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東春近でパルクール体験会
移動動作で心身を鍛える運動方法パルクールの体験会が伊那市東春近のボルダリングジム・OWLLine&Wallで17日に開かれました。
この日は子どもから大人までおよそ50人がパルクールを体験しました。
このうち小学生の部では、20人の児童がやり方を教わりながらパイプの上を歩いたり、跳び箱を飛び越える練習をしていました。
講師は県内各地でパルクールの体験教室を開いている伊那市の団体「ながなんPK」の穂高圭介さんらです。
パルクールはフランス生まれの走る・跳ぶ・登るなどの「移動動作」で心身を鍛える運動方法で、スポーツとしても注目を集めています。
体験会は東春近のボルダリングジムOWLLine&Wallの前田加奈子さんが開いたものです。
ジムに通う児童の「パルクールもやってみたい」という声がきっかけだということです。 -
信州室内オーケストラ 箕輪町で開催
第4回信州室内オーケストラ演奏会が17日に、箕輪町文化センターで開かれました。
信州室内オーケストラは、地域に根差した文化芸術活動を目指し、2020年に長野県在住の音楽家を中心に結成したものです。
中南信地域で定期演奏会を開いていて、今回で4回目です。
指揮者で箕輪町在住の荒川昌美さんが、音楽監督として今回のコンサートの構成を考えたということです。 -
VC長野 東京GBに敗北
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツの16日と17日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、アウェイで東京グレートベアーズと対戦し、16日はセットカウント1対3で敗れました。
17日も東京グレートベアーズと対戦し0対3で敗れました。
次回は23日、アウェイでヴォレアス北海道と対戦します。 -
おむすびコンテスト 矢坂さん最優秀賞
南箕輪村のブランド米風の村米だより金芽米を使ったおむすびのアイデアコンテストの最終審査が17日に大芝高原森の学び舎で行われました。
最終審査では村の職員や米の生産者など、関係者9人が審査員を務めました。
コンテストには、団体を含む19人から25メニューの応募があり、9月の一時審査を通過した11メニューが最終審査を受けました。
この日は一般投票も行われ、52票が投票されました。
一般投票は1票10点、審査員はそれぞれのおむすびを1人最大100点で採点し、合計点数の多いものが最優秀賞に選ばれました。 -
通り町 吉田理容館年内をもって閉店
明治24年1891年から100年以上にわたり営業を続けてきた伊那市通り町の吉田理容館が年内をもって閉店することがわかりました。
4代目店主の吉田里美さんです。
来月5日に89歳を迎える吉田さんは、高齢になったこともあり家族と相談し年内で閉店することにしました。
吉田さんは、カットにシャンプー、髭剃りも一人でこなし、先代から受け継いだ店を守ってきました。
吉田理容館は、明治24年1891年に吉田さんの曽祖父廣さんが伊那村坂下仲町で開業しました。
明治35年1902年頃、今の通り町に移転し現在に至ります。
今年で創業133年になりました。
昭和14年と24年に商店街を襲った二度の大火にあいながらそのたびに再建してきました。
昭和20年代から40年代には何人もの弟子が働きながら暮らしていたということです。
年内で店を閉めることを知った常連客からは惜しむ声が聞かれました。
通り町商店街ではこのところ、スーパーや酒店などが閉店し、付近の商店主からは、また寂しくなるといった声も聞かれています。
吉田理容館の営業は、来月31日の大晦日までとなっています -
伊那谷オーディオフェア
最新のオーディオ機器が並ぶ、伊那谷オーディオフェアが15日から、伊那市のかんてんぱぱくぬぎの杜ホールで開かれています。
イベントは、伊那市のオーディオショップおでおんなどが、オーディオで音楽を楽しんでもらおうと開くもので、今回が3回目です。
イベントでは、展示するメーカーごとに部屋を分け、訪れた人が音の違いを楽しめるようにしています。
最新のスピーカーは性能が上がり、音の広がりが格段によくなっているということです。
伊那谷オーディオフェアは、16日まで、伊那市のかんてんぱぱくぬぎの杜ホールで開かれます。 -
ピアノのひみつと演奏会
一般向けのピアノ講習会「大人も知らないピアノのひみつと演奏会」が5日に南箕輪村民センターで開かれました。
講習会は南箕輪村商工会女性部が地域の高齢者との交流を目的に開いたものです。
第一部では南箕輪村のピアノ調律師平野真也さんがピアノを分解して音が出る仕組みを話しました。
