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農福連携で野沢菜収穫作業
伊那市西春近の有限会社ぱぱな農園の圃場で、「農福連携」による野沢菜の収穫作業が23日から始まりました。
23日は、上伊那の3つの障害者就労支援施設の利用者と職員、あわせておよそ10人が、30アールの畑で作業を行いました。
野沢菜を収穫したあとかぶの部分を切り、葉を選別していました。
農福連携は、農業を福祉施設の利用者が手伝うことで、働く場所の確保や工賃アップを目指すものです。
作業は就労支援施設のサポートをしている、NPO法人長野県セルプセンター協議会が仲介役となり行われました。
ぱぱな農園では、上伊那の施設と連携し収穫作業を行っていて、今年で4年目です。
作業は12月7日までで、上伊那の9施設が参加する予定です。
収穫した野沢菜は、来年1月中旬から、全国のかんてんぱぱショップで野沢菜漬けとして販売されます。
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伊那市長谷の分杭峠 駐車場廃止
伊那市は、伊那市長谷にある分杭峠の交通渋滞緩和のため、近くにある駐車場を廃止します。
これは、24日に市役所で開かれた市議会全員協議会で報告されたものです。
伊那市長谷の分杭峠は、ゼロ磁場があるパワースポットとして毎年観光客が訪れます。
分杭峠近くの粟沢駐車場からシャトルバスに乗り、ゼロ磁場に向かいます。
繁忙期には多くの観光客が訪れ、およそ100台停めることが出来る粟沢駐車場に入りきらず並んでしまい、近隣住民から苦情が来ていたということです。
伊那市は来年度から混雑緩和の対策として、粟沢駐車場を廃止し仙流荘から定期観光バスを運行します。
バスは、伊那市が運行するということです。
車は、仙流荘周辺に整備される駐車場に停めることが出来ます。
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ながたの湯にお菜洗い場設置
22日の伊那地域の最低気温は氷点下0.5度まで下がりました。
箕輪町のみのわ温泉ながたの湯西側には期間限定でお菜洗い場が設置されています。
お菜洗い場では、野沢菜を洗う人の姿がありました。
このお菜洗い場は冬の時期に温泉の湯を使って野菜を洗ってもらおうと毎年設置されています。
利用者は「温かいお湯が使えて助かる」と話していました。
お菜洗い場は12月10日まで利用できます。
時間は午前8時から午後8時までです。
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信州縁起物製作所で正月飾りづくり
今年も残すところあと1か月余りとなりました。
箕輪町沢の信州縁起物製作所では来年用の正月飾りづくりが行われています。
22日は6人が作業していました。
正月飾りは今年の8月から製作作業が始まり、現在は主に神社仏閣に飾るしめ縄づくりを行っています。
ほかに南箕輪村の殿村八幡宮で販売する熊手作りも行われていました。
信州縁起物製作所では14種類の飾りを製作していて、白馬村から飯田市までのスーパーやホームセンターに出荷しているということです。
作業は12月20日頃まで行う予定です。
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上農里山コースの3年生 建築士に教わりながら木工
南箕輪村の上伊那農業高校里山コースの3年生は、地元の建築士に教わりながら木工製品作りを行っています。
10月17日の授業では長野県建築士会上伊那支部の会員が講師を務め、生徒16人がイスやサイドテーブルなどを制作します。
今回は赤松や杉の丸太からチェーンソーを使い部材を切り出しました。
生徒はチェーンソーの持ち方や刃の当て方を教わりながら作業しました。
イスやサイドテーブルは次回以降の授業で組み立て、その後塗装します。
この授業は木と触れ合い、ものづくりの楽しさを知ってもらおうと行われていて、12月まで全6回を予定しています。 -
税務署長納税表彰式
申告納税制度や税知識の普及発展に努めた人を表彰する税務署長納税表彰式が14日に伊那市のいなっせで行われました。
伊那税務署管内のうち伊那ケーブルテレビの放送エリア内からは一般社団法人伊那法人会の上田幸生副会長が税務署長納税表彰をうけました。
また租税教育推進校として上伊那医師会附属准看護学院が税務署長感謝状をうけました。
