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春近子ども凧揚げ大会
伊那市商工会などは、伊那市西春近の天竜川河川敷で「春近子ども凧揚げ大会」を25日、開きました。
イベントは、子ども達に冬の遊び「凧揚げ」を楽しんでもらおうと伊那市商工会や西春近青少年育成会などでつくる実行委員会が開いたもので今年で3年目です。
会場には、東春近と西春近の子どもとその保護者を中心におよそ200人が集まりました。
実行委員会では、事前に東西春近にある小学校の希望する児童に無地の凧を配りました。
それに、子どもたちが自由に絵などを書きました。
この日は晴天には恵まれたものの会場周辺は風が弱く悪戦苦闘しながら凧をあげていました。
子どもに負けじと保護者も真剣です。
スタートから1時間、風が強くなると凧は勢いよく大空にあがっていました。
実行委員会では、「東西春近で交流の輪を広げともらおうと始まった大会も年々参加者が増えている。来年以降も地域の人が参加しやすい大会に成長させていきたい」と話していました。
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伊藤久志さんペン彩画展
伊那市美篶の伊藤久志さんのペン彩画展が、南箕輪村の喫茶店で開かれています。
会場には、伊藤さんの作品およそ60点が展示されています。
伊藤さんは第一美術協会会員で、ペン画に透明水彩絵の具で色を付ける「ペン彩画」を描いています。
伊藤さんは、ここ4、5年は毎年海外にスケッチ旅行に出かけていて、今回はイタリアやトルコなど5か国を描いた作品が並んでいます。
こちらは、去年イタリアのヴェネツィアに旅行した時の風景を描いた作品です。
運河を行きかう人々や歴史ある建物の様子に魅力を感じたということです。
この作品展は、29日(水)まで、南箕輪村のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。
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かぜよぼうマン参上!
箕輪町の箕輪東小学校では、子ども達に風邪の予防を呼びかけるヒーローが一役かっています。
その名は、かぜよぼうマン
箕輪東小学校では、かぜ予防週間に合わせマントを身にまとった児童が休み時間に各学年を巡回しています。
3年前から始まったこの取り組みは、もともと保健委員会が中心だったということですが、今は希望する児童が行っています。
教室へ行くとかぜよぼうマンは、「手を洗いましょう」「窓をあけて換気をしましょう」などと呼び掛けていました。
風邪予防週間に合わせ、手洗いができたか確認するカードが全校児童に配布されています。
箕輪東小学校では「子どもたちの風邪予防に対する意識が高まっている。」と話していました。
かぜよぼうマンの取り組みは来週いっぱい行われることになっています。 -
3月下旬並みの陽気で福寿草咲く
24日の伊那地域は、午後2時54分に最高気温12.1度を記録し、3月下旬並みの陽気となりました。
箕輪町福与の福与城跡では、福寿草の花が咲いていました。
長野地方気象台によりますと、陽気は25日まで続きますが、26日以降徐々に気温が下がり平年並みに近づくと予想しています。
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春近神社で合格祈願祭
受験シーズンを前に、伊那市内の中学3年生が東春近にある春近神社で22日、合格を祈願しました。
この日は、3年生およそ150人が訪れました。
春近神社の名称が「春が近い」として縁起が良いことから、毎年この時期に合格祈願祭が行われています。
生徒たちは、花畑樹彦宮司からおはらいを受けました。
その後、代表の生徒が玉串を奉納していました。
クラスごとに破魔矢などが贈られたほか、生徒一人一人に合格鉛筆が配られました。
県立高校の入試は、前期選抜が2月10日、後期選抜が3月10日に実施される予定です。
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暖冬で生活面に影響
全国的に暖冬となっている今年、上伊那でも生活面に影響が出ています。
農家からはハウスの暖房経費削減で喜びの声が聞かれる一方、天然のスケートリンクは氷が張らず営業中止が決まりました。