平野さんは「鍵盤は88個あり、演奏者に気持ちよく弾いてもらうために全て同じ深さになるように毎回調整しています」と話していました。
第二部では伊那市出身でピアノ教室の講師をしている林智子さんが7曲を演奏しました。
南箕輪村商工会女性部では「これからの学びや興味のきっかけ作りにしてもらえたら嬉しいです」と話していました。
講習会にはおよそ50人が集まりました。
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北福地で諏訪社奉納演芸大会
伊那市富県北福地の諏訪社奉納演芸大会が5日、北福地集落センターで開かれました。
諏訪社奉納演芸大会は秋の収穫祭として開かれたものです。
公民館横に設けられたステージでは地区住民が歌や踊りを披露していました。
ダンス教室パッションティアラに通っている子どもたちは元気なダンスを披露していました。
富県正調伊那節北福地保存会のメンバーは伊那節に合わせて扇を使った舞を披露していました。
富県小学校の児童は威勢のよい掛け声とともに子ども神輿を担ぎました。
北福地祭事会が開いた諏訪社奉納演芸大会では14演目が披露され集まった地区住民で賑わっていました。
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福島さんの管理する畑で菊が見頃
箕輪町松島の福島義正さんが管理する畑で菊が見頃となっています。
妻のふく子さんによりますと、15年前に1株ゆずり受け、徐々に増やしてきたということです。
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南原保育園の園児と上農生がチューリップ球根植え
南箕輪村の南原保育園の園児と上伊那農業高校の生徒が、12日大芝高原内の花壇にチューリップの球根を植えました。
12日は、南原保育園の年長園児33人と、上伊那農業高校の3年生19人が、大芝高原屋内運動場近くの花壇にチューリップの球根900個を植えました。
来年5月に赤やピンク、黄色の花が咲くということです。
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小松欽さん 葦ペン画作品展
辰野町出身で東京都在住の葦ペン画家、小松欽さんの作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、小松さんが50年間葦ペンで描いた作品64点が飾られています。
小松さんは現在94歳です。
植物の葦を斜めに削り、墨を使い作品を描いています。
以前は油絵の具を使っていましたが、思い通りに描けず画家の道を諦めかけたということです。
50年前に葦ペンと出会い、その線に魅了され、描き続けています。
作品は大きいもので縦およそ2メートル、横3メートルで、主に風景や鳥などの作品だということです。
小松さんは「自分の想いを作品にぶつけて、一気に描き上げています。ぜひ見に来てほしい」と話していました。
展示は、14日(木)までで、入場は無料です。
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田畑区民祭 能登半島支援へ募金活動
南箕輪村の田畑区の区民祭が10日公民館で行われ、能登半島地震や豪雨災害の義援金を集めました。
区民祭では、豚汁の振る舞いや、消防団による焼き芋の販売などが行われました。
地元の子どもたちなどによる作品展示やeスポーツの体験コーナーもあり、多くの地域住民で賑わっていました。
今回で16回目となる区民祭では、今年1月に発生した能登半島地震、9月の豪雨災害の支援に役立ててもらおうと、募金箱を設置しました。
会場を訪れた子どもたちも募金をしていました。
田畑区では、「少しでも復興に役立てば嬉しい」と話していました。
集まった義援金は、被災者支援に充てられるということです。
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秋の火災予防運動 訓練と街頭啓発
秋の火災予防運動に合わせて、保育園での避難訓練やドライバーに火災予防を呼び掛ける街頭啓発が11日行われました。
伊那市の竜西保育園では、給食室から火が出たとの想定で避難訓練が行われました。
園児たちは、まわりの友だちを押さない、しゃべらない、大切なものがあっても園舎に戻らないという、約束を守り、園庭に避難していました。
靴をはきかえると、逃げ遅れる可能性があるとして裸足や上履きのまま安全な場所まで行きました。
竜西保育園では職員が園舎にある消火設備の検査も行いました。
検査では消火器のまわりに障害物が置かれていないか、また不具合がないかを確認していました。
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地方の時代映像祭 「731部隊最後の証言」が優秀賞