税についての作文の表彰も行われ、春富中学校の片桐えまさんと長谷中学校の丸茂未來さんが受彰しました。
原田幸嘉伊那税務署長は「税務行政の理解者として尽力してもらい心強く感じる。今後とも協力してもらいたい」と話していました。 -
4年ぶりKOA感謝祭
箕輪町の電子部品メーカーKOA株式会社の「KOA感謝祭2023」が11日に4年ぶりに開かれました。
会場には特設の屋台が設けられホタテ焼きやソーセージ、五平餅などが無料でふるまわれました。
電子工作ブースでは子どもたちが社員に教わりながらキットを使いラジオやサッカーロボットを作っていました。
製品展示のコーナーではセンサーが画面内に埋め込まれていて風速を測り映像にするパネルが展示されました。
このセンサーはエアコンの製造開発などに使われるということです。
KOA株式会社では「これからも地域とともに生きていきたい」と話していました。
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信州大学農学部 シクラメン販売
信州大学農学部の学生が育てたシクラメンの販売が21日から始まりました。
シクラメンは、信州大学の植物資源科学コースの2年生が実習で育ててきました。
販売しているのは、16品種1,300鉢です。
今年は3種類を新たに育てました。
このうち、ゴールドイルミネーション ゴッデスは、花びらが黄色がかっていて、フチがギザギザしたウェーブになっているのが特徴だということです。
今年は夏の高温のため成長が遅く、販売を1週間ほど遅らせたということです。
学生は6月ころから栽培に携わり、9月から11月にかけては葉の位置を調整する「葉組み」という作業に取り組んだということです。
価格は1鉢税込み1,500円で、なくなり次第終了となります。
販売は毎週火曜日と水曜日、農学部内の生産品販売所で行われます。
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春日公園多目的広場 チューリップの球根植え付け
伊那市振興公社の職員は、21日に伊那市の春日公園多目的広場の花壇にチューリップの球根を植え付けました。
この日は伊那市振興公社の職員5人が、作業をしました。
広さおよそ90平方メートルの花壇に16種類、2,000球を植え付けました。
伊那市振興公社では「多くの人に楽しんでもらい、春日公園に訪れてもらいたい」と話していました。
チューリップの見頃は、4月下旬だということです。
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冬の寒さを利用 糸寒天づくり
21日の伊那地域は午前6時57分に氷点下1.9度を記録しました。
伊那市東春近の小笠原商店では、冬の寒さを利用した天然の糸寒天づくりが行われています。
午前7時過ぎ、糸寒天の天日干し作業が行われていました。
大正5年、1916年創業の小笠原商店では、冬の寒さを利用して県内で唯一、天然の糸寒天を作っています。
夜に凍らせた糸寒天を日に当てて、ゆっくりと溶かしていきます。
これを10日ほど繰り返すと水分が抜け、糸寒天が完成します。
天日干しで作られる糸寒天は、うまみ成分が多いことが特徴だということです。
小笠原商店の糸寒天は、関東や関西の老舗和菓子店を中心に出荷されています。
最近は、健康食品の需要増加で個人への販売も増えてきているということです。
糸寒天づくりのピークは、来年3月頃まで続きます。
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地震の揺れと免震された揺れを比較体験
地震の揺れと免震装置で軽減された揺れを比較できる体験会が伊那市西春近の赤えんぴつの駐車場で21日に開かれました。
この体験会は東京都の機械部品メーカーのTHK株式会社諏訪支店が開いたものです。
免震体験車では新潟県中越地震や国内で観測史上最大となった東日本大震災の揺れなどが再現されました。
参加者は揺れを建物に伝えにくくする免震装置の有無による揺れの違いを体験しました。
免震装置は建物と地面を切り離し、建物に揺れを伝えにくくする装置です。
THKの免震システムは長野県庁や飯田市民病院などで使われているということです。
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南アルプスむら長谷に段ボール製の授乳室
道路建設業者などでつくる日本道路建設業協会は、全国の道の駅にダンボール製の授乳室を贈る活動を行っています。
