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第1回歴博カフェ開催
地域の研究者などを講師に招き、喫茶店などで歴史について話を聞く伊那市高遠町歴史博物館の「第1回歴博カフェ」が、伊那市のBooks&Cafeニシザワいなっせ店で25日開かれました。
この日は、南箕輪村郷土館に勤める松澤英太郎さんが、「伊那の近代交通の夜明け~中馬から伊那電気鉄道へ~」と題し話をしました。
松澤さんは、「馬による輸送業は江戸時代から明治時代にかけて伊那谷の一大産業だった」と話し、米や酒、たばこなどを運んでいた中馬について説明していました。
その後、明治初期には船を使い天竜川で物資を運んでいたことや、明治42年には辰野~伊那松島間で伊那電気鉄道が開通した歴史を話していました。
歴博カフェは、地域の人が訪れる喫茶店などを会場に、歴史について話を聞く催しです。
軽食をとりながら気軽に話を聞くことで歴史への関心が薄い人にも、楽しんでもらおうと、市教育委員会が初めて企画しました。
なお、12月13日(日)に第2回が計画されています。 -
長野市で新たに2人新型コロナ感染確認
長野市は、新たに2人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと27日に発表しました。
感染が確認されたのは、長野市の70代の男性と20代の女性の2人です。
濃厚接触者は8人となっています。
27日現在、県内で感染が確認されたのは305人です。
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高遠さくらホテル10月1日営業再開
新型コロナの影響で4月23日から営業を休止していた伊那市高遠町の高遠さくらホテルは、来月1日から再開します。
営業再開に先立ち26日からプレオープンとしてレストランと日帰り入浴を始めました。
伊那市観光株式会社が運営する高遠さくらホテルは新型コロナの影響で4月23日から営業を休止していました。
年中無休が売りだった高遠さくらホテルでは休業中、環境整備やコロナ対策などの準備を行ってきたということです。
感染予防策などをまとめたガイドラインを独自で作成しました。
感染予防策として入り口には非接触型の検温器を設置し、フロントにはアクリル板などを設置しました。
レストランや宴会場などは客席をこれまでの半分にし、入浴は、人数が多い場合は人数や時間制限するなどの対策をとっています。
プレオープンの26日は、昼時になると多くの人たちがレストランに訪れていました。
再開に伴い地元感謝キャンペーンとして来月18日まで和食・洋食のランチが通常の半額で提供されています。
30日までのプレオープン期間中はレストランが午前11時30分から午後2時まで、日帰り入浴が午前10時から午後3時までとなっています。
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権兵衛峠道路10月8日に対面通行可能に
去年10月の台風19号の影響で、仮橋による片側交互通行となっていた権兵衛峠道路は、復旧工事が終了し、来月8日午後3時に従来通りの対面通行が可能になります。
復旧工事が終了し、対面通行が可能となるのは、伊那側の権兵衛トンネル付近およそ300メートルです。
この場所は去年10月の台風19号の影響で道路が崩落し、12月には仮橋が設置されました。
仮橋は長さ15メートル、幅4メートルの鉄骨製です。
これまでおよそ10か月にわたり24時間誘導員が付き、片側通行となっていました。
復旧工事が完了し、対面通行となる来月8日からは、これまで通行できなかった幅が3メートル以上のものや総重量が25トンを超える車両の通行が可能になるほか、連続雨量が60ミリに達した場合の通行止めなどの制限も解除されるということです。
なお、この対面通行が可能となったことについて白鳥孝市長は、「今一度この361号の重要性を踏まえ、人、モノ、情報の交流を一層活性化できるように、また、安全・安心な暮らしを支える重要な道路をしっかりメンテナンスを怠りなく、減災・防災・国土強靭化の意義を肌で感じたところです。このような状況下、姥神峠道路についても、361号現道区間で大規模崩落による通行止めが今も続いており、早急な整備を切に願っております。」とコメントを発表しています。
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長野元気復活総力祭
去年の台風19号による災害や新型コロナの影響を受ける地域の復活を願い音楽・プロレス・食を楽しむイベント「長野元気復活総力祭」が19日から4日間長野市のビックハットで行われました。
イベントは、長野市の有志でつくる実行委員会が主催したもので、伊那ケーブルテレビでは20日と21日に行われた信州プロレスの試合を収録しました。
