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権兵衛峠道路復旧に向け技術検討委員会設置
台風19号の影響で道路が崩壊し通行止めとなっている南箕輪村の権兵衛トンネル入り口付近の道路についてその復旧対策を考える国道361号権兵衛峠道路災害復旧技術検討委員会が2日設置され委員が被災状況を視察しました。
国道361号の道路崩落は大規模災害復興法に基づき政府が非常災害に指定しました。
これにより国が災害復旧事業を行うこととなり国土交通省中部地方整備局が対策を検討する委員会を設置しました。
委員は地盤工学の専門家のほか国や県の職員など8人で構成されています。
崩落したのは権兵衛トンネル手前の権兵衛2号橋で幅がトンネル入り口付近ののり面を含めて10メートルから20メートル、長さは6、7メートルです。
また2日は伊那合同庁舎で委員会の初会合も開かれました。委員会では被災箇所の作業の安全性を確認するとともに地質調査などの結果を踏まえた復旧工法などを検討していくことなどが確認されました。 -
伊那ライオンズクラブ食材寄付
地域の社会奉仕活動を行っている伊那ライオンズクラブは8日、伊那市社会福祉協議会に、フードドライブで集めた食品を寄付しました。
この日は伊那ライオンズクラブの今井和貴会長ら3人が、伊那市福祉まちづくりセンターを訪れ、三井真理子伊那市社会福祉協議会事務局長に食品のリストを手渡しました。
寄付された食品は、今月6日に行われた伊那市環境展2019の「フードドライブ」で集めたものです。
去年の倍の112品目147㎏、およそ70食分が寄付されました。
伊那市社会福祉協議会の職員は、「主食となる米や麺が多く、有難い」と話していました。
伊那ライオンズクラブから伊那市社会福祉協議会への食品の寄付は、今年で2回目で、今後も続けていきたいとしています。
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伊那署と防犯協会連合会に特殊詐欺防止ステッカー贈呈
上伊那の37の企業は9日、伊那警察署と、伊那・辰野の防犯協会連合会に特殊詐欺防止ステッカーを贈りました。
この日は、製作した37企業を代表してアド・コマーシャル株式会社の赤羽悠一社長が伊那署を訪れ、防犯協議会連合会の武居克幸事務局長にステッカーを手渡しました。
自宅の電話機などに張ってもらい、オレオレ詐欺や架空請求詐欺などの被害を未然に防ぐために使ってもらおうというもので、アド・コマーシャルが伊那警察署協議会の要望に応えました。
地域の企業の協賛で7万枚製作しました。
ステッカーは、市内の小学校を通じて、家族や近隣住民に渡されるということです。
石坂達雄署長は、「ステッカーを活用してもらい詐欺被害にあわないよう注意してほしい」と感謝していました。
今年の伊那署管内の特殊詐欺発生件数は9日までに4件で、被害額は225万円にのぼるということです。
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大規模な交通事故を想定した救助訓練
伊那市の上伊那広域消防本部は、大規模な交通事故で多くのけが人が発生したという状況を想定した救助訓練を、富士塚スポーツ公園運動場駐車場で28日、行いました。
救助訓練は、観光バスと軽乗用車の正面衝突事故が発生し、多数の負傷者が出たという状況を想定し行われました。
先発の救助隊が、けが人の数を確認し、現場指揮本部に連絡していました。
救助隊員は、負傷者にけがの重症度を判定するトリアージを行いました。
その後、上伊那広域消防本部と連携し各病院へのけが人の受け入れ態勢や、所要時間などを確認していました。
訓練は、上伊那広域消防本部が毎年行っているもので、この日は78人が参加しました。
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災害時ドローン活用セミナー
伊那市や近隣市町村の防災担当職員を対象に、ドローンの災害時の活用法に関するセミナーが23日、伊那市役所で開かれました。
この日は、ドローンを専門に扱う東京の株式会社リアルグローブの渡邊研人さんが、災害時の活用法について説明をしました。
セミナーは、伊那市が9月の総合防災訓練の中で行った、ドローンによる情報収集の仕方を検証し、活用しようと開かれたものです。
伊那市の危機管理課の職員の他、近隣市町村の防災を担当している職員ら11人が参加しました。
渡邊さんは、「ドローンの飛行位置と撮影中の映像をリアルタイムに把握できることで、災害時に迅速な対応ができる」とその優位性について話していました。
