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自転車運転の女性が意識不明の重体
11日午前10時頃伊那市上新田で大型貨物車と自転車が衝突する事故がありました。
この事故により自転車を運転していた伊那市の女性が頭を強く打つなどして意識不明の重体となっています。
伊那警察署の発表によりますと事故は伊那市上新田の県道交差点で起きたもので大型貨物車が東春近方面へ進行中、自転車と出合い頭に衝突しました。
意識不明の重体となっているのは自転車を運転していた伊那市上新田の無職、久保村智子さん56歳です。
大型貨物車を運転していた飯田市の50歳の男性にケガはありませんでした。
現場は信号のない交差点で伊那署では事故の原因について調べを進めています。
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第7回平和を考える集い
第7回平和を考える集いが箕輪町の松島コミュニティセンターで8日に開かれ、第二次世界大戦中、海軍航空隊に所属していた箕輪町沢の唐澤良夫(りょうふ)さんが戦争体験を語りました。
唐澤さんは大正15年生まれの91歳です。
昭和18年、17歳の時に予科練に入隊し昭和19年に上海海軍航空隊へ配属となりました。
終戦間際、唐澤さんは、敵の戦艦を沈めるために人間が操縦して体当たりする魚雷、「回天」の事を聞かされたという事です。回天は脱出装置がないため生還する事ができない特攻兵器です。
平和を考える集いは、上伊那医療生協箕輪地区連絡会や上伊那退職教職員の会などが実行委員会をつくり2014年から箕輪町内で開いているもので、今回で7回目になります。
実行委員会では、戦争の悲惨さを改めて認識し平和運動へとつなげていきたいと話していました。
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大地震を想定し総合防災訓練
大地震を想定した総合防災訓練が、伊那市、箕輪町、南箕輪村で、2日に行われました。
午前7時、伊那市では、伊那谷断層帯を震源とする震度7の強い揺れが発生したとの想定で訓練が始まりました。
今年は西箕輪中学校・小学校を主会場に訓練が行われ、地域住民のほか地元の小中学生や保育園児など約1,000人が参加しました。
住民は常会や区ごと安否確認をし、西箕輪中学校体育館へと避難しました。
伊那市では、今回初めて避難所開設キットの試作品を作りました。西箕輪の7つの各区に配布されていて、住民らは、キットに入っている手順書に従って体育館の中に避難所を開設していました。
ほかに、ドローンによる空撮訓練も初めて行われました。
上空50メートルから市内の俯瞰映像を撮影し、災害時は被災状況の確認に使用されます。
箕輪町でも震度7の地震が発生したとの想定で訓練が行われました。
発災後住民らは、事前に全戸配布された安否確認カードを自宅玄関に貼り、避難所へと向かいます。カードには、無事かどうか、避難できたのかどうかなどの安否情報を記載します。
木下区の避難所となっている箕輪進修高校には住民約430人が避難しました。
ここでは、高齢者や病気の人を施設に移送する訓練などもおこなわれました。
南箕輪村では大泉区で避難所に一泊する宿泊訓練が、昨夜から今朝にかけて行われました。
会場の西部地区館には区民56人が集まり、日赤奉仕団や自主防災会のメンバーが炊き出しを行いました。
午後9時半には就寝の時間となり、それぞれが持参した寝袋や毛布を使って睡眠をとりました。
各自治体では、住民が主体となって災害時に対応できる体制をつくり、地域防災力の向上を図っていきたいとしています。
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LGBT性的少数者に理解を
LGBT性的少数者の人権保護と認知教育の充実を求める請願書を伊那市議会に提出している伊那市の当事者らが31日、伊那市議会総務文教委員会協議会でその理解の必要性を訴えました。
31日は請願を審議する総務文教委員会の委員がLGBTへの
理解を深めようと請願書を提出した当事者から話を聞きました。
この当事者は体は男性ですが心は女性のLGBTです。
子どもの頃からそのことで悩み相談する人もいなかったことから
自殺も考えたことがあるということです。
成人してから性同一性障害という言葉を知り同じ悩みをもつ人が
いることを知りましたが、「社会では根強い偏見が残っていることから本当のことを誰にも言えず生きている人が多い」と話していました。