伊那市西春近のトマト農家城倉禾一さんのハウスです。
およそ20アールのハウスでは、桃太郎ヨークという品種のトマトを栽培しています。
こちらのハウスでは、2017年から暖房機器としてペレットボイラーを導入しています。
ハウス内の温度が11度になると自動的に止まる仕組みとなっています。
城倉さんによりますと、ペレットは随時継ぎ足しているため正確な量は分からないということですが、今年は例年の70%ほどの稼働で、大きな経費削減になっているということです。
現在は、1日におよそ200kgのトマトを上伊那の小売店や直売所に出荷しています。
城倉さんによりますと、トマトの生育に適している温度が保たれていて、甘みと酸味のバランスが良く順調に育っているということです。
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出野さん「上伊那の方言」講演
伊那西高校の校長で、方言研究者でもある出野憲司さんの講演会が、箕輪町の地域交流センターで21日、開かれました。
講演会で出野さんは「長野県は関東と関西の方言を分ける境界線にあるため、『行かない』を『行かん』と言ったりするなど、関西の影響も受けていると話していました。
また、上伊那の方言を使って言葉を作る企画があり、参加者は「お暑うございます」を「アッツイジャネーカエ」などに言い換えていました。
講演会にはおよそ50人が集まりました。
講師を務めた出野さんは、伊那西高校の校長を務める他、方言研究者としても活動していて、長野県の方言をまとめた本も出版しています。
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絵手紙教室「笑楽会」作品展
伊那市の伊那公民館で活動している絵手紙教室「笑楽会」の作品展が、伊那公民館で開かれています。
会場には、生徒31人が描いたカレンダーや絵手紙作品が並んでいます。
伊那市西町の倉科照子さんが講師を務めるアカシア・雛の会・ふきのとう・たんぽぽの4つの教室合同の作品展です。
カレンダーは、生徒一人ひとりが月ごとに合った題材と言葉を決めて描いているということです。
絵手紙教室「笑楽会」の作品展は、29日(水)まで、伊那公民館1階ロビーで開かれています。 -
「こんなとき どこに通報しますか?」
伊那消防署のOBでつくる伊那市の地域防災を語る会は、事故や犯罪、自然災害を目撃した場合の、適切な通報についての クイズを作成しました。
そのほかにも、クマを目撃したら、道路や橋が使えなくなったらといった身近な問題のほか、車の暴走事故や
大規模殺傷事件に遭遇した場合といった緊急時の対応についても、通報先をどうするか問いを投げかけています。
このクイズを作成したのは、伊那消防署のOBでつくる地域防災を語る会です。
リーダーで伊那市中央の伊藤一男さんは、伊那消防署に39年間勤め、退職後も地域の自主防災組織の強化に尽力してきました。
伊藤さんは、殺傷事件などがあると、一般的に警察に通報が思い浮かぶが、警察は犯人確保を優先するため、けが人がいる場合は、消防署への通報を忘れないでほしいと呼びかけています。
日頃からの備えとして、事件や事故、災害に遭遇した時に、どこに通報すればよいかを考えておくことも、防災につながると話しています。
伊藤さんは、防災教育にも力を入れていて、今年度は市内17か所の保育園でミニ防災講座を開きました。
今後、要望に応じて、自主防災会などの勉強会にも出向くということです。
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ゆめわーくで新年のお茶会
伊那市御園で障害者の就労支援を行っている多機能型事業所ゆめわーくは、地域住民を招いた新年のお茶会を22日、開きました。
お茶を提供したのは、伊那市の日影公民館で茶道教室を開いている「煎茶道方円流」のメンバーです。
無病息災を願って飲む、昆布と梅が入ったほうじ番茶「大福茶」を淹れました。
一人一人に菓子とお茶が用意され、利用者らが味わっていました。
新年のお茶会は、地域住民との交流を兼ね毎年この時期に行われています。
この日は、ゆめわーくの利用者の他、地域の高齢者クラブ「御園あじさいの会」のメンバーなどあわせておよそ80人が集まりました。
この日は、ゆめわーくの利用者や地域住民がグループに分かれてお茶会を楽しみました。 -