今後伊那市では、現地に赴く災害バイク隊とドローンの連携を検証し、災害時以外の平時にも有効活用できるよう、検討していきたいとしています。
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権兵衛トンネル通行止めで市民に影響
道路の崩落の影響で全面通行止めとなっている国道361号の権兵衛トンネル。
伊那と木曽を繋ぐトンネルの通行止めで、市民の生活にも影響が出ています。
伊那市役所で働く樽澤永理さんは木曽町から通っています。
通行止めになってからは塩尻を経由して通っていて、通勤時間は倍以上の2時間かかるということです。
トンネル付近の店舗にも影響が出ています。
権兵衛トンネルから約2キロの場所に店を構えるそば店「こやぶ竹聲庵」です。
通行止め以降客足は8割落ち込みました。
秋は新そばや紅葉シーズンで一年で最も多くの客が訪れる時期ですが、今年はそれが見込めず頭を抱えています。
権兵衛トンネルは伊那側の入り口付近の道路の崩落で20日から全面通行止めとなっています。
平成27年の調査ではトンネルの通行量は、平日の午前7時から午後7時までの12時間で3,822台となっています。
伊那建設事務所では25日の雨に備えのり面にブルーシートをかける対策をしたということですが、年内の復旧は厳しいとしていて、「なるべく早く開通できるよう取り組んでいく」としています。
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権兵衛トンネルが全面通行止め
国道361号の権兵衛トンネルがトンネルに入る前の橋の損傷により20日から全面通行止めとなりました。
復旧の見通しはたっていません。
道路を管理する伊那建設事務所によりますと国道361号の権兵衛トンネル手前にある橋を支える部分が湧き水により崩落しているということです。
崩落した部分ではガードレールが崩れ落ちていました。
伊那建設事務所では20日午前9時から権兵衛トンネルを全面通行止めとしていて復旧がいつになるかは未定だということです。
また木曽方面へ向かう場合は国道153号から19号へ入る
う回路を通るよう呼び掛けていて安全が確保できるまで通行止めにするとしています。
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警察 手良小児童に防犯ステッカー
伊那警察署などは17日、伊那市の手良小学校を訪れ、特殊詐欺に対する防犯意識を高めてもらおうと、ステッカーを6年生に配布しました。
6年生22人を代表して、児童会長の高橋晟くんが、伊那警察署生活安全課の武居克幸課長からステッカーを受け取り、「防犯意識の向上に尽くしたい」と決意を述べました。
ステッカーには、詐欺を疑うよう促すメッセージがあり、伊那警察署の電話番号が書かれています。
武居課長は、特殊詐欺の被害の現状などを話し、配布したステッカーを祖父母宅の固定電話に貼ることを呼びかけました。
去年の長野県内の特殊詐欺被害の発生件数は140件で、被害額はおよそ3億5,830万円にのぼります。
このうち伊那警管内では5件、被害額はおよそ1,500万円です。
被害額は年々減少しているものの、発生件数はあまり減少していないということです。 -
上伊那広域消防本部新規採用職員が消防学校卒業報告
伊那市の上伊那広域消防本部で今年度採用された職員が、長野県消防学校初任科を卒業したことを7日、田畑公徳消防長に報告しました。
7日は、初任科での成果報告として、訓練塔でロープを使った昇り降りや、火災発生時の消火対応などを行いました。
今年度新たに採用された職員は3人で、伊那配属の中原拓哉さん、伊南北配属の丸山達海さん、箕輪配属の山内豪さんです。
3人は、4月9日から10月6日まで、長野市にある県消防学校初任科で火災が起きる原因など災害に関する基礎知識や、救助者の搬送の仕方などを学びました。
田畑消防長は、「半年間学んだ成果が確認でき心強く感じた。地域の安心安全のため一日も早く消防士として活躍してほしい」と話していました。
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台風19号 12日夕方から夜にかけて最接近
大型で非常に強い台風19号は12日の夕方から夜中にかけて県南部に最も接近する見込みです。
12日は台風接近を前に農家が農作物の収穫を急いでいました。
箕輪町松島のりんご農家は「今が収穫時期のシナノスイートはいいが11月に収穫するふじはそのままにしておくしかない。」と話していました。
上古田で脱穀作業をしていた兼業農家は「台風ではざがけが倒れたら大変なので会社を休みました。」と話していました。