20日は、伊那市長谷の道の駅南アルプスむら長谷で贈呈式が行われました。
贈られた授乳室は、幅と高さが2m、奥行きが1mあり、ダンボールでできています。
全国の道路建設業者211社と機械メーカーなどでつくる日本道路建設業協会は、今年度から3年かけて全国の道の駅150か所に授乳室を贈る活動を行っています。
これまで贈っていたものは入り口がカーテンだけでしたが、利用者からの声を受け、内側から鍵がかけられる改良式となっています。
授乳室の他、子どもを抱いたままゆったりと座れる椅子も贈られました。
20日は贈呈式が行われ、白鳥孝市長は、「この場所は南アルプスの登山口近くにあり、多くの人が利用する施設です。安心して使ってもらえると思います」と感謝していました。
道の駅を訪れた1歳半の子どもを育てる母親は、「使い勝手がよさそうです」と話していました。
贈呈式には、長谷保育園の年中・年長園児も出席し、歌を披露していました。
授乳室の寄贈は、全国では15番目、県内では初めてです。
南アルプスむら長谷では、11月中に売店近くに設置するとしています。 -
美容と心の健康をテーマに 26日にイベント開催
美容と心の健康をテーマに伊那市を中心とする店舗が出店するイベントが26日に市内で開かれます。
イベントを企画したのは伊那市境のリラクゼーションサロン「アンベリール ユカリサロン」を経営する城取ゆかりさんです。
城取さんは23年前にサロンを開業し、7年ほど前から現在の場所でサロンを経営しています。
イベントは、「美容と心の健康~トータルビューティー~」と題し行われます。
メイクチェンジやヘアチェンジ、フラワーアレンジメントづくりなどの14ブースが出店します。
また、美容に関する講座や地元の民話の紙芝居の披露などが行われます。
洋服やバッグなどのリユース企画もあります。
イベントは、今まで、サロン愛用者のみを対象に感謝祭として開いていましたが、今回は誰でも参加できる形で初めて開催します。
このイベントは26日午前10時半から午後3時半まで、信州INAセミナーハウス内カフェブレッザで開かれます。
参加費は1500円です。
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通信指令の共同運用 来年2月に広域連合議会に計画案提出
通信指令業務の共同運用を検討している上伊那広域消防本部は、来年2月に実施計画案を上伊那広域連合議会に提出し、今年度中に県に提出することを20日に報告しました。
これは、20日に伊那市役所で開かれた上伊那広域連合議会全員協議会で、柿木淳一消防長が報告したものです。
上伊那広域消防本部では、松本と諏訪の広域消防本部との通信指令業務の共同運用を検討しています。
この日は、共同運用した場合の効果について、3つの本部が共同で運用した場合、別々に運用した場合と比べ、10年間でおよそ22億円削減できると報告しました。
また、共同の指令センターの場所については、災害リスクや交通条件を考慮し検討するということです。
上伊那広域消防本部では、来年2月の広域連合議会で「消防の連携・協力実施計画案」の承認を得て、今年度中に県に提出を行う予定です。
共同運用開始は、2034年3月31日を目指しています。
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アンサンブル伊那 5年振り感謝祭
伊那市西箕輪の知的障害者就労支援施設アンサンブル伊那で、5年ぶりの感謝祭が10月22日に行われました。
感謝祭では利用者と職員の手づくりクッキーや、アンサンブルで育てたぶどうやりんごなどが普段より安い価格で販売されました。
シャインマスカットは、用意した170パックが30分で売り切れたということです。
また、200食限定で販売されたアンサンブルの畑で採れた野菜を使ったカレーには、多くの人が並んでいました。
りんご飴づくり体験コーナーも多くの人で賑わっていました。
感謝祭は、アンサンブル伊那が地域の人に日頃の感謝を伝えようと、5年ぶりに開かれました。
この日は多くの家族連れが訪れていました。
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市街地でも雪が舞う
18日の伊那地域の日中の最高気温は7.9度までしか上がらず、12月中旬並みとなりました。
伊那市の中心市街地では雪が舞っていました。