避難所の電力確保へ外部給電器
伊那市は災害時に電気自動車から電力を取り出し、避難所などに供給する外部給電器を県内の市町村で初めて配備しました。
22日は市役所で、報道向けにデモンストレーションが行われました。
この外部給電器は電気自動車から最大90アンペアの電力を出力することができます。
コンセントは100ボルトを6口、200ボルトを1口備えていて、この電気自動車の場合、一般家庭でおよそ4日分の電気を賄う事ができるという事です。
伊那市では、災害に強い地域づくりを目指していて、およそ125万円をかけ外部給電器を配備しました。
外部給電器は長谷総合支所に配備され、災害時での活用の他、イベントなどへの貸し出しを行う事にしています。
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伊那市内で火事相次ぐ
22日午前11時45分頃、伊那市高遠町の高遠しんわの丘ローズガーデンで展望台に取り付けられていたマットが燃える火事がありました。
この火事により、作業をしていた56歳の男性が手や顔に火傷を負いましたが軽傷だということです。
伊那警察署の発表によりますと、火事があったのは、伊那市高遠町の高遠しんわの丘ローズガーデンにある展望台です。
展望台では男性が修繕作業をしていて、溶接の火がバラを守るマットにうつり燃え広がったという事です。
火はおよそ60平方メートルを焼き30分後に消し止められました。
この火事で修繕作業をしていた56歳の男性が、手や顔に火傷を負い伊那市内の病院に搬送されましたが、軽傷だという事です。
ローズガーデンを所有する伊那市では「再発防止の徹底を図ると共に、6月のバラサミットに向け復旧を行っていきたい」とコメントしています。
また22日はこの他に、伊那市上牧の畑で下草およそ200平方メートルを焼く火事もありました。
伊那署の発表によりますと、きょう、午前11時40分頃伊那市上牧の畑で、所有者の女性が段ボールを燃やしていたところ、火が燃え広がり、下草およそ200平方メートルを焼きました。
火は30分後に消し止めらました。
この火事によるけが人はいませんでした。
上伊那広域消防本部によりますと、伊那地域では今年に入り今日までに雨を観測したのは3日間だけだという事です。
冬から春先は特に空気が乾燥するので、火の取り扱いには十分注意してほしいと呼び掛けていました。
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グレイスフル箕輪 台風19号被災地へ義援金
箕輪町上古田の老人福祉施設・グレイスフル箕輪は、去年11月に行われた施設のイベントで集めた義援金5千5百円を台風19号の被災地に送りました。
22日はグレイスフル箕輪の利用者3人らが役場を訪れ、白鳥政徳町長に義援金を手渡しました。
義援金は籠やアクセサリーなどを作りイベントで販売した売り上げ5千5百円をあてたということです。
グレイスフル箕輪によりますと「利用者の人達が支える側になる事で、生きがいややりがいに繋がる」という事です。
白鳥町長は「これからも元気に頑張ってください」と話していました
義援金は、日本赤十字社長野県支部を通して台風19号の県内の被災地に送られます。
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将棋名人戦南信大会
小学生将棋名人戦南信大会が19日伊那市の中央区公民館で開かれ伊那東小学校5年生の堀米真喜君と3年生の堀米真爾君が県大会出場を決めました。
19日は小学生将棋名人戦南信大会とシニア将棋名人戦南信大会が開かれました。
小学生の大会には16人が出場し伊那東小学校5年生の堀米真喜君と3年生の堀米真爾君が県大会出場を決めました。
県大会は来月2日に長野市で開かれます。
シニアの大会では駒ケ根市の酒井肇さんと下諏訪町の有賀満さんが県大会出場を決めています。
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箕輪町大出上村の大文字倒し
箕輪町の無形民俗文化財に指定されている大出上村の大文字倒しが、20日に行われました。
大文字は、無病息災や家内安全を願い、今月13日から20日までの1週間建てられていたものです。
午前6時、上村の辻に地域住民が集まりました。