その差別と偏見を無くそうと請願では小中学校でのLGBT教育の充実の実現や自治体での悩み相談窓口の設置、同性パートナーシップ制度の導入を求めています。
同性パートナーシップは同性のカップルを婚姻関係と自治体が認めるもので法律上の効果はありませんが差別や偏見がなくなることを目的としています。
市議会総務文教委員会の唐澤稔委員長は「LGBTで困っている人が
多いという現実が分かった。
委員全員で理解を深め慎重に考えていきたい。」と話していました。 -
台風20号24日未明最接近
台風20号は24日未明から明け方にかけて上伊那に最接近する見込みです。気象台では大雨による土砂災害や、やや強い風に注意を呼び掛けています。
伊那市西箕輪羽広の果樹農家、重盛正さんは台風の接近を前にりんご畑に防風ネットをはる作業を行っていました。
長野地方気象台によりますと24日正午までの降水量は南部の山沿いなどを中心に多いところで150ミリ、最大風速は13メートルと予想しています。
気象台では土砂災害や河川の増水、強風による果樹の落果などに注意するよう呼びかけています。
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20代男性 特殊詐欺被害
飯田市の20代男性が伊那市内のコンビニエンスストアで購入した電子マネー125万円分を騙し取られる特殊詐欺被害がありました。
伊那警察署の発表によりますと、被害にあったのは飯田市在住の20代男性です。
今年6月、男性の携帯電話に「コンテンツ利用料が未払いだ」というメールが届き記載されている番号に電話をかけたところ「今日払わないと訴える。電子マネーで払ってほしい」とインターネット関連業者を装う男から言われました。
男性は伊那市内のコンビニで電子マネー30万円分を購入しギフト券番号を男に伝えました。
その後も「他にも未払いがある」などと言われた男性はさらに電子マネーを購入し、合計125万円分を騙し取られました。
伊那警察署では、身に覚えのない料金を請求されても相手と連絡をしない、すぐに支払わない、家族や警察に相談するなど被害防止を呼び掛けています。
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台風13号 9日に接近
台風13号は9日未明から昼前にかけて上伊那に最も接近する見込みです。
長野地方気象台によりますと、台風13号の接近に伴い県南部では8日夕方から9日未明にかけて1時間で最大20ミリ程度の降水量が見込まれます。
9日正午までの24時間に降る雨の量は50ミリ、最大風速は13メートルと予想されています。
気象台では、土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水、強風などに注意するよう呼びかけています。
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住居侵入などで少年3人を逮捕
伊那警察署と長野県警警察本部少年課は3日までに住居侵入と事後強盗などの疑いで上伊那郡内と伊那市の少年3人を逮捕し長野地検伊那支部に送致しました。
伊那警察署の発表によりますと
逮捕されたのは上伊那郡内でアルバイト従業員の15歳の少年1人と犯行当時14歳で現在15歳の伊那市の中学生2人です。
3人は今年4月8日午前0時30分ころ箕輪町内の商店に侵入しライター78個、時価合計7800円相当を盗み家の人に発見されアルバイト従業員が首を絞めるなどの暴行を加えたものです。
3人は7月25日に逮捕され3日までに地検伊那支部に送致されました。
伊那署では少年3人の認否を明らかにしていません。
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観測史上最高37.2度
1日の伊那地域の最高気温は8月の観測史上最高の37.2度まで上がりました。
1日午後1時47分に8月の観測史上最高の37.2度を記録しました。
これまでの8月の観測史上最高は2013年の8月11日に記録した37度でした。
伊那地域は1日午後4時半現在県内で最も気温が高くなっています。
熱中症予防対策として南箕輪村の南箕輪小学校では1日午後から3日までのプール開放を中止しました。
環境省が定める熱中症予防の指数が危険レベルとなったため行き帰りの安全も考慮しての中止だという事です。
同じく南部小学校も1日から3日まで中止、伊那市では小学校3校が時間を短縮して実施、2校が2日・3日が中止、箕輪町は箕輪北小学校が1日、中止の措置をとっています。