松島で白ねぎを作っている野菜農家は「ねぎが倒れたら商品にならない」と話し収穫を急いでいました。
台風の影響で連休中のイベントが相次いで中止となっています。
12日は主なもので、伊那市の、しんわの丘ローズガーデン秋の
バラまつり。暴力追放・地域安全伊那市民大会。上伊那地域子ども応援プラットフォームのワークショップ。三峰川みらい会議の三峰川ウォーキング。赤石商店のジャズと読み聞かせ。箕輪町の全国カデ・エペフェンシング選手権大会。上伊那北部サイクリングツアー。南箕輪村の信州大芝高原イルミネーションフェスティバルのスタンプラリーや太鼓演奏などのイベント。
13日は伊那市のみはらしファーム秋のフルーツフェスタ。南箕輪村第32回駅伝競走大会などとなっています。
台風による交通への影響です。
JR飯田線は12日始発から本数を減らして運行し午前8時ころから全線で終日運行を見合わせる予定です。
伊那バスの高速バスは新宿線、立川線の全てが終日運休となるほか他の路線も一部で運休する予定です。
南アルプス林道バスは北沢峠行きが午前8時5分以降。
戸台口行きが午前10時以降運休となり林道は正午から通行止めとなります。
伊那市の危機管理課では不要不急の外出を控えるよう呼び掛けています。
長野地方気象台では大型で非常に強い台風19号はあす夕方から上伊那地域に最も接近すると予想しています。
県南部では21日午前6時からの24時間の降水量は200ミリから300ミリと予想されています。
最大風速は17メートルで最大瞬間風速は30メートルと予想されています。
長野地方気象台では土砂災害や河川の増水、農作物の被害や倒木による停電などに注意するよう呼びかけています。
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富県保育園園児 貝沼散策
伊那市の富県保育園の園児は10日、地域住民でつくる「貝沼の自然環境を守る会」の会員と区内を散策しました。
園児と会員は始めに、国の重要文化財の顔面付釣手形土器が出土した御殿場遺跡を訪ねました。
会員は、竪穴式住居での縄文人の生活などについて説明していました。
会長の守谷勇一さんは「幼い頃から貝沼の自然や伝統文化を多く学んでほしい」と話していました。
また、園児はどんぐり拾いも楽しんでいました。
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箕輪町でWEB系在宅セミナー
自宅でインターネットを活用して働く在宅ワークのセミナーが9日、箕輪町の産業支援センターみのわで開かれました。
この日は、子育て中の女性など町内外からおよそ70人が参加しました。
講師をつとめたのは、在宅ワークの仕事をあっせんしている業界最大手のクラウドワークスの眞道祐介さんです。
眞道さんは、在宅でできる仕事の始め方や報酬の受け取り方など説明していました。
在宅ワークは、データ入力や、印刷物のデザイン、インターネット記事の原稿執筆など、家で行える仕事です。
また、この日は在宅ワークの指導をしている箕輪町の林豊さんが話をし、録音された音声を原稿にするテープ起こしのやり方などを紹介していました。
箕輪町では、国の地方創生交付金を受けて、子育て中の女性や、定年を迎えた人に活躍してもらおうと、昨年度からセミナーを開いています。
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土砂災害危険区域などをパトロール
伊那市は、台風シーズンにあわせ、土砂災害危険区域など市内3か所のパトロールを30日、行いました。
この日は、市の職員や消防団など関係者あわせて20人が参加しました。
パトロールしたのは、伊那市笠原にある、防災重点ため池など3箇所です。
防災重点ため池は、決壊した場合の浸水区域に民家などがあり、住民に被害を与えるおそれのあるため池です。
伊那市では47か所あるため池のうち、27か所が防災重点ため池に指定されています。
ため池の設計などにも携わっている、長野県土地改良事業団体連合会南信事業所の小林功二所長補佐は、「決壊する原因は漏水によるものが多く、池の水を抜く場所からの水漏れが多い」などと説明していました。
その後、パトロールした箇所について意見交換をしました。
参加者からは「災害時、ため池のある場所に住む住民にいかに避難情報を伝えるかが重要だ」「日ごろから地域住民と一緒に防災意識を持つことが必要だ」などの意見が出ていました。
伊那市では、パトロールの結果を受け、各地区の災害時の危険度を知ってもらい、住民の避難に役立てたいということです。