このイベントは、去年10月の台風19号や新型コロナでダメージを受けた長野を元気にしようと行われました。
入場は長野県民限定で体温測定を行い密にならないよう8,000ある座席を4分の1ほどに縮小して行われました。
プロレスの試合中も大声の応援を禁止し試合の交代毎にリング上の消毒も行いました。
20日には、元プロレスラーのアントニオ猪木さんが登場しました。
また、21日にはレジェンドレスラーの蝶野正洋さんや武藤敬司さんらもリングにあがり試合を盛り上げていました。
会場を訪れた人たちは、新しいスタイルのイベントを楽しんでいました。
プロレスの模様は12月に伊那ケーブルテレビで放送する予定です。
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長谷中 花火大会25日
上伊那の多くの中学校であすから文化祭が開かれます。
各中学校ではコロナ禍で、今出来る様々なイベントを生徒たちが計画しています。
このうち伊那市長谷の長谷中学校の文化祭くろゆり祭は25日、26日の2日間行われ、24日は準備が行われていました。
今年は、地域の人たちを元気づけようと花火大会を企画しました。
コロナの影響で、学校行事などが縮小される中、地域の人たちと楽しめる企画ができないか考え花火を打ち上げることにしました。
長谷中学校では、総合学習の一環で地域おこしについて学習しています。
自分たちが育てた唐辛子で作ったラー油を販売したり、耕作放棄地を活用して畑を作るなどの活動をしています。
当初は、ラー油の売り上げで花火を打ち上げる計画でしたが目標金額の30万円に届かず、長谷地域の個人や企業などに生徒が出向いて協力を呼びかけました。
30万円を超える多くの協賛金が集まりました。
花火大会は、25日の午後6時から長谷中学校のグラウンド周辺の5か所で打ち上げられます。
64番組が計画されていて、最後は仕掛け花火も予定されています。
伊那ケーブルテレビでは、花火大会の模様を午後5時55分から122chで生放送します。
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泡フェス来月3日に開催
伊那谷のシードルや地ビールなどを味わう泡フェスが来月3日に伊那市のセントラルパークで開かれます。
完全予約制にするなどのコロナ対策をとって実施する計画です。
イベントは伊那谷の飲食店や酒造店などでつくるアスタルシードルクラブが主催するもので、23日は関係者が記者会見を開き概要を説明しました。
泡フェスには、伊那谷の蔵元7社と飲食店8店が出店する計画です。
シードルや地ビールの他、伊那谷の野菜やキノコを使った料理が提供されます。
新型コロナ対策として、入場は南信地域の先着80人限定で予約が必要となります。
6枚綴りの1500円のチケットを買うと1枚でシードル、2枚でビールを飲むことができます。
飲み物や料理については、誰でもテイクアウトすることができクラブでは、「自宅でも泡フェスを楽しんでほしい」と呼び掛けています。
泡フェスは、来月3日の午後4時から伊那市のセントラルパークで開かれます。
問い合わせ 080‐5146‐4599 -
北部保育園で運動会の練習
南箕輪村の北部保育園の園児は来月3日の運動会本番に向けて練習を行っています。
北部保育園では8月の盆明けから練習をしていて24日は、園庭でかけっこなどを行いました。
運動会当日は、時間短縮や大人の参加者制限などのコロナ感染防止対策をとるということです。
北部保育園では「子どもが楽しんで思い出に残る運動会にしたい」と話していました。
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青葉の会作品展 27日まで
伊那市内の写真愛好家でつくる「青葉の会」の作品展が、27日まで伊那図書館で開かれています。
会場には、会員12人の近作24点が展示されています。
作品展は、年に1回発表の場として毎年開かれています。
年に数回グループで撮影に出かけているということですが、今年は新型コロナの影響で行くことができず、それぞれが身近な風景を撮影したということです。
会員の年齢は60代から80代で、写真歴は長い人で30年近くになるということです。
会では、「力作ぞろいで見ごたえのある作品ばかりです。訪れた人に心の安らぎを感じてもらいたいです」と話していました。
青葉の会の作品展は、27日日曜日まで伊那図書館で開かれています。 -
連鶴教室開催
一枚の紙から複数の鶴を折る連鶴の教室が、伊那市東春近の春近郷ふれあい館で20日開かれました。
連鶴は、一枚の紙に切り込みを入れ複数の鶴を作ります。
江戸時代に三重県桑名市の僧侶が考案したとされていて、桑名市の無形文化財に指定されています。
20日は春近郷ふれあい館で教室が開かれました。
指導したのは宮田村在住の中城忍夫さんです。
