟成期間を経て製品化される。
この日はもぎたての小梅が選果場から持ち込まれ、手作業で丁寧に洗浄。乾燥させてホワイトリカーが入るタンクに投入した。
仕上りにブランデーを調合する「伊那谷の梅酒」は今まで県内限定発売だったが、竜峡小梅特有のフレッシュな味わいが好評のため7月中旬からは全国発売も予定。
生産量も3縲・倍増の年間2万本程度を見込んでおり、同じく首都圏などを中心に出荷する「竜峡梅酒」とともに伊那谷発信の梅酒として展開していく。 -
大切な里山を協働で整備、宮田村育樹祭、
宮田村育樹祭は16日、新田区の水源地一帯で開いた。村職員と住民が協働。周辺山林の除伐と下草刈りを行い、遊歩道「こもれ陽の径」に案内看板を設置した。
約50人が参加し、各班に分かれて作業。一帯は近年、野生動物が出没して被害もあることから、里山を整備して観光資源としても見直そうと汗を流した。
渓谷美豊かな黒川沿いに散らばり、草刈り機などを用いて生い茂った草木を伐採。案内看板は遊歩道12カ所に設置した。
「協力していけることは、これからも続けていければ」と参加者は話していた。 -
信大生が昔ながらの除草機で水田の除草作業
信州大学農学部の食料生産科学科の2年生約30人が14日、昔ながらの除草機を使って低農薬栽培に取り組む水田の草取りをした=写真。
同学部では実習の一環として野菜や果物や花きなどの栽培・販売に取り組んでいるが、水稲栽培もその一つ。環境への配慮や食の安全性が求められる中、4年前からは一部で低農薬栽培にも取り組んでいる。
今年は、実習の中に昔ながらの手押し除草機を使った草取り作業を導入。これまで除草作業は農場管理者が行ってきたが、学生を動員することで昨年より50アール広い150アールで低農薬栽培を実現した。除草機を使った水田は、一般的な水田では2回使う除草剤を1回に抑えている。
おのおのに手押し除草機を持った学生たちは水田の中へ。ぬかるみから足が抜けず、思わず田んぼの中に手をついてしまった学生もいたが、「見た目より大変」と泥まみれになりながら作業に励んでいた。
栽培した米は10月中旬ころから構内の生産品販売所で販売する予定。 -
親子で集まれ!わくわくカミーちゃん農園
JA上伊那と生活部会は10日、本年度最初の「親子で集まれ!わくわくカミーちゃん農園」を開いた。今回は牛乳がテーマで、30組80人の親子が乳牛の搾乳やアイスクリーム作りなどを体験した。
上伊那地域の農畜産業の現場を体験し、農産物を食べてもらおうと3年前から実施。今回は、上伊那が長野県内で一番の酪農地帯であることから、体験を通して上伊那の酪農や牛乳に親しみ理解してもらおうと計画した。
伊那市手良の酒井牧場で乳牛の搾乳を体験し、畜舎内や機械による搾乳を見学。子牛とも遊んだ。昼食は、牛乳を使った料理「ミルクファイバーライス」を味わった。米と麦を水と牛乳で炊きピラフのようにした料理で、「3杯食べた」と話す子どももいた。
アイスクリームはミキサーで混ぜた牛乳、卵、砂糖をビニール袋に入れ、氷と塩を入れた大きな袋の中に入れて冷やし固める。子どもたちは早く固まるように氷の袋を交代にもんで、アイスクリーム作りを楽しんでいた。 -
宮田こだわりのマスの燻製、養魚場閉鎖で・ス煙・ス消え
宮田村新田区の平沢秋人さん、明子さん夫妻が10年かけて村の特産品に育てたニジマスの燻製(くんせい)。マスを仕入れていた近くにある天竜川漁協の養魚場が5月末で閉鎖し、地元にこだわった逸品は姿を消そうとしている。養魚場の存廃の行方は宙に浮いた状態が続いているが「とりあえず今の段階ではこれで終わり」と夫妻は話す。
9日には仕入れた最後のマスの燻製も終了。ワイン樽を再利用して手作りした「燻製器」からも煙が消えた。
「淡々とした気持ちね。宮田の味だから、村のマスじゃなければ作れないだけ。今まで続けられたのは妻のおかげさ」。
仕上った最後のマスの燻製一枚一枚に目を配りながら秋人さんはつぶやいた。
毎年、特産品を集めた県内各地のイベントに燻製を出品。極力夫妻2人で会場に足を運び、接客した。
採算を度外視し、来てくれた人たちに「ありがとね」と気さくに声をかけてサービスした明子さん。
客とのかけあいの中で認知度は高まり、交流の広がりも。みやだの燻製を求めてリピーターは確実に増えた。
養魚場閉鎖の一報を聞いて「これからどうなるの」と心配して遠方から電話してくれる人も少なくない。
村内に南信州ビールの醸造所が建てられた時、「何かつまみになるものを」と作り始めた燻製。
忙しい農業のかたわらで困難にも直面したが「それ以上の感動」にも浸りつつ、夫妻のマスの燻製づくりはひとまず休止となる。 -
リンゴオーナー開園式
##(見出し(1))
##(見出し(2))
中川村のリンゴオーナー開園式は10日、サンアリーナで開かれ、名古屋市を中心に関西、関東からオーナー361家族、550人が訪れ、約400本を契約した。
内訳はふじ371本、つがる14本、陽光4本。
式終了後、各園主の案内で、契約農家、24軒のリンゴ園に移動。リンゴの木の実の成り具合や実の大きさ、枝振りなどで、「自分の木」を決め、名札を下げた。
5年前から毎年、契約している沼田正江さん(横浜市)は「中川村のリンゴは、みつがしっかり乗って甘い」と話していた。
##(写真) -
サツキと山野草展
盆栽の愛好クラブ「一鉢会」(飯田光晴会長)は「第9回サツキと山野草展」を駒ケ根駅前ビル・アルパ3階多目的ホールで10日まで開いている。約20人の会員が展示会に合わせて咲かせたサツキや、丹精込めて育てたさまざまな山野草の鉢植えなど約80席を展示=写真。訪れた人たちのため息を誘っている。会員らは「ちょうど見ごろに咲かせることができた。それぞれの花の彩りを楽しんでほしい」と話している。
会場では格安のチャリティ販売も行っている。
入場無料。午前9時縲恁゚後4時。 -
森林と遊歩道整備に住民の力を 村育樹祭にあわせ16日に整備作業
宮田村産業建設課は第21回村育樹祭を16日午前8時半から開き、、一般住民に参加を募り森林整備作業と遊歩道の案内看板設置作業を行う。
村と住民の・ス協働・ス作業の一環。昨年10月にも遊歩道「こもれ陽の径」で柵の修繕作業を行ったが、育樹祭とタイアップするのは今回が初めて。
当日は午前8時半に新田区のタカノ南平工場北側の用地に集合。上の宮浄水場付近と村マレットゴルフ場内の遊歩道一帯で作業する。
周辺の除伐、下草刈りのほか、遊歩道の案内看板を設置。観光資源としての周辺整備も協働で進める。
作業のできる服装でスコップやナタ、ノコギリなど用具持参。3つの班に分かれて作業する。
詳しくは村産業建設課建設林務係85・5863まで