縄を引き、ゆっくりと柱を倒していきました。
柱には、松や竹、願いごとを込めた巾着などが取り付けられています。
柱が倒されると、住民らが集まり、枝を切って巾着と一緒に外していました。
松・竹・梅・稲穂と合わせて各家庭の玄関先に飾り、1年間の厄除けを願うということです。
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上戸で大文字の柱を下ろす
小正月の伝統行事「大文字」の柱が20日、伊那市と箕輪町で下ろされました。
伊那市西箕輪上戸では、午前5時15分ごろから太鼓が打ち鳴らされ、長さ12メートルの柱が建てられた辻に住民が集まってきました。
大文字は、区内の辻に柱を建て厄除けを願う小正月の伝統行事です。
毎年14日に建てられ、大寒の20日に下ろされます。
住民およそ100人が見守る中、三方向からロープで引っ張りながらさすまたを使ってゆっくりと下ろしていきました。
柱が下りると、もみ殻が入った巾着袋や色紙で作った花飾りを住民が持ち帰っていました。
持ち帰った巾着袋などは、各家庭で神棚などに飾るということで、これまでのものは26日のどんどやきで燃やすということです。 -
高遠だるま市に合わせて本町商店街 4色の桜だるま
2月11日に伊那市高遠町で行われるだるま市に合わせて、地元の本町商店街では新色の黒色を含む4色の桜だるまを販売します。
今年新たに加わったのは、こちらの夜桜だるまです。
黒色のだるまをベースに、ピンクの花びらが描かれていて、背中には高遠夜桜だるまとかかれています。
去年の桜まつりのポスターに夜桜が採用されたことや、「黒字になる」との縁起を担いで今回初めて作ったということです。
1次予約分は2日間で終了する人気ぶりで、現在2次予約分も残りわずかだということです。
他にも、毎年販売している「赤」「白」「ピンク」のだるまがあり、価格は小が2,000円、大が3,000円、特大が4,500円となっています。
予約は、高遠町のカミリで2月4日まで受け付けています。 -
ソバの実を川の冷水に寒晒
大寒の20日、伊那市内のそば店でつくる高遠そば組合は、ソバの実を川の冷水に浸す「寒晒」作業を行いました。
20日は、組合員6人が長谷の市野瀬にある粟沢川に地元産のソバの実を浸しました。
今年は去年より30キロほど多いおよそ1,050食分を用意しました。
寒晒蕎麦は、江戸時代に高遠藩が将軍に献上していたとされています。
そばの実を寒中の水に浸すことでアクが抜け、デンプン質が糖に変わり、甘みが増すということです。
20日の伊那地域の最低気温は1.9度と4月上旬並の穏やかな大寒となりました。
それでも川の水は冷たく、組合では「水温は平年並みだと思う。夏には寒晒の特徴を活かしたおいしい蕎麦を提供したい」と話していました。
浸した蕎麦の実は、2月4日に引き上げられます。
提供は、市内7店で7月11日からを予定しています。 -
小河内神社御筒粥で占う
箕輪町の小河内神社で、今年の世の中や農作物の出来を占う御筒粥の神事が19日に行われ、今年の世の中は去年より7厘上がって7分4厘となりました。
神事は、小河内神社の今年1年の五穀豊穣を願う祈年祭で行われています。
21本の葦の茎を束にしたものを2升の米が入った釜で炊き、茎に入った米粒の数で占います。
午前7時から炊きはじめ、2時間後の午前9時過ぎに釜から筒が取り出されました。
占いの結果、今年の世の中は7分4厘となりました。
極上は、水稲の中生とささげ、大豆。
上々はトマト、上はりんご、きゅうりなどとなっています。
占いが終わると、使ったお粥を食べて1年間の無病息災を願いました。 -
北小河内漆戸常会 大文字下ろし
箕輪町北小河内漆戸常会で、地区内の安泰を願って12日に建てられた大文字が19日に下ろされました。
午前8時に地区住民30人が集まり、4つ辻に建てられた大文字が下ろされました。
北小河内漆戸常会に伝わる小正月の伝統行事「大文字」は、およそ260年前に天竜川が氾濫し大きな水害が起きたことから始まったとされています。
大文字が下ろされると、つけてあった花飾りと松の枝を外しました。
花飾りは3本ずつ持ち帰り、厄除けとしてそれぞれの家の玄関先などに飾るということです。
漆戸常会の住民によりますと、3本の花飾りを玄関先に飾るのは、病気・火災・水害の3つから守るという願いが込められているということです。 -
シニア世代と団体マッチング