全国のドキュメンタリー作品を表彰する地方の時代映像祭の贈賞式が9日に、大阪府で行われ、伊那ケーブルテレビが制作した番組「731部隊 最後の証言」がケーブルテレビ部門の優秀賞を受賞しました。
9日は、大阪府の関西大学で贈賞式が行われ、番組を制作した伊藤秀男常務が表彰を受けました。
優秀賞を受賞した作品「731部隊 最後の証言」は、去年9月に放送した29分の番組です。
第二次世界大戦時に生物兵器の研究・開発などを行った731部隊について、当時所属していた宮田村生まれの清水英男さんの証言をもとに、加害の事実や行政サイドの意識のズレなどを伝える内容です。
表彰式で伊藤常務は、「2008年から戦争証言のアーカイブに取り組んでいて、清水さんにたどり着くことができた。清水さん、地域のみなさんに恩返しができてうれしく思います」と話していました。
地方の時代映像祭は、NHKや民放、ケーブルテレビ局などから320作品が寄せられ、ケーブルテレビ部門には58作品の応募がありました。
このうち、9作品が入賞し、優秀賞は4作品でした。
グランプリには、朝鮮人差別を題材にした名古屋テレビ放送の「メ~テレドキュメント 掌で空は隠せない~1926木本事件~」が選ばれました。
「731部隊 最後の証言」は来月28日から大晦日まで伊那ケーブルテレビの121チャンネルで再放送する予定です。 -
信大ユリノキ並木見頃
南箕輪村の信州大学農学部のユリノキ並木が見頃を迎えています。
11日の伊那地域の最高気温は、10月中旬並みの20.3度となりました。
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上伊那の化石や岩石を展示
伊那で見ることができる化石や岩石などを展示している上伊那教育会所蔵品展が伊那市創造館で開かれています。
会場には化石や岩石などが並べられています。
伊那市長谷戸台で見つかったアンモナイトの化石です。
アンモナイトは今から3億5,000万年前に生息していた海の生物で、かつて戸台が海だったことが分かります。
会場には南アルプスや中央アルプスがが高くなったしくみが分かる模型も置かれています。
このうち海洋プレートが日本列島を押し上げるようにずれることにより、南アルプスは傾きながら1年に4ミリずつ高くなっているということです。
展示ではほかに上伊那を走る断層ごとの違いで見ることができる岩石も展示されています。
マグマが地下でゆっくり冷えて固まった、花こう岩は中央構造線に沿って分布しているということです。
ほかには上伊那に広く生息しているチョウの標本も展示されています。
上伊那教育会所蔵品展は24日まで伊那市創造館で開かれています。
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箕輪ダム周辺のもみじが見ごろ
箕輪町の箕輪ダム周辺のもみじが、見ごろとなっています。
紅葉スポットの一つ、100メートルを超えるもみじのトンネルの11日の様子です。
一帯には、およそ1万本のもみじが植えられていて、毎年県内外からの観光客で賑わっています。
箕輪町観光協会によりますと、今年は気温の高い日が続き色づきが遅れたということですが、ここ数日の冷え込みで一気に進み、9日に見ごろになったということです。
11日は、平日にも関わらず、県内外から多くの人が訪れ、写真を撮るなどして楽しんでいました。
10月26日から行われていたもみじ湖紅葉祭りは昨日で終わりましたが、見ごろが続いているためライトアップを17日日曜日まで延長するということです。
それに伴い、仮設トイレや案内所も17日まで設置するということです。
これから色づく葉もあり、観光協会によりますと見ごろは今週末までだということです。
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ふれあい消防広場 伊那署で開催
秋の全国火災予防運動に合わせ、消防体験を通して防火や防災意識を高めてもらうイベント「ふれあい消防広場」が10日伊那市の上伊那広域消防本部で開かれました。
上伊那広域消防本部には家族連れなどが訪れ、消火器や救助体験などを行いました。
救助体験では重さ40キロの人形が入った担架をロープで引き上げていました。
子どもたちは署員にサポートしてもらいながら体験を楽しんでいました。
各体験場所にはスタンプがあり、全部集めると消防車のミニカーがプレゼントされました。
また、子どもの消防服の試着や普段見ることのできないはしご車の実演も行われました。
ふれあい消防広場は今年で7回目の開催で、10日はおよそ240人が訪れたということです。 -
高校生が企画 17とりどり祭
伊那市の高校生が企画した賑い創出イベント「17とりどり祭」が9日に中心市街地で行われました。