中城さんは伊那や駒ヶ根など4か所で教室を開いています。
中城さんは「先端が尖っていると綺麗に見えるので、先端を揃えて折るのが大切です」と話していました。
20日は20人ほどが参加し、思い思いの作品を作っていました。
制作した作品は、10月31日と11月1日に開かれる東春近文化祭で展示するということです。
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西箕輪小児童が与地の伊那節を学ぶ
伊那市の西箕輪小学校4年生は、授業の一環で地域に伝わる伝統芸能「与地の伊那節」を学んでいます。
18日は、西箕輪の与地伊那節保存会の伊藤光雄会長らが学校を訪れ、児童に与地の伊那節を披露しました。
西箕輪小4年生は、授業の一環で、与地の伊那節を学んでいて、今回は保存会のメンバーを招いて踊りを見学しました。
伊那節は、木曽地方に伝わる「おんたけ山」が、江戸時代に権兵衛峠を行き来するときの馬子歌として伊那に伝わったものとされています。
このうち与地の伊那節は、主に結婚を祝って座敷で歌われたものだということです。
児童らは、保存会の活動や、踊っている時の手の動きについて質問していました。
西箕輪小4年生は、今後は公民館を訪ね資料を見学したりするなど、地域の人と伊那節の関わりについてさらに学習を深めていくということです。
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72歳の夫婦バンド チャロが動画配信
南箕輪村を拠点に活動するともに72歳の夫婦バンド チャロが同年代に元気を伝えようとオンラインリモートコンサートを動画配信サイトユーチューブで公開しています。
オンラインリモートコンサートでは演歌を中心に9曲を演奏しています。
チャロは南箕輪村大泉に住む小椋衛さんと信子さん2人の夫婦バンドです。
ともに昭和22年生まれの72歳で青春時代を思い返そうと平成26年に結成しました。
南箕輪村を拠点にこれまで4回のコンサートを開き今年も3月に
5回目を計画していました。
しかし新型コロナウイルスの影響で中止となったことから演奏の様子をユーチューブで公開しました。
夫婦バンドチャロは新型コロナの終息を信じ予防対策をして来年3月27日に南箕輪村公民館でコンサートを開催する計画です。 -
長谷中学校フラワーコンサート
伊那市の長谷中学校で、生徒たちが育ててきた花壇の前で音楽部が歌を披露するフラワーコンサートが、19日に開かれました。
この日は音楽部の生徒12人が、地元の人たちを招き、アンコールを含め9曲を歌いました。
学校花壇の出来栄えを競うコンクールも中止となってしまいましたが、地元の人たちに見てもらおうと、花壇の前でコンサートを開きました。
音楽部の活動も、春のコンサートや各種コンクールなどが中止となりましたが、活動を支えてくれた保護者や地域の人たちに感謝を込めてコンサートを開いたということです。
長谷中学校音楽部は、少人数ながらも、澄んだハーモニーを響かせていました。
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村 10月1か月間歩くイベント
南箕輪村は、10月の1か月間に走った距離などを競うイベント「オクトーバー・ラン&ウォーク2020」に参加します。
このイベントは、ランニングやウォーキングの普及活動をしている一般財団法人アールビーズスポーツ財団が主催するものです。
10月の1か月間、家族や友人と歩いた距離を計測し、自治体ごとで成績を競います。
イベントには、スマートフォン用アプリをインストールすることで参加でき、ウォーキングの部と、ランニングの部があります。
全国137の自治体がエントリーしていて、県内では松本市、辰野町、小布施町と南箕輪村の4市町村です。
新型コロナウイルスの影響で来月予定されていた第32回南箕輪村駅伝競走大会が中止となったことから、村では代わりとなるイベントとして、参加を決めたということです。
村では、このイベントを通して、健康づくりの一助にしてもらいたいとしています。
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山岸たつ子さん104歳のお祝い
伊那市美篶の老人保健施設すずたけに入所している最高齢者、山岸 たつ子さんの104歳の誕生日を祝う会が、17日に開かれました。
山岸たつ子さん。大正5年生まれで、今月15日に104歳になりました。
すずたけに入所している人たちの中で最高齢です。
この日は、すずたけのスタッフが企画しお祝い会が開かれました。
お祝い会には、長女の井内 俊子さん・長男の山岸孝明さん・邦子さん夫妻が参加しました。
お祝い会ではスタッフから表彰状と花束が贈られました。
たつ子さんは、普段から、歌を歌うのが好きだということでお祝い会でも「この世の花」という歌を披露していました。