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地方の時代映像祭 伊那ケーブルテレビが選奨
大阪府で行われている第43回「地方の時代」映像祭の番組コンクールで伊那ケーブルテレビが制作した番組「原富男という生き方」が選奨を受賞しました。
18日に大阪府の関西大学で行われた地方の時代映像祭で番組を制作した伊藤秀男常務取締役が表彰を受けました。
「原富男という生き方」は南箕輪村南原の原富男さんの半生にスポットをあてた番組です。
原さんは、便利屋業を営む傍ら、NPO法人チェルノブイリ救援中部副理事長として原発事故による現地の被害者支援を続けています。
2011年の東日本大震災では、そのノウハウを福島県に投入しました。
ロシアのウクライナ侵攻によりウクライナへの支援活動もはじめました。
苦境に立たされながら、あきらめない、原さんの行動力と生きる力に迫った番組です。
地方の時代映像祭はドキュメンタリー作品の映像コンクールでNHKや民放、ケーブルテレビ局などから285作品が寄せられケーブルテレビ部門には48作品の応募がありました。
グランプリにはNHK制作の立つ女~女性議員15%の国で~が選ばれました。
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障がいのある子どもたちと劇団 25日に公演
上伊那の障がいのある子どもが通うデイサービスと劇団による舞台作品「嵐の後で」が、25日に南箕輪村民センターで上演されます。
本番を前に、15日は箕輪町の放課後等デイサービス プレイハウスつみきとけやき★すくーるの利用者が稽古をしていました。
上演するのはオリジナルの脚本「嵐の後で」で、5人の高校生が、嵐が過ぎた後の学校で不思議な世界に迷い込んでしまうという物語です。
公演に参加するのは、伊那市と箕輪町の4つの福祉団体と、箕輪町を拠点に活動する劇団クラーク地方のメンバー、あわせて30人です。
主要キャストの5人は障がいのある子どもたちが務めます。
他にも参加者は、演技やダンス、歌など自分の得意な分野を活かして公演に参加します。
公演は、上伊那共生の文化と遊び事業実行委員会が行っているもので、今回で2回目です。
プレイハウスつみきの代表で演劇経験のある井口萌さんが演出しています。
舞台作品「嵐の後で」は25日(土)午後2時から南箕輪村民センターで上演されます。
入場は無料です。
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年末年始用のアルストロメリア出荷
上伊那が日本一の生産量を誇る花アルストロメリア。
年末年始の需要期に向けた出荷作業が始まっています。
伊那市東春近の花卉農家、酒井弘道さんのハウスでは、連日出荷作業に追われています。
17日は、パートの女性たちが、花が咲き始めたものを選んで収穫していました。
アルストロメリアは、上伊那が日本一の生産量を誇り、年間1000万本以上を出荷しています。
花もちが良いのが特徴で、長いもので2か月間楽しめるということです。
JA上伊那の花き部会長を務める酒井さんは元々、トルコギキョウを栽培していました。
18年前に、1年を通して出荷できるアルストロメリアの栽培に切り替えました。
現在は11種類、年間でおよそ72万本を出荷しています。
今年は、夏の気温が高く、日射をさえぎるカーテンを閉めたり、換気をするなど栽培に苦労したということです。
年末年始の需要のあるこの時期が最盛期となり、1日およそ2000本を出荷しています。
収穫したアルストロメリアは、自宅横にある作業場で出荷の準備が行われます。
茎の長さや太さで選別し葉を取り除いていきます。
年末年始に向けた出荷作業は12月いっぱい行い、酒井さんのハウスでは1か月間でおよそ7万本を出荷するということです。 -
鉄道のある風景 小松壽美さん写真展
伊那市長谷の写真愛好家小松壽美さんの鉄道と風景の写真展が高遠さくらホテルで開かれています。
会場には小松さんが去年から今年にかけて撮影した写真がおよそ20点展示されています。
小松さんの写真展は6回目で今回は「鉄道のある風景」をテーマに展示されています。
静岡県の大井川鉄道や山梨県の富士急行線など、県内や隣の県で撮影した写真が飾られています。
小松さんの写真展は12月30日土曜日まで高遠さくらホテルで開かれています。
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高遠保育園の園児が餅つき