伊那市のセントラルパークでは、高校生が出展した販売コーナーなど14ブースが並びました。
オリジナル商品の販売では、高校生と菓子庵石川がコラボレーションした、オリジナルの4種類の菓子を販売しました。
「17とりどり祭」は、まちの賑いを取り戻し、人のつながりを通じ未来をデザインする場を作ろうと初めて行われました。
企画と運営は市内の高校に通う2年生14人が実行委員となり、伊那商工会議所と協力して、6月から準備を進めてきました。
鳥の絵に手形をつけて羽を完成させるアートもあり、来場者が手に絵具を付け、押しあてていました。
着物の着付け体験コーナーでは、訪れた親子が着物に着替えていました。
また伊那北駅前では、ステージ発表が行われ、高校の吹奏楽部やダンス部の発表が行われました。
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小林恵子さんパッチワーク・キルト展
伊那市西箕輪在住の小林恵子さんのパッチワーク・キルト展が伊那市の旧井澤家住宅で開かれています。
会場には、およそ2メートル四方のタペストリーやバッグなど150点が展示されています。
小林さんは30年ほど前に趣味でパッチワークを始めたということです。
現在は市内で教室を開き教えています。
会場には、長野県工芸美術展に出展し入賞した作品も展示されています。
小林さんの母が来ていた着物や明治から昭和の帯などを使って作ったということです。
パッチワークキルト展「小林恵子個展」は11日(月)まで伊那市の旧井澤家住宅で開催されています。
時間は午前9時~午後4時まで、料金は大人200円、高校生以下無料です。
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秋季公演に向け稽古
伊那市長谷に伝わる農村歌舞伎「中尾歌舞伎」の保存会は、23日の秋季公演に向けての稽古を行っています。
中尾歌舞伎保存会は、市内を中心に12歳から70代までの35人余りで活動しています。
秋の公演は、継続的に伝統文化活動を応援する伊那ロータリークラブの地区補助金を受けて行われます。
今回、上演する演目は「義経千本桜 鮨屋の段」です。
源平合戦に敗れた、平家の大将、平維盛をかくまった鮨屋を舞台に、親子関係などを描いた悲話です。
この演目を、披露するのは2020年以来です。
今回の演目を演じる10人のうち2人が初舞台を踏みます。
伊那市役所の職員の熊木奈美さん。
平維盛の妻役を演じます。
市民劇団に所属する辰野町の
森嶋和也さんです。
維盛の敵役の家来を演じます。
7日の夜は、通し稽古が行われました。
伊那ロータリークラブ地区補助金事業 中尾歌舞伎秋季公演は、23日(土)の午後1時30分から中尾座で行われます。
尚、歌舞伎の観劇を希望する人は、中尾歌舞伎保存会事務局 電話090―2450―6110松田さんまでお願いします。
入場は無料で先着100人となっています。 -
最低気温0.5度 今季一番の寒さ
8日朝の伊那地域の最低気温は0.5度と今季一番の寒さとなりました。
8日の朝は寒さで、伊那市西箕輪では車のフロントガラスや草木が白くなっていました。
8日の伊那地域の最低気温は0.5度と11月下旬並みの寒さとなりました。
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刑務所作業製品 販売
全国の刑務所の受刑者などが作った製品を展示、販売する「伊那矯正展」が8日から伊那市の美篶きらめき館で始まりました。
北は網走刑務所、南は沖縄刑務所まで、全国の刑務所の受刑者などがつくったおよそ2000点の製品が販売されています。
展示即売会は、刑務作業の重要性や現状を広く知ってもらおうと松本市の松本少年刑務所が開いたものです。
会場では、木でできた家具など手作業で丁寧に作られた製品が並びます。
人気の商品は、丸で囲った獄の字が入った前掛けやバッグなどのマル獄シリーズや横須賀刑務支所製の洗濯用石鹸です。
また、丈夫で軽く履きやすいと評判の婦人用の革靴は、一部の商品が半値に近い価格で販売されています。
使用済みのガスボンベを溶接したバーべーキューコンロも人気だということです。
松本少年刑務所は、木曽のヒノキやサワラで作った木彫品を販売しています。
売り上げは、犯罪被害者の支援などに充てられるということです。
受刑者が作った刑務所作業製品の展示即売会は、伊那市の美篶きらめき館で10日(日)まで開かれています。 -
現代の名工 箕輪町から2人
卓越した技能が評価され、厚生労働大臣表彰を受ける今年度の現代の名工に県内から5人が、そのうち2人が箕輪町から選ばれました。
現代の名工に選ばれたのは、箕輪町の小林通人さん67歳です。
岡谷市の株式会社ダイヤ精機製作所に勤め、フライス盤で加工を行っています。