すずたけの看護師長の小林正子さんは「元気でユニークなお話をしてくれます。周りの皆さんも、104歳のたつ子さんに負けないように長生きしようと元気をもらっています」と話していました。
なお、伊那市によると、市内には今年度105歳になる人がいて、たつ子さんは4番目に高齢だということです。
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羽広の古文書を解説
伊那市西箕輪羽広区に現存する江戸時代の古文書を解読した冊子が完成し、それを記念した講座が羽広公民館で16日、開かれました。
冊子は、羽広区の住民有志でつくる羽広誌研究会が、区が保管する江戸時代の古文書から20点を選び会員が解読しました。
掲載されているのは旧羽廣村の租税や用水に関する内容で研究会によると羽廣村の歴史と生活を知るうえで貴重な資料だということです。
16日は、羽広公民館に地区住民およそ30人が集まり、研究会の重盛欣三会長らが冊子に掲載された原本を解説しました。
また、会員の重盛栄子さんが、絵や写真をつかって説明しました。
羽広誌研究会では「羽広区の宝として次の世代につなげていきたい」と話していました。
冊子は300部発行し、羽広区に全戸配布しました。
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南箕輪村高齢者訪問
南箕輪村では今年度88歳になる高齢者を祝う長寿者訪問が17日から始まりました。
17日は唐木一直村長が田畑の井上隆介さん宅を訪問し祝い金を手渡しました。
井上さんは、昭和7年8月10日生まれの88歳で妻の春子さんと2人暮らしです。
長年、営林署に勤務していた井上さんは、秋になると山へキノコ採りに出かけることが趣味でした。
現在は、自宅の庭木を剪定したり畑で野菜作りをするのが日課だということです。
唐木村長は「人生100年時代。これからもお元気で」と激励していました。
村内では、100歳以上の長寿者が13人いて、全員が女性だということです。
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かんてんぱぱ 二度咲きヤマツツジ 見ごろ
伊那市の伊那食品工業のかんてんぱぱガーデンで、春と秋に花を咲かせるヤマツツジが見ごろを迎えています。
ヤマツツジの木は、かんてんぱぱホールの入り口付近に植えられています。
樹齢は70年を超えているということで、毎年春と秋に花を咲かせています。
ヤマツツジは、今月いっぱい花を楽しめるということです。
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反核・平和の火リレー
核のない世界や平和を訴ええる「反核・平和の火リレー」が16日中川村から辰野町で行われました。
今年は新型コロナの影響で平和の火は車での移動となり、開催も例年より1か月遅れとなりました。
平和の火は午後2時に南箕輪村役場に到着しました。
反核平和の火リレーは自治体の労働組合などでつくる長野県平和友好祭実行委員会が毎年行っているもので、今年で33回目となります。
今年は新型コロナの影響で松本市の平和の灯から採火し、ランプを車に乗せ移動します。
南箕輪村役場前では実行委員が市町村に対する要請書を読み上げました。
村役場を出発した一行は、次の箕輪町へと向かっていきました。
8月に松本市を出発したこのリレーは、およそ1か月かけて県内全ての市町村をまわり16日辰野町でゴールを迎えました。 -
2020長野県工芸美術展
県内の工芸作家の作品が並ぶ、2020長野県工芸美術展が、伊那市のかんてんぱぱホールで17日から開かれます。
会場には、ステンレスや陶芸作品などおよそ100点が並んでいます。
長野県工芸美術会が開くこの美術展には、県内出身・在住の作家が編み物や染色、木工や彫刻など30のジャンルに分かれて作品を出品しました。
今年は新型コロナウイルスの影響で公募は行わず、美術会会員や会友あわせて54人が過去の作品も含め出品しました。
こちらの作品は、箕輪町の大橋幸子さんの手描染色作品です。
この作品は過去に東京都知事賞を受賞しました。
会では、「過去に賞をとった作品も多く並んでいて、見ごたえのある展示会です。訪れた人に楽しんでもらいたい」と話していました。
展示会は、17日(木)から22日(火)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれます。
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歯の衛生ポスターコンクール
上伊那歯科医師会が小中学生を対象に募集した歯の衛生に関する図画・ポスターコンクールの審査会が、伊那市西町の上伊那歯科医師会館で16日開かれ、最優秀賞4点が決まりました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内で最優秀賞に選ばれたのは中学校の部で伊那市の春富中学校2年生の赤羽結衣さんの作品です。