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箕輪町巡回パトロール隊 結成
箕輪町は、10月から警察官OBによる町内の巡回パトロールを始めます。
24日の定例記者懇談会で町が発表しました。
箕輪町は、平成24年にWHO世界保健機関の安全安心な街づくりの取り組み「セーフコミュニティ」を認証取得し、活動を推進していますが、町内でも年に数件は不審者情報が寄せられています。
また、子どもが犠牲となる事件・事故が全国でも相次いでいることから、箕輪町は、町内の巡回パトロールを開始することを決めました。
パトロールは、警察官OBの隊員2人が、青色の回転灯を付けた専用パトロール車で、町内を巡回します。
活動は、平日の午前9時半から夕方の6時まで行います。
箕輪町は、パトロール隊の活動開始前には、通学見守り隊の代表と活動内容の情報交換を行うなど、連携して生活の安全・安心を目指していくとしています。 -
天竜川と三峰川沿いのごみ拾い
南信地域の建設業者でつくる長野県南部防災対策協議会は18日、天竜川や三峰川周辺のごみ拾いをしました。
ごみ拾いは、「ラブリバー天竜の日」と名付けられ、毎年この時期に行われていて今年で27回目です。
伊那、駒ケ根、飯田の3地区に分かれ環境美化活動が行われました。
伊那地区は15社から、あわせて35人が参加しました。
長野県南部防災対策協議会は、国土交通省天竜川上流河川事務所の業務を請け負う事業者で組織しています。
近年は、空き缶やペットボトル、プラスチックごみなどが多く、この日1日で大型のゴミ袋35袋分集まったということです。
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にこりこ 来年10月リニューアルオープン予定
箕輪町の白鳥政徳町長は、JA上伊那に運営を委託した大出の農産物直売所「にこりこ」のリニューアルオープンを、来年10月に予定していることを9日、明らかにしました。
これは、9日に開かれた箕輪町議会一般質問の中で、議員の質問に答えたものです。
「にこりこ」は現在、町振興公社が運営していて来年2月に閉店し、4月からJA上伊那が運営を開始する予定です。
来年10月のオープンに向け、施設の全面改築を含め、検討を進めるということです。
また、9月末で任期満了となる副町長の選任については、定例会最終日に副町長選任に関する議案を提出するということです。
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消防職員自殺 解決金支払いで和解へ
平成26年に自殺した伊那市の消防職員の遺族が、上伊那広域連合に対して損害賠償請求を求めていることについて、27日に開かれた広域連合議会で、原告の遺族2人に対しそれぞれ500万円を支払い、和解を行うとした議案を全会一致で可決しました。
この日は上伊那広域連合議会が伊那市役所で開かれました。
伊那市の消防職員の自殺については、職員の遺族が「自殺は上司によるパワー・ハラスメントが原因だ」として、広域連合に対し慰謝料などおよそ6,700万円の支払いを求めて平成29年に提訴していました。
これに対し、広域連合は、原告の遺族2人に対し損害賠償の解決金として、それぞれ500万円の支払い義務があることを認め、和解を行うとした議案を提出し、全会一致で可決しました。
上伊那広域連合は、10月31日までに原告側に解決金を支払うとしています。 -
4市町村の青年経済団体が連携
伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村の青年経済団体によるイベント「い~んだに交流会」が25日箕輪町のながたドームで開かれました。
交流会は伊那青年会議所が開いたもので4市町村の青年経済団体から約80人が集まりました。ドッチビーなどのニュースポーツを楽しみながら各団体のつながりを深める『人・地域とつながる「い~んだに」共創事業』として行われたものです。
伊那青年会議所では「隣りあう市町村が横の連携を強めることで地域活性化につなげていきたい。」と話していました。
また活動を広くPRするCMも放送する計画で交流の様子が収録されていました。
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辰野町と塩尻市の野生イノシシから豚コレラ陽性反応
長野県は、辰野町と塩尻市で捕獲した野生イノシシから豚コレラの陽性反応が出たとの結果を22日、発表しました。
長野県の発表によりますと、今月19日と20日に捕獲した3頭の野生イノシシを検査したところ、辰野町と塩尻市の2頭から豚コレラの陽性反応が出たという事です。