もう一人は、箕輪町の堀達矢さん51歳です。
辰野町の株式会社エビデント長野に勤め、レンズ研磨・加工を行っています。
卓越した技能者に贈られる現代の名工には、今年度、全国から138人が選ばれ、11日に東京都で表彰式が行われます。
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秋の火災予防運動 開始式
9日からの、秋の火災予防運動を前に、上伊那広域消防本部で関係者が開始式を8日に行いました。
上伊那広域消防本部で行われた開始式には上伊那の消防署員や本部職員などおよそ40人が出席しました。
上伊那広域消防本部の柿木淳一消防長は「火災予防と火の用心を周知し、火災件数を1件でも減らしたい」と訓示しました。
秋の火災予防運動は、火災発生の防止と、地域住民に防火意識を高めてもらおうと毎年行うものです。
上伊那広域消防本部によりますと、2024年は、11月6日までに55件の火災が発生していて、2023年の同じ時期と比べて20件減少しているということです。
開始式の後、消防車両が出発し、上伊那全域で予防広報を行いました。
秋の火災予防運動は9日から15日までとなっています。
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伊那総建の北澤さん 交通安全緑十字銅章を受章
交通安全の推進に功績があったとして、南箕輪村田畑の株式会社伊那総建社長の北澤博仁さんが「交通栄誉賞緑十字銅章」を受章しました。
9月30日は、伝達式が伊那警察署で行われ、駒津一治署長から北澤さんに表彰状が手渡されました。
北澤さんは、総合建設業伊那総建の社長で、長年にわたり自動車の安全な運転に必要な業務の管理や指導などにあたったことが評価され、優良安全運転管理者として表彰されました。
駒津署長は、「一丸となって安全運転に取り組んだ成果です。未来永劫続けて欲しい」と話していました。 -
日比谷松本楼で伊那フェア 開催中
東京都日比谷公園にあるレストラン「日比谷松本楼」で、伊那の農産物をPRするフェア「信州伊那~松本楼で愉しむ秋の恵み」が、11月24日まで行われています。
フェア期間中は、伊那市産の農産物を使用した特別メニューを提供している他、初日の10月19日は伊那で採れた松茸や果物、地酒などを販売する物産展が開かれました。
フェアは、去年初めて行われ、今年で2回目です。
松本楼は、西箕輪出身の小坂駒吉さんの子梅吉さんが1903年に開いたレストランです。
4代目社長の小坂文乃さんは、今年7月に「伊那市繋ぐふるさと大使」に委嘱されています。
初日のこの日は、白鳥孝市長も訪れました。
信州伊那~松本楼で愉しむ秋の恵みは、11月24日日曜日まで行われています。 -
南ア・中ア 冠雪確認
南アルプスと中央アルプスが6日に初冠雪となり、雪化粧した山々が見られました。
7日昼頃の南アルプスです。
南アルプス林道バス営業所によりますと、きのう初冠雪となり、2センチほど積雪が確認されたということです。
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立冬 糸寒天の天日干し
7日は立冬。暦のうえでは冬となりました。
伊那市東春近の小笠原商店では冬の冷え込みを利用した糸寒天作りが始まっています。
7日の伊那地域の朝の最低気温は4.5度で10月下旬並みでした。
午前7時過ぎ、小笠原商店では糸寒天の天日干し作業が行われていました。
夜のうちに凍らせたものを、天日干しによりじっくりと自然乾燥させます。
凍結と乾燥を繰り返すことで、歯ごたえがよく、つやのある糸寒天ができるということです。
専務の小笠原さんは、これからのさらなる冷え込みに期待しています。
小笠原商店の糸寒天は東京や関西方面の菓子店に卸していて、羊かんに使われます。
長野地方気象台では8日、9日の気温は放射冷却の影響で7日より冷え込みますが10日以降は平年を上回ると予想しています。 -
信州縁起物製作所で正月飾り作りがピーク
箕輪町沢の信州縁起物製作所では、新年を迎えるための正月飾りづくりがピークを迎えています。
6日は従業員6人が作業を行っていました。
こちらは家の玄関に飾るしめ飾りです。
稲わらをなったものに飾りをつけていきました。
作ったしめ飾りは、北は大町市から南は駒ヶ根市までのスーパーに出荷されるほか、製作所でも販売します。
ほかに、棒垂れ作りもしていました。
従業員は協力して、太い縄に細い縄と御幣を取り付けていきました。
正月飾り作りは、9月中旬から始まり、現在ピークを迎えています。
出来上がった飾りに値札を貼り、箱詰め作業も行っていました。
製作所では、供え物を入れる「オヤス」などの飾りづくりも行っています。
作業は12月中旬まで続くということです。