また、小学校低学年では赤穂南小3年の大石歩未さんが、高学年の部では辰野南小5年の小松星那さんと中川西小6年の林莉緒さんの作品が最優秀賞に選ばれました。
コンクールは、上伊那歯科医師会が毎年行っているもので、今年は上伊那の小中学校あわせて28校から306点の応募がありました。
なお、辰野南小5年の小松さんの作品は、ポスター図案に採用されました。
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地域桜守による桜管理の講習会
伊那市美篶地区各種団体協議会は、地域の桜を管理する地域桜守から桜の手入れや管理方法を学ぶ講習会を8月28日に、開きました。
この日は、美篶青島の桜並木で講習会が開かれ、地域住民およそ20人が参加しました。
美篶地区の役員などで組織する美篶地区各種団体協議会が毎年開いているもので、今年で3年目です。
市から地域桜守として認定されている丸田旭雄さんは「枝が下に垂れているものは切って、切り口に殺菌剤を塗るようにしてください」などとアドバイスしていました。
美篶地区各種団体協議会では、市の交付金を活用して三峰川ナイスロード沿いの桜並木と青島霞堤の桜をライトアップするなど地域活性化に取り組んでいます。
協議会の森田伴雄会長は、「今年はコロナで桜を見てもらう機会が少なかったが、きょうの講習会で学んだことを活かして来年に備えたい」と話していました。
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北原さん東ティモールについて講演会
伊那市ふるさと大使で、元東ティモール特命全権大使の北原巌男さんによる、東ティモールについての講演会が8月19日、伊那図書館で開かれました。
貧困や格差など、SDGsの観点から世界の様子を取り上げようと伊那図書館が企画しました。
テレビ会議システムで会場と北原さんの自宅を繋ぎ、席と席の間隔をとるなど新型コロナ対策が取られました。
北原さんは、東ティモールが、日本と比べて女性が政治へ参画している割合が高いことなど、世界男女格差指数ランキングをもとに紹介していました。
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町文化センターホール無料開放
箕輪町教育委員会では、新型コロナウイルスの影響で音楽活動の機会が減っている町民に、有効活用してもらおうと、町文化センターのホールを14日から無料開放しています。
町文化センターのホールは、14日から19日(土)まで無料開放しています。
初日の14日は、松島在住で、東京を中心にフリーで活動しているバイオリニスト、細谷美佐緒さんが練習していました。
国立音楽大学を卒業し、バイオリン歴40年の細谷さんは、クラシックだけでなく、国内外のアーティストのツアーに参加するなど多方面で活躍しています。
現在は、新型コロナウイルスの影響で予定されていた公演が中止となり、主に松島の自宅でバイオリンのレッスンをしているということです。
町のホームページでホール無料開放の情報を知り、練習に訪れました。
町では、「無料開放期間中、音楽活動や楽器練習にホールを有効活用してもらいたい」と話していました。
なお、14日までに15組が予約をしていて、利用には事前の申し込みが必要だということです。 -
人形供養祭 例年の2倍~3倍に
ひな人形やぬいぐるみなどを供養する「人形供養祭」が13日伊那市のグレース虹のホール伊那で行われました。
供養祭は、処分しづらく簡単には捨てられない人形を供養し、感謝を伝えようと株式会社グレースが毎年行っています。
費用は1コンテナあたり1,000円からで雛人形や五月人形、ぬいぐるみなどが持ち込まれていました。
グレースによりますと、今年は自宅にいる事が多かった事もあり例年の2倍から3倍の量になったという事です。
新型コロナ感染拡大防止の為、訪れた人たちは供養祭の会場には入れず、外で手を合わせていました。
40年使用した雛人形を供養した人は「別れるのは悲しいですが、最後に祭壇に飾ってもらいうれしいです」と話していました。
供養祭は、グレースの社員のみが参列し行われました。
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みはらしファームで野菜詰め放題
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで、上伊那産の野菜の詰め放題のイベントが11日、開かれました。
テーブルの上には、なすや玉ねぎなどが並べられました。
午前10時の開店直後から地域住民が詰め放題に参加していました。