上伊那広域消防本部によりますと、1日午後4時半現在2人が熱中症の疑いで搬送され、伊那市の70代男性は入院が必要、箕輪町の80代男性は軽症だという事です。
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線路内に木材 電車が停止
23日午前9時54分頃JR飯田線の普通下り電車が線路内にあった木材をひいたため34分間にわたり停止しました。
これによるけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと木材があったのは伊那市西春近の下島第二踏切内です。
電車は現場付近で34分間停止しましたが電車に損傷はなく午前10時28分に運転を再開したということです。
乗客35人と乗員5人にけがはないということです。
伊那署では木材が線路内にあった原因などについて調べを進めています。
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三峰川の土手で下草焼く
伊那市美篶の三峰川の土手で22日下草を焼く火事がありました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと火事があったのは伊那市美篶の三峰川レストパーク南側、三峰川右岸の土手です。
午前11時35分ころに通報があり火は駆けつけた消防により午後0時10分に消し止められました。
この火事により下草約50平方メートルを焼きましたがけが人はいないということです。
伊那署では花火で遊んでいて誤って出火したものとみて調べを進めています。
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公務執行妨害で40代の男逮捕
21日午前2時頃、箕輪町の40代の男が、警察官の防護服を引っ張るなど暴行をしたとし、公務執行妨害の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、箕輪町中箕輪の運転手 吉田貴志容疑者43歳です。
21日午前2時頃、箕輪町内の飲食店の駐車場で酔っ払いが騒いでいるとの通報がありました。
吉田容疑者は、現場に駆け付けた警察官の防護服を両手でつかみ引っ張るなど暴行を加えた疑いです。
別の警察官により現行犯逮捕されました。
吉田容疑者は容疑を否認しているということです。
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第2期応援隊活動始まる
伊那市、JA上伊那、伊那商工会議所の若手職員でつくる第2期イ~ナちゃん応援隊の委嘱式が13日伊那市役所で行われました。
式では白鳥孝伊那市長から委嘱状が手渡されました。
イ~ナちゃん応援隊は3つの団体の若手職員12人が協力して伊那市全体の地域活性化を考えようと組織されるものです。
第1期応援隊は地元の銘菓と果物を使った「ちぃずくっきぃサンデー」を考案しました。
白鳥市長は「若い力、発想力で地域の元気づくりに貢献してください。」と激励しました。
隊員を代表して伊那商工会議所の小出勇さんは「伊那市の発展に
つながる活動にしていきたい。」とあいさつしました。
応援隊は定期的に会合を開き市の活性化に向けた取り組みについて考えていくということです。
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春富中のブロック塀撤去
老朽化により倒壊の危険がある伊那市の春富中学校プール北側のブロック塀の撤去工事が14日行われました。
14日は現地で撤去工事が行われ、工事業者が、重機を使い塀を取り壊していました。
この塀は高さ2メートル、長さ28メートルで、昭和46年に建てられました。
強度を保つ控え壁が現在の基準より広い間隔で設置されていることや老朽化が進んでいることから、倒壊の恐れがあるとして撤去されることになりました。
塀の撤去後、この場所にはフェンスを設置する予定です。
伊那市では、大阪府北部地震でブロック塀が倒壊し小学生が死亡した事故を受け、6月28日までに市の管理施設の点検を行いました。
春富中を含め、4か所で早急な対応が必要だと公表しています。
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ブロック塀 新たに2箇所危険
伊那市は、市の管理施設の危険箇所一斉点検結果を13日公表しました。