活動の場を求めるシニア世代の受け皿となる地域の団体が参加する「地域づくり出会いのひろば」が伊那市のニシザワいなっせホールで17日、開かれました。
地域づくり出会いのひろばは、長野県長寿社会開発センター伊那支部などが開いたものです。
17日は、活動の場を求めるシニア世代およそ100人とその受け皿となる団体や企業20団体が参加しました。
おおむね60歳以上のシニア世代がボランティア活動などで積極的に社会参加できるよう、その活動を求める人とのマッチングを図るいうものです。
会場には、福祉や子育て支援団体などのブースが設けられました。
参加したシニア世代の人たちは積極的にそれぞれのブースを回り活動内容を聞いていました。
福祉事業団体のブースでは、「環境整備や農作業が出来る人を求めています。」などと話していました。
長野県長寿社会開発センター伊那支部では「シニア世代が社会参加するための情報が少ない。こういった場を活用してほしい」と話していました。
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伊那西高校 2人が短歌で入選
東洋大学が全国の小中高生を対象に募集した現代学生百人一首に伊那市の伊那西高校の2人の生徒が詠んだ短歌が選ばれました。
入選したのは文芸クラブ3年で箕輪中出身の我如古ヴィヴィアンさんと桑澤菜生さんです。
我如古さんは「夕暮れのテトラポットと潮風を感じてみたい信州人は」と詠みました。
桑澤さんは「電車まであと三分の待ち時間 スマホに映る英単語五個」と詠みました。
現代学生百人一首は、学生ならではの視点から日常生活で感じたことなどを詠むもので東洋大学が主催しています。
現代学生百人一首には、全国から6万1976首の応募があり100点の入選作品の中に2人の作品が選ばれました。
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イクメン・カジメン写真 グランプリ決まる
箕輪町の「イクメン・カジメンフォトコンテスト」の審査会が17日開かれ、グランプリ作品が決まりました。
イクメン部門でグランプリに選ばれた箕輪町沢の桑澤みはるさんの作品「おおきなおにぎりつくろう」です。
刈り取った芝生を集めて大きなおにぎりの形を作る子どもと一緒に遊ぶ父親の姿を撮影した作品です。
カジメン部門のグランプリに選ばれた箕輪町沢の岩崎祐紀さんの作品「1対2の洗濯バトル」です。
二人のこどもに邪魔をされながらも洗濯物をたたむ父親を撮影した作品です。
17日は箕輪町役場で審査会が開かれ、子育て中の女性や有識者でつくる女性活躍井戸端会議のメンバーなどが審査しました。
イクメン・カジメンフォトコンテストは、男女共同参画社会を推進する機運を高めようと箕輪町が開いたもので、今年で2回目です。
今年は33人から54点が集まりました。
応募作品は、来月3日からイオン箕輪店で展示されます。
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富県保育園の園児 繭玉の飾りつけ
伊那市の富県保育園の園児は、農林産物直売所たかずやのメンバーとともに、繭玉の飾りつけを行いました。
16日は、直売所のそばにある小屋で飾り付けを行いました。
飾り付けを行ったのは富県保育園の年長園児18人です。園児たちは、直売所のメンバーに手伝ってもらいながら繭玉を枝の先に刺していました。
繭玉は、養蚕が盛んだった上伊那地域で、カイコの豊作を願って行われてきた小正月の伝統行事です。
直売所たかずやでは、「地域の養蚕の歴史と伝統文化を子どもたちに伝えたい」と話していました。 -
高遠さくらホテル合格祈願グッズ並ぶ
本格的な受験シーズンを目前に控え、伊那市高遠町の高遠さくらホテルには合格祈願グッズが並んでいます。
合格祈願グッズは6種類あり、合格や桜咲くなどのフレーズが入っています。
「合格」の鉢巻きをした高遠さくら咲くだるまや、市内の製造業者らがつくるご当地土産の「サクラサク サクラコマ」などが並んでいます。
高遠さくら咲くだるまは、従業員が一つ一つ手書きで合格の文字を添えています。
また、合格にかけた五角の箸や、桜にちなんだ高遠温泉の素なども、受験の成功を願ったデザインになっています。
これら合格祈願グッズは、去年11月に高遠町山室の弘妙寺で祈祷をしたもので、高遠さくらホテル売店の特設コーナーで購入できるほか、インターネットでも購入ができるということです。