伊那市の高遠保育園の園児は17日に餅つきをしました。
リズム室で臼と杵を使い餅つきをしました。
最初に職員が餅をつき、園児は「よいしょ、よいしょ」と掛け声で応援しました。
最後に年長の園児が交代で餅をつきました。
保育園では「昔のやり方を学べて、子どもたちにとっても貴重な経験になった」と話していました。
7.5キロのもち米を使い、あんこやきなこ、しょうゆ味にして給食で食べたということです。
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たき火と森を楽しむイベント「森JOY」
たき火と森を楽しむイベント森JOYが伊那市ますみヶ丘の市民の森で5日、行われました。
会場では、たき火を囲みながらのワークショップや薪わり体験が行われた他、飲食店ブースなどが設けられました。
森JOYは、伊那市が進める50年の森林ビジョンを民間の立場からサポートする伊那市ミドリナ委員会が開いたもので、今年で6回目です。
イベントでは森のコンサートも行われ、伊那市出身のピアニスト平澤真希さんの演奏に合わせ千葉県出身のオペラ歌手の髙橋正典さんが歌声を響かせました。
コンサートは、3部構成で行われ、伊那市内の小学生や中学生も参加しました。
この模様は来年1月にご覧のチャンネルで放送します。
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伊那まちを散策し歴史を知る
伊那市創造館で現在開かれている企画展「伊那まち・1966」に合わせ、商店街周辺を散策するイベントが12日に開かれました。
この日は、市内外から15人が参加し、伊那まちの模型を製作している、荒井の小平和夫さんから看板建築や商店街の歴史についての話を聞きました。
小平さんは、現在創造館で開かれている企画展「伊那まち・1966」で展示されている模型を製作していて、その関連企画としてイベントが開かれました。
参加者は、解説を聞きながら街並みを写真におさめていました。
小平さんは「時代とともに変わっていく街並みの様子が今も目に見える形で残っているのが、この商店街の面白いところです」と話していました。
この日はほかに、創造館で展示物の解説も行われました。
創造館企画展「伊那まち・1966」は、12月25日(月)まで開かれています。
入場料は無料です。
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桑名智絵さん彩画展
伊那市出身で長野市在住の水彩画愛好家、桑名智絵さんの彩画展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、上伊那の風景を中心とした水彩画26点が展示されています。
長野市在住の桑名さんは、伊那市坂下出身です。
国内外で個展を開いていて、ふるさとの伊那市でも2年に1度開催していますが、新型コロナの影響で4年ぶりとなりました。
桑名さんの作品は水彩画ですが、画材や技法を工夫することで、油絵のような仕上がりにしているということです。
作品には、友人が絵を見て詠んだ短歌も添えられています。
桑名さんの彩画展は、19日(日)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
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上農高校加工班 オリジナルピザ販売
南箕輪村の上伊那農業高校加工班の生徒は、手作りのトマトソースと地元の食材を使った3種類のオリジナルピザの販売を始めました。
こちらは手作りのトマトソースとすずらん牛乳でつくったチーズをのせたカラフルピザです。
こちらは野沢菜とたけのこの信州森ピザです。
トマトソースに地元の醤油メーカー「伊那しょうゆ」の醤油麹を加えています。
こちらはブルーベリーとリンゴジャムのフルーツ山盛りピザです。
トマトソースにリンゴジャムを加えていて、ベーコンの塩味もアクセントになっているということです。
14日は、上伊那農業高校加工班の生徒がピザをお披露目しました。
生徒たちは1年ほど前から話し合いをし、レシピの考案や具材決めなどを行いました。
校内の畑で栽培した加工用トマトを使ったトマトソースの製作も行いました。
上農高校加工班のオリジナルピザは3枚セットで3,760円です。
オンラインなどでの販売の他、25日と26日に南箕輪村のファーマーズあじ~なで開かれるあじ~な秋の大収穫祭で販売します。 -
明治安田生命 伊那市へ70万円寄付