去年9月から22日までに、県内全域で237頭を検査し、このうち71頭が陽性でした。
長野県では、豚コレラは豚やイノシシの病気で人に感染することは無く、また感染した豚肉が市場に出回る事は無いとしています。
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市民と伊那市議会 意見交換会
地域住民と伊那市議会議員が意見を交わす、市民と議会の意見交換会が20日夜、伊那市内3か所で開かれました。
そのうち西箕輪公民館では、市議会の社会委員会の議員7人と地域住民18人が、「観光地における諸課題」をテーマに、議論しました。
意見交換会は、市民からの意見や要望を聞き、議会改革を進めていこうと伊那市議会が開いているもので、今回で5回目です。
今回は、各地域の課題を見つけようと、市内6会場で開かれています。
住民からは、「森林整備が大変だ」、「クマ対策に力を入れてほしい」、「みはらしファーム周辺の道路整備が必要だ」などの意見が聞かれました。
また、「観光地を活性化させるためには、イベントを切れ目なく継続して行う必要がある」という声もあがっていました。
この日、市民から出された意見や要望は議会としてまとめて、政策提言に活かしていくことにしています。
この意見交換会は、22日にも予定されていて東春近公民館やいなっせ、長谷総合支所で開かれることになっています。
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南アルプスで77歳の男性行方不明
先月26日に南アルプスに入山した千葉県の77歳の男性が、下山予定日の30日を過ぎても下山せず、現在も連絡が取れていない状況です。
伊那署の発表によりますと、行方不明となっているのは千葉県鎌ケ谷市の無職 髙橋陞一郎さん77歳です。
髙橋さんは先月26日に南アルプス塩見岳に向けて入山し、下山予定日の30日を過ぎても下山せず連絡がとれないことから、家族が警察に届け出たということです。
警察では17日県警ヘリによる捜索を予定していましたが、天候が悪かったため、行えませんでした。
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古紙回収箱で火事 不審火か
16日午後0時30分頃、伊那市上の原に設置されている古紙用無料回収ボックスから火が出ました。
この場所では、9日、15日にも火事があり、伊那署では不審火の可能性もあるとみて調べを進めています。
伊那警察署の発表によりますと、火事があったのは、伊那市上の原に設置された古紙用無料回収ボックスで、中に入れられていた段ボールを焼きました。
16日午後0時半頃地域住民から通報があり、火はおよそ10分後に消し止められました。
けが人はいませんでした。
この場所では、9日、15日にも火事があり、当時周辺に火の気はなかったことから、伊那署では不審火の疑いもあるとみて原因について調べを進めています。
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猛暑日 熱中症で搬送3件
9日の伊那地域の最高気温は午後1時57分に35.5度を記録し、猛暑日となりました。
猛暑日となるのは、この夏7日目です。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、熱中症の症状による搬送は伊那市野90代の女性、箕輪町の50代の女性、駒ヶ根市の10代の女性の3件だということです。
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天竜川で水難救助訓練
夏の行楽シーズンを迎え川での事故に備えようと上伊那広域消防本部は、伊那市の天竜川で水難救助訓練を31日、行いました。
訓練は、救助対応や情報収集、指揮能力などの向上を図ろうと毎年この時期に行われています。
31日は上伊那広域消防本部の伊那や、駒ヶ根など6つの署の救助隊15人が参加しました。
訓練は、数人が中州に取り残されたことを想定し行われました。
隊員たちは、ゴムボートで中州へと向かいました。
中州に着くと取り残された人を救助したと想定し対岸側の隊員がロープでボートを引き寄せていました。
上伊那広域消防本部では、「川遊びをする際には救命胴衣を装着するなどして安全確保をしてほしい」と呼び掛けていました。
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元市議の藤島さんに高齢者叙勲旭日単光章