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西部保育園でほっぽんや
南箕輪村の西部保育園で、大泉地区に伝わる鳥追いの伝統行事「ほっぽんや」が15日、行われました。
この日は、園児らおよそ100人が、地域の高齢者クラブ福寿会のメンバーと一緒に木を打ち鳴らしながら保育園の周りを歩きました。
「ほっぽんや」は、農作物を食べ荒らす鳥を追い払い、五穀豊穣を願い農家で行われていた、小正月の伝統行事ですが、今では目にする機会もなくなりました。
地域の伝統行事を子どもたちに伝えようと、毎年福寿会が行っているもので、園児たちはほっぽんやと声を掛け合い、列になって練り歩きました。
きょうは繭玉つくりも行いました。
園児たちは、福寿会のメンバーに教わりながら、繭玉をつくり、出来上ると、柳の木の先に飾っていました。
福寿会のメンバーは、「昔から伝わる行事を子どもたちにも知ってもらい、思い出にしてほしい」と話していました。
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高遠城址公園 桜開花予想4月6日
民間気象情報会社のウェザーニューズは、今年1回目の桜の開花予想を15日に発表しました。
高遠城址公園は4月6日となっています。
ウェザーニューズが発表した桜の開花予想によりますと、伊那市高遠町の高遠城址公園は、開花が4月6日、満開は4月17日となっています。
第2回の開花予想は2月13日の予定です。
正午ごろの高遠城址公園です。
未明から朝にかけて降った雪がうっすらと残っていました。
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引持の獅子舞 披露
伊那市高遠町上山田の引持に伝わる獅子舞が、12日、地域住民に披露されました。
引持の獅子舞は、無病息災や五穀豊穣を願いおよそ300年前から行われていたと伝えられています。
地域の伝統文化を後世に残そうと、2007年に保存会を結成しました。
それ以降毎年、地区住民に披露していて、およそ60人が引持生活改善センターに集まりました。
舞では獅子が鈴と御幣を持ち家内安全や無病息災を願いました。
また、獅子が体についたノミを食べるユニークな仕草もありました。
引持獅子舞保存会では「今年は災害がなく平和な1年になってほしいです」と話していました。
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エレキテル橋本さんら 番組収録
12日に行われた伊那ケーブルテレビの番組「松尾アトム前派出所のりんご長者の旅」の収録に、だめよ~ダメダメの決め台詞で一世を風靡したニッポンエレキテル連合の橋本小雪さんが加わりました。
伊那市坂下区のどんど焼きは、12日に坂下神社境内で行われました。
番組は、そのどんど焼きに参加して、地域の人たちとコミュニケーションをとりながら楽しむ様子を収録したものです。
伊那ケーブルテレビが放送している「松尾アトム前派出所のりんご長者の旅」は、松川町のリンゴ農家でお笑い芸人の松尾さんが地域を回り物々交換を繰り返していく番組です。
今回は、松尾さんと同じ芸能事務所に所属するニッポンエレキテル連合の橋本さんと瞬間メタルの前田ばっこーさんが収録に加わりました。
普段出演しているのは松尾さんのみですが、橋本さん前田さんともに番組内でナレーションなどを担当していて、今回はスペシャル版となります。
3人は、餅つきも体験させてもらい、つきたてを味わっていました。
今回収録した番組は、2月にご覧のチャンネルで放送します。 -
漆戸常会 大文字建て
箕輪町北小河内の漆戸常会で無病息災を願う小正月の伝統行事「大文字」建てが12日、行われました。
朝8時頃、集落の中心部にある四つ辻に、地区住民およそ20人が集まりました。
漆戸常会の大文字は、およそ260年前に天竜川が氾濫し大きな水害が起きたことから始まったとされています。
長さおよそ10メートルの柱の先に太陽に見立てた赤い板を取り付け、その下に五穀豊穣を願い色紙で作った花飾りや松の枝などを結び付けていきます。
飾り付けが終わると掛け声とともに柱が建てられました。
大文字は、19日に下され飾りは各家庭に持ち帰り玄関に厄除けとして飾るということです。