緊急に対処が必要な施設は坂下区の坂下第一配水池と山寺区の市営山寺駐車場のブロック塀です。
坂下第一配水池のブロック塀は補修中で市営山寺駐車場のブロック塀は9月の補正予算案として提出するとしています。
市の管理施設ではこれまでに伊那市民プール北側と春富中学校プール北側のブロック塀を危険箇所として公表していました。
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伊那バイパス工事の促進決議
国道153号伊那バイパス整備促進期成同盟会の総会が13日
伊那市役所で開かれ伊那市青島から福島までの工事の事業促進などを決議しました。
総会では伊那バイパス工事の事業促進のほか2027年のリニア中央新幹線開業までの国道153号バイパスの全線開通などを決議しました。
期成同盟会ではバイパス整備によりリニア中央新幹線がもたらす
メリットが県内に波及され交流人口が拡大するとしています。
ほかには大規模災害時の迅速な救護活動や企業誘致による雇用の創出、渋滞緩和による観光振興などが期待されるとしています。
総会には伊那市、箕輪町、南箕輪村の土地改良区などおよそ70人が出席し国道153号伊那バイパスの整備促進を図ることが確認されました。
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9日以降気温の上昇注意
上伊那地域に出されていた大雨警報は8日午前9時半に解除され注意報に切り替わりました。
雨のため5日朝から運休していた南アルプス林道バスも8日午前6時から運行を再開しています。
長野地方気象台では、これまでの大雨で地盤が緩んでいるとして引き続き土砂災害や河川の増水に注意を呼び掛けています。
また9日以降むこう1週間は高気圧の影響で最高気温が30度を越える真夏日が続く予想で、熱中症予防を呼びかけています。
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雨峠越え 土砂災害警戒情報解除
活発な前線の影響で降り続いていた雨は峠を越え、6日から伊那市に出されていた土砂災害警戒情報は、今日午前9時に解除となりました。
6日午後1時頃の天竜川の様子です。
活発な前線の影響で4日から雨が降り続き、今日午後2時までの総雨量は市内で一番多い長谷杉島の地点で222ミリとなりました。
避難の目安とされる土砂災害警戒情報が昨日から伊那市の一部地域を対象に発令されていましたが、今日午前9時にすべて解除となりました。
高速道路は、駒ヶ根IC~松川ICの間で上下線とも通行止めとなっていましたが、午前11時30分解除となりました。
雨による倒木の影響で、午前3時25分から手良と美篶の一部およそ1300戸が停電となりましたが、午前6時50分に復旧しました。
長野地方気象台によりますと、土砂災害警戒情報は解除となりましたが、今日の夜から明日にかけ県内で再びまとまった雨が降る可能性があるとして、引き続き注意を呼び掛けています。
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網の目平和大行進
核兵器の廃絶や反戦を訴える網の目平和大行進が6日と7日の2日間、上伊那で行われました。
6日に中川村を出発し7日は伊那市から岡谷市までを行進しました。
7日は午前8時半にJR伊那北駅前を出発し午前9時40分には南箕輪村役場で集会を開きました。
行進は原水爆禁止上伊那地域協議会や県教職員組合上伊那支部などで作る実行委員会が毎年行っているものです。
集会で南箕輪村の原茂樹副村長は「広島、長崎への原爆投下の事実を次世代に語り継ぎ、皆さんと一緒に核兵器のない世界を築いていきたい」と激励しました。
網の目平和大行進は全国で行われていて8月6日は広島で、9日は長崎でゴールを迎えます。
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5月の有効求人倍率1.46倍
上伊那の5月の月間有効求人倍率は1.46倍で前の月を0.02ポイント下回りました。
月間有効求人数は4,050人、月間有効求職者数は2,766人で
5月の月間有効求人倍率は1.46倍でした。
求人倍率は1月以降5か月連続で前の月を下回っています。
ハローワーク伊那では「求人倍率は高止まりしている状況で雇用情勢は堅調に推移している」としています。
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土砂災害 河川の増水に警戒を