詰め放題のイベントは、JA上伊那が団体客を対象に、毎年開いているものです。
今年は、新型コロナウイルスの影響で県外からの観光客が減る中、地元農家が育てた野菜を味わってもらおうと、個人を対象に開かれました。
訪れた人は、袋いっぱいに野菜を詰めていました。
野菜の詰め放題は、13日(日)にも予定されていて、時間は午前10時から、午後1時からの2回で、料金は1袋600円です。
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「下水道の日」マンホールカード配布
昭和36年に国土交通省が制定した、9月10日の「下水道の日」に合わせて下水道をPRしようと、伊那市役所でマンホールカードが10日、配布されました。
この日は、市役所1階多目的ホールで2種類のマンホールカードが配布されました。
こちらが伊那市デザインのマンホールカードです。
伊那節に歌われている権兵衛峠を行き来した馬子と木曽馬をモチーフにデザインされたもので、去年作られました。
こちらは今年作られた高遠町デザインのカードです。
旧高遠町の町章の周りにタカトオコヒガンザクラがデザインされたものです。
この日は、この2種類のカードが配布されました。
普段は、伊那市デザインのものは市役所か、みはらしの湯で、高遠町デザインのものは、さくらの湯での配布のみとなっていて、2種類が同時に手に入るのはきょうだけです。
マンホールカードは、日本下水道協会などでつくる下水道広報プラットフォームが、発行を希望する地方公共団体を募り、共同で制作しているものです。
これまでに535の自治体から667種類が発行されています。
市では「カードをきっかけに水質保全や生活環境維持のために下水道があることを知ってもらいたい」と話していました。
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中国料理 みどり 閉店へ
歴史ある伊那の名店がまた一つ消えていきます。
JR伊那北駅近くにある街の中華屋さん 中国料理みどり。
ラーメンにチャーハン、本格的な一品料理からローメンまで中華の全てを味わうことができます。
ご主人の立石勝幸(たていしかつゆき)さん。
5人兄弟の長男だった立石さんは、高校卒業後、父四郎さんが営むみどりを継ぐべく中華の道に。
昭和32年、東京に出て新橋などで修業を積みました。
6年後の昭和38年、伊那に戻ってみどりで働きはじめます。
終戦直後の昭和22年開業のみどり、当時は伊那橋近くにありました。
昭和39年にここ伊那北駅近くの山寺に移転し、妻の聖子(せいこ)さんと二人三脚で店を盛り立ててきました。
現在81歳の立石さん、今でも出前をこなしています。
昭和・平成・令和と時は流れ、9月いっぱいで店を閉めることにしました。
店が閉まると聞いて、みどりを訪ねました。
一品目は、肉団子を注文。
プロの早業でひとつひとつ揚げていきます。
中華の命ラーメンスープをベースにケチャップを加えソースが出来上がります。
2品目は、八宝菜を注文しました。
締めは、人気のたまごチャーハンです。
この日も店内は、常連客で賑わっていました。
昔ながらの気取らない街の中華屋さん 中国料理みどり。
味のある昭和の名店が、また一つ姿を消そうとしています。 -
伊那中の生徒がパラグライダー
伊那市の伊那中学校の3年2組の生徒は総合学習の一環で10日、パラグライダーに挑戦しました。
10日は、3年2組の30人が伊那市横山を中心にアウトドアでの遊びや体験を提供するアクティビティスポットASOBINAでパラグライダーを体験しました。
全員が初挑戦です。
ASOBINAの代表で2018年のパラグライダーのアジア大会で金メダルを獲得した呉本圭樹さんが指導にあたりました。
呉本さんは、「飛ぶときは前を見て余計な力を入れないように」と生徒たちにアドバイスしていました。
何度も挑戦するうちに生徒たちは2~3メートルの高さまで自分一人で飛べるようになりました。
伊那中学校の3年2組では今年の5月から総合学習で「空を飛ぶこと」をテーマに学習しています。
空を飛ぶ方法を検討した結果、今年6月にオープンしたASOBINAで行っているパラグライダーに挑戦することになりました。
パラグライダーを体験するには費用がかかるため、生徒たちは自宅で不要になったものをリサイクルショップに売ったり手作りの菓子を職員に販売するなどして資金を集めたということです。
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長野県SNSコロナ情報
新型コロナウイルスに関する長野県からの情報です。
佐久圏域の人口 10 万人当たりの新規感染者数が 0.48人、長野圏域の人口 10 万人当たりの新規感染者数が 1.13 人と、いずれも 1.2 人を下回ったため佐久・及び長野圏域の感染警戒レベルを3から2に引き下げます。