伊那市西春近在住で元伊那市議会議員の藤島雄二さんが高齢者叙勲旭日単光章を受章しました。
22日伊那市役所で高齢者叙勲の伝達式が行われました。
藤島さんは現在88歳で平成7年から平成18年まで3期11年
市議会議員を務め平成15年から2年間は副議長として円滑な議会運営に尽力しました。
またデイサービスセンター春富ふくじゅ園の開所や現在の伊那中央病院の移転先決定など社会福祉環境の整備に力を入れたほか上伊那地域の市町村合併にも取り組み新伊那市発足に貢献しました。
今は畑での作業が楽しみだということで「自分で作り食べることが健康のもとだ」と話していました。
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核廃絶を訴え行進
核の廃絶を訴える上伊那非核平和行進が29日行われ参加者が
辰野町から伊那市までを行進しました。
行進には上伊那の市町村や企業の労働組合が加盟する上伊那地区労働組合会議のメンバーが参加しました。
箕輪町職員労働組合執行委員長の小田切正憲さんは「広島、長崎に原爆が投下されてから74年を迎えます。核兵器の悲劇、悲惨さを語り継ぐのみならず核そのものの廃絶を訴えていきます。」と話していました。あすは宮田村から中川村までを行進するほか来月3日から広島で開かれる原水爆禁止世界大会に上伊那地区労働組合会議も参加するということです。
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伊那市とゼンリン災害時地図供給に関する協定締結
伊那市と株式会社ゼンリン松本営業所は、災害時における住宅地図などの供給に関する協定を22日、結びました。
この日は、伊那市役所で調印式が行われ、白鳥孝市長とゼンリン松本営業所の上野修所長が協定書を取り交わしました。
協定は、ゼンリンが広域図や住宅地図帳などを災害時に活用してもらおうと結ばれたものです。
災害対策本部が設置されている期間、住宅地図の複製も可能になるほか、インターネット上での閲覧もできるということです。
白鳥市長は、「自然災害など起きた時の被害状況の把握や復旧に当たって適切な情報が必要になってくる。有効活用したい」と話していました。
ゼンリンの災害時における住宅地図の提供については、伊那市のほかに県内の10市町村と協定を結んでいるということです。 -
社会福祉の貢献で表彰
伊那市社会福祉大会が19日、伊那市の伊那文化会館で開かれ、長年にわたり社会福祉に貢献した個人や団体に表彰状が贈られました。
大会では、障がい者や高齢者などを長年にわたり介護した7人とボランティア活動などを行った3つの福祉団体が表彰されました。
受賞者を代表して、伊那市の福祉団体「伊那市手をつなぐ育成会」の会長を平成22年から8年間務めた桐野三男さんが挨拶し、「皆様の協力があって頂けた賞です。これからも微力ながら福祉のお手伝いをしていきたい」と話していました。
大会は、伊那市社会福祉協議会が開いたもので、約250人が参加し、子どもへの福祉教育に関する講演も聞きました。
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河川愛護活動で表彰
住民有志でつくる三峰川みらい会議は長年の河川愛護活動が認められ中部地方整備局長表彰を受賞しました。
20日駒ケ根市の天竜川上流河川事務所で表彰式が行われ伊藤誠記
所長から三峰川みらい会議の織井秀夫代表に感謝状が贈られました。
三峰川みらい会議は平成12年に発足し河川沿いの外来種アレチウリの駆除や水生生物の調査などを行っています。
住民が集まり川に親しむ集いを開催するなどその活動が認められたものです。
天竜川上流河川事務所による表彰は平成5年から始まりこれまでに47団体と5人が表彰されているということです。 -
伊那市上下水道事業運営審議会 水道料金据え置きを諮問
伊那市上下水道事業運営審議会が16日、伊那市の伊那市役所で開かれ、白鳥孝市長は、審議会に対し上下水道料金の改定について諮問しました。
諮問は、令和2年度から4年度までを算定期間とし、上下水道料金を据え置く内容です。
水道事業では、水道設備の維持管理費などに一般会計から1億円の出資金を補填することで、現行の料金が維持できるということです。
また、下水道事業は、これまで一般会計から2億円の出資金を受けていて、令和2年度からは、追加で2憶円の出資金を補填することで令和4年度まで料金を据え置きにするということです。
伊那市の一般家庭の水道料金は、平均ひと月3,210円で、令和2年度以降も月額の水道料金は、おおむね同額となる見込みです。
審議会では、今回の諮問に対し、9月中旬に答申を行うことにしています。