活発な前線の影響で上伊那地域は雨の日が続いています。
伊那市には6日土砂災害警戒情報が出され長野地方気象台では地盤のゆるみによる土砂災害に警戒するよう呼びかけています。
4日の降り始めから6日正午までの伊那市高遠町長藤の総雨量は104ミリとまとまった雨が降りました。
長野地方気象台は伊那市高遠町の長藤と山室、小黒川の上流を対象に土砂災害警戒情報を発令しました。
対象地域では土砂災害の危険が高まっているとして厳重に警戒するよう呼びかけています。
伊那市西春近沢渡の天竜川観測地点では午前5時に氾濫注意水位の0.9メートルを越える0.98メートルまで上昇しました。
天竜川上流河川事務所では河川の水位が上昇していることから
川には近づかないよう呼びかけています。 -
上伊那は倒壊の恐れなし
18日に発生した大阪府北部を震源とする地震を受け市町村が
実施した学校敷地内のブロック塀の安全点検結果を29日公表しました。
それによりますと上伊那の市町村立学校に倒壊の恐れのある箇所はありませんでした。
県教育委員会の発表によりますと現行の建築基準法に不適合で倒壊の恐れのあるブロック塀は、長野市、飯田市、安曇野市、阿南町の合わせて15箇所でした。
県教育委員会ではこの15箇所について立ち入り禁止としたうえで撤去するとしています。
上伊那で倒壊の恐れがある箇所はありませんでしたが伊那市教育委員会では建築基準法は満たしているものの老朽化が進んでいるとして春富中学校のプールの塀と市民プールの塀を撤去することにしています。
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震度7想定し災害対策本部訓練
伊那市は、伊那谷断層帯を震源とする震度7の地震が発生したとの想定で、災害対策本部訓練を26日、市役所で行いました。
午前8時、伊那地域を震源とする震度7の地震が発生したとの想定で訓練が始まり、市役所に災害対策本部が設置されました。
これを受け市の職員でつくる災害バイク隊が、現地調査のために集合しました。
市役所5階に設置された災害対策本部では、バイク隊からの報告を受け、被害状況をまとめて国や県・自衛隊に救助要請をしていました。
また、本部に新たな情報が入ると、現場の状況を確認するようバイク隊に指示が出されていました。
訓練は、災害が発生した場所が特定されていない状況で行われました。
竜西方面全域での災害という当初の情報が、訓練が進むにつれて西町・荒井地区が主な被災地だと絞り込まれました。
報道機関への記者会見も行われ、水や食料の確保、広報の方法などについて質問を受けていました。
伊那市では毎年この時期に訓練を行っていて、今回初めてバイク隊と災害対策本部が連携して訓練が行われました。
市職員は「訓練でこれだけ慌ててしまうので、本番はもっと慌てると思う。今回の課題について対策を立てていきたい」と話していました。
山口俊樹危機管理課長は「連携訓練は比較的うまくいったが、記者会見は課題が多かった。課題を次につなげられるように対策を立てていきたい」と話していました。
伊那市では、今回の訓練で得た課題を今後の防災対策に活かしていきたいとしています。 -
大阪で震度6弱 伊那でも心配の声
18日の朝、大阪府北部を震源とするマグニチュード6.1の地震がありました。
大阪から伊那市へ移住してきた人たちの心配の声です。
伊那市高遠町でそば店を営む山根健司さんです。
山根さんは、兵庫県出身で2003年まで大阪で仕事をしていました。
山根さんは、地震発生後、友人や親せきに安否を確認したということです。
伊那市坂下の八木択真さんです。
八木さんは、実家が大阪府堺市にあり、現在は母親が1人で住んでいます。
新聞記者時代には、東日本大震災の被災地にも足を運んでいて、その際震度6強の余震を経験しています。
震源は大阪府北部で、大阪市北区、高槻市などで震度6弱を観測しました。
この地震で、箕輪町で震度2、伊那市と南箕輪村で震度1を観測しました。
また、地震の影響で公共交通機関にも影響がでました。
伊那バスでは18日、伊那バスターミナル午後4時15分発と19日の午前6時20分発の大阪便が運休となりました。
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車両火災の遺体 身元判明
13日に伊那市西春近の中央自動車道で発生した車両火災で車両からみつかった遺体は愛知県の59歳の男性だったことが分かりました。
高速道路交通警察隊の発表によりますと亡くなったのは愛知県の無職、千葉桂治さん59歳と確認されました。