明治安田生命保険相互会社は、社会貢献の一環として伊那市に71万6,500円をこのほど寄付しました。
1日は明治安田生命松本支社伊那営業所の久保勝実所長らが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に目録を手渡しました。
明治安田生命では地域貢献活動の一環として、4年前から毎年伊那市へ寄付をしていて、昨年度は健康推進に関する連携協定を結んでいます。
寄付の総額は4年間でおよそ190万円となっていて、市の健康応援ポイント事業などに使われています。
白鳥市長は「市民のみなさんが、さらに健康になってもらえるよう有効に使わせて頂きます」と感謝していました。
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伊那地域 初の氷点下
14日の伊那地域は午前5時10分に最低気温、氷点下2.1度を記録し、0度を下回りました。
伊那市横山の畑には霜柱が立っていました。
13日の午後11時29分に氷点下0.3度と、今季初めて0度を下回り、きょうの午前5時10分には氷点下2.1度まで冷え込みました。
氷点下となるのは去年の記録、10月27日より18日遅くなっています。
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コンビニで特殊詐欺被害防止訓練
コンビニエンスストアなどで販売されているプリペイドカード式の電子マネーを支払わせる手口の特殊詐欺が増えていることから、伊那警察署では被害を未然に防ぐための訓練を16日、伊那市のローソン伊那市駅前店で行いました。
訓練は、警察官が扮する被害者がコンビニエンスストアで電子マネーの購入を申し出る想定で行われました。
インターネットを利用した際、ウイルスに感染したとの画面が表示され、表示された連絡先に電話をしたところ犯人から電子マネーの購入を指示されたというものです。
店員は警察が作成した「声かけツール」を見せ、詐欺の可能性が高いことを指摘し、警察への相談を促していました。
伊那署管内では、今年1月から9月までに、4件およそ4600万円の特殊詐欺被害が発生しています。
一方、コンビニや金融機関などで21件およそ160万円分の被害を未然に防いだということです。
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日産環境学習授業 伊那市内の小学校で実施
神奈川県に本社を置く日産自動車株式会社は、ペットボトルキャップで作ったモデルカーを使用した環境学習授業「エコキャップ アップサイクルプロジェクトin伊那」を13日、伊那市内の小学校で行いました。
13日は、高遠小学校と高遠北小学校で授業が行われました。
このうち高遠小の5年生の授業では、日産自動車の田村卓久さんが講師を務め、電気自動車の仕組みや環境問題について話をしました。
日産自動車では、2008年から全国各地で環境学習授業を行っています。
今年度新たに、伊那市や伊那市社会福祉協議会、富県の有限会社スワニーなどと協力し、ペットボトルのキャップで作ったモデルカーを使用した授業を行うことにしました。
市内の小学校や公民館でペットボトルキャップを集め、モデルカー500個を製作しました。
児童らは、手回し式の充電器を使って電気を作り出し、モデルカーが動く仕組みを教わっていました。
その後、全員でコースを走らせて楽しんでいました。
今年度は、すでに東春近小学校と伊那東小学校でも同様の授業を行っていて、今後は首都圏の学校でも企画しています。
来年度以降も継続する計画で、モデルカーの増産にも取り組んでいきたいとしています。 -
上伊那広域消防 大型商業施設を立入視察
上伊那広域消防本部は、秋の火災予防運動期間中の13日、防火管理状況などを確認する立入視察を、伊那市内の大型商業施設で行いました。
13日は、署員4人が今年6月にオープンした西町のMEGAドン・キホーテUNY伊那店を立入視察しました。
不特定多数の人が多く集まるクリスマスや年末年始を前に、防火管理状況や避難経路が確保されているかなどを確認するために行ったものです。
署員は、防火シャッターや扉の前に商品が置かれていないか、通路は適切な幅が確保されているか、消火用散水栓の点検が行われているかなどを確認していました。
立入視察の結果、改善が必要な箇所はありませんでした。
14日は、管内のガソリンスタンドを立入視察し、保安管理の状況を確認するとしています。