死因は焼死でした。
外傷はなく体内からアルコールは検出されていないということです。
警察では引き続き出火原因について調べを進めています。
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中央道で車全焼 運転席から遺体
13日午後11時50分頃、伊那市西春近の中央自動車道で走行中の車が全焼し、運転席から1人が遺体で発見されました。
長野県警高速道路交通警察隊によりますと、きのう午後11時50分頃、伊那市西春近の中央道下り線で、走行中の乗用車から火が出ていると警察に通報がありました。
車は全焼し、運転席から1人が遺体で発見されました。
遺体の損傷が激しく、性別や身元はわかっていません。
現場は伊那インターから南に10キロほど南、中央道宮田バス停の近くです。
この影響で中央道下り線は伊那インターチェンジと駒ヶ根インターチェンジの間が午前5時過ぎまで通行止めとなりました。 -
伊那市中央の医院で重傷労災事故
11日午前10時15分頃、伊那市中央の医院内で設備撤去作業中の30代の男性がX線装置の下敷きになる労災事故がありました。
この事故で男性は腰の骨を折る大けがです。
伊那警察署の発表によりますと、大けがを負ったのは、大阪府の会社役員・宮川真英さん39歳です。
宮川さんが、医院内の設備撤去作業中に倒れてきたX線装置の下敷きになったものです。
宮川さんは腰の骨を折る重傷となっています。
伊那署では、詳しい原因について調べを進めています。 -
熱中症の症状で10代4人搬送
9日午後1時から2時頃にかけて、伊那市内でテニスの大会中に10代の男女4人が、熱中症の症状で病院に搬送されました。
上伊那広域消防本部によりますと、搬送されたのは、伊那市内の10代の男女4人です。
9日午後1時から2時頃にかけ、伊那市内で行われていたテニスの大会の最中に、気分が悪くなり搬送されたということです。
このうち2人は3週間未満の入院が必要だということです。
長野地方気象台によりますと、9日の伊那地域の最高気温は30.4度で、晴れて日差しが出たことから熱中症になりやすい気候だということです。
上伊那広域消防本部では、のどが渇く前にスポーツ飲料などで早めの水分補給をするなど熱中症予防を呼び掛けています。
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会員の増加と就業開拓に取り組み
公益社団法人伊那広域シルバー人材センターの定時総会が25日伊那文化会館で開かれ会員の増加と就業開拓に取り組む今年度事業などが承認されました。 今年度事業として「会員拡大と就業開拓」をあげ会員増強キャンペーン月間を設けるほか一人一会員増強の取り組みを強化するとしています。 平成29年度の受注件数は7455件で前の年度と比べて82件増えましたが契約金額はおよそ3億5千万円で1千万円の減となりました。 また年度当初630人だった会員数は568人となっています。 伊那広域シルバー人材センターでは、企業の定年延長などにより入会希望者が減少しているが、今後も会員の増強と受注の増加に努めていくとしています。
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中心市街地を登山の玄関口に
登山者を早朝に伊那市駅前から中央アルプスや南アルプスの登山口まで運ぶ公共交通の本格運行が今シーズンから始まります。 運行するのは山岳関係者や飲食店主などでつくる一般社団法人アスタルプロジェクトです。 18日は伊那市のタウンステーション伊那まちでその概要が説明されました。 運行はデマンド方式で伊那市の白川タクシーに委託し利用者数によりセダンのタクシーとジャンボタクシーを使い分けます。 中央アルプスの桂木場登山口行きはJR伊那市駅前を午前4時出発で料金は1人1000円。 南アルプスの仙流荘行きは午前5時出発で料金は1人2000円となっています。 アスタルプロジェクトでは去年試験的に伊那市駅前から南アルプス登山口までの無料運行を行いました。 そこでのアンケートにより有料でも継続を希望する意見が多かったということです。 利用者の9割以上が県外からの登山者で7割が市内の宿泊施設を利用していたということです。 予約は午前9時から午後5時までで白川タクシーで受け付けています。 運行は7月14日から10月7日までの土曜日を中心に全部で20回となっています。 アスタルプロジェクトでは中心市街地を中ア南アの登山の玄関口にしていきたいと話しています。